JP6651138B2 - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6651138B2
JP6651138B2 JP2018031847A JP2018031847A JP6651138B2 JP 6651138 B2 JP6651138 B2 JP 6651138B2 JP 2018031847 A JP2018031847 A JP 2018031847A JP 2018031847 A JP2018031847 A JP 2018031847A JP 6651138 B2 JP6651138 B2 JP 6651138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
water
seal
faucet device
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018031847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019148061A (ja
Inventor
理紗 渡邉
理紗 渡邉
秀幸 長谷部
秀幸 長谷部
喜一 駒谷
喜一 駒谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2018031847A priority Critical patent/JP6651138B2/ja
Priority to US16/226,238 priority patent/US10844580B2/en
Priority to CN201811589047.0A priority patent/CN110029704A/zh
Publication of JP2019148061A publication Critical patent/JP2019148061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6651138B2 publication Critical patent/JP6651138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

本発明は、水栓装置に係り、特に、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置に関する。
特許文献1に示すように、従来、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置が知られている。図7に示すように、このような水栓装置101は、水を供給する給水路である水供給管106と、湯を供給する給湯路である湯供給管108と、湯と水を混合できる機能を有する温調機能部110と、温調機能部110から延びる第1流路114と、水の流量を調節する機能を有する流量調整部116と、カラン用タッチ操作部126と、シャワー用タッチ操作部128と、水を下方に吐水するカラン吐水部130と、カラン用タッチ操作部126からカラン吐水部130まで延びる第2流路132とを備えている。このようなカウンター内部に配置される水栓装置101において、第1流路114と、第2流路132とは3次元的に高さ方向にずれるように配置され、それぞれの機能部間の流路を形成している。
特開2017−31689号公報
近年、特許文献1に示すような水栓装置101を収容するカウンターを箱型に形成し且つその高さを薄くしたいという要請がある。そこで本発明の発明者は水栓装置101を薄型化するために、第1流路114と、第2流路132とを高さ方向にずれないように配置することを検討した。
しかしながら、第1流路114と、第2流路132とを高さ方向にずれないように配置しようとする場合、第2流路132の下流端で下方に吐水するカラン吐水部130を設けることができる場所が制限されるという問題があった。一方で、カラン吐水部130を自由な位置に設けようとすれば、第1流路114と、第2流路132とを高さ方向にずれるように配置する必要があり、カウンターの高さを薄くすることができないという問題があった。
そこで、本発明は、従来技術の問題や課題を解決するためになされたものであり、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができる水栓装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置であって、給水源から水を供給する給水路と、給湯源から湯を供給する給湯路と、上記給水路と上記給湯路とに接続され、湯と水を混合できる温調機能部と、上記温調機能部から流出する温調水を吐水する吐水部と、上記吐水部からの温調水の吐水と止水とを切り替える吐止水制御部と、上記温調機能部から上記吐止水制御部まで延びる第1流路と、上記吐止水制御部から上記吐水部まで延びる第2流路と、を備え、上記第1流路と、上記第1流路が交差するような高さに配置されている上記第2流路とが、互いの内部流路を区別したまま交差する流路交差部を形成し、流路交差部は、自身の外側と区画された内側の上記第1流路を形成する第1部材を、上記第2流路を形成する第2部材に、挿入することにより形成されることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置の流路交差部において、第1流路と、第1流路が交差するような高さに配置されている第2流路とが、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。これにより、第1流路及び第2流路の何れかが高さを変えて互いに交差するために必要となる水栓装置内の高さ方向のスペースを削減することができる。従って、本発明によれば、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができると共にカウンターを高さ方向で薄くすることができる。
また、このように構成された本発明においては、流路交差部は、自身の外側と区画された内側の第1流路を形成する第1部材を、第2流路を形成する第2部材に挿入することにより形成される。よって、流路交差部を、鋳物で成形することにより厚みが増大することを防ぎ、樹脂で成形することにより厚みを薄く形成することができる。従って、本発明によれば、カウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができる。また、流路交差部を樹脂により比較的簡単に形成することができる。
本発明において、好ましくは、上記流路交差部は、上記第1部材と上記第2部材との接触部をシールする第1シールと第2シールとの間において上記第1部材と上記第2部材とにより上記第2流路を区画し、上記第1部材内の上記第1流路と区別する。
このように構成された本発明においては、流路交差部は、第1部材と第2部材との接触部をシールする第1シールと第2シールとの間において第1部材と第2部材とにより第2流路を区画し、第1部材内の第1流路と区別する。これにより、流路交差部を第1部材と第2部材との組合せにより比較的簡単に形成し、流路交差部において第1流路が、第1流路が交差するような高さに配置されている第2流路と、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。
本発明において、好ましくは、上記第1部材は、上記第2部材に先に挿入される先端側において上記第1シールを支持する第1シール支持部と、上記第1シール支持部よりも後に挿入される後端側において上記第2シールを支持する第2シール支持部とを備え、上記第1シール支持部は、上記第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成される。
このように構成された本発明においては、第1部材の先に挿入される先端側の第1シール支持部は、後端側の第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成されているので、第1シール及び第2シールを伴った状態で第1部材を第2部材に挿入する組立時の組立性を向上することができる。また、第1シールを支持する第1シール支持部は、第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成される。これにより、第1シール支持部により支持される第1シールが第2部材内に挿入される際に、第1シールが第2部材と破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第1シールが破損やねじれを生じ、第1シールが適切な状態で設置されなくなることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記第1部材は、少なくとも上記第2流路を外側に区画する部分において円管状に形成される。
このように構成された本発明においては、第1部材は、少なくとも第2流路を外側に区画する部分において円管状に形成される。これにより、第1部材内の第1流路の温調水と、吐止水制御部の下流側の第2流路の温調水との圧力差により、第1部材に応力がかかる場合においても、第1部材に比較的均等に応力がかかり、第1部材が破損することを抑制することができる。このように、第1部材を円管状に形成することにより、仮に第1部材が角を有する異形配管に形成される場合にこの角に応力が集中して第1部材が破損するという事象が生じることを防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、上記第1部材は、樹脂により形成される。
このように構成された本発明においては、第1部材が、樹脂により形成されることにより、水栓装置をより安価に製造することができる。
本発明において、好ましくは、上記流路交差部は、上記第1流路を、上記第2流路の内側に配置することにより形成される。
このように構成された本発明においては、仮に流路交差部において第1流路と第2流路との交差部分が破損したとしても、水は一次側流路である第1流路から第2流路を介して吐水部に流れる。よって、流路交差部における交差部分が破損した場合に、水が止水不良として吐水部から流出されることができ、水が漏水として第2流路以外の水栓装置内に流出されることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記第2部材は、横方向に延びる横流路と、下方向に延びる縦流路とを備え、上記流路交差部は、上記第2部材の上記横流路から上記縦流路に曲がる上記第2流路の屈曲部を形成する。
このように構成された本発明においては、流路交差部が第2流路の屈曲部を形成することができるので、流路交差部とは別に流路を横方向から下方向に曲げる曲がり配管を設ける必要をなくすことができる。よって、流路交差部を通過する水の圧力損失に加えて別途曲がり配管の圧力損失を受ける場合に比べて、流路交差部において第2流路が屈曲でき、第2流路の圧力損失を低減することができる。
本発明において、好ましくは、上記吐水部は、上面視で上記温調機能部と上記吐止水制御部との間に配置される。
このように構成された本発明においては、水栓装置に流路交差部が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、吐水部を、上面視で温調機能部と吐止水制御部との間に配置することができる。よって、吐水部を、温調機能部と吐止水制御部との間の水栓装置の比較的中央の領域に設けることができ、使用者が洗面器を左右の壁面や浴槽等の構造物に干渉しない状態で吐水部の下に配置しやすくすることができ、使用者の吐水部の使い勝手を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、さらに、上記カウンターの上面を形成するカバーを備え、上記吐水部は、上面視で上記カバーの上面の中央よりも前方に配置される。
このように構成された本発明においては、水栓装置に流路交差部が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、吐水部を、上面視でカバーの天板の中央よりも前方に配置することができる。よって、吐水部の下に配置される洗面器が水栓装置が設けられる壁面等と干渉することを抑制でき、さらに、使用者が吐水部からの吐水を受ける洗面器をカバーの天板の中央よりも前方側に配置することができ、使用者の吐水部の使い勝手を向上させることができる。
本発明の水栓装置によれば、壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置を高さ方向で薄くすることができる。
本発明の一実施形態による水栓装置の斜視図である。 本発明の一実施形態による水栓装置の水栓装置本体の正面図である。 図2のIII−III線に沿って見た水栓装置の断面図である。 本発明の一実施形態による水栓装置の流路交差部の分解斜視図である。 図3のV−V線に沿って見た流路交差部の左右方向の断面図である。 図3のVI−VI線に沿って見た流路交差部の前後方向の断面図である。 従来の水栓装置の水供給管、湯供給管及び流出路の配置を示す斜視図である。
まず、図1乃至図3を用いて、本発明の一実施形態による水栓装置を説明する。図1は本発明の一実施形態による水栓装置の斜視図であり、図2は本発明の一実施形態による水栓装置の水栓装置本体の正面図であり、図3は図2のIII−III線に沿って見た水栓装置の断面図である。
水栓装置1は、水回り設備、例えば浴室、キッチン、洗面台等の壁面Wに沿って設けられるカウンター内部に配置されるカウンター一体型の水栓装置である。水栓装置1は、外側を覆うカバー2と、カバー2内に内蔵される水栓装置本体4とを備える。カバー2は、横長の箱形に形成され、壁面Wに取付けられている。カバー2は、カウンターの上面2aを形成し、この上面2aは、平坦に形成され、物を置くことができるカウンターとして使用することができる。
以下、本発明の一実施形態における説明において、水栓装置1を使用する使用者側(水栓装置1を使用するために水栓装置1の前に存在する使用者側)から見て水栓装置1の手前側を前方側とし、水栓装置1の壁面W側を後方側とし、水栓装置1を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側として説明している。
図2及び図3に示すように、水栓装置1の水栓装置本体4は、水道等の給水源から水を供給する給水路である水供給管6と、給湯源から湯を供給する給湯路である湯供給管8と、水供給管6と湯供給管8とに接続され、湯と水を混合できる機能を有する温調機能部10と、温調機能部10による温度調節操作を行う温調ハンドル12と、温調機能部10から流出する温調水である温度調節後の水を吐水する吐水部であるカラン吐水部14と、カラン吐水部14からの温度調節後の水の吐水と止水とを切り替える機能を有する吐止水制御部であるカラン用吐止水制御部16と、カラン用吐止水制御部16による吐水と止水の切り替え操作を行うカラン用タッチ操作部17と、温調機能部10から少なくともカラン用吐止水制御部16まで延びる第1流路18と、カラン用吐止水制御部16からカラン吐水部14まで延びる第2流路20と、第1流路18を流れる温度調節後の水の流量を調節する機能を有する流量調整部22と、流量調整部22による流量調節操作を行う流調ハンドル24と、を備えている。
湯供給管8は、壁面Wから水栓装置本体4の背面に延び、水栓装置本体4の背面から内部まで延びている。水供給管6は、壁面Wから水栓装置本体4の背面に延び、水栓装置本体4の背面から内部まで延びている。
温調機能部10は、湯供給管8から供給される湯と、水供給管6から供給される水とを所望の混合割合により混合する機能を有する。温調機能部10は、温度調節後の水を流出口10aから第1流路18に流出させる。温調機能部10は、使用者が温調ハンドル12を操作することにより、内部に配置された円筒状の温調主弁体11が軸線方向(前後方向)に摺動され、湯と水との混合割合を調整する機能を有している。流出口10aは、温調機能部10の左右の両方の側面に形成され、それぞれ第1流路18と接続されている。用語「温度調節後の水」は、温調機能部10で湯と水を混合して得られた水の他、温調機能部10で温度調節されていない水供給管6から供給された水、及び温調機能部10で温度調節されていない湯供給管8から供給された湯を含む。すなわち、用語「水」は湯水を含む。温調ハンドル12は、温調機能部10の前端に取付けられている。温調ハンドル12は、温調ハンドル12を回動操作することにより温調機能部10の温調主弁体11を軸線方向に摺動させ、温度調節後の水の温度を調整することができる構造を有している。
カラン吐水部14は、水栓装置1の下面から下方に延び、下方に向けて開口する吐水口を形成している。カラン吐水部14は、水を水栓装置1の下方に配置された洗面器や床面に向けて吐水する。
カラン用吐止水制御部16は、その上流側を第1流路18に接続し、その下流側を第2流路20に接続する。カラン用吐止水制御部16は、カラン用タッチ操作部17の操作により第1流路18から第2流路20に至る流路の開閉を行うようになっている。なお、カラン用吐止水制御部16は、流量調整部22及び流調ハンドル24を含むように形成されていてもよい。
流量調整部22は、第1流路18上において、カラン用吐止水制御部16及びシャワー用吐止水制御部30よりも上流側に配置されている。流量調整部22は、使用者が流調ハンドル24を回転操作することにより、回転弁26が回転され、下流側に供給される水の流量を調節する機能を有する。流調ハンドル24は、流調ハンドル24を回動操作することにより流量調整部22の流量調節操作を行うことができる構造を有している。
水栓装置本体4は、さらに、シャワーホース28aを介して接続されるシャワーヘッド28と、シャワーヘッド28からの温度調節後の水の吐水と止水とを切り替えるシャワー用吐止水制御部30と、シャワー用吐止水制御部30による吐水と止水の切り替え操作を行うシャワー用タッチ操作部32と、オーバーヘッドシャワー(図示せず)からの温度調節後の水の吐水と止水とを切り替えるオーバーヘッドシャワー用吐止水制御部33と、オーバーヘッドシャワー用吐止水制御部33による吐水と止水の切り替え操作を行うオーバーヘッドシャワー操作部34と、を備えている。
シャワー用吐止水制御部30は、その上流側を第1流路18に接続し、その下流側をシャワーホース28aに接続している。シャワー用吐止水制御部30は、シャワー用タッチ操作部32の操作により第1流路18からシャワーホース28aに至る流路の開閉を行うようになっている。
水栓装置本体4は、さらに、温調機能部10、第1流路18、第2流路20、流量調整部22、カラン用吐止水制御部16及びシャワー用吐止水制御部30の上方側で水平に延びる上部プレート36と、温調機能部10、第1流路18、第2流路20、流量調整部22、カラン用吐止水制御部16及びシャワー用吐止水制御部30の下方側で水平に延びる下部プレート38とを備える。上部プレート36及び下部プレート38は金属板により形成されている。水栓装置本体4は、各機能部を、上部プレート36と下部プレート38との間で挟み込むように配置しているので、第1流路18及び第2流路20の高さ方向の流路の変化(例えば高低差)を抑制することにより、上部プレート36と下部プレート38との間の間隔D(図2参照)を低減し、水栓装置本体4の厚みT(図1参照)、例えばカウンターを形成するカバー2の上面2aと下面2bとの間の厚みを高さ方向で薄くすることができる。
第1流路18は、温調機能部10から流量調整部22及びカラン用吐止水制御部16を通過して後述するシャワー用吐止水制御部30まで延びている。また、第1流路18は、温調機能部10からオーバーヘッドシャワー用吐止水制御部33にも延びている。第1流路18は、温調機能部10の流出口10aから横方向にほぼ水平に延びるように形成されている。第1流路18は、ほぼ一定の高さに形成され、上部プレート36と下部プレート38との間において、ほぼ同一の高さに配置されている。第1流路18は、温調機能部10、流量調整部22、カラン用吐止水制御部16及びシャワー用吐止水制御部30の間のそれぞれの部分において概ね円筒状の流路を形成している。
第2流路20は、カラン用吐止水制御部16から後述する流路交差部40までほぼ水平に延び、ほぼ一定の高さに形成され、且つ、上部プレート36と下部プレート38との間においてほぼ同一の高さに配置されている。第2流路20は、カラン用吐止水制御部16から後述する流路交差部40まで概ね円筒状の流路を形成している。このように、第1流路18及び第2流路20は、ほぼ同一の高さの平面上に配置され、互いを立体的に避けるように迂回して配置されないようになっている。
次に、図4乃至図6を参照して、流路交差部を説明する。
図4は本発明の一実施形態による水栓装置の流路交差部の分解斜視図であり、図5は図3のV−V線に沿って見た流路交差部の左右方向の断面図であり、図6は図3のVI−VI線に沿って見た流路交差部の前後方向の断面図である。図5において、第1流路18内を流れる水を矢印F1により示し、第2流路20内を流れる水を矢印F2により示している。
第1流路18及び第2流路20は、ほぼ同一の高さに配置されているので、互いに交差するような高さに配置されている。第1流路18と、第1流路18が交差するような高さに配置されている第2流路20とが、互いの内部流路を区別したまま交差する流路交差部40を形成する。なお、第1流路18及び第2流路20は、それぞれの中心軸が交差せず且つ端部が交差する程度に高さ方向にずれて配置されていてもよい。
流路交差部40は、温調機能部10とカラン用吐止水制御部16との間において、第1流路18及び第2流路20を迂回させずに効率的に配置することができ、流路の配置効率をより向上できる。流路交差部40は、第1流路18と、第2流路20以外の流路とによる流路交差部であってもよい。
流路交差部40は、自身の外側と区画された内側の第1流路18を形成する第1部材42を、内側に第2流路20を形成する第2部材44に、挿入することにより形成される。このように流路交差部40は、第1流路18を形成する第1部材42を、第2部材44の内側に配置した状態で形成され、第1流路18を、第2流路20の内側に区画して形成している。流路交差部40は、第1部材42と第2部材44との接触部をシールする第1シール46と第2シール48との間において第1部材42と第2部材44とにより第2流路20を区画し、第1部材42内の第1流路18と区別する。
第1部材42は、円筒状の部材である。第1部材42は、少なくとも第2流路20を外側に区画する中間部42aにおいて円管状に形成される。第1部材42は、第2部材44に先に挿入される先端側において第1シール46を支持する第1シール支持部50と、第1シール支持部50よりも後に挿入される後端側において第2シール48を支持する第2シール支持部52とを備え、第1シール支持部50の外径D1は、第2シール支持部52の外径D2よりも小さくなるように形成される。中間部42aは、第1シール支持部50の外径D1よりも小さな外径D3を有するように内側に凹んで形成される。第1部材42は、樹脂により形成される。なお、第1部材42は、鋳物により成形されてもよい。
第2部材44は、内部において円柱状の第2流路20を横方向及び下方向にそれぞれ形成することにより屈曲流路部材を形成する。さらに、第2部材44は、第1部材42を挿入可能な円柱状の内部空間44aを、第2流路20と交差するように形成している。第2部材44は、樹脂により形成される。第2部材44は、鋳物により成形されてもよい。第2部材44は、横方向に延びる横流路20aと、第1部材42の中間部42aの外側且つ第2部材44の内側に形成される環状流路20bと、下方向に延びる縦流路20cとを備えている。流路交差部40は、第2部材44の横流路20aから環状流路20bを通って縦流路20cに曲がる第2流路20の90度の屈曲部を形成する。
図3に示すように、流路交差部40は、温調機能部10とカラン用吐止水制御部16との間に配置される。よって、薄型のカウンターにおいて、カラン吐水部14(図2参照)が、上面視で温調機能部10とカラン用吐止水制御部16との間に配置されることができる。温調機能部10は、温度調節後の水を第1流路18を介して他の制御部等に供給するため、水栓装置本体4の中央領域に設けられている。流路交差部40が設けられることにより、カラン吐水部14も水栓装置本体4の中央領域又は中央領域に比較的近い領域に設けることができる。また、流路交差部40が上面視でカバー2の上面2aの前後方向の中央線C(図1及び図3参照)よりも前方に配置される。よって、薄型のカウンターにおいて、カラン吐水部14が、上面視でこの中央線Cよりも前方に配置されることができる。
次に、図4乃至図6を参照して、流路交差部40を形成する方法を説明する。
先ず、第1部材42、第2部材44、第1シール46及び第2シール48を準備する。
次に、第1部材42の第1シール支持部50に第1シール46を取り付けた状態とする。さらに、第1部材42の第2シール支持部52に第2シール48を取り付けた状態とする。
次に、第1部材42を第2部材44の内部空間44aに挿入する。このとき、第1部材42の第1シール支持部50側(先端部側)を先に挿入する。第2部材44の内部空間44aの後端側部分44cの内径は先端側部分44bの内径よりも大きいので、第1シール46が後端側部分44cと破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第1シール46が破損やねじれを生じにくくなっている。さらに、第1シール支持部50の外径D1は、第2シール支持部52の外径D2よりも小さいので、第1シール46が先端側部分44bと破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第1シール46が破損やねじれを生じにくくなっている。
次に、第1部材42の第2シール支持部52側(後端部側)を挿入する。内部空間44aの後端側部分44cの内径は先端側部分44bの内径よりも大きいので、第2シール48についても後端側部分44cと破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第2シール48が破損やねじれを生じにくくなっている。
このように、第1部材42を第2部材44に挿入することにより、比較的簡単な方法で且つ確実に2つの流路が交差する流路交差部40を形成することができる。また、流路交差部40を樹脂により形成する場合には、鋳物で成形することにより厚みが増大することを防ぎ、流路交差部40の厚みを薄く形成することができ、流路交差部40を小型化することができる。
本実施形態においては、図6に示すように、流路交差部40は、第2部材44の内部空間44aのほぼ中央に、第1部材42を配置することにより形成されている。変形例として、流路交差部40は、第2部材44の内部空間44aの上部に、第1部材42を配置することにより形成されてもよい。流路交差部40の上部側に第1部材42の内側の第1流路18が形成され、流路交差部40の下部側に第2部材44内の第2流路20が形成される。例えば、流路交差部40は、第1部材42が第2部材44の上部側にずれて配置され、第1部材42が第2部材44の上部の凹形状の凹み部分を通過するような、一部分が交差するような配置形態も含む。逆に、例えば、流路交差部40の下部側に第1部材42の内側の第1流路18が形成され、流路交差部40の上部側に第2部材44内の第2流路20が形成されていてもよい。
上述した本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、壁面Wに沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置1の流路交差部40において、第1流路18と、第1流路18が交差するような高さに配置されている第2流路20とが、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。これにより、第1流路18及び第2流路20の何れかが高さを変えて互いに交差するために必要となる水栓装置1内の高さ方向のスペースを削減することができる。従って、本発明によれば、壁面Wに沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置1を高さ方向で薄くすることができると共にカウンターを高さ方向で薄くすることができる。
また、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、流路交差部40は、自身の外側と区画された内側の第1流路18を形成する第1部材42を、第2流路20を形成する第2部材44に挿入することにより形成される。よって、流路交差部40を、鋳物で成形することにより厚みが増大することを防ぎ、樹脂で成形することにより厚みを薄く形成することができる。従って、本発明によれば、カウンター内部に配置される水栓装置1を高さ方向で薄くすることができる。また、流路交差部40を樹脂により比較的簡単に形成することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、流路交差部40は、第1部材42と第2部材44との接触部をシールする第1シール46と第2シール48との間において第1部材42と第2部材44とにより第2流路20を区画し、第1部材42内の第1流路18と区別する。これにより、流路交差部40を第1部材42と第2部材44との組合せにより比較的簡単に形成し、流路交差部40において第1流路18が、第1流路18が交差するような高さに配置されている第2流路20と、互いの内部流路を区別したまま交差することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、第1部材42の先に挿入される先端側の第1シール支持部50は、後端側の第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成されているので、第1シール46及び第2シール48を伴った状態で第1部材42を第2部材44に挿入する組立時の組立性を向上することができる。また、第1シール46を支持する第1シール支持部50は、第2シール支持部52よりも外径が小さくなるように形成される。これにより、第1シール支持部50により支持される第1シール46が第2部材44内に挿入される際に、第1シール46が第2部材44と破損やねじれを生じるような意図しない接触をして、第1シール46が破損やねじれを生じ、第1シール46が適切な状態で設置されなくなることを抑制することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、第1部材42は、少なくとも第2流路20を外側に区画する部分において円管状に形成される。これにより、第1部材42内の第1流路18の温調水と、カラン用吐止水制御部16の下流側の第2流路20の温調水との圧力差により、第1部材42に応力がかかる場合においても、第1部材42に比較的均等に応力がかかり、第1部材42が破損することを抑制することができる。このように、第1部材42を円管状に形成することにより、仮に第1部材42が角を有する異形配管に形成される場合にこの角に応力が集中して第1部材42が破損するという事象が生じることを防ぐことができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、第1部材42が、樹脂により形成されることにより、水栓装置1をより安価に製造することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、仮に流路交差部40において第1流路18と第2流路20との交差部分が破損したとしても、水は一次側流路である第1流路18から第2流路20を介して吐水部に流れる。よって、流路交差部40における交差部分が破損した場合に、水が止水不良として吐水部から流出されることができ、水が漏水として第2流路20以外の水栓装置1内に流出されることを抑制することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、流路交差部40が第2流路20の屈曲部を形成することができるので、流路交差部40とは別に流路を横方向から下方向に曲げる曲がり配管を設ける必要をなくすことができる。よって、流路交差部40を通過する水の圧力損失に加えて別途曲がり配管の圧力損失を受ける場合に比べて、流路交差部40において第2流路20が屈曲でき、第2流路20の圧力損失を低減することができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、水栓装置1に流路交差部40が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、カラン吐水部14を、上面視で温調機能部10とカラン用吐止水制御部16との間に配置することができる。よって、カラン吐水部14を、温調機能部10とカラン用吐止水制御部16との間の水栓装置1の比較的中央の領域に設けることができ、使用者が洗面器を左右の壁面や浴槽等の構造物に干渉しない状態でカラン吐水部14の下に配置しやすくすることができ、使用者のカラン吐水部14の使い勝手を向上させることができる。
さらに、本発明の一実施形態の水栓装置1によれば、水栓装置1に流路交差部40が形成されることにより、薄型のカウンターにおいて、カラン吐水部14を、上面視でカバー2の天板の中央の中央線Cよりも前方に配置することができる。よって、カラン吐水部14の下に配置される洗面器が水栓装置1が設けられる壁面W等と干渉することを抑制でき、さらに、使用者がカラン吐水部14からの吐水を受ける洗面器をカバー2の天板の中央よりも前方側に配置することができ、使用者のカラン吐水部14の使い勝手を向上させることができる。
1 水栓装置
2 カバー
2a 上面
2b 下面
4 水栓装置本体
6 水供給管
8 湯供給管
10 温調機能部
10a 流出口
11 温調主弁体
12 温調ハンドル
14 カラン吐水部
16 カラン用吐止水制御部
17 カラン用タッチ操作部
18 第1流路
20 第2流路
20a 横流路
20b 環状流路
20c 縦流路
22 流量調整部
24 流調ハンドル
26 回転弁
28 シャワーヘッド
28a シャワーホース
30 シャワー用吐止水制御部
32 シャワー用タッチ操作部
33 オーバーヘッドシャワー用吐止水制御部
34 オーバーヘッドシャワー操作部
36 上部プレート
38 下部プレート
40 流路交差部
42 第1部材
42a 中間部
44 第2部材
44a 内部空間
44b 先端側部分
44c 後端側部分
46 第1シール
48 第2シール
50 第1シール支持部
52 第2シール支持部
101 水栓装置
106 水供給管
108 湯供給管
110 温調機能部
114 第1流路
116 流量調整部
126 カラン用タッチ操作部
128 シャワー用タッチ操作部
130 カラン吐水部
132 第2流路
C 中央線
D 間隔
D1 外径
D2 外径
D3 外径
F1 矢印
F2 矢印
W 壁面

Claims (9)

  1. 壁面に沿って設けられるカウンター内部に配置される水栓装置であって、
    給水源から水を供給する給水路と、
    給湯源から湯を供給する給湯路と、
    上記給水路と上記給湯路とに接続され、湯と水を混合できる温調機能部と、
    上記温調機能部から流出する温調水を吐水する吐水部と、
    上記吐水部からの温調水の吐水と止水とを切り替える吐止水制御部と、
    上記温調機能部から上記吐止水制御部まで延びる第1流路と、
    上記吐止水制御部から上記吐水部まで延びる第2流路と、を備え、
    上記第1流路と、上記第1流路が交差するような高さに配置されている上記第2流路とが、互いの内部流路を区別したまま交差する流路交差部を形成し、上記流路交差部は、自身の外側と区画された内側の上記第1流路を形成する第1部材を、上記第2流路を形成する第2部材に、挿入することにより形成されることを特徴とする水栓装置。
  2. 上記流路交差部は、上記第1部材と上記第2部材との接触部をシールする第1シールと第2シールとの間において上記第1部材と上記第2部材とにより上記第2流路を区画し、上記第1部材内の上記第1流路と区別する、請求項に記載の水栓装置。
  3. 上記第1部材は、上記第2部材に先に挿入される先端側において上記第1シールを支持する第1シール支持部と、上記第1シール支持部よりも後に挿入される後端側において上記第2シールを支持する第2シール支持部とを備え、上記第1シール支持部は、上記第2シール支持部よりも外径が小さくなるように形成される、請求項に記載の水栓装置。
  4. 上記第1部材は、少なくとも上記第2流路を外側に区画する部分において円管状に形成される、請求項に記載の水栓装置。
  5. 上記第1部材は、樹脂により形成される、請求項乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
  6. 上記流路交差部は、上記第1流路を、上記第2流路の内側に配置することにより形成される、請求項乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
  7. 上記第2部材は、横方向に延びる横流路と、下方向に延びる縦流路とを備え、上記流路交差部は、上記第2部材の上記横流路から上記縦流路に曲がる上記第2流路の屈曲部を形成する、請求項乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
  8. 上記吐水部は、上面視で上記温調機能部と上記吐止水制御部との間に配置される、請求項1乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
  9. さらに、上記カウンターの上面を形成するカバーを備え、上記吐水部は、上面視で上記カバーの上面の中央よりも前方に配置される、請求項1乃至の何れか1項に記載の水栓装置。
JP2018031847A 2017-12-25 2018-02-26 水栓装置 Active JP6651138B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018031847A JP6651138B2 (ja) 2018-02-26 2018-02-26 水栓装置
US16/226,238 US10844580B2 (en) 2017-12-25 2018-12-19 Faucet apparatus
CN201811589047.0A CN110029704A (zh) 2017-12-25 2018-12-25 水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018031847A JP6651138B2 (ja) 2018-02-26 2018-02-26 水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019148061A JP2019148061A (ja) 2019-09-05
JP6651138B2 true JP6651138B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=67850288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018031847A Active JP6651138B2 (ja) 2017-12-25 2018-02-26 水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6651138B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597453Y2 (ja) * 1992-11-30 1999-07-05 石川島播磨重工業株式会社 交叉管継手
JP2002089768A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Kubota Corp 配管用交叉管
JP2002089753A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Kubota Corp 交叉配管用管
JP2002212987A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Mym Corp 水栓装置
JP6592936B2 (ja) * 2015-03-30 2019-10-23 Toto株式会社 水栓カウンター
JP6802514B2 (ja) * 2015-08-03 2020-12-16 Toto株式会社 水栓装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019148061A (ja) 2019-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10844580B2 (en) Faucet apparatus
JP6592936B2 (ja) 水栓カウンター
US20080245897A1 (en) Showerhead
CA3066148C (en) Cantilevered faucet spout
JP7393727B2 (ja) 水洗大便器
US10407890B2 (en) Flush toilet bowl
JP6651137B2 (ja) 水栓装置
JP6651138B2 (ja) 水栓装置
JP7242471B2 (ja) 冷水排出装置
JP2008220822A (ja) シャワー装置
KR20180003628U (ko) 선반형 샤워수전의 일체형 개폐 및 수로구조
US11052410B2 (en) Sanitary shower device
JP6873398B2 (ja) 水栓装置
JP2020073770A (ja) 水栓装置
WO2023277117A1 (ja) 水栓
JP2019082077A (ja) 水栓
WO2023277119A1 (ja) 水栓
KR20100045810A (ko) 삼방향 출수구를 갖춘 수전 금구
JP6120246B2 (ja) 水栓装置
JP2013126472A (ja) 水栓装置
JP2022048912A (ja) 吐水装置
JP2000096643A (ja) 止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓
JP6075711B2 (ja) 水栓装置
JP2017020305A (ja) 吐水口ユニット
JP2023511425A (ja) 少なくとも1つのサニタリー器具用の、ダイヤフラム弁と多方弁とを備える制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190731

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190731

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6651138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150