JP4350532B2 - ファクシミリ装置、ファクシミリ通信方法およびプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ通信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、カラー情報を送信可能なファクシミリ装置、ファクシミリ通信方法およびプログラムに関する。
従来、カラー情報を通信可能なファクシミリ装置は、ITU−T勧告T.30、T.4、T.81、T.42により規定されている色空間Labでのカラーファクシミリ通信を行うものである(例えば特許文献1を参照)。
近年、デジタルカメラが普及し、デジタルカメラで撮影した情報をそのままファクシミリプロトコルを使用して送信したいというニーズが高まりつつある。ここで、デジタルカメラで使用されている色空間は、Labでなく、sYCCである。そこで、上記ニーズに対応するために、色空間sYCCでのJPEG符号化情報をそのまま送信するプロトコルがITU−Tにより規定され、標準化された。そして、このような色空間sYCCでのJPEG符号化情報を送受信可能なカラーファクシミリ通信方式が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
上述のカラーファクシミリ通信方式を用いたシステム構成について図10を参照しながら説明する。図10は従来のカラーファクシミリ通信方式を用いたシステム構成を示すブロック図である。
カラーファクシミリ通信方式を用いたシステムは、図10に示すように、送信機側のファクシミリ装置100と、ファクシミリ装置100と電話回線を介して接続される受信機側のファクシミリ装置200とから構成される。ファクシミリ装置100は、原稿をカラー読取可能なスキャナ102と、カードインターフェース(カードI/F)104とを有する。カードI/F104には、デジタルスチルカメラ120などの記録媒体として用いられるコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)106が装着され、カードI/F104は、CFカード106に対して情報の読み出しまたは書き込みを可能にする。
ファクシミリ装置200は、プリンタ208と、カードインターフェース(カードI/F)204とを有する。カードI/F204には、デジタルスチルカメラ220などの記録媒体として用いられるコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)206が装着され、カードI/F204は、CF206カードに対して情報の読み出しまたは書き込みを可能にする。
ここで、送信機側のファクシミリ装置100は、カラー原稿情報の送信またはカードI/F104に装着されたCFカード106に格納された情報(デジタルスチルカメラ120により撮影された情報)の送信が可能である。受信機側のファクシミリ装置200は、受信したカラー情報のプリントまたはカードI/F204に装着されているCFカード206への書き込みが可能である。すなわち、送信機側においては、デジタルスチルカメラ120で撮影された情報が格納されているCFカード106をカードI/F104に装着すれば、デジタルスチルカメラ120で撮影された画像情報をファクシミリ通信により相手先に送ることができる。また、受信機側においては、受信したカラー情報すなわちデジタルスチルカメラで撮影された情報をプリント出力することができ、また受信したカラー情報をカードI/F204に装着されているCFカード206へ書き込み、保存することができる。
特開平06−125470号公報 特開2003−37741号公報
しかしながら、送信機側(ファクシミリ装置100)においてカードI/F104に装着されたCFカード106に格納された情報(デジタルスチルカメラ120で撮影された画像情報)の送信が選択されている場合、この情報の送信とともに、DCF(Design rule for Camera File system)によりサムネイル画像を送信することが規定されている。上記情報にはApp1マーカがあり、このApp1の中にサムネイル画像が含まれている。受信機側においては、上記情報とともに、そのサムネイル画像が受信されることになる。ここで、受信した情報をプリンタ208によりカラープリントする場合、受信したサムネイル画像を有効に使用することができず、また、サムネイル画像の送信に伴い通信時間が長くなる。
本発明の目的は、1通信で送信する画像ファイルの数に応じて、画像ファイルに含まれているサムネイル画像を送信するか否かを決定することができるファクシミリ装置、ファクシミリ通信方法およびプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、カラー情報を送信可能なファクシミリ装置であって、撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込手段と、前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、カラー情報を送信するためのファクシミリ通信方法であって、撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込工程と、前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御工程とを有し、前記制御工程では、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、カラー情報を送信することが可能なファクシミリ装置を制御するためのプログラムであって、撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込ステップと、前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御ステップとをコンピュータにより実行させ、前記制御ステップでは、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とする。
発明によれば、1通信で複数の画像ファイルを送信する場合、複数の画像ファイルに含まれているサムネイル画像が送信されるので、受信機側において、受信した複数の画像ファイルの画像をそれぞれに含まれるサムネイル画像により確認することができ、出力すべき画像の選択を容易に行うことができる。また、1通信で1つの画像ファイルを送信する場合、受信機側において、受信した画像ファイルの出力の際にサムネイル画像を確認することは不要と考えられ、通信時間および通信コストを削減することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置は、図1に示すように、電話回線2aに接続されている網制御装置(以下、NCUという)2を備える。NCU2は、電話網をデータ通信などに使用するための回線端末へ接続するなどの電話交換網の接続制御、データ通信路への切換えを行い、電話回線2aと電話機4との接続(CMLオフ)、および電話回線2aとハイブリッド回路6との接続(CMLオン)を選択的に切り換える。NCU2と電話機4とは信号線2bで接続され、NCU2とハイブリッド回路6とは信号線2cで接続されている。NCU2の切換動作は、バス26を介してCPU22により制御される。
ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2aを介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
送信系は、CCD(電荷結合素子)などの撮像素子と光学系から構成される読取回路14と、発呼回路10とを有する。読取回路14は、送信する原稿をカラー読取可能であり、この読取回路14により読み取られた画像データは、バス26に出力される。このバス26に出力された画像データは、必要に応じて、そのまま、または符号化された後にメモリ(RAM)18に格納される。発呼回路10は、バス26から電話番号情報を入力し、DTMFの選択信号を信号線10aに出力する。
メモリ18内の符号化されたデータ(読み取り画像データ)は、バス16を介して変復調器8に出力される。変復調器8は、バス26からの符号化されたデータに対し変調処理を施し、変調信号を生成するとともに、ハイブリッド回路6から信号線6aを介して取り込まれた受信信号に対し復調処理を施し、復調データを生成する。この変調処理および復調処理は、ITU−T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づいて行われる。変復調器8による伝送モードは、CPU22によって決定される。
変復調器8で生成された変調信号は、信号線8aを介して加算回路12に与えられる。加算回路12は、変復調器8からの変調信号と発呼回路10からの信号とを加算し、その加算された信号はハイブリッド回路6に信号線12aを介して出力される。ハイブリッド回路6は、上記加算された信号を送信信号としてNCU2経由で電話回線2aに送出する。
これに対し、受信系では、相手装置からNCU2経由で受信した信号がハイブリッド回路6から信号線6aを介して変復調器8に出力される。変復調器8は、上述したように、信号線6aを介して取り込まれた受信号に対し復調処理を施し、復調データを生成する。変復調器8で生成された復調データは、バス26を介してCPU22に与えられる。CPU22は、復調データに対し復号化などの処理を施し、復号化されたデータはバス26を介して記録回路16に与えられる。また、復号化されたデータは、必要に応じて、メモリ18に格納される。
記録回路16は、カラー記録可能であり、バス26に出力されたデータ(画像データ)を順次1ライン毎に記録紙に記録する。
メモリ18は、上述したように、読取回路14で読み取られたデータ、それの符号化されたデータ、受信したデータ、それの復号化されたデータを格納するとともに、CPU22の作業領域として使用される。
バス26には、操作部20およびカードインターフェース28が接続されている。操作部20には、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、カラー送信選択キー、コピー、FAX、プリントのモードを選択するためのモード選択キー、カードI/F28に装着されたCFカード30に格納されている情報(デジタルスチルカメラで撮影された画像情報)の送信を選択するためのキー、その他のファンクションキーが設けられており、押下されたキー情報はバス26に出力される。また、操作部20には、表示部が設けられており、表示部には、設定されたモード内容、入力された情報などが表示される。
カードインターフェース28は、カード、例えばデジタルカメラで撮影された画像情報が記憶されているコンパクトフラッシュ(登録商標)カード30を装着するためのインターフェースであり、これに装着されたコンパクトフラッシュ(登録商標)カード30から画像情報の読み出しまたは書き込みを行うことが可能である。
CPU22は、ROM24に格納されている制御プログラムに基づいてファクシミリ装置全体の制御を行うとともに、ファクシミリ伝送制御手順を実行する。
次に、本実施の形態のカラー画像通信に用いられる主要信号について図2を参照しながら説明する。図2は図1のファクシミリ装置のカラー画像通信に用いられる主要信号を示すテーブルである。
本実施の形態においては、ファクシミリ装置のカラー画像通信に用いられる主要信号として、新規にITU−T勧告T.30に追加された信号が用いられる。
具体的には、図2に示すように、DIS/DTC信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでJPEG符号化された情報に対する受信機能の有無が通知される。また、DCS信号のFIFの68ビットにより、色空間LabでJPEG符号化された情報の送信が指定される。
また、DIS/DTC信号のFIFの69ビットにより、色空間がLabであるフルカラー受信機能の有無が通知され、DCS信号のFIFの69ビットにより、色空間がLabであるフルカラー送信が指定される。
また、DIS/DTC信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化された情報に対する受信機能の有無が通知され、DCS信号のFIFのXビットにより、色空間sYCCでのJPEG符号化された情報の送信が指定される。
次に、本実施の形態におけるファクシミリ通信について図3〜図7を参照しながら説明する。図3〜図7は図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。ここで、図3〜図7のフローチャートに示す手順は、CPU22により実行される。
CPU22は、図3に示すように、まずステップS2において、バス26を介して、メモリ18をイニシャライズし、続くステップS4で、バス26を介して、操作部20の表示部をクリアする。そして、CPU22は、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
次いで、CPU22は、ステップS8において、操作部20の入力に基づいて、ファクシミリ送信が選択されたか否かを判定し、ファクシミリ送信が選択されていない場合、ステップS10において、その他の処理を実行する。そして、CPU22は、処理をステップS6に戻す。
これに対し、ファクシミリ送信が選択されている場合、CPU22は、ステップS12において、バス26を介してNCU2のCMLをオンし、続くステップS14において、発呼回路10を用いて指定された宛先へ発呼する。そして、CPU22は、ステップS16において、操作部20から入力された情報に基づいてデジタルスチルカメラで撮影された情報の送信が選択されているか否かを判定する。ここで、デジタルスチルカメラで撮影された情報の送信が選択されていない場合、CPU22は、ステップS18において、カラー送信が選択されているか否かを判定する。
上記ステップS18においてカラー送信が選択されていると判定された場合、CPU22は、DIS信号のFIFの68,69ビットが1であるか否かを判定する。DIS信号のFIFの68,69ビットが1である場合、CPU22は、図4に示すステップS26において、前手順を実行する。ここでは、DCS信号のFIFの68,69ビットが1にされる。そして、CPU22は、ステップS28において、原稿情報をカラーで読み取り、その原稿情報を色空間LabでJPEG符号化して送信する。ここでは、JPEGのApp1マーカが送信されないので、サムネイル画像は送信されない。次いで、CPU22は、ステップS30において、後手順を実行し、処理を上記ステップS6に戻す。
上記ステップS18においてカラー送信が選択されていないと判定された場合、または上記ステップS20においてDIS信号のFIFの68,69ビットが1でないと判定された場合、CPU22は、図5に示すステップS32において、前手順を実行する。ここでは、DCS信号のFIFの68,69,Xビットが0にされる。そして、CPU22は、ステップS34において、原稿情報を2値で読み取り、そのモノクロ原稿情報を送信する。次いで、CPU22は、ステップS36において、後手順を実行し、処理を上記ステップS6に戻す。
上記ステップS16においてデジタルスチルカメラで撮影された情報の送信が選択されていると判定された場合、CPU22は、ステップS22において、DIS信号のFIFのXビットが1であるか否かを判定する。ここで、DIS信号のFIFのXビットが1である場合、前手順を実行する。ここでは、DCS信号のFIFのXビットが1にされる。そして、CPU22は、図6に示すステップS38において、サムネイル画像の送信が選択されているか否かを判定する。
上記ステップS38においてサムネイル画像の送信が選択されていると判定された場合、CPU22は、ステップS40において、カードインターフェース28に装着されているコンパクトフラッシュ(登録商標)カード30に格納されている情報(デジタルスチルカメラで撮影された色空間がsYCCのJPEG符号化されたフルカラー情報)をそのまま送信する。ここでは、全ての送信ファイルに対して、App1マーカが送信され、サムネイル画像も送信される。そして、CPU22は、ステップS42において、後手順を実行し、処理を上記ステップS6に戻す。
上記ステップS38においてサムネイル画像の送信が選択されていないと判定された場合、CPU22は、ステップS44において、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード30に格納されている情報(デジタルスチルカメラで撮影された色空間がsYCCのJPEG符号化されたフルカラー情報)を送信する。ここでは、全ての送信ファイルに対して、App1マーカが削除されるので、サムネイル画像は送信されない。そして、CPU22は、ステップS46において、後手順を実行し、処理を上記ステップS6に戻す。
上記ステップS22においてDIS信号のFIFのXビットが1でないと判定された場合、CPU22は、図7に示すステップS48において、「デジタルスチルカメラで撮影した情報の送信はできませんでした」と操作部20の表示部に表示する。この表示は、その後の何らかのキー操作により消去される。そして、CPU22は、処理を上記ステップS6に戻す。
このように、本実施の形態によれば、デジタルスチルカメラにより撮影された、サムネイル画像を含む色空間sYCCでかつJPEG符号化の画像ファイルを送信する際に、取り込まれた画像ファイルに含まれるサムネイル画像を送信するか否かの選択に応じて、該サムネイル画像の送信を制御するので、色空間sYCCでかつJPEG符号化の画像ファイルに含まれるサムネイル画像の送信の有無を任意に選択することができる。よって、送信機側のユーザが、サムネイル画像の送信が必要ないと判断したときに、サムネイル画像の送信を行わずに画像ファイルの送信を行うことができ、通信時間および通信コストを削減することが可能になる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順の一部を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対し、デジタルスチルカメラで撮影した情報の送信が選択されているとき、サムネイル画像の送信を実行するか否かを、送信する各ファイルに対して選択することができる点で異なる。よって、本実施の形態においては、上述した第1の実施の形態と異なる点のみを説明することにする。
具体的には、図8に示すように、図6に示すステップS40またはステップS44の後、CPU22は、ステップS54において、他の送信ファイルがあるか否かを判定し、他の送信ファイルがあれば、ステップS58において、中間手順を実行する。そして、CPU22は、処理を図6のステップS38に戻す。これに対し、他の送信ファイルがなければ、CPU22は、処理を図6のステップS42へ進める。
なお、ここでのステップS40,ステップS44においては、1ファイル単位での送信が行われるものとする。
このように、本実施の形態によれば、送信ファイル毎にそのサムネイル画像の送信の有無を選択することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の第3の実施の形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順の一部を示すフローチャートである。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、その説明は省略する。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対し、デジタルスチルカメラで撮影した情報の送信が選択されているとき、サムネイル画像の送信を実行するか否かを、1通信で送信するファイルの数に応じて決定する点で異なる。すなわち、1通信で1ファイルのみを送信する場合、そのサムネイル画像の送信を行わないように決定され、1通信で複数のファイルを送信する場合、それぞれのサムネイル画像の送信を行うように決定される。よって、本実施の形態においては、上述した第1の実施の形態と異なる点のみを説明することにする。
具体的には、図9に示すように、図3のステップS24の後、CPU22は、ステップS72において、送信するファイル(デジタルスチルカメラで撮影された情報)が1ファイルのみであるか否かを判定する。ここで、送信するファイルが1ファイルのみであれば、CPU22は、処理をステップS44へ進め、1ファイルのみの送信を行う。これに対し、送信するファイルが1ファイルのみでないすなわち複数のファイルであれば、CPU22は、処理をステップS40へ進め、1通信で複数のファイルを送信する。
このように、本実施の形態によれば、1通信で複数のファイルを送信する場合、複数のファイルに含まれているサムネイル画像が送信されるので、受信機側において、受信した複数の画像ファイルの画像をそれぞれに含まれるサムネイル画像により確認することができ、出力すべき画像の選択を容易に行うことができる。また、1通信で1つのファイルを送信する場合、受信機側において、受信したファイルの出力の際にサムネイル画像を確認することは不要と考えられ、通信時間および通信コストを削減することが可能になる。
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。 図1のファクシミリ装置のカラー画像通信に用いられる主要信号を示すテーブルである。 図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順の一部を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ通信の手順の一部を示すフローチャートである。 従来のカラーファクシミリ通信方式を用いたシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 NCU
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 発呼回路
12 加算回路
14 読取回路
16 記録回路
18 メモリ(RAM)
20 操作部
22 CPU
24 ROM
26 バス
28 カードインターフェース
30 コンパクトフラッシュ(登録商標)カード

Claims (3)

  1. カラー情報を送信可能なファクシミリ装置であって、
    撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込手段と、
    前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. カラー情報を送信するためのファクシミリ通信方法であって、
    撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込工程と、
    前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とするファクシミリ通信方法。
  3. カラー情報を送信することが可能なファクシミリ装置を制御するためのプログラムであって、
    撮像装置により撮影された、サムネイル画像を含む所定色空間でかつ所定符号化の画像ファイルを送信する画像ファイルとして取り込む取込ステップと、
    前記取り込まれた、前記撮像装置により撮影された画像ファイルを送信する送信モードを実行するように制御する制御ステップとをコンピュータにより実行させ
    前記制御ステップでは、前記送信モードの実行時に、前記送信する画像ファイルが1つである場合、該取り込まれた1つの画像ファイルに含まれるサムネイル画像を含むマーカを削除することによってそのサムネイル画像を送信しないようにし、前記送信する画像ファイルが複数である場合、該取り込まれた複数の画像ファイルそれぞれのサムネイル画像を送信するように制御することを特徴とするプログラム。
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