JP2002010049A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002010049A
JP2002010049A JP2000185855A JP2000185855A JP2002010049A JP 2002010049 A JP2002010049 A JP 2002010049A JP 2000185855 A JP2000185855 A JP 2000185855A JP 2000185855 A JP2000185855 A JP 2000185855A JP 2002010049 A JP2002010049 A JP 2002010049A
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Kenji Tanaka
賢治 田中
Taro Hayashida
太郎 林田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像データがカラーでもモノクロ
であっても、ヘッダ情報を付加して送信することがで
き、入手したいデータを通信回線を介してメモリーカー
ドに格納でき、著作権保護も図れるファクシミリ装置を
提供する。 【解決手段】 本発明のファクシミリ装置は、メモリー
カードを装着することができるメモリーカード入出力部
と、通信回線から受信したデータとヘッダデータを記憶
できるデータ記憶部と、スキャナから入力された画像デ
ータまたはメモリーカードに記憶された画像データを第
1要素とし、前記ヘッダデータを第2要素として2つの
要素を組合せて送信データを作成する送信文書作成手段
と、送信データをファクシミリ送信可能なデータ形式に
変換するデータフォーマット変換手段と、を備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリーカードに
記録した画像データ等にヘッダ情報をつけて送出するこ
とができ、画像データや音声データ等の入手したいデー
タを通信回線から受信して、メモリーカードに格納でき
るファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に用いられているファクシミリ装置
は、送信したい画像をスキャナにて操作し、イメージ情
報を取り込んで、その画像を送信したり、あるいは、そ
のようにして送られてきた画像を受信するだけのもので
あった。
【0003】ところで、近年パーソナルコンピュータへ
の画像入力機としてデジタルスチルカメラが登場し、そ
の静止画像の保存手段として各種のメモリーカードが利
用されている。そして、この静止画像が記録されたメモ
リーカードをメモリーカード入出力部に挿入し、読取処
理を行うことで、パーソナルコンピュータに画像データ
を取り込むことが広く行われるようになってきている。
【0004】しかし、せっかくメモリーカードを用いて
パーソナルコンピュータで画像処理できるようになって
も、処理された画像を遠隔地に送信する場合にはまず画
像をプリントアウトし、これをファクシミリ装置で送信
することが一般的に行われている。これは、電子データ
で保存されているものをペーパー上の可視情報とし、さ
らに再び電子データに戻していることであり、記憶媒体
を有効利用したことにはならない。
【0005】そこで、本出願人らはファクシミリ装置に
メモリーカード入出力部を設け、これにメモリーカード
を装着し、格納されているデータをカードから直接送信
することに思い至った。このファクシミリ装置はファク
シミリ装置の機能を飛躍的に向上させるものであり、フ
ァクシミリ装置の可能性を拡大するものである。
【0006】ただ、この新たに機能を拡大されたファク
シミリ装置は、ファクシミリ送信するための圧縮データ
形式がカラーとモノクロで相違し、またメモリーカード
に入力する圧縮データ形式も相違しており、ファクシミ
リ装置に期待される機能を単純に与えることができるか
というと、なかなかそれはできないという難しさがあ
る。ヘッダ情報を付加するときにもこれらの相違が問題
となる。
【0007】ところで、最近インターネット経由で画像
データや音声データを配信し、決済なども電子的に行う
というサービスが、世界中で急速に進展しつつある。こ
のような画像データや音声データを入手するのは普通パ
ーソナルコンピュータや携帯電話等の端末で行われる
が、これらは例えば高齢者などにとってはまだなじみが
薄く、せっかくのサービスも縁遠くなっている。現在、
もっともポピュラーなデータ通信手段はファクシミリ装
置であるが、今のところファクシミリ装置がこうした配
信データを受信する端末として考えられたことはない。
【0008】また、配信されるデータが不法にコピーさ
れたりすることもあり、これらの配信データの著作権保
護をどのようにすれば図れることができるのか検討され
ている。そして、もしファクシミリ装置で配信データを
入手するようになった場合、著作権保護が図れるかどう
か未解決である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のファクシミリ装置は、画像が記載された原稿をスキャ
ナを介して読み取り、送信するだけのものであり、上述
したデジタルスチルカメラで撮影した画像等を送信する
ことはできないものであった。そして、ヘッダ情報を付
加してファクシミリ送信しようとすると、カラー画像、
モノクロ画像とで異なり、簡単にはヘッダ情報を付加で
きないものであった。
【0010】さらに、インターネット経由で配信される
画像データや音声データを入手するファクシミリ装置は
もとより存在しないし、入手したデータの著作権保護機
能を果せるファクシミリ装置は存在していない。ファク
シミリ装置がもっともポピュラーなデータ通信手段であ
ることを考慮すると、ファクシミリ装置の活用はもっと
図られてよい。
【0011】そこで、本発明は、メモリーカードに記録
した画像データ等がカラーでもモノクロであっても、ヘ
ッダ情報を付加して良好な画質で容易に送信することが
でき、画像データや音声データ等の入手したいデータを
通信回線を介してメモリーカードに確実に格納すること
ができ、必要に応じて著作権保護も図れるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のファクシミリ装置は、通信回線を介してデータ
を送受信する通信入出力部と、原稿等上の画像を入力す
るためのスキャナと、メモリーカードを装着することが
でき、該メモリーカードへのデータ書き込みと該メモリ
ーカードからのデータの読み取りを行うことができるメ
モリーカード入出力部と、通信回線から受信したデータ
とヘッダデータを記憶できるデータ記憶部と、スキャナ
から入力された画像データまたはメモリーカードに記憶
された画像データを第1要素とし、前記ヘッダデータを
第2要素として2つの要素を組合せて送信データを作成
する送信文書作成手段と、送信データとファクシミリ送
信可能なデータとでデータ形式を相互に変換するデータ
フォーマット変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】これにより、メモリーカードに記録した画
像データ等がカラーでもモノクロであっても、ヘッダ情
報を付加して良好な画質で容易に送信することができ、
画像データや音声データ等の入手したいデータを通信回
線を介してメモリーカードに確実に格納することがで
き、必要に応じて著作権保護も図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通信回線を介してデータを送受信する通信入出力部
と、原稿等上の画像を入力するためのスキャナと、メモ
リーカードを装着することができ、該メモリーカードへ
のデータ書き込みと該メモリーカードからのデータの読
み取りを行うことができるメモリーカード入出力部と、
通信回線から受信したデータとヘッダデータを記憶でき
るデータ記憶部と、スキャナから入力された画像データ
またはメモリーカードに記憶された画像データを第1要
素とし、ヘッダデータを第2要素として2つの要素を組
合せて送信データを作成する送信文書作成手段と、送信
データとファクシミリ送信可能なデータとでデータ形式
を相互に変換するデータフォーマット変換手段と、を備
えたことを特徴とするファクシミリ装置であるから、メ
モリーカードに記憶した画像データ等がカラーでもモノ
クロであっても、ヘッダ情報を付加して良好な画質で容
易に送信することができ、入手したいデータを通信回線
を介してメモリーカードに確実に格納することができ
る。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、データ
記憶部にデータが記憶されるとデータ受信情報を表示す
る表示手段と、データ記憶部にいったん記憶したデータ
から前記メモリーカードに格納するデータを選択して前
記メモリーカードに転送するための選択入力部と、を備
えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置
であるから、通信回線から介して受信したすべてのデー
タがデータ記憶部に記憶され、このデータ受信情報を表
示手段で確認してから、操作者がメモリーカードに格納
するため、確実にメモリーカードにデータを格納でき
る。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、メモリ
ーカードがSD(Secure Digital)メモリーカードであ
ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
のファクシミリ装置であるから、SDメモリーカードは
セキュリティの面で優れており、著作権問題に対して十
分に配慮されたファクシミリ装置を実現することができ
る。
【0017】(実施の形態)以下、本発明の実施例を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
におけるファクシミリ装置の斜視図、図2は同実施の形
態におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0018】図1において、1はファクシミリ装置本
体、2は発呼のためのダイヤル等を行う操作部、3は、
後述するデータ受信情報等の各種表示を行ったり、当方
よりファクシミリ送信する画像情報を、送信に先立って
確認したり、受信した画像情報を印刷するに際して、そ
の前にその画像のチェックをするための液晶ディスプレ
ー、4は通話を行うためのハンドセット、5はSD(S
ecure Digital)メモリーカード6を挿入可能で、この
SDメモリーカード6との間で画像情報のやり取りを行
うSDカードリーダ・ライター28(本発明におけるメ
モリーカード入出力部で、後述する)のカード挿入スロ
ットである。このSDメモリーカード6は、世界の主要
なソフト・コンテンツ会社から強く求められている著作
権保護機能に対応した次世代のメモリーカードである。
なお、メモリーカードとしてSDメモリーカードのほか
パーソナルコンピュータカード規格に準拠したメモリー
カードでもよく、コンパクトフラッシュ(登録商標)カ
ード、スマートメディア等が好ましいが、著作権保護が
可能になるSDメモリーカード6がもっとも望ましい。
【0019】図2において、20は中央制御部(本発明
における制御手段)であり、この中央制御部20はファ
クシミリ装置全体の動作プログラムを格納したROMに
基づく各種演算処理を行うCPU、並びにこのCPUと
の間でデータの送受を行うRAMを備えており、ファク
シミリ装置各部の動作を制御するものである。21は通
信回線を介して受信した受信データをいったん記憶する
フラッシュメモリー等のデータ記憶部、22は通信イン
ターフェースであり、図示していない電話回線と本ファ
クシミリ装置との間の接続や各種プロトコールデータの
やりとりおよびデータの送信と受信を行う。23は相手
ファクシミリ装置との間でのデータのやり取りに際し、
変調/復調を行うモデム、24は各種操作部であり、後
述する選択入力部31と一緒に図1における操作部2と
して示されている。25はスキャナであり、原稿画像を
読み取るものであり、本実施の形態においてはカラーイ
メージセンサを用いている。26はデータフォーマット
変換部であり、例えばカラーファクシミリ装置にて使用
するITU−T T.81規格に準拠したフォーマット
の画像データを、SDメモリーカード6の圧縮フォーマ
ットであるTIFFのJFIFフォーマットまたはDC
FのJPEG形式のデータに変換するものである。その
逆も実行される。このほかモノクロファクシミリ装置の
場合はMH符号化データを同様に変換する。音声データ
の配信を受ける場合には、MP3(MPEG Audi
o Layer3)フォーマットかAAC(Advan
cedAudio Coding)フォーマットの音声
圧縮形式データをSDメモリーカード6用のデータフォ
ーマットへ変換する。このように変換すれば、SDメモ
リーカード6に格納されたデータをパーソナルコンピュ
ータや再生装置で直ちに再生することができる。
【0020】27はプリント部であり、受信したファク
シミリ画像データ、ハンドセット4でスキャンした画デ
ータ、SDメモリカード6内の画データ等をカラー印刷
やモノクロ印刷する。28はSDメモリーカード6との
間でデータのやり取りを行うSDカードリーダ・ライタ
ーである。29は音声出力部であり、送られてくる音声
データをD/A変換し増幅して出力するものであり、図
1におけるハンドセット4もこれに含まれる。30は液
晶ディスプレー3にデータ受信情報等多くの表示を行う
表示手段であり、31は液晶ディスプレー3上に表示さ
れたデータ受信情報を確認して、これがSDメモリーカ
ード6に格納したい画像データや音声データなどの場合
に、格納すべきデータを選択しSDメモリーカード6へ
の転送指示を出す選択入力部である。図1に示す操作部
2はこの選択入力部31と各種操作部24で構成され
る。
【0021】32はスキャナ25から入力された画像デ
ータや、メモリーカード6に記憶された画像データを第
1要素とし、ヘッダデータを第2要素として2つを組合
せて送信データを作成する送信文書作成手段である。ヘ
ッダデータは、例えば送信した日時情報、送信者の名
前、その他定型的に付加したい付加情報をデータ化した
データであって、イメージデータであり、あらかじめ作
成してデータ記憶部21やメモリーカード6に記憶して
おけばよい。このとき、ヘッダデータは、モノクロ2値
画像として記憶されており、画像データが一旦解凍され
た後、このヘッダデータと合成され、再度JPEG形式
で圧縮される。
【0022】以上のように構成された、ファクシミリ装
置の動作について、図3の動作フローチャートを参照し
て説明する。図3は本発明の一実施の形態におけるファ
クシミリ装置の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0023】まず、本ファクシミリ装置にてデータを受
信する際の動作について説明する。
【0024】データを受信する場合は、STEP1より
STEP2へ移行し、受信したデータをフラッシュメモ
リーからなるデータ記憶部21に記憶するとともに、デ
ータ受信情報であるこのデータのタイトル(ファイル
名)、またはデータが画像データの場合はサムネイル画
像を液晶ディスプレー3に表示する。受信したデータに
著作権保護機能をもたせる「再コピー禁止」等のフラグ
がたっているときには、あわせてこの情報もデータ受信
情報として表示する。
【0025】その後、STEP3にて、操作者はデータ
の受信情報をみてどのデータをSDメモリーカードに転
送するか選択して、選択入力部31から転送命令を入力
する。この入力があると、中央制御部20はSDメモリ
ーカード6がSDカードリーダ・ライター28に装着さ
れているか否かを認識にいき、SDメモリーカード6が
装着されていないときには、警告のため「SDメモリー
カードが非装着です」などの表示を液晶ディスプレー3
に行う。SDメモリーカード6が装着されている場合に
は、中央制御部20は入力に従ってデータ記憶部21の
所定のデータをSDメモリーカード6に転送する。も
し、操作者がうっかりSDメモリーカード非装着のまま
選択入力部31を操作し、さらにデータがSDメモリー
カード6に蓄積されないまま終了したときには、中央制
御部20はSDメモリーカード6が装着されるまで待機
して、装着された時点に自動でデータの転送を行う。な
お、この際、受信したデータがメモリーカードにデータ
入力するデータフォーマットと異なっているとき、中央
制御部20はデータフォーマット変換手段にこれを入力
可能なデータフォーマットへ変換するよう命じて変換後
のデータを格納する。
【0026】STEP3でSDメモリーカード6に転送
指示がされなかったときは、操作者が再び選択入力部3
1と各種操作部24を操作することで、その液晶ディス
プレー3に表示されている画像をさらにプリントアウト
するか否かを指示することができる(STEP7)。
【0027】プリントアウトする場合は、STEP8へ
移行し、その印刷すべき画像がモノクロ画像かカラー画
像かが判断され、カラー画像の場合はSTEP9にてプ
リント部27によりカラー印刷が行われ、一方、モノク
ロ画像の場合は、STEP10にてプリント部27によ
りモノクロ印刷が行われ、その後STEP35へ移行し
てEND処理される。なお、STEP7にて、プリント
アウトしないが選択された場合は、STEP35へ移行
してEND処理される。
【0028】次に、送信処理について説明する。
【0029】送信の場合は、STEP1よりSTEP1
1へ移行し、送信がSDメモリーカード6に記憶されて
いるデジタルカメラにて撮影した画像を送信するのか、
あるいは、一般のファクシミリ装置のように原稿を送信
するのかを、操作者が各種操作部24を操作することで
設定する。
【0030】SDメモリーカード6からの送信ではない
場合、STEP12へ移行し、ファクシミリ装置本体1
に原稿がセットされているか否か、セッティング状態が
十分か判断される。
【0031】原稿がセットされていない場合は、STE
P14へ移行し、「原稿がセットされていません」など
のメッセージを液晶ディスプレー3に表示するなどのエ
ラー処理が行われる。一方、原稿がセットされている場
合は、STEP13へ移行し、送信がカラー画像送信で
あるのかモノクロ画像送信であるのかが、操作者により
各種操作部24より入力され、カラー画像の場合はST
EP19へ、モノクロ画像の場合はSTEP20へ進
む。
【0032】一方、STEP11にてSDメモリーカー
ド6からの送信が設定された場合は、STEP15へ移
行し、中央制御部20はSDカードリーダ・ライター2
8を制御し、SDメモリーカード6に記憶されているデ
ジタルカメラにて撮影された画像の一覧をサムネイル形
式で液晶ディスプレー3へ表示する(なお、本実施の形
態ではサムネイル形式の画像を液晶ディスプレー3へ表
示したが、液晶ディスプレーへの表示でなく、プリント
部27によって一旦プリントアウトしてもよい)。その
後、操作者は、表示されているサムネイルより送信した
い画像を指定するため、サムネイルと関連つけられてい
るサムネイル番号を選択入力部31を操作することで入
力する(STEP16)。すると、指定された番号のサ
ムネイル画像に対する詳細画像が、液晶ディスプレー3
へ表示される(STEP17)。STEP18では操作
者は、この画像を見て、本当にこの画像を送信するか否
かを決定し、送信する場合は、前述したSTEP13へ
移行する。また、送信しない場合は、再度STEP15
へ戻ってサムネイル表示を行う。(なお、図3のフロー
チャートには特別図示はしていないが、どのステップか
らであっても、エスケイプ処理は実行可能であり、この
エスケイプ処理が実行されると、STEP35へ移行す
る。) 次に、ヘッダ情報を付加するステップの説明を行う。S
TEP13でカラー画像送信と判断された場合は、ST
EP19へ進む。このSTEP19では、ヘッダデータ
があるか否かがチェックされる。ヘッダデータがあらか
じめデータ記憶部21やSDメモリーカード6に記憶さ
れているのが確認されたときには、データフォーマット
変換手段26が、スキャナ25から入力された画像デー
タやSDメモリーカード6に記憶された画像データなど
の第1要素に対して、合成すべきヘッダデータ、すなわ
ち第2要素をITU−T T.81形式に直接変換し
(STEP21)、引き続き送信文書作成手段32が、
スキャナ25から入力された画像データやSDメモリカ
ード6に記憶された画像データ、すなわち第1要素の内
の所定量を解凍(STEP22)して、所定量を前記変
換済みのITU−TT.81形式のデータに続けて圧縮
し(STEP23)、前記画像データすなわち第一要素
全部について、解凍およびT81形式への変換が終了し
たかどうか判定し、終了していなければSTEP22か
ら繰り返す(STEP24)。このあと、中央制御部2
0は通信インターフェース22を制御し、通信インター
フェース22は相手ファクシミリ装置に通信回線を介し
てCNG信号を送り、相手からCED信号を受け取る。
これにより、送信の可否、相手ファクシミリ装置の種
類、用紙規格の情報を取得できる。この後、このデータ
は通信インターフェース22から相手ファクシミリ装置
に送信される(STEP25)。STEP19でヘッダ
データがない場合はSTEP26でITU−T T.8
1規格に準拠したフォーマットのデータに変換され、直
ちに送信される(STEP27)。いずれの場合も送信
後終了する(STEP35)。
【0033】次に、このSTEP13でモノクロ画像と
判断された場合は、STEP20でヘッダデータがある
か否かがチェックされる。ヘッダデータがデータ記憶部
21やメモリーカード6に記憶してあるのを確認し、画
像データとデータ形式が異なれば同じデータ形式に変換
し送信文書作成手段32のメモリーに転送する(STE
P28)。このあと、中央制御部20は通信インターフ
ェース22を制御し、通信インターフェース22は相手
ファクシミリ装置に通信回線を介してCNG信号を送
り、相手からCED信号を受け取る(STEP29)。
これにより、送信の可否、相手ファクシミリ装置の種
類、用紙規格の情報を取得できる。この後、送信文書作
成手段32は、スキャナ25から入力された画像データ
や、メモリーカード6に記憶された画像データ、すなわ
ち第1要素に対して、ヘッダデータを第2要素として先
頭に付加し、2つの要素を組み合わせて1つのイメージ
データとする(STEP30)。このイメージデータで
ある送信データは、データフォーマット変換手段26で
MH符号等(他にMR、MMR、JBIG)のデータに
変換される(STEP31)。変換後、このデータは通
信インターフェース22から相手ファクシミリ装置に送
信される(STEP32)。STEP20でヘッダデー
タがない場合はSTEP32でMH符号等のデータに変
換され(STEP33)、送信される(STEP3
4)。いずれの場合も送信後終了する(STEP3
5)。
【0034】以上説明したように本実施の形態のファク
シミリ装置は、SDメモリーカードに通信回線から配信
された画像データや音声データを確実に格納し、これを
利用し必要に応じて再生することができるので、ペーパ
ーを用いることなく、SDメモリーカードから直接良好
な画質で容易に送信することが可能である。
【0035】メモリーカードに記憶した画像データ等が
カラーでもモノクロであっても、ヘッダ情報を付加して
容易に送信することができ、入手したいデータを通信回
線を介してメモリーカードに確実に格納することができ
る。
【0036】SDメモリーカードは著作権保護に最も適
した記憶手段であるから、通信回線を介して入手される
データであっても、安心して回線上を流通させることが
できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は、メモ
リーカードに記憶した画像データ等がカラーでもモノク
ロであっても、ヘッダ情報を付加して良好な画質で容易
に送信することができ、入手したいデータを通信回線を
介してメモリーカードに確実に格納することができる。
【0038】本発明の請求項2に記載の発明は、通信回
線から介して受信したすべてのデータがデータ記憶部に
記憶され、このデータ受信情報を表示手段で確認してか
ら、操作者がメモリーカードに格納するため、確実にメ
モリーカードにデータを格納できる。
【0039】本発明の請求項3に記載の発明は、メモリ
ーカードがSDであるから、SDメモリーカードはセキ
ュリティの面で優れており、著作権問題に対して十分に
配慮されたファクシミリ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の外観を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態におけるファクシミリ装
置の処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 操作部 3 液晶ディスプレー 4 ハンドセット 5 SDカード挿入スロット 6 SDメモリーカード 20 中央制御部 21 データ記憶部 22 通信インターフェース 23 モデム 24 各種操作部 25 スキャナ 26 データフォーマット変換部 27 プリント部 28 SDカードリーダ・ライター 29 音声出力部 30 表示手段 31 選択入力部 32 送信文書作成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB01 AB17 AB20 AB22 AB25 AB41 AB43 AB44 AC02 AC04 AC06 AC22 AC29 AC58 AE03 AE14 AF14 BA00 5C073 AA06 AB17 CD12 CE05 5C075 CA01 CD23 5C079 HA02 HA13 LA31 MA01 NA00 NA29 PA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介してデータを送受信する通信
    入出力部と、 原稿等上の画像を入力するためのスキャナと、 メモリーカードを装着することができ、該メモリーカー
    ドへのデータ書き込みと該メモリーカードからのデータ
    の読み取りを行うことができるメモリーカード入出力部
    と、 通信回線から受信したデータとヘッダデータを記憶でき
    るデータ記憶部と、 前記スキャナから入力された画像データまたは前記メモ
    リーカードに記憶された画像データを第1要素とし、前
    記ヘッダデータを第2要素として2つの要素を組合せて
    送信データを作成する送信文書作成手段と、 前記送信データとファクシミリ送信可能なデータとでデ
    ータ形式を相互に変換するデータフォーマット変換手段
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記データ記憶部にデータが記憶されると
    データ受信情報を表示する表示手段と、 前記データ記憶部にいったん記憶したデータから前記メ
    モリーカードに格納するデータを選択して前記メモリー
    カードに転送するための選択入力部と、を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記メモリーカードがSD(Secure Digit
    al)メモリーカードであることを特徴とする請求項1ま
    たは2のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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JP (1) JP2002010049A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345036A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置及び画像記憶方法
US7639379B2 (en) 2002-03-01 2009-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device capable of acquiring data from web server
JP2016192805A (ja) * 2016-07-19 2016-11-10 株式会社リコー 画像処理装置、画像配信システム、画像配信方法、プログラム、及び記録媒体

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