JP5841496B2 - さや管補強部材およびロータス管 - Google Patents

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本発明は、通信線を保護するさや管補強部材および該さや管補強部材が取り付けられたロータス管に関する。
近年、通信線がそれぞれ挿通された小径の複数本の樹脂製のさや管を大径の樹脂製本体管の内部に挿入して構成される通信用管路を地中に埋設し、該通信線によるネットワークを構築して情報通信を行っている。
このような通信用管路を用いると、小さな断面積中に多数の通信線を敷設することができるため、地中の配管量を少なくすることができる。その結果、通信用管路を埋設するための掘削工事などの手間が少なくて済み、工期を短縮することができるとともに、コストを抑えることができる、といった利点があるため、広く採用されている。
一般的に、このような通信用管路においては、敷設された通信線の点検や、別に敷設された通信線との接続や分岐、あるいは、敷設方向の変更などの作業を必要とする地点にハンドホールが設けられる。
通信用管路とハンドホールとを接続する方法としては、図3に示すように、複数の可撓性さや管ダクトスリーブ(以下、「さや管ダクトスリーブ」という)41と、さや管ダクトスリーブ41の一方の端部を固定支持する固定板43とを備えたロータス管45が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ロータス管45のさや管ダクトスリーブ41は固定板43によって固定支持された部位を除いて遊動自在に構成されている。
図1に示すように、このロータス管45を用いれば、ハンドホール50内からロータス管45を本体管ダクトスリーブ40に挿入し、ロータス管45の固定板43と本体管ダクトスリーブ40とをボルトなどを用いて接続固定することができる。
特開2010−200489号公報
上述したロータス管45においては、さや管ダクトスリーブ41が固定板43によって固定支持された部位を除いて遊動自在に構成されているため、通信線をさや管ダクトスリーブ内に通線する際に、通信線に力がかかった状態でさや管ダクトスリーブの端部や内面に接触するなどしてさや管ダクトスリーブに応力がかかることがある。さや管ダクトスリーブに応力がかかり過ぎると、場合によっては、さや管ダクトスリーブが破損する虞があり、その結果、通信線を傷つけてしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、さや管ダクトスリーブの破損を防止し、通信線が傷つくのを防止することができるさや管補強部材および該さや管補強部材を取り付けたロータス管を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明のさや管補強部材は、地中埋設管として用いられ、配線を挿通させる複数のさや管ダクトスリーブと、該複数のさや管ダクトスリーブの一方端部を固定支持する固定板と、を備えたロータス管のさや管補強部材であって、前記複数のさや管ダクトスリーブの一方端部の開口部にそれぞれ挿入され、前記複数のさや管ダクトスリーブを補強する筒状の補強部と、該補強部の一方端部に形成され、前記複数の補強部を前記複数のさや管ダクトスリーブに挿入したときに、前記固定板に当接されるフランジ部と、を備えていることを特徴としている。
このように構成することで、さや管ダクトスリーブの一方端部にさや管補強部材を取り付けることにより、さや管ダクトスリーブの端部の強度を向上させることができる。したがって、さや管ダクトスリーブに通信線を通線させる際に、該さや管ダクトスリーブに応力がかかってもさや管ダクトスリーブが破損するのを防止することができる。また、複数の補強部が一体に形成されているため、全てのさや管ダクトスリーブに対して容易にさや管補強部材を取り付けることができる。
また、本発明のさや管補強部材は、前記フランジ部における前記補強部の内周面に面した箇所が湾曲形成されていることを特徴としている。
このように構成することで、さや管ダクトスリーブに通信線を通線させる際に、通信線が端部に当接することにより被覆が破断したりするのをより効果的に防止することができる。
また、本発明のロータス管は、上述したさや管補強部材が前記さや管ダクトスリーブに取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、さや管ダクトスリーブの端部にさや管補強部材を取り付けることにより、さや管ダクトスリーブの端部の強度を向上させることができる。したがって、さや管ダクトスリーブに通信線を通線させる際に、該さや管ダクトスリーブに応力がかかってもさや管ダクトスリーブが破損するのを防止することができる。結果として、通信線をさや管ダクトスリーブに通線する際に、通信線が傷つくのを防止することができる。
本発明の実施形態におけるロータス管と本体管ダクトスリーブとの接続構造を示す部分断面図である。 本発明の実施形態における本体管ダクトスリーブを示す部分断面図である。 本発明の実施形態におけるロータス管を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は部分断面図である。 本発明の第一実施形態におけるさや管補強部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図(さや管ダクトスリーブに取り付けた状態を示す図)である。 本発明の第二実施形態におけるさや管補強部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるさや管補強部材の別の態様を示す断面図(図4(b)に相当)である。 本発明の実施形態におけるさや管補強部材のさらに別の態様を示す断面図(図4(b)に相当)である。
(第一実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第一実施形態について説明する。なお、上述で説明した構成と同じ構成のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図1は、本実施形態における通信用管路とハンドホールとの接続構造が示されている。図1に示すように、本実施形態の接続構造は、鉄筋コンクリート(RC)製のハンドホール50と、該ハンドホール50の側壁51に形成された貫通孔52に固定される本体管ダクトスリーブ40と、さや管ダクトスリーブ41と固定板43を備えたロータス管45(図3参照)と、を備えて構成されている。
ハンドホール50は、地中に埋設されるものであり、側壁51に形成された貫通孔52に本体管ダクトスリーブ40が固定されている。なお、本体管ダクトスリーブ40と側壁51との隙間は例えば硬化接合剤で埋められており、ハンドホール50内部への土砂・雨水などの浸入が防止されている。
図2は、本実施形態の本体管ダクトスリーブ40を示している。本体管ダクトスリーブ40は、筒状受口部71と、筒状受口部71と一体に形成され開口部72を有する筒部73とを備えている。筒状受口部71の内周面74には環状溝部75が形成されており、この環状溝部75にゴムパッキン76が嵌装されている。また、筒状受口部71の外周面の一部と筒部73の外周面には砂付加工が必要に応じて施されている。さらに、筒部73は、開口部72の周壁にフランジ状に形成された周縁部77を有し、この周縁部77に複数のボルト用螺合穴78が形成されている(本実施形態では、周方向に略等間隔に4箇所形成されている)。これらボルト用螺合穴78は、一般的には、本体管ダクトスリーブ40の取付対象物、つまりロータス管45(図3参照)との取り付けに用いられる。つまり、周縁部77およびボルト用螺合穴78でロータス管45の取付部を構成している。なお、本体管ダクトスリーブ40は、例えば硬質ポリ塩化ビニル樹脂の射出品あるいは加工品で形成されている。
図3は、本実施形態のロータス管45を示している。図3(a)、(b)に示すように、ロータス管45は、複数のさや管ダクトスリーブ41と、該さや管ダクトスリーブ41の一方端部を固定支持する固定板43とを備えている。ロータス管45のさや管ダクトスリーブ41は、固定板43によって固定支持された部位を除いて遊動自在に構成されている。なお、固定板43には、本体管ダクトスリーブ40のボルト用螺合穴78に対応した位置にボルト32を挿通可能なボルト挿通孔44が形成されている。
ここで、ロータス管45におけるさや管ダクトスリーブ41の一方端部46には、図4に示すようなさや管補強部材10が取り付けられる。図4(a)、(b)に示すように、さや管補強部材10は、さや管ダクトスリーブ41の貫通孔42の内周面に略当接可能な円筒状の補強部11と、補強部11の一方端部に形成され、補強部11をさや管ダクトスリーブ41の貫通孔42に挿入したときに、さや管ダクトスリーブ41の端部46に係止されるフランジ部12と、を備えている。また、さや管補強部材10のフランジ部12における補強部11の内周面13に面した箇所は、さや管補強部材10の貫通孔14の直径がロータス管45から遠ざかるにしたがって大きくなるように湾曲形成されている。さらに、補強部11の軸方向長さは、例えば、30mm程度の長さで形成されている。なお、さや管補強部材10は、例えば硬質ポリ塩化ビニル樹脂の射出品あるいは加工品で形成されている。
次に、図1を参照して、ロータス管45と本体管ダクトスリーブ40との接続構造およびその方法を説明する。
ハンドホール50は地中に埋設されており、ハンドホール50の側壁51には貫通孔52が形成されている。貫通孔52には本体管ダクトスリーブ40が固定されている。本体管ダクトスリーブ40は、その開口部72がハンドホール50内部に臨むように、ハンドホール50の側壁51に取り付けられている。
続いて、ロータス管45を、本体管ダクトスリーブ40の筒部73側(ハンドホール50側)から本体管ダクトスリーブ40の内部へと挿入する。すると、ロータス管45の固定板43と、本体管ダクトスリーブ40の開口部72の周壁に形成された周縁部77とが当接する。その後、固定板43に形成されたボルト挿通孔44と、周縁部77に形成されたボルト用螺合穴78とを位置合わせした後、ボルト32を用いて締結することにより、ロータス管45と本体管ダクトスリーブ40とが接合される。
この後、地中埋設管となるロータス管45や複数のさや管ダクトスリーブ41が収容された本体管一体式ロータス管(不図示)を嵌合することを繰り返し、次に接続されるハンドホール50に向けて延設する。
ここで、隣り合うハンドホール50,50間の配管工事が完了した後に、さや管ダクトスリーブ41の端部46にさや管補強部材10を取り付ける。本実施形態では、複数のさや管ダクトスリーブ41に対して一本ずつさや管補強部材10を取り付ける。具体的には、さや管補強部材10の補強部11をさや管ダクトスリーブ41の貫通孔42に挿入し、フランジ部12がさや管ダクトスリーブ41の端部46に当接して係止されるまで挿入すればよい。なお、さや管補強部材10とさや管ダクトスリーブ41とは、例えば接着剤により固定してもよい。
そして、さや管ダクトスリーブ41にさや管補強部材10を取り付けた後に、さや管ダクトスリーブ41内に通信線30を通線する。
このように、さや管ダクトスリーブ41にさや管補強部部材10を取り付けることにより、通信線30を通線する際に、通信線30を引っ張ったりしても、通信線30はさや管補強部材10に当接するため、さや管ダクトスリーブ41にかかる応力を小さくすることができる。したがって、通線作業時にさや管ダクトスリーブ41が破損するのを防止することができる。結果として、通信線30が傷つくのを防止することができる。
また、さや管補強部材10のフランジ部12における内周面を湾曲形成したため、通信線30を引っ張ったりしても、通信線30の被覆が傷つけられるおそれがなく、通信線30の品質を保ちながら通線工事を行うことができる。なお、さや管補強部材10は、フランジ部12が形成されているため、さや管ダクトスリーブ41に取り付けたか否かを容易に確認することができ、確実に取り付けることができる。
本実施形態によれば、さや管ダクトスリーブ41の端部46にさや管補強部材10を取り付けることにより、さや管ダクトスリーブ41の端部46の強度を向上させることができる。したがって、さや管ダクトスリーブ41に通信線30を通線させる際に、該さや管ダクトスリーブ41にかかる応力を小さくすることができ、さや管ダクトスリーブ41が破損するのを防止することができる。結果として、通信線30をさや管ダクトスリーブ41に通線する際に、通信線30が傷つくのを防止することができる。
また、さや管補強部材10を複数種類の色に色分けして製造してもよい。このように色分けされたさや管補強部材10を用いることにより、さや管補強部材10がさや管ダクトスリーブ41に取り付けられた後であっても、該さや管ダクトスリーブ41に挿通されている通信線30の種類を容易に識別することができる。また、このように色分けされたさや管補強部材10を用いることにより、色分けされた複数種類のさや管ダクトスリーブ41を用いなくてもよくなり、材料コストを低減することができる。
(第二実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態で説明した構成と同じ構成のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。本実施形態は、第一実施形態とさや管補強部材の構成が異なる。
図5は、本実施形態のさや管補強部材20である。さや管補強部材20は、ロータス管45におけるさや管ダクトスリーブ41の一方端部46に取り付けられる。さや管補強部材20は、複数のさや管ダクトスリーブ41の各貫通孔42の内周面に略当接可能な複数の円筒状の補強部21と、複数の補強部21の一方端部に形成され、補強部21をさや管ダクトスリーブ41の貫通孔42に挿入したときに、ロータス管45の固定板43に当接されるフランジ部22と、を備えている。また、さや管補強部材20のフランジ部22における補強部21の内周面23に面した箇所は、さや管補強部材20の貫通孔24の直径がロータス管45から遠ざかるにしたがって大きくなるように湾曲形成されている。さらに、補強部21の軸方向長さは、例えば、30mm程度の長さで形成されている。なお、さや管補強部材10は、例えば硬質ポリ塩化ビニル樹脂の射出品あるいは加工品で形成されている。
次に、図1を参照して、ロータス管45と本体管ダクトスリーブ40との接続構造およびその方法を説明する。
ハンドホール50は地中に埋設されており、ハンドホール50の側壁51には貫通孔52が形成されている。貫通孔52には本体管ダクトスリーブ40が固定されている。本体管ダクトスリーブ40は、その開口部72がハンドホール50内部に臨むように、ハンドホール50の側壁51に取り付けられている。
続いて、ロータス管45を、本体管ダクトスリーブ40の筒部73側(ハンドホール50側)から本体管ダクトスリーブ40の内部へと挿入する。すると、ロータス管45の固定板43と、本体管ダクトスリーブ40の開口部72の周壁に形成された周縁部77とが当接する。その後、固定板43に形成されたボルト挿通孔と、周縁部77に形成されたボルト用螺合穴78とを位置合わせした後、ボルト締結することにより、ロータス管45と本体管ダクトスリーブ40とが接合される。
この後、地中埋設管となるロータス管45や複数のさや管ダクトスリーブ41が収容された本体管一体式ロータス管(不図示)を嵌合することを繰り返し、次に接続されるハンドホール50に向けて延設する。
ここで、隣り合うハンドホール50,50間の配管工事が完了した後に、さや管ダクトスリーブ41の端部46にさや管補強部材20を取り付ける。具体的には、本実施形態のさや管補強部材20は、複数のさや管ダクトスリーブ41に対応して複数の補強部21が形成されているため、補強部21とさや管ダクトスリーブ41の貫通孔42とを位置合わせした後に、補強部21を貫通孔42に挿入し、フランジ部22が固定板43に当接するまで挿入すればよい。なお、さや管補強部材20とさや管ダクトスリーブ41とは、例えば接着剤により固定するか、固定板に形成されたボルト挿通孔44に合わせた位置に同様のボルト挿通孔25を形成し、ボルト32を用いて締結固定すればよい。
そして、さや管ダクトスリーブ41にさや管補強部材20を取り付けた後に、さや管ダクトスリーブ41内に通信線30を通線する。
このように、さや管補強部部材20を取り付けることにより、通信線30を通線する際に、通信線30を引っ張ったりしても、通信線30はさや管補強部材20に当接するため、さや管ダクトスリーブ41にかかる応力を小さくすることができる。したがって、通線作業時にさや管ダクトスリーブ41が破損するのを防止することができる。結果として、通信線30が傷つくのを防止することができる。
また、さや管補強部材20のフランジ部22における内周面を湾曲形成したため、通信線30を引っ張ったりしても、通信線30の被覆が傷つけられるおそれがなく、通信線30の品質を保ちながら通線工事を行うことができる。
さらに、本実施形態のさや管補強部材20は、複数の補強部21が一体に形成されているため、全てのさや管ダクトスリーブ41に対して効率良く、かつ、容易にさや管補強部材20を取り付けることができる。なお、さや管補強部材20は、フランジ部22が形成されているため、さや管ダクトスリーブ41に取り付けたか否かを容易に確認することができ、確実に取り付けることができる。
本実施形態によれば、さや管ダクトスリーブ41の端部46にさや管補強部材20を取り付けることにより、さや管ダクトスリーブ41の端部46の強度を向上させることができる。したがって、さや管ダクトスリーブ41に通信線30を通線させる際に、該さや管ダクトスリーブ41にかかる応力を小さくすることができ、さや管ダクトスリーブ41が破損するのを防止することができる。結果として、通信線30をさや管ダクトスリーブ41に通線する際に、通信線30が傷つくのを防止することができる。
以上、本発明に係る通信用管路とハンドホールとの接続構造の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、図6、図7に示すように、さや管補強部材110,210のフランジ部112,212の表面も湾曲形成してもよい。要するに、さや管補強部材は、通信線30を配線する際にさや管ダクトスリーブ41にかかる応力を抑制することができ、通信線30が傷つけられるのを防止できる形状に形成されていればよい。
さらに、さや管補強部材の材質は、上記記載の材質に限られず、ある程度の不燃性を有する材質であればよい。例えば、熱可塑性プラスチックとして、実用上支障がなければ、ポリカ、変性ポリフェニレンエーテルなどのエンジニアプラスチック、あるいは汎用オレフィン樹脂、望ましくはその難燃材複合品やフィラー複合品 フッ素原子を含むフッ素系樹脂、MCナイロンなどのヘテロ原子を含む樹脂、金属加工品としては、ステンレス、鉄、銅などの金属などで形成してもよい。
10…さや管補強部材 11…補強部 12…フランジ部 13…内周面 14…貫通孔 20…さや管補強部材 21…補強部 22…フランジ部 23…内周面 24…貫通孔 30…通信線(配線) 40…本体管ダクトスリーブ 41…さや管ダクトスリーブ 43…固定板 45…ロータス管 46…端部(一方端部) 50…ハンドホール 71…筒状受口部(受口部) 72…開口部 73…筒部 77…周縁部 78…ボルト用螺合穴 110,210…さや管補強部材

Claims (3)

  1. 地中埋設管として用いられ、
    配線を挿通させる複数のさや管ダクトスリーブと、
    該複数のさや管ダクトスリーブの一方端部を固定支持する固定板と、を備えたロータス管のさや管補強部材であって、
    前記複数のさや管ダクトスリーブの一方端部の開口部にそれぞれ挿入され、前記複数のさや管ダクトスリーブを補強する筒状の補強部と、
    該補強部の一方端部に形成され、前記複数の補強部を前記複数のさや管ダクトスリーブに挿入したときに、前記固定板に当接されるフランジ部と、を備えていることを特徴とするさや管補強部材。
  2. 前記フランジ部における前記補強部の内周面に面した箇所が湾曲形成されていることを特徴とする請求項に記載のさや管補強部材。
  3. 請求項1又は2に記載のさや管補強部材が前記さや管ダクトスリーブに取り付けられていることを特徴とするロータス管。
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