JP2003037741A - 画像通信装置および画像通信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機で撮影したような高画質を維持しつ
つ、受信機側で記録することができ、また、デジタルカ
メラで撮影した情報の画素数、容量を指定して、確実に
通信できる画像通信装置を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラで撮影した情報を受信す
る機能の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、
デジタルカメラで撮影した情報を受信することができる
画素数を、受信機から送信機に通知する手段と、デジタ
ルカメラで撮影した情報を受信することができる容量
を、受信機から送信機に通知する手段と、デジタルカメ
ラで撮影した情報を送信することを、送信機から受信機
に指定する手段と、デジタルカメラで撮影した情報を送
信する画素数を、送信機から受信機に指定する手段と、
デジタルカメラで撮影した情報を送信する容量を、送信
機から受信機に指定する手段とを有する画像通信装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、特に、デジタルカメラで撮影した情報を送信可能な
ファクシミリ装置等の画像通信装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】デジタルカメラで撮影した情報を、プリ
ントすることができるファクシミリ装置が、従来、提案
されている。また、一部のファクシミリ装置では、デジ
タルカメラで撮影した情報を送信する場合、この情報を
一度、ＲＧＢのカラーデータに復元し、また、ＩＴＵ−
Ｔ勧告Ｔ．４２、Ｔ．８１に基づいて、再符号化し、カ
ラーファクシミリ情報に変換し、ファクシミリ送信す
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、デジタルカメラで撮影した情報は、解像度が２００
ｄｐｉであるカラーファクシミリ情報に変換されるの
で、また、一旦、ＲＧＢデータまで復元するので、画質
が劣化し、したがって、受信機側では、送信機で撮影し
たような高画質で記録することができないという問題が
ある。

【０００４】また、デジタルカメラで撮影した情報は、
その画素数、容量が、ユーザの撮影条件、撮影画像等に
よって異なるが、これらの画素数、容量を保存して送信
することができないという問題がある。

【０００５】上記問題は、ファクシミリ装置以外の画像
通信装置でも生じる問題である。

【０００６】本発明は、送信機で撮影したような高画質
を維持しつつ、受信機側で記録することができ、また、
デジタルカメラで撮影した情報の画素数、容量を指定し
て、確実に通信できる画像通信装置および画像通信方法
を提供することを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、デジタルカメ
ラで撮影した情報を受信する機能の有無を、受信機から
送信機に通知する手段と、デジタルカメラで撮影した情
報を受信することができる画素数を、受信機から送信機
に通知する手段と、デジタルカメラで撮影した情報を受
信することができる容量を、受信機から送信機に通知す
る手段と、デジタルカメラで撮影した情報を送信するこ
とを、送信機から受信機に指定する手段と、デジタルカ
メラで撮影した情報を送信する画素数を、送信機から受
信機に指定する手段と、デジタルカメラで撮影した情報
を送信する容量を、送信機から受信機に指定する手段と
を有する画像通信装置である。

【０００８】

【発明の実施の形態および実施例】図１は、本発明の第
１の実施例であるファクシミリ装置ＦＳ１を示すブロッ
ク図である。

【０００９】ＮＣＵ（網制御装置）２は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切
り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。ま
た、ＮＣＵ２は、バス２６からの制御によって、電話回
線２ａを電話機側に接続（ＣＭＬオフ）したり、電話回
線２ａをファクシミリ装置側に接続（ＣＭＬオン）する
ものである。なお、通常状態では、電話回線２ａは、電
話機４側に接続されている。

【００１０】ハイブリッド回路６は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路１２からの送信信号を
ＮＣＵ２経由で電話回線２ａに送出し、相手側からの信
号をＮＣＵ２経由で受け取り、信号線６ａ経由で変復調
器８に送るものである。

【００１１】変復調器８は、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．８、
Ｖ．２１、Ｖ．２７ｔｅｒ、Ｖ．２９、Ｖ．１７、Ｖ．
３４に基づいた変調と復調とを行う変復調器であり、バ
ス２６の制御によって、各伝送モードが指定される。変
復調器８は、バス２６からの送信信号を入力し、変調デ
ータを信号線８ａに出力し、信号線６ａに出力されてい
る受信信号を入力し、復調データをバス２６に出力す
る。

【００１２】発呼回路１０は、バス２６からの信号によ
って、電話番号情報を入力し、信号線１０ａにＤＴＭＦ
の選択信号を出力する。

【００１３】加算回路１２は、信号線８ａの情報と信号
線１０ａの情報を入力し、加算した結果を信号線１２ａ
に出力する。

【００１４】カラー情報を読み取り可能な読取回路１４
は、読み取りデータをバス２６に出力する。

【００１５】カラー情報を記録可能な記録回路１６は、
バス２６に出力されている情報を順次１ライン毎に記録
する。

【００１６】メモリ回路１８は、ワーク用のメモリ（Ｒ
ＡＭ）、さらに、読み取りデータの生情報、または、符
号化した情報を格納したり、また、受信情報、または、
復号化した情報等を、バス２６を介して格納するために
使用する。

【００１７】操作部２０は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、＊キー、＃キー、スタートキー、
ストップキー、セットキー、デジタルカメラで撮影した
情報の送信選択キー、カラー送信選択キー、その他のフ
ァンクションキーを有し、押下されたキー情報はバス２
６に出力される。また、操作部２０には、表示部が設け
られ、バス２６に出力されている情報を入力し、表示す
る。

【００１８】ＣＰＵ（中央処理装置）２２は、ファクシ
ミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を
実行するが、その制御プログラムは、ＲＯＭ２４に格納
される。

【００１９】メデイア情報を格納するブロック２８は、
メデイア情報とのインタフェースを確保するカードイン
タフェースである。

【００２０】図２は、上記実施例において、ＩＴＵ−Ｔ
勧告Ｔ．３０に新規に追加するプロトコルを示す図であ
る。

【００２１】ＤＩＳ信号のＦＩＦの７８ビットによっ
て、ＪＰＥＧ受信機能の有無を通知し、ＤＣＳ信号のＦ
ＩＦの７８ビットによって、ＪＰＥＧ送信を指定する。

【００２２】ＤＩＳ信号のＦＩＦの７９ビットによっ
て、色空間Ｌａｂでのフルカラー受信機能の有無を通知
し、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９ビットによって、色空間
Ｌａｂでのフルカラー送信を指定する。

【００２３】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸビットによって、
色空間ｓＹＣＣでのフルカラー受信機能の有無を通知
し、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸビットによって、色空間ｓ
ＹＣＣでのフルカラー送信を指定する。

【００２４】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋１ビットによっ
て、デジタルカメラで撮影した情報を受信する機能の有
無を通知し、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋１ビットによっ
て、デジタルカメラで撮影した情報の送信を指定する。

【００２５】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋２ビットによっ
て、デジタルカメラで撮影した６４０×４８０の画素数
の情報を受信する機能の有無を通知し、ＤＣＳ信号のＦ
ＩＦのＸ＋２ビットによって、デジタルカメラで撮影し
た６４０×４８０の画素数の送信を指定する。

【００２６】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋３ビットによっ
て、デジタルカメラで撮影した１６００×１２００の画
素数を受信する機能の有無を通知し、ＤＣＳ信号のＦＩ
ＦのＸ＋３ビットによって、デジタルカメラで撮影した
１６００×１２００の画素数の送信を指定する。

【００２７】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋４ビットによっ
て、デジタルカメラで撮影したファイル情報の容量を認
識する機能の有無を通知し、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋
４ビットによって、デジタルカメラで撮影したファイル
情報の容量を通知指定する。

【００２８】ＤＣＳ信号のＦＩＦのＹビットからＹ＋７
ビットは、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋４ビットが１であ
るときに有効であり、デジタルカメラで撮影したファイ
ルの情報の容量を通知する。

【００２９】ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋１ビットを１に
するときは、ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋２ビットを１に
する。

【００３０】ＲＯＭ２４は、カラー情報を通信可能な画
像通信装置において、デジタルカメラで撮影した情報を
受信する機能の有無を、受信機から送信機に通知する手
段と、デジタルカメラで撮影した情報を受信することが
できる画素数を、受信機から送信機に通知する手段と、
デジタルカメラで撮影した情報を受信することができる
容量を、受信機から送信機に通知する手段と、デジタル
カメラで撮影した情報を送信することを、送信機から受
信機に指定する手段と、デジタルカメラで撮影した情報
を送信する画素数を、送信機から受信機に指定する手段
と、デジタルカメラで撮影した情報を送信する容量を、
送信機から受信機に指定する手段とを実現するものの例
である。

【００３１】また、ＲＯＭ２４は、ＪＰＥＧ符号化情報
を受信する機能の有無を、受信機から送信機に通知する
手段と、色空間がＬａｂであるフルカラー情報を受信す
る機能の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、
色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報を受信する機能
の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、ＪＰＥ
Ｇ符号化情報を送信することを、送信機から受信機に指
定する手段と、色空間がＬａｂであるフルカラー情報の
送信を、送信機から受信機に指定する手段と、色空間が
ｓＹＣＣであるフルカラー情報の送信を、送信機から受
信機に指定する手段とを実現するものの例である。

【００３２】さらに、ＲＯＭ２４は、デジタルカメラで
の撮影情報を送信することを選択する手段の例であり、
この場合、デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択
されると、相手受信機にデジタルカメラで撮影した情報
の受信機能が有り、送信するデジタルカメラで撮影した
情報の画素数と、容量とが、受信機で受信可能である
と、送信するデジタルカメラで撮影した情報の画素数
と、容量とを指定した後に、デジタルカメラで撮影した
情報を送信する。

【００３３】そして、デジタルカメラで撮影した情報の
送信が選択されているときに、デジタルカメラで撮影し
た情報の受信機能が、相手受信機に有るが、送信するデ
ジタルカメラで撮影した情報の画素数と、容量とが、受
信機で受信可能でなければ、デジタルカメラで撮影した
情報を、受信可能な情報の画素数と、容量とに変換し、
これらの変換後における画素数と、容量とを指定した後
に、上記変換情報を送信する。

【００３４】また、デジタルカメラで撮影した情報の送
信が選択されているときに、色空間がｓＹＣＣであるフ
ルカラー情報を受信する機能が相手受信機にあることを
確認し、色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報の送信
を指定し、デジタルカメラで撮影した情報を送信する。

【００３５】次に、上記実施例の動作について説明す
る。

【００３６】図３〜図９は、上記実施例の動作を示すフ
ローチャートである。

【００３７】Ｓ２では、バス２６を介して、メモリ１８
をイニシャライズし、Ｓ４では、バス２６を介して、操
作部の表示部をクリアし、Ｓ６では、バス２６を介し
て、ＮＣＵ２のＣＭＬをオフする。

【００３８】Ｓ８では、送信が選択されたか否かを判断
し、送信が選択されていれば、ステップＳ１４に進み、
送信が選択されていなければ、ステップＳ１０に進む。

【００３９】Ｓ１０では、受信が選択されたか否かを判
断し、受信が選択されていれば、ステップＳ６６に進
み、受信が選択されていなければ、ステップＳ１２に進
み、その他の処理をする。

【００４０】Ｓ１４では、バス２６を介して、ＮＣＵ２
のＣＭＬをオンし、Ｓ１６では、バス２６を介して、指
定された宛先へ発呼し、Ｓ１８では、前手順を実行す
る。

【００４１】Ｓ２０では、バス２６を介して操作部２０
の情報を入力し、デジタルカメラで撮影した情報の送信
が選択されたか否かを判断し、デジタルカメラで撮影し
た情報の送信が選択されていれば、ステップＳ２８に進
み、デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されて
いなければ、ステップＳ２２に進む。

【００４２】Ｓ２２では、残りの前手順を実行し、ここ
で、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋１、Ｘ＋２、Ｘ＋３、Ｘ
＋４ビットを、全て０とし、Ｓ２４では、原稿情報を読
み取り、ファクシミリ送信を実行し、Ｓ２６では、後手
順を実行する。

【００４３】Ｓ２８では、ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋１
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＩＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋１ビットが１であれば、ステップＳ３６に進み、
ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋１ビットが１でなければ、ス
テップＳ３０に進む。

【００４４】Ｓ３０では、残りの前手順を実行し、ここ
で、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋１、Ｘ＋２、Ｘ＋３、Ｘ
＋４ビットを全て０とし、Ｓ３２では、デジタルカメラ
で撮影した情報を、ファクシミリ情報に変換し、ファク
シミリ送信を実行し、Ｓ３４では、後手順を実行する。

【００４５】Ｓ３６では、デジタルカメラで撮影した画
像の画素数が判断され、デジタルカメラで撮影した画像
の画素数が１６００×１２００であれば、ステップＳ３
８に進み、デジタルカメラで撮影した画像の画素数が６
４０×４８０であれば、ステップＳ５０に進む。

【００４６】Ｓ３８では、ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋３
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＩＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋３ビットが１であれば、ステップＳ４０に進み、
ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋３ビットが１でなければ、ス
テップＳ６０に進む。

【００４７】Ｓ４０では、ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋４
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＩＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋４ビットが１であれば、ステップＳ４２に進み、
ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋４ビットが１でなければ、ス
テップＳ４８に進む。

【００４８】Ｓ４２では、残りの前手順を実行し、ここ
で、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７８、Ｘ、Ｘ＋１、Ｘ＋３、
Ｘ＋４ビットを、１として、ＹからＹ＋７ビットを使用
して、今回送信するファイルの情報量を通知する。ま
た、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９、Ｘ＋２ビットを０とす
る。

【００４９】Ｓ４４では、デジタルカメラで撮影した情
報（画素数１６００×１２００）を、色空間ｓＹＣＣで
送信し、Ｓ４６では、後手順を実行し、Ｓ４８では、残
りの前手順を実行する。ここで、ＤＣＳ信号のＦＩＦの
７８、Ｘ、Ｘ＋１、Ｘ＋３ビットを、１とする。また、
ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９、Ｘ＋２、Ｘ＋４ビットを、
０とする。

【００５０】Ｓ５０では、ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋４
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＩＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋４ビットが１であれば、ステップＳ５２に進み、
ＤＩＳ信号のＦＩＦのＸ＋４ビットが１でなければ、ス
テップＳ５８に進む。

【００５１】Ｓ５２では、残りの前手順を実行し、ここ
で、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７８、Ｘ、Ｘ＋１、Ｘ＋２、
Ｘ＋４ビットを、１とし、ＹからＹ＋７ビットを使用し
て、今回送信するファイルの情報量を通知する。また、
ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９、Ｘ＋３ビットを、０とす
る。

【００５２】Ｓ５４では、デジタルカメラで撮影した情
報（画素数６４０×４８０）を、色空間ｓＹＣＣで送信
し、Ｓ５６では、後手順を実行し、Ｓ５８では、残りの
前手順を実行する。ここで、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７
８、Ｘ、Ｘ＋１、Ｘ＋２ビットを、１とする。また、Ｄ
ＣＳ信号のＦＩＦの７９、Ｘ＋３、Ｘ＋４ビットを、０
とする。

【００５３】Ｓ６０では、残りの前手順を実行し、ここ
で、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７８、Ｘ、Ｘ＋１、Ｘ＋２ビ
ットを、１とする。また、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９、
Ｘ＋３、Ｘ＋４ビットを、０とする。

【００５４】Ｓ６２では、デジタルカメラで撮影した情
報（画素数１６００×１２００）を、６４０×４８０画
素に変換し、色空間ｓＹＣＣで送信し、Ｓ６４では、後
手順を実行し、Ｓ６６では、バス２６を介して、ＮＣＵ
２のＣＭＬをオンし、Ｓ６８では、前手順を実行する。
ここで、ＤＩＳ信号のＦＩＦの７８、７９、Ｘ、Ｘ＋
１、Ｘ＋２、Ｘ＋３、Ｘ＋４ビットを、１とする。

【００５５】Ｓ７０では、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸビッ
トが１であるか否かを判断し、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ
ビットが１であれば、ステップＳ７２に進み、ＤＣＳ信
号のＦＩＦのＸビットが１でなければ、ステップＳ９０
に進む。

【００５６】Ｓ７２では、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋４
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＣＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋４ビットが１であれば、ステップＳ７４に進み、
ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋４ビットが１でなければ、ス
テップＳ８０に進む。

【００５７】Ｓ７４では、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＹビッ
トからＹ＋７ビットで指定されたファイル情報の容量を
受信可能であるか否かを判断し、ＤＣＳ信号のＦＩＦの
ＹビットからＹ＋７ビットで指定されたファイル情報の
容量を受信可能であれば、ステップＳ８０に進み、ＤＣ
Ｓ信号のＦＩＦのＹビットからＹ＋７ビットで指定され
たファイル情報の容量を受信可能でなければ、ステップ
Ｓ７６に進む。

【００５８】Ｓ７６では、バス２６を介して、ＮＣＵ２
のＣＭＬをオフし、Ｓ７８では、バス２６を介して、操
作部２０の表示部に「デジタルカメラ情報の受信が選択
されたが、メモリに受信できず、通信断としました。」
と表示する。この表示は、何らかのキー操作で消す。

【００５９】Ｓ８０では、ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋３
ビットが１であるか否かを判断し、ＤＣＳ信号のＦＩＦ
のＸ＋３ビットが１であれば、ステップＳ８２に進み、
ＤＣＳ信号のＦＩＦのＸ＋３ビットが１でなければ、ス
テップＳ８６に進む。

【００６０】Ｓ８２では、１６００×１２００画素のデ
ジタルカメラで撮影した情報を受信（色空間は、ＤＣＳ
信号のＦＩＦの７９、Ｘビットの指定による）し、Ｓ８
４では、後手順を実行し、Ｓ８６では、６４０×４８０
画素のデジタルカメラで撮影した情報を受信（色空間
は、ＤＣＳ信号のＦＩＦの７９、Ｘビットの指定によ
る）し、Ｓ８８では、後手順を実行し、Ｓ９０では、フ
ァクシミリ画信号の受信／記録を実行し、Ｓ９２では、
後手順を実行する。

【００６１】上記実施例によれば、デジタルカメラで撮
影した情報の画素数と、容量とを、受信機側で受信でき
ることを確認できるプロトコルを提案することができ、
したがって、デジタルカメラで撮影した情報の画素数、
容量を指定して、確実に通信できる。

【００６２】また、上記実施例によれば、デジタルカメ
ラで撮影した情報の画素数と、容量とを、受信機側で受
信できることを確認することができ、デジタルカメラで
撮影した情報の画素数と、容量とを受信機側で受信でき
る場合は、画素数、容量を指定した後に、デジタルカメ
ラで撮影した情報を送信機がそのまま送信し、一方、デ
ジタルカメラで撮影した情報の画素数と、容量とを受信
機側で受信できない場合は、受信可能な画素数と、容量
に送信機が変換し、その変換後の画素数、容量を指定し
た後に、変換後の情報を送信できる。

【００６３】さらに、上記実施例によれば、デジタルカ
メラで撮影した情報の送信が選択されているときに、相
手受信機に、色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報の
受信機能があることを確認し、色空間がｓＹＣＣである
フルカラー情報の送信を指定し、デジタルカメラで撮影
した情報の送信を実行することが可能になり、送信機、
受信機での色空間の変更が不要になり、画質劣化もな
く、簡単に送信できる。

【００６４】なお、ファクシミリ装置以外の画像通信装
置に、上記実施例を適用するようにしてもよい。

【００６５】また、撮影画像の画素数を通知する場合、
６４０×４８０、１６００×１２００だけでなく、他の
サイズの画素数について、撮影画像の画素数を通知する
ようにしてもよい。

【００６６】

【発明の効果】本発明によれば、デジタルカメラで撮影
した情報の画素数と、容量とを、受信機側で受信できる
ことを確認できるプロトコルを提案することができ、し
たがって、デジタルカメラで撮影した情報の画素数、容
量を指定して、確実に通信できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例であるファクシミリ装置
ＦＳ１を示す図である。

【図２】上記実施例において、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３０
に新規に追加するプロトコルを示す図である。

【図３】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図４】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図５】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図６】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図７】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図８】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【図９】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

【符号の説明】

２…ＮＣＵ、 ８…変復調器、 １０…発呼回路、 １４…読取回路、 １８…メモリ回路、 ２０…操作部、 ２２…ＣＰＵ、 ２４…ＲＯＭ、 ２８…メデイア情報を格納するブロック。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラー情報を通信可能な画像通信装置に
   おいて、デジタルカメラで撮影した情報を受信する機能
   の有無を、受信機から送信機に通知する手段と；デジタ
   ルカメラで撮影した情報を受信することができる画素数
   を、受信機から送信機に通知する手段と；デジタルカメ
   ラで撮影した情報を受信することができる容量を、受信
   機から送信機に通知する手段と；デジタルカメラで撮影
   した情報を送信することを、送信機から受信機に指定す
   る手段と；デジタルカメラで撮影した情報を送信する画
   素数を、送信機から受信機に指定する手段と；デジタル
   カメラで撮影した情報を送信する容量を、送信機から受
   信機に指定する手段と；を有することを特徴とする画像
   通信装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、ＪＰＥＧ符号化情報
   を受信する機能の有無を、受信機から送信機に通知する
   手段と；色空間がＬａｂであるフルカラー情報を受信す
   る機能の有無を、受信機から送信機に通知する手段と；
   色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報を受信する機能
   の有無を、受信機から送信機に通知する手段と；ＪＰＥ
   Ｇ符号化情報を送信することを、送信機から受信機に指
   定する手段と；色空間がＬａｂであるフルカラー情報の
   送信を、送信機から受信機に指定する手段と；色空間が
   ｓＹＣＣであるフルカラー情報の送信を、送信機から受
   信機に指定する手段と；を有することを特徴とする画像
   通信装置。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２において、 デジタルカメラでの撮影情報を送信することを選択する
   手段を有し、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されると、
   相手受信機にデジタルカメラで撮影した情報の受信機能
   が有り、送信するデジタルカメラで撮影した情報の画素
   数と、容量とが、受信機で受信可能であると、送信する
   デジタルカメラで撮影した情報の画素数と、容量とを指
   定した後に、デジタルカメラで撮影した情報を送信する
   ことを特徴とする画像通信装置。
4. 【請求項４】 請求項３において、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されている
   ときに、デジタルカメラで撮影した情報の受信機能が、
   相手受信機に有るが、送信するデジタルカメラで撮影し
   た情報の画素数と、容量とが、受信機で受信可能でなけ
   れば、デジタルカメラで撮影した情報を、受信可能な情
   報の画素数と、容量とに変換し、これらの変換後におけ
   る画素数と、容量とを指定した後に、上記変換情報を送
   信することを特徴とする画像通信装置。
5. 【請求項５】 請求項１〜請求項４のいずれか１項にお
   いて、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されている
   ときに、色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報を受信
   する機能が相手受信機にあることを確認し、色空間がｓ
   ＹＣＣであるフルカラー情報の送信を指定し、デジタル
   カメラで撮影した情報を送信することを特徴とする画像
   通信装置。
6. 【請求項６】 請求項１〜請求項５のいずれか１項にお
   いて、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
   徴とする画像通信装置。
7. 【請求項７】 カラー情報を通信可能な画像通信方法に
   おいて、 デジタルカメラで撮影した情報を受信する機能の有無
   を、受信機から送信機に通知する段階と；デジタルカメ
   ラで撮影した情報を受信することができる画素数を、受
   信機から送信機に通知する段階と；デジタルカメラで撮
   影した情報を受信することができる容量を、受信機から
   送信機に通知する段階と；デジタルカメラで撮影した情
   報を送信することを、送信機から受信機に指定する段階
   と；デジタルカメラで撮影した情報を送信する画素数
   を、送信機から受信機に指定する段階と；デジタルカメ
   ラで撮影した情報を送信する容量を、送信機から受信機
   に指定する段階と；を有することを特徴とする画像通信
   方法。
8. 【請求項８】 請求項７において、 ＪＰＥＧ符号化情報を受信する機能の有無を、受信機か
   ら送信機に通知する段階と；色空間がＬａｂであるフル
   カラー情報を受信する機能の有無を、受信機から送信機
   に通知する段階と；色空間がｓＹＣＣであるフルカラー
   情報を受信する機能の有無を、受信機から送信機に通知
   する段階と；ＪＰＥＧ符号化情報を送信することを、送
   信機から受信機に指定する段階と；色空間がＬａｂであ
   るフルカラー情報の送信を、送信機から受信機に指定す
   る段階と；色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報の送
   信を、送信機から受信機に指定する段階と；を有するこ
   とを特徴とする画像通信方法。
9. 【請求項９】 請求項７または請求項８において、 デジタルカメラでの撮影情報を送信することを選択する
   段階を有し、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されると、
   相手受信機にデジタルカメラで撮影した情報の受信機能
   が有り、送信するデジタルカメラで撮影した情報の画素
   数と、容量とが、受信機で受信可能であると、送信する
   デジタルカメラで撮影した情報の画素数と、容量とを指
   定した後に、デジタルカメラで撮影した情報を送信する
   ことを特徴とする画像通信方法。
10. 【請求項１０】 請求項９において、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されている
    ときに、デジタルカメラで撮影した情報の受信機能が、
    相手受信機に有るが、送信するデジタルカメラで撮影し
    た情報の画素数と、容量とが、受信機で受信可能でなけ
    れば、デジタルカメラで撮影した情報を、受信可能な情
    報の画素数と、容量とに変換し、これらの変換後におけ
    る画素数と、容量とを指定した後に、上記変換情報を送
    信することを特徴とする画像通信方法。
11. 【請求項１１】 請求項７〜請求項１０のいずれか１項
    において、 デジタルカメラで撮影した情報の送信が選択されている
    ときに、色空間がｓＹＣＣであるフルカラー情報を受信
    する機能が相手受信機にあることを確認し、色空間がｓ
    ＹＣＣであるフルカラー情報の送信を指定し、デジタル
    カメラで撮影した情報を送信することを特徴とする画像
    通信方法。