JP2002093778A - 有機膜のエッチング方法およびこれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

有機膜のエッチング方法およびこれを用いた半導体装置の製造方法

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JP2002093778A
JP2002093778A JP2000275170A JP2000275170A JP2002093778A JP 2002093778 A JP2002093778 A JP 2002093778A JP 2000275170 A JP2000275170 A JP 2000275170A JP 2000275170 A JP2000275170 A JP 2000275170A JP 2002093778 A JP2002093778 A JP 2002093778A
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organic film
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Hisataka Hayashi
久貴 林
Junko Ouchi
淳子 大内
Norihisa Oiwa
徳久 大岩
Akihiro Kojima
章弘 小島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化膜と有機膜との界面での剥離を防止し、
精度よくエッチング形状を達成することのできるプラズ
マエッチング方法を提供する。 【解決手段】 有機膜上に、SOGなどの酸化膜のマス
クパターンを形成する。パターニングしたSOG膜をマ
スクとして用い、SOG膜の下層に位置する有機膜を、
アンモニア(NH3)ガス、二酸化窒素(NO)ガ
ス、シアン化水素(HCN)ガス、メタン(CH)ガ
ス、エチレン(C)ガス、メタノールガス、エタ
ノールガスから成るグループから選択されるいずれか1
のガスを導入して、酸素ガスとの混合ガスプラズマによ
りエッチングする。このようなガスプラズマを用いるこ
とにより、酸化膜と有機膜との界面で窒素分子の再結合
による発泡現象を防止し、酸化膜のマスクパターンを精
度よく有機膜に転写することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機膜のエッチン
グ方法と、このエッチング方法を用いた半導体装置の製
造方法に関し、特に、マスクパターンに沿って有機膜を
プラズマで加工するためのエッチング方法および、この
エッチング方法を用いた半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSI技術において、パターンの微細化
が進むにつれ、単層レジストによって微細加工を正確に
施すのが困難になってきた。これを解決するために、多
層レジストプロセスが開発されている。これは、下地か
らの反射を防止し、かつ下地加工のためのマスク材とし
て機能させるためにレジストを多層にして、ターゲット
の層を精密に加工するプロセスである。
【0003】具体的には、下層に高吸収性の有機膜を充
分な厚さに形成して、基板の段差を吸収するとともに、
露光時の基板からの反射による悪影響をなくす。一方、
上層には、高解像度化のための薄いレジスト層を形成す
る。このような多層レジストを用いてターゲットとなる
層を加工するには、まず、上層にパターンを形成した
後、パタニングされた上層をマスクとして、下層の有機
膜を加工する。加工された下層レジストは、さらにその
下方にある最終目的である被加工層を加工するためのマ
スクとして使用される。
【0004】下層レジストの加工を酸素RIE(反応性
イオンエッチング)によるドライ現像を用いて行なう場
合は、上層レジスト/中間レジスト/下層レジストの三
層レジスト構造が用いられる。この場合、下層レジスト
は、基板段差を平坦化するとともに基板からの反射を低
減させる有機膜を用い、上層に薄いレジスト膜が用いら
れる。中間レジストは、ドライ現像の際にエッチングマ
スクの役割をするもので、SOG(Spin On Grass:塗
布型シリコン酸化膜)などが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】下層有機膜のエッチン
グは、通常は、窒素と酸素の混合ガスプラズマによって
行なわれる。このとき、マスクとしての中間レジストS
OGと、下層有機膜との密着性は、互いの物理的性質に
よりそれほど高くない。このため、有機膜エッチング中
に、SOG膜と有機膜との間に在留する窒素分子の発泡
現象によって、SOG膜が剥離してしまうという問題が
あった。下層有機膜のエッチング中にSOG膜が剥離す
ると、マスクとして機能する有機膜のパタニングを正確
に行なうことができず、結果的に、最終目的であるVI
Aパターンや配線トレンチの形成を精度良く行なうこと
ができなくなる。このような発泡による剥離のメカニズ
ムを図9を参照して説明する。
【0006】図9に示す従来の技術において、窒素プラ
ズマによるエッチングを行なう場合、プラズマ中で、電
子衝突解離によって窒素分子(N2)の結合が壊れて窒
素原子(N)が発生する。SOG膜の結晶構造は疎であ
るため、RIE開始初期では、図9(a)に示すよう
に、プラズマ中に存在する窒素分子(N2)、窒素原子
(N)などが、容易にSOG膜を透過する。
【0007】RIEが長時間(たとえば60秒以上)に
なると、図9(b)に示すように、SOG表面がイオン
照射により緻密化する。この緻密層は、窒素原子のよう
な微小粒子は透過させるが、窒素分子のような大きな分
子は透過させにくい。このため、フィルタリング効果が
生じる。すなわち、透過した窒素原子は、SOGと有機
膜の界面で再結合反応を起こし、窒素分子(N2)を形
成する。発生した窒素分子は、緻密化したSOG表面膜
を透過することができず、また、SOGより密な有機膜
中にも透過できないため、SOG中に蓄積されていく。
【0008】SOG中の窒素分子の内圧は、フィルタリ
ング効果により次第に上昇し、ついには、図9(c)に
示すように、密着性の弱い有機膜とSOG界面が剥離
し、SOGが飛ぶ現象(発泡と称する)が起こる。
【0009】N2を含むガスプラズマを用いた場合、発
生する窒素原子(N)の再結合のため、SOGの剥離が
生じてしまうが、N2は有機膜の加工形状制御のため必
須である。すなわち、従来の方法では、形状制御と剥離
はトレードオフの関係にあり、どちらかを優先すると他
方がおろそかになってしまうという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上述し
た従来の有機膜のガスプラズマエッチングにおける問題
点を解決し、SOGを始めとする酸化物マスクの剥離を
防止して、有機膜の良好なエッチング形状を得ることの
できるエッチング方法を提供するものである。
【0011】また、このようなエッチング方法を用い
た、半導体装置の製造方法の提供を、第2の目的とす
る。
【0012】このような目的を達成するために、本発明
では、有機膜のプラズマエッチングにおいて、従来の窒
素ガスに代え、酸化膜と有機膜との界面での窒素原子の
再結合を防止すべく、NXy(y≧2、Xはフッ素を除
く)なるガスまたはシアン化水素(HCN)ガスを用い
る。さらに、窒素原子の再結合を防止するために、窒素
そのものを含まないパラフィン系炭化水素ガス、オレフ
ィン系炭化水素ガス、または脂肪族飽和アルコールガス
を用いてプラズマ放電によるエッチングを行なう。
【0013】具体的には、本発明の有機膜のプラズマエ
ッチング方法は、有機膜上に酸化膜のマスクパターンを
形成する。その後、アンモニア(NH3)ガス、二酸化
窒素(NO)ガス、シアン化水素(HCN)ガス、メ
タン(CH)ガス、エチレン(C)ガス、メタ
ノールガス、エタノールガスから成るグループから選択
されるいずれか1のガスを導入して、有機膜をマスクパ
ターンに沿ってプラズマ加工する。
【0014】このようなエッチング化合物ガスを用いる
ことによって、SOGの剥離を防止することができる理
由を、NXガスを用いた場合を例にとって説明する。
【0015】図1は、NH3ガスによるRIE初期およ
び中期の状態を示す。実際は、NH3ガスと酸素ガスと
の混合気体によってエッチングが行われるが、説明の便
宜上、NH3ガスのイオン化のみを図示する。
【0016】NH3プラズマ中でも、N2プラズマと同様
に、電子衝突解離現象が生じる。アンモニア分子の窒素
原子(N)には、3つの水素原子(H)が結合している
が、電子衝突によりN−H結合が切れる。このとき、解
離反応として、通常はひとつひとつの結合が切れていく
ため、NH3から一度に窒素原子(N)が生じることは
ない。このため、RIEが進行しても、プラズマ中には
窒素原子(N)よりは、むしろNHやNHなどの分子
が多数存在することになる。図1(b)に示すように、
SOG表面にイオン照射による緻密層が形成された後
も、NH分子やNH分子は、表面緻密層を透過しない
ので、SOG膜の中に入り込むことがなく、SOG膜内
でのN原子の再結合反応を効果的に抑制することができ
る。
【0017】このような原理により、SOG膜の剥離が
効果的に防止され、あるいは、剥離が生じたとしても、
SOG剥離に至る時間を大幅に延長することができる。
【0018】同様の効果がNO2ガスによって達成され
る。また、エッチングガスとしてHCNを用いた場合
は、水素原子は容易にイオン化して分離するが、窒素
(N)と炭素(C)の三重結合はきわめて長時間持続す
るので、NHガスと同様の効果を達成することができ
る。NF3ガスは、マスクとしての酸化膜を浸食してし
まうので、SOGなどの酸化膜をマスクとする有機膜の
プラズマエッチングには好ましくない。
【0019】窒素原子(N)を含む化合物ガスを用いる
理由は、上述したように、酸化膜マスクと有機膜との界
面での窒素の再結合による発泡を防止して、有機膜のエ
ッチング形状を良好に維持するためである。具体的に
は、NHガスと酸素ガスとの混合ガスで有機膜をエッ
チングする場合、有機膜の主成分である炭素(C)との
反応でHCNが生成されてエッチングが進行する。この
とき、加工側壁に窒素分子が付着しすぎることを抑制し
つつ、効果的にエッチングを進めるために酸素ガスが添
加される。
【0020】一方、界面での窒素分子の再結合を避ける
ために、窒素原子そのものを含まないエッチングガスを
用いることも考えられる。すなわち、メタン(CH
ガスなどのパラフィン系炭化水素ガス、エチレン(C
)ガスなどのオレフィン系炭化水素ガス、メタノー
ルやエタノールといった脂肪族飽和アルコールガスを、
酸素ガスとともに用いることによって、SOG(酸化
膜)マスクと有機膜との剥離なしに、下層の有機膜を良
好な形状制御でプラズマエッチングできる。具体的に
は、有機膜の主成分である炭素(C)が酸素ガス中の酸
素原子と結びついてCOを生成することによってエッチ
ングが進行する。このとき、炭化水素ガスまたはアルコ
ールガスが、エッチング中の加工側壁に炭素原子を付着
させて、加工側壁を均一な形状に制御する。
【0021】上述したプラズマエッチング方法は、SO
G膜のみならず、LKD(low-K dielectric)などの酸
化膜と、有機膜との積層構造のエッチングにも効果的で
ある。有機膜は、たとえば塗布型炭素膜や着色あるいは
無着色ポリマーである。
【0022】また、本発明のプラズマエッチング方法
は、多層配線構造やダマシン構造を有する半導体装置の
製造方法に最適に用いられる。
【0023】たとえば、下層のメタル配線を上層の配線
と結合するためのVIAプラグやトレンチ配線を形成す
る場合に、NH3ガス、NOガス、NCHガスなどの
窒素を含む化合物ガス、メタン(CH)などのパラフ
ィン系炭化水素ガス、エチレン(C)などのオレ
フィン系炭化水素ガス、メタノールやエタノールなどの
脂肪族飽和アルコールガスを用いて、多層レジストにマ
スクパターンを精密に形成することができる。このよう
なレジストマスクに沿って、VIAホールや配線溝を精
度よく形成することができる。また、配線層と配線層と
の間の層の種類によっては、VIAホールやトレンチそ
のものを、上述したいずれかのガスプラズマによって精
密にエッチングすることができる。この結果、デザイン
ルールのきびしい多層配線構造を有する半導体装置を精
度よく製造することが可能になる。
【0024】本発明のその他の効果、特徴については、
以下で図面を参照して説明する詳細な説明によって、よ
り明確になるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図2は、本発明
のプラズマエッチング方法を用いて、多層レジストパタ
ーンを用いて、二酸化シリコン(SiO2)の被加工膜2
5をエッチングする工程を示す。ここで、多層レジスト
膜24は、上層レジスト21と、中間レジストであるS
OG膜22と、下層レジストである塗布型炭素膜23と
から成る。
【0026】まず、図2(a)に示すように、たとえば
基板上に、厚さ2μmのSiO2膜25上に、塗布型炭素
膜23を300nm、SOG22を70nm、上層レジ
スト21を300nmの厚さに塗布し、露光装置により
直径0.11μmの孔パターンを形成する。このとき、
下方にある程度の厚さの有機膜である炭素膜23がある
ので、露光時に基板からの反射は防止される。
【0027】次に、図2(b)に示すように、上層レジ
スト21をマスクとして、中間のSOG22をフルオロ
カーボンのプラズマでエッチングする。SOG22は極
めて薄いので、高解像のパタニングが達成され、上層レ
ジスト21と同じ形状のSOGマスクパターンが形成さ
れる。
【0028】さらに、上層レジストを除去した後、図2
(c)に示すように、NHガスを含むプラズマによっ
て、塗布型炭素膜をSOGマスクに沿ってエッチングす
る。従来のエッチング方法である窒素+酸素混合ガスプ
ラズマ、あるいは窒素+水素混合ガスプラズマと異な
り、塗布型炭素膜23のエッチング中に、SOGと塗布
型炭素膜の間でSOGが剥離するという問題は生じな
い。かつ、炭素膜23を、SOGパターンに忠実に沿っ
て精密にエッチングすることができる。
【0029】最後に、SOG22を除去した後、図2
(d)に示すように、炭素膜23をマスクとして、たと
えばCFガスやCHF3ガス、あるいはCガス
といったCF系ガスによるガスエッチングで、ターゲッ
トであるSiO2膜22に、直径0.11μmの孔パター
ンを形成する。
【0030】このような方法により、厚さ2μmに及ぶ
SiO2膜に、きわめて微細な孔加工を施すことが可能に
なる。
【0031】<第2実施形態>第1実施形態では、SO
Gと塗布型炭素膜を多層レジストに用いる場合のNH 3
ガスを含むプラズマエッチングについて説明した。しか
し、SOG剥離の現象は、SOGと塗布型炭素膜との間
に限ったものではなく、塗布型の酸化膜全般、および塗
布型の有機膜全般に対して起こる現象である。そこで、
これらの膜のエッチングに本発明のNH3ガスを含むプ
ラズマエッチングを適用した場合を以下に説明する。
【0032】図3は、塗布型酸化膜の一種であるLKD
(low-K dielectric)と塗布型炭素膜との積層ダマシン
構造を形成する場合のNH3を含むガスエッチングの例
を示す。ダマシン法とは、平坦化された基板上に、ビア
深さもしくは配線厚さ分の絶縁膜を堆積し、所定の場所
にRIEで孔もしくは溝を形成し、形成された孔もしく
は溝に金属を充填したのちCMP(化学機械研磨)法に
より外部の金属を除去してビアプラグもしくは配線を残
す方法である。
【0033】まず、図3(a)に示すように、下層配線
(Cu配線)が施されたLKD層35上に、ストッパと
しての塗布型炭素膜36を堆積し、さらに、LKD32
と塗布型炭素膜33を交互に堆積し、最上層にレジスト
31を堆積する。このレジスト31は、LKD32と炭
素膜33の積層をエッチングするためのマスクとなる。
レジスト31は単層レジストでも多層レジストでもよ
い。単層レジストの場合は露光により、所定のマスクパ
ターンを形成し、多層レジストの場合は、図2に示す方
法でNH3含有ガスをプラズマ放電で活性化させて所定
のマスクパターンにエッチングする。所定のマスクパタ
ーンに形成されたレジスト31をマスクとして、フルオ
ロカーボン系のガスとNH3ガスとを交互に導入し、L
KD32と炭素膜33とをガスエッチングし、ストッパ
層33に到達するVIAパターンを形成する。
【0034】次に、図3(b)に示すように、レジスト
31を酸素ガスのRIEで剥離する。このとき、孔の底
部に露出する炭素膜36も一緒に除去される。レジスト
31の除去後に、VIAホール内およびLKD32上
に、新たに多層レジスト37を堆積し、多層レジスト3
7上にSOG38を堆積する。この多層レジスト37
は、トレンチを形成するためのマスクとして用いられ
る。まず、SOG38を所定のトレンチパターンに加工
した後、このSOGをマスクとして、多層レジスト37
をマスク形状にガスエッチングする。このとき、図2に
示す方法と同様に、NH3を含むガスを導入してプラズ
マエッチングすることによって、SOGに形成されたト
レンチマスクパターンを、多層レジスト37に精度よく
転写することができる。このとき、VIAホール内に充
填された多層レジスト37も幾分エッチングされる。
【0035】次に、図3(c)に示すように、パターニ
ングされた多層レジスト37をマスクとして使用し、上
部のLKD32をフルオロカーボン系のガスでガスエッ
チングして配線溝(トレンチ)39を形成する。
【0036】最後に、図3(d)に示すように、酸素
(O2)RIEによって、多層レジスト37と、トレン
チ39の底部の塗布型炭素膜33とを同時に除去して、
ダマシン配線構造を形成する。この除去工程で、通常の
アッシングではなく、酸素(O 2)RIEを用いる理由
は、高温処理による上部のLKD32の変質を防止する
ためと、炭素膜33の側壁にアンダーカットが生じるの
を防止するためである。
【0037】図3の例では、塗布型炭素膜の微細な孔加
工およびトレンチマスクのための多層レジストの加工に
NH3を含むガスプラズマを用いるので、LKD(酸化
膜)やSOGとの間で剥離を生じることなく、かなりの
深さの微細孔およびトレンチを、精度よく形成すること
ができる。図3に示す方法では、VIAとトレンチとを
一体に形成することができるという長所もある。
【0038】<第3実施形態>図4は、塗布型酸化膜の
一種であるLKDと有機膜であるポリマーとの積層ダマ
シン構造、あるいはLKDとシリコン窒化膜SiN若し
くはSiCとの積層ダマシン構造を、NH3含有ガスの
プラズマエッチングで形成する工程を示す。
【0039】図4では、Cu配線が埋め込まれたLKD
層45上に、ポリマー、SiN、又はSiCのストッパ
層43を形成し、その上にLKD42を堆積する。Cu
配線表面からLKDの表面までの厚さは、約0.8μm
である。
【0040】まず図4(a)に示すように、LKD42
上にレジスト41を堆積して、エッチングマスクを形成
する。レジスト41は単層レジストであっても、多層レ
ジストであってもよい。単層レジストの場合は露光によ
り、多層レジストの場合は、図2に示すNH3を含むガ
スプラズマによって、VIAホールのためのエッチング
マスクを形成する。そして、レジスト41をマスクとし
て、LKD42をフルオロカーボン系のガスでエッチン
グして、ストッパ層43に到達するVIAホールを形成
する。
【0041】次に、図4(b)に示すように、酸素(O
2)RIEによりレジスト41を除去する。このO2RI
Eで、VIAホールの底部に露出するストッパ層43も
一緒に除去される。レジスト41の除去後に、VIAホ
ール内部およびLKD42上に新たな多層レジスト47
を堆積し、多層レジスト47上に、SOG46を堆積す
る。この多層レジスト47は、トレンチを形成するため
のマスクとして用いられる。すなわち、NH3を含むガ
スプラズマを用いて、SOGに形成したトレンチパター
ンに沿って、多層レジスト47をエッチングし、多層レ
ジストにトレンチマスクを形成する。NH3ガスを用い
ることによって、この転写プロセスを精密、かつ、SO
G46と多層レジスト47との剥離なしに行なうことが
できる。なお、この工程で、VIAホール内には多層レ
ジスト47が幾分残っている。
【0042】次に、図4(c)に示すように、多層レジ
スト47をマスクとして、フルオロカーボン系のガス
で、LKD42を途中まで加工し、トレンチを形成す
る。このとき、多層レジスト47上のSOG46を、同
時に除去することができる。LKD42の加工は、公知
の時間制御あるいは流量制御により、所望の深さまでエ
ッチングを行なう。
【0043】最後に、図4(d)に示すように、酸素
(O2)RIEにより、多層レジスト47を除去する。
【0044】この方法によっても、VIAとトレンチと
を一体として、精度よく形成することが可能になる。
【0045】<第4実施形態>図5は、LKDと有機膜
としての着色ポリマーとの積層ダマシン構造をNH3を
含むガスプラズマによって形成する例を示す。ここで、
着色ポリマーを用いるのは、有機膜にマスク性能と光学
性能の双方を持たせるためである。すなわち、着色ポリ
マーは、遮光膜としても機能し、露光時の基板からの反
射を効果的に防止する。
【0046】まず、図5(a)に示すように、上部LK
D52上に形成したレジスト51を所定のマスクパター
ンに加工し、このレジスト51をマスクとして、フルオ
ロカーボン系のガスエッチングによって、LKD52に
孔パターン58を形成する。
【0047】次に、図5(b)に示すように、レジスト
51を除去して、着色ポリマーを孔パターン58および
LKD52上に塗布する。
【0048】次に、図5(c)に示すように、着色ポリ
マー53上に、LKD57を塗布し、レジスト56を所
定のトレンチパターンに加工し、このレジスト56をマ
スクとして、LKD57を加工する。
【0049】最後に、LKD57をマスクとして、NH
3含有ガスプラズマにより、上部の着色ポリマー53に
トレンチを形成し、さらに、中間のLKD52をマスク
として、下部の着色ポリマー53にVIAホールを形成
する。このエッチング工程で、着色ポリマー53とLK
D57、52が剥離することはない。この方法によっ
て、反射を防止しつつ、トレンチとVIAホールとを一
緒に精度よく形成することができる。なお、LKD57
上のレジスト56は、NH3含有ガスプラズマによるト
レンチおよびVIAホールの形成前に除去してもよい
し、NH3含有ガスプラズマエッチングで同時にある程
度まで除去してもよい。後者の場合は、トレンチおよび
VIAホールの形成後に、フルオロカーボンガスプラズ
マにて、残存レジストを取り除く。
【0050】<第5実施形態>図6は、LKDと塗布型
炭素膜との積層ダマシン構造の形成にNH3を含むガス
プラズマを用いる例を示す。この例では、Cu配線64
が形成された有機層65上に、SiNまたはSiCのス
トッパ63を介して、LKDを堆積してある。
【0051】まず、図6(a)に示すように、LKD6
2上にレジスト61を塗布し、レジスト61をVIA形
状にパターニングし、これをマスクとして、LKD62
にホールを形成する。レジスト61は単層レジストであ
っても、多層レジストであってもよい。多層レジストを
用いる場合は、マスクパターン形成時に、NH3を含む
ガスプラズマでエッチングする。
【0052】次に、図6(b)に示すように、マスクで
あるレジスト61を除去した後に、塗布型炭素膜66を
ホールの中およびLKD62上に塗布する。
【0053】さらに、図6(c)に示すように、塗布型
炭素膜66上にSOG膜68とレジスト67を塗布し、
レジスト67にトレンチパターンを形成してマスクとし
て用い、このパターンに沿ってSOG68を加工する。
【0054】最後に、図6(d)に示すように、SOG
をマスクとして、NH3含有ガスのプラズマエッチング
によって、塗布型炭素膜66にトレンチおよびVIAホ
ールを同時に形成する。NH3ガスを用いることによ
り、SOG68と炭素膜66との間、および炭素膜66
とLKD62との間に、剥離が生じることなく、精密に
マスクパターンが転写される。
【0055】その後、酸素(O2)RIEにより、VI
Aホールの底部にあるSiNまたはSiCと、SOG6
8を同時に除去して、ダマシン配線構造を形成する。こ
の方法でも、トレンチとVIAホールが一体に精度よく
形成することができる。
【0056】<第6実施形態>図7は、LKDと塗布型
炭素膜との積層ダマシン構造の別の例を示す。この例で
は、LKDと塗布型炭素膜との位置が図6の例と逆にな
っている。Cu配線74が埋め込まれたLKD層75上
に、塗布型炭素膜73とLKD72が堆積されている。
【0057】まず、図7(a)に示すように、LKD7
2上にレジストを塗布し、所定のパターンに加工してマ
スクパターンを形成する。
【0058】次に、図7(b)に示すように、レジスト
マスクを用いて、まずフルオロカーボン系のガスプラズ
マでLKD72を加工し、引き続いて、NH3ガスを導
入し、LKD72をマスクとして塗布型炭素膜73を加
工する。これにより、Cu配線74に到達するVIAホ
ールを精度よく完成する。
【0059】次に、図7(c)に示すように、VIAホ
ール内とLKD72上に多層レジスト77を塗布し、多
層レジスト77上にSOG76を塗布する。SOG76
をマスクとして、NH3を含むガスプラズマにより、多
層レジスト77にトレンチパターンを形成する。このと
き、VIAホール内の多層レジスト77も幾分エッチン
グされる。
【0060】最後に、図7(d)に示すように、多層レ
ジスト77をマスクとして、LKD72を途中まで加工
した後、酸素(O2)RIEにより、マスクとしての多
層レジスト77およびVIAホール内の多層レジスト7
7を除去して、ダマシン配線構造を完成する。この方法
では、VIAホールの形成時と、トレンチ用のマスクパ
ターン形成時にNH3ガスを用いるので、双方が剥離を
生じることなく精度よく形成される。
【0061】<第7実施形態>図8は、LKDと塗布型
炭素膜とのさらに別の積層ダマシン構造の形成にNH 3
を含むガスプラズマを用いる例を示す。Cu配線84が
埋め込まれたLKD層87上に、ストッパとしての塗布
型炭素膜86が形成され、その上に、LKD85と塗布
型炭素膜83とが形成されている。
【0062】まず、図8(a)に示すように、塗布型炭
素膜83上に、SOG82上にレジストパターン81を
形成し、このレジストパターンに沿ってSOG82を加
工する。
【0063】次に、図8(b)に示すように、SOG8
2をマスクとして、NH3を含むガスプラズマにより、
塗布型炭素膜83にマスクパターンを転写し、LKD8
5に到達するホールを形成し、さらに、塗布型炭素膜8
3をマスクとして、LKD85をフルオロカーボン系の
ガスでエッチングする。
【0064】次に、図8(c)に示すように、酸素(O
2)RIEにより塗布型炭素膜83を表面から一定の厚
さだけ除去した後、VIAホール内と、薄膜化した炭素
膜83上にLKDをコーティングする。その上に、塗布
型炭素膜88、SOG90、およびレジスト89から成
る多層レジストを形成する。この多層レジストを図2に
示す方法でトレンチパターンに加工する。図2と同様
に、SOG90をマスクとして炭素膜88をエッチング
する際に、NH3ガスを導入する。
【0065】次に、図8(d)に示すように、トレンチ
パターンに加工された塗布型炭素膜88をマスクとし
て、フルオロカーボン系のガスでLKD85を加工す
る。このとき、上部のLKD85については、トレンチ
パターンが転写されて、トレンチが形成され、炭素膜8
3に形成されたホール部分については、そこからさらに
エッチングが進み、下部のLKD85に、ストッパ86
に到達するVIAホールが形成される。
【0066】最後に、図8(e)に示すように、酸素
(O2)RIEにより、VIAホールの底部の塗布型炭
素膜86と、トレンチマスクとしての塗布型炭素膜88
とを同時に除去する。その後、NHガスを導入し、マ
スクとしてのLKD85に沿って塗布型炭素膜83をN
を含むガスプラズマでエッチングし、ダマシン配線
構造を完成する。
【0067】上述したすべての実施形態において、有機
膜のエッチング工程において、アンモニア(NH)ガ
スに代え、二酸化窒素(NO2)ガス、あるいはシアン
化水素(HCN)ガスを酸素ガスとともにプラズマ放電
により活性化させて用いることが可能である。
【0068】さらに、窒素の再結合による発泡をなくす
ために、窒素そのものを含まない炭化水素系のガスを用
いることもできる。具体的には、有機膜のエッチング
に、メタン(CH)ガスと酸素ガス、あるいはエチレ
ン(C2)ガスと酸素ガスの混合ガスを導入して
も、良好なエッチング形状を達成することができる。ま
た、メタノールあるいはエタノールなのどの脂肪族飽和
アルコールガスを用いてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法を用
いると、SOGあるいはLKD等の酸化膜のマスクパタ
ーンに沿って有機膜をガスプラズマで加工する際に、膜
剥がれが生じることなく、かつ精度よく良好なエッチン
グ形状を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNH3を含むガスプラズマによるエッ
チング原理を説明する図である。
【図2】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、SOGと有機膜とを含む多層レジストのマスク
パターニングに適用する例を示す図である。
【図3】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKD(塗布型酸化膜)と有機膜との積層ダマ
シン構造の加工に適用する例を示す図である。
【図4】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKDとポリマー、あるいはLKDとSiN若
しくはSiCとの積層ダマシン構造の加工に適用する例
を示す図である。
【図5】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKDと着色ポリマーとの積層ダマシン構造の
加工に適用する例を示す図である。
【図6】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKDと塗布型炭素膜との積層ダマシン構造の
加工に適用する例を示す図である。
【図7】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKDと塗布型炭素膜との積層ダマシン構造の
加工に適用する別の例を示す図である。の
【図8】本発明のNH3含有ガスプラズマによるエッチ
ングを、LKDと塗布型炭素膜との積層ダマシン構造の
加工に適用する別の例を示す図である。
【図9】従来の窒素ガスエッチングによる膜剥がれ現象
を説明するための図である。
【符号の説明】
21、31、41、51、61、71、81 レジスト 22、38、46、68、76、82 SOG(スピン
オングラス) 23、33、73、83、86 塗布型炭素膜(有機
膜) 24、37、47、77 多層レジスト 32、42、52、62、72 LKD(塗布型酸化
膜) 53 着色ポリマー(有機膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岩 徳久 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 小島 章弘 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F004 AA05 CA01 DA00 DA01 DA16 DA25 DA28 DB00 DB03 DB07 DB23 EA02 EA06 EA22 EA23 EA28 EB01 5F033 KK11 MM02 QQ04 QQ12 QQ15 QQ21 QQ25 QQ28 QQ29 QQ30 QQ37 RR01 RR04 RR06 RR21 SS21 TT04 XX03 XX12 5F046 NA07 NA17 NA18 PA09 PA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機膜上に、酸化膜のマスクパターンを
    形成するステップと、 NXy(y≧2、Xはフッ素を除く)ガス、シアン化物
    ガス、パラフィン系炭化水素ガス、オレフィン系炭化水
    素ガス、または脂肪族飽和アルコールガスを導入するス
    テップと、 プラズマ放電により、前記ガスを活性化させて、前記有
    機膜を前記マスクパターンに沿って加工するステップと
    を含む有機膜のエッチング方法。
  2. 【請求項2】 有機膜上に、酸化膜のマスクパターンを
    形成するステップと、 アンモニア(NH3)ガス、二酸化窒素(NO)ガ
    ス、シアン化水素(HCN)ガス、メタン(CH)ガ
    ス、エチレン(C)ガス、メタノールガス、エタ
    ノールガスから成るグループから選択されるいずれか1
    のガスを導入するステップと、 プラズマ放電により、前記ガスを活性化させて、前記有
    機膜を前記マスクパターンに沿って加工するステップと
    を含む有機膜のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記ガス導入ステップは、前記選択され
    たガスとともに、酸素ガスを導入し、前記加工ステップ
    は、前記選択されたガスと酸素ガスとの混合ガスを活性
    化させて前記有機膜を加工することを特徴とする請求項
    1または2に記載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記有機膜は、塗布型炭素膜であること
    を特徴とする請求項2または3に記載のエッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 前記有機膜は、着色ポリマーであること
    を特徴とする請求項2または3に記載のエッチング方
    法。
  6. 【請求項6】 前記酸化膜は、SOG(塗布型シリコン
    酸化膜)であることを特徴とする請求項2または3に記
    載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】 メタル配線が埋め込まれた第1の層上
    に、有機膜と酸化膜とをそれぞれ1層以上積層するステ
    ップと、 前記有機膜および酸化膜に、前記メタル配線に達するV
    IAホールを形成するステップと、 を含み、前記VIAホール形成ステップは、前記有機膜
    を、アンモニア(NH 3)ガス、二酸化窒素(NO
    ガス、シアン化水素(HCN)ガス、メタン(CH
    ガス、エチレン(C)ガス、メタノールガス、エ
    タノールガスから成るグループから選択されるいずれか
    1のガスをプラズマ放電により活性化させてエッチング
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記有機膜と酸化膜の積層の最上層は酸
    化膜であり、当該酸化膜上に、多層レジストを堆積する
    ステップと、 前記多層レジストを、アンモニア(NH3)ガス、二酸
    化窒素(NO)ガス、シアン化水素(HCN)ガス、
    メタン(CH)ガス、エチレン(C)ガス、メ
    タノールガス、エタノールガスから成るグループから選
    択されるいずれか1のガスをプラズマ放電により活性化
    させて、所定のマスクパターンに加工するステップと、 前記マスクパターンに沿って、前記酸化膜を加工してト
    レンチを形成するステップとをさらに含むことを特徴と
    する請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記有機膜は、塗布型炭素膜であること
    を特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記有機膜と酸化膜の積層の最上層は
    有機膜であり、当該有機膜上に酸化物のマスクパターン
    を形成するステップと、 アンモニア(NH3)ガス、二酸化窒素(NO)ガ
    ス、シアン化水素(HCN)ガス、メタン(CH)ガ
    ス、エチレン(C)ガス、メタノールガス、エタ
    ノールガスから成るグループから選択されるいずれか1
    のガスをプラズマ放電により活性化させ、前記最上層の
    有機膜を前記酸化物マスクパターンに沿って加工してト
    レンチを形成するステップとをさらに含むことを特徴と
    する請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記有機膜は、着色ポリマーであるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
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