JP6147609B2 - 分岐管 - Google Patents

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この発明は、管体に分水栓取付用の分岐孔を備える分岐管に関するものである。
地中に埋設された配水管から新たな需要者へ管路(以下、枝管と称する)を分岐させる場合、例えば、埋設された配水管の管体を掘り出してその管体の必要箇所に分岐孔を穿孔する。そして、その分岐孔に対して、管体の外周に沿って固定されるサドル部材等を用いて、分水栓を取付ける方法が一般的である。分水栓の出口に新しい枝管を接続して栓を開放すれば、新たな需要者への水の供給が可能である(例えば、特許文献1参照)。
また、他の手法として、地中に埋設される管体に予め分岐孔を形成しておく技術がある。分岐孔周囲には分水栓取付用の台座が設けられ、管体は、台座に分水栓が取付けられた状態で地中に埋設される。このとき、分水栓は樹脂製のスリーブ等で保護しておく。新たな需要者へ枝管を分岐させる場合、埋設された管体を掘り出して、分水栓に新しい枝管を接続する(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−332583号公報 特開2012−47294号公報
上記特許文献2に記載の技術によれば、予め分岐孔が管体に形成されているので、従来のように、現場で管体に穿孔する必要がない。このため、新たな需要者への枝管の敷設が容易である。また、分岐孔の形成を現場で行う必要がないので、分岐孔内面の防食を工場の製造工程で行うことができ、より確実な防食が可能である。
しかし、分岐管には台座が設けられており、さらに、その台座に分水栓が取付けられているので、地中に管体を埋設する際に重量のバランスが悪くなるという問題がある。すなわち、分岐管単体や分水栓付分岐管の敷設時に、管体の管軸周り方位(分岐孔の向き)が安定しないという問題がある。分岐孔の向きが正しくないと、新たに敷設する枝管との接続部において、部材に無理な力が作用する事態も想定される。
そこで、この発明は、分岐管の敷設時に、分岐孔の向きを安定させることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、枝管又は分水栓が接続される分岐孔と、前記分岐孔の周囲に設けられて前記枝管又は前記分水栓を固定するための台座と、管軸に対して前記台座の対側に設けられる脚部とを備え、前記分岐孔が横向き状態で敷設される際に、前記台座の側面と前記脚部の側面とが地盤に当接することで前記分岐孔の向きが維持されるようになっている分岐管を採用した。
台座の側面と脚部の側面とが地盤に当接するようにしたので、分岐管の敷設時に分岐孔の向きが動きにくい。このため、分岐孔の向きを安定させることができる。特に、本管の呼び径が小さい小口径管の場合、本管の重量に対して台座や分水栓の重量の比率が相対的に高くなるため、このように、台座の側面と脚部の側面とを地盤に当接させることで、安定した支持が可能となる。
このとき、台座の側面と脚部の側面とは、分岐管を載置する地盤の表面に沿った形状とすることが望ましい。すなわち、通常、掘削した地盤の表面は多少の凹凸はあるものの概ねフラット面であるので、台座の側面と脚部の側面も地盤の表面に沿うように、フラット面とすることが望ましい。
なお、前記台座の側面と前記脚部の側面とは面一であることが望ましい。また、前記台座と前記脚部とは、互いの側面同士が連続しないように離れて形成されていてもよいが、これらを連続して形成してもよい。すなわち、前記台座の側面と前記脚部の側面とが連続するように形成すれば、分岐管の外形がシンプルとなり、これが鋳造品である場合には、鋳造型枠の形状もシンプルとなり、製造工程の容易化、製造コストの点で有利である。
この発明は、台座の側面と脚部の側面とが地盤に当接するようにしたので、分岐管の敷設時に分岐孔の向きが動きにくい。このため、分岐孔の向きを安定させることができる。
(a)はこの発明の一実施形態を示す斜視図、(b)は分水栓を取り外した状態の要部を示す斜視図、(c)は同底面側からの斜視図 同実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図 分岐管の敷設状態を示し、(a)は分岐孔を上向きに敷設した状態を示す側面図、(b)は分岐孔を横向きに敷設した状態を示す側面図
この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a)(c)は、上水道用の配水管の一部として用いられる分岐管1、及び、その分岐管1に分水栓4が取付けられた分水栓付分岐管の全体斜視図である。図1(b)は、分水栓4を取り外した状態を示す分岐管1の要部斜視図である。
分岐管1は、受口2、挿し口3、及び、その受口2と挿し口3とを結ぶ直管部5を本管とし、その本管の管軸方向中程に、枝管又は分水栓4が接続される分岐孔8を備えている。
この実施形態は、直管部(本管)の呼び径50mm、分岐部の呼び径50mmとしているが、その他にも、直管部(本管)の呼び径75mm、分岐部の呼び径50mmとするなど、管径は自由に設定できる。
また、この実施形態では、分岐管1の本管を直管部で構成しているが、これを、曲管などの異形管としてもよい。また、受口2や挿し口3の形状も自由である。
分岐孔8の周囲には、フランジ状に突出する台座6が備えられている。この実施形態では、台座6の外形は平面視矩形であり、その台座6の中央には前記分岐孔8が開口している。分岐孔8は、本管の内部空間に連通している。
また、台座6には、本管から分岐して新たに敷設される枝管を直接固定するための、又は、分水栓4を固定するためのボルト孔が設けられている。例えば、枝管の端部に設けられたフランジ部や、あるいは、分水栓4の基部4aが、この台座6に宛がわれ、両者がボルト4bで固定される。
分水栓4は、分岐孔8と対向する通水孔と、その通水孔の先に球状の空間が形成された弁室と、弁室からさらに伸びて枝管に接続可能な接続孔4dとを備える。弁室内に収容されたボール弁体が、操作部4cの回転操作によって回転し、通水孔側と接続孔側との開弁及び閉弁の切り替えが可能である。
また、分岐管1は、台座6の反対側、すなわち、直管部5の管軸に対して台座6の対側に設けられた脚部7を備える。
この実施形態では、脚部7は、台座6の反対側の面において、管軸方向に直交する面方向を有する板状の部材で構成されている(図1及び図2参照)。
台座6の側面6aと脚部7の側面7aとは、連続する面一のフラット面となっている。このため、分岐孔8、分水栓4を横向きにした状態で分岐管1を地盤Gに載置すると、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとが地盤Gの表面に面接触できる(図3(b)参照)。
これにより、本管から偏心して設けられている台座6や分水栓4の重量は、台座6の側面6aや脚部7の側面7aによって地盤Gに支持され、安定した載置が可能である。
すなわち、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとが地盤Gに当接するようにしたので、分岐管1の敷設時に分岐孔8や分水栓4の向きを安定させることができる。特に、この実施形態のように小口径管の場合、本管の重量に対して台座6や分水栓4の重量の比率が相対的に高くなるため、本構成が有利である。
また、この実施形態では、脚部7の底面7bもフラット面となっている。このため、分岐孔8、分水栓4を上向きにした状態で分岐管1を敷設する場合、脚部7の底面7bが、分岐管1を載置する地盤Gの表面に面接触できる(図3(a)参照)。
これにより、台座6や分岐孔8、分水栓4を上向きにした状態でも、分岐管1の安定した載置が可能である。なお、分岐孔8、分水栓4を上向きにした状態で分岐管1を敷設することを想定しない場合は、脚部7の底面7bをこのようなフラットな形状にする必要はなく、自由な形状とすることができる。
また、脚部7は、台座6周りの補強リブとしても機能する。すなわち、台座6は本管である直管部5に対して外径側に突出して設けられているため、脚部7は、その台座6周囲の剛性を高め、補強部材として機能することができる。脚部7を、管軸方向に直交する面方向を有する板状の部材で構成したことにより、その補強効果はさらに高められている。
なお、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとは、この実施形態のように面一であることが望ましいが、両側面6a,7aが地盤Gに当接した際に、分岐管1、あるいは、分岐管1と分水栓4、枝管等の重量を支えることができる限りにおいて、その側面形状は自由に設定できる。例えば、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとを互いに面方向の異なるフラット面としてもよい。また、地盤Gとの面接触が可能な限りにおいて、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとを、それぞれ多少の凹凸を有する面としてもよい。これらの事項は、脚部7の底面7bについても同様である。
また、この実施形態では、台座6と脚部7とは、互いの側面6a,7a同士が連続するように形成されているが、これらを分離して形成してもよい。すなわち、台座6の側面6aと脚部7の側面7aとが連続せず、ある程度の距離だけ離れて形成されていてもよい。
このように構成された分水栓付分岐管は、例えば、図3(a)や図3(b)に示す状態で地中に埋設される。このとき、まだ枝管は接続されておらず、分水栓4は閉弁状態にしておく。つぎに、土壌や地下水などによる管体の腐蝕や電食を防止するため、分水栓4を設けた部分、すなわち、分水栓4や台座6周辺を、ポリエチレンなどの樹脂製のスリーブで被覆し、ゴムバンド等を用いて管体の外周に固定しておく。
この分水栓付分岐管の受口2に、他の分水栓付分岐管や、分岐孔を有さない通常の管体の挿し口3を挿入し、ゴム輪や押し輪等を用いることで、順次、配水管を水密に接続していく。接続が終われば、掘削箇所の埋め戻しを行う。
埋設された配水管から枝管を分岐させ、新たな需要者へ水を供給する場合は、まず、分水栓付分岐管の埋設箇所を掘削し、分水栓4を露出させる。スリーブ等の被覆を切り開いて開口部を設け、この開口部を介して分水栓4の接続孔4dに枝管を接続する。その後、分水栓4の操作部4cを回転することにより、通水孔側から接続孔側へ向かって水が供給される状態になる。これにより、本管から分岐孔8を通って新たな需要者へ水が供給される。
なお、この実施形態では、分岐管1に分水栓4を取付けた分水栓付分岐管を地中に埋設したが、分水栓4を接続せず、分岐管1のみの状態で地中に埋設する場合も考えられる。また、台座6に枝管を介して分水栓4を接続し、その状態で地中に埋設する場合も考えられる。このとき、台座6に開口する分岐孔8や、分水栓4の接続孔4dは、内部に土壌や地下水が流入しないよう適宜止水が施される。さらには、分岐管1の台座6に枝管を直接接続して、その枝管の他方側の端部に止水栓を取付けた状態で埋設する場合も考えられる。いずれの場合にも、本管から偏心して設けられている台座6や分水栓4、枝管の重量は、台座6の側面6aや脚部7の側面7a、又は、脚部7の底面7bによって地盤Gに支持され、分岐管1は安定して載置される。
1 分岐管
2 受口
3 挿し口
4 分水栓
5 直管部
6 台座
6a 側面
7 脚部
7a 側面
7b 底面
8 分岐孔

Claims (3)

  1. 枝管又は分水栓(4)が接続される分岐孔(8)と、前記分岐孔(8)の周囲に設けられて前記枝管又は前記分水栓(4)を固定するための台座(6)と、管軸に対して前記台座(6)の対側に設けられる脚部(7)とを備え、前記分岐孔(8)が横向き状態で敷設される際に、前記台座(6)の側面(6a)と前記脚部(7)の側面(7a)とが地盤に当接することで前記分岐孔(8)の向きが維持されるようになっている分岐管。
  2. 前記台座(6)の側面(6a)と前記脚部(7)の側面(7a)とは面一であることを特徴とする請求項1に記載の分岐管。
  3. 前記台座(6)と前記脚部(7)とは連続して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の分岐管。
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