JP2002095990A - 粉砕分別機 - Google Patents
粉砕分別機Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
別および排出を効率よく行なうこと。 【解決手段】 粉砕分別機1は、横置状態の円筒ドラム
2と、このドラム2の内部に同軸状態に配置された粉砕
用羽根車3とを備えている。円筒ドラム2の外周壁の下
半部分は、粉砕された堆肥を篩い落とすためのメッシュ
状のパンチングメタルからなる篩面部分23とされてい
る。粉砕用羽根車3に取付けられている各粉砕刃32
は、先端部分がその移動方向に対して直交する方向とな
るようにねじられているので、篩面部分23に付着した
堆肥をかき取りながら回転する。各粉砕刃32は粉砕用
羽根車3の軸線方向に向けて螺旋状に配置されているの
で、堆肥は粉砕されながら効率良く、円筒ドラム2の後
端部分22に向けて搬送される。堆肥から分別されて円
筒ドラム2の後端部分22まで送りだされた異物は、粉
砕用羽根車3の送風羽根によって排出口8から外部に吹
き出される。
Description
ト)の粉砕、分別に用いられる粉砕分別機に関するもの
である。
に発酵、腐熟させて作る堆肥には、ビニール袋等の異物
が混在していることがある。そこで、堆肥を細かく粉砕
して篩にかけることにより、篩に残る異物と篩い落ちる
堆肥とを分別する装置が考案されている。
に配置した円筒状ドラム内に、回転軸に粉砕刃が櫛状に
取付けられた羽根車を同軸状態に配置した形式のものが
一般的である。ドラムの外周面の下側半分は、メッシュ
状のパンチングメタルからなる篩面とされている。ドラ
ムの一端に形成した投入口から堆肥をドラム内に投入す
ると、堆肥が粉砕されて、パンチングメタルからなる篩
面から粉砕された堆肥が篩い落とされ、ドラムの中にビ
ニール袋などの異物が残る。
一般に湿っているので、粉砕されてもパンチングメタル
のドラム内周面に付着して篩面を塞いでしまうことがあ
る。このような事態が起きると、堆肥を篩い落とすこと
ができなくなってしまう。
異物は、装置を止めてドラム内から手作業により取り除
かなければならないので作業効率が悪い。
堆肥の粉砕および異物の分別を効率よく行なうことので
きる粉砕分別機を提案することにある。
めに、本発明は、横置き状態の円筒ドラムと、この中に
配置された粉砕用の羽根車とを有し、前記羽根車は回転
軸とその外周に放射状に取付けた複数の粉砕刃とを備
え、前記円筒ドラムの下側外周面には、篩面が形成され
ており、前記粉砕刃の先端部分は、前記回転軸の回転に
伴う当該粉砕刃の移動方向に対して直交していることを
特徴としている。
肥を粉砕すると共に、その先端部分が篩面に付着した堆
肥を掻くように移動する。よって、堆肥が付着して篩面
が詰ってしまうという弊害を回避できる。
るためには、前記粉砕刃を、前記回転軸に対して、当該
回転軸の軸線方向に向かって螺旋状に取り付け、前記円
筒ドラムの前端に形成された投入口から投入された堆肥
が、これら粉砕刃の回転によって、当該円筒ドラムの後
端に向けて送り出されるようにすればよい。
異物を円筒ドラム内から効率よく排出するためには、前
記羽根車における前記円筒ドラムの後端に位置する部分
に、送風羽根を配置し、当該送風羽根の回転によって、
前記円筒ドラムの後端まで送りだされた堆肥に含まれて
いる異物を当該端部に形成されている排出口から風力に
よって送り出すように構成すればよい。
の間に、堆肥に含まれている大きな石等が詰まって、粉
砕動作に支障を来すことがないようにするためには、前
記粉砕刃の基端部分を、当該粉砕刃の移動方向に回転可
能な状態で、前記回転軸に取り付けておくことが望まし
い。
適用した粉砕分別機の実施例を説明する。
は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面
図、平面図、右側面図および左側面図である。これらの
図に示すように、本例の粉砕分別機1は、横置状態の円
筒ドラム2と、このドラム2の内部において同軸状態で
回転可能に配置された粉砕用羽根車3と、この粉砕用羽
根車3を回転させる駆動モータ5と、これらを搭載した
装置架台6とを有している。
は、当該円筒ドラム内に堆肥を投入するための投入口7
が形成されている。円筒ドラム2の反対側の後端部分2
2には、その上側位置に、当該円筒ドラム内から水平に
延びて側方に開口している排出口8が形成されている。
この排出口8は、堆肥から分別されて円筒ドラム2内を
後端部分22まで搬送されてきたビニール袋等の異物を
排出するためのものである。
とすためにメッシュ状のパンチングメタルから形成され
た篩面部分23となっている。この篩面部分23の直下
の部分は、当該篩面部分を通って落下する堆肥を受ける
ための収容部分24とされている。なお、架台6は前後
4本の脚61によって支持されており、各脚61にはキ
ャスタ62が取付けられ、粉砕分別機1の移動が容易と
なっている。
同軸状態に配置されており、回転軸31と、複数の粉砕
刃32とを備えている。回転軸31の前端部分33およ
び後端部分34は、円筒ドラム2の前端壁25および後
端壁26から突出しており、これらの突出部分が、装置
架台6によって支持されているベアリング71、72に
よって回転可能に支持されている。また、円筒ドラム2
の後端壁26の外側には駆動モータ5が配置されてお
り、この駆動モータ5の回転力が、ベルト、プーリから
なる伝達機構を介して、回転軸31の後端部分34に伝
達される。本例では、駆動モータ5によって、羽根車3
は図1(C)の矢印Eで示す方向に回転する。
羽根車3を示す斜視図である。この図に示すように、粉
砕用羽根車3には、堆肥を粉砕するための粉砕刃32が
取り付けられていると共に、その後端部分34には、円
筒ドラム2の内部を後端部分22まで送られてきた異物
を風力で排気口8から排出するための送風羽根35が取
り付けられている。
度間隔で放射状に取付けられた6枚の羽根351を備
え、これらの羽根351は、これらが支持している円盤
状端板352と共に一体回転するようになっている。ま
た、6枚の羽根351のうち直径方向に位置する一対の
羽根351の先端には、円筒ドラム2の内周壁を摺動す
る板ゴム353が取付けられている。
に取り付けられている。回転軸31には、その軸線方向
Lに沿って一定間隔で複数枚の円板36が軸線Lに対し
て垂直となるように溶接されている。これらの円板36
によって、4本の粉砕刃取付け軸37が90度間隔で同
心円上に支持されている。本例では各円板36の間に2
枚ずつ粉砕刃32が配置されており、各粉砕刃32は、
回転軸31の軸線方向Lに向けて、順次、90度ずつ回
転した位置となるように、各粉砕刃取付け軸37に取り
付けられている。すなわち、回転軸31の軸線方向Lに
見た場合に、各粉砕刃32は螺旋状に配列されている。
軸線方向Lの移動が拘束されているが、次に説明するよ
うに、その回転方向へは移動可能となっている。
の粉砕刃4を示す正面図、平面図および右側面図であ
る。また、図4は、図1(B)におけるI−I線で切断
した場合における円筒ドラムおよび羽根車を示す部分断
面図である。これらの図から分かるように、粉砕刃32
は、全体として、長方形の平板の先端部分を90度ねじ
った形状をしている。すなわち、取付け軸37を回転可
能な状態で通す穴321が開けられた平板状の基端部分
322と、この部分に連続して、長手方向に延びる材軸
32aを中心として90度ねじることにより形成した先
端部分323とを備えている。
分かるように、円筒ドラム2の内周面における上側位置
には粉砕刃32の螺旋配置に沿うように3枚の仕切板2
31を取り付けてある。これらの仕切板231と、螺旋
状に配置されている粉砕刃32との協働によって、堆肥
が効率良くドラム内をその後端側に向けて送りだされる
ようになっている。
粉砕分別動作を説明する。駆動モータ5を駆動すると粉
砕用羽根車3が回転を開始する。この結果、各粉砕刃3
2は回転に伴って発生する遠心力によって半径方向に向
き、その先端部分323が円筒ドラム2の内周面に接近
した状態となる。また、各粉砕刃4の先端部分323は
回転方向Eに直交した状態になっている(図4参照)。
ると、回転している粉砕用羽根車3の粉砕刃32により
堆肥は粉砕される。粉砕された堆肥は、円筒ドラム2の
下半部分に形成された篩面部分23から篩い落とされ
る。湿った堆肥が篩面23の穴を塞いでも、各粉砕刃3
2の先端部分323が堆肥を篩面部分23に押し付ける
状態で回転するので、粉砕された堆肥が篩面部分23か
ら強制的に押出される。従って、篩面部分23が塞がれ
ることを防止できる。
対してその基端部分322が回転可能な状態で取り付け
られている。従って、図5に示すように、堆肥の中に含
まれた大きな石などの障害物Gに当たっても、粉砕刃3
2はその障害物Gから逃げるように取付け軸37を中心
に回転可能である。障害物Gを乗り越えると、再び遠心
力により半径方向に向かう姿勢に戻る。よって、各粉砕
刃32は、障害物Gに当たっても粉砕用羽根車3の回転
を止めることなく、堆肥の粉砕、分別を続けることがで
きる。
線方向Lに沿って螺旋状に配置されているので、これら
の粉砕刃32の回転によって、投入口7から投入された
堆肥は、粉砕されながら、円筒ドラム2内をその後端部
分22に向けて送り出される。これに加えて、円筒ドラ
ム2内に配置されている3枚の仕切板231と、螺旋状
に配置されている粉砕刃32との協働によって、堆肥が
効率良くドラム内をその後端側に向けて送りだされる。
向けて送り出されながら粉砕刃32によって粉砕され
て、徐々に篩面23から落下する。これに対して、堆肥
に混在しているビニール袋等の異物は篩面23を通るこ
となくそのまま円筒ドラム2内を後端部分22に向けて
搬送される。
砕用羽根車3の部分には送風羽根35が取り付けられて
いる。従って、円筒ドラム2内を後端部分22まで搬送
された異物は、当該送付羽根35の回転によって生ずる
風力によって、吹き上げられ、そこに形成されている排
出口8から外部に排出される。よって、装置を止めるこ
となく、分別された異物を取り出すことができる。
機では、粉砕刃が、円筒ドラムの外周面に形成された篩
面部分を掻くような形状に形成されている。従って、篩
面部分に付着した湿った堆肥を効率良くかき落とすこと
ができる。
が配置されているので、堆肥から分別された異物を送風
羽根によりドラム外に排出できる。
ているので、粉砕刃と円筒ドラム内周面の間を通ること
のできないような石等の異物が混在していても、粉砕刃
が回転して、このような異物が粉砕刃と円筒ドラム内周
面の間に詰ってしまうことを回避できる。
ぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面図、平面
図、右側面図および左側面図である。
視図である。
砕用羽根車に取付けられる一つの粉砕刃を示す正面図、
平面図および右側面図である。
おける部分断面図である。
す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 横置き状態の円筒ドラムと、この中に配
置された粉砕用の羽根車とを有し、 前記羽根車は、回転軸と、この回転軸の外周に放射状に
取り付けた複数の粉砕刃とを備え、 前記円筒ドラムの下側外周面には篩面が形成されてお
り、 前記粉砕刃の先端部分は、前記回転軸の回転に伴う当該
粉砕刃の移動方向に対して直交する方向に延びているこ
とを特徴とする粉砕分別機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記粉砕刃は、一枚の平板の先端部分を90度ねじるこ
とにより形成されたものであることを特徴とする粉砕分
別機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記粉砕刃は、前記回転軸に対して、当該回転軸の軸線
方向に向かって螺旋状に取り付けられ、前記円筒ドラム
の前端に形成された投入口から投入された堆肥が、これ
ら粉砕刃の回転によって、当該円筒ドラムの後端に向け
て送り出されることを特徴とする粉砕分別機。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記羽根車は、前記円筒ドラムの後端に位置する部分
に、送風羽根を備えており、当該送風羽根の回転によっ
て、前記円筒ドラムの後端まで送りだされた堆肥に含ま
れている異物が当該端部に形成されている排出口から風
力によって送り出されることを特徴とする粉砕分別機。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
において、 前記粉砕刃の基端部分は、当該粉砕刃の移動方向に回転
可能な状態で、前記回転軸に取り付けられていることを
特徴とする粉砕分別機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291367A JP4486740B2 (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 粉砕分別機 |
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ID=18774448
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- 2000-09-26 JP JP2000291367A patent/JP4486740B2/ja not_active Expired - Lifetime
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