JP2002089442A - 容量可変型圧縮機の制御弁 - Google Patents

容量可変型圧縮機の制御弁

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JP2002089442A
JP2002089442A JP2000273823A JP2000273823A JP2002089442A JP 2002089442 A JP2002089442 A JP 2002089442A JP 2000273823 A JP2000273823 A JP 2000273823A JP 2000273823 A JP2000273823 A JP 2000273823A JP 2002089442 A JP2002089442 A JP 2002089442A
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chamber
valve
control valve
monitoring point
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JP2000273823A
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Masaki Ota
太田  雅樹
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
Kazuya Kimura
一哉 木村
Takeshi Mizufuji
健 水藤
Satoshi Umemura
聡 梅村
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/14Control
    • F04B27/16Control of pumps with stationary cylinders
    • F04B27/18Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B27/1804Controlled by crankcase pressure

Abstract

(57)【要約】 【課題】二点間差圧の変動を速やかに弁開度に反映させ
ることが可能な容量可変型圧縮機の制御弁を安価に提供
すること。 【解決手段】ベローズよりなる感圧部材54は、冷媒循
環回路に設定された二つの圧力監視点P1,P2間の圧
力差を機械的に検知し、同圧力差の変動を打ち消す側に
容量可変型圧縮機の吐出容量が変更されるように、作動
ロッド40(弁体部43)の位置決めを行って抽気通路
27の開度を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両用空
調装置の冷媒循環回路を構成し、クランク室の圧力に基
づいて吐出容量を変更可能な容量可変型圧縮機に用いら
れる制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の制御弁としては、特開平6−3
41378号公報に開示されたものが存在する。すなわ
ち、同制御弁は、冷媒循環回路に設定された二つの圧力
監視点間の差圧(二点間差圧)をスプールの前後で機械
的に検知し、同スプールに作用する二点間差圧に基づく
力を利用することで、クランク室の圧力調節につながる
弁体の位置決めを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報の
制御弁は、二点間差圧の変動によって、スプールが感圧
室(スプール収容室)の内壁面と摺動しつつ変位する構
成である。従って、スプールと感圧室の内壁面との間の
摺動抵抗や、同摺動部分に異物が噛み込まれることで、
同スプールのスムーズな移動が阻害されることがあっ
た。スプールがスムーズに移動されないということは、
二点間差圧の変動が弁開度つまり圧縮機の吐出容量に速
やかに反映されないということであり、これは空調フィ
ーリングの低下につながる。
【0004】従って、前記スプールと感圧室の内壁面と
の間の摺動抵抗を減らす加工(平滑研磨や低摩擦被膜の
形成等)や、異物を除去するフィルタを備えなくてはな
らず、制御弁のコストが上昇する問題を生じていた。
【0005】本発明の目的は、二点間差圧の変動を速や
かに弁開度に反映させることが可能な容量可変型圧縮機
の制御弁を安価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、冷媒循環回路を構成し、クランク
室の圧力に基づいて吐出容量を変更可能な容量可変型圧
縮機に用いられる制御弁であって、前記クランク室と冷
媒循環回路の吸入圧力領域とを接続する抽気通路の一部
を構成すべくバルブハウジング内に区画された弁室と、
前記弁室内に変位可能に収容され、同弁室内での位置に
応じて前記抽気通路の開度を調節可能な弁体と、前記バ
ルブハウジング内に区画された感圧室と、前記感圧室内
に配設され同感圧室を第1圧力室と第2圧力室とに区画
する、ベローズ又はダイヤフラムよりなる感圧部材とを
備え、前記冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点
のうち、高圧側に位置する第1圧力監視点の圧力は第1
圧力室に導入されるとともに、低圧側に位置する第2圧
力監視点の圧力は第2圧力室に導入されることと、前記
第1圧力室と第2圧力室との圧力差の変動に基づく感圧
部材の変位は、同圧力差の変動を打ち消す側に容量可変
型圧縮機の吐出容量が変更されるように弁体の位置決め
に反映されることとを特徴としている。
【0007】この構成においては、感圧部材としてベロ
ーズ又はダイヤフラムを用いており、同ベローズ又はダ
イヤフラムは、二つの圧力室間の差圧の変動によって
も、感圧室の内壁面との摺動を伴わずして変位(変形)
可能である。従って、例えば感圧部材としてスプールを
用いた従来公報の制御弁のような、同スプールと感圧室
の内壁面との間の摺動抵抗や、同摺動部分に異物が噛み
込まれることによる、同スプールのスムーズな移動が阻
害される問題を解消することができる。
【0008】また、抽気通路の開度を調節する所謂抜き
側制御によってクランク室の圧力調節を行っている。従
って、例えば吐出圧力領域とクランク室とを接続する給
気通路の途中に固定絞りを配する等して、吐出圧力領域
からクランク室へ供給される冷媒ガスを常時絞ること、
言い換えればクランク室へリークされる圧縮済み冷媒ガ
スの量を少なくする構成を採用することが可能となる。
その結果、例えば給気通路の開度を変更してクランク室
の圧力調節を行う所謂入れ側制御と比較して、圧縮済み
冷媒ガスの圧縮機内での再膨張に起因した冷凍サイクル
の効率悪化を軽減することができる。
【0009】請求項2の発明は請求項1において、前記
感圧部材に付与する力を外部からの制御によって変更可
能なことで、同感圧部材による弁体の位置決め動作の基
準となる設定差圧を変更可能な外部制御手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0010】この構成においては、外部制御手段によっ
て設定差圧を変更可能となっており、同外部制御手段を
備えない言い換えれば単一の設定差圧しか持ち得ない制
御弁と比較して、細やかな空調制御要求に対応すること
ができる。
【0011】請求項3の発明は請求項2において外部制
御手段の好適な構成を限定するものである。すなわち、
前記外部制御手段は、感圧部材に付与する力を外部から
の電気制御によって変更可能な電磁アクチュエータを含
んでなる。
【0012】請求項4の発明は請求項1〜3のいずれか
において、第1及び第2圧力監視点の好適な設定態様を
限定するものである。すなわち、前記第1圧力監視点は
冷媒循環回路の吐出圧力領域に設定されており、第2圧
力監視点は冷媒循環回路の吸入圧力領域又はクランク室
に設定されている。
【0013】請求項5の発明は請求項1〜3のいずれか
において、第1及び第2圧力監視点の好適な設定態様を
限定するものである。すなわち、前記第1圧力監視点は
クランク室に設定されており、第2圧力監視点は冷媒循
環回路の吸入圧力領域に設定されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用空調装置が
備える容量可変型斜板式圧縮機の制御弁に具体化した一
実施形態について説明する。
【0015】(容量可変型斜板式圧縮機)図1に示すよ
うに、容量可変型斜板式圧縮機(以下単に圧縮機とす
る)は、シリンダブロック1と、その前端に接合固定さ
れたフロントハウジング2と、シリンダブロック1の後
端に弁形成体3を介して接合固定されたリヤハウジング
4とを備えている。
【0016】前記シリンダブロック1とフロントハウジ
ング2とで囲まれた領域にはクランク室5が区画されて
いる。同クランク室5内には駆動軸6が回転可能に支持
されている。同駆動軸6は、外部駆動源としての車両の
エンジンEに作動連結されている。クランク室5におい
て駆動軸6上には、ラグプレート11が一体回転可能に
固定されている。
【0017】前記クランク室5内にはカムプレートとし
ての斜板12が収容されている。斜板12は、駆動軸6
にスライド移動可能でかつ傾動可能に支持されている。
ヒンジ機構13は、ラグプレート11と斜板12との間
に介在されている。従って、斜板12は、ヒンジ機構1
3を介したラグプレート11との間でのヒンジ連結、及
び駆動軸6の支持により、ラグプレート11及び駆動軸
6と同期回転可能であるとともに、駆動軸6の軸線方向
へのスライド移動を伴いながら駆動軸6に対し傾動可能
となっている。
【0018】複数(図面には一つのみ示す)のシリンダ
ボア1aは、前記シリンダブロック1において駆動軸6
を取り囲むようにして貫設形成されている。片頭型のピ
ストン20は、各シリンダボア1aに往復動可能に収容
されている。シリンダボア1aの前後開口は、弁形成体
3及びピストン20によって閉塞されており、このシリ
ンダボア1a内にはピストン20の往復動に応じて体積
変化する圧縮室が区画されている。各ピストン20は、
シュー19を介して斜板12の外周部に係留されてい
る。従って、駆動軸6の回転にともなう斜板12の回転
運動が、シュー19を介してピストン20の往復直線運
動に変換される。
【0019】前記弁形成体3とリヤハウジング4との間
には、吸入室21及び吐出室22がそれぞれ区画形成さ
れている。そして、吸入室21の冷媒ガスは、各ピスト
ン20の上死点位置から下死点側への移動により、弁形
成体3に形成された吸入ポート23及び吸入弁24を介
してシリンダボア1aに吸入される。シリンダボア1a
に吸入された冷媒ガスは、ピストン20の下死点位置か
ら上死点側への移動により所定の圧力にまで圧縮され、
弁形成体3に形成された吐出ポート25及び吐出弁26
を介して吐出室22に吐出される。
【0020】(容量制御構成)前記斜板12の傾斜角度
制御に関与する、クランク室5の圧力(クランク圧力P
c)を制御するためのクランク圧制御機構は、図1に示
す圧縮機ハウジング内に設けられた抽気通路27、及び
給気通路28並びに制御弁CVによって構成されてい
る。抽気通路27は吸入圧力(Ps)領域である吸入室
21とクランク室5とを接続し、その途中には制御弁C
Vが配設されている。給気通路28は吐出圧力(Pd)
領域である吐出室22とクランク室5とを接続し、その
途中には固定絞り28aが設けられている。
【0021】そして、前記制御弁CVの開度を調節する
ことで、抽気通路27を介したクランク室5からのガス
導出量と給気通路28を介したクランク室5への高圧な
吐出ガスの導入量とのバランスが制御され、クランク圧
力Pcが決定される。クランク圧力Pcの変更に応じ
て、ピストン20を介してのクランク圧力Pcとシリン
ダボア1aの内圧との差が変更され、斜板12の傾斜角
度が変更される結果、ピストン20のストロークすなわ
ち吐出容量が調節される。
【0022】(冷媒循環回路)図1に示すように、車両
用空調装置の冷媒循環回路(冷凍サイクル)は、上述し
た圧縮機と外部冷媒回路30とから構成されている。外
部冷媒回路30は、圧縮機の吐出室22と吸入室21と
を接続する。同外部冷媒回路30は例えば、凝縮器3
1、減圧装置としての温度式膨張弁32及び蒸発器33
を備えている。膨張弁32の開度は、蒸発器33の出口
側又は下流側に設けられた感温筒34の検出温度および
蒸発圧力(蒸発器33の出口圧力)に基づいてフィード
バック制御される。膨張弁32は、熱負荷に見合った液
冷媒を蒸発器33に供給して外部冷媒回路30における
冷媒流量を調節する。
【0023】なお、前記外部冷媒回路30(蒸発器3
3)→吸入室21→シリンダボア1a(圧縮室)→吐出
室22→外部冷媒回路30(凝縮器31)を冷媒循環回
路の主回路とすると、容量制御用の冷媒回路(吐出室2
2→給気通路28→クランク室5→抽気通路27→吸入
室21)は、冷媒循環回路の副回路として位置付けられ
る。
【0024】(制御弁)図2に示すように前記制御弁C
Vは、その上半部を占める抜き側弁部と、下半部を占め
る、外部制御手段を構成するソレノイド部60とを備え
ている。抜き側弁部は、クランク室5と吸入室21とを
接続する抽気通路27の開度(絞り量)を調節する。ソ
レノイド部60は、制御弁CV内に配設された作動ロッ
ド40を、外部からの通電制御に基づき付勢制御するた
めの一種の電磁アクチュエータである。作動ロッド40
は、先端部たる弁体部43、細棒状の連結部42及び基
端部たるガイドロッド部44からなる棒状部材である。
【0025】前記制御弁CVのバルブハウジング45
は、栓体45aと、抜き側弁部の主な外郭を構成する上
半部本体45bと、ソレノイド部60の主な外郭を構成
する下半部本体45cとから構成されている。バルブハ
ウジング45の上半部本体45b内には連絡室46及び
弁室としての弁収容孔47が区画され、同上半部本体4
5bとその上部に圧入された栓体45aとの間には感圧
室48が区画されている。連絡室46と弁収容孔47
は、同弁収容孔47よりも断面積の小さな連通路49を
介して接続されている。
【0026】前記連絡室46、連通路49及び弁収容孔
47内には、作動ロッド40が軸方向(図面では垂直方
向)に移動可能に配設されている。連絡室46及び弁収
容孔47は、作動ロッド40の配置次第で連通路49を
介して連通可能となる。これに対して弁収容孔47と感
圧室48とは、同弁収容孔47に嵌入された作動ロッド
40の弁体部43によって遮断されている。
【0027】前記連絡室46の底壁は後記固定鉄心62
の上端面によって提供されている。連絡室46を取り囲
むバルブハウジング45の周壁には半径方向に延びるポ
ート51が設けられ、このポート51は抽気通路27の
下流部を介して連絡室46を吸入室21に連通させる。
弁収容孔47を取り囲むバルブハウジング45の周壁に
も半径方向に延びるポート52が設けられ、このポート
52は抽気通路27の上流部を介して弁収容孔47をク
ランク室5に連通させる。従って、ポート52、弁収容
孔47、連通路49、連絡室46及びポート51は制御
弁内通路として、クランク室5と吸入室21とを連通さ
せる抽気通路27の一部を構成している。
【0028】前記弁収容孔47内には作動ロッド40の
弁体部43が配置されている。弁収容孔47と連通路4
9との境界に位置する段差は弁座53をなし、連通路4
9は一種の弁孔をなしている。作動ロッド40が図2の
位置(最下動位置)においては、弁体部43が弁座53
に着座して連通路49が遮断されている。そして、作動
ロッド40がこの最下動位置から上動を開始すると、連
通路49が開放されて連絡室46と弁収容孔47とが連
通される。つまり作動ロッド40の弁体部43は、抽気
通路27の開度を任意調節可能な抜き側弁体として機能
する。
【0029】前記感圧室48内には、ベローズよりなる
感圧部材54が収容配置されている。同感圧部材54は
銅系等の金属材料からなり、その上端部はバルブハウジ
ング45の栓体45aに溶接等によって固定されてい
る。従って、感圧室48内は、有底円筒状をなす感圧部
材54によって、同感圧部材54の内空間である第1圧
力室55と、同感圧部材54の外空間である第2圧力室
56とに区画されている。
【0030】前記感圧部材54の底壁部にはロッド受け
54aが凹設されており、同ロッド受け54aには作動
ロッド40の弁体部43の先端部分が挿入されている。
感圧部材54は圧縮弾性変形された状態で組み付けられ
ており、この弾性変形に基づく付勢力によって、ロッド
受け54aを介して弁体部43に対して押さえ付けられ
ている。なお、感圧部材54の組み付け状態での初期弾
性変形量は、上半部本体45bに対する栓体45aの圧
入具合に応じて設定可能である。
【0031】前記第1圧力室55は、栓体45aに形成
されたP1ポート57及び第1検圧通路37を介して、
第1圧力監視点P1である吐出室22と連通されてい
る。第2圧力室56は、バルブハウジング45の上半部
本体45bに形成されたP2ポート58及び第2検圧通
路38を介して、第2圧力監視点P2であるクランク室
5と連通されている。つまり、第1圧力室55には第1
圧力監視点P1の監視圧力(吐出圧力)Pdが導かれ、
第2圧力室56には第2圧力監視点P2の監視圧力(ク
ランク圧力)Pcが導かれている。
【0032】前記ソレノイド部60は、有底円筒状の収
容筒61を備えている。収容筒61の上部には固定鉄心
62が嵌合され、この嵌合により収容筒61内にはソレ
ノイド室63が区画されている。ソレノイド室63に
は、可動鉄心64が軸方向に移動可能に収容されてい
る。固定鉄心62の中心には軸方向に延びるガイド孔6
5が形成され、そのガイド孔65内には、作動ロッド4
0のガイドロッド部44が軸方向に移動可能に配置され
ている。ガイドロッド部44の下端は、ソレノイド室6
3内において可動鉄心64に固定されている。従って、
可動鉄心64と作動ロッド40とは常時一体となって上
下動する。
【0033】前記ソレノイド室63において固定鉄心6
2と可動鉄心64との間には、コイルバネよりなる弁体
付勢バネ66が収容されている。この弁体付勢バネ66
は、可動鉄心64を固定鉄心62から離間させる方向に
作用して、作動ロッド40(弁体部43)を図面下方に
向けて付勢する。
【0034】前記固定鉄心62及び可動鉄心64の周囲
には、これら鉄心62,64を跨ぐ範囲にコイル67が
巻回されている。このコイル67には、外部情報検知手
段72からの外部情報(車室温度情報や設定温度情報
等)に応じた制御装置70の指令に基づき、駆動回路7
1から駆動信号が供給され、コイル67は、その電力供
給量に応じた大きさの電磁吸引力(電磁付勢力)を可動
鉄心64と固定鉄心62との間に発生させる。なお、コ
イル67への通電制御は、同コイル67への印加電圧を
調整することでなされる。本実施形態において印加電圧
の調整には、デューティ制御が採用されている。
【0035】(制御弁の動作特性)前記制御弁CVにお
いては、次のようにして作動ロッド40の配置位置つま
り弁開度が決まる。
【0036】まず、図2に示すように、コイル67への
通電がない場合(デューティ比=0%)には、作動ロッ
ド40の配置には、感圧部材54自身が有するバネ性
(以下ベローズバネ54と呼ぶ)に基づく下向き付勢
力、及び弁体付勢バネ66の下向き付勢力の作用が支配
的となる。従って、作動ロッド40は最下動位置に配置
され、弁体部43は連通路49を全閉とする。従って、
クランク圧力Pcは、その時おかれた状況下において取
り得る最大値となり、クランク圧力Pcとシリンダボア
1aの内圧とのピストン20を介した差は大きくて、斜
板12は傾斜角度を最小として圧縮機の吐出容量は最小
となっている。
【0037】前記コイル67に対しデューティ比可変範
囲の最小デューティ比(>0%)の通電がなされると、
上向きの電磁付勢力がベローズバネ54及び弁体付勢バ
ネ66の下向き付勢力を凌駕し、作動ロッド40が上動
を開始する。この状態では、弁体付勢バネ66の下向き
の付勢力によって減勢された上向き電磁付勢力が、ベロ
ーズバネ54の下向き付勢力によって加勢された、二つ
の圧力監視点P1,P2間の差圧(二点間差圧ΔP=P
d−Pc)に基づく下向き押圧力に対抗する。そして、
これら上下付勢力が均衡する位置に、作動ロッド40の
弁体部43が弁座53に対して位置決めされる。
【0038】例えば、エンジンEの回転速度が減少して
圧縮機の単位時間当たりの冷媒吐出量が減少すると、吐
出圧力Pdが低下し、下向きの二点間差圧ΔPに基づく
力が減少して、その時点での電磁付勢力では作動ロッド
40に作用する上下付勢力の均衡が図れなくなる。従っ
て、作動ロッド40が上動してベローズバネ54及び弁
体付勢バネ66が蓄力され、この両バネ54,66の下
向き付勢力の増加分が下向きの二点間差圧ΔPに基づく
力の減少分を補償する位置に作動ロッド40の弁体部4
3が位置決めされる。その結果、連通路49の開度つま
り制御弁CVの開度が増大し、クランク圧力Pcが低下
傾向となり、このクランク圧力Pcとシリンダボア1a
の内圧とのピストン20を介した差も小さくなって斜板
12が傾斜角度増大方向に傾動し、圧縮機の吐出容量は
増大される。圧縮機の吐出容量が増大すれば同圧縮機の
単位時間当たりの冷媒吐出量も増大し、吐出圧力Pdが
上昇して二点間差圧ΔPが増加する。
【0039】逆に、エンジンEの回転速度が増大して圧
縮機の単位時間当たりの冷媒吐出量が増大すると、吐出
圧力Pdが上昇し、下向きの二点間差圧ΔPに基づく力
が増大して、その時点での電磁付勢力では作動ロッド4
0に作用する上下付勢力の均衡が図れなくなる。従っ
て、作動ロッド40が下動してベローズバネ54及び弁
体付勢バネ66の蓄力が減り、この両バネ54,66の
下向き付勢力の減少分が、下向きの二点間差圧ΔPに基
づく力の増大分を補償する位置に作動ロッド40の弁体
部43が位置決めされる。その結果、連通路49の開度
が減少し、クランク圧力Pcが増大傾向となり、クラン
ク圧力Pcとシリンダボア1aの内圧とのピストン20
を介した差も大きくなって斜板12が傾斜角度減少方向
に傾動し、圧縮機の吐出容量は減少される。圧縮機の吐
出容量が減少すれば同圧縮機の単位時間当たりの冷媒吐
出量も減少し、吐出圧力Pdが低下して二点間差圧ΔP
が減少する。
【0040】また、例えば、コイル67への通電デュー
ティ比を大きくして電磁付勢力を大きくすると、その時
点での二点間差圧ΔPに基づく力では上下付勢力の均衡
が図れなくなる。このため、作動ロッド40が上動して
ベローズバネ54及び弁体付勢バネ66が蓄力され、こ
の両バネ54,66の下向き付勢力の増加分が上向きの
電磁付勢力の増加分を補償する位置に作動ロッド40の
弁体部43が位置決めされる。従って、連通路49の開
度が増大し、圧縮機の吐出容量が増大される。その結
果、圧縮機の単位時間当たりの冷媒吐出量が増大し、吐
出圧力Pdが上昇して二点間差圧ΔPも増大する。
【0041】逆に、コイル67への通電デューティ比を
小さくして電磁付勢力を小さくすれば、その時点での二
点間差圧ΔPに基づく力では上下付勢力の均衡が図れな
くなる。このため、作動ロッド40が下動してベローズ
バネ54及び弁体付勢バネ66の蓄力が減り、この両バ
ネ54,66の下向き付勢力の減少分が上向きの電磁付
勢力の減少分を補償する位置に作動ロッド40の弁体部
43が位置決めされる。従って、連通路の49開度が減
少し、圧縮機の吐出容量が減少する。その結果、圧縮機
の単位時間当たりの冷媒吐出量が減少し、吐出圧力Pd
が低下して二点間差圧ΔPも減少する。
【0042】以上のように制御弁CVは、コイル67へ
の通電デューティ比によって決定された二点間差圧ΔP
の制御目標(設定差圧)を維持するように、この二点間
差圧ΔPの変動に応じて内部自律的に作動ロッド40
(弁体部43)を位置決めする構成となっている。ま
た、この設定差圧は、コイル67への通電デューティ比
を調節することで変更可能となっている。なお、吐出圧
力Pdが一定であっても、クランク圧力Pcが変動すれ
ば二点間差圧ΔPは変動するはずである。しかし、吐出
圧力Pdに比してクランク圧力Pcは遥かに小さいた
め、実質的にクランク圧力Pcは一定であるとみなして
差し支えない。
【0043】上記構成の本実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)前記感圧部材54はベローズよりなっており、同
ベローズは二点間差圧ΔPの変動によっても、感圧室4
8の内壁面との摺動を伴わずして変位(変形)可能であ
る。従って、二点間差圧ΔPの変動に応じて速やかかつ
正確に作動ロッド40(弁体部43)を変位させること
ができる。その結果、従来公報の制御弁のような、スプ
ールと感圧室48の内壁面との間の摺動抵抗を減らす加
工や、検圧通路37,38上に異物除去フィルタを配設
することを不必要として、制御弁CVのコストを低減す
ることができる。
【0044】(2)前記制御弁CV(コイル67)を通
電制御するデューティ比を変更することで、同弁CVの
弁開度調節動作の基準となる設定差圧を変更可能であ
る。従って、ソレノイド部60等の電磁構成(外部制御
手段)を備えない言い換えれば単一の設定差圧しか持ち
得ない制御弁と比較して、細やかな空調制御要求に対応
することができる。
【0045】(3)前記制御弁CVは、抽気通路27の
開度を変更する所謂抜き側制御によってクランク室5の
圧力調節を行う。従って、給気通路28の途中に固定絞
り28aを配して、吐出室22からクランク室5へ供給
される冷媒ガスを常時絞ること、言い換えればクランク
室5へリークされる圧縮済み冷媒ガスの量を少なくする
ことができる。その結果、例えば給気通路28の開度を
変更してクランク室5の圧力調節を行う所謂入れ側制御
と比較して、圧縮済み冷媒ガスの圧縮機内での再膨張に
起因した冷凍サイクルの効率悪化を軽減することができ
る。これはエンジンEの低燃費につながる。
【0046】また、前記抜き側制御は、クランク室5の
圧力を調節するにあたり、高圧(吐出圧Pd)を直接的
には取り扱わない。従って、制御弁CVのハウジング4
5において、制御弁内通路52,47,49,46,5
1近辺の耐圧構造やシール構造を簡素化することができ
る。
【0047】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で
以下の態様でも実施できる。 ・例えば図3に示すように、感圧部材54としてダイヤ
フラムを用いること。図3に示す態様においては、上述
したベローズバネ54と同じ役目をなす、感圧部材54
と別体の感圧部材付勢バネ81が、栓体45aと感圧部
材54との間に介装されている。
【0048】・図4に示すように、上記実施形態又は図
3に示す別例において、感圧部材54のロッド受け54
a内にボール82を収容し、同ボール82を介して感圧
部材54と作動ロッド40の弁体部43とが当接される
ようにすること。このようにすれば、ボール82を介す
ることでの調心作用によって、例えば感圧部材54が作
動ロッド40に対して傾いたとしても、同感圧部材54
から作動ロッド40への荷重伝達は同作動ロッド40の
軸線方向に沿って確実に行われる。従って、同作動ロッ
ド40つまり弁体部43が傾いて、弁開度が所望する値
とは異なってしまう作動不良を防止できる。
【0049】・例えば図5に示すように、第1圧力監視
点P1を冷媒循環回路において吐出室22と凝縮器31
とを含む両者の間の吐出圧力領域(図面の態様では吐出
室22)に設定するとともに、第2圧力監視点P2を冷
媒循環回路において蒸発器33と吸入室21とを含む両
者の間の吸入圧力領域(図面の態様では吸入室21)に
設定すること。
【0050】・例えば図6に示すように、第1圧力監視
点P1をクランク室5に設定するとともに、第2圧力監
視点P2を冷媒循環回路において蒸発器33と吸入室2
1とを含む両者の間の吸入圧力領域(図面の態様では吸
入室21)に設定すること。図6の態様では、感圧室4
8内において感圧部材54の内空間が第2圧力室56を
なし、同感圧部材54の外空間が第1圧力室55をなし
ている。従って、二点間差圧ΔPに基づく力の作用方向
が上記実施形態とは反対となり、例えばコイル67への
通電デューティ比(電磁付勢力)が大きくなると設定差
圧は低くされることとなる。
【0051】・第1圧力監視点P1を、冷媒循環回路に
おいて吐出室22と凝縮器31とを含む両者の間の吐出
圧力領域に設定するとともに、第2圧力監視点P2を同
じ吐出圧力領域において第1圧力監視点P1の下流側に
設定すること。
【0052】・第1圧力監視点P1を、冷媒循環回路に
おいて蒸発器33と吸入室21とを含む両者の間の吸入
圧力領域に設定するとともに、第2圧力監視点P2を同
じ吸入圧力領域において第1圧力監視点P1の下流側に
設定すること。
【0053】・ワッブル式の容量可変型圧縮機を備えた
空調装置において具体化すること。上記実施形態から把
握できる技術的思想について記載する (1)前記第1圧力監視点は冷媒循環回路の吐出圧力領
域に設定されており、第2圧力監視点は同じ吐出圧力領
域において第1圧力監視点よりも下流側に設定されてい
る請求項1〜3のいずれかに記載の容量可変型圧縮機の
制御弁。
【0054】(2)前記第1圧力監視点は冷媒循環回路
の吸入圧力領域に設定されており、第2圧力監視点は同
じ吸入圧力領域において第1圧力監視点よりも下流側に
設定されている請求項1〜3のいずれかに記載の容量可
変型圧縮機の制御弁。
【0055】(3)前記感圧部材と弁体とはボールを介
して当接係合されている請求項1〜5、前記(1)又は
(2)のいずれかに記載の容量可変型圧縮機の制御弁。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、二
点間差圧の変動を速やかに弁開度に反映させることが可
能な容量可変型圧縮機の制御弁を安価に提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容量可変型斜板式圧縮機の断面図。
【図2】制御弁の断面図。
【図3】別例の制御弁を示す要部拡大断面図。
【図4】別の別例を示す要部拡大図。
【図5】別の別例の制御弁を示す要部拡大断面図。
【図6】別の別例の制御弁を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
5…第2圧力監視点が設定されたクランク室、21…吸
入圧力領域としての吸入室、22…第1圧力監視点が設
定された吐出室、27…抽気通路、43…弁体としての
作動ロッドの弁体部、45…バルブハウジング、47…
弁室としての弁収容孔、48…感圧室、54…感圧部
材、55…第1圧力室、56…第2圧力室、P1…第1
圧力監視点、P2…第2圧力監視点、Pd…第1圧力監
視点の圧力、Ps…第2圧力監視点の圧力、Pc…クラ
ンク室の圧力、CV…制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 一哉 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 水藤 健 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 梅村 聡 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H045 AA04 AA27 BA13 CA02 CA03 CA07 CA24 CA26 CA29 DA25 DA43 DA47 EA13 EA14 EA33 EA38 EA42 3H076 AA06 BB32 CC05 CC84 CC85

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒循環回路を構成し、クランク室の圧
    力に基づいて吐出容量を変更可能な容量可変型圧縮機に
    用いられる制御弁であって、 前記クランク室と冷媒循環回路の吸入圧力領域とを接続
    する抽気通路の一部を構成すべくバルブハウジング内に
    区画された弁室と、 前記弁室内に変位可能に収容され、同弁室内での位置に
    応じて前記抽気通路の開度を調節可能な弁体と、 前記バルブハウジング内に区画された感圧室と、 前記感圧室内に配設され同感圧室を第1圧力室と第2圧
    力室とに区画する、ベローズ又はダイヤフラムよりなる
    感圧部材とを備え、 前記冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点のう
    ち、高圧側に位置する第1圧力監視点の圧力は第1圧力
    室に導入されるとともに、低圧側に位置する第2圧力監
    視点の圧力は第2圧力室に導入されることと、 前記第1圧力室と第2圧力室との圧力差の変動に基づく
    感圧部材の変位は、同圧力差の変動を打ち消す側に容量
    可変型圧縮機の吐出容量が変更されるように弁体の位置
    決めに反映されることとを特徴とする容量可変型圧縮機
    の制御弁。
  2. 【請求項2】 前記感圧部材に付与する力を外部からの
    制御によって変更可能なことで、同感圧部材による弁体
    の位置決め動作の基準となる設定差圧を変更可能な外部
    制御手段を備えた請求項1に記載の容量可変型圧縮機の
    制御弁。
  3. 【請求項3】 前記外部制御手段は、感圧部材に付与す
    る力を外部からの電気制御によって変更可能な電磁アク
    チュエータを含んでなる請求項2に記載の容量可変型圧
    縮機の制御弁。
  4. 【請求項4】 前記第1圧力監視点は冷媒循環回路の吐
    出圧力領域に設定されており、第2圧力監視点は冷媒循
    環回路の吸入圧力領域又はクランク室に設定されている
    請求項1〜3のいずれかに記載の容量可変型圧縮機の制
    御弁。
  5. 【請求項5】 前記第1圧力監視点はクランク室に設定
    されており、第2圧力監視点は冷媒循環回路の吸入圧力
    領域に設定されている請求項1〜3のいずれかに記載の
    容量可変型圧縮機の制御弁。
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