JP2002089768A - 配管用交叉管 - Google Patents

配管用交叉管

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JP2002089768A
JP2002089768A JP2000278985A JP2000278985A JP2002089768A JP 2002089768 A JP2002089768 A JP 2002089768A JP 2000278985 A JP2000278985 A JP 2000278985A JP 2000278985 A JP2000278985 A JP 2000278985A JP 2002089768 A JP2002089768 A JP 2002089768A
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JP
Japan
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pipe
cross
pipes
piping
crossover
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JP2000278985A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Hata
清和 畑
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】別の管路を合流させることなく交叉配管する場
合に、浅層埋設であっても容易に交叉配管が可能となる
ようにする。 【解決手段】二種の管1、2を合流させることなく交叉
一体化させた配管用交叉管4であって、交叉部で互いに
重ねられたそれぞれの流路の重ね方向の流路断面高さh
が、該配管用交叉管4に接続される管1、2の径dより
小とされていると共に、重ねられた二つの流路の合計高
さTが前記管の径dにほぼ等しくされ、前記流路の重ね
方向に直交するそれぞれの管の流路断面幅bが、前記高
さの小さくされた分に反比例して大きくされて該配管用
交叉管に接続される管の内径断面積が交叉部で実質的に
減少しないようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管用交叉管に
関し、詳しくは二種の管を合流させることなく交叉させ
るために使用される配管用交叉管に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部やプラント内の配管では、管路の
輻輳化に伴い異なる管路どうしを平面視で交叉させざる
を得なくなる場合が往々にしてある。
【0003】このような場合、交叉する配管の埋設深さ
が十分に深く、かつ埋設管同志の埋設深さに十分な差が
ある場合はそのまま交叉配管出来るが、図5に示すよう
に埋設深さHが両管ともにほぼ同じような場合、伏せ越
し配管といって一方の管路1に交叉する他方の管路2を
一方の管路1の下をくぐるように曲管3…3を接続して
互いの管路1、2が干渉しないように交叉配管する場合
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では埋
設管の埋設深さHが例えば1m20cm程度とされてい
たのが、近年では埋設深さHを60cmと浅く埋設する
場合が多くなっている。
【0005】このような浅層埋設管の場合、地表までの
余裕が少ないので、管が交叉する場合は、必ず伏せ越し
配管とせざるを得ず、工事が大掛かりとなる問題があっ
た。さらに、伏せ越し配管をしようとする管路の下方に
さらに別の埋設管路が走っていて、伏せ越し配管が施工
不可能となる場合もある。このような場合は、伏せ越せ
る場所まで所定の管路から外れて遠く迂回する管路が必
要となり、非常に無駄が大きくなる場合もあるといった
問題があった。
【0006】この発明は、上記問題を解消し、別の管路
を合流させることなく交叉配管する場合に、浅層埋設で
あっても容易に交叉配管が可能となるようにすることを
課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の配管用交叉管
は、二種の管を合流させることなく交叉一体化させた配
管用交叉管であって、交叉部で互いに重ねられたそれぞ
れの流路の重ね方向の流路断面高さが、該配管用交叉管
に接続される管の径より小とされていると共に、重ねら
れた二つの流路の合計高さが前記管の径にほぼ等しくさ
れ、前記流路の重ね方向に直交するそれぞれの管の流路
断面幅が、前記高さの小さくされた分に反比例して大き
くされて該配管用交叉管に接続される管の内径断面積が
交叉部で実質的に減少しないようにされているものであ
る。
【0008】すなわち、この発明の配管用交叉管によれ
ば、交叉して配管される管は、実質的な有効断面を小さ
くすることなく交叉した状態で一体化されているので、
従来のように伏せ越し配管をすることなく同一平面内で
二種の管を交叉させることができ、浅層埋設管でも容易
に配管用交叉管を施工する事が出来るのである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の配管用交叉管の
実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施
の形態の配管用交叉管の平面断面図、図2は図1のA−
A線矢視断面図、図3は図1のB−B線矢視断面図であ
る。
【0010】図1において、4は配管用交叉管を示し、
この実施の形態の場合はダクタイル鋳鉄などの金属製と
されている。この配管用交叉管4は、互いに連通する受
口5と挿口7及び受口6と挿口8を有する異型断面の管
9、10が互いに十字状に交叉して一体化されている。
【0011】即ち、管9と管10は互いに重ねられる部
分における重ね方向の流路断面高さhが、図2、図3に
示すように接続される管2または管1の内径dより小さ
くされていると共に、重ねた状態での厚さTが管2また
は管1の内径dとほぼ等しくなるようにされている。
【0012】また、重ね方向に直交する流路断面幅b
が、図2、図3に示すように前記高さhを小さくされた
分に反比例して大きくされている。即ち、流路断面形状
が異なっても、流路断面積の大きさは不変とされてい
る。
【0013】この配管用交叉管4を使用するには、図4
に示すように既設管路1の交叉部分に配管用交叉管4を
介挿して、受口5に管路1の挿口1aを挿入すると共
に、管路1の受口1bに挿口7を挿入して管路1をつな
ぎ、次いで交叉方向へ開口する受口6に他の管路2の挿
口2bを挿入すると共に、配管用交叉管4の挿口8を他
の管2の受口2aに挿入して交叉する配管をそれぞれ接
続する。
【0014】接続を完了すれば、それぞれの管路1、2
内の流体は図1〜図3に矢印で示したように流れるが、
この時、交叉される管9、10の有効断面積がそれぞれ
の管路1、2と同じとされているので、流れが滞る事は
ない。
【0015】また、配管用交叉管4で交叉される管1、
2は、その管軸がほぼ同一平面で交叉されているので、
浅層埋設であっても同様な地中深度で管を交叉させる事
が可能となり、伏せ越し配管等の必要はなく、また下方
や上方に別の既設配管があってもそれらの存在に関わり
なく配管施工が可能となる。
【0016】なお、上記実施の形態として受口5、6と
挿口7、8により接続される管の場合を示したが、その
他フランジ接合や耐震継手のような継手としても良い。
また、交叉する管路1、2の内径が同じ場合について説
明したが、異なる径のものの場合であっても同様に実施
できる。
【0017】また、管9、10の交叉状態も図示例のよ
うに直交状態のものの他、図示は省略するが斜めに交叉
するようにする事もできる。さらに、材質的にも、説明
したようにダクタイル鋳鉄製の他鋼製、プラスチック製
などで形成される。
【0018】また、管路1、2は、両者が同一用途の管
路とされている場合の他、一方が上水、他方が下水管路
の場合や、一方が上下水管路、他方がガス管路や送油管
路などのように異種管路同志の交叉に対しても適用でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の配管用
交叉管によれば、交叉する管路がある場合に、互いの管
路の埋設深度を変えることなく交叉させることができる
ので例えば埋設深さが60cm程度の浅層埋設管であっ
ても伏せ越し配管の必要性がなくなり、施工が非常に簡
略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の配管用交叉管の平面断
面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視断面図である。
【図4】配管用交叉管の使用状態を示す斜視図である。
【図5】従来の伏せ越し配管の説明断面図である。
【符号の説明】
1 一方の管路 2 他方の管路 3 曲管 4 配管用交叉管 5 受口 6 受口 7 挿口 8 挿口 9 異型断面の管 10 異型断面の管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二種の管を合流させることなく交叉一体化
    させた配管用交叉管であって、交叉部で互いに重ねられ
    たそれぞれの流路の重ね方向の流路断面高さが、該配管
    用交叉管に接続される管の径より小とされていると共
    に、重ねられた二つの流路の合計高さが前記管の径にほ
    ぼ等しくされ、流路の重ね方向に直交するそれぞれの管
    の流路断面幅が、前記高さの小さくされた分に反比例し
    て大きくされて該配管用交叉管に接続される管の内径断
    面積が交叉部で実質的に減少しないようにされている配
    管用交叉管。
JP2000278985A 2000-09-14 2000-09-14 配管用交叉管 Pending JP2002089768A (ja)

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