JP6357333B2 - ダクトスリーブ - Google Patents
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Description
また、ねじ用貫通孔の内部においてボルトとナットとが螺合され、さらに、ナットから突出するボルトの先端部がねじ用貫通孔に収容された状態となるので、例えば、全長の長いボルトを用いた場合であっても、ナットへのねじ込みが途中で終了することなく、最後まで確実にねじ込むことができる。これにより、複数のさや管ダクトスリーブを支持する固定板を、確実にダクトスリーブに固定することが可能となる。
さらに、ねじ用貫通孔の一方の開口部が、ねじ用貫通孔に挿通するように収容された押さえ部材によって塞がれているので、例えば、ダクトスリーブの設置環境に依るコンクリートや土石等がねじ用貫通孔の内部に流入することがなく、良好な取付状態を維持することができる。
即ち、本発明に係るダクトスリーブによれば、第2のねじ部材がねじ用貫通孔の内壁との間で隙間を有して設けられ、第1及び第2のねじ部材の軸方向と直交する方向で遊動可能とされた構成を採用しているので、複数のさや管ダクトスリーブを支持する固定板をダクトスリーブに取り付けるにあたり、第1のねじ部材をねじ用貫通孔に挿入して第2のねじ部材に螺合する際、第1のねじ部材の先端部が第2のねじ部材に当接するのに伴って該第2のねじ部材が遊動する。これにより、第1のねじ部材と第2のねじ部材との間に位置ずれが生じている場合であっても、第2のねじ部材が遊動することで、雌ねじと雄ねじとの螺合位置が合わせられる。
従って、ロータス管をダクトスリーブに取り付ける際に、ボルトとナットとの位置決めをフレキシブル且つ容易に行うことができ、作業性及び施工性に優れたダクトスリーブを提供することが可能となる。
図1は、本実施形態の本体管ダクトスリーブ(ダクトスリーブ)10に、ロータス管20を取り付けた状態を示す斜視図であり、図2は、本実施形態のダクトスリーブを構成する各部材の位置関係を示す斜視図である。このように、本体管ダクトスリーブ10は、一般的に、ロータス管20との接続に用いられる。
また、ロータス管20は、複数のさや管ダクトスリーブ21の一方端部が固定板22に固定支持されたものであり、固定板22には、本体管ダクトスリーブ10にロータス管20を取り付ける際にボルト(第1のねじ部材)30が挿通される貫通孔22aが計4箇所に形成されている(図2及び図6も参照)。
一方、フランジ部材10Bは、図示例のように、開口部12を有するフランジ状の部材として構成され、上述したように、開口部12の周壁に周縁部17を有し、この周縁部17にねじ用貫通孔18が設けられている。
また、押さえ部材50に備えられる収容部52の端部52aが、ナット40と若干の隙間を有するように押さえ部材50を配置することが、上述した、ナット40が遊動する際のナット40と端部52aとの間の摺動性を確保できる点から好ましい。
さらに、本実施形態では、ねじ用貫通孔18が、ナット40から突出するボルト30の先端部31が収容可能な長さとされていることがより好ましい。
次に、主に図1〜図6を参照しながら、本体管ダクトスリーブ10とロータス管20との接続構造及び接続方法を説明する。
上述したように、図示略のハンドホールは地中に埋設されており、ハンドホールの側壁には貫通孔が形成されている。ハンドホールの貫通孔には、本体管ダクトスリーブ10が固定される。本体管ダクトスリーブ10は、その開口部12がハンドホール内部に臨むように、ハンドホールの側壁に取り付けられる。
以上説明したように、本発明に係る本体管ダクトスリーブ(ダクトスリーブ)10によれば、上記した構成によって以下の効果を奏する。
即ち、本発明に係る本体管ダクトスリーブ10によれば、ナット(第2のねじ部材)40がねじ用貫通孔18の内壁18aとの間で隙間を有して設けられ、ボルト(第1のねじ部材)30及びナット40の軸方向と直交する方向で遊動可能とされた構成を採用しているので、複数のさや管ダクトスリーブ21と、これを支持固定する固定板22とからなるロータス管20を本体管ダクトスリーブ10に取り付けるにあたり、ボルト30をねじ用貫通孔18に挿入してナット40に螺合する際、ボルト30の先端部31がナット40に当接するのに伴って、このナット40が遊動する。これにより、ボルト30とナット40との間に多少の位置ずれが生じている場合であっても、ナット40が遊動することで、雌ねじと雄ねじとの螺合位置が合わせられる。
従って、ロータス管20を本体管ダクトスリーブ10に取り付ける際に、ボルト30とナット40との位置決めをフレキシブル且つ容易に行うことができ、作業性及び施工性に優れた本体管ダクトスリーブ(ダクトスリーブ)10を提供することが可能になるという優れた効果を奏する。
Claims (1)
- 地中埋設管を受け入れ可能な筒状の受口部と、
該受口部と一体に形成され、ハンドホール内に連通する開口部に接続される筒部と、を備え、
前記開口部の周縁部に、前記受口部及び前記筒部に挿通される複数のさや管ダクトスリーブの一方端部を固定支持する固定板を取り付けるための取付部が形成されたダクトスリーブであって、
前記取付部は、前記固定板をねじ留め固定するためのねじ用貫通孔を有し、該ねじ用貫通孔に挿通される第1のねじ部材が、前記ねじ用貫通孔の内部に配置される第2のねじ部材と螺合されることで前記固定板がねじ留め固定され、さらに、前記第2のねじ部材が、前記ねじ用貫通孔の内壁との間で隙間を有するように設けられることで、前記第1及び第2のねじ部材の軸方向と直交する方向で遊動可能とされており、
前記第1のねじ部材がボルトであるとともに、前記第2のねじ部材がナットであり、前記ねじ用貫通孔は、前記ナットから突出する前記ボルトの先端部が収容可能な長さとされており、
前記ねじ用貫通孔に、前記ボルトが挿通される側とは反対側の開口から、前記ねじ用貫通孔を塞ぐ蓋部と、前記ボルトの先端部を収容可能な収容部とを有した略筒状の押さえ部材が挿通するように収容されていることを特徴とするダクトスリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014067896A JP6357333B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダクトスリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014067896A JP6357333B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダクトスリーブ |
Publications (2)
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JP2015192523A JP2015192523A (ja) | 2015-11-02 |
JP6357333B2 true JP6357333B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=54426652
Family Applications (1)
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JP2014067896A Active JP6357333B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダクトスリーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6357333B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3142989B2 (ja) * | 1993-06-16 | 2001-03-07 | 石川島建材工業株式会社 | セグメントの接合構造 |
JP2003158805A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Aron Kasei Co Ltd | 地中埋設管の施工方法及び施工用接続部材 |
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2014
- 2014-03-28 JP JP2014067896A patent/JP6357333B2/ja active Active
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JP2015192523A (ja) | 2015-11-02 |
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