JP7246024B2 - 水栓及び水栓の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓及び水栓の製造方法に関する。
水栓として、例えば、湯と水とを混合して吐水する水栓が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特許文献1の水栓では、金属管内に樹脂性の通水部を収容している。通水部は、湯及び水を混合する湯水混合弁と、シャワー及びカランからの吐水の切替を行う切替弁とを備えている。
特開2003-268825号公報
近年、取付け容易な水栓が求められている。
本発明は、前記課題を解決するもので、取付け容易な水栓及び水栓の製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る水栓は、
湯が流入する湯流入口、水が流入する水流入口、および湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路及び前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路のうち少なくとも一方、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路を有する流路ブロックと、
を備え、
前記流路ブロックは、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材と、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられ、前記第1樹脂部材に取り付けられる第2樹脂部材と、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間に配置されるシール部材と、
を有し、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している。
本発明の一態様に係る水栓の製造方法は、
湯路、水路、及び混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材および第2樹脂部材を作製するステップ、
前記第1樹脂部材に前記第2樹脂部材を取り付けるステップ、
前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間にシール部材を注入するステップ、
を含み、
前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している。
以上のように、本発明によれば、取付け容易な水栓及び水栓の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る水栓の外観を示す斜視図である。 図2は、図1の水栓の内部構成の分解図である。 図3は、図2の流路ブロックを示す斜視図である。 図4は、図3の流路ブロックの分解図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る水栓の内部を流れる湯、水及び混合水の流れを示す概略図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る水栓の製造方法のフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態2に係る水栓の内部構成を示す概略図である。 図8は、図7の水栓の分解図である。 図9は、図7の水栓をA-A線で切断した概略断面図である。 図10は、図7の水栓の内部を流れる湯、水及び混合水の流れを示す概略図である。
(本発明に至った経緯)
湯供給口及び水供給口から供給される湯及び水を混合し、シャワー又はカランから吐水する水栓が知られている。例えば、特許文献1の水栓は、金属管内に収納された通水部の湯水混合弁によって湯と水とを混合し、切替弁によって混合水の吐水量及び吐水方向を制御している。
特許文献1の水栓では、湯供給口からの湯が流入する湯流入口(給湯継ぎ手)と、水供給口からの水が流入する水流入口(給水継ぎ手)とが離れて金属管に設けられている。また、通水路において、湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口が金属管に設けられている。特許文献1の水栓では、金属管の一方側から他方側に向かって、湯流入口、混合水流出口、及び水流入口がこの順に設けられている。
特許文献1の水栓では、流入した湯及び水は、通水部に形成された流路を通って湯水混合弁に供給される。また、湯水混合弁の構造上、湯と水とを近づけて湯水混合弁に供給する必要がある。湯水混合弁において混合された混合水は、通水部に形成された流路及び切替弁を通って混合水流出口から流出することによって、シャワー又はカランから吐水される。
このような水栓が取り付けられる取り付け面においては、金属管に設けられた湯流入口及び水流入口の位置に対応させて、湯供給口及び水供給口を設けていることが多い。
本発明者らは、製造コストの低減を実現すべく、樹脂により形成された水栓を開発している。
当該水栓においては、湯水混合弁が配置される一方側に湯流入口と水流入口とを接近させて設け、切替弁が配置される他方側に混合水流出口を設けた構成を採用している。
しかしながら、特許文献1の水栓のように、多くの水栓は、湯流入口と水流入口とが離れて設けられている。また、浴室の壁面等の取り付け面側に設けられる湯供給口及び水供給口は、水栓の湯流入口と水流入口との位置にそれぞれ対応させるため、離れて設けられている。即ち、水栓の湯流入口と水流入口との間の間隔と、取り付け面側の湯供給口と水供給口との間の間隔が等しくなっている。また、湯供給口と水供給口との間の間隔は、規格として統一されていることが多い。
かかる場合、従来の水栓に対応した取り付け面に対して本発明者らが発明した樹脂製の水栓を取り付ける場合、取り付け面側の湯供給口と水供給口との間の間隔を小さくする必要がある。このため、当該樹脂製の水栓を取り付け面に容易に取り付けることができない。
本発明者らは、鋭意研究したところ、取り付け面側の湯供給口及び水供給口と、当該樹脂製の水栓の水栓本体部の湯流入口及び水流入口とをそれぞれ接続する湯路及び水路を有する流路ブロックを用いて、樹脂製の水栓を取り付け面に取り付ける構成を見出し、以下の発明に至った。
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る樹脂製の水栓の構成について説明する。
[樹脂製の水栓の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の斜視図である。実施の形態1において、水栓10は浴室の壁面に取り付けられるサーモスタット式水栓である。図1に示すように、水栓10は、水栓ユニット20と、ハンドルユニット50とを備える。水栓ユニット20は、吐水を行うためのユニットである。ハンドルユニット50は、水栓ユニット20に取り付けられ、水栓ユニット20の吐水における吐水量、吐水方向、および湯水の混合度合いを変更可能にするユニットである。
<水栓ユニット>
図2は、図1の水栓10の内部構成を示す分解図である。なお、図2においては、説明を容易にするために、いくつかの要素を省略している。図2に示すように、水栓ユニット20は、水栓本体部21と、保温材22と、本体カバー25(図1参照)と、流路ブロック80と、を備える。
水栓本体部21は、内部に水が通る流路を有する部材であって、水栓ユニット20の本体部を構成する。水栓本体部21は、保温材22によって覆われている。保温材22は、水栓本体部21の内部の水が凍結することを防止するための部材である。保温材22は、例えば、熱伝導率が0.05W/m・K以下のものが好ましい。保温材22は、より好ましくは、熱伝導率が0.03W/m・K以下である。本体カバー25は、水栓本体部21を覆う部材である(図1参照)。本体カバー25は、例えば、ねじによって水栓本体部21に取り付けられている。
<水栓本体部>
水栓本体部21は、流路ブロック80を介して、湯供給源27の湯供給口27a及び水供給源28の水供給口28aに接続される。湯供給口27a及び水供給口28aは、浴室の壁面(取り付け面)側に設けられる。
また、水栓本体部21は、流路ブロック80を介して、シャワーエルボ29に接続される。シャワーエルボ29は、シャワーホースを接続するための部材である。
水栓本体部21には、左側から湯水混合弁30が取り付けられ、右側から切替弁31が取り付けられる。湯水混合弁30は、湯と水とを混合して湯水を吐水するための部材である。湯水混合弁30は、一般的にサーモカートリッジとも呼ばれる。湯水混合弁30に対して、湯は湯供給源27の湯供給口27aから供給され、水は水供給源28の水供給口28aから供給される。切替弁31は、湯水の吐水量及び吐水方向を変更するための部材である。水栓10は、湯水混合弁30及び切替弁31を備えることで、サーモスタット式水栓と呼ばれる。
湯水混合弁30及び切替弁31の軸方向外側の端部には、ハンドルユニット50(図1参照)が取り付けられる。
図1に示すように、ハンドルユニット50は、第1ハンドルユニット50aと、第2ハンドルユニット50bとを有している。第1ハンドルユニット50aは、湯水混合弁30と接続されており、回転方向Rに回転させることによって、混合水の温度、即ち、吐水の温度を調節する。第2ハンドルユニット50bは、切替弁31と接続されており、回転方向Rに回転させることによって、吐水方向及び吐水量を変更する。
図2に示すように、水栓本体部21は、主管部210と、湯供給用枝管部211と、水供給用枝管部212と、カラン吐水用枝管部213と、シャワー吐水用枝管部214とを備える。
これらの部材を備える水栓本体部21は、樹脂により一体に形成される。すなわち、主管部210、湯供給用枝管部211、水供給用枝管部212、カラン吐水用枝管部213、及びシャワー吐水用枝管部214は、樹脂により一体に形成される。
<主管部>
主管部210は筒状に形成された管状の部材である。図2に示すように、主管部210には、湯水混合弁30と切替弁31とが軸方向(Y方向)に並んで内部に嵌合して取り付けられている。主管部210の内壁は湯水混合弁30と切替弁31を内包する空間を形成し、軸方向に沿って延びている。金型を用いた樹脂成形のために、主管部210の内壁を、軸方向の中心側から端部側に向かって外側に僅かに広がるように傾斜させてもよい(例えば傾斜角度が0.2-0.5度)。主管部210の軸方向(Y方向)の両端部には、湯水混合弁30及び切替弁31を挿入するための開口がそれぞれ形成されている。
主管部210において軸方向両端部には、ハンドルユニット50が、取り付けられる。
<湯供給用枝管部>
湯供給用枝管部211は、主管部210から分岐し、湯供給源27に向かって延びるように形成された管状の部材である。湯供給用枝管部211の内部には、湯供給源27からの湯を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。湯供給用枝管部211は、流路ブロック80と接続される湯流入口210aを有し、流路ブロック80を介して、湯供給源27の湯供給口27aに接続される。
<水供給用枝管部>
水供給用枝管部212は、主管部210から分岐し、水供給源28に向かって延びるように形成された管状の部材である。水供給用枝管部212は、水供給源28からの水を主管部210の内部に供給する流路が形成されている。水供給用枝管部212は、流路ブロック80と接続される水流入口210bを有し、流路ブロック80を介して、水供給源28の水供給口28aに接続される。
湯供給用枝管部211及び水供給用枝管部212は、主管部210に対して軸方向(Y方向)に並んで設けられる。即ち、湯供給用枝管部211と水供給用枝管部212とは、隣接して設けられている。具体的には、湯供給用枝管部211と水供給用枝管部212との間の間隔は、湯供給源27と水供給源28との間の間隔より小さい。
<シャワー吐水用枝管部>
シャワー吐水用枝管部214は、主管部210から分岐し、水栓10が取り付けられる取り付け面に向かって延びるように形成された管状の部材である。シャワー吐水用枝管部214は、浴室の壁に向かって延在し、湯水を吐水する流路を内部に形成する。シャワー吐水用枝管部214は、流路ブロック80と接続される混合水流出口210cを有し、流路ブロック80を介して、シャワーエルボ29に接続されている。実施の形態1では、シャワー吐水用枝管部214は、シャワー吐水を行うための吐水管である。
<流路ブロック>
図3は、図2の流路ブロック80を示す斜視図である。図4は、図3の流路ブロック80の分解図である。図3及び図4に示すように、流路ブロック80は、湯供給口27a及び水供給口28aが設けられる取り付け面側に配置される第1端壁PS1と、第1端壁PS1と対向し、且つ水栓本体部21と接続される第2端壁PS2と、を有する平板状の部材で形成されている。
流路ブロック80は、湯が流れる湯路81と、水が流れる水路82と、湯及び水が混合された混合水が流れる混合水路83と、を有する。
湯路81は、流路ブロック80の第1端壁PS1に湯路上流口81aを有すると共に、第2端壁PS2に湯路下流口81bを有する。湯路上流口81aは、取り付け面側に設けられた湯供給口27aに接続される。湯路下流口81bは、水栓本体部21の湯供給用枝管部211の湯流入口210aに接続される。
水路82は、流路ブロック80の第1端壁PS1に水路上流口82aを有すると共に、第2端壁PS2に水路下流口82bを有する。水路上流口82aは、取り付け面側に設けられた水供給口28aに接続される。水路下流口82bは、水栓本体部21の水供給用枝管部212の水流入口210bに接続される。
混合水路83は、流路ブロック80の第2端壁PS2に混合水路上流口83aを有すると共に、第1端壁PS1に混合水路下流口83bを有する。混合水路上流口83aは、水栓本体部21のシャワー吐水用枝管部214の混合水流出口210cに接続される。混合水路下流口83bは、例えば、シャワーエルボ29に接続される。
第1端壁PS1において、流路ブロック80の一方側D1から他方側D2に向かって、湯路上流口81a、混合水路下流口83b、および水路上流口82aがこの順に並んでいる。第2端壁PS2において、流路ブロック80の一方側D1から他方側D2に向かって、湯路下流口81b、水路下流口82b、および混合水路上流口83aがこの順に並んでいる。本明細書において、「一方側D1から他方側D2に向かって」とは、流路ブロック80の長手方向(Y方向)において一端から他端に向かう方向を意味する。
第2端壁PS2における湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第1間隔B1は、第1端壁PS1における湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第2間隔B2よりも小さい。また、第1端壁PS1おける湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3と、第1端壁PS1における水路上流口82aと混合水路下流口83bとの間の第4間隔B4とは、等しい。
図4に示すように、流路ブロック80は、第1樹脂部材84、第2樹脂部材85及びシール部材86を備える。第1樹脂部材84は、第1端壁PS1側を形成する部分である。第2樹脂部材85は、第2端壁PS2側を形成する部分である。シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間に配置される部材である。
第1樹脂部材84の内部には、湯路81、水路82及び混合水路83の一部が形成されている。第2樹脂部材85の内部には、湯路81、水路82及び混合水路83の一部が形成されている。
シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85とで形成される湯路81、水路82及び混合水路83からの湯、水及び/又は混合水の漏れを抑制するものである。シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間の隙間に配置されている。即ち、シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85とで囲われた領域に配置されている。なお、シール部材86は、製造方法に応じて、一部露出していてもよい。
また、シール部材86は、湯路81と混合水路83とを隔てる壁の少なくとも一部、又は水路82と混合水路83とを隔てる壁の少なくとも一部を構成していてもよい。
第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を形成する樹脂材料としては、例えば、PPS-GF30が挙げられる。シール部材86は、例えば、樹脂で形成されている。シール部材86を形成する樹脂材料は、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を形成する樹脂材料と同じであってもよい。
実施の形態1では、水路82及び混合水路83は、屈曲している。具体的には、水路82及び混合水路83は、立体的に交差している。水路82及び混合水路83が立体的に交差する部分では、水路82は、混合水路83の下方で流路ブロック80の幅方向(Y方向)に延びている。混合水路83は、水路82の上方で流路ブロック80の厚み方向(X方向)に延びている。このように、水路82及び混合水路83は、上下方向において立体的に交差している。
水路82は、流路ブロック80の厚み方向(X方向)から見て、凹状に形成されている。水路82は、水路上流口82aから下方に延び、且つ湯路81側に屈曲し、混合水路83の下側において流路ブロック80の幅方向(Y方向)に延びている。また、水路82は、混合水路83よりも一方側D1で上方へ屈曲し、水路下流口82bに接続される。これにより、水路82の水路下流口82bを、水路上流口82aと比べて湯路81側に近づけることができる。即ち、湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第1間隔B1を、湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第2間隔B2よりも小さくすることができる。
混合水路83は、流路ブロック80の厚み方向(X方向)から見て、矩形状に形成されている。混合水路83は、混合水路上流口83aから湯路81側に屈曲し。水路82の上側において流路ブロック80の幅方向(Y方向)に延び、混合水路下流口83bに接続される。湯路81は、屈曲せずに流路ブロック80の厚み方向(X方向)に延びている。これにより、第1端壁PS1において、混合水路下流口83bを、湯路上流口81aと水路上流口82aとの間に配置することができる。実施の形態1では、混合水路下流口83bは、湯路上流口81aと水路上流口82aとの両方から等しい距離に配置されている。即ち、湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3と、水路上流口82aと混合水路下流口83bとの間の第4間隔B4は、等しくすることができる。
このように、水路82を屈曲して形成することにより、流路ブロック80の第1端壁PS1において、他方側D2に水路上流口82aを設けると共に、第2端壁PS2において、一方側D1で湯路下流口81bに隣接する水路下流口82bを設けることができる。また、混合水路83を屈曲して形成することにより、流路ブロック80の第2端壁PS2において、他方側D2に混合水路上流口83aを設けると共に、第1端壁PS1において、湯路上流口81aと水路上流口82aとの間に混合水路下流口83bを設けることができる。
図5は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の内部を流れる湯、水及び混合水の流れを示す概略図である。図5中において、湯の流れを矢印F1、水の流れを矢印F2、混合水の流れを矢印F3で示している。図5に示すように、湯供給源27から供給される湯は、流路ブロック80の湯路上流口81aから湯路81内部に流入し、湯路下流口81bから水栓本体部21内へ流入する(矢印F1参照)。湯路81は、流路ブロック80の厚み方向(X方向)に真っ直ぐ延びているため、湯路81を流れる湯も流路ブロック80の厚み方向(X方向)に真っ直ぐに流れる。
水供給源28から供給される水は、流路ブロック80の水路上流口82aから水路82内部に流入し、水路下流口82bから水栓本体部21内へ流入する(矢印F2参照)。水路82は、混合水路83と立体的に交差しているため、水路82を流れる水も、混合水路83を流れる混合水の方向に対して立体的に交差する方向に流れる。具体的には、水路上流口82aから流路ブロック80内部へ流入する水は、混合水路83の下側を流路ブロック80の幅方向(Y方向)に流れる。その後、水は、流路ブロック80の厚み方向(X方向)に流れ、水路下流口82bから水栓本体部21へ流入する。水栓本体部21内部を流れる混合水は、流路ブロック80の混合水路上流口83aから混合水路83に流入し、混合水路下流口83bから吐出される(矢印F3参照)。混合水路上流口83aから流路ブロック80内へ流入する混合水は、水路82の上側を流路ブロック80の幅方向(Y方向)に流れる。その後、混合水は、流路ブロック80の厚み方向(X方向)に流れ、混合水路下流口83bからシャワーエルボ29に流入する。
[水栓の製造方法]
水栓10の製造方法について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る水栓10の製造方法のフローチャートである。水栓10は、例えば、DSI(Die Slide Injection)成形によって製造される。
図6に示すように、ステップS10において、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を作製する。例えば、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85は、金型で射出成形することによって作製される。実施の形態1では、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85には、湯路81、水路82、及び混合水路83の一部が形成されている。
ステップS11において、第1樹脂部材84に第2樹脂部材85を取り付ける。例えば、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85とを、それぞれ金型に保持した状態で、第2樹脂部材85を保持した金型を移動させ、第1樹脂部材84を保持した金型に押し当てる。これにより、第2樹脂部材85を第1樹脂部材84に取り付ける。
ステップS12において、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間にシール部材86を注入する。具体的には、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間には隙間が設けられている。この隙間に溶融したシール部材86が注入される。これにより、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85とがシール部材86によって、溶融接合される。そして、注入されたシール部材86が硬化する。これにより、シール部材86が、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85で囲われた領域に配置される。具体的には、シール部材86を注入するゲート部分を除いて、シール部材86は第1樹脂部材84と第2樹脂部材85で囲われた領域に配置される。
このように、一次成形によって第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を作製し、二次成形によって第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85との間にシール部材86を成形することで、流路ブロック80を備える水栓10が製造される。
[効果]
実施の形態1に係る水栓10によれば、以下の効果を奏することができる。
水栓10は、樹脂製の水栓本体部21と、流路ブロック80と、を備える。水栓本体部21には、湯が流入する湯流入口210a、水が流入する水流入口210b、および湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口210cが設けられている。流路ブロック80には、水栓本体部21の湯流入口210a、水流入口210b、及び混合水流出口210cに、それぞれ接続される湯路81、水路82、及び混合水路83が設けられている。流路ブロック80は、第1樹脂部材84と、第1樹脂部材84に取り付けられる第2樹脂部材85と、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間に配置されるシール部材86と、を有する。第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85は、湯路81、水路82、及び混合水路83の一部を形成している。水路82及び混合水路83は、屈曲している。このような構成により、水栓10を容易に取り付けることができる。具体的には、従来の浴室の取り付け面側に設けられた湯供給口27a及び水供給口28bに対して、樹脂製の水栓10を容易に取り付けることができる。
水路82は、混合水路83と立体的に交差している。このような構成により、樹脂製の水栓本体部21の水流入口210b及び混合水流出口210cに、流路ブロック80の水路82及び混合水路83を容易に接続することができる。
シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85とで形成される隙間に配置される。このような構成により、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との隙間をシールし、湯、水、及び/又は混合水の漏れを抑制することができる。
シール部材86は、湯路81と混合水路83とを隔てる壁の少なくとも一部、又は水路82と混合水路83とを隔てる壁の少なくとも一部を構成している。このような構成により、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との隙間をシールし、湯、水、及び/又は混合水の漏れを抑制することができる。
流路ブロック80は、湯供給口27a及び水供給口28aが設けられた取り付け面側に配置される第1端壁PS1と、第1端壁PS1と対向し、且つ水栓本体部21と接続される第2端壁PS2と、を有する。第1端壁PS1には、湯供給口27aに接続される湯路上流口81a、水供給口28aに接続される水路上流口82a、および混合水を流出する混合水路下流口83bが設けられている。第2端壁PS2には、水栓本体部21の湯流入口210aに接続される湯路下流口81b、水栓本体部21の水流入口210bに接続される水路下流口82b、および水栓本体部21の混合水流出口210cに接続される混合水路上流口83aが設けられている。第1端壁PS1において、流路ブロック80の一方側D1から他方側D2に向かって、湯路上流口81a、混合水路下流口83b、および水路上流口82aがこの順に並んでいる。第2端壁PS2において、流路ブロック80の一方側D1から他方側D2に向かって、湯路下流口81b、水路下流口82b、および混合水路上流口83aがこの順に並んでいる。このような構成により、水栓10をより容易に取り付けることができる。
第2端壁PS2における湯路下流口81bと水路下流口82bとの間の第1間隔B1は、第1端壁PS1における湯路上流口81aと水路上流口82aとの間の第2間隔B2より小さい。このような構成により、水栓10をより容易に取り付けることができる。
第1端壁PS1における湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3と、第1端壁PS1における水路上流口82aと混合水路下流口83bとの間の第4間隔B4とは、等しい。このような構成により、混合水路下流口83bを湯路上流口81aと水路上流口82aとの両方から等しい距離に配置することができ、審美性を向上させることができる。
シール部材86は、樹脂で形成されている。このような構成により、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間のシール性を向上させることができる。また、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85と同じ樹脂材料でシール部材86を形成することによって、製造コストを低減することができる。
水栓10の製造方法は、湯路81、水路82、及び混合水路83の一部が設けられた第1樹脂部材84および第2樹脂部材85を作製するステップ、第1樹脂部材84に第2樹脂部材85を取り付けるステップ、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間にシール部材86を注入するステップ、を含む。ここで、湯路81、水路82、及び混合水路83のうち少なくとも1つは、屈曲している。これにより、容易に取り付け可能な水栓10を製造することができる。
なお、実施の形態1では、流路ブロック80において、湯路81を屈曲させず、水路82及び混合水路83を屈曲させる例について説明したが、これに限定されない。流路ブロック80においては、湯路81、水路82及び混合水路83のうち少なくとも1つが屈曲していればよい。例えば、湯路81と混合水路83を屈曲させて立体的に交差させてもよい。
実施の形態1では、流路ブロック80は、湯路81、水路82、及び混合水路83を有する例について説明したが、これに限定されない。流路ブロック80は、湯路81と水路82とのうち少なくとも一方と、混合水路83とを有していればよい。例えば、流路ブロック80は、湯路81を有さず、水路82と混合水路83とを有し、水路82と混合水路83のうち少なくとも一方が屈曲していてもよい。流路ブロック80は、水路82を有さず、湯路81と混合水路83とを有し、湯路81と混合水路83のうち少なくとも一方が屈曲していてもよい。
実施の形態1では、流路ブロック80は、水栓本体部21と別々に構成される例について説明したが、これに限定されない。流路ブロック80の一部は、水栓本体部21と一体で形成されていてもよい。
実施の形態1では、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85には、湯路81、水路82、及び混合水路83の一部が設けられた例について説明したが、これに限定されない。第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85には、湯路81、水路82、及び混合水路83の少なくとも一部が設けられていればよい。
実施の形態1では、シール部材86は、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を形成する樹脂材料と同じ樹脂材料で形成される例について説明したが、これに限定されない。シール部材86は、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を形成する樹脂材料と異なる材料で形成されていてもよい。また、シール部材86は、第1樹脂部材84と第2樹脂部材85との間をシールできる材料であればよく、樹脂材料以外の材料で形成されていてもよい。例えば、シール部材86は、接着剤であってもよい。接着剤としては、例えば、エポキシ系接着剤、構造用接着剤などが挙げられる。
実施の形態1では、第1端壁PS1における湯路上流口81aと混合水路下流口83bとの間の第3間隔B3と、第1端壁PS1における水路上流口82aと混合水路下流口83bとの間の第4間隔B4とが等しい例について説明したが、これに限定されない。間隔B3と間隔B4とは異なっていてもよい。
実施の形態1では、水栓10は、DSI成形によって製造される例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を作製するステップST10は、第1樹脂部材84及び第2樹脂部材85を他の任意の方法で作製してもよい。また、水栓10の製造方法では、他のステップを含んでいてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る水栓について説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
実施の形態2の水性について、図7~10を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態2に係る水栓10Aの内部構成を示す概略図である。図8は、図7の水栓10Aの分解図である。図9は、図7の水栓10AをA-A線で切断した概略断面図である。図10は、図7の水栓10Aの内部を流れる湯、水及び混合水の流れを示す概略図である。なお、図10中において、湯の流れを矢印F4、水の流れを矢印F5、混合水の流れを矢印F6で示している。
実施の形態2では、流路ブロック80Aの一部と水栓本体部21Aとが一体に形成されている点、流路ブロック80Aが湯路81を有していない点で、実施の形態1と異なる。
図7~9に示すように、水栓10Aは、水栓本体部21Aと、流路ブロック80Aと、を有し、流路ブロック80Aの一部が水栓本体部21Aと一体で形成されている。水栓本体部21Aは、主管部210と、湯供給用枝管部211Aと、を有する。
湯供給用枝管部211Aは、内部に湯路81を形成している。即ち、湯供給用枝管部211Aは、一端に湯供給口27aと接続される湯路上流口81aを有し、他端に湯流入口210aと接続される湯路下流口81bを有する。実施の形態2では、湯路81は、流路ブロック80Aの厚み方向(X方向)に真っ直ぐ延びている。即ち、湯路81は屈曲していない。
流路ブロック80Aは、水路82及び混合水路83を有する。水路82及び混合水路83は、屈曲している。具体的には、水路82及び混合水路83は、立体的に交差している。
流路ブロック80Aは、水栓本体部21Aと一体で形成される第1樹脂部材84Aと、第1樹脂部材84Aに取り付けられる第2樹脂部材85Aと、第1樹脂部材84Aと第2樹脂部材85Aとの間に配置されるシール部材86Aと、を有する。
第1樹脂部材84Aには、水路82及び混合水路83の一部が形成されている。第2樹脂部材85Aには、水路82及び混合水路83の一部が形成されている。シール部材86Aは、水路82と混合水路83とを隔てる壁の一部を形成している。
流路ブロック80Aにおいては、第1樹脂部材84Aに第2樹脂部材85Aを取り付け、第1樹脂部材84Aと第2樹脂部材85Aとの間にシール部材86Aを配置することによって、水路82及び混合水路83を形成している。
図10に示すように、湯供給源27から供給される湯は、湯供給用枝管部211Aの湯路上流口81aから湯路81内部に流入し、湯路下流口81bから水栓本体部21A内へ流入する(矢印F4参照)。湯路81は、流路ブロック80Aの厚み方向(X方向)に真っ直ぐ延びているため、湯路81を流れる湯も流路ブロック80Aの厚み方向(X方向)に真っ直ぐに流れる。
水供給源28から供給される水は、流路ブロック80Aの水路上流口82aから水路82内部に流入し、水路下流口82bから水栓本体部21A内へ流入する(矢印F5参照)。水路82は、混合水路83と立体的に交差しているため、水路82を流れる水も、混合水路83を流れる混合水の方向に対して立体的に交差する方向に流れる。具体的には、水路上流口82aから流路ブロック80A内部へ流入する水は、混合水路83の下側を流路ブロック80Aの幅方向(Y方向)に流れる。その後、水は、流路ブロック80Aの厚み方向(X方向)に流れ、水路下流口82bから水栓本体部21Aへ流入する。水栓本体部21A内部を流れる混合水は、流路ブロック80Aの混合水路上流口83aから混合水路83に流入し、混合水路下流口83bから吐出される(矢印F6参照)。具体的には、混合水路上流口83aから流路ブロック80A内へ流入する混合水は、水路82の上側を流路ブロック80Aの幅方向(Y方向)に流れる。その後、混合水は、流路ブロック80Aの厚み方向(X方向)に流れ、混合水路下流口83bからシャワーエルボ29に流入する。
実施の形態2の水栓10Aは、実施の形態1の水栓10の製造方法と同様の方法で製造することができる。
[効果]
実施の形態2に係る水栓10Aによれば、以下の効果を奏することができる。
水栓10Aは、流路ブロック80Aの一部を水栓本体部21Aと一体で形成している。このような構成においても、取り付け面に容易に取り付けることができる。また、水栓10Aの部品点数を減らし、組立が容易となる。
なお、実施の形態2では、流路ブロック80Aは、水路82と混合水路83を有する例について説明したが、これに限定されない。流路ブロック80Aは、湯路81と混合水路83を有していてもよい。あるいは、流路ブロック80Aは、湯路81、水路82及び混合水路83を有していてもよい。
本発明をある程度の詳細さをもって各実施形態において説明したが、これらの実施形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものである。また、実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、浴室等の取り付け面に容易に取り付けることができる水栓として使用することができる。
10,10A 水栓
20 水栓ユニット
21,21A 水栓本体部
210 主管部
210a 湯流入口
210b 水流入口
210c 混合水流出口
211,211A 湯供給用枝管部
212 水供給用枝管部
213 カラン吐水用枝管部
214 シャワー吐水用枝管部
22 保温材
25 本体カバー
27 湯供給源
27a 湯供給口
28 水供給源
28a 水供給口
29 シャワーエルボ
30 湯水混合弁
31 切替弁
50 ハンドルユニット
80,80A 流路ブロック
81 湯路
81a 湯路上流口
81b 湯路下流口
82 水路
82a 水路上流口
82b 水路下流口
83 混合水路
83a 混合水路上流口
83b 混合水路下流口
PS1 第1端壁
PS2 第2端壁
D1 一方側
D2 他方側

Claims (9)

  1. 湯が流入する湯流入口、水が流入する水流入口、および湯と水とが混合された混合水が流出する混合水流出口が設けられた樹脂製の水栓本体部と、
    前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路及び前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路のうち少なくとも一方、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路を有する流路ブロックと、
    を備え、
    前記流路ブロックは、
    前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材と、
    前記湯路、前記水路、及び前記混合水路の少なくとも一部が設けられ、前記第1樹脂部材に取り付けられる第2樹脂部材と、
    前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間に配置されるシール部材と、
    を有し、
    前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している、水栓。
  2. 前記湯路又は水路は、前記混合水路と立体的に交差している、請求項1に記載の水栓。
  3. 前記シール部材は、前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材とで形成される隙間に配置される、請求項1又は2に記載の水栓。
  4. 前記シール部材は、前記湯路と前記混合水路とを隔てる壁の少なくとも一部、又は前記水路と前記混合水路とを隔てる壁の少なくとも一部を構成している、請求項1~3のいずれか一項に記載の水栓。
  5. 前記流路ブロックは、湯供給口及び水供給口が設けられた取り付け面側に配置される第1端壁と、前記第1端壁と対向し、且つ前記水栓本体部と接続される第2端壁と、を有し、
    前記第1端壁には、前記湯供給口に接続される湯路上流口、前記水供給口に接続される水路上流口、および前記混合水を流出する混合水路下流口が設けられており、
    前記第2端壁には、前記水栓本体部の前記湯流入口に接続される湯路下流口、前記水栓本体部の前記水流入口に接続される水路下流口、および前記水栓本体部の前記混合水流出口に接続される混合水路上流口が設けられており、
    前記第1端壁において、一方側から他方側に向かって、前記湯路上流口、前記混合水路下流口、および前記水路上流口がこの順に並んでおり、
    前記第2端壁において、前記一方側から前記他方側に向かって、前記湯路下流口、前記水路下流口、および前記混合水路上流口がこの順に並んでいる、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の水栓。
  6. 前記第2端壁における前記湯路下流口と前記水路下流口との間の第1間隔は、前記第1端壁における前記湯路上流口と前記水路上流口との間の第2間隔より小さい、請求項5に記載の水栓。
  7. 前記第1端壁における前記湯路上流口と前記混合水路下流口との間の第3間隔と、前記第1端壁における前記水路上流口と前記混合水路下流口との間の第4間隔とは、等しい、請求項5又は6に記載の水栓。
  8. 前記シール部材は、樹脂で形成されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の水栓。
  9. 湯路、水路、及び混合水路の少なくとも一部が設けられた第1樹脂部材および第2樹脂部材を作製するステップ、
    前記第1樹脂部材に前記第2樹脂部材を取り付けるステップ、
    前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材との間にシール部材を注入するステップ、
    を含み、
    前記湯路、前記水路、及び前記混合水路のうち少なくとも1つは、屈曲している、水栓の製造方法。
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