JP2002102734A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2002102734A
JP2002102734A JP2000301819A JP2000301819A JP2002102734A JP 2002102734 A JP2002102734 A JP 2002102734A JP 2000301819 A JP2000301819 A JP 2000301819A JP 2000301819 A JP2000301819 A JP 2000301819A JP 2002102734 A JP2002102734 A JP 2002102734A
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Japan
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crushing
blade
waste
rotor
crushing blade
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JP2000301819A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakatani
寛 中谷
Genji Kanetani
弦治 金谷
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕機の破砕の効率を上げると共に排出スク
リーンの目詰まりを防止することができる破砕機を提供
する。 【解決手段】破砕機の排出スクリーン9に破砕刃3の軌
跡に沿うと共に孔9aに接続する溝を設ける。破砕刃3
の先端部の切れ刃3b,3cと溝16との間の距離が略
一定になるように溝16の断面形状が破砕刃3の先端部
の形状に合せられる。廃棄物がロータ2に取り付けた破
砕刃3と固定刃5a,5bとによって一次破砕され、一
次破砕された廃棄物が破砕刃3に引掛けられて排出スク
リーン9の溝16に沿って移動される。所定の大きさ以
下に破砕された廃棄物は、破砕刃3から解放され、排出
スクリーン9の孔9aから排出される。所定の大きさ以
下に破砕されない廃棄物は、破砕刃3に引掛けられたま
ま排出スクリーン9の孔9aを通過し、もう一度スクリ
ーン9の孔9aの端部と破砕刃3とによって二次破砕さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各家庭等から収集
されたごみ、あるいは工場等から排出される産業廃棄物
などの廃棄物を破砕する破砕機に関し、特に収集された
廃棄プラスチックを破砕する破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、回転するロータの外周に複数
の破砕刃が取り付けられ、この破砕刃と機体側に固定さ
れた固定刃とで廃棄物をせん断・破砕する破砕機が知ら
れている。
【0003】一般に廃棄物は、嵩張り、その嵩比重が比
較的小さいという特性を有する。このような嵩張る被破
砕物でも破砕の効率を上げることができる破砕機とし
て、台板の端と側壁との間の開口に回転するロータが設
けられ、台板の端に固定刃が固定され、ロータの外周に
取り付けた破砕刃および固定刃が廃棄物を破砕する破砕
機(特公平5−13410号公報)が知られている。台
板上には台板上を摺動するプッシャが設けられ、このプ
ッシャが台板上に投入された廃棄物をロータに押圧す
る。ロータの下方には、ロータの下部を覆うように排出
スクリーンが設けられる。排出スクリーンには孔が開け
られ、破砕されて所定の大きさ以下になった廃棄物がこ
の孔から排出される。この破砕機は、プッシャで廃棄物
をロータに押し付けることによって、破砕の効率を上げ
ている。
【0004】また、台板の端に設けられた第1の固定刃
の他に、回転ロータの中心点を中心として対称となる位
置に第2の固定刃が設けられた破砕機(特開平9−57
138号公報)も知られている。この破砕機は、廃棄物
を第1の固定刃の部分と第2に固定刃の部分とで2回破
砕し、すなわちせん断回数を多くして破砕の効率を上げ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃棄物
の中でも特に廃棄プラスチックは、嵩比重が極めて小さ
いという特性を有する。また、廃棄プラスチックには、
ペットボトル等の略一定の形状を有するものも含まれれ
ば、フィルム等の容易に形状を変化するものも含まれ
る。このような様々な種類のプラスチックを含む廃棄プ
ラスチックを上述の破砕機で破砕しようとしても、廃棄
プラスチックの一部、特にフィルムが、ロータと一緒に
回転するのみで、第1の固定刃および第2の固定刃によ
っても破砕されないことがある。また、フィルムは破砕
されないと排出スクリーンの孔を目詰まりさせ、この結
果、所定の大きさ以下に破砕された廃棄プラスチック
が、スクリーンから排出されず、必要以上に破砕を繰り
返してしまうという問題も生じる。
【0006】そこで、本発明は、破砕機の破砕の効率を
上げると共に排出スクリーンの目詰まりを防止すること
ができる破砕機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。
【0008】上記課題を解決するために、本発明者は、
ロータに取り付けられた破砕刃が固定刃を通過するのと
同様に排出スクリーンの孔を通過するのに着目し、固定
刃と破砕刃との間で廃棄物を1次破砕すると共に排出ス
クリーンの孔の端部と破砕刃との間で廃棄物を2次破砕
した。具体的には、本発明は、回転するロータと、この
ロータに取り付けられた破砕刃と、機体側に固定された
固定刃と、前記ロータの下部を覆うように設けられ、複
数の孔が開けられた排出スクリーンとを備え、前記破砕
刃および前記固定刃によって廃棄物を破砕し、破砕した
廃棄物を排出スクリーンの前記孔から排出する破砕機に
おいて、前記排出スクリーンには前記破砕刃の軌跡に沿
うと共に前記孔に接続する溝が設けられ、前記破砕刃の
先端部の切れ刃と前記溝との間の距離が略一定になるよ
うに前記溝の断面形状が破砕刃の先端部の形状に合せら
れることを特徴とする破砕機により、上述した課題を解
決した。
【0009】この発明によれば、廃棄物がロータに取り
付けた破砕刃と固定刃とによって一次破砕され、一次破
砕された廃棄物が破砕刃に引掛けられて排出スクリーン
の溝に沿って移動される。ここで、所定の大きさ以下に
破砕された廃棄物は、破砕刃から解放され、排出スクリ
ーンの孔から排出される。所定の大きさ以下に破砕され
ない廃棄物は、破砕刃に引掛けられたまま排出スクリー
ンの孔を通過し、もう一度スクリーンの孔の端部と破砕
刃とによって二次破砕される。このように、廃棄物が固
定刃の部分で一次破砕されるのみならず、スクリーンの
孔でも二次破砕されるので、破砕機の破砕の効率を上げ
ることができ、スクリーンの孔の目詰まりを防止するこ
とができる。また、破砕刃の先端部の切れ刃と前記溝と
の間の距離が略一定になるように、溝の断面形状が破砕
刃の先端部の形状に合せられているので、二次破砕にお
ける破砕の効率を上げることができ、ひいては破砕機の
破砕の効率をより上げることができる。
【0010】また、本発明は、前記破砕刃の先端部の切
れ刃と前記固定刃との間の距離が略一定になるように、
前記固定刃の形状が前記破砕刃の先端部の形状に合せら
れ、前記破砕刃の先端部の切れ刃と前記溝との間の距離
が、前記破砕刃の先端部の切れ刃と前記固定刃との間の
距離に略一致されることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、固定刃の部分での破砕
と全く同様にスクリーンの孔の部分での破砕を行うこと
ができ、破砕機の破砕の効率を上げることができる。
【0012】さらに、本発明は、前記溝が断面V字形状
に形成され、前記破砕刃の前記切れ刃がV字状に形成さ
れることを特徴とする。
【0013】廃棄プラスチックを破砕するときの破砕の
効率を上げるためには、溝および破砕刃の形状は断面V
字状が最もよい。
【0014】さらに、本発明は、前記破砕機が、前記廃
棄物として廃棄プラスチックを破砕し、前記距離が0.
5〜0.8mmに設定されることを特徴とする。
【0015】廃棄プラスチックに含まれるフィルムを破
砕するときには、破砕刃と溝との間の距離を1mm以
下、望ましくは0.5mm〜0.8mmに設定するのが
最もよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の一実
施形態における破砕機を示す。図1は破砕機の斜視図、
図2は破砕機の断面図を示す。この破砕機は、投入ホッ
パから投入された廃棄プラスチック1をロータ2に取り
付けられた破砕刃3および機体側、すなわち基礎フレー
ム4に取り付けられた固定刃5a,5bによって破砕
し、破砕した廃棄プラスチック1をスクリューコンベヤ
6によってその軸線方向に排出する。
【0017】破砕機は、基礎フレーム4と、この基礎フ
レーム4に支持された台板7と、台板7上をスライドす
るプッシャ8と、台板7の端に固定された固定刃5a
と、基礎フレーム4に回転可能に取り付けられ、駆動機
構によって回転駆動されるロータ2と、ロータ2の下部
を覆うように基礎フレーム4に固定される排出スクリー
ン9と、破砕した廃棄プラスチックを排出するスクリュ
ーコンベヤ6と、を備える。
【0018】基礎フレーム4は、ケーシング10で覆わ
れている。ケーシング10にはその上部に開口したホッ
パ11が形成される。投入装置12によってホッパ11
から廃棄プラスチック1が投入される。投入された廃棄
プラスチック1は台板7上に載せられる。
【0019】ロータ2は、略円柱形状をなす。ロータ2
には、その外周の同一円周上に断面V字状のロータ溝2
a…が形成される。このロータ溝2a…は、軸線方向に
所定のピッチで形成され、互いに平行を保つ。ロータ溝
2a…には、コマ13…を介して複数の破砕刃3…が取
り付けられる。この破砕刃3…は隣合う破砕刃を繋げる
と螺旋状になるように、あるいは互い違いになるように
ロータ溝2a…に取り付けられる。なお、螺旋状に破砕
刃3…を並べると、軸線方向の一直線に破砕刃3…を並
べ同時に廃棄プラスチック1を破砕する場合に比べ、破
砕の効率を格段に上げることができる。また、このロー
タ2は、巻き掛け電動装置14を介して駆動モータ15
によって図中矢印方向(反時計方向に回転される)。
【0020】破砕刃3は、四角柱状のチップに形成さ
れ、その中央に取り付け用のねじ孔3aが開けられてい
る。破砕刃3の四角形の頂点はロータ溝2aの頂点より
も半径方向外側に突出する。破砕刃3の頂点から延びる
2辺(頂点から延びるV字状の稜線)が切れ刃3b,3
cとして用いられる。破砕刃3は、コマ13から取り外
し可能になっていて、切れ刃3b,3cが摩耗すると反
対に取り付け直して使用される。破砕刃3の上面側の4
辺および下面側の4辺の合計8辺が切れ刃3b,3cと
して使用される。
【0021】基礎フレーム4の上端には、平面矩形状の
台板7が取り付けられている。台板7の端には、ロータ
2の軸線方向全長に渡って鋸刃状の第1の固定刃5aが
取り付けられる。また、ロータ2の中心点を中心として
略対称となる位置には、第1の固定刃5aと同様に鋸刃
状の第2の固定刃5bが取り付けられる。この第1の固
定刃5aおよび第2の固定刃5bは、ロータ2のロータ
溝2aと対向するV字状の刃を多数、ロータ2の全長に
渡って設けられており、ロータ溝2aと第1および第2
の固定刃5a,5bのV字溝が向き合ったときに略四角
形又は菱形の空間ができるようにされている。そして、
この空間を上記破砕刃3が通過する。破砕刃の先端部の
切れ刃と第1および第2の固定刃との間の距離が略一定
になるように第1および第2の固定刃の形状が破砕刃の
先端部の形状に合せられている。すなわち、破砕刃3の
先端部の切れ刃3b,3cはV字状に形成され、第1お
よび第2の固定刃5a,5bの切れ刃5c,5dもV字
状に形成される。破砕刃3の切れ刃3b,3cと第1お
よび第2の固定刃5a,5bの切れ刃5c,5dとの間
で廃棄プラスチック1がせん断・破砕される。
【0022】プッシャ8は、台板7の幅と略等しい幅を
有し、台板7上をスライドし、廃棄プラスチック1を台
板7の一端側に設けたロータ2に押し付ける。台板7の
上方には、基礎フレーム4の側壁に固定された略90度
旋回可能な押付け部17が設けられる。この押付け部1
7は、プッシャ8と同時に作動し、プッシャ8の押込み
によって廃棄プラスチック1が上方に浮き上がってしま
うのを防止する。
【0023】図3は、ロータ2および排出スクリーン9
の断面図を示す。ロータ2の下方には、ロータ2の下部
の略半円を覆うように断面円弧状の排出スクリーン9が
設けられる。排出スクリーン9の円弧の中心は、ロータ
2の回転中心と一致する。排出スクリーン9には多数の
孔9a…が開けられ、破砕刃3および第1および第2の
固定刃5a,5bによって破砕された廃棄プラスチック
1がこの孔9a…から排出される。
【0024】図4ないし図6は、排出スクリーン9を示
す。図4は排出スクリーン9の斜視図を示し、図5は排
出スクリーン9をわかりやすく平面的に展開した図を示
し、図6は図5のA−A線断面図を示す。上述のよう
に、排出スクリーン9には破砕された廃棄プラスチック
1を排出する孔9a…が開けられる。破砕後の廃棄プラ
スチック1の粒度は、この孔9a…の直径で決定され
る。廃棄プラスチック1を破砕する場合、この孔9a…
の直径Dは例えば100mm程度に設定される。孔9a
は、縦方向および横方向一定ピッチを保って千鳥形に配
置される。孔9aの軸線方向のピッチはロータ2に取り
付けられた破砕刃3の、ロータ2の軸線方向のピッチと
一致している。また、排出スクリーン9には破砕刃3の
軌跡に沿うと共に孔9a…に接続する溝16が設けられ
る。すなわち、破砕刃3は、ロータ2の回転によって溝
16に沿うように移動し、ところどころ孔9a…を通過
する。また、この溝16は孔9a…の中心線上に形成さ
れる。
【0025】図7は、破砕刃3と溝16との位置関係を
示す。この図に示すように、破砕刃3の先端部の切れ刃
3b,3cと溝16との間の距離が略一定になるように
溝16の断面形状が破砕刃3の先端部の形状に合せられ
ている。すなわち、溝16は断面V字形状に形成され、
破砕刃3の先端部の切れ刃3b,3cもV字形状に形成
される。ここで、廃棄プラスチック1を破砕する場合、
破砕刃3の先端部の切れ刃3b,3cと溝との間の距離
Wは0.5〜0.8mmに設定され、破砕刃3の先端部
の切れ刃3b,3cと溝16との間には0より大きな正
の隙間が開けられている。溝16の側壁16b,16c
と切れ刃3b,3cとは略平行を保ち、この距離Wは溝
16のどの位置で測定しても略一定の値に設定される。
この破砕刃3の先端部の切れ刃3b,3cと溝16との
間の距離Wは、破砕刃3の先端部の切れ刃3b,3cと
第1および第2の固定刃5a,5bとの距離に略一致さ
れている。
【0026】図2に示すように、ホッパ11から廃棄プ
ラスチック1が投入されると、後退していたプッシャ8
が前進し、廃棄プラスチック1をロータ2に押し付け
る。廃棄プラスチック1は、ロータ2に取り付けた破砕
刃3と第1および第2の固定刃5a,5bとによって一
次破砕され、一次破砕された廃棄プラスチック1が破砕
刃3に引掛けられて排出スクリーン9の溝16に沿って
移動される。所定の大きさ、例えば100mm以下に破
砕された廃棄プラスチック1は、破砕刃3から解放さ
れ、排出スクリーン9の孔9aから排出される。図3に
示すように、100mm以下に破砕されない廃棄プラス
チック1は、破砕刃3に引掛けられたまま排出スクリー
ン9の孔9aを通過し、もう一度排出スクリーン9の孔
9aの端部と破砕刃3とによって二次破砕される。
【0027】ここで、破砕刃3の先端部の切れ刃3b,
3cと溝16との間の距離が略一定になるように溝16
の断面V字形状が破砕刃3の先端部のV字形状に合せら
れているので、2次破砕における破砕の効率を上げるこ
とができる。さらに、破砕刃3の先端部の切れ刃3b,
3cと溝16との間の距離が、破砕刃3の先端部の切れ
刃3b,3cと第1および第2の固定刃5a,5bとの
距離に略一致されているので、固定刃5a,5bの部分
での破砕と全く同様に排出スクリーン9の孔9aの部分
での破砕を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排出スクリーンには破砕刃の軌跡に沿うと共に孔に接続
される溝が設けられ、破砕刃の先端部の切れ刃と溝との
間の距離が略一定になるように溝の断面形状が破砕刃の
先端部の形状に合せられる。廃棄プラスチックは、ロー
タに取り付けた破砕刃と固定刃とによって一次破砕さ
れ、もう一度スクリーンの孔の端部と破砕刃とによって
二次破砕される。このように、廃棄物が固定刃の部分で
一次破砕されるのみならず、スクリーンの孔でも二次破
砕されるので、破砕機の破砕の効率を上げることがで
き、スクリーンの孔の目詰まりを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における破砕機を示す斜視
図(一部断面図を含む)。
【図2】上記破砕機の側面図(一部断面図を含む)。
【図3】ロータおよび排出スクリーンを示す断面図。
【図4】排出スクリーンを示す斜視図。
【図5】排出スクリーンの平面展開図。
【図6】図5のA−A線断面図。
【図7】破砕刃と溝との位置関係を示す図。
【符号の説明】
2 ロータ 3 破砕刃 4 基礎フレーム(機体側) 5a 第1の固定刃(固定刃) 5b 第2の固定刃(固定刃) 9a 孔 9 排出スクリーン 16 溝 3b,2c 破砕刃の切れ刃 W 距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B02C 23/10 B02C 23/10 B29B 17/00 ZAB B29B 17/00 ZAB Fターム(参考) 4D065 CA16 CB10 CC01 DD04 DD18 DD26 EB14 ED02 ED13 ED16 ED23 EE12 4D067 EE13 EE17 GA16 4F301 AA11 AA21 BF12 BF26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するロータと、このロータに取り付
    けられた破砕刃と、機体側に固定された固定刃と、前記
    ロータの下部を覆うように設けられ、複数の孔が開けら
    れた排出スクリーンとを備え、前記破砕刃および前記固
    定刃によって廃棄物を破砕し、破砕した廃棄物を排出ス
    クリーンの前記孔から排出する破砕機において、 前記排出スクリーンには前記破砕刃の軌跡に沿うと共に
    前記孔に接続する溝が設けられ、 前記破砕刃の先端部の切れ刃と前記溝との間の距離が略
    一定になるように、前記溝の断面形状が破砕刃の先端部
    の形状に合せられることを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 前記破砕刃の先端部の切れ刃と前記固定
    刃との間の距離が略一定になるように、前記固定刃の形
    状が前記破砕刃の先端部の形状に合せられ、前記破砕刃
    の先端部の切れ刃と前記溝との間の距離が、前記破砕刃
    の先端部の切れ刃と前記固定刃との間の距離に略一致さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 【請求項3】 前記溝が断面V字形状に形成され、 前記破砕刃の前記切れ刃がV字状に形成されることを特
    徴とする請求項1または2に記載の破砕機。
  4. 【請求項4】前記破砕機は、前記廃棄物として廃棄プラ
    スチックを破砕し、前記距離が0.5〜0.8mmに設
    定されることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに
    記載の破砕機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234318A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kinki:Kk 一軸破砕機
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CN113102083A (zh) * 2021-04-29 2021-07-13 长沙紫宸科技开发有限公司 一种生活垃圾及生物质粉碎装置

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