JP2002077641A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002077641A
JP2002077641A JP2000260409A JP2000260409A JP2002077641A JP 2002077641 A JP2002077641 A JP 2002077641A JP 2000260409 A JP2000260409 A JP 2000260409A JP 2000260409 A JP2000260409 A JP 2000260409A JP 2002077641 A JP2002077641 A JP 2002077641A
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Atsuo Yasunobu
充生 安延
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • HELECTRICITY
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    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
    • H04N1/646Transmitting or storing colour television type signals, e.g. PAL, Lab; Their conversion into additive or subtractive colour signals or vice versa therefor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、受信側がモノクロファクシミリ装
置であってもカラー画像データを自動的にモノクロ画像
データとして送信可能で、著作権保護も図れるファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のファクシミリ装置は、画像デー
タを記憶するメモリーカードを装着することができ、該
メモリーカードへのデータ書き込みと該メモリーカード
からのデータの読み取りを行うことができるメモリーカ
ード入出力部と、相手が受信可能な画像データ種別を判
別するデータ変換管理手段と、データ変換管理手段が判
別した画像データ種別がモノクロ画像データであって、
且つ送信するデータがカラー画像データの場合に、該デ
ータをカラーファクシミリ送受信可能なデータ形式に一
旦変換し、さらにモノクロファクシミリ送信可能なデー
タ形式に変換するデータフォーマット変換手段を備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データや音声
データ等の入手したいデータを回線から受信してこれを
メモリーカードに保存でき、メモリーカードに記憶され
ているカラー画像データやスキャナで読み込んだ画像デ
ータをモノクロファクシミリ装置にも送信できるファク
シミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられているファクシミリ装置
は、送信したい画像をスキャナにて操作し、イメージ情
報を取り込んで、その画像を送信したり、あるいは、そ
のようにして送られてきた画像を受信するだけのもので
あった。
【0003】ところで、近年パーソナルコンピュータへ
の画像入力機としてデジタルカメラが登場し、その静止
画像の保存手段として各種のメモリーカードが利用され
ている。そして、この静止画像が記録されたメモリーカ
ードをメモリーカード入出力部に挿入し、読取処理を行
うことで、パーソナルコンピュータに画像データを取り
込むことが広く行われるようになってきている。
【0004】しかし、せっかくメモリーカードを用いて
パーソナルコンピュータで画像処理できるようになって
も、処理された画像を遠隔地に送信する場合にはまず画
像をプリントアウトし、これをファクシミリ装置で送信
することが一般的に行われている。これは、電子データ
で保存されているものをペーパー上の可視情報とし、さ
らに再び電子データに戻していることであり、記憶媒体
を有効利用したことにはならない。
【0005】そこで、本出願人らはファクシミリ装置に
メモリーカード入出力部を設け、これにメモリーカード
を装着し、格納されているデータをカードから直接送信
することに思い至った。このファクシミリ装置はファク
シミリ装置の機能を飛躍的に向上させるものであり、フ
ァクシミリ装置の可能性を拡大するものである。
【0006】しかし、従来のファクシミリ装置は単純な
画像の通信手段にすぎず、このようなメモリーカードが
装着されたとき例えば画像内容をどうやって確認し、送
信したり印刷したりするのかなど、どのような処理を行
うのか、難問が山積みである。
【0007】また、最近インターネット経由で画像デー
タや音声データを配信し、決済なども電子的に行うとい
うサービスが、世界中で急速に進展しつつある。このよ
うな画像データや音声データを入手するのは普通パーソ
ナルコンピュータや携帯電話等の端末で行われるが、こ
れらは例えば高齢者などにとってはまだなじみが薄く、
せっかくのサービスも縁遠くなっている。現在、もっと
もポピュラーなデータ通信手段はファクシミリ装置であ
るが、今のところファクシミリ装置がこうした配信デー
タを受信する端末として考えられたことはない。
【0008】そして、配信されるデータが不法にコピー
されたりすることもあり、これらの配信データの著作権
保護をどのようにすれば図れることができるのか検討さ
れている。そして、もしファクシミリ装置で配信データ
を入手するようになった場合、著作権保護が図れるかど
うか未解決である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のファクシミリ装置は、画像が記載された原稿をスキャ
ナを介して読み取り、送信するだけのものであり、上述
したデジタルカメラで撮影した画像等を送信することは
できないものであった。
【0010】その理由は、メモリーカードに記憶されて
いるデジタルカメラ等で撮影した画像データと、ファク
シミリ装置で送受信される画像データとは、画像データ
の圧縮形式が異なっているからである。前者はパーソナ
ルコンピュータ等によってデジタル画像処理できるよう
なデータ形式であり、後者はファクシミリ装置が送受信
できるデータ形式であるが、両者別個に規格、発展して
きたため形式が異なるに至っている。とくに後者はモノ
クロ画像とカラー画像でデータ形式が相違し、モノクロ
画像のデータ形式にも複数種類形式が存在するため、デ
ータ形式の不整合はあちこちで生じている。
【0011】従って、受信側のファクシミリ装置がモノ
クロファクシミリ装置の場合、メモリーカードに記憶さ
れたカラー画像はデータ形式が二重の意味で不整合であ
って送信できないため、一旦画像をモノクロでプリント
アウトし、これをファクシミリ装置で送信することが一
般的に行われている。これではせっかくの電子データが
無意味になってしまう。こうした理由から、これらのデ
ータ形式の差を埋めて、相手がモノクロファクシミリ装
置であっても、メモリーカードに記憶されたカラーの画
像データのデータ形式を自動的に変換して、あたかもデ
ータ形式の不整合がないかの如く送信できるファクシミ
リ装置が望まれている。
【0012】また、インターネット経由で配信される画
像データや音声データを入手するファクシミリ装置は現
在のところ存在しないし、入手したデータの著作権保護
機能を果せるファクシミリ装置は存在していない。ファ
クシミリ装置がもっともポピュラーなデータ通信手段で
あることを考慮すると、ファクシミリ装置の活用はもっ
と図られてよい。
【0013】そこで、本発明は、受信側がモノクロファ
クシミリ装置であってもカラー画像データを自動的にモ
ノクロ画像データとして送信可能で、著作権保護も図れ
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のファクシミリ装置は、通信回線を介して送受信
したデータを変調及び復調するモデムと、送受信するデ
ータを記憶できるデータ記憶部と、画像データを記憶す
るメモリーカードを装着することができ、該メモリーカ
ードへのデータ書き込みと該メモリーカードからのデー
タの読み取りを行うことができるメモリーカード入出力
部と、相手が受信可能な画像データ種別を判別するデー
タ変換管理手段と、データ変換管理手段が判別した画像
データ種別がモノクロ画像データであって、且つ送信す
るデータがカラー画像データの場合に、該データをカラ
ーファクシミリ送受信可能なデータ形式に一旦変換し、
さらにモノクロファクシミリ送信可能なデータ形式に変
換するデータフォーマット変換手段を備えたことを特徴
とする。
【0015】これにより、受信側がモノクロファクシミ
リ装置であってもカラー画像データを自動的にモノクロ
画像データとして送信可能で、著作権保護も図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通信回線を介して送受信したデータを変調及び復調
するモデムと、送受信するデータをTIFF形式で記憶
できるデータ記憶部と、画像データを記憶するメモリー
カードを装着することができ、該メモリーカードへのデ
ータ書き込みと該メモリーカードからのデータの読み取
りを行うことができるメモリーカード入出力部と、相手
が受信可能な画像データ種別を判別するデータ変換管理
手段と、データ変換管理手段が判別した画像データ種別
がモノクロ画像データであって、且つ送信するデータが
カラー画像データの場合に、該データをカラーファクシ
ミリ送受信可能なデータ形式に一旦変換し、さらにモノ
クロファクシミリ送信可能なデータ形式に変換するデー
タフォーマット変換手段を備えたことを特徴とするファ
クシミリ装置であるから、受信側がモノクロファクシミ
リ装置であってもカラー画像データを自動的に送信可能
で、通信回線を介して受信したどのような画像データも
画像処理可能なメモリーカード用のデータ形式に変換し
てメモリーカードに記憶することができる。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、データ
フォーマット手段が(RGB→L***)変換部とL*
成分抽出部とMH変換部を備え、RGBデータをL**
*データに符号化した後、L*成分抽出部がL*成分を
抽出し、γ補正して二値データ化し、該二値データを前
記MH変換部がMHデータ形式に変換することを特徴と
する請求項1記載のファクシミリ装置であるから、スキ
ャナで読み込まれたカラー画像データであっても、自動
的にモノクロ画像データに変換して、良好な画質でモノ
クロファクシミリ装置に送信することができる。また、
受信側がカラーファクシミリ装置のときに必要な(RG
B→L***)変換部を、受信側がモノクロファクシ
ミリ装置の場合にも共用できる。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、データ
フォーマット手段が(YCbCr→RGB)変換部を備
え、YCbCrデータをRGBデータに復号化した後、
前記(RGB→L***)変換部により該RGBデー
タをL***データに符号化し、それをさらにMHデ
ータ形式に変換することを特徴とする請求項2記載のフ
ァクシミリ装置であるから、メモリーカードに記憶され
ているカラー画像データであっても、自動的にモノクロ
画像データに変換して、良好な画質でモノクロファクシ
ミリ装置に送信することができる。また、受信側がカラ
ーファクシミリ装置のときに必要な(RGB→L**
*)変換部を、受信側がモノクロファクシミリ装置の場
合にも共用できる。
【0019】本発明の請求項4に記載の発明は、メモリ
ーカードがSD(Secure Digital)メモリーカードであ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフ
ァクシミリ装置であるから、SDメモリーカードはセキ
ュリティの面で優れており、著作権問題に対して十分に
配慮されたファクシミリ装置を実現することができる。
【0020】(実施の形態)以下、本発明の実施例を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
におけるファクシミリ装置の外観を示す斜視図、図2は
同実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。図3は本発明の一実施の形態における
ファクシミリ装置のデータフォーマット変換部の詳細構
成を示す図である。
【0021】図1において、1はファクシミリ装置本
体、2は発呼のためのダイヤル等を行う操作部、3は、
後述するデータ受信情報等の各種表示を行ったり、当方
よりファクシミリ送信する画像情報を、送信に先立って
確認したり、受信した画像情報やメモリーカードの画像
情報を印刷するに際して、その画像のチェックをするこ
とができる液晶ディスプレー、4は通話を行うためのハ
ンドセット、5はSD(Secure Digital)メモリーカー
ド6を挿入可能で、このSDメモリーカード6との間で
画像情報のやり取りを行うSDカードリーダ・ライター
28(本発明におけるメモリーカード入出力部で、後述
する)のカード挿入スロットである。このSDメモリー
カード6は、世界の主要なソフト・コンテンツ会社から
強く求められている著作権保護機能に対応した次世代の
メモリーカードである。なお、メモリーカードとしてS
Dメモリーカードのほかパーソナルコンピュータカード
規格に準拠したメモリーカードでもよく、コンパクトフ
ラッシュ(登録商標)カード、スマートメディア等が好
ましいが、著作権保護が可能になるSDメモリーカード
6がもっとも望ましい。SDメモリーカード6には多数
の画像データが記憶されるが、希望する特定の画像を読
み出すために一覧表示をすることができるサムネイル画
像と、このサムネイル画像と対応する詳細画像がそれぞ
れ記憶されている。なお、当然ながらSDメモリーカー
ド6は、画像データのほかにも音声データ等も保存でき
る。
【0022】図2において、20は中央制御部(本発明
における制御手段)であり、この中央制御部20はファ
クシミリ装置全体の動作プログラムを格納したROMに
基づく各種演算処理を行うCPU、並びにこのCPUと
の間でデータの送受を行うRAMを備えており、ファク
シミリ装置各部の動作を制御するものである。21は通
信回線を介して受信した画像データや音声データ等の受
信データ及び送信データをいったん記憶するフラッシュ
メモリー等のデータ記憶部、22は通信インターフェー
スであり、図示していない電話回線と本ファクシミリ装
置との間の接続や各種プロトコールデータのやりとりお
よびデータの送信と受信を行う。23は相手ファクシミ
リ装置との間でのデータのやり取りに際し、変調/復調
を行うモデム、24は各種操作部であり、後述する選択
入力部31と一緒に図1における操作部2として示され
ている。各種操作部24は、SDメモリーカード6に記
憶するデータを特定のものに限るために、予め通信先情
報(電話番号等)や他の属性を登録することで自動保存
の設定をしておいたりするなどの各種入力を行うもので
ある。25はスキャナであり、原稿画像を読み取るもの
であり、本実施の形態においてはカラーイメージセンサ
を用いている。
【0023】26はデータフォーマット変換部(データ
フォーマット変換手段)であり、カラーファクシミリ装
置にて使用するITU−T T.81規格に準拠したフ
ォーマットの画像データを、SDメモリーカード6の圧
縮フォーマットであるTIFFのJFIFフォーマット
又はDCFのJPEG形式のデータに変換するものであ
る。その逆も実行される。なお、データフォーマット変
換部26は専用のデジタルシグナルプロセッサ(DS
P)を利用して構成されており、データ変換を行う際の
演算は以下述べるようにかなり複雑であるが、高速に実
行される。ITU−T T.81規格に準拠したフォー
マットとしてはL***が採用されており、また、S
Dメモリーカード6の圧縮フォーマットとしては一般に
YCbCrデータ形式が採用されているが、この場合
に、データフォーマット変換部26で行われる変換は以
下の(数1)(数2)(数3)の関係を利用して行われ
る。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】なお、YCbCrデータはパーソナルコン
ピュータやデジタルカメラ等でデジタル画像処理ができ
るデータ形式であるから、SDメモリーカード6に記憶
されているデータをパーソナルコンピュータやデジタル
カメラでそのまま処理できるものである。
【0028】CIE(国際照明学会)が定めた三原色R
GBからL***への変換は、三刺激値XYZを介し
て(数1)(数2)のように変換される。X0、Y0、Z
0は、照明光の三刺激値でY0=100である。従って、
この逆関数をとることによってL***から三原色R
GBへの変換が可能になる。また、RGBからYCbC
rへの変換は(数3)に従って行うことができる。な
お、データフォーマット変換部26の詳細な構成とその
変換管理がどのように行われるかについては後で詳述す
る。
【0029】続いて、図2において27はプリント部で
あり、受信したファクシミリ画像データをカラー印刷や
モノクロ印刷する。28はSDメモリーカード6との間
でデータのやり取りを行うSDカードリーダ・ライター
である。29は音声出力部であり、送られてくる音声デ
ータをD/A変換し増幅して出力するものであり、図1
におけるハンドセット4もこれに含まれる。30は液晶
ディスプレー3にデータ受信情報やサムネイル画像,詳
細画像等の多くの表示を行う表示手段である。また、3
1は、受信したデータがモノクロ画像データの場合に、
SDメモリーカード6に保存すべきデータを選択して、
SDメモリーカード6への保存指示を出したり、送信時
画像チェックのため、サムネイル画像の番号を入力でき
る選択入力部である。図1に示す操作部2はこの選択入
力部31と各種操作部24で構成される。
【0030】表示手段30は、ファクシミリ装置が画像
を送信したり、印刷したりする場合に、画像の特定を行
うため、サムネイル画像を一覧表示する。これをみて操
作者が選択入力部31によってサムネイル番号入力を行
うと、この表示手段30と中央制御部20は、このサム
ネイル番号と関係付けられた詳細画像をSDカードリー
ダ・ライター28を介してSDメモリーカード6へ読み
出しにいく。読み出された詳細画像データは、SDカー
ドリーダ・ライター28を介して、表示手段30によっ
て、液晶ディスプレー3上に拡大された詳細画像として
ひらかれる。このほか受信処理に関し、表示手段30
は、通信回線から受信した各種データを一覧表示して、
受信したすべてのデータの受信情報表示を行う。これに
よって受信データの選択が可能になり、直接SDメモリ
ーカード6へ保存したもの以外で、データとして保存す
るか、プリントアウトするか、データ廃棄するか、など
の処理を行うことができる。
【0031】32はデータ記憶部21に記憶されている
データを管理するメモリー管理部である。33は通信イ
ンターフェース22を介して得られる標準機能信号(D
IS信号)を利用して、相手(受信先)のファクシミリ
装置が受信可能なデータがカラーかモノクロかを判別
し、データフォーマット変換部26に対して、こちらか
ら送信するデータを相手が受信できるようなデータ形式
に変換するよう指令するとともに、同じく標準機能信号
(DCS信号)を利用して、逆に、送られてきた実際の
画像データがカラーかモノクロかをチェックし、データ
フォーマット変換部26にデータ形式の変換を指令する
データ変換管理手段である。
【0032】データ変換管理手段33は、スキャナ読み
取りかメモリーカード送信かで、変換前のデータ形式を
把握すると、「変換前形式」フラグの中の「RGB」フ
ラグ,「YCbCr」フラグをたて、また、変換後の目
的形式を認識すると「変換後形式」フラグの中の「カラ
ー」フラグまたは「モノクロ」フラグをセットするもの
である。また、データに付けられた各種ヘッダの処理
(分離や付与)を管理、実行する。34はデータ記憶部
21やSDメモリーカード6に記憶するデータをTIF
F形式に変換するTIFF形式変換手段である。TIF
F形式変換手段34はTIFF形式ファイルヘッダとイ
メージファイルディレクトリ(IFD)を生成して、そ
の後に通信先情報やNSS、TSI、DCS信号の情
報、セルの縦横長さ、解像度情報、さらに受信データを
付加して1つのファイルを作り、SDメモリーカード6
やデータ記憶部21に記憶するものである。
【0033】まず、データフォーマット変換部26の詳
細な構成について説明する。図3において、35はスキ
ャナ25により読み取られたRGBデータをL***
形式データに符号化する(RGB→L***)変換部
である。(数1)(数2)に従ってL***データに
変換する。次に、36はこの(RGB→L***)変
換部35によって変換されたL***データの中から
*成分のデータを抽出するL*成分抽出部である。L*
成分は輝度を示し、a**成分は色差成分を示すから、
*成分を抽出すればモノクロ画像を作り出すことがで
きる。37はL*成分抽出部36で抽出されたL*成分に
γ補正を施し、得られる二値データに歪が出ないように
するγ補正部、38はγ補正部37から出力された二値
データを圧縮符号化するためのMH変換部である。γ補
正を施さないと二値データに歪が生じるので、変換後の
モノクロ画像の画質を上げるためにγ補正部37は必要
である。MH変換部38はMH(Modified H
uffman)符号化を行うもので、ランレングス符号
化を基本とする。39はSDメモリーカード6に記憶さ
れているカラー画像データを一旦RGBデータに復号化
し、これを(RGB→L ***)変換部35に入力す
る(YCbCr→RGB)変換部である。(数3)に従
って、デジタル画像をカラー表現するのに使用されるY
CbCrデータをRGBデータに戻すものである。
【0034】このように、データ変換管理手段33がこ
ちらから画像を送る相手(受信先)がモノクロファクシ
ミリ装置で、モノクロ画像を送信すべきだと判断する
と、「変換後形式」フラグにおいて「モノクロ」フラグ
をセットし、MHデータを出力するようにデータフォー
マット変換部26に指令するから、データフォーマット
変換部26のRGBの入力ポートにRGBデータを入力
しても、あるいは、YCbCrの入力ポートにYCbC
rデータを入力してもMHの出力ポートからMHデータ
が出力される。この2つのデータ変換のどちらが行われ
るかは、操作者からの入力によるのであり、原稿の読み
取りとメモリーカード送信のどちらが選択されたかで
「変換前形式」フラグがセットされ決定される。原稿の
読み取りの場合は「RGB」フラグ、メモリーカード送
信の場合は「YCbCr」フラグがセットされる。
【0035】これに対し、データ変換管理手段33がカ
ラー画像データを送信しなければならないと判断する
と、「カラー」フラグをたてて、L***データを出
力するようにデータフォーマット変換部26に指令する
から、データフォーマット変換部26のRGBの入力ポ
ートにRGBデータを入力しても、あるいは、YCbC
rの入力ポートにYCbCrデータを入力してもL**
*出力ポートからL* **データが出力される。この
2つのデータ変換のどちらが行われるかは、モノクロ画
像の場合と同じで操作者からの入力でデータ変換管理手
段33にどの「変換前形式」フラグがセットされたかに
よって決定される。このように相手先がモノクロファク
シミリ装置で、こちらからSDメモリーカード6に記憶
したカラー画像や、スキャナ25で読み込んだカラー画
像を送る場合であっても、データフォーマット変換部2
6の作用によってデータ形式の不整合をまったく感じさ
せないで直ちに送信することができる。
【0036】また、データフォーマット変換部26は画
像データ受信用に以下の構成を備えている。図3におい
て、40はモノクロ圧縮形式変換部、41は(L**
*→RGB)変換部、42は(RGB→YCbCr)変
換部である。モノクロ画像を示すMHデータを受信した
場合、MH入力ポートからMHデータはモノクロ圧縮形
式変換部40に入力される。モノクロ圧縮形式変換部4
0は、選択入力部31からMH形式(デフォルト)以外
の他の圧縮データ形式に変換せよとの設定が入力されて
いない限り、MH入力ポートからMHデータを無変換で
出力する。もし、他の圧縮データ形式(MR形式、MM
R形式等)への変換の設定がなされていれば他方のポー
トから変換後のデータ形式で出力される。その理由は、
TIFF形式がMHデータ形式をサポートしているの
で、SDメモリーカード6用にTIFF形式を採用すれ
ば、MHデータをそのままSDメモリーカード6に記憶
でき、非常に処理が簡単になるからである。しかし、圧
縮率をさらに上げたいなどといった理由があれば他のデ
ータ形式に変換する必要があるからである。
【0037】カラー画像を示すL***データを受信
した場合には、L***入力ポートからL***デー
タが(L***→RGB)変換部41に入力される。
(数1)(数2)に従い、ITU−T T.81規格に
準拠した圧縮データはいったん復号化されRGBデータ
とされる。次いでこのRGBデータは(RGB→YCb
Cr)変換部42に送られ、再びデジタル画像のカラー
表現であるYCbCrデータに圧縮符号化され、YCb
Cr出力ポートから出力され、SDメモリーカード6等
に保存される。
【0038】なお、音声データの配信を受ける場合に
は、MP3(MPEG AudioLayer3)フォ
ーマットかAAC(Advanced Audio C
oding)フォーマットの音声圧縮形式データをSD
メモリーカード6用のデータフォーマットへ変換すれば
よい。データフォーマット変換部26にこのような変換
機能をもたせることによりSDメモリーカード6に格納
されたデータは、パーソナルコンピュータや再生装置で
直ちに再生することができる。
【0039】以上のように構成された、ファクシミリ装
置の動作について、図4の動作フローチャートと、図5
の信号シーケンスを参照して説明する。図4は本発明の
一実施の形態におけるファクシミリ装置の処理の流れを
示すフローチャート、図5は本発明の一実施の形態にお
けるファクシミリ装置の送受信信号のシーケンスを示す
図である。
【0040】まず、本ファクシミリ装置にてデータを受
信する際の動作について説明する。
【0041】データを受信する場合は、CNG信号を受
けると図4と図5に示すようにSTEP1よりSTEP
2へ移行し、NSF信号、CSI信号、DIS信号を通
信先のファクシミリ装置へ送信する。これにより相手か
らNSS信号、TSI信号、DCS信号を受信し、CF
R信号を送った後、画像データ等のデータを受信する
(STEP3)。
【0042】通信用のヘッダが除去された後、ヘッダ以
降のデータがフラッシュメモリーからなるデータ記憶部
21に記憶される(STEP4)。データ記憶部21に
記憶されたデータの一覧リスト(受信日時、枚数、相手
先情報)を液晶ディスプレー3に表示する(STEP
5)。操作者が選択入力部31から保存するデータを選
択すると(STEP6)、データ変換管理手段33は選
択されたデータをデータ記憶部21から内部メモリーに
展開し、TIFF形式変換手段34にTIFF形式ファ
イルヘッダとイメージファイルディレクトリ(以下、I
FD)を生成させて、通信先情報やNSS信号の情報、
セルの縦横長さ、著作権保護情報、受信データを付加し
たTIFFファイルを1つ作る(STEP7)。
【0043】その後、データ変換管理手段33がIFD
にDCS信号の情報が書き込まれているか否かをチェッ
クし(STEP8)、DCS信号の情報があった場合、
カラー画像データか、モノクロ画像データかを判断し
て、「カラー」フラグか「モノクロ」フラグをセットす
る。
【0044】もし、「カラー」フラグがたっており、デ
ータ変換管理手段33が受信したデータをカラー画像デ
ータと判断した場合はSTEP9に移り、データ変換管
理手段33は、データフォーマット変換部26にデータ
記憶部21に記憶されたカラー画像データをL***
データからSDメモリーカード6の圧縮フォーマットと
してのYCbCrデータにデータ形式変換を命じる(S
TEP9)。データフォーマット変換部26は、(L*
**→RGB)変換部と(RGB→YCbCr)変換
部の2つの変換要素で2段の変換を行い、データをYC
bCrデータ形式に変換後、データ変換管理手段33は
このYCbCrデータをTIFF形式変換手段34によ
りTIFF形式データに変換して、SDメモリーカード
6に記憶させ(STEP10)、メモリー管理部32の
管理情報を更新してEND処理する(STEP30)。
【0045】STEP8において、「モノクロ」フラグ
がたっており、データ変換管理手段33が受信したデー
タをモノクロ画像データと判断した場合はSTEP11
に移り、データ変換管理手段33はMHデータからデー
タ形式を変換するか否かをチェックし、MH符号のまま
記憶するとの設定がなされていれば、SDメモリーカー
ド6にそのままMHデータを記憶する(STEP1
2)。もし、MHデータから他の形式にするとの設定が
なされていればデータフォーマット変換部26がこれを
変換した後(STEP13)、SDメモリーカード6に
記憶し、メモリー管理部32のデータ管理情報を更新す
る(STEP12)。
【0046】次に、送信処理について説明する。
【0047】送信の場合は、STEP1よりSTEP1
4へ移行し、送信がSDメモリーカード6に記憶されて
いるデジタルカメラにて撮影した画像を送信するのか、
あるいは、一般のファクシミリ装置のように原稿を送信
するのかを、操作者が各種操作部24を操作することで
設定する。これにより、「変換前形式」フラグとして、
原稿の送信の場合は「RGB」フラグ、メモリーカード
送信の場合は「YCbCr」フラグがたてられる。
【0048】SDメモリーカード6からの送信ではない
場合、STEP15へ移行し、ファクシミリ装置本体1
に原稿がセットされているか否かが判断される。
【0049】原稿がセットされていない場合は、STE
P16へ移行し、「原稿がセットされていません」など
のメッセージを液晶ディスプレー3に表示するなどのエ
ラー処理が行われる。一方、原稿がセットされている場
合は、STEP17へ移行し、カラー画像送信するのか
モノクロ画像送信するのかを、操作者が各種操作部24
から入力するのを待ち、入力があればデータ変換管理手
段33が「カラー」フラグか「モノクロ」フラグをセッ
トするとともにこれを把握する(STEP17)。
【0050】もし、「RGB」フラグがセットされ「カ
ラー」フラグがたっていれば、データ変換管理手段33
はデータフォーマット変換部26にRGBデータからL
***のデータ形式への変換を指令する(STEP1
8)。このSTEP18では、スキャナ25にて読み取
られた原稿の画像は、データフォーマット変換部26の
RGB→L***)変換部35でカラーファクシミリ
の標準規格であるITU−T T.81の規格に準拠し
たJPEGフォーマット形式(L***データ形式)
の画像データに変換される。
【0051】これに対して、「RGB」フラグと「モノ
クロ」フラグがセットされていれば、データ変換管理手
段33はこれをMHデータに変化する(STEP1
9)。すなわち、モノクロ画像の場合は、(RGB→L
***)変換部35によってL***データに変換
し、L*成分抽出部36でL*成分を抽出してγ補正し、
MH変換部38でMHデータに変換されることになる。
【0052】この後、通信インターフェース22からC
NG信号を送出するとともに、NSF信号、CSI信
号、DIS信号を受信する(STEP20)。データ変
換管理手段33は、通信インターフェース22を介して
得られた標準機能信号(DIS信号)を利用し、受信先
のファクシミリ装置が受信可能なデータがカラー画像デ
ータかモノクロ画像データを判断する(STEP2
1)。既に操作者から入力された「変換後形式」フラグ
がここで得られた「カラー」フラグまたは「モノクロ」
フラグと一致していれば(STEP22)、そのまま送
信処理される。しかし、操作者から入力された「変換後
形式」フラグと異なっているときには、「変換後形式」
フラグの一部変更が行われる。すなわち、「カラー」フ
ラグがセットされている状態で、モノクロ画像送信と判
断されたときには、この判断が優先され、「カラー」フ
ラグが強制的に「モノクロ」フラグに変更され(STE
P23)、一旦STEP19に戻って、L*成分抽出部
36でL*成分を抽出してγ補正し、MH変換部38で
MHデータに変換する。この後、再び送信処理される
(STEP24)。
【0053】一方、STEP14にてSDメモリーカー
ド6からの送信が設定された場合は、STEP25へ移
行し、中央制御部20はSDカードリーダ・ライター2
8を制御し、SDメモリーカード6に記憶されているデ
ータの一覧リストを液晶ディスプレー3へ表示する。操
作者は選択入力部31を操作することで、表示されてい
る一覧リストから送信したい画像を入力する(STEP
26)。すると、指定された番号の詳細画像が、液晶デ
ィスプレー3へ表示される(STEP27)。STEP
28では操作者は、この画像を見て、本当にこの画像を
送信するか否かを決定し、送信する場合は、STEP2
9へ進む。STEP29では、データ変換管理手段33
がデータフォーマット変換部26にYCbCrデータか
らL***へデータ形式の変換を命じる。データ形式
を変換した後、送信処理される(STEP20)。
【0054】もし、相手がモノクロファクシミリ装置で
あった場合は、「変換後形式」フラグの一部変更が行わ
れる。すなわち、「カラー」フラグを強制的に「モノク
ロ」フラグに変更し(STEP23)、STEP19に
進んでL***データをMH変換部38でMHデータ
に変換し、送信処理される(STEP23)。これによ
り、受信側のファクシミリ装置がモノクロであっても、
本発明のファクシミリ装置は自動的にSDメモリーカー
ド6のカラー画像をモノクロ画像として送信できるもの
である。
【0055】以上説明したように本実施の形態のファク
シミリ装置は、受信側のファクシミリ装置がモノクロ画
像しか受信できない場合に、SDメモリーカードに記録
されたカラー画像や、スキャナで読み込んだカラー画像
を、自動的にモノクロ画像に変換して送信できるもので
ある。また、通信回線から配信されたどのような画像デ
ータでも、デジタル画像処理可能なメモリーカード用の
データ形式に自動的に変換してメモリーカードに記憶す
ることができ、また、ペーパーを用いることなく、SD
メモリーカードから直接良好な画質で容易に送信するこ
とが可能である。そして、SDメモリーカードは著作権
保護に最も適した記憶手段であるから、通信回線を介し
て入手されるデータであっても、安心して回線上を流通
させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファクシミ
リ装置は、受信側がモノクロファクシミリ装置であって
もカラー画像データを自動的にモノクロ画像データで送
信でき、通信回線を介して受信したどのような画像デー
タもデジタル画像処理可能なメモリーカード用のデータ
形式に変換してメモリーカードに記憶することができ
る。
【0057】本発明のファクシミリ装置は、スキャナで
読み込まれたカラー画像データであっても、自動的にモ
ノクロ画像データに変換して、良好な画質でモノクロフ
ァクシミリ装置に送信することができる。また、受信側
がカラーファクシミリ装置のときに必要な(RGB→L
***)変換部を、受信側がモノクロファクシミリ装
置の場合にも共用できる。
【0058】本発明のファクシミリ装置は、メモリーカ
ードに記憶されているカラー画像データであっても、自
動的にモノクロ画像データに変換して、良好な画質でモ
ノクロファクシミリ装置に送信することができる。ま
た、受信側がカラーファクシミリ装置のときに必要な
(RGB→L***)変換部を、受信側がモノクロフ
ァクシミリ装置の場合にも共用できる。
【0059】さらに、本発明のファクシミリ装置は、S
Dメモリーカードに自動的にデータを記憶できるためセ
キュリティの面で優れており、著作権問題に対して十分
に配慮されたファクシミリ装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の外観を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置のデータフォーマット変換部の詳細構成を示す図
【図4】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の処理の流れを示すフローチャート
【図5】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の送受信信号のシーケンスを示す図
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 操作部 3 液晶ディスプレー 4 ハンドセット 5 SDカード挿入スロット 6 SDメモリーカード 20 中央制御部 21 データ記憶部 22 通信インターフェース 23 モデム 24 各種操作部 25 スキャナ 26 データフォーマット変換部 27 プリント部 28 SDカードリーダ・ライター 29 音声出力部 30 表示手段 31 選択入力部 32 メモリー管理部 33 データ変換管理手段 34 TIFF形式変換手段 35 (RGB→L***)変換部 36 L*成分抽出部 37 γ補正部 38 MH変換部 39 (YCbCr→RGB)変換部 40 モノクロ圧縮形式変換部 41 (L***→RGB)変換部 42 (RGB→YCbCr)変換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して送受信したデータを変調
    及び復調するモデムと、 送受信するデータを記憶できるデータ記憶部と、 画像データを記憶するメモリーカードを装着することが
    でき、該メモリーカードへのデータ書き込みと該メモリ
    ーカードからのデータの読み取りを行うことができるメ
    モリーカード入出力部と、 相手が受信可能な画像データ種別を判別するデータ変換
    管理手段と、 前記データ変換管理手段が判別した画像データ種別がモ
    ノクロ画像データであって、且つ送信するデータがカラ
    ー画像データの場合に、該データをカラーファクシミリ
    送受信可能なデータ形式に一旦変換し、さらに前記モノ
    クロファクシミリ送信可能なデータ形式に変換するデー
    タフォーマット変換手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記データフォーマット手段が(RGB→
    ***)変換部とL*成分抽出部とMH変換部を備
    え、RGBデータをL***データに符号化した後、
    前記L*成分抽出部がL*成分を抽出し、γ補正して二値
    データ化し、該二値データを前記MH変換部がMHデー
    タ形式に変換することを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記データフォーマット手段が(YCbC
    r→RGB)変換部を備え、YCbCrデータをRGB
    データに復号化した後、前記(RGB→L***)変
    換部により該RGBデータをL***データに符号化
    し、それをさらにMHデータ形式に変換することを特徴
    とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記メモリーカードがSD(Secure Digit
    al)メモリーカードであることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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