JP2001087661A - 石膏ボード粉砕機 - Google Patents
石膏ボード粉砕機Info
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- JP2001087661A JP2001087661A JP26769799A JP26769799A JP2001087661A JP 2001087661 A JP2001087661 A JP 2001087661A JP 26769799 A JP26769799 A JP 26769799A JP 26769799 A JP26769799 A JP 26769799A JP 2001087661 A JP2001087661 A JP 2001087661A
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- JP
- Japan
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- gypsum
- pieces
- ball mill
- gypsum board
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- Crushing And Grinding (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 多数枚の石膏ボード破片を投入でき、且つ、
該石膏ボード片を連続的に粉砕して効率良く石膏片と紙
片とに分離できるようにする。 【解決手段】 前側に歯付チェーンコンベア２が配設さ
れた歯付チェーンコンベア２の前段に、ホッパー３が配
設され、後段側に多数のボール５が内蔵されているボー
ルミル６が配設され、ボールミルの後壁１１の中央部に
開口部１２が設けられ、開口部にブラシ付スクリューコ
ンベア１３の先端部を臨ませ、後段側に、外周壁１８に
金網１９を装着された分級装置１７が回転自在に配設さ
れている。ホッパーに投与された石膏ボード破片は、歯
付チェーンコンベアで破砕され、次いで、ボールミルに
よって粉砕され、分級装置で大小の石膏片に分級され、
小片の石膏片は金網外に排出され、大片の石膏片はボー
ルミル内に還流されて、再度、粉砕される。ボールミル
内で石膏片と分離された紙片はブラシ付スクリューコン
ベアで捕捉され排出される。
該石膏ボード片を連続的に粉砕して効率良く石膏片と紙
片とに分離できるようにする。 【解決手段】 前側に歯付チェーンコンベア２が配設さ
れた歯付チェーンコンベア２の前段に、ホッパー３が配
設され、後段側に多数のボール５が内蔵されているボー
ルミル６が配設され、ボールミルの後壁１１の中央部に
開口部１２が設けられ、開口部にブラシ付スクリューコ
ンベア１３の先端部を臨ませ、後段側に、外周壁１８に
金網１９を装着された分級装置１７が回転自在に配設さ
れている。ホッパーに投与された石膏ボード破片は、歯
付チェーンコンベアで破砕され、次いで、ボールミルに
よって粉砕され、分級装置で大小の石膏片に分級され、
小片の石膏片は金網外に排出され、大片の石膏片はボー
ルミル内に還流されて、再度、粉砕される。ボールミル
内で石膏片と分離された紙片はブラシ付スクリューコン
ベアで捕捉され排出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、石膏ボード粉砕
機に関するものであり、特に、石膏ボード破片等をボー
ルミルによって粉砕し、石膏片と紙片に分離するように
した石膏ボード粉砕機に関するものである。
機に関するものであり、特に、石膏ボード破片等をボー
ルミルによって粉砕し、石膏片と紙片に分離するように
した石膏ボード粉砕機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、此種石膏ボード粉砕機は、スリッ
ト状投入口から水平方向に石膏ボード破片を１枚づつ投
入すると、該石膏ボード破片をピンチローラーが把持
し、該ピンチローラーの回転により搬送される該石膏ボ
ード破片を、カッターローラーにより破砕するように構
成されているものが知られている（特開平６−２７７５
３７）。
ト状投入口から水平方向に石膏ボード破片を１枚づつ投
入すると、該石膏ボード破片をピンチローラーが把持
し、該ピンチローラーの回転により搬送される該石膏ボ
ード破片を、カッターローラーにより破砕するように構
成されているものが知られている（特開平６−２７７５
３７）。
【０００３】又、他の此種従来の石膏ボード粉砕機は、
石膏ボード廃材を下方向に落下させて１枚づつ投入する
と、回転刃により該石膏ボード廃材を破砕し、破砕され
た該石膏ボード廃材を篩により石膏片と紙片に分離する
ように構成されている（特開平１１−１９５２７）。
石膏ボード廃材を下方向に落下させて１枚づつ投入する
と、回転刃により該石膏ボード廃材を破砕し、破砕され
た該石膏ボード廃材を篩により石膏片と紙片に分離する
ように構成されている（特開平１１−１９５２７）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】此種従来の石膏ボード
粉砕機は、石膏ボード破片を粉砕機へ１枚ずつ投入する
ものであり、このため、連続的な作業が困難で作業効率
が極めて悪かった。
粉砕機は、石膏ボード破片を粉砕機へ１枚ずつ投入する
ものであり、このため、連続的な作業が困難で作業効率
が極めて悪かった。
【０００５】そこで、多数枚の石膏ボード破片を投入で
き、且つ、該石膏ボード破片を連続的に粉砕し、効率よ
く石膏片と紙片とに分離できるようにするために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
き、且つ、該石膏ボード破片を連続的に粉砕し、効率よ
く石膏片と紙片とに分離できるようにするために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課
題を解決することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、石膏ボード粉砕機で
あって、該石膏ボード粉砕機は前側に歯付チェーンコン
ベアが配設されており、且つ、該歯付チェーンコンベア
の前方にはホッパーが配設され、更に、該歯付チェーン
コンベアの後段側に、多数のボールが内蔵されているボ
ールミルが回転自在に配設されており、更に、該ボール
ミルの後壁中央部には開口部が設けられており、該開口
部にブラシ付スクリューコンベアの先端部を臨ませ、更
に、該後壁にはボールミル内で粉砕された石膏片が通過
できる多数の小孔が開穿されており、更に、該後壁に連
接して、前記ボールミルと共に回転できる分級装置を配
設し、且つ、該分級装置はその外周壁に金網が装着さ
れ、前記ボールミルから前記後壁を通過して排出された
石膏片は、該分級装置の回転に伴って該分級装置の外周
壁の金網を通過して石膏集積室に集積し、該金網を通過
できない石膏片は、前記ボールミル内に還流して該ボー
ルミル内で再度粉砕され、且つ、該ボールミル内に先端
部を臨ませた前記スクリューコンベアによって該ボール
ミル内で石膏片から分離された紙片を捕捉して排出でき
るように構成された石膏ボード粉砕機を提供するもので
ある。
するために提案されたものであり、石膏ボード粉砕機で
あって、該石膏ボード粉砕機は前側に歯付チェーンコン
ベアが配設されており、且つ、該歯付チェーンコンベア
の前方にはホッパーが配設され、更に、該歯付チェーン
コンベアの後段側に、多数のボールが内蔵されているボ
ールミルが回転自在に配設されており、更に、該ボール
ミルの後壁中央部には開口部が設けられており、該開口
部にブラシ付スクリューコンベアの先端部を臨ませ、更
に、該後壁にはボールミル内で粉砕された石膏片が通過
できる多数の小孔が開穿されており、更に、該後壁に連
接して、前記ボールミルと共に回転できる分級装置を配
設し、且つ、該分級装置はその外周壁に金網が装着さ
れ、前記ボールミルから前記後壁を通過して排出された
石膏片は、該分級装置の回転に伴って該分級装置の外周
壁の金網を通過して石膏集積室に集積し、該金網を通過
できない石膏片は、前記ボールミル内に還流して該ボー
ルミル内で再度粉砕され、且つ、該ボールミル内に先端
部を臨ませた前記スクリューコンベアによって該ボール
ミル内で石膏片から分離された紙片を捕捉して排出でき
るように構成された石膏ボード粉砕機を提供するもので
ある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１及び図２に従って詳述する。図に於いて、１は石膏ボ
ード粉砕機であり、該石膏ボード粉砕機１は前側に歯付
チェーンコンベア２が配設されており、且つ、該歯付チ
ェーンコンベア２の前方にホッパー３が配設され、そし
て、該ホッパー３から投入された石膏ボード破片を該歯
付チェーンコンベア２に供給できるように構成されてい
る。該歯付チェーンコンベア２は、その両端部が開放さ
れたカバー４によって覆われている。
１及び図２に従って詳述する。図に於いて、１は石膏ボ
ード粉砕機であり、該石膏ボード粉砕機１は前側に歯付
チェーンコンベア２が配設されており、且つ、該歯付チ
ェーンコンベア２の前方にホッパー３が配設され、そし
て、該ホッパー３から投入された石膏ボード破片を該歯
付チェーンコンベア２に供給できるように構成されてい
る。該歯付チェーンコンベア２は、その両端部が開放さ
れたカバー４によって覆われている。
【０００８】更に、前記歯付チェーンコンベア２の後段
側に、鋼球等からなる多数のボール５，５，…を内蔵す
るボールミル６が回転自在に配設されている。該ボール
ミル６は、ローラー７，７上に載置され、モータ８によ
り、回転ベルト９を介して回転駆動されるように構成さ
れると共に、該ボールミル６の内周壁には長手方向に延
びる複数個の撹拌翼１０，１０，…が固設されている。
そして、該ボールミル６は、該ボールミル６の回転によ
って、該ボールミル６内に内蔵されるボール５，５，…
が該ボールミル６内の上部に掻き揚げられた時、該ボー
ル５，５，…が該ボールミル６の外壁と共に連れ回りす
ることなく、その自重で落下することができる回転速度
に制御されるように構成されている。
側に、鋼球等からなる多数のボール５，５，…を内蔵す
るボールミル６が回転自在に配設されている。該ボール
ミル６は、ローラー７，７上に載置され、モータ８によ
り、回転ベルト９を介して回転駆動されるように構成さ
れると共に、該ボールミル６の内周壁には長手方向に延
びる複数個の撹拌翼１０，１０，…が固設されている。
そして、該ボールミル６は、該ボールミル６の回転によ
って、該ボールミル６内に内蔵されるボール５，５，…
が該ボールミル６内の上部に掻き揚げられた時、該ボー
ル５，５，…が該ボールミル６の外壁と共に連れ回りす
ることなく、その自重で落下することができる回転速度
に制御されるように構成されている。
【０００９】又、前記ボールミル６の後壁１１には、そ
の中央部に開口部１２が設けられ、そして、該開口部１
２にブラシ付スクリューコンベア１３の先端部を臨ませ
ている。尚、該ブラシ付スクリューコンベア１３は、両
端部が開口されるカバー１４によって覆われている。更
に、前記ボールミル６の所定間隔離れた後方に、石膏片
から分離される紙片を収容する紙収容室１５が設けら
れ、該紙収容室１５上部に前記ブラシ付スクリューコン
ベア１３の後端部が臨むように構成されている。
の中央部に開口部１２が設けられ、そして、該開口部１
２にブラシ付スクリューコンベア１３の先端部を臨ませ
ている。尚、該ブラシ付スクリューコンベア１３は、両
端部が開口されるカバー１４によって覆われている。更
に、前記ボールミル６の所定間隔離れた後方に、石膏片
から分離される紙片を収容する紙収容室１５が設けら
れ、該紙収容室１５上部に前記ブラシ付スクリューコン
ベア１３の後端部が臨むように構成されている。
【００１０】又、前記ボールミル６の後壁１１には前記
ボールミル６内で粉砕された石膏片が通過できる多数の
小孔１６，１６，…が開穿されている。更に、該後壁１
１に連接して、前記ボールミル６と共に回転できる分級
装置１７が設けられ、且つ、該分級装置１７はその外周
壁１８に金網１９が装着されている。尚、該金網１９
は、異なる網目を有する金網と交換自在となっている。
又、前記分級装置１７は、その内周壁に複数枚の撹拌翼
が固設される構成も可とする。
ボールミル６内で粉砕された石膏片が通過できる多数の
小孔１６，１６，…が開穿されている。更に、該後壁１
１に連接して、前記ボールミル６と共に回転できる分級
装置１７が設けられ、且つ、該分級装置１７はその外周
壁１８に金網１９が装着されている。尚、該金網１９
は、異なる網目を有する金網と交換自在となっている。
又、前記分級装置１７は、その内周壁に複数枚の撹拌翼
が固設される構成も可とする。
【００１１】そして、前記ブラシ付スクリューコンベア
１３のカバー１４上部に、前記分級装置１７から前記ボ
ールミル６内に傾斜して延びる断面視略Ｕ字形状を有す
るシュート２０が固設されている。
１３のカバー１４上部に、前記分級装置１７から前記ボ
ールミル６内に傾斜して延びる断面視略Ｕ字形状を有す
るシュート２０が固設されている。
【００１２】更に、前記分級装置１７を囲んで石膏集積
室２１が設けられ、該分級装置１７によって大小の石膏
片に分級された石膏片のうち小片の石膏片が該石膏集積
室２１に集積されるように構成されている。
室２１が設けられ、該分級装置１７によって大小の石膏
片に分級された石膏片のうち小片の石膏片が該石膏集積
室２１に集積されるように構成されている。
【００１３】而して、前記ホッパー３の上方から投入さ
れた大量の石膏ボード破片は、該ホッパー３の底部に於
いて、回転する前記歯付チェーンコンベア２によって噛
み砕かれ破砕されると共に、該歯付チェーンコンベア２
と前記カバー４との間を該歯付チェーンコンベア２によ
り搬送されて前記ボールミル６内に供給される。
れた大量の石膏ボード破片は、該ホッパー３の底部に於
いて、回転する前記歯付チェーンコンベア２によって噛
み砕かれ破砕されると共に、該歯付チェーンコンベア２
と前記カバー４との間を該歯付チェーンコンベア２によ
り搬送されて前記ボールミル６内に供給される。
【００１４】そして、石膏ボード破片は、前記モータ８
によって回転される前記ボールミル６内で、前記撹拌翼
１０，１０，…によって前記ボール５，５，…と共に撹
拌され、該ボール５，５，…によって粉砕され、そし
て、粉砕された石膏片に付着している紙片も分離され
る。
によって回転される前記ボールミル６内で、前記撹拌翼
１０，１０，…によって前記ボール５，５，…と共に撹
拌され、該ボール５，５，…によって粉砕され、そし
て、粉砕された石膏片に付着している紙片も分離され
る。
【００１５】更に、前記粉砕された石膏片は前記ボール
ミル６の後壁１１に設けられている小孔１６，１６，…
を通過して、前記ボールミル６と共に回転する前記分級
装置１７に入り、前記金網１９によって大小の石膏片に
分級される。そして、小片の石膏片は該金網１９を通過
して前記石膏集積室２１に排出され、該金網１９を通過
しなかった大片の石膏片は前記分級装置１７内の上部に
掻き上げられ、前記シュート２０上に落下すると該シュ
ート２０上を滑り、前記ボールミル６内へ還流され、再
度、該ボールミル６内で粉砕される。この循環は、すべ
ての石膏片が前記金網１９を通過する迄繰り返される。
ミル６の後壁１１に設けられている小孔１６，１６，…
を通過して、前記ボールミル６と共に回転する前記分級
装置１７に入り、前記金網１９によって大小の石膏片に
分級される。そして、小片の石膏片は該金網１９を通過
して前記石膏集積室２１に排出され、該金網１９を通過
しなかった大片の石膏片は前記分級装置１７内の上部に
掻き上げられ、前記シュート２０上に落下すると該シュ
ート２０上を滑り、前記ボールミル６内へ還流され、再
度、該ボールミル６内で粉砕される。この循環は、すべ
ての石膏片が前記金網１９を通過する迄繰り返される。
【００１６】又、前記ボールミル６内で石膏片から分離
された紙片は前記ブラシ付スクリューコンベア１３によ
って捕捉され、該ブラシ付スクリューコンベア１３によ
って搬送されて、前記紙収容室１５に排出される。
された紙片は前記ブラシ付スクリューコンベア１３によ
って捕捉され、該ブラシ付スクリューコンベア１３によ
って搬送されて、前記紙収容室１５に排出される。
【００１７】以上、詳述したように、前記石膏ボード粉
砕機１により、石膏ボード破片を連続的に粉砕できると
共に、粉砕された石膏片を分級し、且つ、石膏片から剥
離された紙片を分別することができる。
砕機１により、石膏ボード破片を連続的に粉砕できると
共に、粉砕された石膏片を分級し、且つ、石膏片から剥
離された紙片を分別することができる。
【００１８】又、石膏ボード破片を、従来例の如く、一
枚ずつ投入する必要もなく、一度に多数枚を前記ホッパ
ー３内に投入できる。
枚ずつ投入する必要もなく、一度に多数枚を前記ホッパ
ー３内に投入できる。
【００１９】更に、前記石膏ボード粉砕機１を、鉄筋等
が混在しているコンクリートガラ等に使用する場合に
は、前記ブラシ付スクリューコンベア１３に磁選機（永
久磁石）を装着する。
が混在しているコンクリートガラ等に使用する場合に
は、前記ブラシ付スクリューコンベア１３に磁選機（永
久磁石）を装着する。
【００２０】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、前方に配設されたホッパーに投入された多数枚の
石膏ボード破片は、歯付チェーンコンベアによって予め
破砕されて、ボールミル内に搬送され、次いで、該ボー
ルミル内でボールによって粉砕され、同時に、石膏片に
付着している紙片も分離され、然る後、粉砕された石膏
片はボールミル後壁の小孔を通過して、分級装置に入
り、該分級装置の外周壁に装着された金網によって大小
の石膏片に分級され、小片の石膏片は該金網を通過して
石膏集積室に集積し、大片の石膏片は前記ボールミル内
に還流されて再度粉砕され、更に、前記紙片は前記ボー
ルミル後壁の中央開口部に臨ませたブラシ付スクリュー
コンベアによって捕捉されて排出されるように構成した
から、多数枚の石膏ボード破片を投入でき、且つ、該石
膏ボード破片を連続的に粉砕し、効率よく石膏片と紙片
とに分離できる。斯くして、石膏ボード破片の粉砕の作
業性が向上し、コストダウンに寄与する等、正に著大な
る効果を奏する発明である。
うに、前方に配設されたホッパーに投入された多数枚の
石膏ボード破片は、歯付チェーンコンベアによって予め
破砕されて、ボールミル内に搬送され、次いで、該ボー
ルミル内でボールによって粉砕され、同時に、石膏片に
付着している紙片も分離され、然る後、粉砕された石膏
片はボールミル後壁の小孔を通過して、分級装置に入
り、該分級装置の外周壁に装着された金網によって大小
の石膏片に分級され、小片の石膏片は該金網を通過して
石膏集積室に集積し、大片の石膏片は前記ボールミル内
に還流されて再度粉砕され、更に、前記紙片は前記ボー
ルミル後壁の中央開口部に臨ませたブラシ付スクリュー
コンベアによって捕捉されて排出されるように構成した
から、多数枚の石膏ボード破片を投入でき、且つ、該石
膏ボード破片を連続的に粉砕し、効率よく石膏片と紙片
とに分離できる。斯くして、石膏ボード破片の粉砕の作
業性が向上し、コストダウンに寄与する等、正に著大な
る効果を奏する発明である。
【図１】本発明の一実施の形態を示し、石膏ボード粉砕
機の側面断面図。
機の側面断面図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
１ 石膏ボード粉砕機 ２ 歯付チェーンコンベア ３ ホッパー ５ ボール ６ ボールミル １１ 後壁 １２ 開口部 １３ ブラシ付スクリューコンベア １６ 小孔 １７ 分級装置 １８ 外周壁 １９ 金網 ２１ 石膏集積室
Claims (1)
- 【請求項１】 石膏ボード粉砕機であって、該石膏ボー
ド粉砕機は前側に歯付チェーンコンベアが配設されてお
り、且つ、該歯付チェーンコンベアの前方にはホッパー
が配設され、更に、該歯付チェーンコンベアの後段側
に、多数のボールが内蔵されているボールミルが回転自
在に配設されており、更に、該ボールミルの後壁中央部
には開口部が設けられており、該開口部にブラシ付スク
リューコンベアの先端部を臨ませ、更に、該後壁にはボ
ールミル内で粉砕された石膏片が通過できる多数の小孔
が開穿されており、更に、該後壁に連接して、前記ボー
ルミルと共に回転できる分級装置を配設し、且つ、該分
級装置はその外周壁に金網が装着され、前記ボールミル
から前記後壁を通過して排出された石膏片は、該分級装
置の回転に伴って該分級装置の外周壁の金網を通過して
石膏集積室に集積し、該金網を通過できない石膏片は、
前記ボールミル内に還流して該ボールミル内で再度粉砕
され、且つ、該ボールミル内に先端部を臨ませた前記ス
クリューコンベアによって該ボールミル内で石膏片から
分離された紙片を捕捉して排出できるように構成された
ことを特徴とする石膏ボード粉砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26769799A JP2001087661A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 石膏ボード粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26769799A JP2001087661A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 石膏ボード粉砕機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001087661A true JP2001087661A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17448293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26769799A Pending JP2001087661A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 石膏ボード粉砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001087661A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-09-21 JP JP26769799A patent/JP2001087661A/ja active Pending
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