JP2002091152A - 画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システム

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JP2002091152A JP2000284367A JP2000284367A JP2002091152A JP 2002091152 A JP2002091152 A JP 2002091152A JP 2000284367 A JP2000284367 A JP 2000284367A JP 2000284367 A JP2000284367 A JP 2000284367A JP 2002091152 A JP2002091152 A JP 2002091152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置で使用可能なカートリッジに対
して、常に高精度にて現像剤量を検知し、正確な現像剤
量を使用者に報知することができる画像形成装置、カー
トリッジ及び画像形成システムを提供する。 【解決手段】 カートリッジBは、カートリッジBに関
する情報が記憶された記憶手段20を有しており、装置
本体Aは、現像剤残量検知手段30の出力と現像剤量と
を関係付ける手段25を2つ以上有し、記憶手段20に
記憶されたカートリッジBに関する情報に基づいて、現
像剤残量検知手段30の出力から現像剤量を検知するの
に使用する現像剤残量検知手段30の出力と現像剤量と
を関係付ける手段25を決定する構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式を用いた画像形成装置、この画像形成装置に着脱
可能なカートリッジ、即ち、プロセスカートリッジ、カ
ートリッジ化された現像装置などに関し、特にカートリ
ッジに搭載された記憶手段を用いて現像剤の残量を検知
する画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システム
に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)及び電子写
真ファクシミリ装置などが含まれる。
【0003】又、電子写真画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給
する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニング手段のうち少なくとも一つを有するものをい
う。特に、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像
手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものであるか、又は、少なくとも現像手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やレーザービーム
プリンタなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像情
報に対応した光を電子写真感光体に照射して潜像を形成
し、この潜像に現像手段を用いて現像剤を供給して顕像
化し、更に感光体から記録媒体へ画像を転写することで
記録媒体上に画像を形成している。現像手段には現像剤
収納容器が連結しており、画像を形成することで現像剤
は消費されていく。
【0005】このような画像形成装置において、電子写
真感光体、現像剤などの消耗品の交換、メンテナンスの
簡便性を図る目的で、電子写真感光体と、電子写真感光
体に作用するプロセス手段としての現像手段、帯電手
段、クリーニング手段、更には現像剤収納容器や廃現像
剤容器などをプロセスカートリッジとして一体化し、画
像形成装置本体に対して着脱可能とするプロセスカート
リッジ方式がある。このプロセスカートリッジ方式によ
れば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユ
ーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができる。そこでこのプロセスカートリッ
ジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられ
ている。
【0006】又、例えば、複数色の現像手段を有するカ
ラー画像形成装置などにおいて、現像手段と現像剤収納
容器とをカートリッジ化し、各現像カートリッジを画像
形成装置に対して着脱可能として個別に交換できるよう
にしたものもある。
【0007】これらカートリッジ方式の画像形成装置で
は、使用者は、例えば現像剤が無くなった時点でカート
リッジを交換することで、再び画像を形成することがで
きる。そのため、このような画像形成装置は、現像剤が
消費された場合にそれを検知し、使用者に報知する手
段、即ち、現像剤量検出装置を備えていることがある。
【0008】現像剤量検出装置は、カートリッジ内に画
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知手段をカートリッジ
又は画像形成装置本体に備える。特に、現像剤が無くな
ったことを使用者に報知するだけではなく、現像剤の量
を逐次に検知して報知することができれば、使用者の利
便性を更に向上することができる。
【0009】この現像剤残量検知手段として、少なくと
も一対の入力側及び出力側電極を備え、両電極間の静電
容量を測定することによって現像剤量を検出する静電容
量測定方式がある。その一方式として、プレートアンテ
ナ方式がある。このプレートアンテナ方式は、例えば、
現像手段が備える現像剤担持体に交流バイアスを印加し
て電子写真感光体に形成した潜像を現像する現像方式を
採用する場合において、電極となる板金を現像剤担持体
に対向する箇所、若しくはその他の複数の箇所に設け
て、この板金と現像剤担持体との間、及びこれら板金と
板金との間の静電容量が、絶縁性トナーなどとされる現
像剤の量に応じて変化することを利用したものである。
【0010】即ち、この板金と現像剤担持体との間、若
しくは板金と板金との間の空間が現像剤で埋まっていれ
ば、その間の静電容量は大きくなり、現像剤が減るにつ
れて両者の間の空間を空気が占める率が増え、静電容量
は小さくなっていく。従って、この板金と現像剤担持体
との間の静電容量、或いは板金間の静電容量と現像剤量
の関係を予めテーブルとして関係付けておくことで、静
電容量を測定することにより現像剤量レベルを検知する
ことができる。
【0011】静電容量の測定は、現像剤担持体や電極で
ある板金に交流バイアスを印加した際にもう一方の板金
に流れる電流を測定することで行うことができる。つま
り、この方式の現像剤残量検知手段では、多くは現像剤
担持体に現像バイアスが印加されている画像形成時に現
像剤量を検知する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、現像剤残量レベルを検知できる現像剤残量検知
手段が備えられていても、例えば、電極となる板金の配
置や、未使用時におけるカートリッジ内の現像剤の量
(現像剤容量)が異なるプロセスカートリッジを用いた
場合、予め設定された1つのテーブルのみで現像剤残量
レベルを検知した場合、実際に現像装置内に残っている
現像剤量とはかけ離れてしまうという問題が発生する場
合がある。
【0013】従って、本発明の目的は、画像形成装置で
使用可能なカートリッジに対して、常に高精度にて現像
剤量を検知し、正確な現像剤量を使用者に報知すること
ができ、適切なカートリッジ交換時期を知らせて常に良
好な画像を形成することが可能な画像形成装置、カート
リッジ及び画像形成システムを提供することである。
【0014】本発明の他の実施態様によると、例えば現
像剤容量などが異なる、画像形成装置にて使用可能な複
数種類のカートリッジに対して、常に高精度にて現像剤
量を検知することができ、且つ、カートリッジ、或いは
画像形成装置の個体差による現像剤量の検出結果のばら
つきを防止することが可能な画像形成装置、カートリッ
ジ及び画像形成システムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システムにて
達成される。要約すれば、第1の本発明によると、現像
剤収容部と、前記現像剤収容部内の現像剤量に応じた出
力を逐次出力可能な現像剤残量検知手段と、を有するカ
ートリッジが着脱可能な画像形成装置において、前記カ
ートリッジは、前記カートリッジに関する情報が記憶さ
れた記憶手段を有しており、前記装置本体は、前記現像
剤残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける手段を
2つ以上有し、前記記憶手段に記憶された前記カートリ
ッジに関する情報に基づいて、前記現像剤残量検知手段
の出力から現像剤量を検知するのに使用する前記現像剤
残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける手段を決
定することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0016】第1の本発明の一実施態様によると、前記
現像剤残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける手
段は、前記現像剤残量検知手段の出力と現像剤量とを対
応させるテーブルである。又、本発明の一実施態様によ
れば、前記テーブルは、前記現像剤残量検知手段が現像
剤量の最大を検出したときの出力値からの前記現像剤残
量検知手段の出力値の変化量と、現像剤量とを対応させ
るテーブルである。
【0017】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記カートリッジに関する情報は、少なくとも前記現像剤
残量検知手段の出力特性に関し、カートリッジの種類を
識別し得る情報である。他の実施態様によると、前記カ
ートリッジに関する情報は、前記現像剤残量検知手段が
現像剤量の最大を検出したときの出力値に関し、カート
リッジの種類を識別し得る情報である。又、他の実施態
様によれば、前記カートリッジに関する情報は、カート
リッジ未使用状態における現像剤量情報である。
【0018】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記記憶手段には、更に前記現像剤残量検知手段が現像剤
量の最大を検出したときの出力値に対応する情報が記憶
される。
【0019】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記装置本体は更に、表示手段を有し、検知した現像剤量
に関する情報を表示するための信号をこの表示手段に送
信して表示する。又、本発明の他の実施態様によると、
前記装置本体は更に、表示手段を有する機器と通信可能
であり、検知した現像剤量に関する情報を表示するため
の信号をこの表示手段を有する機器に送信する。
【0020】第2の本発明によると、現像剤収容部と、
前記現像剤収容部内の現像剤量に応じた出力を逐次出力
可能な現像剤残量検知手段と、を有するカートリッジに
おいて、前記カートリッジに関する情報が記憶された記
憶手段を有することを特徴とするカートリッジが提供さ
れる。
【0021】第2の本発明の他の実施態様によると、前
記カートリッジに関する情報は、少なくとも前記現像剤
残量検知手段の出力特性に関し、カートリッジの種類を
識別し得る情報である。他の実施態様によると、前記カ
ートリッジに関する情報は、前記現像剤残量検知手段が
現像剤量の最大を検出したときの出力値に関し、カート
リッジの種類を識別し得る情報である。又、他の実施態
様によれば、前記カートリッジに関する情報は、カート
リッジ未使用状態における現像剤量情報である。
【0022】第2の本発明の他の実施態様によると、前
記記憶手段には、更に前記現像剤残量検知手段が現像剤
量の最大を検出したときの出力値に対応する情報が記憶
される。
【0023】第3の本発明によると、画像形成装置本体
に着脱可能なカートリッジを用いて、記録媒体に画像を
形成する画像形成システムにおいて、(a)現像剤収容
部と、前記現像剤収容部内の現像剤量に応じた出力を逐
次出力可能な現像剤残量検知手段と、前記カートリッジ
に関する情報が記憶された記憶手段と、を有するカート
リッジと、(b)前記現像剤残量検知手段の出力と現像
剤量とを関係付ける手段を2つ以上有し、前記記憶手段
に記憶された前記カートリッジに関する情報に基づい
て、前記現像剤残量検知手段の出力から現像剤量を検知
するのに使用する前記現像剤残量検知手段の出力と現像
剤量とを関係付ける手段を決定する制御手段と、を有す
ることを特徴とする画像形成システムが提供される。
【0024】第3の本発明の一実施態様によると、更
に、検知した現像剤量に関する情報を表示する表示手段
を有する。
【0025】上記各本発明において、一実施態様によれ
ば、前記現像剤残量検知手段としては、電極間の静電容
量を測定することによって得られる信号を出力するもの
を使用する。又、上記各本発明の一実施態様によると、
前記記憶手段としては、不揮発性メモリ、非接触型不揮
発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリを使用すること
ができる。
【0026】又、上記各本発明において、前記カートリ
ッジは更に、更に、電子写真感光体と、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体に現像剤を供
給する現像手段と、電子写真感光体をクリーニングする
クリーニング手段のうち少なくとも一つを有する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、カートリッジ及び画像形成システムを図面に則して
更に詳しく説明する。
【0028】実施例1 本実施例の画像形成システムは、電子写真画像形成装置
であるレーザービームプリンタ(プリンタ)100が、
ホストコンピュータ(図示せず)からの画像情報を受け
取り、画像形成装置本体Aに着脱可能に装着されたプロ
セスカートリッジBを用いて電子写真画像形成プロセス
によって記録媒体、例えば、記録用紙、OHPシート、
布などに画像を形成するものである。
【0029】先ず、図1及び図2を参照して、本発明に
従って構成されるプロセスカートリッジBを装着可能な
プリンタ100について説明する。プリンタ100は、
ドラム形状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を
有する。感光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ
2によって帯電され、次いで、レーザースキャナー3か
ら照射される画像情報に応じたレーザ光Lによって走査
露光が成され、感光体ドラム1に画像情報に応じた潜像
が形成される。この潜像は、現像装置Cが現像手段5に
よって現像し、可視像、即ち、トナー像とする。
【0030】つまり、現像装置Cは、現像剤収容部とし
て、現像剤担持体である導電性の現像ローラ5aを備え
た現像室5Aと、現像室5Aに隣接して形成された現像
剤収納容器4を有しており、現像剤収納容器4内の現像
剤Tが現像室5Aへと移動し、現像ローラ5aへと供給
される。現像剤収納容器4内には、図1中の矢印方向に
回転する攪拌手段8が設けられており、この攪拌手段8
が回転することで、現像剤Tがほぐされ、又現像ローラ
5aへ供給される。本実施例では、現像剤Tとしては、
絶縁性磁性1成分トナーを用いた。又、現像ローラ5a
は、固定磁石5bを内蔵しており、現像ローラ5aを回
転することによって現像剤は搬送され、現像剤層厚規制
部材である現像ブレード5cにて摩擦帯電電荷が付与さ
れると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ドラム1の
現像領域へと供給される。この現像領域へと供給された
現像剤は、感光体ドラム1上の潜像へと転移され、トナ
ー像を形成する。現像ローラ5aは、現像バイアス印加
手段33(図3)に接続されており、通常、交流電圧に
直流電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0031】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ットDにセットした記録媒体Pをピックアップローラ1
2、搬送手段13aを介して転写位置へと搬送する。転
写位置には、転写手段としての転写ローラ14が配置さ
れており、電圧を印加することによって、感光体ドラム
1上のトナー像を記録媒体Pに転写する。
【0032】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬
送手段13bで定着手段15へと搬送する。定着手段1
5は、ヒータ15aを内蔵した定着ローラ15b及び駆
動ローラ15cを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧
力を印加して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着
する。
【0033】記録媒体Pは、搬送手段13cにより排出
トレイ16へと排出される。この排出トレイ16は、プ
リンタ100の装置本体Aの上面に設けられている。
【0034】転写ローラ14によってトナー像を記録媒
体Pに転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング装
置7によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ装置7は、感光体ドラム1に当接して設けられたクリ
ーニング手段としての弾性クリーニングブレード7aに
よって感光体ドラム1上の残留現像剤を掻き落として廃
現像剤容器7bへと集める。
【0035】本実施例において、プロセスカートリッジ
Bは、図2に示すように、内部に攪拌手段を備え、現像
剤を収納する現像剤収納容器4を形成する現像剤枠体9
と、現像ローラ5a及び現像ブレード5cなどの現像手
段5を保持する現像室5Aを形成する現像枠体10とを
溶着して一体として現像装置(現像ユニット)Cを形成
し、更にこの現像装置Cに、感光体ドラム1、クリーニ
ングブレード7aと廃現像剤容器7bとを備えたクリー
ニング装置7及び帯電ローラ2を取り付けたクリーニン
グ枠体11を一体に結合することによってカートリッジ
化されている。このプロセスカートリッジBは、ユーザ
ーによって画像形成装置本体Aに設けたカートリッジ装
着手段50(図1)に対して取り外し可能に装着され
る。
【0036】又、現像剤収納容器4と現像室5Aとの間
に現像剤封止部材6が設けられる。この現像剤封止部材
6は、プロセスカートリッジBが使用されるまで開封さ
れず、限定されるものではないが、本実施例では、プロ
セスカートリッジBが画像形成装置本体Aに装着された
際に、自動開封手段17によって自動開封される。現像
剤封止部材6としては、カムなどにより機械的に倒れる
構造を有するものであっても、巻き取り可能なシール部
材であっても良い。
【0037】本実施例のプリンタ100は、現像装置C
内の現像剤Tの消費に従ってその残量を逐次検知するこ
のできる現像剤残量検知手段30を備えた現像剤量検出
装置を有している。
【0038】本実施例によれば、現像剤残量検知手段3
0としてプレートアンテナ方式を用いる。図2に示すよ
うに、プレートアンテナとして、現像装置C内の長手方
向略全域にわたり第1板金31、第2板金32が設けら
れる。第2板金32は、現像ローラ5aに対向する位置
に、その長手方向と略平行に設けられる。又、この第2
板金32と対向し、その長手方向と略平行に第1板金3
1が設けられている。このように、第1板金31と第2
板金32とを現像装置C内に配設し、現像装置C内の現
像剤Tの減少に伴って変化する、現像ローラ5aと第2
板金32との間、及び第1板金31と第2板金32との
間の静電容量を観測することで、随時現像装置C内の現
像剤量を知ることができる。
【0039】プレートアンテナとしての第1板金31及
び第2板金32は、基本的に電流を流すことのできる材
料であれば特に限定することなく使用することができる
が、本実施例では材料として、サビに強いSUSを使用
している。又、本実施例では、第1板金31及び第2板
金32は、現像室5Aを形成する現像枠体10に設けら
れる。
【0040】図3をも参照して現像剤量検出装置の回路
構成を説明すると、本実施例では、現像ローラ5aと第
1板金31は、プロセスカートリッジBが画像形成装置
本体Aに装着された状態で、画像形成装置本体Aに設け
られた電圧印加手段としての現像バイアス印加手段であ
る現像バイアス回路33に電気的に接続される。そし
て、通常の現像バイアスである2KHz程度の交流バイ
アスと−400V程度の直流バイアスが現像ローラ5a
及び第1板金31に印加される。
【0041】現像バイアス回路33から所定のACバイ
アスが出力されると、その印加バイアスはリファレンス
用コンデンサ34と、現像ローラ5aと、第1板金31
とにそれぞれ印加される。これによって、リファレンス
用コンデンサ34の両端には電圧V1が発生し、第2板
金32には、現像ローラ5aと第2板金32との間の静
電容量C2、第1板金31と第2板金32の間の静電容
量C3に応じた電流が発生する。この電流値を演算によ
って電圧V2に変換する。静電容量C4は、現像ローラ
5aと第2板金32との間の静電容量C2、第1板金3
1と第2板金32との間の静電容量C3の合成の静電容
量である。
【0042】本体側現像剤残量検出部26において、検
出回路35は、入力されるリファレンス用コンデンサ3
4の両端に発生する電圧V1と、板金対間の電圧V2と
の電圧差から電圧V3を生成し、AD変換部36に出力
する。AD変換部36はアナログ電圧V3をデジタル変
換した結果を本体制御部22に出力する。
【0043】尚、現像剤残量検知手段30が、現像ロー
ラ5aと第2板金31との間の静電容量(C2)、及び
第1板金31と第2板金32との間の静電容量(C3)
に応じて、第2板金32を介して逐次に出力する信号
を、単に「現像剤残量検知手段の出力(検出値)」など
と呼び、又現像剤残量検知手段30の出力に基づいて、
本体制御部22が検出する電圧値を単に「検出電圧値V
3」と呼ぶ。
【0044】本体制御部22では、このデジタル値に変
換された検出電圧値V3により、詳しくは後述するよう
に、図4に示す演算部24、制御手段23、現像剤量決
定テーブル(現像剤量決定テーブル記憶部)25を用い
て、現像剤残量レベルを決定する。本実施例では、本体
制御部22は、検出電圧値V3に基づいて現像剤残量
(g)を求め、装置本体Aが備えた表示手段27にその
情報、或は所定品位の画像形成が不可能なほど現像剤が
減少したことを使用者に報知する、例えば「現像剤無
し」の警告を表示させる。
【0045】又、本実施例のプロセスカートリッジBに
は、記憶手段20が設けられている。図1及び図2に示
すように、本実施例では、プロセスカートリッジBは、
廃現像剤容器7bの側面部に、記憶手段20としての読
み書き可能なメモリ20と、このメモリ20への情報の
読み書きを制御するためのカートリッジ側伝達部21を
有している。プロセスカートリッジBが画像形成装置本
体Aに装着されると、カートリッジ側伝達部21と画像
形成装置本体Aに設けられた本体制御部22が互いに対
向して配置される。又、本体制御部22は装置本体10
0側の伝達手段としての機能も含むものとする。
【0046】本実施例では、メモリ20は廃現像剤容器
7b側に設置されているが、これは、プロセスカートリ
ッジBが廃現像剤容器7b側を先頭にした方向にて画像
形成装置本体A内に挿入されるので、メモリ20側及び
画像形成装置本体A側の通信手段の位置合わせがし易い
ように考慮したからである。
【0047】本発明に使用される記憶手段20として
は、不揮発性メモリ、揮発性メモリとバックアップ電池
を組み合わせたものなど、通常の半導体による電子的な
メモリを特に制限なく使用することができる。特に、メ
モリ20と読みだし/書き込みICの間のデータ通信を
電磁波によって行う非接触メモリである場合、カートリ
ッジ側伝達部21と本体制御部22との間が非接触であ
ってもよいため、プロセスカートリッジBの装着状態に
よる接触不良の可能性がなくなり、信頼性の高い制御を
行うことができる。本実施例では記憶手段20として非
接触型のメモリを用いた。
【0048】これら二つの制御部、本体制御部22及び
伝達部21によってメモリ20内の情報の読み出しおよ
び書き込みを行うための制御手段が構成される。メモリ
20の容量については、カートリッジ使用量及びカート
リッジ特性値などの複数個の情報を記憶するのに十分な
容量をもつものとすることができる。又、メモリ20
に、カートリッジが使用された量を随時書き込み記憶す
ることができる。
【0049】次に、現像剤残量検知手段30を用いた現
像剤量の検知原理について説明する。
【0050】現像剤残量検出手段30によって検出され
た静電容量値は、電圧に変換されて図5に示すような検
出電圧値V3で出力され、画像形成装置本体Aにて検出
されている。
【0051】図5中、縦軸は現像剤残量検知手段30と
しての現像ローラ5aと第2板金32との間、及び第1
板金31と第2板金32との間で各々計測される静電容
量値C2、C3が合計された値に対応する検出電圧値V
3を示し、横軸は現像現像装置C内の現像剤残量の関係
を示す。又、図5には、現像剤量検出装置による検出電
圧値の理想曲線(点線)と、後述するようにプロセスカ
ートリッジB、或いは画像形成装置の個体差により検出
電圧値が理想曲線からずれた例である実測値(実線)を
示す。ここで、本実施例では、変換回路の関係から、 (静電容量、検出電圧)=(13pF、1.0V)、
(18pF、0.8V) のように、現像ローラ5aと第2板金32の間、及び第
1板金31と第2板金32の間の総静電容量と、検出電
圧値V3との減少増加関係は逆の関係にあり、現像剤残
量検知手段30によって検出される際、静電容量が大き
いときは検出電圧は小さくなり、静電容量が小さいとき
には検出電圧は大きくなるように設定されている。従っ
て、現像室5A中に現像剤がない状態、即ち、現像ロー
ラ5aと第2板金32との間、及び第1板金31と第2
板金32との間に現像剤が無い状態では、検出される静
電容量値は最小値を示し、このとき、検出電圧値V3は
最大値を示す。現像剤量検出装置による検出電圧値の最
大値のことを「PAE値:(プレートアンテナ・エンプ
ティ値)」と呼ぶ。
【0052】尚、本実施例では、現像剤残量検知手段3
0として、現像ローラ5a、現像ローラ5aに比較的近
接した第1、第2板金31、32を用いているため、現
像剤残量検知手段30の配置関係上、図5に示すように
現像現像装置C内の現像剤が325g以下に消費された
時点から検出電圧値V3の増加(静電容量の減少)が始
まり、その後、現像剤が無くなるまでの範囲の現像剤残
量の減少を逐次に検知できる。しかし、本発明はこれに
限定されるものではなく、現像剤残量検知手段30であ
るプレートアンテナとして、本実施例の第1、第2板金
と同様の金属板金とされる入力側電極及び出力側電極を
現像装置内の任意の箇所に設け、両電極間の静電容量を
測定することにより、現像剤の残量がより多い時点から
無くなるまでの範囲を逐次に検知できる構成とすること
も当然可能である。
【0053】ここで、プレートアンテナ方式の現像剤残
量検知手段30では、現像ローラ5aと電極である板金
との間の静電容量、又は電極である板金間の静電容量
は、それぞれの位置関係によって左右され、プロセスカ
ートリッジBの個体差によって現像剤がない状態におい
ても検出電圧値にバラツキが生じることがある。又、収
容される現像剤の製造ロット、使用環境、その他カート
リッジの部品、プレートアンテナの位置関係のズレ、画
像形成装置本体Aの電子部品などの公差などからも検出
電圧値にバラツキが生じる。
【0054】これにより、図5に示すように、理想値
(点線)と実測値(実線)における検出電圧V3の現像
剤量に対するグラフは、PAE値の差分だけ縦軸方向に
平行移動したグラフになる。図5に示した、理想値、実
測値における現像剤残量と検出電圧とのデータを表1に
示す。
【0055】
【表1】
【0056】このように、検出電圧V3が前述したよう
な原因によるプロセスカートリッジB、或いは画像形成
装置本体Aの個体差によってずれるため、予め設定され
た静電容量の検出値(検出電圧値V3)と現像剤量との
関係にのみ基づいて現像剤残量レベルの検知を行うと、
実際に現像装置C内に残っている現像剤量と検知結果と
がかけ離れてしまう問題が発生する場合がある。
【0057】例えば、現像剤残量が50gとなった時点
で画像全域を可視化できずに画像不良が発生する状態、
所謂、白抜けが発生する危険があるとして、理想曲線
(点線)において、現像剤量検出装置がPAE値(3.
0V)から0.8V引いた2.2Vになった時点で「現
像剤無し」の警告を行うように設定されている場合、実
際には白抜け画像は検出電圧値が2.0V(2.8V
(実測値のPAE値)−0.8=2.0V)で発生する
にも拘わらず、検出電圧値が2.2Vになるまで警告が
表示されず、白抜け画像などの不具合画像を出力させて
しまう場合が発生する。その結果、ユーザークレームと
なる場合がある。
【0058】理想値(点線)と実測値(実線)の差は、
PAE値のずれであるが、厳密には画像形成装置本体A
とプロセスカートリッジBの2つの要因による差であ
る。従って、PAE値の差を検知するには、使用してい
る画像形成装置におけるPAE値を検知しなければなら
ない。しかし、プロセスカートリッジBを本体に挿入し
た時点でコンデンサー内、即ち、現像ローラ5aと第2
板金32の間、及び第1板金31と第2板金32の間に
現像剤が充填されてしまい、PAE値は検知することが
できない。
【0059】一方、図5から分かるように、実測値(実
線)の検出電圧値V3は、現像剤残量がどの時点でも理
想値(点線)の検出電圧値とPAE値の差(0.2V)
だけずれている。
【0060】従って、検出電圧値の最小値(以下、これ
をPAF値:「プレートアンテナ・フル値」と呼
ぶ。)、即ち、現像ローラ5aと第2板金32の間、及
び第1板金31と第2板金32の間に現像剤が最大に充
填された状態における、静電容量の最大値に相当する検
出電圧値V3を検知し、記憶して用いることで、PAE
値を用いることなく、理想値からのずれを知ることが可
能である。
【0061】つまり、本実施例では、 (1)プロセスカートリッジBが備えた記憶手段20
に、画像形成装置本体A内で検出された検出電圧値V3
の最小値、即ち、PAF値を書き込む。 (2)記憶手段20に記憶されたPAF値を用いて、検
出電圧値V3のPAF値からの変化量(V4)から、現
像剤量決定テーブル25を利用して現像剤残量を求め
る。 (3)その結果を、随時表示手段27に表示させる。と
いう制御を行う。
【0062】図4を参照して、本実施例におけるメモリ
20の制御機構を説明すると、上述のように、プロセス
カートリッジB側には、メモリ20とカートリッジ側伝
達部21が配置されている。又、装置本体A側には、本
体制御部22が配置されており、制御手段23、演算部
24、現像剤量決定テーブル(現像剤量決定テーブル記
憶部)25、及び本体側現像剤残量検出部26などを有
している。
【0063】現像剤残量検知手段30からの信号は、画
像形成装置本体Aの本体制御部22に送られる。現像剤
残量検知手段30からの出力信号は、本体側現像剤量検
出部26によって電圧信号に変換され、演算部24が、
この検出電圧信号及びメモリ20に格納された情報に基
づき、所定の演算処理を行う。又、制御手段23が現像
剤量決定テーブル25を用いて演算部24によって得ら
れたデータの照合を行うことで、現像剤残量レベルを決
定する。更に、本実施例では、本体制御部22は、検出
電圧値V3に基づいて現像剤量Y(g)を求め、装置本
体Aの表示手段27にその情報、或は「現像剤無し」の
警告を表示させる信号を出力する。
【0064】メモリ内には様々な情報を格納することが
できるが、本実施例では、少なくとも、詳しくは後述す
るプロセスカートリッジBに関する情報としての、プロ
セスカートリッジの未使用状態の現像剤量(現像剤容
量)に対応する情報、又PAF値情報、現像剤残量Y
(g)値情報が格納される。
【0065】又、メモリ20内に格納された情報は、本
体制御部22内の演算部24と常に送受信可能な状態に
なっており、これら情報を元に演算され制御手段23に
よってデータの照合が行われている。
【0066】尚、PAF値をプロセスカートリッジBが
備えたメモリ20に記憶させることによって、例えば、
使用途中のプロセスカートリッジBを画像形成装置本体
Aから取り外し、交換するような場合にも、その後再び
このプロセスカートリッジを使用する際に、画像形成装
置本体Aがメモリ20に記憶された情報を読み取り使用
することで、個々のプロセスカートリッジBに即して、
常に正確に現像剤残量を検知することが可能である。
【0067】そして、本体制御部22内には、現像剤残
量検知手段30の出力、即ち、本実施例では検出電圧値
V3と現像剤量とを関係付ける手段として、検出電圧値
V3のPAF値からの変化量(V4)と現像装置C内の
現像剤残量(g)との関係を現像剤量決定テーブル25
として予め格納しておく。
【0068】本実施例では、現像装置内の現像剤の残量
が50g以下となった場合に白抜け画像が発生するおそ
れがあるとして、現像剤無しの警告表示を行うように設
定している。
【0069】このような制御により、プロセスカートリ
ッジB、或いは画像形成装置の固体差を吸収し、より正
確な現像剤残量の逐次検知を行うことができる。
【0070】しかしながら、現像剤量決定テーブル25
が1つしかないと、未使用状態の現像剤量、即ち、現像
剤容量が異なるプロセスカートリッジBを使用すると現
像剤残量の検知精度が低下する。次にその理由を説明す
る。但し、説明を単純とするために、使用環境やプロセ
スカートリッジBの部品、プレートアンテナの位置関係
のズレ、画像形成装置の電子部品などの公差による現像
剤量の検出値にばらつきが無い状態を仮定する。上述の
ように、本実施例では、検出電圧値V3のPAF値から
の変化量(V4)から、現像剤量決定テーブル25によ
り現像装置C内の現像剤残量(g)との関係を決定す
る。
【0071】図6にプロセスカートリッジBの現像剤容
量が485g、350g及び200gの場合の検出電圧
V3と現像剤残量の関係を示す。いずれの場合も、現像
剤のフル状態では検出電圧V3が大きいが、これは現像
剤封止部材6の開封直後で現像剤が現像剤収納容器4か
ら現像室5Aに十分送り込まれず、現像ローラ5aと第
2板金32の間、及び第1板金31と第2板金32の間
に現像剤が十分存在しないためである。しかし、画像形
成を行うことで、現像剤攪拌手段8が駆動され、これら
現像ローラ5aと第2板金32の間、及び第1板金31
と第2板金32の間に現像剤が送り込まれて検出電圧値
V3は飽和する。
【0072】そして、図6に示すように、現像剤容量4
85gと350gの場合は、検出電圧V3の最小値であ
るPAF値は1Vで同一である。一方、現像剤容量20
0gの場合は、PAF値は1.2Vで先の2つとは異な
る。
【0073】本実施例では、検出電圧値V3のPAF値
からの変化量V4によって現像剤残量を決定するので、
PAF値が異なると、同じ検出電圧V3に対して変化量
V4値が異なってしまい、現像剤残量の検出値が大きく
ずれてしまう。
【0074】より具体的に説明すると、表2は現像剤容
量485gにおいて、現像剤残量表示Y(g)の表示が
最適になるように、変化量V4と現像剤残量(g)とを
テーブルとして関係付けたものである。
【0075】
【表2】
【0076】このテーブルを現像剤容量200gのプロ
セスカートリッジBの場合に使用すると仮定し、例え
ば、現像剤残量が100gのときを考える。このとき、
検出電圧V3は1.4Vを示す。現像剤容量が200g
の場合、PAF値は1.2Vであるから、変化量V4値
は0.2V(1.4V−1.2V)になる。表2から、
V4が0.2Vであるときは、現像剤残量表示Y(g)
は200gを示し、実際の現像剤量よりも大きな値を表
示してしまう。
【0077】そのため、このようにプロセスカートリッ
ジBの現像剤容量によりPAF値が異なる場合には、そ
れに応じて現像剤量決定テーブル25を変更する必要が
ある。
【0078】そこで、本実施例においては、画像形成装
置にて使用可能なプロセスカートリッジBの種類に応
じ、現像剤量決定テーブル25として、現像剤容量が3
50g及び485gのプロセスカートリッジB用(表
1)と、現像剤容量が200gのプロセスカートリッジ
B用(表3)との2つのテーブルを使用する。
【0079】
【表3】
【0080】つまり、本実施例では、プロセスカートリ
ッジBが備えたメモリ20に予め記憶された、そのプロ
セスカートリッジBの現像剤容量情報を、画像形成装置
本体A側で読み込み、その情報に基づいて複数設定され
た現像剤量決定テーブル25から使用するテーブルを決
定する。現像剤容量が350g及び485gである場合
には、表2に示すテーブル、又現像剤容量が200gで
ある場合には、表3に示すテーブルを現像剤量決定テー
ブル25として用いる。
【0081】本実施例では、これら2つのテーブルは、
予め本体制御部22内に現像剤量決定テーブル(現像剤
量決定テーブル記憶部)25として設定されている。
【0082】尚、本実施例では、現像剤残量検知手段の
配置関係から、現像剤残量が325g(使用可能な現像
剤量275g)程度から現像剤量検出装置による検出電
圧V3の上昇(静電容量の低下)が始まるので、それ以
前の現像剤残量表示としては、例えば、「325g以
上」或いは「100%」などと表示することが可能であ
る。又、例えば所定品位の画像が形成できない程現像剤
が減少する前に、変化量V4(V3−PAF)が所定値
以上となった時点で「トナーlow」などと警告を表示
してもよい。
【0083】次に、図7のフローチャート(ステップ
(S)101〜ステップ(S)111)を参照して、現
像剤量の逐次検知動作を説明する。 S101:画像形成装置本体Aの電源がオンとされる。 S102:プロセスカートリッジBのメモリ20に記憶
された現像剤容量値を読み込み、現像剤レベルY(g)
を検出するために使用する現像剤量決定テーブル25を
決定する。 S103:本体側現像剤残量検出部26が検出電圧値V
3を測定する。 S104:制御手段23が、検出電圧V3とプロセスカ
ートリッジBのメモリ20に記憶されたPAF値を比較
し、検出電圧値V3がメモリ20に記憶されたPAF値
以下であるか否かを判断する。“Yes”と判断した場
合は、S105に進む。又、“No”と判断した場合
は、S106に進む。 S105:今回測定された検出電圧値V3を、PAF値
としてプロセスカートリッジBのメモリ20に記憶させ
る。 S106:演算部24が、PAF値と検出電圧値V3の
関係から、変化量V4を算出。 S107:制御手段23が、算出されたV4を、プロセ
スカートリッジBの現像剤容量によって選択決定された
現像剤量決定テーブル25で照らし合わせる。 S108:制御手段23が、現像剤残量がY(g)であ
ることを示す信号を画像形成装置本体Aの表示手段27
に発信し、表示手段27にその情報を表示する。 S109:制御手段23が、検知された現像剤残量Y
(g)値情報を、プロセスカートリッジBのメモリ20
に書き込み更新する。 S110:制御手段23が、V3が1(V)に達したか
どうか確認し、“No”と判断した場合はS103に戻
り、上述のチャートを繰り返す。又、“Yes”と判断
した場合はS111に進む。 S111:終了。
【0084】上述のフローチャートに従う制御を行うこ
とで、現像剤容量が異なり、PAE値、PAF値が異な
るプロセスカートリッジBについて、現像剤の消費に伴
う現像剤残量表示を評価したとこと、プロセスカートリ
ッジB、或いは画像形成装置本体Aの固体差を吸収した
現像剤残量の逐次検知が可能であった。
【0085】以上、本発明によれば、現像剤容量が異な
り、現像剤量検出装置による検出電圧値の最小値(PA
F値)が異なるプロセスカートリッジBに対しても、複
数設定された現像剤量決定テーブルを、適宜選択して使
用することにより、個々の現像剤容量のプロセスカート
リッジに即して現像剤残量と静電容量(検出電圧)の関
係を補正することができ、常に正確な現像剤残量を検知
することが可能である。
【0086】又、現像剤残量検知手段30の位置関係な
どによって、現像剤がない状態での現像剤残量検知手段
で検知される静電容量が各カートリッジで異なる場合で
も、PAE値を用いることなくプロセスカートリッジ
B、或いは画像形成装置本体Aの個体差を補正して、正
確に現像剤の残量を検出することが可能である。
【0087】実施例2 図8には、本発明の他の態様であるカートリッジ化され
た現像装置Cの一実施例を示す。
【0088】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ5a
及び現像ブレード5cなどの現像手段5を保持する現像
室5Aと、現像手段5に供給する現像剤を収容する現像
剤収納容器4とをプラスチック製の現像剤枠体9及び現
像枠体10により一体的に構成することによってカート
リッジ化される。つまり、本実施例の現像装置Cは、実
施例1で説明したプロセスカートリッジBの現像装置構
成部をユニット化したものであり、即ち、プロセスカー
トリッジBから感光体ドラム1、帯電手段2、クリーニ
ング装置7を除いて一体化したカートリッジと考えるこ
とができる。従って、実施例1にて説明した全ての現像
装置構成部及び現像剤量検出装置の構成が同様に本実施
例の現像装置Cにおいても適用される。従って、これら
構成及び作用についての説明は、実施例1において行っ
た上記説明を援用する。
【0089】但し、本実施例では、メモリ20は現像剤
収納容器4に付帯させている点が異なる。本実施例の構
成によっても、実施例1と同様の作用効果を達成し得
る。
【0090】尚、当然ながらカートリッジ構成、特に現
像剤残量検知手段の構成と配置によって、現像剤残量と
検出電圧値との関係は大きく異なるため、現像剤量決定
テーブルは、表2或いは表3に示すものに限定されるも
のではなく、本発明を実施する画像形成装置、カートリ
ッジの特性に応じて適宜決定し得る。又、上記各実施例
では、PAF値が異なる現像剤容量の異なったプロセス
カートリッジBに対して、現像剤量決定テーブルは2つ
設定したが、更に多数の現像剤量決定テーブルを設定す
ることも当然可能である。
【0091】又、上記各実施例では、現像剤残量検知手
段によって検出される静電容量と、現像剤残量検知手段
の出力に基づき現像剤量検出装置が最終的に検知する検
出電圧との減少増加関係が逆になるように設定されてい
る場合について説明したが、この関係は、画像形成装置
に備えられる検出回路により様々であり、静電容量と電
圧の関係が同じ減少関数であっても、増加関数であって
もよい。
【0092】現像剤残量の表示は、画像形成装置本体に
設けられれた表示手段にて行うことに限定されるもので
はなく、画像形成装置本体と通信可能に接続されたホス
トコンピュータなどの機器の画面とされる表示手段にて
行うこともできる。
【0093】又、現像剤残量の表記方法は、上記各実施
例における(g)に限定するものではない。例えば、現
像剤の所謂満タン状態に対する比率、或いは未使用状態
における使用可能な現像剤に対する、現在使用可能な現
像剤の比率など、現像剤の残りを(%)にて表記するこ
とも当然可能である。他の表示方法として、更に進んだ
形で例えば残り何枚の出力が可能であるかなど様々な表
示方法でも構わない。
【0094】表示手段における表示に関しても、値表示
に限定されるものではなく、例えば、目盛りを針で指し
示すガスゲージ型、伸縮するバーの長さで示す棒グラフ
型などとして表示してもよい。更に、例えば、現像剤無
しの警告メッセージなど、現像剤の残量に関する情報を
音声によって報知したり、或は記録媒体に記録して出力
することも当然可能であり、現像剤量レベルが使用者に
わかる方式であればどのような表示方式であっても構わ
ない。
【0095】上記各本実施例では、現像剤残量検知手段
として静電容量の測定に基づくプレートアンテナ方式を
用いたが、本発明は、この方式の現像剤残量検知手段に
限定されるものではなく、現像剤レベルを検知すること
ができるものであれば特にその方式は問わない。又、上
記各実施例では、現像室内に現像剤残量検知手段を設け
たが、精度向上のために複数の現像剤残量検知手段を設
けてもよく、例えば、現像剤収納容器内に現像剤残量検
知手段を設け、現像剤がフル充填された状態から、白抜
けなどにより所定品位の画像が形成できない程減少する
までの範囲で、現像剤の残量を逐次に検知する構成とす
ることもできる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
現像剤収容部と、現像剤収容部内の現像剤量に応じた出
力を逐次出力可能な現像剤残量検知手段と、を有するカ
ートリッジ、このカートリッジを着脱可能な画像形成装
置、及びこのカートリッジを用いる画像形成システムに
おいて、カートリッジは、カートリッジに関する情報が
記憶された記憶手段を有しており、装置本体は、現像剤
残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける手段を2
つ以上有し、記憶手段に記憶されたカートリッジに関す
る情報に基づいて、現像剤残量検知手段の出力から現像
剤量を検知するのに使用する現像剤残量検知手段の出力
と現像剤量とを関係付ける手段を決定する構成とされる
ので、画像形成装置で使用可能なカートリッジに対し
て、常に高精度にて現像剤量を検知し、正確な現像剤量
を使用者に報知することができる。従って、使用者に適
切なカートリッジ交換時期を知らせて常に良好な画像を
形成することが可能である。
【0097】又、本発明によれば、現像剤残量検知手段
が現像剤量の最大を検出したときの検出値に対応する情
報を記憶し、これを使用して現像剤量を検知する構成と
し得るので、例えば現像剤容量などが異なる、画像形成
装置にて使用可能な複数種類のカートリッジに対して、
常に高精度にて現像剤量を検知することができ、且つ、
カートリッジ、或いは画像形成装置の個体差による現像
剤量の検出結果のばらつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大断面図であ
る。
【図3】現像剤量検出装置の一実施例の回路構成図であ
る。
【図4】プロセスカートリッジが備えたメモリの制御構
成の一実施例を説明するためのカートリッジと画像形成
装置本体の概略関係図である。
【図5】現像剤量検出装置の検出電圧値と現像剤残量と
の関係を示すグラフ図である。
【図6】現像剤容量の異なるプロセスカートリッジにお
ける現像剤量検出装置の検出電圧値と現像剤残量との関
係を示すグラフ図である。
【図7】本発明に従う、カートリッジの記憶手段を用い
た現像剤量検知動作の一実施例を説明するためのフロー
チャート図である。
【図8】本発明に係るカートリッジ化された現像装置の
一実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電手段 3 レーザースキャナー 4 現像剤収納容器 5 現像手段 5a 現像ローラ(現像剤担持体) 5A 現像室 7 クリーニング装置 15 定着手段 20 記憶手段(メモリ) 22 本体制御部 27 表示手段 30 現像剤残量検知手段 31 第1板金(プレートアンテナ) 32 第2板金(プレートアンテナ) 100 レーザービームプリンタ(プリンタ) A 画像形成装置本体(装置本体) B プロセスカートリッジ C 現像装置(現像ユニット)、現像カート
リッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 DA43 DD02 DE04 DE07 EE08 EJ08 GB03 HA01 HB02 HB13 HB17 ZA09 2H077 AA01 AA35 DA15 DA24 DA32 DA59 DB10 GA04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤収容部と、前記現像剤収容部内の
    現像剤量に応じた出力を逐次出力可能な現像剤残量検知
    手段と、を有するカートリッジが着脱可能な画像形成装
    置において、前記カートリッジは、前記カートリッジに
    関する情報が記憶された記憶手段を有しており、前記装
    置本体は、前記現像剤残量検知手段の出力と現像剤量と
    を関係付ける手段を2つ以上有し、前記記憶手段に記憶
    された前記カートリッジに関する情報に基づいて、前記
    現像剤残量検知手段の出力から現像剤量を検知するのに
    使用する前記現像剤残量検知手段の出力と現像剤量とを
    関係付ける手段を決定することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤残量検知手段の出力と現像剤
    量とを関係付ける手段は、前記現像剤残量検知手段の出
    力と現像剤量とを対応させるテーブルであることを特徴
    とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルは、前記現像剤残量検知手
    段が現像剤量の最大を検出したときの出力値からの前記
    現像剤残量検知手段の出力値の変化量と、現像剤量とを
    対応させるテーブルであることを特徴とする請求項2の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジに関する情報は、前記
    現像剤残量検知手段の出力特性に関し、カートリッジの
    種類を識別し得る情報であることを特徴とする請求項
    1、2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジに関する情報は、前記
    現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出したときの
    出力値に関し、カートリッジの種類を識別し得る情報で
    あることを特徴とする請求項1、2又は3の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジに関する情報は、カー
    トリッジ未使用状態における現像剤量情報であることを
    特徴とする請求項1、2又は3の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段には、更に前記現像剤残量
    検知手段が現像剤量の最大を検出したときの出力値に対
    応する情報が記憶されることを特徴とする請求項1〜6
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤残量検知手段は、電極間の静
    電容量を測定することによって得られる信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記装置本体は更に、表示手段を有し、
    検知した現像剤量に関する情報を表示するための信号を
    この表示手段に送信して表示することを特徴とすること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記装置本体は更に、表示手段を有す
    る機器と通信可能であり、検知した現像剤量に関する情
    報を表示するための信号をこの表示手段を有する機器に
    送信することを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 現像剤収容部と、前記現像剤収容部内
    の現像剤量に応じた出力を逐次出力可能な現像剤残量検
    知手段と、を有するカートリッジにおいて、前記カート
    リッジに関する情報が記憶された記憶手段を有すること
    を特徴とするカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記カートリッジに関する情報は、前
    記現像剤残量検知手段の出力特性に関し、カートリッジ
    の種類を識別し得る情報であることを特徴とする請求項
    13のカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記カートリッジに関する情報は、前
    記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出したとき
    の出力値に関し、カートリッジの種類を識別し得る情報
    であることを特徴とする請求項13のカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記カートリッジに関する情報は、カ
    ートリッジ未使用状態における現像剤量情報であること
    を特徴とする請求項13のカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段には、更に前記現像剤残
    量検知手段が現像剤量の最大を検出したときの出力値に
    対応する情報が記憶されることを特徴とする請求項13
    〜16のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記現像剤残量検知手段は、電極間の
    静電容量を測定することによって得られる信号を出力す
    ることを特徴とする請求項13〜17のいずれかの項に
    記載のカートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項13〜18のいずれかの項に
    記載のカートリッジ。
  20. 【請求項20】 更に、電子写真感光体と、電子写真感
    光体を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体に現像剤
    を供給する現像手段と、電子写真感光体をクリーニング
    するクリーニング手段のうち少なくとも一つを有するこ
    とを特徴とする請求項13〜19のいずれかの項に記載
    のカートリッジ。
  21. 【請求項21】 画像形成装置本体に着脱可能なカート
    リッジを用いて、記録媒体に画像を形成する画像形成シ
    ステムにおいて、(a)現像剤収容部と、前記現像剤収
    容部内の現像剤量に応じた出力を逐次出力可能な現像剤
    残量検知手段と、前記カートリッジに関する情報が記憶
    された記憶手段と、を有するカートリッジと、(b)前
    記現像剤残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける
    手段を2つ以上有し、前記記憶手段に記憶された前記カ
    ートリッジに関する情報に基づいて、前記現像剤残量検
    知手段の出力から現像剤量を検知するのに使用する前記
    現像剤残量検知手段の出力と現像剤量とを関係付ける手
    段を決定する制御手段と、を有することを特徴とする画
    像形成システム。
  22. 【請求項22】 更に、検知した現像剤量に関する情報
    を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項2
    1の画像形成システム。
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