JP2002086142A - スピニング加工法を適用した浄水器 - Google Patents
スピニング加工法を適用した浄水器Info
- Publication number
- JP2002086142A JP2002086142A JP2000283189A JP2000283189A JP2002086142A JP 2002086142 A JP2002086142 A JP 2002086142A JP 2000283189 A JP2000283189 A JP 2000283189A JP 2000283189 A JP2000283189 A JP 2000283189A JP 2002086142 A JP2002086142 A JP 2002086142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- water purifier
- pedestal
- cylinder part
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
との間において、均一かつ安定した接合状態を実現する
浄水器の構成を提供すること。 【解決手段】 1枚の金属板10をスピニング加
工に基づき、延伸することによって、円筒部及び円筒部
と連続した状態にある頂部11からなる胴部1を形成
し、かつ当該胴部1の底部下端を肉厚状態とし、当該底
部下端は台座3において円輪形状をなす溝内に配設され
たOリング2と接合しており、胴部1は台座3に対し、
芯棒の螺着によって、Oリング2を介して押圧状態にあ
ることに基づき、底部下端が、Oリング2との間におい
て、均一かつ安定した接合状態を実現し得るスピニング
加工法を適用した浄水器。
Description
使用する浄水器の構造の改良に関するものである。
の金属板を、図1に示すように、略円筒状を形成するよ
うに、境界部分において溶接し、かつ別途用意した頂部
11を形成する金属板と溶接している。
筒状の形成では、真円度(断面が正確な円形に近い度合
い)が小さく、しかも1枚の平板10を胴部1として成
形しているため、胴部1の底部下端もまた、他の部分と
同一の厚さである。
リング2を介在させて水の漏洩を防止しているが、前記
の真円度が小さいこと、及び底部下端が他の部分と同程
度の厚さであることに基づき、底部下端はOリング2と
の間において、均一な接合状態を形成することができな
い。
は、Oリング2の中心部位からずれた部位と接合する確
率が少なからず存在する。
の芯棒を介した螺着構造において、ネジの締めつけによ
る押圧を相当強力にしたうえで、Oリング2との接合を
実現しているのが実状である。
って、Oリング2を締め上げることは、Oリング2の寿
命を短縮することから、Oリング2の交換という煩雑な
作業の頻度が多くなり、しかも、浄水器の胴部1におけ
る歪み凹力を増大させ、浄水器の寿命を低下することに
なり兼ねない。
前記の如き欠陥を克服し、Oリングとの均一かつ安定し
た接合が可能であり、かつ芯棒との螺着において、螺旋
による押圧力を従来技術に比し、十分軽減し得る浄水器
の構成を提供することを課題としている。
め、本願発明の構成は、1枚の金属板をスピニング加工
に基づき、延伸することによって、円筒部及び円筒部と
連続した状態にある頂部からなる胴部を形成し、かつ当
該胴部の底部下端を肉厚状態とし、当該底部下端は台座
において円輪形状をなす溝内に配設されたOリングと接
合しており、胴部は台座に対し、芯棒の螺着によって、
Oリングを介して押圧状態にあることに基づく、スピニ
ング加工法を適用した浄水器からなる。
き、浄水器の胴部1を形成する工程を示すが、図3
(a)に示すように、平板状の金属板10は、(b)に
示すように、ローラー5の作動によって金型4に押圧さ
れ、順次二次元方向に延伸しながら変形し、(c)に示
すように、浄水器の胴部1の形状を形成し、最終的には
(d)に示すように、胴部1を金型4から分離すること
によって、胴部1の形状が完成する。
て従来技術のような溶接は不要と化し、浄水器の胴部の
頂部11は、ローラー5及び金型4を使用した二次元方
向の延伸加工によって、滑らかな連続した胴部1の表面
を形成することができる。
元方向の延伸を行っていくことによって、胴部1の形状
は、金型4の円柱形状が反映することになり、胴部1の
真円度を高めることができる。
ることによって、底部下端は図4に示すように、Oリン
グ2の略中央位置と接した状態となり、このような状態
によって、Oリング2との、均一かつ安定した接合状態
を実現にすることができる。
かつ安定した状態にて接合していることから、本発明に
おいては、頂部11と台座3と芯棒による螺着におい
て、ネジによる胴部1のOリング2に対する押圧力は、
従来技術の場合に比し低い値であっても、水の漏洩を防
止することが十分可能である。底部下端を肉厚状態とす
るためには、後述するような実施例による手法が典型例
であるが、必ずしも従来の手法に限定される訳ではな
く、例えば、元の平板の一方側端部を予め肉厚状態と
する手法、底部下端において既に形成した胴部に対
し、細線を巻着したうえで溶接する手法、などが存在す
る。
ステンレス、アルミニウム、真鍮などを典型例としてい
る。
を利用したうえで、底部下端を肉厚状態とする手法を採
用している。
形成する際、底部下端については、円形の変形を行わせ
るも、他の部位に比し、上下方向の延伸を行わないか、
または延伸の程度を小さくすることによって、自ずと他
の部位に比し、底部下端を肉厚状態と形成することがで
きる。
態による底部下端の肉厚状態は、極めて自然な成形であ
って、しかも堅固な構成を維持することができる。
グ加工法を採用しているため、金属板を二次元方向に延
伸する程度を自在に調整できるので、薄板かつ軽量の浄
水器の胴部を成形することができる。
度を高め、かつ外側端部を肉厚状態とすることによっ
て、Oリングに対し、略中央位置を均一に押圧すること
ができるので、従来技術の場合に比し、芯棒を介した螺
旋による押圧力を軽減することが可能であり、Oリング
の寿命を延長し、ひいては安定した水の漏洩防止機能を
発揮することができる。
し、溶接部分が存在しないため、美麗な胴部を形成する
ことができる。
々な長所を発揮することができ、その価値は絶大であ
る。
し、点線は溶接部分を示す。)。
おける問題点を指摘する断面図。
り、(a)は、金属による平板が金型に押圧される前の
状態を示し、(b)は、ローラー5の作動によって平板
を金型に押圧し、順次二次元方向に延伸する工程を示
し、(c)は、金型に対し平板が密着した状態と化し、
胴部の形状が完成された状態を示し、(d)は、胴部を
金型から分離した状態を示す。
示す平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】1枚の金属板をスピニング加工に基づき、
延伸することによって、円筒部及び円筒部と連続した状
態にある頂部からなる胴部を形成し、かつ当該胴部の底
部下端を肉厚状態とし、当該底部下端は台座において円
輪形状をなす溝内に配設されたOリングと接合してお
り、胴部は台座に対し、芯棒の螺着によって、Oリング
を介して押圧状態にあることに基づくスピニング加工法
を適用した浄水器。 - 【請求項2】胴部の底部の端部において、上下方向の延
伸を行わないか、または延伸の程度を小さくすることに
よって、肉厚状態とすることを特徴とする請求項1記載
のスピニング加工法を適用した浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000283189A JP3507021B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | スピニング加工法を適用した浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000283189A JP3507021B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | スピニング加工法を適用した浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002086142A true JP2002086142A (ja) | 2002-03-26 |
JP3507021B2 JP3507021B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=18767587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000283189A Expired - Fee Related JP3507021B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | スピニング加工法を適用した浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507021B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111167964A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 河北中泊防爆工具集团股份有限公司 | 一种用于制备无缝防爆容器具的方法 |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000283189A patent/JP3507021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111167964A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 河北中泊防爆工具集团股份有限公司 | 一种用于制备无缝防爆容器具的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3507021B2 (ja) | 2004-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1157907A (ja) | 金属管への螺旋条の形成方法及び給油口金具の製造方法並びにその成形型 | |
JP3687007B2 (ja) | 高圧ガス容器の製造方法 | |
JP2002086142A (ja) | スピニング加工法を適用した浄水器 | |
JPH0598741A (ja) | 鉄筋における定着部の製造方法 | |
US6484547B1 (en) | Sheet metal member and method of manufacturing the member | |
JP3327499B2 (ja) | プーリーの製造方法 | |
JPS6219256B2 (ja) | ||
JPH05305381A (ja) | 一端閉鎖型二重筒の製造方法 | |
JPH10318084A (ja) | 分岐孔を有する摺動体内蔵型高圧流体用部材 | |
KR960000286B1 (ko) | 고응력 드럼의 제조방법 | |
JPH10317941A (ja) | 自動車用マフラーの製造方法 | |
CN212794696U (zh) | 一种用于铝垫圈的压装夹具 | |
JPH06210389A (ja) | 有底筒状部品の製造方法 | |
JPH0356814B2 (ja) | ||
JPH089000Y2 (ja) | アルミチューブ | |
JPS5851474Y2 (ja) | シリンダ−ヘッド用ガスケット | |
JPH0543958Y2 (ja) | ||
JPH10225737A (ja) | ワッシャの製造方法 | |
JPS6029207Y2 (ja) | 導波管端部の押拡子 | |
JP2000240413A (ja) | ロッカーアーム | |
JPS63125812A (ja) | 金属板にねじを固着する方法 | |
JPH04238638A (ja) | ビード部付金属薄円筒体及びその成形方法、並びに成形型 | |
JPH01249231A (ja) | 缶の成形方法 | |
JP2582210Y2 (ja) | 排気消音器 | |
JPH10325504A (ja) | オリフィスの固定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031217 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |