JP2020125148A - フタ材および容器 - Google Patents

フタ材および容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020125148A
JP2020125148A JP2019019617A JP2019019617A JP2020125148A JP 2020125148 A JP2020125148 A JP 2020125148A JP 2019019617 A JP2019019617 A JP 2019019617A JP 2019019617 A JP2019019617 A JP 2019019617A JP 2020125148 A JP2020125148 A JP 2020125148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
lid material
container
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019019617A
Other languages
English (en)
Inventor
健太郎 村木
Kentaro Muraki
健太郎 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2019019617A priority Critical patent/JP2020125148A/ja
Publication of JP2020125148A publication Critical patent/JP2020125148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】即席麺やスナック菓子などの容器の開口部を封止するために用いられるフタ材であって、易剥離性を有し、かつ剥がす途中で破れてしまうおそれがなく、全体をスムーズに剥離することができるフタ材を提供する。【解決手段】容器のフタ材1であって、紙基材層11、延伸フィルム層12、容器の開口部にヒートシールされるシーラント層13がこの順で積層され、延伸フィルム層がシーラント層上に直接または接着剤を介して積層されている。【選択図】図1

Description

本発明は、即席麺やスナック菓子などの容器に用いられるフタ材に関する。特に、易剥離性を有し、かつ剥がす途中で破れてしまうおそれがなく、スムーズに開封できるフタ材に関する。
従来から、即席麺やスナック菓子等を収納する容器の、上部に開口部を有し上部周縁にフランジ部を有する容器のフランジ部に接着されるフタ材として、最外層を紙層または樹脂フィルムと紙の積層体、最内層をシーラント層としたフタ材が知られている。この種の容器においては、底壁とその周りに立設した周壁と上部開口を備え、更に当該周壁の上端縁より水平方向に延出したフランジ部を備えた容器本体と、紙と樹脂フィルム等の積層体からなるフタ材とを組み合わせて、当該容器本体のフランジ部にフタ材をヒートシールして容器の上部開口を密封する構造を有している。そのためフタ材は、内容物の保護や保存性を備えると共に、容器本体へのヒートシール性を備えていることが求められる。そのためフタ材の容器口部に接着する面である最内層には接着層としてシーラント層が設けられる。
一般に、この種の容器に用いられるフタ材として、紙を基材として樹脂フィルム等を多層にラミネートされた積層体からなるフタ材が開発されており、種々のタイプのものが利用されている。例えば、容器に即席麺等の内容物を収容してフタ材によりシールした製品を製造する場合、フタ材には、安定したシール強度を有すること、安全上、衛生上の問題がないこと、輸送時、保管時などの流通過程で破れないこと、必要な耐熱性、バリア性、ヒートシール性、印刷適性、容器材料及び使用条件への適合性を有すること、低コストであること、また、開封方法が分かり易いこと、イージーピール性であること、開封時にフタ材が裂けることなく開封できること、フタ材のシーラントが容器のフランジ部に残留しないこと、などの特性が求められる。
この様なフタ材として、例えば特許文献1には、紙基材層、アルミニウム箔層及び2層共押出ヒートシール性樹脂層をこの順に積層し、2層共押出ヒートシール性樹脂層の内容物に接する最内層が、ポリエチレン系樹脂に重合性芳香族ビニルモノマーを含浸重合した改質ポリエチレン系ポリマーアロイを含有する層であるフタ材が開示され、優れた易開封性を発揮し、滑らかなピール感が得られ、糸引きや紙剥けが生じにくく、シール強度の制御が容易であり、品質にばらつきが生じにくく、良好な密封性を達成できるなどとしている。
しかしながら従来のフタ材においては、紙基材、アルミ箔、ヒートシール樹脂層などは破断、破れに対する耐性が低く、フタ材の開封時に、フランジ部に接着したシーラント層が、使用者の力の入れ加減や開封の方向によっては、フランジ部から剥離しない部分ができて、シーラント層の破断がおき、これが紙基材層など他の層にも伝わってフタ材が破れることがあった。
すなわち図4に例示する様に、フタ材3をタブ34の部分を引っ張って剥がそうとするとき、破れ目35で破れ、フタ材の一部36がフランジ部21に接着したまま容器20側に残留してしまうことがあった。特に、容器に内容物を封入する製造過程や、流通過程、また消費者が容器を取り扱う過程において、容器がぶつかり合うなどしたときにフタ材の縁に微小な傷が入ると、その傷をきっかけに破れが進行し易かった。容器側に残ってしまったフタ材は邪魔であり、あらためて剥がすには余計な手間がかかり、見た目も良くないため問題となっていた。
特開2017−56722号公報
本発明はこれらの問題点を解決するためなされたもので、即席麺やスナック菓子などの容器の開口部を封止するために用いられるフタ材であって、易剥離性を有し、かつ剥がす途中で破れてしまうおそれがなく、全体をスムーズに剥離することができるフタ材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
容器のフタ材であって、紙基材層、延伸フィルム層、容器の開口部にヒートシールされるシーラント層がこの順で積層され、前記延伸フィルム層が前記シーラント層上に直接または接着剤を介して積層されていることを特徴とするフタ材である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
前記シーラント層がイージーピール性のシーラント層であることを特徴とする請求項1に記載のフタ材である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
請求項1または2のいずれかに記載のフタ材が設けられたカップ容器である。
本発明によれば、容器からフタ材を剥がす際に、シーラント層の一部で剥離が不安定になり破断が生じても、シーラント層上に直接または接着剤を介して積層されている延伸フィルムは耐引裂き性が高いため破断が伝わり難く、延伸フィルム層、紙基材層など他の層が破れることがなく、フタ材全体をきれいに容易に剥離することができる。
また、フタ材が破れることなく全体をきれいに剥離できる容器が得られる。
本発明のフタ材の層構成の一例の模式図である。 本発明のフタ材を装着した容器を開封する態様を示す説明図である。 本発明のフタ材の層構成の別の例の模式図である。 従来のフタ材を装着した容器を開封する様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明のフタ材の層構成の一例の模式図である。フタ材1は、少なくとも紙基材層11、延伸フィルム層12、容器の開口部にヒートシールされて開口部を封止するためのシーラント層13がこの順で積層されて構成されている。そして延伸フィルム層12はシーラント層13上に、ここでは直接積層されている。必要に応じ、各層間に接着剤の層を設けても良い。また、各層を積層する順序、および延伸フィルム層12をシーラント層13上に直接または接着剤を介して積層する関係が保持される限りにおいて、他の層を
設けることも可能である。
紙基材層11は、例えば、模造紙、クレイコート紙、アート紙、クラフト紙、板紙、合成紙等の各種の紙を使用することができる。紙基材層は、フタ材としての強度、シール時の耐熱性、開封時の折癖等を保持させるためなどに使用され、また、所望の印刷パターン等を設けるためには印刷適性を有すると好ましく、また、他のフィルム等と積層することから積層適性等を有することが好ましい。その厚さとしては、秤量で約50〜300g/m程度のものを使用することができる。
延伸フィルム層12としては、機械的、化学的、物理的に優れた特性を有する延伸フィルムを使用することができ、例えば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、二軸延伸ナイロン(NY)フィルム、二軸・一軸延伸ポリプロピレン(PP)フィルム、二軸・一軸延伸ポリエチレン(PE)フィルム等を使用することが好ましく、中でも二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用することが最も好ましい。上記のような樹脂フィルムないしシートは、フタ材としての強度を保持させて引き剥がす際の紙基材層11の破壊を防止し、さらにヒートシール時の耐熱性等も保持させ、さらにガスバリア性等の機能も兼ねさせるものである。
紙基材層11に延伸フィルム層12を積層する際には、必要に応じ接着剤を介して積層することができる。そのような接着剤としては、ドライラミネーションあるいは無溶剤型ドライラミネーション等において使用する接着剤を使用することができる。例えば、ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を主体とする接着剤を使用することができ、その形態としては、水性型、溶剤型、一液型、二液型、硬化型、エマルジョン型、無溶剤型等のいずれのものでもよい。
シーラント層13としては、例えば、加熱によって溶融し相互に融着し得るヒートシール性を有する樹脂のフィルムないしシートを使用して形成することができる。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー等の樹脂のフィルムないしシート、あるいは上記に挙げた樹脂をビヒクルの主成分とする樹脂組成物のコーティング膜等を使用することができる。
また例えば、ワックス、熱可塑性樹脂、粘着付与剤、助剤、その他等からなるホットメルトラミネート用接着剤を使用することもできる。ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油ワックス、ポリエチレンワックス等を使用することができる。また、熱可塑性樹脂としては、例えば、酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ブチルゴム、ポリイソブチレン等を使用することができる。また粘着付与剤としては、例えば、ロジン、水添ロジン、重合ロジン、水添ロジンエステル、テルペン系樹脂、石油系樹脂、クマロンインデン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン系樹脂等を使用することができる。また、助剤としては、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、防カビ剤等を使用することができる。
シーラント層13は、単層でも多層でも良いが、シーラント層13の少なくとも最内面、すなわち容器に接着される面は、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、あるいは、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂などの酸コポリマー樹脂を主成分とした混合樹脂からなるイージーピールシーラント樹脂層となっていることが好ましい。
上記のイージーピールシーラント樹脂は、容器のフランジ部の素材と熱シールできる樹脂を主成分とし、混合する副成分として、容器のフランジ部の素材と熱シールされることが無く、主成分と相溶性が無い、あるいは低い樹脂を用いて混合して、主成分を海とし、副成分を島とする海島構造の混合樹脂となったものが好適なものとして例示できる。この様なイージーピールシーラント樹脂は、イージーピール樹脂またはイージーピールフィルムとして市販されており、これらを使用しても良い。
本発明において、シーラント層13を形成する方法としては、溶融押出コーティング法、加熱溶融したホットメルト用組成物をグラビアシリンダーで塗布するグラビアホットメルトコーティング法等によって形成することができるが、これらに限らず公知のコーティング法から適宜選択して採用することができる。
また、シーラント層13の厚みは20μm〜60μmが好ましく用いられる。20μm未満では、容器のフランジ部の微細な凹凸に対応できなかったり、シール時の圧力が均一に伝わらなかったりして、シール不良を起こす可能性がある。一方、60μmより厚いと、シール時の熱が伝わりづらく、シーラント層13のフタ材1としての外側の方が早く溶解して、シールの圧力によって未シール側に押し出され、きれいにシールできず、また、開封するときイージーピール性が悪くなる。また、開封してフタを折り曲げるとき腰が強くなっているので、折り曲げにくくなる。
フタ材1は、図2に示す様に即席麺やスナック菓子などの容器20の開口部22を取り巻く平坦部であるフランジ部21にヒートシールされた態様で使用されるもので、タブ19をもって上方に引き上げることでフランジ部21でのシールが剥がれ、フタ材1が破れること無く全体がきれいに剥がれることで、開口部22から内容物を容易に摂取できる容器20が構成されるようにするものである。
本発明のフタ材に設けることができる他の層としては、例えば、図3に示す様に、表面保護層14、印刷層15、押出樹脂層16、金属箔層17、接着剤18、ガスバリア層(図示せず)、透明蒸着層(図示せず)などが挙げられるが、これらに限られない。
例えば印刷層15としては、フタ材2に装飾、内容物の表示、賞味期間の表示、製造者、販売者等の表示等の表示のために、文字、絵柄、図形、記号等の任意のパターンを印刷して設けることができる。印刷層15は、例えば、通常のインキ組成物を使用してオフセット印刷あるいはグラビア印刷等の通常の印刷法等によって形成することができる。
さらに、印刷層15を保護するために表面保護層14を設けると好ましく、例えば、樹脂のフィルムないしシートをラミネートすることにより、あるいは樹脂をビヒクルの主成分とする組成物をコーティングしてコーティング膜等を形成することによって、表面保護層14を設けることができる。上記の樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、セルロース系樹脂等を使用することができる。
押出ラミネート法による積層のための押出樹脂層16としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレンと酸のコポリマー樹脂、合成ゴムの何れか一以上を主体とする熱可塑性樹脂が好ましく使用できる。
金属箔層17としては、アルミニウム箔が好適に用いられる。アルミニウム箔を用いた構成のフタ材は、アルミニウム箔の特徴である剛性、塑性変形性によりカールの発生を抑制できる。また、このフタ材が熱封緘性フタ材としてカップ型の容器に取り付けられ、収
容された食品を食するに際し、フタ材の一部分を捲り上げるように開いたときや、再封したときの形状の保持性であるデッドホールド性が向上する。
接着剤18としては、ウェットラミネート用接着剤、ドライラミネート用接着剤、ノンソルベントラミ接着剤、ホットメルト剤などを使用することができる。
また、フタ材2にガスバリア性を付与するために、例えば、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物等のガスバリア性に富む樹脂のフィルムないしシート等を積層してもよい。あるいはいずれかの層に無機酸化物等の蒸着膜を形成しても良く、前記蒸着膜を設けた樹脂のフィルムを積層してもよい。
以下に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
<実施例1>
・以下の層構成のフタ材を作製した。
(フタ材の層構成)
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量79.1g/m
・接着剤
・延伸フィルム層:二軸延伸PETフィルム(厚さ12μm)
・接着剤
・シーラント層:イージーピールフィルム(厚さ30μm)
(評価方法)
・カップ麺容器のフランジ部に上記構成のフタ材をヒートシールしたサンプルを10個作製し、開封したときに10個全てで破れが発生しなかった場合を合格(○)とした。
<実施例2>
(フタ材の層構成)
・表面保護層:PETフィルム(厚さ12μm)
・印刷層
・接着剤
・紙基材層:片アート紙(坪量79.1g/m
・接着剤
・延伸フィルム層:二軸延伸NYフィルム(厚さ15μm)
・接着剤
・シーラント層:イージーピールフィルム(厚さ30μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
<実施例3>
(フタ材の層構成)
・表面保護層:PETフィルム(厚さ12μm)
・接着剤
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量127.9g/m
・押出樹脂層:押出PE(厚さ20μm)
・延伸フィルム層:透明蒸着二軸延伸PETフィルム(厚さ12μm)
・接着剤
・シーラント層:イージーピールフィルム(厚さ30μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
<実施例4>
(フタ材の層構成)
・表面保護層:PETフィルム(厚さ12μm)
・接着剤
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量79.1g/m
・押出樹脂層:押出PE(厚さ20μm)
・金属箔層:アルミ箔(厚さ9μm)
・接着剤
・延伸フィルム層:二軸延伸PEフィルム(厚さ25μm)
・シーラント層:イージーピール樹脂(厚さ20μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
<実施例5>
(フタ材の層構成)
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量79.1g/m
・押出樹脂層:押出PP(厚さ20μm)
・延伸フィルム層:二軸延伸PPフィルム(厚さ20μm)
・シーラント層:イージーピール樹脂(厚さ20μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
<比較例1>
(フタ材の層構成)
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量104.7g/m
・押出樹脂層:押出PE(厚さ20μm)
・金属箔層:アルミ箔(厚さ9μm)
・シーラント層:イージーピール樹脂(厚さ20μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
<比較例2>
(フタ材の層構成)
・印刷層
・紙基材層:片アート紙(坪量104.7g/m
・接着剤
・延伸フィルム層:二軸延伸PETフィルム(厚さ12μm)
・接着剤
・金属箔層:アルミ箔(厚さ9μm)
・接着剤
・シーラント層:イージーピールフィルム(厚さ30μm)
・層構成を以上のようにした以外は実施例1と同様のフタ材を作製し、同様に評価した。
評価結果を表1にまとめる。
表1からも明らかなように、実施例1〜5の本発明のフタ材においては破れが発生せず、良好な結果であった。比較例1においては延伸フィルム層がないため破れが発生した。比較例2においては、延伸フィルム層はあるが、シーラント層との間に金属箔層があるため破れを防ぐ効果が損なわれ、破れが発生した。
1、2・・・フタ材
11・・・紙基材層
12・・・延伸フィルム層
13・・・シーラント層
14・・・表面保護層
15・・・印刷層
16・・・押出樹脂層
17・・・金属箔層
18・・・接着剤
19・・・タブ
20・・・容器
21・・・フランジ部
22・・・開口部

Claims (3)

  1. 容器のフタ材であって、紙基材層、延伸フィルム層、容器の開口部にヒートシールされるシーラント層がこの順で積層され、前記延伸フィルム層が前記シーラント層上に直接または接着剤を介して積層されていることを特徴とするフタ材。
  2. 前記シーラント層がイージーピール性のシーラント層であることを特徴とする請求項1に記載のフタ材。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のフタ材が設けられたカップ容器。
JP2019019617A 2019-02-06 2019-02-06 フタ材および容器 Pending JP2020125148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019617A JP2020125148A (ja) 2019-02-06 2019-02-06 フタ材および容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019019617A JP2020125148A (ja) 2019-02-06 2019-02-06 フタ材および容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020125148A true JP2020125148A (ja) 2020-08-20

Family

ID=72083395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019019617A Pending JP2020125148A (ja) 2019-02-06 2019-02-06 フタ材および容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020125148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022018900A1 (ja) 2020-07-22 2022-01-27 株式会社Jvcケンウッド 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057061A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Toppan Printing Co Ltd 蓋材
JP2017056721A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 大日本印刷株式会社 積層体及びそれよりなる蓋材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057061A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Toppan Printing Co Ltd 蓋材
JP2017056721A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 大日本印刷株式会社 積層体及びそれよりなる蓋材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022018900A1 (ja) 2020-07-22 2022-01-27 株式会社Jvcケンウッド 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8201385B2 (en) Multi-purpose covering and method of hygienically covering a container top
EP2892819B1 (en) Tamper evident tabbed sealing member having a foamed polymer layer
JP5929076B2 (ja) 蓋材
US20160185485A1 (en) Tabbed Sealing Member With Improved Heat Distribution For A Continer
JP4955339B2 (ja) 蓋材および包装体および包装体の製造方法
USRE33893E (en) Reclosable closure assembly for container
JPH0948468A (ja) 蓋 材
JP2005199514A (ja) 多層積層樹脂フィルムおよびそれを使用した積層材
JP2020125148A (ja) フタ材および容器
JPH11292140A (ja) 易開封性ヒートシール包装体およびその製造方法
JP6750399B2 (ja) 積層体及びそれよりなる蓋材
JP2925652B2 (ja) 食品包装体
JP2003237816A (ja) 蓋 材
JP5699333B2 (ja) 蓋材
JPH0929898A (ja) ふた材
JP4489204B2 (ja) 蓋材
JP4654697B2 (ja) 包装袋
JP4170683B2 (ja) 易剥離紙
JP2000118546A (ja) 蓋 材
JP2003237841A (ja) 液体・粘体用包装体
JPH111270A (ja) 熱封緘用蓋材
JP3576287B2 (ja) 紙製カップ用蓋材
JP5703904B2 (ja) 蓋材
JP4334923B2 (ja) 電子レンジ用包装袋
JP2019156481A (ja) 易剥離性蓋材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230214

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230808