JP2002077579A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002077579A
JP2002077579A JP2000260410A JP2000260410A JP2002077579A JP 2002077579 A JP2002077579 A JP 2002077579A JP 2000260410 A JP2000260410 A JP 2000260410A JP 2000260410 A JP2000260410 A JP 2000260410A JP 2002077579 A JP2002077579 A JP 2002077579A
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Hirohiko Hirai
広彦 平井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データを通信回線を介してメモリ
ーカードに格納することができ、メモリーカードに保存
した画像データを送信したり、内容を表示して等倍か、
縮小してシール作成を行うファクシミリ装置の実現を目
的とする。 【解決手段】 メモリーカードを装着することができる
メモリーカード入出力部と、データ受信情報を表示する
とともに、メモリーカードに記憶された画像データの一
覧表示をすることができる表示手段と、一覧表示の中か
ら選択入力部により選択された画像データを等倍または
シール形式で印刷できるプリント部27と、選択された
画像データのサイズを縮小し、分割数に応じて画像を9
0°回転させることができる画像処理手段32と、シー
ル形式で印刷するときに、画像処理手段32で処理した
画像データをシールの所定位置に並べて配列する配列手
段33とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データや音声
データ等の回線から受信した内容や、スキャナで読み取
った内容をメモリーカードに保存でき、また予めデジカ
メで保存した画像データ等のメモリーカードに記憶され
ている画像データを表示して、内容を確認後印刷できる
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられているファクシミリ装置
は、送信したい画像をスキャナにて操作し、イメージ情
報を取り込んで、その画像を送信したり、あるいは、そ
のようにして送られてきた画像を受信するだけのもので
あった。
【0003】ところで、近年パーソナルコンピュータへ
の画像入力機としてデジタルスチルカメラが登場し、そ
の静止画像の保存手段として各種のメモリーカードが利
用されている。そして、この静止画像が記録されたメモ
リーカードをメモリーカード入出力部に挿入し、読取処
理を行うことで、パーソナルコンピュータに画像データ
を取り込むことが広く行われるようになってきている。
【0004】しかし、せっかくメモリーカードを用いて
パーソナルコンピュータで画像処理できるようになって
も、処理された画像を遠隔地に送信する場合にはまず画
像をプリントアウトし、これをファクシミリ装置で送信
することが一般的に行われている。これは、電子データ
で保存されているものをペーパー上の可視情報とし、さ
らに再び電子データに戻していることであり、記憶媒体
を有効利用したことにはならない。
【0005】そこで、本出願人らはファクシミリ装置に
メモリーカード入出力部を設け、これにメモリーカード
を装着し、格納されているデータをカードから直接送信
することに思い至った。このファクシミリ装置はファク
シミリ装置の機能を飛躍的に向上させるものであり、フ
ァクシミリ装置の可能性を拡大するものである。
【0006】しかし、従来のファクシミリ装置は単純な
画像の通信手段にすぎず、このようなメモリーカードが
装着されたとき例えば画像内容をどうやって確認し、送
信したり印刷したりするのかなど、どのような処理を行
うのか、難問が山積みである。
【0007】また、最近インターネット経由で画像デー
タや音声データを配信し、決済なども電子的に行うとい
うサービスが、世界中で急速に進展しつつある。このよ
うな画像データや音声データを入手するのは普通パーソ
ナルコンピュータや携帯電話等の端末で行われるが、こ
れらは例えば高齢者などにとってはまだなじみが薄く、
せっかくのサービスも縁遠くなっている。現在、もっと
もポピュラーなデータ通信手段はファクシミリ装置であ
るが、今のところファクシミリ装置がこうした配信デー
タを受信する端末として考えられたことはない。
【0008】そして、配信されるデータが不法にコピー
されたりすることもあり、これらの配信データの著作権
保護をどのようにすれば図れることができるのか検討さ
れている。そして、もしファクシミリ装置で配信データ
を入手するようになった場合、著作権保護が図れるかど
うか未解決である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のファクシミリ装置は、画像が記載された原稿をスキャ
ナを介して読み取り、送信するだけのものであり、上述
したデジタルスチルカメラで撮影した画像等を送信する
ことはできないものであった。
【0010】また、メモリーカードに記憶されているデ
ジタルスチルカメラで撮影した画像や回線から入手した
画像データをディスプレー上に表示し、その内容を確認
して、確実な印刷ができるファクシミリ装置は存在しな
かった。
【0011】さらに、インターネット経由で配信される
画像データや音声データを入手するファクシミリ装置は
もとより存在しないし、入手したデータの著作権保護機
能を果せるファクシミリ装置は存在していない。ファク
シミリ装置がもっともポピュラーなデータ通信手段や印
刷装置であることを考慮すると、ファクシミリ装置の活
用はもっと図られてよい。
【0012】このような状況下、最近、撮像装置から取
り込んだ画像を背景と合成し複数並べてシール化したも
の、いわゆる「プリクラ(登録商標)」で作成したシー
ルが若年層を中心に流行している。しかし、これを実行
するシール作成装置は専用機で、画像処理するための膨
大な記憶容量をもつ記憶装置を備えたものである。この
専用機はコストがかさむもので、家庭内で手軽に楽しむ
趣味としての装置とはなりえないものであった。ファク
シミリ装置にゲーム機感覚のシール作成機としての機能
をもたせることができれば、ファクシミリ装置の可能性
はさらに増すことになる。
【0013】そこで、本発明は、通信回線から入手した
データやスキャナで読み取ったデータをメモリーカード
に確実に格納することができ、予めデジカメ等で撮影し
てメモリーカードに保存してある画像データを良好な画
質で送信したり、内容を表示して等倍で印刷したり、さ
らには縮小してシール作成を行うことが可能であり、格
納したデータの著作権保護も図れるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のファクシミリ装置は、画像データを記憶したメ
モリーカードを装着することができ、該メモリーカード
へのデータ書き込みと該メモリーカードからのデータの
読み取りを行うことができるメモリーカード入出力部
と、受信したデータのデータ受信情報を表示するととも
に、メモリーカードに記憶された画像データの一覧表示
をすることができる表示手段と、一覧表示の中から選択
入力部により選択された画像データを等倍またはシール
形式で印刷できるプリント部と、選択された画像データ
のサイズを縮小し、分割数に応じて画像を90°回転さ
せることができる画像処理手段と、シール形式で印刷す
るときに、画像処理手段で処理した画像データをシール
の所定位置に並べて配列する配列手段とを備えたことを
特徴とする。
【0015】これにより、通信回線から入手したデータ
やスキャナで読み取ったデータをメモリーカードに確実
に格納することができ、予めデジカメ等で撮影してメモ
リーカードに保存してある画像データを良好な画質で送
信したり、内容を表示して等倍で印刷したり、さらには
縮小してシール作成を行うことが可能であり、格納した
データの著作権保護も図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像データを記憶したメモリーカードを装着するこ
とができ、該メモリーカードへのデータ書き込みと該メ
モリーカードからのデータの読み取りを行うことができ
るメモリーカード入出力部と、受信したデータのデータ
受信情報を表示するとともに、メモリーカードに記憶さ
れた画像データの一覧表示をすることができる表示手段
と、一覧表示の中から選択入力部により選択された画像
データを等倍またはシール形式で印刷できるプリント部
と、選択された画像データのサイズを縮小し、分割数に
応じて画像を90°回転させることができる画像処理手
段と、シール形式で印刷するときに、画像処理手段で処
理した画像データをシールの所定位置に並べて配列する
配列手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置
であるから、通信回線から入手したデータやスキャナで
読み取ったデータをメモリーカードに確実に格納するこ
とができ、予めデジカメ等で撮影してメモリーカードに
保存してある画像データを良好な画質で送信したり、内
容を表示して等倍で印刷したり、さらには縮小してシー
ル作成を行うことが可能で、格納したデータの著作権保
護も図ることができる。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、メモリ
ーカードがサムネイル画像データとその詳細画像データ
を記憶しており、表示手段がメモリーカードのサムネイ
ル画像の一覧表示を行い、選択入力部からの入力で詳細
画像を表示することを特徴とする請求項1記載のファク
シミリ装置であるから、サムネイル画像をみて、特定の
画像を選択し、この詳細画像を表示して、そのまま等倍
で印刷するか、縮小してシール形式で印刷するかを選択
できる。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、メモリ
ーカードがSD(Secure Digital)メモリーカードであ
ることを特徴とする請求項1または2に記載のファクシ
ミリ装置であるから、SDメモリーカードはセキュリテ
ィの面で優れており、著作権問題に対して十分に配慮さ
れたファクシミリ装置を実現することができる。
【0019】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の
形態におけるファクシミリ装置の外観を示す斜視図、図
2は同実施の形態におけるファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。
【0020】図1において、1はファクシミリ装置本
体、2は発呼のためのダイヤル等を行う操作部、3は、
後述するデータ受信情報等の各種表示を行ったり、当方
よりファクシミリ送信する画像情報を、送信に先立って
確認したり、受信した画像情報やメモリーカードの画像
情報を印刷するに際して、その前にその画像のチェック
をするための液晶ディスプレー、4は通話を行うための
ハンドセット、5はSD(Secure Digital)メモリーカ
ード6を挿入可能で、このSDメモリーカード6との間
で画像情報のやり取りを行うSDカードリーダ・ライタ
ー28(本発明におけるメモリーカード入出力部で、後
述する)のカード挿入スロットである。このSDメモリ
ーカード6は、世界の主要なソフト・コンテンツ会社か
ら強く求められている著作権保護機能に対応した次世代
のメモリーカードである。なお、メモリーカードとして
SDメモリーカードのほかパーソナルコンピュータカー
ド規格に準拠したメモリーカードでもよく、コンパクト
フラッシュ(登録商標)カード、スマートメディア等が
好ましいが、著作権保護が可能になるSDメモリーカー
ド6がもっとも望ましい。SDメモリーカード6には多
数の画像データが記憶されるが、希望する特定の画像を
読み出すために一覧表示をすることができるサムネイル
画像と、このサムネイル画像と対応する詳細画像がそれ
ぞれ記憶されている。なお、当然ながらSDメモリーカ
ード6は、画像データのほかにも音声データ等も保存で
きる。
【0021】図2において、20は中央制御部(本発明
における制御手段)であり、この中央制御部20はファ
クシミリ装置全体の動作プログラムを格納したROMに
基づく各種演算処理を行うCPU、並びにこのCPUと
の間でデータの送受を行うRAMを備えており、ファク
シミリ装置各部の動作を制御するものである。21は通
信回線を介して受信した受信データをいったん記憶した
り、送信データを記憶するフラッシュメモリー等のデー
タ記憶部、22は通信インターフェースであり、図示し
ていない電話回線と本ファクシミリ装置との間の接続や
各種プロトコールデータのやりとりおよびデータの送信
と受信を行う。23は相手ファクシミリ装置との間での
データのやり取りに際し、変調/復調を行うモデム、2
4は各種操作部であり、後述する選択入力部31と一緒
に図1における操作部2として示されている。25はス
キャナであり、原稿画像を読み取るものであり、本実施
の形態においてはカラーイメージセンサを用いている。
26はデータフォーマット変換部であり、例えばカラー
ファクシミリ装置にて使用するITU−T T.81規
格に準拠したフォーマットの画像データを、SDメモリ
ーカード6の圧縮フォーマットであるTIFFのJPE
Gフォーマット又はDCFのJPEG形式のデータに変
換するものである。その逆も実行される。このほかモノ
クロファクシミリ装置の場合はMH符号化データを同様
に変換する。音声データの配信を受ける場合には、MP
3(MPEG Audio Layer3)フォーマッ
トかAAC(Advanced Audio Codi
ng)フォーマットの音声圧縮形式データをSDメモリ
ーカード6用のデータフォーマットへ変換する。このよ
うに変換すれば、SDメモリーカード6に格納されたデ
ータをパーソナルコンピュータや再生装置で直ちに再生
することができる。
【0022】27はプリント部であり、受信したファク
シミリ画像データやSDメモリーカード6内の画像デー
タを等倍でコピー印刷したり、縮小してシール形式でカ
ラー印刷やモノクロ印刷することができる。なお、本実
施の形態のように等倍や縮小印刷を行うほか、拡大印刷
することも可能である。のほか28はSDメモリーカー
ド6との間でデータのやり取りを行うSDカードリーダ
・ライターである。29は音声出力部であり、送られて
くる音声データをD/A変換し増幅して出力するもので
あり、図1におけるハンドセット4もこれに含まれる。
30は液晶ディスプレー3にデータ受信情報やサムネイ
ル画像、詳細画像等の多くの表示を行う表示手段であ
る。また、31は、液晶ディスプレー3上に表示された
データ受信情報を確認し、このうちのいくつかがSDメ
モリーカード6に格納したい画像データや音声データで
あった場合に、格納すべきデータを選択し、SDメモリ
ーカード6への保存指示を出したり、画像チェックの場
合に、表示されているサムネイル画像の番号を入力した
りする選択入力部である。図1に示す操作部2はこの選
択入力部31と各種操作部24で構成される。
【0023】32は、シール形式で印刷を行う場合に画
像データを縮小したり、画像が縦長か横長かで画像の向
きを90°回転させ、さらにはこの回転の際に発生する
縦横長比の変化を修正する縦横比補正を行う画像処理手
段である。33は、シール形式で印刷するときに、1枚
のシールの中で画像をどのように配列するかを、縮小画
像の数(分割数)により決定し、画像の所定位置への貼
り付けを実行する配列手段である。本実施の形態では、
縮小2画像、縮小4画像、縮小16画像のシール印刷を
行うから、1枚のシールを、(横2)×(縦1)、(横
2)×(縦2)、(横4)×(縦4)のセルの枠に分割
し、配列手段33が画像処理で得た縮小画像をこの分割
枠のセルの中に複写して画像データを形成するものであ
る。
【0024】表示手段30は、ファクシミリ装置が画像
を送信したり、等倍もしくはシール印刷する場合に、画
像の特定を行う必要があるから、サムネイル画像かファ
イル名またはフィル名を一覧表示する。これをみて操作
者が選択入力部31によって番号入力を行うと、この表
示手段30と中央制御部20は、この番号と関係付けら
れた詳細画像をSDカードリーダ・ライター28を介し
てSDメモリーカード6へ読み出しにいく。読み出され
た詳細画像データは、液晶ディスプレー3上に拡大され
た詳細画像として拓かれる。受信処理に関しても、表示
手段30は、通信回線から受信した各種データを一覧表
示して、受信したすべてのデータの受信情報表示を行
う。これによって受信データの選択が可能になり、デー
タとして保存するか、プリントアウトするか、データ廃
棄するか、などの処理を行うことができる。SDメモリ
ーカード6の画像をプリントする場合に、シール形式で
印刷したいと思ったときには各種操作部24からシール
印刷の指示を行う。分割数として2分割,4分割,16
分割の中から、何分割のシールを作成したいのか、を入
力すると、これをトリガとして画像処理手段32が画像
を縮小し、必要に応じて90°回転させ、配列手段33
が縮小画像を複数並んだ状態に複写してシール画像を形
成する。これをプリント部27が印刷処理を行う。
【0025】以上のように構成された、ファクシミリ装
置の動作について、図3、図4の動作フローチャートを
参照して説明する。図3は本発明の一実施の形態におけ
るファクシミリ装置の処理の全体の流れを示すフローチ
ャート、図4は本発明の一実施の形態におけるファクシ
ミリ装置の印刷処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0026】まず、本ファクシミリ装置にてデータを受
信する際の動作について説明する。
【0027】データを受信する場合は、STEP1より
STEP2へ移行し、受信したデータをフラッシュメモ
リーからなるデータ記憶部21に記憶するとともに、デ
ータ受信情報であるこのデータのタイトル(ファイル
名)、またはデータが画像データの場合はサムネイル画
像を液晶ディスプレー3に表示する。受信したデータに
著作権保護機能をもたせる「セキュリティ」のフラグが
たっているときには、中央制御部20はあわせてこの情
報もデータ受信情報として表示する。
【0028】その後、STEP3にて、操作者はデータ
の受信情報をみてどのデータをSDメモリーカード6に
転送するか選択して、選択入力部31から保存命令を入
力する。この入力があると、中央制御部20はSDメモ
リーカード6がSDカードリーダ・ライター28に装着
されているか否かを認識にいき(STEP4)、SDメ
モリーカード6が装着されていないときには、警告のた
め「SDメモリーカードが非装着です」などの表示を液
晶ディスプレー3に行う(STEP5)。SDメモリー
カード6が装着されている場合には、中央制御部20は
入力に従ってデータ記憶部21の所定のデータをSDメ
モリーカード6に転送する(STEP6)。もし、操作
者がうっかりSDメモリーカード非装着のまま選択入力
部31を操作し、さらにデータがSDメモリーカード6
に蓄積されないまま終了したときには、中央制御部20
はSDメモリーカード6が装着されるまで待機して、装
着された時点に自動でデータの転送を行う。なお、この
際、受信したデータがメモリーカードに入力することが
可能なデータ形式と異なっているとき、中央制御部20
はデータフォーマット変換部26にこれを入力可能なデ
ータ形式へ変換するよう命じて変換後のデータを格納す
る(STEP7)。カラー画像データの場合は、L**
*データ形式でファクシミリ送信されるから、これを
データ記憶部21のデジタル画像処理可能なデータ形式
のYCbCrデータに変換し、モノクロ画像データの場
合は、MHデータ形式でファクシミリ送信されてきてい
るので、MR、MMR、JBIG形式か、もしくはその
ままMHデータ形式で記憶される。
【0029】STEP3でSDメモリーカード6に保存
指示がされなかったときは、操作者が再び選択入力部3
1と各種操作部24を操作することで、その液晶ディス
プレー3に表示されている画像をさらにプリントアウト
するか否かを指示することができる(STEP8)。
【0030】プリントアウトする場合は、STEP9へ
移行し、その印刷すべき画像がモノクロ画像かカラー画
像かが各種操作部24から入力され、カラー画像の場合
はSTEP10で「カラーモード」フラグが立てられ、
モノクロ画像の場合はSTEP11で「モノクロモー
ド」フラグが立てられる。この後、プリント部27がこ
の2つのフラグのどちらが立っているかで、カラー印刷
か、モノクロ画像かを行う。カラー印刷のときはYCb
Crデータから、モノクロ印刷のときにはMHデータ等
からデータフォーマット部変換26でCMYKに変換さ
れて印刷される。その後STEP46へ移行してEND
処理される。なお、STEP8にて、プリントアウトし
ないが選択された場合は、STEP46へ移行してEN
D処理される。
【0031】次に、送信処理について説明する。
【0032】送信の場合は、STEP1よりSTEP1
3へ移行し、送信がSDメモリーカード6に記憶されて
いるデジタルカメラにて撮影した画像を送信するのか、
あるいは、一般のファクシミリ装置のように原稿を送信
するのかを、操作者が各種操作部24を操作することで
設定する。
【0033】SDメモリーカード6からの送信ではない
場合、STEP14へ移行し、ファクシミリ装置本体1
に原稿がセットされているか否かが判断される。
【0034】原稿がセットされていない場合は、STE
P16へ移行し、「原稿がセットされていません」など
のメッセージを液晶ディスプレー3に表示するなどのエ
ラー処理が行われる。一方、原稿がセットされている場
合は、STEP15へ移行し、送信がカラー画像送信で
あるのかモノクロ画像送信であるのかが、操作者により
各種操作部24より入力される。そして、カラー画像送
信の場合は、STEP17へ進む。このSTEP17で
は、スキャナ25にて読み取られた原稿の画像は、デー
タフォーマット変換部26にてカラーファクシミリの標
準規格であるITU−T T.81の規格に準拠したJ
PEGフォーマット形式の画像データに変換され、モデ
ム23及び通信インターフェース22を介して相手側へ
送信される(STEP19)。また、モノクロ画像の場
合は、MH符号等(他にMR、MMR、JBIGがあ
る)のデータに変換(STEP18)されてSTEP1
9にて送信処理がなされる。
【0035】一方、STEP13にてSDメモリーカー
ド6からの送信が設定された場合は、STEP20へ移
行し、中央制御部20はSDカードリーダ・ライター2
8を制御し、SDメモリーカード6に記憶されているデ
ジタルカメラにて撮影された画像の一覧をサムネイル形
式か,ファイル名の一覧表示で液晶ディスプレー3へ表
示する。その後、操作者は、表示されているサムネイル
や一覧表示から送信したい画像を指定するため、サムネ
イルと関連つけられている番号を選択入力部31を操作
することで入力する(STEP21)。すると、指定さ
れた番号のサムネイル画像に対する詳細画像が、液晶デ
ィスプレー3へ表示される(STEP22)。STEP
23では操作者は、この画像を見て、本当にこの画像を
送信するか否かを決定し、送信する場合は、前述したS
TEP15へ移行する。また、送信しない場合は、再度
STEP20へ戻ってサムネイル表示等を行う(なお、
図3のフローチャートには特別図示はしていないが、ど
のステップからであっても、エスケイプ処理は実行可能
であり、このエスケイプ処理が実行されると、STEP
46へ移行する。)。
【0036】次に、プリントモードについて説明する。
【0037】図4に示すように、STEP1よりSTE
P24に移行し、このSTEP24では、SDメモリー
カード6からの画像印刷なのか、原稿のコピーなのか
が、操作者による各種操作部24の入力によって判断さ
れる。原稿コピーのモードが指示された場合は、STE
P24よりSTEP25へ移行して、ファクシミリ装置
本体1に原稿がセットされているか否かが判断される。
原稿がセットされていない場合は、STEP30へ移行
してエラー処理が行われる。また、原稿がセットされて
いる場合は、STEP26へ移行する。このSTEP2
6にて操作者により各種操作部24の操作によってプリ
ント釦が押下されると、STEP27へ移行して、スキ
ャナ25によって原稿のスキャンが行われると共に、プ
リント部27による等倍画像の印刷(コピー印刷)が実
行される。カラー画像であればカラー印刷が、モノクロ
画像ならモノクロ印刷がなされるが、カラー画像であっ
てもモノクロ印刷の指示もできる。
【0038】一方、STEP24で、SDメモリーカー
ド6に記憶されているデジタルカメラで撮影した画像や
通信回線を介して入手した画像をプリントアウトするよ
うに指示されると、STEP28へ移行し、ファクシミ
リ装置本体1のSDカードリーダ・ライター28にSD
メモリーカード6が装着されているか否かが判断され
る。SDメモリーカード6が装着されていなければ、S
TEP30へ移行して、「SDメモリーカードを挿入し
てください」などのメッセージを液晶ディスプレー3に
表示するなどのエラー処理を行う。一方、SDメモリー
カード6が装着されている場合は、その複数の画像のサ
ムネイル画像表示やファイル名の一覧表示が液晶ディス
プレー3上に行われる。操作者は、一覧表示されている
サムネイル画像かファイル名から印刷したい画像を特定
するため、この画像と関連つけられている番号を選択入
力部31から入力する(STEP31)。すると、指定
された番号の詳細画像が、液晶ディスプレー3へ表示さ
れる(STEP32)。STEP33では操作者は、こ
の画像を見て、本当にこの画像をプリントアウトするか
否かを最終決定し、プリントする場合は、STEP34
へ移行する。また、プリントしない場合は、STEP4
6へ戻ってEND処理される(なお、図4のフローチャ
ートには特別図示はしていないが、どのステップからで
あっても、エスケイプ処理は実行可能であり、このエス
ケイプ処理が実行されると、STEP46へ移行す
る。)。
【0039】印刷すると判断した場合は、STEP33
からSTEP34へ移行し、その印刷すべき画像がモノ
クロ画像かカラー画像かが各種操作部24から入力さ
れ、カラー画像の場合はSTEP35で「カラーモー
ド」フラグがセットされ、モノクロ画像の場合はSTE
P36で「モノクロモード」フラグがセットされる。こ
の後、各印刷処理の場面において、この2つのフラグの
どちらが立っているかで、カラー印刷を行うのか、モノ
クロ印刷を行うのかが判断される。画像モードのフラグ
の設定が行われたあと、STEP37へ移行して、印刷
するのでも等倍のコピー印刷か、縮小画像を多数印刷す
るシール印刷を行うのかが、各種操作部24から入力さ
れる。コピー印刷の場合も、「カラーモード」フラグと
「モノクロモード」フラグのどちらがセットされている
かに従って印刷処理される(STEP38)。なお、S
TEP33にて、プリントアウトしないが選択された場
合は、STEP46へ移行してEND処理される。
【0040】STEP37でシール印刷が選択された場
合には、STEP32で詳細画像が液晶ディスプレー3
で表示されているため、操作者は分割数に応じて90°
回転をするのが妥当かを判断し、各種操作部24から入
力する(STEP39)。これにより、2分割画像の場
合は「90°回転」フラグが中央制御部20にセットさ
れ(STEP40)、4分割,16分割画像の場合は
「非回転」フラグがセットされる(STEP41)。
【0041】続いて、各種操作部24でシール印刷でも
何分割のシールにするのかを選択する(STEP4
2)。本実施の形態では、縮小2画像、縮小4画像、縮
小16画像のシール印刷を行うことができるから、(横
2)×(縦1)、(横2)×(縦2)、(横4)×(縦
4)の枠の中から1つが選ばれる。次にこの選択をトリ
ガとして、画像処理手段32が画像データを縮小した
り、分割数に応じて画像の向きを90°回転させる処理
を行う(STEP43)。本実施の形態では2分割のと
きのみ回転処理が行われる。
【0042】例えば、元画像が200万画素デジタルス
チルカメラ画像(横1600画素×縦1200画素)で
葉書大の大きさの用紙に400dpiで印刷する場合に
は、2分割画像の場合、画像データの縮小率は1/2で
(横800画素×縦600画素、すなわち50.8mm
×38.1mm)となるが、画像の90°回転をしなけ
ればならない。4分割の場合縮小率は1/4で(横40
0画素×縦300画素、すなわち25.4mm×9.0
5mm)であり、90°回転処理の必要はない。16分
割の場合縮小率は1/16で(横200画素×縦150
画素、すなわち12.7mm×9.025mm)である
が、4分割の補正をさらに1/4倍しなければならな
い。画素数の縮小は間引き処理、周囲の画素と合成して
画素数を減らす処理、等いろいろな方法あるが、実施の
形態では間引き処理を行っている。
【0043】画像処理手段32が縮小回転補正処理を行
ったあと(STEP43)、配列手段33が画像処理手
段32が形成した縮小画像をこの分割枠のセルの中に複
数複写してシール用画像データを形成するものである
(STEP44)。この後、「カラーモード」フラグと
「モノクロモード」フラグのどちらがセットされている
かで、カラー印刷かモノクロ印刷かが決定され、印刷処
理される(STEP45)。その後STEP46へ移行
してEND処理される。
【0044】以上説明したように本実施の形態のファク
シミリ装置は、通信回線から入手したデータやスキャナ
で読み取ったデータをSDメモリーカードに確実に格納
し、これを利用し必要に応じて再生することができるの
で、ペーパーを用いることなく、SDメモリーカードか
ら直接良好な画質で容易に送信することが可能である。
また、サムネイル画像をみて、希望する特定の画像を選
択し、内容を表示して等倍で印刷したり、場合によって
は縮小してシール作成を行うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のファクシミ
リ装置は、画像データや音声データ等の入手したいデー
タを通信回線を介してメモリーカードに確実に格納する
ことができる。
【0046】また、本発明のファクシミリ装置は、デジ
タルスチルカメラでメモリーカードに保存したり、通信
回線から入手してメモリーカードに保存した画像データ
を、サムネイル画像をみて特定の画像を選択し、内容を
表示して等倍で印刷したり、縮小してシール作成を行う
シール作成機としての機能をもたせることができる。詳
細画像を表示して内容確認ができるので、印刷するとき
にも画像の特定を誤ることがない。
【0047】そして、本発明のファクシミリ装置は、著
作権保護も図れ、通信回線を介して配信されるデータ保
護を十分に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の外観を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の処理の全体の流れを示すフローチャート
【図4】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の印刷処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 操作部 3 液晶ディスプレー 4 ハンドセット 5 SDカード挿入スロット 6 SDメモリーカード 20 中央制御部 21 データ記憶部 22 通信インターフェース 23 モデム 24 各種操作部 25 スキャナ 26 データフォーマット変換部 27 プリント部 28 SDカードリーダ・ライター 29 音声出力部 30 表示手段 31 選択入力部 32 画像処理手段 33 配列手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/60 G06T 3/60 H04N 1/21 H04N 1/21 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD04 CD05 CE08 CH20 5B058 CA13 CA25 KA02 KA04 KA05 KA06 KA08 YA20 5C073 AA00 AB03 AB13 CC00 CE04 5C076 AA17 AA22 AA24 BA02 BA06 BB06 CA02 CB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して送受信したデータを変調
    及び復調するモデムと、 送受信するデータを記憶できるデータ記憶部と、 画像データを記憶したメモリーカードを装着することが
    でき、該メモリーカードへのデータ書き込みと該メモリ
    ーカードからのデータの読み取りを行うことができるメ
    モリーカード入出力部と、 受信したデータのデータ受信情報を表示するとともに、
    前記メモリーカードに記憶された画像データの一覧表示
    をすることができる表示手段と、 前記一覧表示の中から選択入力部により選択された画像
    データを等倍またはシール形式で印刷できるプリント部
    と、 前記選択された画像データのサイズを縮小し、分割数に
    応じて画像を90°回転させることができる画像処理手
    段と、 前記シール形式で印刷するときに、前記画像処理手段で
    処理した画像データをシールの所定位置に並べて配列す
    る配列手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】前記メモリーカードがサムネイル画像デー
    タとその詳細画像データを記憶しており、前記表示手段
    が前記メモリーカードのサムネイル画像の一覧表示を行
    い、前記選択入力部からの入力で詳細画像を表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記メモリーカードがSD(Secure Digit
    al)メモリーカードであることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004239992A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Sanyo Electric Co Ltd 液晶プロジェクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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