JPH052443Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052443Y2 JPH052443Y2 JP1987033974U JP3397487U JPH052443Y2 JP H052443 Y2 JPH052443 Y2 JP H052443Y2 JP 1987033974 U JP1987033974 U JP 1987033974U JP 3397487 U JP3397487 U JP 3397487U JP H052443 Y2 JPH052443 Y2 JP H052443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- half cut
- tear
- overfilm
- paper container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 3
- 101100008048 Caenorhabditis elegans cut-4 gene Proteins 0.000 description 9
- 101100008050 Caenorhabditis elegans cut-6 gene Proteins 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012611 container material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、表裏両面に熱可塑性樹脂層をもつ
厚紙を素材として形成されるイージーピール注出
口付き紙容器に関する。
厚紙を素材として形成されるイージーピール注出
口付き紙容器に関する。
[従来の技術]
従来、簡易な注出口をもつ紙容器として、容器
本体1の頂壁2表面に、裏面に達しない引き裂き
片形成用表側ハーフカツト4を設け、その裏面に
は前記引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のラ
イン内に入り表面に達しない開口用裏側ハーフカ
ツト6を設けた紙容器があり、これは出願人が提
案したものである。かかる紙容器は、液体注出時
に、引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のライ
ンから爪先で引き裂き片3の一部を剥し、これを
摘んで引き裂き片を引き裂くことにより開口用裏
側ハーフカツト6部分がカツトされ、容器本体1
の頂壁2に注出口が開口するようになつている。
本体1の頂壁2表面に、裏面に達しない引き裂き
片形成用表側ハーフカツト4を設け、その裏面に
は前記引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のラ
イン内に入り表面に達しない開口用裏側ハーフカ
ツト6を設けた紙容器があり、これは出願人が提
案したものである。かかる紙容器は、液体注出時
に、引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のライ
ンから爪先で引き裂き片3の一部を剥し、これを
摘んで引き裂き片を引き裂くことにより開口用裏
側ハーフカツト6部分がカツトされ、容器本体1
の頂壁2に注出口が開口するようになつている。
[考案が解決しようとする問題点]
上記従来の紙容器によれば、注出口を開口する
に際し引き裂き片を表側ハーフカツトラインから
剥すのに苦労する場合があるといつた問題がある
ことがわかつた。
に際し引き裂き片を表側ハーフカツトラインから
剥すのに苦労する場合があるといつた問題がある
ことがわかつた。
この考案は上記問題点を解決することを目的と
したイージーピール注出口付き紙容器を提供する
ものである。
したイージーピール注出口付き紙容器を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段]
この考案は上記目的を達成するために、表裏両
面に熱可塑性樹脂層をもつ容器本体の頂壁表面
に、裏面に達しない引き裂き片形成用表側ハーフ
カツトを設け、その裏面には前記引き裂き片形成
用表側ハーフカツトのラインで囲まれた範囲内に
入り表面に達しない開口用裏側ハーフカツトを設
けた紙容器において、前記表側ハーフカツトによ
り形成される引き裂き片の上面に、裏面に熱可塑
性樹脂層を有する引き裂き難い材質のオーバーフ
イルム片を、該オーバーフイルム片に摘み部分を
残し接着した。
面に熱可塑性樹脂層をもつ容器本体の頂壁表面
に、裏面に達しない引き裂き片形成用表側ハーフ
カツトを設け、その裏面には前記引き裂き片形成
用表側ハーフカツトのラインで囲まれた範囲内に
入り表面に達しない開口用裏側ハーフカツトを設
けた紙容器において、前記表側ハーフカツトによ
り形成される引き裂き片の上面に、裏面に熱可塑
性樹脂層を有する引き裂き難い材質のオーバーフ
イルム片を、該オーバーフイルム片に摘み部分を
残し接着した。
[作用]
この考案によれば、オーバーフイルム片の摘み
部分を摘んで上方に引つ張ると、オーバーフイル
ム片とこれに接着されている引き裂き片が引き裂
き片形成用表側ハーフカツトに沿つて紙層間剥離
となつて引き剥れ、その剥れが開口用裏側ハーフ
カツトに到達した時点でこの裏側ハーフカツトが
カツトされ、更にオーバーフイルム片を引つ張る
ことにより容器素材が開口用裏側ハーフカツトの
ラインに沿つて切り取られ、容器本体の頂壁に注
出口が開口する。
部分を摘んで上方に引つ張ると、オーバーフイル
ム片とこれに接着されている引き裂き片が引き裂
き片形成用表側ハーフカツトに沿つて紙層間剥離
となつて引き剥れ、その剥れが開口用裏側ハーフ
カツトに到達した時点でこの裏側ハーフカツトが
カツトされ、更にオーバーフイルム片を引つ張る
ことにより容器素材が開口用裏側ハーフカツトの
ラインに沿つて切り取られ、容器本体の頂壁に注
出口が開口する。
[実施例]
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図面において、1は表裏両面に熱可塑性樹脂層
(図示せず)をもつ容器本体、2は容器本体1の
頂壁である。この頂壁2には、その表面に、引き
裂き片3を形成するための裏面に達しない引き裂
き片形成用表側ハーフカツト4が設けてある。こ
の表側ハーフカツト4は下方に円弧部をもつ略U
字形のラインをもつて形成されているが、必ずし
もU字形である必要はない。この表側ハーフカツ
ト4のライン内をもつて前記引き裂き片3が形成
されている。また、前記頂壁2の表面には、前記
引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のラインに
囲まれた範囲内に注出口5を開口させるための表
面に達しない開口用裏側ハーフカツト6が設けて
ある。この開口用裏側ハーフカツト6は涙滴状の
輪郭を形成するラインをもつて形成されている。
7は前記表側ハーフカツト4により形成される引
き裂き片3の上面に対して接着箇所9によつて強
固に接着された引き裂き難い材質のオーバーフイ
ルム片であり、このオーバーフイルム片7は、少
なくとも裏面に熱可塑性樹脂層8を有しており、
この熱可塑性樹脂層8が引き裂き片3の上面に加
圧熱接着している。オーバーフイルム片7の上層
には、紙、アルミ箔その他の層が存在していても
良いが、全体としてしなやかで軽いことが必要で
ある。また、オーバーフイルム片7と引き裂き片
3との前記接着箇所9は、引き裂き片3を形成す
る表側ハーフカツト4のラインで囲まれた範囲内
で、かつ該表側ハーフカツト4のラインに及ばな
いことを必要とする。またオーバーフイルム片7
の大きさは引き裂き片3の全面を覆い且つ引き裂
き片3よりも大きく形成され、そして、オーバー
フイルム片7の下端には、容器本体1の斜面から
なる頂壁2と垂直壁10との境界折目線より下方
に達し、指で摘める程度の巾と奥行をもつ摘み部
分11を有している。
(図示せず)をもつ容器本体、2は容器本体1の
頂壁である。この頂壁2には、その表面に、引き
裂き片3を形成するための裏面に達しない引き裂
き片形成用表側ハーフカツト4が設けてある。こ
の表側ハーフカツト4は下方に円弧部をもつ略U
字形のラインをもつて形成されているが、必ずし
もU字形である必要はない。この表側ハーフカツ
ト4のライン内をもつて前記引き裂き片3が形成
されている。また、前記頂壁2の表面には、前記
引き裂き片形成用表側ハーフカツト4のラインに
囲まれた範囲内に注出口5を開口させるための表
面に達しない開口用裏側ハーフカツト6が設けて
ある。この開口用裏側ハーフカツト6は涙滴状の
輪郭を形成するラインをもつて形成されている。
7は前記表側ハーフカツト4により形成される引
き裂き片3の上面に対して接着箇所9によつて強
固に接着された引き裂き難い材質のオーバーフイ
ルム片であり、このオーバーフイルム片7は、少
なくとも裏面に熱可塑性樹脂層8を有しており、
この熱可塑性樹脂層8が引き裂き片3の上面に加
圧熱接着している。オーバーフイルム片7の上層
には、紙、アルミ箔その他の層が存在していても
良いが、全体としてしなやかで軽いことが必要で
ある。また、オーバーフイルム片7と引き裂き片
3との前記接着箇所9は、引き裂き片3を形成す
る表側ハーフカツト4のラインで囲まれた範囲内
で、かつ該表側ハーフカツト4のラインに及ばな
いことを必要とする。またオーバーフイルム片7
の大きさは引き裂き片3の全面を覆い且つ引き裂
き片3よりも大きく形成され、そして、オーバー
フイルム片7の下端には、容器本体1の斜面から
なる頂壁2と垂直壁10との境界折目線より下方
に達し、指で摘める程度の巾と奥行をもつ摘み部
分11を有している。
[考案の効果]
以上のように、この考案に係るイージーピール
注出口付き紙容器によれば、引き裂き片の上面
に、裏面に熱可塑性樹脂層を有する引き裂き難い
材質のオーバーフイルム片をその下端摘み部分を
残し接着したから、容器の開封に際し、オーバー
フイルム片の下端の摘み部分を摘み、これを上方
に引つ張ることにより、容易にしかも確実に注出
口を開口することができ、更には構成が簡単なの
で製造が容易であり安価に得ることができる。
注出口付き紙容器によれば、引き裂き片の上面
に、裏面に熱可塑性樹脂層を有する引き裂き難い
材質のオーバーフイルム片をその下端摘み部分を
残し接着したから、容器の開封に際し、オーバー
フイルム片の下端の摘み部分を摘み、これを上方
に引つ張ることにより、容易にしかも確実に注出
口を開口することができ、更には構成が簡単なの
で製造が容易であり安価に得ることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図は第1図の縦断面図、第3図は開封状態を示
す斜視図、第4図は従来の紙容器を示す正面図で
ある。 1……容器本体、2……頂壁、3……引き裂き
片、4……引き裂き片形成用表側ハーフカツト、
6……開口用裏側ハーフカツト、7……オーバー
フイルム片、8……熱可塑性樹脂層、9……接着
箇所、11……摘み部分。
2図は第1図の縦断面図、第3図は開封状態を示
す斜視図、第4図は従来の紙容器を示す正面図で
ある。 1……容器本体、2……頂壁、3……引き裂き
片、4……引き裂き片形成用表側ハーフカツト、
6……開口用裏側ハーフカツト、7……オーバー
フイルム片、8……熱可塑性樹脂層、9……接着
箇所、11……摘み部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表裏両面に熱可塑性樹脂層をもつ容器本体の
頂壁表面に、表面に達しない引き裂き片形成用
表側ハーフカツトを設け、その裏面には前記引
き裂き片形成用表側ハーフカツトのラインで囲
まれた範囲内に入り表面に達しない開口用裏側
ハーフカツトを設けた紙容器において、前記表
側ハーフカツトにより形成される引き裂き片の
上面に、裏面に熱可塑性樹脂層を有する引き裂
き難い材質のオーバーフイルム片を、該オーバ
ーフイルム片に摘み部分を残し接着したことを
特徴とするイージーピール注出口付き紙容器。 (2) 引き裂き片に接着したオーバーフイルム片
は、引き裂き片全面を覆い引き裂き片の周囲に
若干はみ出す程度の大きさであることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のイー
ジーピール注出口付き紙容器。 (3) 引き裂き片とオーバーフイルム片との接着箇
所は、引き裂き片を形成する表側ハーフカツト
のラインに及ばないことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のイージーピール注
出口付き紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987033974U JPH052443Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987033974U JPH052443Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141140U JPS63141140U (ja) | 1988-09-16 |
JPH052443Y2 true JPH052443Y2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=30842083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987033974U Expired - Lifetime JPH052443Y2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052443Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618884Y2 (ja) * | 1988-12-26 | 1994-05-18 | 日本製紙株式会社 | 開口装置付きの密閉紙容器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5614532A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-12 | Aisin Chem Co Ltd | Production of friction material |
JPS6034324A (ja) * | 1983-05-02 | 1985-02-21 | エク―セル―オー・コーポレーシヨン | 容器及び容器を作製するためのブランク |
JPS6034572U (ja) * | 1974-07-19 | 1985-03-09 | グリア−、ハイドロ−リクス、インコ−ポレ−テツド | 吸込安定器 |
JPS6326021A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-03 | General Res Obu Erekutoronitsukusu:Kk | スキヤナ装置 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP1987033974U patent/JPH052443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6034572U (ja) * | 1974-07-19 | 1985-03-09 | グリア−、ハイドロ−リクス、インコ−ポレ−テツド | 吸込安定器 |
JPS5614532A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-12 | Aisin Chem Co Ltd | Production of friction material |
JPS6034324A (ja) * | 1983-05-02 | 1985-02-21 | エク―セル―オー・コーポレーシヨン | 容器及び容器を作製するためのブランク |
JPS6326021A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-03 | General Res Obu Erekutoronitsukusu:Kk | スキヤナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63141140U (ja) | 1988-09-16 |
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