JP2019082077A - 水栓 - Google Patents

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徹矢 森田
Tetsuya Morita
徹矢 森田
仁 藤吉
Hitoshi Fujiyoshi
仁 藤吉
規雄 東
Norio Azuma
規雄 東
陽文 吉野
Akifumi Yoshino
陽文 吉野
高橋 良和
Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
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Abstract

【課題】取り付け容易な水栓を提供する。【解決手段】本発明の水栓は、湯が流入する湯流入口及び水が流入する水流入口が設けられた樹脂製の水栓本体部(21)と、第1面側に設けられた湯路上流口及び第2面側に設けられた湯路下流口を有する湯路(81)と、第1面側に設けられた水路上流口及び第2面側に設けられた水路下流口を有する水路(82)と、を有し、且つ、第2面側に水栓本体部を取り付け、湯路下流口及び水路下流口を、水栓本体部の湯流入口及び水流入口にそれぞれ接続する流路ブロック(80)と、を備え、流路ブロックの湯路及び水路のうち少なくとも一方は、屈曲して形成されており、流路ブロックの第1面側における湯路上流口(81a)と水路上流口(82a)との間の第1間隔(B1)は、流路ブロックの第2面側における湯路下流口(81b)と水路下流口(82b)との間の第2間隔(B2)と異なる。【選択図】図7

Description

本発明は、水栓に関する。
水栓として、例えば、湯と水とを混合して吐水する水栓が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特許文献1の水栓では、金属管内に樹脂性の通水部を収容している。通水部は、湯及び水を混合する湯水混合弁と、シャワー及びカランからの吐水の切替を行う切替弁とを備えている。
特開2003−268825号公報
近年、取付け容易な水栓が求められている。
本発明は、前記課題を解決するもので、取付け容易な水栓を提供する。
本開示の一態様に係る水栓は、
湯が流入する湯流入口及び水が流入する水流入口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
第1面側に設けられた湯路上流口及び第2面側に設けられた湯路下流口を有する湯路と、前記第1面側に設けられた水路上流口及び前記第2面側に設けられた水路下流口を有する水路と、を有し、且つ、前記第2面側に前記水栓本体部を取り付け、前記湯路下流口及び前記水路下流口を、前記水栓本体部の前記湯流入口及び前記水流入口にそれぞれ接続する流路ブロックと、
を備え、
前記流路ブロックの前記湯路及び前記水路のうち少なくとも一方は、屈曲して形成されており、
前記流路ブロックの前記第1面側における前記湯路上流口と前記水路上流口との間の第1間隔は、前記流路ブロックの前記第2面側における前記湯路下流口と前記水路下流口との間の第2間隔と異なる。
以上のように、本発明の水栓によれば、取付けを容易に行うことができる。
図1は、樹脂製の水栓の外観を示す斜視図である。 図2は、図1の水栓ユニットの分解図である。 図3は、図2の水栓ユニットを更に分解して示す分解図である。 図4は、水栓ユニットの内部の概略構成を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る水栓の概略斜視図である。 図6は、図5の水栓の分解図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る水栓の概略断面図である。 図8は、図5の水栓をA−A線で切断した概略断面図である。
(本発明に至った経緯)
湯供給口及び水供給口から供給される湯及び水を混合し、シャワー又はカランから吐水する水栓が知られている。例えば、特許文献1の水栓は、金属管内に収納された通水部の湯水混合弁によって湯と水とを混合し、切替弁によって混合水の吐水量及び吐水方向を制御している。
特許文献1の水栓では、湯供給口からの湯が流入する湯流入口(給油継ぎ手)と、水供給口からの水が流入する水流入口(給水継ぎ手)とが離れて金属管に設けられている。また、通水路において、混合された混合水が流出する混合水流出口が金属管に設けられている。特許文献1の水栓では、金属管の一方側から他方側に向かって、湯流入口、混合水流出口、及び水流入口が順に設けられている。
特許文献1の水栓では、流入した湯及び水は、通水部に形成された流路を通って湯水混合弁に供給される。湯水混合弁において混合された混合水は、通水部に形成された流路及び切替弁を通って混合水流出口から流出することによって、シャワー又はカランから吐水される。
このような水栓が取り付けられる取り付け面においては、金属管に設けられた湯流入口及び水流入口の位置に対応させて、湯供給口及び水供給口を設けていることが多い。
本発明者らは、製造コストの低減を実現すべく、樹脂により形成された水栓を開発している。
当該水栓において、水栓を樹脂により形成するため、水栓内に湯路及び水路等の流路を設けることが困難である。そのため、当該水栓においては、湯水混合弁が配置される一方側に湯流入口と水流入口とを接近させて設け、切替弁が配置される他方側に混合水流出口を設けた構成を採用している。
しかしながら、特許文献1の水栓のように、多くの水栓は、湯流入口と水流入口とが離れて設けられている。また、浴室の壁面等の取り付け面に設けられる湯供給口及び水供給口は、水栓の湯流入口と水流入口との位置にそれぞれ対応させるため、離れて設けられている。即ち、水栓の湯流入口と水流入口との間の間隔と、取り付け面の湯供給口と水供給口との間の間隔が等しくなっている。また、この間隔は、規格として統一されていることが多い。
かかる場合、従来の水栓に対応した取り付け面に対して本発明者らが発明した樹脂製の水栓を取り付ける場合、取り付け面の湯供給口と水供給口との間の間隔を小さくする必要がある。このため、当該樹脂製の水栓を取り付け面に容易に取り付けることができない。
本発明者らは、鋭意研究したところ、取り付け面の湯供給口及び水供給口と、水栓本体部の湯流入口及び水流入口とをそれぞれ接続する湯路及び水路を有する流路ブロックを用いて、樹脂製の水栓と取り付け面とを接続する構成を見出し、以下の発明に至った。
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る水栓を説明する前に、樹脂により形成された水栓の構成について説明する。
[樹脂製の水栓の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の斜視図である。実施の形態1において、水栓10は浴室の壁面に取り付けられるサーモスタット式水栓である。図1に示すように、水栓10は、水栓ユニット20と、ハンドルユニット50とを備える。水栓ユニット20は、吐水を行うためのユニットである。ハンドルユニット50は、水栓ユニット20に取り付けられ、水栓ユニット20の吐水における吐水量、吐水方向、および湯水の混合度合いを変更可能にするユニットである。
<水栓ユニット>
図2は、図1の水栓ユニット20の一部を分解した斜視図である。図3は、図2の水栓ユニット20をさらに分解した斜視図である。図2及び図3に示すように、水栓ユニット20は、水栓本体部21と、保温材22と、支持部材23と、ステー24と、本体カバー25とを備える。
水栓本体部21は、内部に水が通る流路を有する部材であって、水栓ユニット20の本体部を構成する。水栓本体部21は、保温材22によって覆われている。保温材22は、水栓本体部21の内部の水が凍結することを防止するための部材である。保温材22は、例えば、熱伝導率が0.05W/m・K以下のものが好ましい。保温材22は、より好ましくは、熱伝導率が0.03W/m・K以下である支持部材23は、水栓本体部21とステー24とを接続することにより水栓本体部21を支持するための部材である。ステー24は、水栓本体部21を浴室の壁に固定するための部材である。本体カバー25は、水栓本体部21を覆う部材である。本体カバー25は、天体カバー250と、基礎カバー251と、を備え、天体カバー250及び基礎カバー251は、例えば、ねじによって水栓本体部21に取り付けられている。
<水栓本体部>
図4は、水栓本体部21が保温材22で覆われていないときの、水栓ユニット20の内部の概略構成を示す斜視図である。図4に示すように、水栓本体部21は、継手26によって、湯供給源27及び水供給源28に接続される。湯供給源27及び水供給源28は、浴室の壁面の内側に設けられる供給管である。継手26には、止水弁(図示せず)が取り付けられる。止水弁は、湯供給源27及び水供給源28からの湯水の供給を止めるための部材である。
図3に示すように、水栓本体部21には、継手26とは別の接続部材29aが取り付けられる。接続部材29aには、シャワーエルボ29が取り付けられる。シャワーエルボ29は、シャワーホースを接続するための部材である。
水栓本体部21には、左側から湯水混合弁30が取り付けられ、右側から切替弁31が取り付けられる。湯水混合弁30は、湯と水とを混合して湯水を吐水するための部材である。湯水混合弁30は、一般的にサーモカートリッジとも呼ばれる。湯水混合弁30に対して、湯は湯供給源27(図4)から供給され、水は水供給源28(図4)から供給される。切替弁31は、湯水の吐水量及び吐水方向を変更するための部材である。水栓10は、湯水混合弁30及び切替弁31を備えることで、サーモスタット式水栓と呼ばれる。
図4に示すように、湯水混合弁30及び切替弁31の軸方向外側の端部には、ハンドルユニット50と係り合うギア部32が設けられる。なお、湯水混合弁30の軸方向外側の端部のギア部32は、図4では省略する。
ハンドルユニット50は、第1ハンドルユニット50aと、第2ハンドルユニット50bとを有している。第1ハンドルユニット50aは、湯水混合弁30と接続されており、混合水の温度、即ち、吐水の温度を調節する。第2ハンドルユニット50bは、切替弁31と接続されており、吐水方向及び吐水量を変更する。
水栓本体部21は、主管部210と、湯供給用枝管部211と、水供給用枝管部212と、カラン吐水用枝管部213と、シャワー吐水用枝管部214とを備える。
これらの部材を備える水栓本体部21は、樹脂により一体に形成される。すなわち、主管部210、湯供給用枝管部211、水供給用枝管部212、カラン吐水用枝管部213、及びシャワー吐水用枝管部214は、樹脂により一体に形成される。
<主管部>
主管部210は筒状に形成された管状の部材である。図3に示すように、主管部210には、湯水混合弁30と切替弁31とが軸方向(Y方向)に並んで内部に嵌合して取り付けられている。主管部210の内壁は湯水混合弁30と切替弁31を内包する空間を形成し、軸方向に沿って延びている。金型を用いた樹脂成形のために、主管部210の内壁を、軸方向の中心側から端部側に向かって外側に僅かに広がるように傾斜させてもよい(例えば傾斜角度が0.2−0.5度)。主管部210の軸方向(Y方向)の両端部には、湯水混合弁30及び切替弁31を挿入するための開口がそれぞれ形成されている。当該両端部には、ねじ溝が形成されており、キャップ部材33の裏側に形成されたねじ山と螺合する。ねじ溝は、主管部210と、樹脂により一体に形成されている。
図3に示すように、主管部210において軸方向両端部には、ハンドルユニット50及びカラー34が、キャップ部材33を覆うように取り付けられる。カラー34は、ハンドルユニット50と主管部210との間に配置される。
<湯供給用枝部>
図4に示すように、湯供給用枝管部211は、主管部210から分岐し、湯供給源27に向かって延びるように形成された管状の部材である。湯供給用枝管部211の内部には、湯供給源27からの湯を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。
<水供給用枝管部>
水供給用枝管部212は、主管部210から分岐し、水供給源28に向かって延びるように形成された管状の部材である。水供給用枝管部212は、水供給源28からの水を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。
湯供給用枝管部211及び水供給用枝管部212は、主管部210に対して軸方向(Y方向)に並んで設けられる。即ち、湯供給用枝管部211と水供給用枝管部212とは、隣接して設けられている。具体的には、湯供給用枝管部211と水供給用枝管部212との間の間隔は、湯供給源27と水供給源28との間の間隔より小さい。
<シャワー吐水用枝管部>
シャワー吐水用枝管部214は、主管部210から分岐し、水栓10が取り付けられる取り付け面に向かって延びるように形成された管状の部材である。シャワー吐水用枝管部214は、浴室の壁に向かって延在し、湯水を吐水する流路を内部に形成する。実施の形態1では、シャワー吐水用枝管部214は、シャワー吐水を行うための吐水管である。図4に示すように、シャワー吐水用枝管部214の壁側の端部には接続部材29aが取り付けられる。
本発明の実施の形態1に係る水栓について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る水栓10Aの概略斜視図である。図6は、図5の水栓10Aの分解図である。図5及び図6においては、説明を容易にするため、水栓10Aの構成要素を省略して図示している。
水栓10Aは、流路ブロック80を備える点、及び水栓本体部21が平板状部材90によって流路ブロック80に接続されている点を除いて、上述した樹脂製の水栓10の構成と同様の構成を有する。
図5及び図6に示すように、水栓10Aは、樹脂製の水栓本体部21と、水栓本体部21に取り付けられる流路ブロック80と、を備える。
<流路ブロック>
流路ブロック80は、第1面PS1と、第1面PS1と対向する第2面PS2とを有する板状の部材である。流路ブロック80は、例えば、樹脂、又は金属の材料で形成されている。第1面PS1は、浴室の壁面などの取り付け面に接続され、第2面PS2は水栓本体部21に接続される。流路ブロック80は、例えば、ねじによって、水栓本体部21の平板状部材90に取り付けられる。
流路ブロック80は、湯が流れる湯路81と、水が流れる水路82と、湯及び水が混合された混合水が流れる混合水路83と、を有する。
湯路81は、流路ブロック80の第1面PS1側に湯路上流口81aを有すると共に、第2面PS2側に湯路下流口81bを有する。湯路上流口81aは、取り付け面に設けられた湯供給口に接続される。なお、本明細書において、湯供給口とは、湯供給源27から湯が供給される開口を意味する。
また、湯路下流口81bは、水栓本体部21の湯供給用枝管部211の湯流入口210aに接続される。水栓10Aにおいては、湯供給用枝管部211は、平板状部材90に接続されており、湯流入口210aは平板状部材90に設けられている。
水路82は、流路ブロック80の第1面PS1側に水路上流口82aを有すると共に、第2面PS2側に水路下流口82bを有する。水路上流口82aは、取り付け面に設けられた水供給口に接続される。なお、本明細書において、水供給口とは、水供給源28から水が供給される開口を意味する。
また、水路下流口82bは、水栓本体部21の水供給用枝管部212の水流入口210bに接続される。水栓10Aにおいては、水供給用枝管部212は、平板状部材90に接続されており、水流入口210bは平板状部材90に設けられている。
混合水路83は、流路ブロック80の第2面PS2側に混合水路上流口83aを有すると共に、第1面PS1側に混合水路下流口83bを有する。混合水路上流口83aは、水栓本体部21のシャワー吐水用枝管部214の混合水流出口210cに接続される。水栓10Aにおいては、シャワー吐水用枝管部214は、平板状部材90に接続されており、混合水流出口210cは平板状部材90に設けられている。また、混合水路下流口83bは、例えば、シャワーに接続される。
図7は、水栓10Aの概略断面図である。図8は、図5の水栓をA−A線で切断した概略断面図である。図7及び図8に示すように、湯路81は屈曲せずに湯路上流口81aから湯路下流口81bに向かって真っ直ぐ延びている。一方、水路82及び混合水路83は屈曲して形成されている。
また、流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81a、水路上流口82a、及び混合水路下流口83bの並びは、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81b、水路下流口82b、及び混合水路上流口83aの並びと異なる。
具体的には、流路ブロック80の第1面PS1側においては、一方側D1から他方側D2に向かって、湯路上流口81a、混合水路下流口83b、及び水路上流口82aの順に並んでいる。一方、流路ブロック80の第2面PS2側においては、一方側D1から他方側D2に向かって、湯路下流口81b、水路下流口82b、及び混合水路上流口83aの順に並んでいる。
また、流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第1間隔B1は、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第2間隔B2と異なっている。
具体的には、第2間隔B2は、第1間隔B1より小さい。なお、第1間隔B1は、取り付け面に設けられた湯供給口と水供給口との間の間隔と等しい。また、第2間隔B2は、水栓本体部21に設けられた湯流入口210aと水流入口210bとの間の間隔と等しい。
実施の形態1では、水路82を屈曲して形成することにより、流路ブロック80の第1面PS1側において、他方側D2に水路上流口82aを設けると共に、第2面PS2側において、一方側D1で湯路下流口81bに隣接する水路下流口82bを設けることができる。
流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3は、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81bと混合水路上流口83aとの間の第4間隔B4より小さい。また、第2間隔B2は、第4間隔B4より小さい。
実施の形態1では、混合水路83を屈曲して形成することにより、流路ブロック80の第2面PS2側において、他方側D2に混合水路上流口83aを設けると共に、第1面PS1側において、湯路上流口81aと水路上流口82aとの間に混合水路下流口83bを設けることができる。
[効果]
実施の形態1に係る水栓10Aによれば、以下の効果を奏することができる。
水栓10Aは、樹脂製の水栓本体部21と、水栓本体部21に取り付けられると共に、湯路81、水路82及び混合水路83を有する流路ブロック80と、を備える。水栓10Aにおいては、流路ブロック80内部において水路82を屈曲して形成している。また、流路ブロック80の第1面PS1における湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第1間隔B1は、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第2間隔B2と異なる。
これにより、流路ブロック80の第1面PS1側において、従来の浴室等の取り付け面に設けられた湯供給口及び水供給口のそれぞれに対応する位置に湯路上流口81a及び水路上流口82aを設けることができる。また、流路ブロック80の第2面PS2側において、水栓本体部21に設けられた湯流入口210a及び水流入口210bのそれぞれに対応する位置に湯路下流口81b及び水路下流口82bを設けることができる。
例えば、流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第1間隔B1は、取り付け面における湯供給口と水供給口との間の間隔に等しくすることができる。また、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第2間隔B2は、第1間隔B1より小さくすることができる。これにより、第2間隔B2を、水栓本体部21の湯流入口210aと水流入口210bとの間の間隔と等しくすることができる。
このような構成により、水栓10Aを取り付け面に容易に取り付けることができる。例えば、樹脂製の水栓本体部21の湯流入口210a及び水流入口210bの位置と、取り付け面の湯供給口及び水供給口の位置とがそれぞれ異なっている場合に有益である。このような場合、水栓本体部21と取り付け面とを流路ブロック80を介して接続することによって、水栓本体部21の湯流入口210a及び水流入口210bと、取り付け面の湯供給口及び水供給口とを容易に接続することができる。
また、流路ブロック80は、水栓本体部21と取り付け面との間に設けられる。これにより、水栓本体部21と取り付け面との間のデッドスペースを有効活用することができる。
流路ブロック80においては、混合水路83を屈曲して形成している。流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81a、水路上流口82a及び混合水路下流口83bの並びは、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81b、水路下流口82b及び混合水路上流口83aの並びと異なる。
例えば、流路ブロック80の第1面PS1側においては、一方側D1から他方側D2に向かって、湯路上流口81a、混合水路下流口83b、及び水路上流口82aの順に並べることができる。また、第2面PS2側においては、一方側D1から他方側D2に向かって、湯路下流口81b、水路下流口82b、及び混合水路上流口83aの順に並べることができる。
更に、流路ブロック80の第1面PS1側における湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3は、流路ブロック80の第2面PS2側における湯路下流口81bと混合水路上流口83aとの間の第4間隔B4より小さくすることができる。また、第2間隔B2は、第4間隔B4より小さくすることができる。
このような構成により、水栓本体部21の他方側D2に設けられた混合水路上流口83aから吐水された混合水が混合水路83を通って、流路ブロック80の第1面PS1側の湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の混合水路下流口83bから吐水される。即ち、混合水路下流口83bを水栓10Aの中央寄りに設けることができる。その結果、水栓10Aの審美性が向上する。
なお、実施の形態1では、流路ブロック80において、湯路81を屈曲させず、水路82及び混合水路83を屈曲させる例について説明したが、これに限定されない。流路ブロック80においては、湯路81、水路82及び混合水路83のうち少なくとも一つを屈曲させて形成されていればよい。
流路ブロック80は、湯路81、水路82及び混合水路83を有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、流路ブロック80は、混合水路83を有していなくてもよい。即ち、流路ブロック80において、混合水路83は必須の構成ではない。
本発明をある程度の詳細さをもって各実施形態において説明したが、これらの実施形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものである。また、実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、浴室等の取り付け面に容易に取り付けることができる水栓として使用することができる。
10 水栓
20 水栓ユニット
21 水栓本体部
210 主管部
210a 湯流入口
210b 水流入口
210c 混合水流出口
211 湯供給用枝管部
212 水供給用枝管部
213 カラン吐水用枝管部
214 シャワー吐水用枝管部
22 保温材
23 支持部材
24 ステー
25 本体カバー
250 天体カバー
251 基礎カバー
26 継手
27 湯供給源
28 水供給源
29 シャワーエルボ
29a 接続部材
30 湯水混合弁
31 切替弁
32 ギア部
33 キャップ部材
34 カラー
50 ハンドルユニット
80 流路ブロック
81 湯路
81a 湯路上流口
81b 湯路下流口
82 水路
82a 水路上流口
82b 水路下流口
83 混合水路
83a 混合水路上流口
83b 混合水路下流口
90 平板状部材
PS1 第1面
PS2 第2面
D1 一方側
D2 他方側

Claims (5)

  1. 湯が流入する湯流入口及び水が流入する水流入口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
    第1面側に設けられた湯路上流口及び第2面側に設けられた湯路下流口を有する湯路と、前記第1面側に設けられた水路上流口及び前記第2面側に設けられた水路下流口を有する水路と、を有し、且つ、前記第2面側に前記水栓本体部を取り付け、前記湯路下流口及び前記水路下流口を、前記水栓本体部の前記湯流入口及び前記水流入口にそれぞれ接続する流路ブロックと、
    を備え、
    前記流路ブロックの前記湯路及び前記水路のうち少なくとも一方は、屈曲して形成されており、
    前記流路ブロックの前記第1面側における前記湯路上流口と前記水路上流口との間の第1間隔は、前記流路ブロックの前記第2面側における前記湯路下流口と前記水路下流口との間の第2間隔と異なる、水栓。
  2. 前記第2間隔は、前記第1間隔より小さい、請求項1に記載の水栓。
  3. 前記水栓本体部は、湯と水とが混合された混合水が流出される混合水流出口を備え、
    前記流路ブロックは、前記第2面側に設けられた混合水路上流口及び前記第1面側に設けられた混合水路下流口を有し、且つ、前記水栓本体部の前記混合水流出口に前記流路ブロックの前記混合水路上流口を接続する混合水路を備え、
    前記流路ブロックの前記混合水路は、屈曲して形成されており、
    前記流路ブロックの前記第1面側における前記湯路上流口、前記水路上流口、及び前記混合水路下流口の並びと、前記流路ブロックの前記第2面側における前記湯路下流口、前記水路下流口、及び前記混合水路上流口の並びとが異なる、
    請求項1又は2に記載の水栓。
  4. 前記流路ブロックの前記第1面側においては、一方側から他方側に向かって、前記湯路上流口、前記混合水路下流口、及び前記水路上流口の順に並んでおり、
    前記流路ブロックの前記第2面側においては、一方側から他方側に向かって、前記湯路下流口、前記水路下流口、及び前記混合水路上流口の順に並んでいる、
    請求項3に記載の水栓。
  5. 前記流路ブロックの前記第1面側における前記湯路上流口と前記混合水路下流口との間の第3間隔は、前記流路ブロックの前記第2面側における前記湯路下流口と前記混合水路上流口との間の第4間隔より小さく、
    前記第2間隔は、前記第4間隔より小さい、
    請求項3又は4に記載の水栓。
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