JPH1061825A - 合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手 - Google Patents
合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手Info
- Publication number
- JPH1061825A JPH1061825A JP8213629A JP21362996A JPH1061825A JP H1061825 A JPH1061825 A JP H1061825A JP 8213629 A JP8213629 A JP 8213629A JP 21362996 A JP21362996 A JP 21362996A JP H1061825 A JPH1061825 A JP H1061825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- synthetic resin
- piping
- polyethylene
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大容量を供給する配管においても耐震性を有す
る配管が行なえる合成樹脂管の埋設配管構造およびその
ための埋設配管用管継手を提供するものである。 【構成】地中に配管して流体を供給する合成樹脂管の配
管構造であって、複数の合成樹脂管を並列に配管すると
共に所定配管距離隔てた位置で前記合成樹脂管内の流体
が互いに連通するように設けた。また複数の合成樹脂管
との接続口を並列して両端部に設け、中央部で前記各接
続口が連通する連通孔を設けた合成樹脂管の埋設配管用
管継手である。
る配管が行なえる合成樹脂管の埋設配管構造およびその
ための埋設配管用管継手を提供するものである。 【構成】地中に配管して流体を供給する合成樹脂管の配
管構造であって、複数の合成樹脂管を並列に配管すると
共に所定配管距離隔てた位置で前記合成樹脂管内の流体
が互いに連通するように設けた。また複数の合成樹脂管
との接続口を並列して両端部に設け、中央部で前記各接
続口が連通する連通孔を設けた合成樹脂管の埋設配管用
管継手である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、水等を供給
する合成樹脂管の埋設配管構造及びそのための管継手に
関するものである。
する合成樹脂管の埋設配管構造及びそのための管継手に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からガス、水等の供給埋設配管は合
成樹脂管、鋼管及び鋳鉄管等が用いられており、その口
径も流体を供給する容量に応じた口径の管及び管継手を
用いて配管が行なわれている。しかし近年地盤沈下や地
震対策の観点からポリエチレン管等の合成樹脂管が多く
用いられるようになった。この種の合成樹脂管は主とし
て管と管継手を溶融して一体に融着する方法で接合さ
れ、また可撓性を有し展延性を有するので優れた耐震性
を有し埋設配管用として好適なものである。
成樹脂管、鋼管及び鋳鉄管等が用いられており、その口
径も流体を供給する容量に応じた口径の管及び管継手を
用いて配管が行なわれている。しかし近年地盤沈下や地
震対策の観点からポリエチレン管等の合成樹脂管が多く
用いられるようになった。この種の合成樹脂管は主とし
て管と管継手を溶融して一体に融着する方法で接合さ
れ、また可撓性を有し展延性を有するので優れた耐震性
を有し埋設配管用として好適なものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし合成樹脂管は製
造上の問題からその口径サイズが限られており、大口径
の管が必要な箇所では鋳鉄管が用いられている。鋳鉄管
および鋳鉄管用管継手は剛性が有り強度も強いが、合成
樹脂管のように展延性や可撓性がないので耐震性の面で
上記合成樹脂管を用いた配管に比べて大きく劣る。そこ
で本発明の目的は、大容量を供給する配管においても耐
震性を有する配管が行なえる合成樹脂管の埋設配管構造
およびそのための埋設配管用管継手を提供するものであ
る。
造上の問題からその口径サイズが限られており、大口径
の管が必要な箇所では鋳鉄管が用いられている。鋳鉄管
および鋳鉄管用管継手は剛性が有り強度も強いが、合成
樹脂管のように展延性や可撓性がないので耐震性の面で
上記合成樹脂管を用いた配管に比べて大きく劣る。そこ
で本発明の目的は、大容量を供給する配管においても耐
震性を有する配管が行なえる合成樹脂管の埋設配管構造
およびそのための埋設配管用管継手を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、地中に
配管して流体を供給する合成樹脂管の配管構造であっ
て、複数の合成樹脂管を並列に配管すると共に所定配管
距離隔てた位置で前記合成樹脂管内の流体が互いに連通
するように設けたことを特徴とする合成樹脂管の埋設配
管構造である。また複数の合成樹脂管との接続口を並列
して両端部に設け、中央部で前記各接続口が連通する連
通孔を設けたことを特徴とする合成樹脂管の埋設配管用
管継手である。
配管して流体を供給する合成樹脂管の配管構造であっ
て、複数の合成樹脂管を並列に配管すると共に所定配管
距離隔てた位置で前記合成樹脂管内の流体が互いに連通
するように設けたことを特徴とする合成樹脂管の埋設配
管構造である。また複数の合成樹脂管との接続口を並列
して両端部に設け、中央部で前記各接続口が連通する連
通孔を設けたことを特徴とする合成樹脂管の埋設配管用
管継手である。
【０００５】
【作用】本発明は上記の構成であるから、例えば合成樹
脂では製造されてない大口径サイズの管が必要な配管に
おいても、小口径の合成樹脂管を複数本併設することに
より大容量の流体を流せる。特に本発明では所定配管距
離隔てた位置で併設配管内の流体が互いに連通するよう
に設けてあるので、並列配管した各管内を流れる流体の
流量が均等になり、大口径管を単独で用いるのと同様に
流すことができる。また小口径の合成樹脂管を用いるこ
とができるので耐震性のある配管が行なえ、更に下流側
で分岐して供給配管する場合の継手も口径サイズの異な
る継手を多く用いなくとも済み、下流側での供給配管が
容易になる。また既設の配管に対して流量を増す配管が
必要になった場合にも途中に本管継手を用いて並列配管
することにより、既設配管の容量を補うことができる。
またパイプが損傷して損傷部を補修する際にも並列配管
されているのでバイパス管を付設しなくともよく、補修
作業が簡略化される。
脂では製造されてない大口径サイズの管が必要な配管に
おいても、小口径の合成樹脂管を複数本併設することに
より大容量の流体を流せる。特に本発明では所定配管距
離隔てた位置で併設配管内の流体が互いに連通するよう
に設けてあるので、並列配管した各管内を流れる流体の
流量が均等になり、大口径管を単独で用いるのと同様に
流すことができる。また小口径の合成樹脂管を用いるこ
とができるので耐震性のある配管が行なえ、更に下流側
で分岐して供給配管する場合の継手も口径サイズの異な
る継手を多く用いなくとも済み、下流側での供給配管が
容易になる。また既設の配管に対して流量を増す配管が
必要になった場合にも途中に本管継手を用いて並列配管
することにより、既設配管の容量を補うことができる。
またパイプが損傷して損傷部を補修する際にも並列配管
されているのでバイパス管を付設しなくともよく、補修
作業が簡略化される。
【０００６】
【発明の実施形態】以下本発明の実施例について図面を
参照して説明する。図１、２は本発明の一実施例を示す
もので、ポリエチレン管１０、１１は地中の掘削穴１２
内に縦方向上下に管継手２０によって２本並列して配管
されている。この管継手２０は、ポリエチレン管１０、
１１を接続するための電気融着接続部を片側に並列して
２口づつ両側に設けてあり、継手本体の中央部２１で各
接続部が連通する連通孔を形成してある。製造上は２つ
の電気融着継手チーズを枝管部で融着接続し、１つの管
継手としたものである。この管継手２０は配管１０、１
１の埋設配管距離５ないし２０ｍ毎に設けられている。
参照して説明する。図１、２は本発明の一実施例を示す
もので、ポリエチレン管１０、１１は地中の掘削穴１２
内に縦方向上下に管継手２０によって２本並列して配管
されている。この管継手２０は、ポリエチレン管１０、
１１を接続するための電気融着接続部を片側に並列して
２口づつ両側に設けてあり、継手本体の中央部２１で各
接続部が連通する連通孔を形成してある。製造上は２つ
の電気融着継手チーズを枝管部で融着接続し、１つの管
継手としたものである。この管継手２０は配管１０、１
１の埋設配管距離５ないし２０ｍ毎に設けられている。
【０００７】また配管の途中には供給位置に応じて電気
融着継手エルボ２２や電気融着継手サドル２３が配管さ
れており、例えば上側のポリエチレン配管１０にサドル
２３を接続してサドル２３の枝管部から目的の供給個所
に分岐配管が行なわれる。このように上側ポリエチレン
配管１０から分岐配管が行なわれても、管継手２０部で
上側配管１０と下側配管１１が連通しているので互いに
内部の流体が補われ、配管１０、１１より口径の大きい
１本の管で配管したのと同じ効果がある。従って１本の
配管の場合よりも口径の小さい管を用いることができ、
例えば分岐取出しする場合の管継手サドル２３も大きな
口径の管継手を使用しなくてよく、配管施行全体が容易
になる。
融着継手エルボ２２や電気融着継手サドル２３が配管さ
れており、例えば上側のポリエチレン配管１０にサドル
２３を接続してサドル２３の枝管部から目的の供給個所
に分岐配管が行なわれる。このように上側ポリエチレン
配管１０から分岐配管が行なわれても、管継手２０部で
上側配管１０と下側配管１１が連通しているので互いに
内部の流体が補われ、配管１０、１１より口径の大きい
１本の管で配管したのと同じ効果がある。従って１本の
配管の場合よりも口径の小さい管を用いることができ、
例えば分岐取出しする場合の管継手サドル２３も大きな
口径の管継手を使用しなくてよく、配管施行全体が容易
になる。
【０００８】また例えば上側のポリエチレン配管１０が
損傷した場合、上側の配管１０のみを遮断しても下側の
配管１１が下流側に供給されているので、従来のように
補修時にバイパス配管を設ける必要がなく、補修作業が
簡単に行なえる。更に実施例のように配管１０、１１を
上下に並列して配管した場合、掘削面積も少なくてす
む。また供給容量によって従来の鋳鉄管しか使わざるを
得なかった場合でも、本発明により、小口径の管が使用
できるので耐震性の優れたポリエチレン管１０、１１を
用いることができ、耐震性のある配管を行なうことがで
きる。
損傷した場合、上側の配管１０のみを遮断しても下側の
配管１１が下流側に供給されているので、従来のように
補修時にバイパス配管を設ける必要がなく、補修作業が
簡単に行なえる。更に実施例のように配管１０、１１を
上下に並列して配管した場合、掘削面積も少なくてす
む。また供給容量によって従来の鋳鉄管しか使わざるを
得なかった場合でも、本発明により、小口径の管が使用
できるので耐震性の優れたポリエチレン管１０、１１を
用いることができ、耐震性のある配管を行なうことがで
きる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明は、大容量を供
給する配管においても耐震性を有する配管が行なえ、配
管施行及び補修が容易になる優れたものである。
給する配管においても耐震性を有する配管が行なえ、配
管施行及び補修が容易になる優れたものである。
【図１】 本発明の実施例を示す埋設配管の斜視図であ
る。
る。
【図２】 半発明の実施例を示す埋設配管の断面図であ
る。
る。
１０ 上側ポリエチレン配管 １１ 下側ポリエチレン配管 １２ 地中掘削穴 ２０ 埋設配管用管継手 ２１ 管継手２０の中央部 ２２ 電気融着継手エルボ ２３ 電気融着継手サドル
Claims (2)
- 【請求項１】 地中に配管して流体を供給する合成樹脂
管の配管構造であって、複数の合成樹脂管を並列に配管
すると共に所定配管距離隔てた位置で前記合成樹脂管内
の流体が互いに連通するように設けたことを特徴とする
合成樹脂管の埋設配管構造。 - 【請求項２】 複数の合成樹脂管との接続口を並列して
両端部に設け、中央部で前記各接続口が連通する連通孔
を設けたことを特徴とする合成樹脂管の埋設配管用管継
手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8213629A JPH1061825A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8213629A JPH1061825A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061825A true JPH1061825A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16642328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8213629A Pending JPH1061825A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061825A (ja) |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP8213629A patent/JPH1061825A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20120175872A1 (en) | Pipe joining device | |
| US11073002B2 (en) | Subsea manifolds | |
| BRPI1008529B1 (pt) | conjunto de junção híbrida, e método para reduzir o número de linhas de controle implantadas através de um componente de completação de fundo de poço | |
| KR101187761B1 (ko) | 파이프 연결기구 및 이를 이용한 파이프 연결방법 | |
| US7699564B2 (en) | Self-contained keyhold weld fitting and method of use | |
| CN100543349C (zh) | 复合管接头及其加工方法 | |
| CN110645418B (zh) | 一种大直径管道安装的连接方法 | |
| AU741319B2 (en) | Pipe in pipe assembly | |
| CN110332401A (zh) | 一种用于高压管道系统的电熔接头与接口及实施方法 | |
| JPH1061825A (ja) | 合成樹脂管の埋設配管構造及びその管継手 | |
| CN105987247A (zh) | 勾头金属卡箍塑料管道补偿器及其使用方法 | |
| CN208871244U (zh) | 一种市政工程排水用耐磨防腐型管道 | |
| JP2002089768A (ja) | 配管用交叉管 | |
| US3453004A (en) | Apparatus for welding internally-coated tubular members | |
| CN211232016U (zh) | 承插内嵌自固式钢塑复合全摆向拖拉管 | |
| JP2013064485A (ja) | 埋設管の新旧管入れ取り替え用連結管及び埋設管の新旧管入れ取り替え工法 | |
| US20240093815A1 (en) | Universal high-pressure fittings for composite pipes | |
| CN200993289Y (zh) | 复合管接头 | |
| SU1583700A1 (ru) | Способ монтажа тройников с отводами на действующих трубопроводах | |
| JP2010127377A (ja) | 管継手 | |
| US20230417354A1 (en) | Universal high-pressure fittings for composite pipes | |
| CN217540038U (zh) | 袖管三通 | |
| CN114060647B (zh) | 一种地下旧注水管道修复后的连接方法及其组合连接接头 | |
| JP2011163524A (ja) | 配管の接続構造および配管の接続方法 | |
| JP4562104B2 (ja) | 配管構造及びｕターンピース |