JP2004323025A - 紙製蓋材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆い、フランジ部(21)に密封シールされるアルミニウム箔を使用しない紙製蓋材であって、最内層にイージーピール性を有するシーラント層(15)を配し、シーラント層のほかに少なくとも2層構成からなる紙を有した複合シート(11)から構成されている。2層構成からなる紙は、2種類の紙の貼り合わせによるものであって、上層に位置する紙(12)よりも下層に位置する紙(13)の方が高い伸び率を有する。下層に位置する紙(13)はあらかじめ縦方向又は横方向に延伸させて凹凸加工を施しておき、その後さらに潰し加工を施してある。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フランジ付き容器の蓋材に関するものであり、特には、アルミニウム箔を使用しない、イージーピール性を有する紙を基材とするフランジ付きの容器に使用する紙製蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器入りの焼きそば、カップラーメン等の喫食の方法は、フランジ部と、密封シールされている蓋材をタブを持ち上げるようにして略中央部まで剥がして開口部を露出させ、その開口部から所定量の熱湯を注ぎ、再び剥がした蓋材を被せて開口部を封じて内容物を柔らかくし、所定時間が経過後,蓋材を全部剥がして開口部を露出させ、カップラーメン等の内容物を食するという方法が一般的である。
【0003】
そして、蓋材の材質構成は、例えば、薄紙/アルミニウム箔/シーラント層などのようなアルミニウム箔を使用した構成であった。
【0004】
このようにアルミニウム箔を用いた構成の蓋材を使用しているため、蓋材には剥がしたままの状態を保持できる性質(デッドホールディング性)があり、蓋材を半開きの状態を保ったまま容易に熱湯を注ぐことができ、また、再び封をして所定時間待つ際にも、蓋材のタブを容器のフランジ部に折り込む等の簡単な操作をするのみで再封が維持できていた。
【0005】
一方、アルミニウム箔を使用した蓋材は、層構成中にアルミニウム箔があることで、焼却することができず、また、密封シール後の容器内を金属探知機を使って検査することも不可能であった。
【0006】
蓋材の層構成からアルミニウム箔を除くと、デッドホールディング性がなくなり、このため、タブを手で持って注湯したり、また、再封する際には、タブの端縁に設けたノッチを容器のフランジ部に差し込む、開封個所に重りを載せて蓋材を押さえる、などして蓋材が容器から反り返ることを防いでいた。
【0007】
また、アルミニウム箔を除いた層構成にしてもミシン目状の破断線を入れるなどの二次加工を施し、デッドホールディング性を付与する方法もあるが、バリア性、内容物から出る油分に対する耐油性の確保(ミシン目)など技術的に難しい問題を抱えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、アルミニウム箔を除いた層構成からなる蓋材を、中央に開口部を有し周縁にフランジ部を有する容器本体のフランジ部に熱融着して密封シールする蓋材に関し、開封する際に生じる以上のような問題を解決するためになされたもので、アルミニウム箔を使用せずに耐油性に優れ、かつ、デッドホールディング性を有するイージーピール性に優れた紙製蓋材を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、フランジ付き容器本体の開口部を覆い、フランジ部に密封シールされるアルミニウム箔を使用しない紙製蓋材であって、最内層にイージーピール性を有するシーラント層を配し、シーラント層のほかに少なくとも2層構成から成る紙を有した複合シートから構成されていることを特徴とする、紙製蓋材である。
【0010】
このように請求項1記載の発明によれば、フランジ付き容器本体の開口部を覆い、フランジ部に密封シールされるアルミニウム箔を使用しない紙製蓋材であって、最内層にイージーピール性を有するシーラント層を配し、シーラント層のほかに少なくとも2層構成から成る紙を有した複合シートから構成されているので、デッドホールディング性を有しており、アルミニウム箔を使用した蓋材と同様に使用することができる。また、アルミニウム箔を使用していないので、廃棄する際、容易に焼却することが可能である。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記2層構成から成る紙は、2種類の紙の貼り合わせによるものであって、上層に位置する紙よりも下層に位置する紙の方が高い伸び率を有することを特徴とする、紙製蓋材である。
【0012】
このように請求項2記載の発明によれば、前記2層構成から成る紙は、2種類の紙の貼り合わせによるものであって、上層に位置する紙よりも下層に位置する紙の方が高い伸び率を有しているので、開封した蓋材は開封により上方(表側)に位置する紙と下方(裏側)に位置する紙の伸び率の差によりカールが生じ、蓋材を開けたまま維持するデッドホールディング性を有するようになる。
【0013】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記上層に位置する紙の伸び率は0〜10%であり、下層に位置する紙の伸び率は5〜30%であることを特徴とする、容器の蓋材である。
【0014】
また、請求項4の発明は、請求項1、2又3の発明において、前記下層に位置する紙は、予め縦方向又は横方向に延伸させて凹凸加工を施しておき、その後さらに潰し加工を施した紙であることを特徴とする、紙製蓋材である。
【0015】
このように請求項4記載の発明によれば、下層に位置する紙は、予め縦方向又は横方向に延伸させて凹凸加工を施しておき、その後さらに潰し加工を施した紙であるので、開封時には下層に位置する紙が上層に位置する紙よりもより伸び率が高く、紙が戻ることを防ぐためデッドホールディング性に優れた紙製蓋材となる。
【0016】
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の発明において、前記複合シートのシーラント層と2層構成から成る紙との間にバリア層を設けたことを特徴とする、容器の蓋材である。
【0017】
このように請求項5記載の発明によれば、前記複合シートのシーラント層と2層構成から成る紙との間にバリア層を設けることにより、よりバリア性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の容器の蓋材を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の容器の蓋材は、例えば、図1、図2に示すように、フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆い、フランジ部(21)に密封シールされるアルミニウム箔を使用しない容器の蓋材(10)であって、最内層にイージーピール性を有するシーラント層(15)を配し、シーラント層のほかに少なくとも2層構成から成る紙(12、13)を有した複合シート(11)から構成されている。
【0019】
さらに具体的には、例えば、図3に示すように、2層構成から成る紙を上方に位置する紙を12とし、下方に位置する紙を13としたとき、外側より、上方に位置する紙(12)/下方に位置する紙(13)/バリア層(14)/シーラント層(15)がこの順序で積層されている複合シート(11)からなる容器の蓋材(10)である。
なお、蓋材(10)の周縁に、容器本体のフランジ部(21)と密封シールした際に、フランジ部より部分的に突出するタブ(図示せず)を設けておくと、開封のため蓋材を容器本体から剥がす際に、剥がし易くなり有利である。
【0020】
紙(12、13)は、蓋材の基材であり、遮光性があり、デッドホールディング性を有する。また、表印刷した際には、印刷基材として使用する。
【0021】
上方に位置する紙(12)は、下方に位置する紙よりも伸び率が低いことが必須条件で、具体的には伸び率;0〜10%程度のものが好ましく使用できる。
また、下方に位置する紙(13)は、上方に位置する紙よりも伸び率が高いことが必須条件で、具体的には伸び率;5〜30%程度のものが好ましく使用できる。
【0022】
下方に位置する紙(13)の伸び率を良くする方法としては、例えば、紙に予めエンボス加工を施して紙を延伸させて凹凸模様を付けておき、その後その凹凸模様を潰す方法が考えられる。
【0023】
上方に位置する紙(12)は下方に位置する紙(13)に比較して伸び率が低いため紙の伸びは少ない。
下方に位置する紙(13)は上方に位置する紙(12)に比較して伸び率が高いため、開封時の蓋材を開けようとする力により紙に伸びが生じる。
このことにより、開封した蓋材(10)は開封により上方(表側)と裏側に紙の伸びの差によるカールが生じる。つまり開封して開けたままの状態を維持するようになる(デッドホールディング性)(図4参照)。
【0024】
上方に位置する紙(12)と下方に位置する紙(13)とは、ドライラミネーション法、ウェットラミネーション法、溶融ポリエチレン押し出しラミネーション法等の公知のラミネーション法により接着させることができる。
【0025】
シーラント層(15)は、容器本体のフランジ部(21)と熱溶着することが必要であり、かつ、イージーピール性を有していることが好ましい。
具体的には、2種類以上の共押し出しタイプのイージーピール材、またはホットメルトタイプの1層の凝集タイプのものなどが好ましく使用できる。
【0026】
必要に応じて、シーラント層(15)の内側で、シーラント層(15)と2層構成から成る紙(12、13)との間にバリア層(14)を設けることができる。
バリア層(14)は、ガスバリア性を付与する層で、耐油性、保香性、水蒸気バリア性を有しており、一軸ないし二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィン系フィルムなどの延伸フィルム上にアルミニウム等の金属の薄膜を蒸着した金属蒸着プラスチックフィルムや一軸ないし二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィン系フィルムなどの延伸フィルム上に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を設けた無機化合物蒸着プラスチックフィルムや上記のプラスチックフィルムに塩化ビニリデン樹脂、無機層状化合物とポリビニルアルコール等の水溶性高分子の混合物等を適量塗工したバリア層コーティングプラスチックフィルムが好ましく使用できる。
あるいは、金属蒸着プラスチックフィルム、無機化合物蒸着プラスチックフィルム、バリア層コーティングプラスチックフィルムの何れかを含む積層フィルムが好ましく使用できる。
【0027】
紙(12、13)とバリア層(14)、あるいはバリア層(14)とシーラント層(15)、紙(12、13)とシーラント層(14)は、ドライラミネーション法、ウェットラミネーション法、押し出しラミネーション法等の公知のラミネーション法により接着させることができる。
【0028】
この容器の蓋材(10)を被せるフランジ付きの容器本体(20)としては、カップ状の容器、トレー状の容器いずれでも良いが、蓋材と熱融着により密封シールされる関係から、容器本体の内面は蓋材の最内面となるシーラント層(14)と同系統の樹脂が好ましい。
【0029】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
〈実施例1〉
伸び率の異なる2種類の紙を準備した。すなわち、坪量50g/m2 、伸び率2%の紙と、坪量50g/m2 、伸び率7%の紙である。
伸び率7%の紙は、伸び率5%の紙に予めエンボス加工により凹凸模様を施し紙を延伸させ、ついで、その上からプレス加工によりエンボス模様を潰すことにより作製した。
この伸び率の異なる2種類の紙を溶融ポリエチレンを介して押し出しラミネーション法により貼り合わせ、2層構成の紙を作製した(ポリエチレンの厚さは20μm)。
【0030】
ついで、バリア層(14)である厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム上に酸化ケイ素の薄膜を40nm程度真空蒸着法などの方法により蒸着した透明蒸着フィルム(以下GLフィルムという)と、シーラント層(15)である厚さ20μmのポリプロピレン樹脂系のイージーピールフィルムをドライラミネーション法により貼り合わせ、この貼り合わせたフィルムのバリア層面と先に合紙した2層構成の紙の伸び率7%の紙の面とを対向させてドライラミネーション法により貼り合わせ、〔上側〕坪量50g/m2 の紙(伸び率5%)(12)/ポリエチレン(20μm)/坪量50g/m2 の紙(伸び率7%)(13)/GLフィルム(12μm)(14)/イージーピールフィルム(20μm)(15)〔下側〕の層構成からなる実施例1の複合シート(10)を作製し、この複合シートを直径145mmの円形に打ち抜き、実施例1の紙製蓋材とした(タブ付き)。
【0031】
〈比較例1〉
厚さ7μmのアルミニウム箔と実施例1で使用したものと同じ厚さ20μmのポリプロピレン樹脂系のイージーピールフィルムとをドライラミネーション法により貼り合わせて複合フィルムとし、この複合フィルムのアルミニウム箔面に坪量が100g/m2 で1層構成の伸び率が2.5%の紙をポリエチレン樹脂を介在させて溶融押し出しラミネーション法により貼り合わせ、〔上側〕坪量100g/m2 の紙/ポリエチレン(20μm)/アルミニウム箔(7μm)/イージーピールフィルム(20μm)〔下側〕の層構成からなる比較例1の複合シートを作製し、この複合シートを直径145mmの円形に打ち抜き、比較例1の紙製蓋材とした(タブ付き)。
【0032】
〈比較例2〉
比較例1で用いたものと同じ坪量が100g/m2 で1層構成の伸び率が2.5%の紙と、実施例1で使用したものと同じ厚さ20μmのポリプロピレン樹脂系のイージーピールフィルムとをポリエチレン樹脂を介在させて溶融押し出しラミネーション法により貼り合わせ、〔上側〕坪量100g/m2 の紙/ポリエチレン(20μm)/イージーピールフィルム(20μm)〔下側〕の層構成からなる比較例2の複合シートを作製し、この複合シートを直径145mmの円形に打ち抜き、比較例2の紙製蓋材とした(タブ付き)。
【0033】
〈比較例3〉
比較例1で用いた坪量が100g/m2 で1層構成の伸び率が2.5%の紙の表面に厚さ15μmのポリブチレンテレフタレートフィルムをドライラミネーション法により貼りあわせ、同じ紙の裏面に実施例1で使用したものと同じ厚さ20μmのポリプロピレン樹脂系のイージーピールフィルムをアイオノマー樹脂を介在させて溶融押し出しラミネーション法により貼り合わせ、〔上側〕ポリブチレンテレフタレートフィルム(15μm)/坪量100g/m2 の紙/アイオノマー樹脂(20μm)/イージーピールフィルム(20μm)〔下側〕の層構成からなる比較例3の複合シートを作製し、この複合シートを直径145mmの円形に打ち抜き、比較例3の容器の蓋材とした(タブ付き)。
【0034】
このようにして作製した実施例1種類、比較例3種類、合計4種類の紙製蓋材について、即席麺用のフランジ付き容器本体(直径100mm)のフランジに、シール温度;200°C、シール時間;1秒、シール圧力;0.2MPaの条件で密封シールさせて、それぞれのデッドホールディング性、耐油性、バリア性、開封時の蓋材の破れを下記する方法によりチェック、観察した。その結果を表1に示す。
【0035】
デッドホールディング性‥密封シールした蓋材を半分まで開封して、その蓋材の状態を観察し、蓋材のカールが40mm以上あったものを良好(○)とした
耐油性 ‥住友スリーエム株式会社製のキット試薬により評価キット試薬(No.8)で油染みのないものを良好(○)とした
バリア性 ‥水蒸気はモダンコントロール社製「MOCON PERMATRAN W6」を用いて、40°C−90%RH.の雰囲気下で測定
酸素ガスはモダンコントロール社製「MOCON OXTRAN 10/50A」を用いて、25°C−100%RH.の雰囲気下で測定
水蒸気が3〜10g/m2 ・24hrs.・0.2atm.で、酸素ガスが3〜10cc/m2 ・24hrs.・0.2atm.のものを良好(○)とし、水蒸気が0.3g/m2 ・24hrs.・0.2atm.以下で、酸素ガスが3〜10cc/m2 ・24hrs.・0.2atm.以下のものを優秀(◎)とした
金属探知機の使用性 ‥生産ライン上で金属探知機が使用できるものを良好(○)とした
【0036】
【表1】
【0037】
表1の結果から、2層の紙構成からなる蓋材でアルミニウム箔を使用することなく、デッドホールディング性や耐油性を有する蓋材が作製できることが判った(実施例1)。
【0038】
【発明の効果】
上記のように、本発明の紙製蓋材は下記に示す如き効果がある。
即ち、2層構成の紙を用いることにより、従来のアルミニウム箔を使用した蓋材に近いデッドホールディング性や耐油性を付与することができ、脱アルミ化を図ることができる。
また、生産ライン上で金属探知機を使用することができ、異物混入などの問題解決に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙製蓋材を容器本体に密封シールした状態の一実施例を示す、部分断面説明図である。
【図2】本発明の紙製蓋材の層構成の一実施例を示す、断面説明図である。
【図3】本発明の紙製蓋材の層構成の別の実施例を示す、断面説明図である。
【図4】本発明の紙製蓋材を容器本体に密封シール後、剥がしている状態を示す、説明図である。
【符号の説明】
10‥‥蓋材
11‥‥複合シート
12‥‥上方に位置する紙
13‥‥下方に位置する紙
14‥‥バリア層
15‥‥シーラント層
20‥‥容器本体
21‥‥フランジ
Claims (5)
- フランジ付き容器本体の開口部を覆い、フランジ部に密封シールされるアルミニウム箔を使用しない紙製蓋材であって、
最内層にイージーピール性を有するシーラント層を配し、シーラント層のほかに少なくとも2層構成から成る紙を有した複合シートから構成されていることを特徴とする、紙製蓋材。 - 前記2層構成から成る紙は、2種類の紙の貼り合わせによるものであって、上層に位置する紙よりも下層に位置する紙の方が高い伸び率を有することを特徴とする、請求項1記載の紙製蓋材。
- 前記上層に位置する紙の伸び率は0〜10%であり、下層に位置する紙の伸び率は5〜30%であることを特徴とする、請求項1又は2記載の紙製蓋材。
- 前記下層に位置する紙は、予め縦方向又は横方向に延伸させて凹凸加工を施しておき、その後さらに潰し加工を施した紙であることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の紙製蓋材。
- 前記複合シートのシーラント層と2層構成から成る紙との間にバリア層を設けたことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の紙製蓋材。
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