JP2002085185A - 椅子用枠板並びにその製造方法及び製造用金型 - Google Patents

椅子用枠板並びにその製造方法及び製造用金型

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JP2002085185A
JP2002085185A JP2000324735A JP2000324735A JP2002085185A JP 2002085185 A JP2002085185 A JP 2002085185A JP 2000324735 A JP2000324735 A JP 2000324735A JP 2000324735 A JP2000324735 A JP 2000324735A JP 2002085185 A JP2002085185 A JP 2002085185A
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JP
Japan
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frame
synthetic resin
mold
frame plate
plate body
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JP2000324735A
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English (en)
Inventor
Masashi Harada
正志 原田
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MAMIYA KANAGATA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MAMIYA KANAGATA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/28Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type
    • A47C7/282Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type with mesh-like supports, e.g. elastomeric membranes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠板の枠板本体を枠に弛みなく取り付け、か
つ製造コストも低くできる。 【解決手段】 合成樹脂製の枠とは別個に形成した同じ
く合成樹脂製で伸縮性のある枠板本体を、テンションを
かけた状態で枠上に張り、周囲を枠に一体的に固着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本発明は、椅子の合成樹脂製
の座板や背板、端板(長椅子の端に取り付けるもの)等
の枠板並びにその製造方法及び製造に用いる金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の合成樹脂製の座板枠と座板
本体を射出成型によって一体成型する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、合成
樹脂材として廃材を使用することができず、有用材料の
リサイクル活用という点から好ましくなく、製造コスト
も高くなるという問題点がある。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は材料として合成樹脂の廃材を
利用して製造コストを低く押さえることができ、かつ枠
板本体を弛みなくその枠に固着することのできる椅子用
枠板並びにその製造方法及び製造用金型を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の椅子用枠板は合成樹脂製の枠と、これとは
別個に形成されて、枠上にテンションをかけた状態で張
られ、かつ周囲が枠に一体的に固着された伸縮性を有す
る合成樹脂製の枠板本体とからなる。
【0006】上記枠板の製造方法としては、枠を合成樹
脂材によって圧迫成型する工程と、伸縮性を有する合成
樹脂製の枠板本体を枠上に配置する工程と、枠板本体に
テンションをかける工程と、テンションをかけた状態で
枠板本体の周囲を枠の成型時にこれと一体成型する工程
とからなる方法がある。
【0007】又、枠板成型用の金型としては、合成樹脂
製の枠成型用のキャビティを有する下型と、その下型上
において、伸縮性を有する合成樹脂製の枠板本体を保持
する保持部材と、下型と協働して枠を圧迫成型し、かつ
枠板本体の周囲を枠に一体的に固着する上型と、上下両
型が閉じる際に、閉じる動作に先行して枠板本体にテン
ションをかけてこれを下型上に押し付ける可動型とから
なる金型がある。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。図1〜図4において、下型1上に
は、椅子の座板、背板、端板等の枠板の枠2を圧迫成型
するためのキャビティ3が環状に形成されている。枠2
成型用の材料としてはポリプロピレン等の合成樹脂の廃
材21が使用される。前記キャビティ3の外側には凹状
の溜め溝4が環状に形成され、キャビティ3内の合成樹
脂材料があふれた場合に、これを溜めるようになってい
る。キャビティ3と溜め溝4との間には突状をなす切断
刃5が環状に形成されている。なお、下型1におけるキ
ャビティ3より内側の部分は冷却されている。
【0009】前記溜め溝4の外側には、段差状に上方へ
突出する下部挟着部6が環状に形成され、その上面には
複数個の保持部材7が固定されている。該保持部材7は
下型1上方において網状の枠板本体8の周囲を保持固定
するためのものである。枠板本体8は合成樹脂製で伸縮
性を有し、テンションをかけた状態で保持部材7に固定
される。
【0010】図4〜図6において、下型1と対応する上
型9には、その下面の凹部10内に可動型11が取り付
けられ、該可動型11は下型1のキャビティ3内側部分
と対応している。可動型11は、その複数箇所において
上型9上方から上下動可能に螺入したボルト12と、各
ボルト12上において可動型11と上型9との間に介装
したスプリング13とにより、ボルト12とともに上下
動可能に支持されている。
【0011】可動型11の下方への突出移動は、各ボル
ト12の頭部が上型9と係合した位置で規制され、上方
への後退移動は可動型11の上面が上型9の凹部10上
面に当たった位置で規制される。可動型11が完全に後
退した状態では、その下面は上型9底面と面一となる。
【0012】上型9の凹部10外側には、前記下型1上
の切断刃5と対応する挟着部14が環状に形成されてい
る。図6に示すように、該挟着部14は上下両型9、1
が閉じた際に、下型1の切断刃5と協働して枠板本体8
の周縁部及びキャビティ3からあふれた合成樹脂材料を
切断する。
【0013】上型9の前記挟着部14外側には、前記下
型1の下部挟着部6と対応する上部挟着部15が環状に
形成されている。図5に示すように、該挟着部15は上
下両型9、1が閉じる際に枠板本体8の周縁部を外方へ
引っ張るように作用する。
【0014】従って、上下両型9、1が閉じる際には、
図5に示すように、まず可動型11底面が枠板本体8の
上面に当接してこれにテンションをかけ、そのまま枠板
本体8を下型1上に押し付け保持する。このとき、下型
1の枠板本体8当接部分は冷却されているため、枠板本
体8が溶融することはない。そして、可動型11が枠板
本体8を押し付けた後、さらに上型9が下型1に接近す
ると、今度は上型9の上部挟着部15が枠板本体8の周
縁部に当たってこれを外方へ引っ張り、そのまま上部挟
着部15が下型1の下部挟着部6と係合し、そのテンシ
ョンを保つ。
【0015】枠板本体8を引っ張りながら上下両型9、
1が完全に閉じると、図6に示すように、枠板本体8の
周縁部は下型1のキャビティ3内の廃材21上に強く押
し付けられ、該廃材21から浮くことなくこれと一体的
に圧迫成型される。その結果、廃材21は枠2となり、
枠板本体8は全体にテンションがかった状態で枠2上に
張られる。また、上下両型9、1が閉じたときには、上
型9の挟着部14と下型1の切断刃5によって枠板本体
8周縁部及びキャビティ3からあふれた合成樹脂材料が
切断される。
【0016】なお本発明は、枠の内側に伸縮性を有する
枠板本体を固着したものであれば応用可能なので、前記
椅子の枠板に限らず、これをより大きくした形のベッド
やフェンス、防御板や保護板として実施することもでき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、次のような効果を奏する。
【0018】枠板本体をテンションをかけた状態で枠に
一体的に固着しているので、枠板本体に弛みがない。
【0019】また、枠を合成樹脂材料によって圧迫成型
する方法のため、その材料として合成樹脂の廃材を使用
することができ、製造コストを低く押さえることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】枠板の斜視図である。
【図2】枠板成型用金型の一部省略断面図である。
【図3】枠板成型用金型の下型の平面図である。
【図4】枠板成型用金型の開いた状態の一部断面図であ
る。
【図5】枠板成型用金型の若干閉じた状態の一部断面図
である。
【図6】枠板成型用金型の閉じた状態の一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 下型 2 枠 3 キャビティ 7 保持部材 8 枠板本体 9 上型 11 可動型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 31:44 B29L 31:44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の枠(2)と、該枠(2)と
    は別個に形成されて、該枠(2)上にテンションをかけ
    た状態で張られ、かつ周囲が枠(2)に一体的に固着さ
    れた伸縮性を有する合成樹脂製の枠板本体(8)とから
    なる椅子用枠板。
  2. 【請求項2】 枠(2)を合成樹脂材によって圧迫成型
    する工程と、伸縮性を有する合成樹脂製の枠板本体
    (8)を前記枠(2)上に配置する工程と、枠板本体
    (8)にテンションをかける工程と、テンションをかけ
    た状態で枠板本体(8)の周囲を前記枠(2)の成型時
    にこれと一体成型する工程とからなる椅子用枠板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製の枠(2)成型用のキャビテ
    ィ(3)を有する下型(1)と、該下型(1)上におい
    て伸縮性を有する合成樹脂製の枠板本体(8)を保持す
    る保持部材(7)と、前記下型(1)と協働して枠
    (2)を圧迫成型し、かつ枠板本体(8)の周囲を枠
    (2)に一体的に固着する上型(9)と、上下両型
    (9、1)が閉じる際に、閉じる動作に先行して前記枠
    板本体(8)にテンションをかけてこれを下型(1)上
    に押し付ける可動型(11)とからなる椅子用枠板の成
    型用金型。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005271367A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Toshihisa Iwano 金型構造
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JP2016220871A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 吉田プラ工業株式会社 ネット付き中蓋を備えた化粧料容器、ネット付き中蓋、ネット付き中蓋の製造方法、および金型

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