JP2019148061A - 水栓装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、第1流路114と、第2流路132とを高さ方向にずれないように配置しようとする場合、第2流路132の下流端で下方に吐水するカラン吐水部130を設けることができる場所が制限されるという問題があった。一方で、カラン吐水部130を自由な位置に設けようとすれば、第1流路114と、第2流路132とを高さ方向にずれるように配置する必要があり、カウンターの高さを薄くすることができないという問題があった。
このように構成された本発明においては、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置の流路交差部において、第1流路と、第1流路が交差するような高さに配置されている第2流路とが、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。これにより、第1流路及び第2流路の何れかが高さを変えて互いに交差するために必要となる水栓装置内の高さ方向のスペースを削減することができる。従って、本発明によれば、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができると共にカウンターを高さ方向で薄くすることができる。
このように構成された本発明においては、流路交差部は、自身の外側と区画された内側の第1流路を形成する第1部材を、第2流路を形成する第2部材に挿入することにより形成される。よって、流路交差部を、鋳物で成形することにより厚みが増大することを防ぎ、樹脂で成形することにより厚みを薄く形成することができる。従って、本発明によれば、カウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができる。また、流路交差部を樹脂により比較的簡単に形成することができる。
このように構成された本発明においては、流路交差部は、第1部材と第2部材との接触部をシールする第1シールと第2シールとの間において第1部材と第2部材とにより第2流路を区画し、第1部材内の第1流路と区別する。これにより、流路交差部を第1部材と第2部材との組合せにより比較的簡単に形成し、流路交差部において第1流路が、第1流路が交差するような高さに配置されている第2流路と、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。
このように構成された本発明においては、第1部材の先に挿入される先端側の第1シール支持部は、後端側の第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成されているので、第1シール及び第2シールを伴った状態で第1部材を第2部材に挿入する組立時の組立性を向上することができる。また、第1シールを支持する第1シール支持部は、第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成される。これにより、第1シール支持部により支持される第1シールが第2部材内に挿入される際に、第1シールが第2部材と破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第1シールが破損やねじれを生じ、第1シールが適切な状態で設置されなくなることを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、第1部材は、少なくとも第2流路を外側に区画する部分において円管状に形成される。これにより、第1部材内の第1流路の温調水と、吐止水制御部の下流側の第2流路の温調水との圧力差により、第1部材に応力がかかる場合においても、第1部材に比較的均等に応力がかかり、第1部材が破損することを抑制することができる。このように、第1部材を円管状に形成することにより、仮に第1部材が角を有する異形配管に形成される場合にこの角に応力が集中して第1部材が破損するという事象が生じることを防ぐことができる。
このように構成された本発明においては、第1部材が、樹脂により形成されることにより、水栓装置をより安価に製造することができる。
このように構成された本発明においては、仮に流路交差部において第1流路と第2流路との交差部分が破損したとしても、水は一次側流路である第1流路から第2流路を介して吐水部に流れる。よって、流路交差部における交差部分が破損した場合に、水が止水不良として吐水部から流出されることができ、水が漏水として第2流路以外の水栓装置内に流出されることを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、流路交差部が第2流路の屈曲部を形成することができるので、流路交差部とは別に流路を横方向から下方向に曲げる曲がり配管を設ける必要をなくすことができる。よって、流路交差部を通過する水の圧力損失に加えて別途曲がり配管の圧力損失を受ける場合に比べて、流路交差部において第2流路が屈曲でき、第2流路の圧力損失を低減することができる。
このように構成された本発明においては、水栓装置に流路交差部が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、吐水部を、上面視で温調機能部と吐止水制御部との間に配置することができる。よって、吐水部を、温調機能部と吐止水制御部との間の水栓装置の比較的中央の領域に設けることができ、使用者が洗面器を左右の壁面や浴槽等の構造物に干渉しない状態で吐水部の下に配置しやすくすることができ、使用者の吐水部の使い勝手を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、水栓装置に流路交差部が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、吐水部を、上面視でカバーの天板の中央よりも前方に配置することができる。よって、吐水部の下に配置される洗面器が水栓装置が設けられる壁面等と干渉することを抑制でき、さらに、使用者が吐水部からの吐水を受ける洗面器をカバーの天板の中央よりも前方側に配置することができ、使用者の吐水部の使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態における説明において、水栓装置1を使用する使用者側(水栓装置1を使用するために水栓装置1の前に存在する使用者側)から見て水栓装置1の手前側を前方側とし、水栓装置1の壁面W側を後方側とし、水栓装置1を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側として説明している。
カラン用吐止水制御部16は、その上流側を第1流路18に接続し、その下流側を第2流路20に接続する。カラン用吐止水制御部16は、カラン用タッチ操作部17の操作により第1流路18から第2流路20に至る流路の開閉を行うようになっている。なお、カラン用吐止水制御部16は、流量調整部22及び流調ハンドル24を含むように形成されていてもよい。
図4は本発明の一実施形態による水栓装置の流路交差部の分解斜視図であり、図5は図3のV−V線に沿って見た流路交差部の左右方向の断面図であり、図6は図3のVI−VI線に沿って見た流路交差部の前後方向の断面図である。図5において、第1流路18内を流れる水を矢印F1により示し、第2流路20内を流れる水を矢印F2により示している。
先ず、第1部材42、第2部材44、第1シール46及び第2シール48を準備する。
次に、第1部材42の第1シール支持部50に第1シール46を取り付けた状態とする。さらに、第1部材42の第2シール支持部52に第2シール48を取り付けた状態とする。
次に、第1部材42の第2シール支持部52側(後端部側)を挿入する。内部空間44aの後端側部分44cの内径は先端側部分44bの内径よりも大きいので、第2シール48についても後端側部分44cと破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第2シール48が破損やねじれを生じにくくなっている。
2 カバー
2a 上面
2b 下面
4 水栓装置本体
6 水供給管
8 湯供給管
10 温調機能部
10a 流出口
11 温調主弁体
12 温調ハンドル
14 カラン吐水部
16 カラン用吐止水制御部
17 カラン用タッチ操作部
18 第1流路
20 第2流路
20a 横流路
20b 環状流路
20c 縦流路
22 流量調整部
24 流調ハンドル
26 回転弁
28 シャワーヘッド
28a シャワーホース
30 シャワー用吐止水制御部
32 シャワー用タッチ操作部
33 オーバーヘッドシャワー用吐止水制御部
34 オーバーヘッドシャワー操作部
36 上部プレート
38 下部プレート
40 流路交差部
42 第1部材
42a 中間部
44 第2部材
44a 内部空間
44b 先端側部分
44c 後端側部分
46 第1シール
48 第2シール
50 第1シール支持部
52 第2シール支持部
101 水栓装置
106 水供給管
108 湯供給管
110 温調機能部
114 第1流路
116 流量調整部
126 カラン用タッチ操作部
128 シャワー用タッチ操作部
130 カラン吐水部
132 第2流路
C 中央線
D 間隔
D1 外径
D2 外径
D3 外径
F1 矢印
F2 矢印
W 壁面
Claims (10)
- 壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置であって、
給水源から水を供給する給水路と、
給湯源から湯を供給する給湯路と、
上記給水路と上記給湯路とに接続され、湯と水を混合できる温調機能部と、
上記温調機能部から流出する温調水を吐水する吐水部と、
上記吐水部からの温調水の吐水と止水とを切り替える吐止水制御部と、
上記温調機能部から上記吐止水制御部まで延びる第1流路と、
上記吐止水制御部から上記吐水部まで延びる第2流路と、を備え、
上記第1流路と、上記第1流路が交差するような高さに配置されている上記第2流路とが、互いの内部流路を区別したまま交差する流路交差部を形成することを特徴とする水栓装置。 - 上記流路交差部は、自身の外側と区画された内側の上記第1流路を形成する第1部材を、上記第2流路を形成する第2部材に、挿入することにより形成される、請求項1に記載の水栓装置。
- 上記流路交差部は、上記第1部材と上記第2部材との接触部をシールする第1シールと第2シールとの間において上記第1部材と上記第2部材とにより上記第2流路を区画し、上記第1部材内の上記第1流路と区別する、請求項2に記載の水栓装置。
- 上記第1部材は、上記第2部材に先に挿入される先端側において上記第1シールを支持する第1シール支持部と、上記第1シール支持部よりも後に挿入される後端側において上記第2シールを支持する第2シール支持部とを備え、上記第1シール支持部は、上記第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成される、請求項3に記載の水栓装置。
- 上記第1部材は、少なくとも上記第2流路を外側に区画する部分において円管状に形成される、請求項2に記載の水栓装置。
- 上記第1部材は、樹脂により形成される、請求項2乃至5の何れか1項に記載の水栓装置。
- 上記流路交差部は、上記第1流路を、上記第2流路の内側に配置することにより形成される、請求項2乃至6の何れか1項に記載の水栓装置。
- 上記第2部材は、横方向に延びる横流路と、下方向に延びる縦流路とを備え、上記流路交差部は、上記第2部材の上記横流路から上記縦流路に曲がる上記第2流路の屈曲部を形成する、請求項2乃至7の何れか1項に記載の水栓装置。
- 上記吐水部は、上面視で上記温調機能部と上記吐止水制御部との間に配置される、請求項1乃至8の何れか1項に記載の水栓装置。
- さらに、上記カウンターの上面を形成するカバーを備え、上記吐水部は、上面視で上記カバーの上面の中央よりも前方に配置される、請求項1乃至9の何れか1項に記載の水栓装置。
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