JP2021050480A - 水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有意なコストダウンを実現することが可能なサーモユニット、ひいては当該サーモユニットを備えた水栓装置、を提供すること。【解決手段】本発明は、内部に給水路を有する給水部材と、内部に給湯路を有する給湯部材と、内部に湯水混合機能部が格納され、前記給水部材及び前記給湯部材に取り外し可能に接続された湯水混合部材と、を備え、前記給水部材及び前記給湯部材は、樹脂製であり、前記給水部材及び前記給湯部材は、剛性材料からなる共通の板状部材に結合されていることを特徴とするサーモユニットである。【選択図】図2

Description

本発明は、湯水混合機能部を備えた自動水栓装置に関する。
自動水栓装置の湯水混合機能部は、止水機能部よりも上流側に設けられており、常時水圧が作用し相応の負荷がかかるため、剛性材料(例えば金属)で製造される(例えば鋳造される)ことが一般的であった。
なお、特許文献1及び特許文献2には、水栓装置の機能部の基本的な形態が開示されている。
特開平11−61918号公報 特開2018−53525号公報
本件発明者は、自動水栓装置のコストダウンについて鋭意検討する中で、湯水混合機能部のうち、湯水混合部材を備えるユニットを樹脂で設計・製造することにより、有意なコストダウンを実現できるのではないかと考えた。
しかしながら、本件発明者は、単に樹脂製部材としただけでは、常時水圧の作用する所謂一次側の領域において耐圧部材としての強度が不十分であるという問題に遭遇するに至った。また、樹脂部材を射出成形した場合、樹脂が合流する箇所に、ウェルドラインといわれる脆弱箇所が発生してしまい、この部分が特に機械的強度において不利に作用するという問題に遭遇した。
そして、更なる鋭意の検討により、本件発明者は、湯水混合部材を備えるユニットを、三つの部品(内部に給水路を有する給水部材と、内部に給湯路を有する給湯部材と、内部に湯水混合機能部が格納されて給水部材及び給湯部材に取り外し可能に接続される湯水混合部材)で構成することによって、ウェルドラインの発生箇所を適切に制御し、さらには、給水部材と給湯部材とを剛性材料からなる共通の板状部材に結合することで、当該問題を克服することができることを知見した。
本発明は、以上の知見に基づいてなされたものである。本発明の目的は、有意なコストダウンを実現することが可能なサーモユニット、ひいては当該サーモユニットを備えた水栓装置、を提供することである。
本発明は、内部に給水路を有する給水部材と、内部に給湯路を有する給湯部材と、内部に湯水混合機能部が格納され、前記給水部材及び前記給湯部材に取り外し可能に接続された湯水混合部材と、前記湯水混合部材に接続される止水機能部と、前記止水機能部に接続される吐水部と、を備え、前記給水部材及び前記給湯部材は、樹脂製であり、前記給水部材及び前記給湯部材は、剛性材料からなる共通の板状部材に結合されていることを特徴とするサーモユニットである。
本発明によれば、給水部材及び給湯部材が樹脂製であるため、有意なコストダウンを実現することが可能である。また、湯水混合部材、給水部材、給湯部材をそれぞれ個別の部材とし、すなわち全体を3つの部材で構成したため、各部材に発生するウェルドラインを制御することができ、コンパクトでありながら耐圧強度を満たすことができる。
これらの長所がある一方で、給水部材及び給湯部材が剛性材料からなる共通の板状部材に結合されていることにより、十分な強度をも提供することができる。
さらには、湯水混合部材と、給水部材及び給湯部材の各々々とに、互いを勘合させるような付加的な構造が不要であるため、3つの部材に分離して構成しながら、全体としてコンパクトに設計することができるようになる。
前記給水部材は、前記板状部材と、頭部付きネジによって結合されており、前記給水部材は、前記頭部付きネジに螺合されずに、前記板状部材と前記頭部付きネジとが螺合することで、前記板状部材に結合されており、前記給湯部材も、前記板状部材と、頭部付きネジによって結合されており、前記給湯部材も、前記頭部付きネジに螺合されずに、前記板状部材と前記頭部付きネジとが螺合することで、前記板状部材に結合されていることが好ましい。
この場合、板状部材は、板状部材と頭部付ネジが螺合した状態で、給水部材及び給湯部材とネジの頭部によって、挟持される。つまり、給水部材及び給湯部材に対して、直接ネジを切る必要が無くなり、給水部材及び給湯部材にかかる応力を低減することが出来る。
また、前記湯水混合部材も、前記板状部材と結合されていることが好ましい。
前述のように、給水部材及び給湯部材を板状部材に対して固定すると、給水部材及び給湯部材に対して接続されている湯水混合部材も、間接的に板状部材に対して固定されることになるが、湯水混合部材も直接板状部材と結合することによって、さらに強度を高めることができるようになる。
例えば、前記湯水混合部材は、前記湯水混合機能部が格納される本体部と、前記給水部材に接続される給水部材接続部と、前記給湯部材に接続される給湯部材接続部と、を有し得て、前記給水部材接続部と前記給湯部材接続部とは、前記本体部に対して互いに反対側に設けられ得て、前記給水部材は、前記給水部材接続部に接続される給水本体接続部と、給水源に連通されることが意図された給水源接続部と、を有し得て、前記給水源接続部は、前記給水本体接続部に対して、略垂直な方向に延び得て、前記給湯部材は、前記給湯部材接続部に接続される給湯本体接続部と、給湯源に連通されることが意図された給湯源接続部と、を有し得て、前記給湯源接続部は、前記給湯本体接続部に対して、略垂直な方向に延び得て、前記給水源接続部と前記給湯源接続部とは、互いに略平行に延び得る。
このような場合、前記給水部材は、前記給水源接続部の近傍で、前記板状部材と結合されていることが好ましく、また、前記給湯部材も、前記給湯源接続部の近傍で、前記板状部材と結合されていることが好ましい。
これによれば、湯水混合部材の本体部を跨ぐように、板状部材が比較的長い領域に亘って延在することになるため、より一層十分な強度を提供することができる。
また、この場合、前記板状部材には、前記給水部材接続部及び前記給湯部材接続部が延びる方向と同一方向に延びるリブ部が設けられていることが更に好ましい。
これによれば、板状部材自身の強度を効果的に増大させることができる。
また、前記給水部材と前記給湯部材とは、互いに同一の形態を有しており、互いに置換可能であることが好ましい。
これによれば、給水部材及び給湯部材の製造コスト及びメンテナンスコストを低減することが可能である。
また、本発明は、前記のいずれかの特徴を有するサーモユニットと、給水源に接続された給水用偏芯脚部と、給湯源に接続された給湯用偏芯脚部と、を備え、前記給水源接続部は、前記給水用偏芯脚部に取り付けられ、前記給湯源接続部は、前記給湯用偏芯脚部に取り付けられていることを特徴とする水栓装置である。
前記のいずれかの特徴を有するサーモユニットは、十分な強度を提供し、給水用偏芯脚部及び給湯用偏芯脚部に対する施工(取り付けまたは取り外し)作業時の負荷に耐えることができる。
前記給水用偏芯脚部は、抜け止め用Cリングによって、前記板状部材に対しても結合され、前記給湯用偏芯脚部も、抜け止め用Cリングによって、前記板状部材に対しても結合されることが好ましい。
これによれば、サーモユニットと給水用偏芯脚部及び給湯用偏芯脚部とを、より一層確実に固定することができる。
本発明によれば、給水部材及び給湯部材が樹脂製であるため、有意なコストダウンを実現することが可能である一方、給水部材及び給湯部材が剛性材料からなる共通の板状部材に結合されていることにより、十分な強度をも提供することができる。
本発明の一実施形態によるサーモユニットと、給水用偏芯脚部及び給湯用偏芯脚部の一例と、を示す概略斜視分解図である。 給水用偏芯脚部及び給湯用偏芯脚部の一例に取り付けられた状態の、本発明の一実施形態によるサーモユニットの概略断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水栓装置について説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態によるサーモユニット1と、例示的な給水用偏芯脚部60及び給湯用偏芯脚部70と、を示す概略斜視分解図である。図2は、給水用偏芯脚部60及び給湯用偏芯脚部70に取り付けられた状態の、本実施形態によるサーモユニット1の概略断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のサーモユニット1は、内部に給水路11、12を有する給水部材10と、内部に給湯路21、22を有する給湯部材20と、内部に湯水混合機能部38が格納され給水部材10及び給湯部材20に取り外し可能に接続された湯水混合部材30と、を備えている。
給水部材10及び給湯部材20は、共に樹脂製(一例としてPPS樹脂)であり、剛性材料としての「SUS304」からなる板状部材40に共通に結合されている。
本実施形態では、給水部材10と給湯部材20とは、互いに同一の形態を有しており、互いに置換可能となっている。
給水部材10は、特に図1に示すように、板状部材40に対して、2本の頭部付きネジ41によって結合されている。より具体的には、給水部材10の対応する2箇所に(図1において上下対称位置に平行に)ネジ貫通孔14が設けられ、板状部材40の対応する2箇所に雌ネジ孔46が設けられ、2本の頭部付きネジ41の頭部41hによって、樹脂製の給水部材10が、雌ネジ孔46に対して僅かに圧縮されるような態様で結合されている。
同様に、給湯部材20も、特に図1に示すように、板状部材40に対して、2本の頭部付きネジ42によって結合されている。より具体的には、給湯部材20の対応する2箇所に(図1において上下対称位置に平行に)ネジ貫通孔24が設けられ、板状部材40の対応する2箇所に雌ネジ孔47が設けられ、2本の頭部付きネジ42の頭部42hによって、樹脂製の給湯部材20が、雌ネジ孔47に対して僅かに圧縮されるような態様で結合されている。
また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、湯水混合部材30は、湯水混合機能部38が格納される本体部33と、給水部材10に接続される給水部材接続部31と、給湯部材20に接続される給湯部材接続部32と、を有している。そして、給水部材接続部31と給湯部材接続部32とは、本体部33に対して互いに反対側(左右両側)に設けられている。また、本実施形態では、湯水混合部材30も、樹脂製(一例としてPPS樹脂)である。
湯水混合機能部38は、利用者によるハンドル37の回動操作量に応じて、湯水の混合比を変更する機能を有している。湯水混合機能部38の構成自体は、従来構成から変更がないため、その詳細な説明は省略する。湯水混合後の湯ないし水は、本体部33に対して上方側に設けられた吐水部39(図1参照)から吐水されるようになっている。
また、本実施形態では、特に図2に示すように、湯水混合部材30も、板状部材40と結合されている。より具体的には、板状部材40の中央部に設けられた嵌合孔43に対して、湯水混合部材30の本体部33の後方端の略中央に設けられた突起部34が嵌合することで、両者が取り外し可能に結合されている。
また、本実施形態では、給水部材10は、給水部材接続部31に接続される給水本体接続部13と、給水源に連通されることが意図された給水源接続部16と、を有している。そして、給水源接続部16は、給水本体接続部13に対して、略垂直な方向に延びており、これに対応して、給水本体接続部13側の給水路11と給水源接続部16側の給水路12とが、互いに略垂直な方向に延びている(給水路の方向が途中で屈曲している)。
そして、図2に示すように、給水部材接続部31の内面と給水本体接続部13の外面とが、平行な2本のOリングシール13sを介して、水密に結合されている。
同様に、本実施形態では、給湯部材20は、給湯部材接続部32に接続される給湯本体接続部23と、給湯源に連通されることが意図された給湯源接続部27と、を有している。そして、給湯源接続部27は、給湯部材接続部32に対して、略垂直な方向に延びており、これに対応して、給湯本体接続部23側の給湯路21と給湯源接続部27側の給湯路22とが、互いに略垂直な方向に延びている(給湯路の方向が途中で屈曲している)。
そして、図2に示すように、給湯部材接続部32の内面と給湯本体接続部23の外面とが、平行な2本のOリングシール23sを介して、水密に結合されている。
更に、本実施形態では、給水源接続部16と給湯源接続部27とは、互いに略平行に延びている。そして、給水部材10は、給水源接続部16の近傍で、板状部材40と結合されている。すなわち、ネジ貫通孔14の雌ネジ孔46側の開口が給水源接続部16の近傍に位置している。同様に、給湯部材20も、給湯源接続部27の近傍で、板状部材40と結合されている。すなわち、ネジ貫通孔24の雌ネジ孔47側の開口が給湯源接続部27の近傍に位置している。
また、本実施形態の板状部材40には、給水部材接続部31及び給湯部材接続部32が延びる方向(左右方向)と同一方向に延びるリブ部35が設けられている。リブ部35は、例えば、板状部材40の中央領域において下方側に垂れ下がる垂部を設けておいて、当該垂部を後方側に直角に(水平となるように)折り曲げることによって形成され得る。
(取り付け)
本実施形態では、以上のようなサーモユニット1が、例示的な給水用偏芯脚部60及び給湯用偏芯脚部70に取り付けられる。
図示例の給水用偏芯脚部60は、給水源(不図示)に接続された給水用偏芯脚部本体61と、給水用接続管62(例えば脱亜鉛黄銅棒から製造される)と、を有している。そして、給水用接続管62の前方端部の外面が、Oリングシール62sを介して、給水源接続部16の内面に嵌合される。
同様に、図示例の給湯用偏芯脚部70は、給湯源(不図示)に接続された給湯用偏芯脚部本体71と、給湯用接続管72(例えば脱亜鉛黄銅棒から製造される)と、を有している。そして、給湯用接続管72の前方端部の外面が、Oリングシール72sを介して、給湯源接続部27の内面に嵌合される。
この時、給水用接続管62の外面の環状段部62aに、板状部材40が、当該板状部材40に設けられた丸孔48を介して、当接される。
同様に、給湯用接続管72の外面の環状段部72aに、板状部材40が、当該板状部材40に設けられた丸孔49を介して、当接される。
そして、環状段部62aより更に前方側の給水用接続管62の外面に設けられた環状凹部62rに、板状部材40の固定のための抜け止め用Cリング62cが係合される。抜け止め用Cリング62cは、環状段部62aと共に、板状部材40の丸孔48の周縁部を挟むようにして、板状部材40を給水用接続管62に結合(保持)する。
同様に、環状段部72aより更に前方側の給湯用接続管72の外面に設けられた環状凹部72rに、板状部材40の固定のための抜け止め用Cリング72cが係合される。抜け止め用Cリング72cは、環状段部72aと共に、板状部材40の丸孔49の周縁部を挟むようにして、板状部材40を給湯用接続管72に結合(保持)する。
(作用)
以上に説明した本実施形態のサーモユニット1によれば、給水部材10及び給湯部材20が樹脂製であるため、有意なコストダウンを実現することが可能である一方、給水部材10及び給湯部材20がSUS304(剛性材料の一例)からなる共通の板状部材40に結合されていることにより、十分な強度をも提供することができる。また、給水部材10、給湯部材20、湯水混合部材30を、それぞれ個別の部材とし、すなわち全体を3つの部材で構成したため、各部材に発生するウェルドラインを制御することができ、コンパクトでありながら耐圧強度を満たすことが容易である。更には、給水部材10及び給湯部材20の各々と、湯水混合部材30と、に、互いを勘合させるような付加的な構造が不要であるため、3つの部材に分離して構成しながら、全体としてコンパクトな設計が可能である。
また、本実施形態のサーモユニット1によれば、給水部材10が頭部付きネジ41によって板状部材40に結合されており、給水部材10は、頭部付きネジ41に螺合されずに、板状部材40と頭部付きネジ41とが螺合することで板状部材40に結合されており、給湯部材20も頭部付きネジ42によって板状部材40に結合されており、給湯部材20は、頭部付きネジ42に螺合されずに、板状部材40と頭部付きネジ42とが螺合することで板状部材40に結合されているため、給水部材10及び給湯部材20が樹脂製であって弾性を有するという特性を効果的に利用して、給水部材10及び給湯部材20と板状部材40とを簡単且つ堅固に結合することができる。また、給水部材10及び給湯部材20に対して、直接ネジを切る必要が無いため、給水部材10及び給湯部材20にかかる応力を低減することができる。
また、本実施形態のサーモユニット1によれば、湯水混合部材30も板状部材40と結合されているため、更に十分な強度を提供することができる。また、湯水混合部材30をも樹脂製とすることができる。
また、本実施形態のサーモユニット1によれば、湯水混合部材30が、湯水混合機能部38が格納される本体部33と、給水部材10に接続される給水部材接続部31と、給湯部材20に接続される給湯部材接続部32と、を有しており、給水部材接続部31と給湯部材接続部32とは本体部33に対して互いに反対側に設けられており、給水部材10は、給水部材接続部31に接続される給水本体接続部13と、給水源に連通されることが意図された給水源接続部16と、を有しており、当該給水源接続部16は、給水本体接続部13に対して、略垂直な方向に延びており、同様に、給湯部材20は、給湯部材接続部32に接続される給湯本体接続部23と、給湯源に連通されることが意図された給湯源接続部27と、を有しており、当該給湯源接続部27は、給湯本体接続部23に対して、略垂直な方向に延びており、給水源接続部16と給湯源接続部27とは、互いに略平行に延びている。そして、給水部材10は、給水源接続部16の近傍で板状部材40と結合されており、給湯部材20も、給湯源接続部27の近傍で板状部材40と結合されており、すなわち、湯水混合部材30の本体部33を跨ぐように板状部材40が比較的長い領域に亘って延在しているため、より一層十分な強度を提供することができる。
また、本実施形態のサーモユニット1によれば、板状部材40には、給水部材接続部31及び給湯部材接続部32が延びる方向と同一方向に延びるリブ部35が設けられているため、板状部材40自身の強度を効果的に増大させることができる。
また、本実施形態のサーモユニット1によれば、給水部材10と給湯部材20とが互いに同一の形態を有しており、互いに置換可能となっている。このため、給水部材10及び給湯部材20の製造コスト及びメンテナンスコストを低減することが可能である。
また、本実施形態のサーモユニット1は、十分な強度を提供し、給水用偏芯脚部60及び給湯用偏芯脚部70に対する施工(取り付けまたは取り外し)作業時の負荷に耐えることができる。
図1及び図2に例示した水栓装置においては、抜け止め用Cリング62cによって、給水用偏芯脚部60の給水用接続管62が板状部材40に対しても固定されており、抜け止め用Cリング72cによって、給湯用偏芯脚部70の給湯用接続管72が板状部材40に対しても固定されている。このため、サーモユニット1と給水用偏芯脚部60及び給湯用偏芯脚部70とが、より一層確実に固定されている。
1 サーモユニット
10 給水部材
11 給水路
12 給水路
13 給水本体接続部
13s Oリングシール
14 ネジ貫通孔
16 給水源接続部
20 給湯部材
21 給湯路
22 給湯路
23 給湯本体接続部
23s Oリングシール
24 ネジ貫通孔
27 給湯源接続部
30 湯水混合部材
31 給水部材接続部
32 給湯部材接続部
33 本体部
34 突起部
35 リブ部
37 ハンドル
38 湯水混合機能部
39 吐水部
40 板状部材
41 頭部付きネジ
41h 頭部
42 頭部付きネジ
42h 頭部
43 嵌合孔
46 雌ネジ孔
47 雌ネジ孔
48 丸孔
49 丸孔
60 給水用偏芯脚部
61 給水用偏芯脚部本体
62 給水用接続管
62a 環状段部
62c 抜け止め用Cリング
62r 環状凹部
62s Oリングシール
70 給湯用偏芯脚部
71 給湯用偏芯脚部本体
72 給湯用接続管
72a 環状段部
72c 抜け止め用Cリング
72r 環状凹部
72s Oリングシール

Claims (8)

  1. 内部に給水路を有する給水部材と、
    内部に給湯路を有する給湯部材と、
    内部に湯水混合機能部が格納され、前記給水部材及び前記給湯部材に取り外し可能に接続された湯水混合部材と、
    前記湯水混合部材に接続される止水機能部と、
    前記止水機能部に接続される吐水部と、
    を備え、
    前記給水部材及び前記給湯部材は、樹脂製であり、
    前記給水部材及び前記給湯部材は、剛性材料からなる共通の板状部材に結合されている
    ことを特徴とする自動水栓装置
  2. 前記給水部材は、前記板状部材と、頭部付きネジによって結合されており、
    前記給水部材は、前記頭部付きネジに螺合されずに、前記板状部材と前記頭部付きネジとが螺合することで、前記板状部材に結合されている
    前記給湯部材も、前記板状部材と、頭部付きネジによって結合されており、
    前記給湯部材も、前記頭部付きネジに螺合されずに、前記板状部材と前記頭部付きネジとが螺合することで、前記板状部材に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動水栓装置。
  3. 前記湯水混合部材も、前記板状部材と結合されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動水栓装置。
  4. 前記湯水混合部材は、前記湯水混合機能部が格納される本体部と、前記給水部材に接続される給水部材接続部と、前記給湯部材に接続される給湯部材接続部と、を有しており、
    前記給水部材接続部と前記給湯部材接続部とは、前記本体部に対して互いに反対側に設けられており、
    前記給水部材は、前記給水部材接続部に接続される給水本体接続部と、給水源に連通されることが意図された給水源接続部と、を有しており、
    前記給水源接続部は、前記給水本体接続部に対して、略垂直な方向に延びており、
    前記給水部材は、前記給水源接続部の近傍で、前記板状部材と結合されており、
    前記給湯部材は、前記給湯部材接続部に接続される給湯本体接続部と、給湯源に連通されることが意図された給湯源接続部と、を有しており、
    前記給湯源接続部は、前記給湯本体接続部に対して、略垂直な方向に延びており、
    前記給水源接続部と前記給湯源接続部とは、互いに略平行に延びており、
    前記給湯部材は、前記給湯源接続部の近傍で、前記板状部材と結合されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の自動水栓装置。
  5. 前記板状部材には、前記給水部材接続部及び前記給湯部材接続部が延びる方向と同一方向に延びるリブ部が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の自動水栓装置。
  6. 前記給水部材と前記給湯部材とは、互いに同一の形態を有しており、互いに置換可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の自動水栓装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の自動水栓装置であって
    給水源に接続された給水用偏芯脚部と、
    給湯源に接続された給湯用偏芯脚部と、
    を備え、
    前記給水源接続部は、前記給水用偏芯脚部に取り付けられ、
    前記給湯源接続部は、前記給湯用偏芯脚部に取り付けられている
    ことを特徴とする自動水栓装置。
  8. 前記給水用偏芯脚部は、抜け止め用Cリングによって、前記板状部材に対しても結合されており、
    前記給湯用偏芯脚部も、抜け止め用Cリングによって、前記板状部材に対しても結合されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動水栓装置。
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