JP2002336729A - 回転網ドラム式ゴミ分別装置 - Google Patents
回転網ドラム式ゴミ分別装置Info
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- JP2002336729A JP2002336729A JP2001141397A JP2001141397A JP2002336729A JP 2002336729 A JP2002336729 A JP 2002336729A JP 2001141397 A JP2001141397 A JP 2001141397A JP 2001141397 A JP2001141397 A JP 2001141397A JP 2002336729 A JP2002336729 A JP 2002336729A
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単でコンパクトな設備にて大きなゴ
ミと小さなゴミを分別し、又大きなゴミは小さく粉砕す
る機能を備えたゴミ分別装置の提供。 【解決手段】 架台３の入口側と出口側に対を成して設
けたゴム製ローラ４ａ，４ａ，４ｂ，４ｂに網ドラム１
を載せて回転し、架台３はエアシリンダー１２によって
その傾斜度を調整可能とし、入口に入れたゴミは網ドラ
ム１の網目から小さなものは通過して落下し、大きなゴ
ミは出口から出されるが、ドラム内に設けた粉砕羽根２
０の回転によって大きなゴミは小さく粉砕される。
ミと小さなゴミを分別し、又大きなゴミは小さく粉砕す
る機能を備えたゴミ分別装置の提供。 【解決手段】 架台３の入口側と出口側に対を成して設
けたゴム製ローラ４ａ，４ａ，４ｂ，４ｂに網ドラム１
を載せて回転し、架台３はエアシリンダー１２によって
その傾斜度を調整可能とし、入口に入れたゴミは網ドラ
ム１の網目から小さなものは通過して落下し、大きなゴ
ミは出口から出されるが、ドラム内に設けた粉砕羽根２
０の回転によって大きなゴミは小さく粉砕される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は大きなゴミと小さな
ゴミを簡単に分けることが出来る回転網ドラム式ゴミ分
別装置に関するものである。
ゴミを簡単に分けることが出来る回転網ドラム式ゴミ分
別装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一口にゴミと言ってもその種類は多種多
様化し、金属、プラスチック、木材、紙など、材質的に
分けても色々あり、又大きなゴミから小さなゴミまで、
その形態も色々である。本発明はゴミを大きなゴミと小
さなゴミとに分別する為の装置であるが、この種のゴミ
分別装置として大型の装置は存在している。非常に大き
な網ドラムを備え、該網ドラムの周囲に大きなギアを取
付け、この大ギアは支持フレームに設けている小ギアと
噛み合っている。
様化し、金属、プラスチック、木材、紙など、材質的に
分けても色々あり、又大きなゴミから小さなゴミまで、
その形態も色々である。本発明はゴミを大きなゴミと小
さなゴミとに分別する為の装置であるが、この種のゴミ
分別装置として大型の装置は存在している。非常に大き
な網ドラムを備え、該網ドラムの周囲に大きなギアを取
付け、この大ギアは支持フレームに設けている小ギアと
噛み合っている。
【０００３】そして小ギアを駆動することで大ギアが回
転し、網ドラムは大ギアと伴に低速で回ることが出来
る。又網ドラムの外周に大きなスプロケットを取付け、
このスプロケットにチェーンを巻き掛けて回転駆動する
場合もあるが、何れの型式にしろ、網ドラムの両端は開
口している為に、一方側に入れたゴミは網ドラムの回転
に伴って攪拌され、小さなゴミは網ドラムの網目を通過
して落下する。しかし大きなゴミは網目を通過すること
が出来ない為に、反対側の出口開口から出て行く。
転し、網ドラムは大ギアと伴に低速で回ることが出来
る。又網ドラムの外周に大きなスプロケットを取付け、
このスプロケットにチェーンを巻き掛けて回転駆動する
場合もあるが、何れの型式にしろ、網ドラムの両端は開
口している為に、一方側に入れたゴミは網ドラムの回転
に伴って攪拌され、小さなゴミは網ドラムの網目を通過
して落下する。しかし大きなゴミは網目を通過すること
が出来ない為に、反対側の出口開口から出て行く。
【０００４】ここで、大小に分別されたゴミの後処理は
本発明の対象外であり、小さなゴミであれば埋めること
が出来、又別の選別装置にて材質毎に仕分けすることも
出来る。一方、網ドラムの出口側から出される大きなゴ
ミは、燃えるゴミと燃えないゴミに仕分けされる。
本発明の対象外であり、小さなゴミであれば埋めること
が出来、又別の選別装置にて材質毎に仕分けすることも
出来る。一方、網ドラムの出口側から出される大きなゴ
ミは、燃えるゴミと燃えないゴミに仕分けされる。
【０００５】ところで、従来の大きな網ドラムを備えた
ゴミ分別装置は、ゴミの量がそれ程多くない場合には設
置スペースが大きくなって不便であり、勿論、製作コス
トは嵩み、又必然的に分別稼動率が低下してしまう。そ
して従来の回転網ドラム式ゴミ分別装置は、大小ゴミを
分別するだけの機能であり、後処理の作業を考えるなら
ば大きなゴミを少なくする方が好ましい。しかし、従来
の装置には大きなゴミを細かく砕くような機能は備わっ
ておらず、出口側から出される大きなゴミは手作業で燃
えるゴミと燃えないゴミに選別しなくてはならない。
ゴミ分別装置は、ゴミの量がそれ程多くない場合には設
置スペースが大きくなって不便であり、勿論、製作コス
トは嵩み、又必然的に分別稼動率が低下してしまう。そ
して従来の回転網ドラム式ゴミ分別装置は、大小ゴミを
分別するだけの機能であり、後処理の作業を考えるなら
ば大きなゴミを少なくする方が好ましい。しかし、従来
の装置には大きなゴミを細かく砕くような機能は備わっ
ておらず、出口側から出される大きなゴミは手作業で燃
えるゴミと燃えないゴミに選別しなくてはならない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の回
転網ドラム式ゴミ分別装置には上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であ
り、比較的コンパクトで製作コストも安く、大きなゴミ
の一部は小さなゴミに砕くことが出来るゴミ分別装置を
提供する。
転網ドラム式ゴミ分別装置には上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であ
り、比較的コンパクトで製作コストも安く、大きなゴミ
の一部は小さなゴミに砕くことが出来るゴミ分別装置を
提供する。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る回転網ドラム
式ゴミ分別装置は、回転する網ドラムを有し、一方側の
開口から入れたゴミは網ドラムの回転に伴って他方側の
開口へ出ることになるが、小さなゴミは網ドラムの網目
を通過して落下する。ここで網ドラムは両側が対を成し
て配置したゴム製ローラに載って支持され、該ゴム製ロ
ーラが回転することで網ドラムが回る。
式ゴミ分別装置は、回転する網ドラムを有し、一方側の
開口から入れたゴミは網ドラムの回転に伴って他方側の
開口へ出ることになるが、小さなゴミは網ドラムの網目
を通過して落下する。ここで網ドラムは両側が対を成し
て配置したゴム製ローラに載って支持され、該ゴム製ロ
ーラが回転することで網ドラムが回る。
【０００８】網ローラは架台に取着したゴム製ローラに
載って支持されるが、該架台の入口側又は出口側の高さ
は調整されて網ドラムの傾きを変えることが出来る。し
かし、傾斜した網ドラムがゴム製ローラから外れないよ
うに、網ドラムの軸方向移動を防止するように構成され
ている。又、網ドラム内部には回転粉砕羽根が装着さ
れ、高速回転して大きなゴミを小さく砕くことが出来
る。そして、網ドラムの外周には網目に詰るゴミを除去
する為のブラシが備わっている。以下、本発明に係る実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
載って支持されるが、該架台の入口側又は出口側の高さ
は調整されて網ドラムの傾きを変えることが出来る。し
かし、傾斜した網ドラムがゴム製ローラから外れないよ
うに、網ドラムの軸方向移動を防止するように構成され
ている。又、網ドラム内部には回転粉砕羽根が装着さ
れ、高速回転して大きなゴミを小さく砕くことが出来
る。そして、網ドラムの外周には網目に詰るゴミを除去
する為のブラシが備わっている。以下、本発明に係る実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【０００９】
【実施例】図１、図２、図３は本発明の回転網ドラム式
ゴミ分別装置を示している実施例である。同図の１は網
ドラム、２はフレーム、３は架台を示し、網ドラム１は
ゴム製ローラ４ａ，４ｂ…に載って支持され、ゴム製ロ
ーラ４ａ，４ｂはモータ５ａ，５ｂにて回転駆動され
る。従って、ゴム製ローラ４ａ，４ｂ…に載って支持さ
れている網ドラム１は回ることが出来る。ここで、上記
両モータ５ａ，５ｂの回転速度は一定になるように制御
され、又インバータでモータ５ａ，５ｂの回転速度は調
整されて、含有する湿気等のゴミ質により適当な回転速
度で網ドラム１が回るようにしている。
ゴミ分別装置を示している実施例である。同図の１は網
ドラム、２はフレーム、３は架台を示し、網ドラム１は
ゴム製ローラ４ａ，４ｂ…に載って支持され、ゴム製ロ
ーラ４ａ，４ｂはモータ５ａ，５ｂにて回転駆動され
る。従って、ゴム製ローラ４ａ，４ｂ…に載って支持さ
れている網ドラム１は回ることが出来る。ここで、上記
両モータ５ａ，５ｂの回転速度は一定になるように制御
され、又インバータでモータ５ａ，５ｂの回転速度は調
整されて、含有する湿気等のゴミ質により適当な回転速
度で網ドラム１が回るようにしている。
【００１０】網ドラム１は両側端が開口した入口６と出
口７を有し、網ドラム１の外周両側に設けた支持リング
８ａ，８ｂが上記ゴム製ローラ４ａ，４ｂに載ってい
る。図２、図３に示すように、ゴム製ローラ４ａ，４ｂ
…は架台３の網ドラム入口側と出口側に夫々２個づつ対
を成して取付けられ、上記支持リング８ａは所定の距離
をおいて取付けられている両ゴム製ローラ４ａ，４ａに
載り、又支持リング８ｂはゴム製ローラ４ｂ，４ｂに載
っている。
口７を有し、網ドラム１の外周両側に設けた支持リング
８ａ，８ｂが上記ゴム製ローラ４ａ，４ｂに載ってい
る。図２、図３に示すように、ゴム製ローラ４ａ，４ｂ
…は架台３の網ドラム入口側と出口側に夫々２個づつ対
を成して取付けられ、上記支持リング８ａは所定の距離
をおいて取付けられている両ゴム製ローラ４ａ，４ａに
載り、又支持リング８ｂはゴム製ローラ４ｂ，４ｂに載
っている。
【００１１】架台３はフレーム２の上に装着されている
が、出口側は軸９に軸支され、入口側はフレーム２から
突出した下当り１０に架台３の上当り１１が載って支え
られている。そして入口側にはエアシリンダー１２が取
付けられていて、このエアシリンダー１２のピストンロ
ッドを突出するならば架台３の入口側は持ち上げられ、
その結果、網ドラム１は傾斜する。勿論、逆に架台３の
入口側を軸支し、出口側の高さをエアシリンダーにて調
整することも出来る。
が、出口側は軸９に軸支され、入口側はフレーム２から
突出した下当り１０に架台３の上当り１１が載って支え
られている。そして入口側にはエアシリンダー１２が取
付けられていて、このエアシリンダー１２のピストンロ
ッドを突出するならば架台３の入口側は持ち上げられ、
その結果、網ドラム１は傾斜する。勿論、逆に架台３の
入口側を軸支し、出口側の高さをエアシリンダーにて調
整することも出来る。
【００１２】架台３の入口側と出口側にはスタット１３
ａ，１３ｂ…が起立し、これらスタッド上端にはローラ
１４ａ，１４ｂ…が回転自在に軸支され、網ドラム１を
これらローラ１４ａ，１４ｂ…にて挟み込んでいる。す
なわち、網ドラム１は４個のゴム製ローラ４ａ，４ｂ…
に載っているだけで、架台３の入口側が持上げられて網
ドラム１が傾斜した場合に、軸方向へ移動してゴム製ロ
ーラ４ａ，４ｂ…から外れないようにしている。
ａ，１３ｂ…が起立し、これらスタッド上端にはローラ
１４ａ，１４ｂ…が回転自在に軸支され、網ドラム１を
これらローラ１４ａ，１４ｂ…にて挟み込んでいる。す
なわち、網ドラム１は４個のゴム製ローラ４ａ，４ｂ…
に載っているだけで、架台３の入口側が持上げられて網
ドラム１が傾斜した場合に、軸方向へ移動してゴム製ロ
ーラ４ａ，４ｂ…から外れないようにしている。
【００１３】すなわちローラ１４ａ，１４ａは網ドラム
１の入口側端面１５ａに当接し、ローラ１４ｂ，１４ｂ
は網ドラム１の出口側端面１５ｂに当接している。網ド
ラム１の入口側及び出口側の両端には外方向へ突出した
ツバが形成され、上記各ローラ１４ａ，１４ｂ…は該ツ
バの表面に当接して網ドラム１と共に回転し、該網ドラ
ム１が軸方向へ移動しないように拘束している。
１の入口側端面１５ａに当接し、ローラ１４ｂ，１４ｂ
は網ドラム１の出口側端面１５ｂに当接している。網ド
ラム１の入口側及び出口側の両端には外方向へ突出した
ツバが形成され、上記各ローラ１４ａ，１４ｂ…は該ツ
バの表面に当接して網ドラム１と共に回転し、該網ドラ
ム１が軸方向へ移動しないように拘束している。
【００１４】一方、網ドラム１が上方へ浮上らないよう
に、押えローラ１６，１６…を備え、これら各押えロー
ラ１６，１６…は架台３上に起立した門型枠体１７，１
７の内側に軸支され、そして網ドラム１の外周に取付け
ているリングに接している。そこで網ドラム１が回転す
るならば、押えローラ１６，１６…も同時に回転し、該
網ドラム１が浮上することを防止している。
に、押えローラ１６，１６…を備え、これら各押えロー
ラ１６，１６…は架台３上に起立した門型枠体１７，１
７の内側に軸支され、そして網ドラム１の外周に取付け
ているリングに接している。そこで網ドラム１が回転す
るならば、押えローラ１６，１６…も同時に回転し、該
網ドラム１が浮上することを防止している。
【００１５】図３の１８はブラシを示している。網ドラ
ム１は一定大きさの網目を有すドラムであり、この網目
から網ドラム内のゴミのうち小さなゴミが通過して落下
することが出来る。しかし、網目がゴミで詰る場合があ
り、このような事態を解消する為に上記ブラシ１８を取
付けている。ブラシ１８は架台３から起立したスタット
１９の上端に取着されて網ドラム１に接している。従っ
て、網ドラム１が回転するならば、ブラシ１８は網目を
擦ることになり、ゴミの詰りが防止される。
ム１は一定大きさの網目を有すドラムであり、この網目
から網ドラム内のゴミのうち小さなゴミが通過して落下
することが出来る。しかし、網目がゴミで詰る場合があ
り、このような事態を解消する為に上記ブラシ１８を取
付けている。ブラシ１８は架台３から起立したスタット
１９の上端に取着されて網ドラム１に接している。従っ
て、網ドラム１が回転するならば、ブラシ１８は網目を
擦ることになり、ゴミの詰りが防止される。
【００１６】図２に示している２０は粉砕羽根を示して
いる。該粉砕羽根２０，２０…は軸２１に取着されて外
方向へ延び、網ドラム１とは独立して高速回転すること
が出来る。粉砕羽根２０，２０…は網ドラム１の入口側
に取付けられて、網ドラム１に入れた大きなゴミを高速
回転により細かく粉砕する。回転方向は網ドラム１とは
逆回転し、大きなゴミに当ることで粉砕され、細かくな
ったゴミは網目を通過して落下する。すなわち、単にゴ
ミを分別するだけでなく、大きなゴミを細かくすること
で手作業による後処理を出来るだけ省くことが出来る。
いる。該粉砕羽根２０，２０…は軸２１に取着されて外
方向へ延び、網ドラム１とは独立して高速回転すること
が出来る。粉砕羽根２０，２０…は網ドラム１の入口側
に取付けられて、網ドラム１に入れた大きなゴミを高速
回転により細かく粉砕する。回転方向は網ドラム１とは
逆回転し、大きなゴミに当ることで粉砕され、細かくな
ったゴミは網目を通過して落下する。すなわち、単にゴ
ミを分別するだけでなく、大きなゴミを細かくすること
で手作業による後処理を出来るだけ省くことが出来る。
【００１７】このように、網ドラム１はゴム製ローラ４
ａ，４ｂ…に載って回転し、回転と共に中に入れたゴミ
のうち小さなゴミは網目を通して落下し、該網目を通過
することが出来ない大きなゴミは出口側開口から出され
る。この場合、網ドラム１は滑らかに回転するよりも振
動を伴って回転する方が網目を通過して落下し易い。そ
こで、架台３にバイブレータを取付けてもよいが、本発
明では支持リング８ａ，８ｂの表面に小さな凸部を所定
の間隔で設けている。
ａ，４ｂ…に載って回転し、回転と共に中に入れたゴミ
のうち小さなゴミは網目を通して落下し、該網目を通過
することが出来ない大きなゴミは出口側開口から出され
る。この場合、網ドラム１は滑らかに回転するよりも振
動を伴って回転する方が網目を通過して落下し易い。そ
こで、架台３にバイブレータを取付けてもよいが、本発
明では支持リング８ａ，８ｂの表面に小さな凸部を所定
の間隔で設けている。
【００１８】従って、ゴム製ローラ４ａ，４ｂ…に載っ
て回転する網ドラム１は凸部に乗り上げることにより振
動し、この振動にて小さなゴミは該網目を比較的容易に
通過することが出来る。この場合には網ドラム１が凸部
に乗り上げることで僅かに浮上することから、押えロー
ラ１６，１６…は網ドラム１に常時接することなく、所
定の隙間を残しておくことが必要となる。
て回転する網ドラム１は凸部に乗り上げることにより振
動し、この振動にて小さなゴミは該網目を比較的容易に
通過することが出来る。この場合には網ドラム１が凸部
に乗り上げることで僅かに浮上することから、押えロー
ラ１６，１６…は網ドラム１に常時接することなく、所
定の隙間を残しておくことが必要となる。
【００１９】以上述べたように、本発明の回転網ドラム
式ゴミ分別装置は網ドラムをゴム製のローラに載せて回
転し、該網ドラムは適度に傾斜すると共に振動が与えら
れ、さらに内部には粉砕装置を備えたものであり、次の
ような効果を得ることが出来る。
式ゴミ分別装置は網ドラムをゴム製のローラに載せて回
転し、該網ドラムは適度に傾斜すると共に振動が与えら
れ、さらに内部には粉砕装置を備えたものであり、次の
ような効果を得ることが出来る。
【００２０】
【発明の効果】本発明の回転網ドラム式ゴミ分別装置で
は、その基本構造は回転するゴム製ローラに網ドラムが
載って支えられると共に回転することが出来るように構
成され、その構造は、従来のゴミ分別装置に比較して簡
単であり、製作コストは安くなる。そして、架台を傾斜
させることが出来る為に、網ドラムに入れたゴミの分別
速度をゴミの種類によって調整可能としている。
は、その基本構造は回転するゴム製ローラに網ドラムが
載って支えられると共に回転することが出来るように構
成され、その構造は、従来のゴミ分別装置に比較して簡
単であり、製作コストは安くなる。そして、架台を傾斜
させることが出来る為に、網ドラムに入れたゴミの分別
速度をゴミの種類によって調整可能としている。
【００２１】一方、網ドラム内には粉砕羽根を装着して
いて高速回転することが出来、網ドラムに入れたゴミの
うち大きなものは粉砕羽根に当って砕かれ、小さくなっ
て網目を通過して落ちる。従って、単に大きなゴミと小
さなゴミを分別するだけでなく、網ドラムを通過して出
口から出された大きなゴミの手作業による選別を少なく
する事が出来る。さらには、網ドラムの支持リングに小
さな凸部を等間隔で設けることで、ゴム製ローラに載っ
て回転する網ドラムは振動する為に、網目にゴミが引っ
掛かることはなく、所定の大きな以下のゴミであれば網
目をスムーズに通過出来る。
いて高速回転することが出来、網ドラムに入れたゴミの
うち大きなものは粉砕羽根に当って砕かれ、小さくなっ
て網目を通過して落ちる。従って、単に大きなゴミと小
さなゴミを分別するだけでなく、網ドラムを通過して出
口から出された大きなゴミの手作業による選別を少なく
する事が出来る。さらには、網ドラムの支持リングに小
さな凸部を等間隔で設けることで、ゴム製ローラに載っ
て回転する網ドラムは振動する為に、網目にゴミが引っ
掛かることはなく、所定の大きな以下のゴミであれば網
目をスムーズに通過出来る。
【図１】本発明に係る回転網ドラム式ゴミ分別装置の正
面図。
面図。
【図２】本発明に係る回転網ドラム式ゴミ分別装置の左
側面図。
側面図。
【図３】本発明に係る回転網ドラム式ゴミ分別装置の右
側面図。
側面図。
１ 網ドラム ２ フレーム ３ 架台 ４ ゴム製ローラ ５ モータ ６ 入口 ７ 出口 ８ 支持リング ９ 軸 10 下当り 11 上当り 12 エアシリンダー 13 スタッド 14 ローラ 15 端面 16 押えローラ 17 枠体 18 ブラシ 19 スタッド 20 粉砕羽根 21 軸
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０７Ｂ 1/52 Ｂ０７Ｂ 1/52 Ａ
Claims (4)
- 【請求項１】 両端を開口して回転する網ドラムにゴミ
を入れ、網ドラムの網目を通過する小さいゴミと網目を
通過しないで出口開口から出る大きなゴミに分別する為
の装置において、フレーム上には入口側又は出口側の何
れか一方に設けた軸を介して架台を取付け、他方にはエ
アシリンダーを取付けて架台の傾きを調整可能とし、そ
して架台には対を成してゴム製ローラを取着すると共
に、該ゴム製ローラに上記網ドラムを載せてゴム製ロー
ラの回転により網ドラムを回転させるようにしたことを
特徴とする回転網ドラム式ゴミ分別装置。 - 【請求項２】 上記網ドラム内には粉砕羽根を取付け、
該粉砕羽根の高速回転により大きなゴミを小さく砕くよ
うにした請求項１記載の回転網ドラム式ゴミ分別装置。 - 【請求項３】 上記網ドラムがゴム製ローラに載る箇所
には支持リングを設け、該支持リング外周表面に小さな
凸部を複数個突出した請求項１、又は請求項２記載の回
転網ドラム式ゴミ分別装置。 - 【請求項４】 上記網ドラム外周にブラシを取付け、網
ドラムの回転に伴ってブラシは網ドラムと擦れ合うよう
にした請求項１、請求項２、又は請求項３記載の回転網
ドラム式ゴミ分別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141397A JP2002336729A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 回転網ドラム式ゴミ分別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141397A JP2002336729A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 回転網ドラム式ゴミ分別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002336729A true JP2002336729A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=18987864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001141397A Pending JP2002336729A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 回転網ドラム式ゴミ分別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002336729A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN102416377A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-04-18 | 湖南华南煤矿机械制造有限公司 | 圆孔网板滚筒筛 |
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-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141397A patent/JP2002336729A/ja active Pending
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