JP2002077365A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002077365A
JP2002077365A JP2000265611A JP2000265611A JP2002077365A JP 2002077365 A JP2002077365 A JP 2002077365A JP 2000265611 A JP2000265611 A JP 2000265611A JP 2000265611 A JP2000265611 A JP 2000265611A JP 2002077365 A JP2002077365 A JP 2002077365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声情報や画像情報を記憶可能な電話機に代
表される通信装置に対し、受信情報量が多くなっても情
報が欠落してしまうことを回避し、且つ情報の出力を良
好に行うことを可能にし、しかも身障者や老人であって
も情報を有効利用できるようにする。 【解決手段】 ファクシミリ機能付き留守番電話機1に
対し、音声信号記憶部58に記憶されている音声情報及
び音声関連情報を文字情報に変換する画像変換部7を設
ける。画像信号記憶部68に記憶されている画像関連情
報を音声情報に変換する音声変換部8を設ける。所定時
間毎に、音声関連情報を文字情報に変換して印字動作を
行う。画像関連情報から変換された音声情報を音声信号
記憶部58に記憶させ、必要に応じてユーザに音声によ
り提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番電話機能や
ファクシミリメモリ受信機能などを備えた電話機に代表
される通信装置に係る。特に、本発明は、情報(音声情
報や画像情報)を受信したことの確認を、全ての情報に
対してユーザに確実に行わせることができるようにする
ための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−2902
84号公報に開示されているように、留守番電話機能及
びファクシミリメモリ受信機能を備えた電話機が知られ
ている。この種の電話機は、磁気テープや揮発性メモリ
などの記憶媒体を備えており、ユーザの不在時に電話を
受信した場合や、用紙切れの状態でファクシミリを受信
した場合に、その音声情報や画像情報を記憶媒体に蓄積
できるようになっている。また、この蓄積された情報を
ユーザが確認した後には、ユーザの要求に応じてその情
報を記憶媒体から消去できるようにもなっている。つま
り、留守番電話機能によって記憶媒体に音声情報が蓄積
されている場合、ユーザは、この音声を再生させると共
に音声情報を記憶媒体から消去できる。また、ファクシ
ミリメモリ受信機能によって記憶媒体に画像情報が蓄積
されている場合、ユーザは、この画像情報を記録紙に印
字させると共に画像情報を記憶媒体から消去できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電話機
に備えられている記憶媒体の容量には制限があるため、
蓄積可能な音声情報量及び画像情報量には限界がある。
そして、この記憶媒体に蓄積されている情報の消去が行
われることなしに、受信情報量が記憶媒体の容量を越え
た場合には、既に蓄積されている情報の一部に対して新
たな情報が上書きされ、情報の一部が欠落するといった
事態を招いてしまう。
【0004】例えば、ユーザが長期間に亘って不在であ
った場合において、電話の受信件数が多数に及び、音声
情報量が記憶媒体の容量を越えた場合には、既に蓄積さ
れている音声情報の一部に対して新たな音声情報が上書
きされてしまって、ユーザは、この欠落した音声情報の
存在を認識することができなくなる。同様に、用紙切れ
の状態が長期間に亘って継続した場合において、ファク
シミリの受信情報量が多量に及び、画像情報量が記憶媒
体の容量を越えた場合には、既に蓄積されている画像情
報の一部に対して新たな画像情報が上書きされてしまっ
て、ユーザは、この欠落した画像情報の存在を認識する
ことができなくなる。
【0005】このように従来の電話機にあっては、情報
(音声情報や画像情報)を受信したことの確認を、全て
の情報に対してユーザに確実に行わせることができない
可能性があった。
【0006】一方、これまでの電話機における留守番電
話機能の不具合点として以下のことが挙げられる。つま
り、この留守番電話機能は、受信した音声を記憶媒体に
一旦記憶させ、それをスピーカからの音声出力により再
生してしているため、その再生時の音量や音質によって
はその内容が十分に把握できない可能性がある。例えば
再生ヘッド(磁気テープの場合)やスピーカの性能が不
十分である場合、音声情報を良好に取り出すことができ
ず、ユーザは音声内容を十分に把握することができなく
なる。
【0007】また、近年、身障者や老人にも扱い易いよ
うに設計された各種製品の開発が進められている。そし
て、本発明の発明者らは、耳や目の不自由なユーザであ
っても使用できる電話機について検討を行っている。つ
まり、上述した従来の電話機では、その電話機能や留守
番電話機能から得られる情報は音声情報のみであるた
め、耳の不自由なユーザにとってはこれら機能を利用す
ることができない。同様に、従来のファクシミリ機能付
き電話機では、そのファクシミリ機能やファクシミリメ
モリ受信機能から得られる情報は画像情報のみであるた
め、目の不自由なユーザにとってはこれら機能を利用す
ることができない。本発明の発明者らは、この点に着目
し、このような身障者や老人であっても、これまで利用
できなかった機能を有効に利用することができる電話機
について考察を行った。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、音声情報や画像情報
を記憶可能な電話機に代表される通信装置に対し、受信
情報量が多くなっても情報が欠落してしまうことを回避
し、且つ情報の出力を良好に行うことを可能にし、しか
も身障者や老人であっても情報を有効利用できるように
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】−発明の概要− 上記の目的を達成するために、本発明は、音声情報を文
字情報に変換する手段や画像情報を音声情報に変換する
手段、または、音声情報に関連する情報を文字情報に変
換する手段や画像情報に関連する情報を音声情報に変換
する手段を通信装置に備えさせ、受信形態とは異なった
形態での情報出力を可能とし、これにより、受信情報量
が多くなっても情報を欠落させることなしに情報の確保
が行えるようにしている。
【0010】−解決手段− 具体的には、通信回線を経て受信した音声情報の内容を
記憶する情報記憶手段を備えた通信装置を前提とする。
この通信装置に対し、情報記憶手段に記憶された音声情
報の内容を文字情報に変換する変換手段と、この変換手
段によって変換された文字情報に基づいて記録媒体上に
印字を行う印字手段とを備えさせている。
【0011】この特定事項により、情報記憶手段に記憶
された音声情報の内容が変換手段によって文字情報に変
換され、この変換後の文字情報に基づいて印字手段によ
り記録媒体上に印字が行われる。例えば、留守番電話機
能付き電話機に適用した場合には、情報記憶手段(メモ
リ)に記憶された用件メッセージが文字情報に変換され
て記録用紙に印字されることになる。つまり、用件メッ
セージを記録用紙上の文字として残すことができるの
で、この用件メッセージが上書きにより消去されたとし
ても情報が確保できる。
【0012】また、画像情報を確保するための手段とし
て、以下の構成が挙げられる。つまり、通信回線を経て
受信した画像情報の内容を記憶する情報記憶手段を備え
た通信装置を前提とする。この通信装置に対し、情報記
憶手段に記憶された画像情報の内容を音声情報に変換す
る変換手段と、この変換手段によって変換された音声情
報に基づいて音声を発する発声手段とを備えさせてい
る。
【0013】この特定事項により、情報記憶手段に記憶
された画像情報の内容が変換手段によって音声情報に変
換され、この変換後の音声情報に基づいて発声手段によ
り発声が行われる。例えば、ファクシミリ機能付き電話
機に適用した場合には、情報記憶手段(メモリ)に記憶
された画像情報が音声情報に変換されて発声手段(スピ
ーカ)より発声されることになる。つまり、画像情報を
音声出力として取り出すことができるので、用紙切れの
状態であっても情報が確保できる。
【0014】上述した音声情報の内容の確保に代えて、
これに関連する関連情報を確保する手段として以下の構
成が挙げられる。つまり、通信回線を経て音声情報を受
信した際、その音声情報に関連する関連情報を記憶する
情報記憶手段を備えた通信装置を前提とする。この通信
装置に対し、情報記憶手段に記憶された関連情報を文字
情報に変換する変換手段と、この変換手段によって変換
された文字情報に基づいて記録媒体上に印字を行う印字
手段とを備えさせている。
【0015】また、上述した画像情報の内容の確保に代
えて、これに関連する関連情報を確保する手段として以
下の構成が挙げられる。つまり、通信回線を経て画像情
報を受信した際、その画像情報に関連する関連情報を記
憶する情報記憶手段を備えた通信装置を前提とする。こ
の通信装置に対し、情報記憶手段に記憶された関連情報
を音声情報に変換する変換手段と、この変換手段によっ
て変換された音声情報に基づいて音声を発する発声手段
とを備えさせている。
【0016】これら特定事項により、音声情報に関連す
る関連情報や画像情報に関連する関連情報が確保可能と
なる。例えば、留守番電話機能付き電話機やファクシミ
リ機能付き電話機に適用した場合、音声情報に関連する
関連情報としては、送信者の氏名、送信者の電話番号、
受信時刻が挙げられる。また、画像情報に関連する関連
情報としては、送信者の氏名、送信者のファクシミリ番
号、受信時刻、受信枚数が挙げられる。
【0017】画像情報に関連する関連情報を音声情報に
変換する場合の他の構成として以下のものが挙げられ
る。つまり、通信回線を経て画像情報を受信した際、そ
の画像情報に関連する関連情報を記憶する情報記憶手段
を備えた通信装置を前提とする。この通信装置に対し、
情報記憶手段に記憶された関連情報を音声情報に変換す
る変換手段と、この変換手段によって変換された音声情
報を記憶する音声記憶手段とを備えさせている。
【0018】この特定事項により、画像情報を受信して
記憶している場合に、その情報が上書きにより消去され
たとしても、それに関連する情報は音声情報として音声
記憶手段に記憶されている。このため、この上書きがな
された後であっても、ユーザは画像情報を受信していた
ことを音声情報から容易に確認することができる。例え
ば、ファクシミリ機能付き電話機に適用した場合、ファ
クシミリ受信内容が上書きにより消去されても、発信者
情報等の関連情報を音声によって確認することが可能で
あり、この発信者に対して再度のファクシミリ送信を要
求するなどの手段を採ることにより情報を確保すること
が可能になる。
【0019】また、音声情報やこれに関連する関連情報
を文字情報に変換するものにおいて、情報記憶手段に記
憶された情報を所定時間毎に変換手段に出力して印字手
段による印字動作を行わせる出力手段を備えさせた場合
には、音声情報やこれに関連する関連情報が上書きによ
り消去される前に、この情報を記録用紙上の文字として
出力しておくことができる。このため、これら情報の確
保を自動的に且つ確実に行うことができる。
【0020】更に、情報記憶手段の余剰記憶容量を確保
するための構成として以下のものが挙げられる。つま
り、音声情報やこれに関連する関連情報を文字情報に変
換するものにあっては、変換手段によって変換された文
字情報に基づいて印字手段が記録媒体上に印字を行った
際、情報記憶手段に記憶されていた情報のうち上記印字
された文字情報に関連する情報を消去可能な構成とす
る。
【0021】同様に、画像情報やこれに関連する関連情
報を音声情報に変換するものにあっては、変換手段によ
って変換された音声情報に基づいて音声出力がなされた
際、情報記憶手段に記憶されていた情報のうち上記音声
出力された音声情報に関連する情報を消去可能な構成と
する。
【0022】これら特定事項により、出力済みの情報を
情報記憶手段上から消去していくことで、その余剰記憶
容量を確保することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、通信装置としてファ
クシミリ機能付き留守番電話機に本発明を適用した場合
について説明する。
【0024】−電話機の構成説明− 図1は、本形態に係る電話機1の電気的構成の概略を示
すブロック図である。この図1に示すように、本電話機
1は、図示しない交換機を介して相手側電話機に接続さ
れる通信回線Lに回線インターフェース2により接続さ
れている。この回線インターフェース2は、通信回線L
の捕捉及び解放を行うと共に、この捕捉した通信回線L
を介して相手側電話機との通信経路を形成するようにな
っている。また、この回線インターフェース2にはハン
ドセット3が接続されており、通常の通話時には、この
ハンドセット3と相手側電話機との間で上記通信経路を
用いて通話が行われるようになっている。
【0025】上記回線インターフェース2には、選択ス
イッチ4を介して留守番電話ユニット5及びファクシミ
リ通信ユニット6が選択的に接続可能となっている。つ
まり、選択スイッチ4には、a接点、b接点、c接点が
備えられ、a接点には留守番電話ユニット5が、b接点
にはファクシミリ通信ユニット6がそれぞれ接続されて
いる。また、c接点は短絡されている。このため、選択
スイッチ4がa接点に接続している場合には、留守番電
話ユニット5が通信経路に接続され、選択スイッチ4が
b接点に接続している場合には、ファクシミリ通信ユニ
ット6が通信経路に接続される構成となっている。以
下、各ユニット5,6について説明する。
【0026】(留守番電話ユニット5の説明)留守番電
話ユニット5は、予め録音された応答メッセージの通信
経路への送信または相手側電話機からの音声信号の記憶
等の制御を行うための留守番電話回路51を備えてい
る。この留守番電話回路51には、アナログ音声信号を
デジタル音声信号に変換するA/D変換器52及びデジ
タル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換
器53を介して、音声情報用アンプ54、関連情報用ア
ンプ55及び応答再生部56が接続されている。音声情
報用アンプ54は、通信経路を経て受信される相手側電
話機からの用件メッセージ等の音声信号を増幅するもの
である。関連情報用アンプ55は、通信経路を経て受信
される相手側電話機からの発呼側情報等の信号である音
声情報に関連する情報を増幅するものである。この関連
情報としては、送信者(相手側)の氏名、送信者の電話
番号、受信時刻等が挙げられる。応答再生部56は、後
述する音声信号記憶部58に予め登録されている応答メ
ッセージを取り出して留守番電話回路51に送り、これ
によって応答メッセージを相手側電話機に向けて送出す
るものである。
【0027】これら音声情報用アンプ54、関連情報用
アンプ55及び応答再生部56には、音声情報切換スイ
ッチ57を介して情報記憶手段としての音声信号記憶部
58が接続されている。つまり、音声情報切換スイッチ
57には、a接点、b接点、c接点、d接点が備えら
れ、a接点には音声情報用アンプ54が、b接点には関
連情報用アンプ55が、c接点には応答再生部56がそ
れぞれ接続されている。また、d接点は短絡されてい
る。このため、音声情報切換スイッチ57がa接点に接
続している場合には、音声情報用アンプ54で増幅され
た相手側電話機からの用件メッセージ等の音声信号が音
声信号記憶部58に記憶され、音声情報切換スイッチ5
7がb接点に接続している場合には、関連情報用アンプ
55で増幅された相手側電話機からの音声関連情報が音
声信号記憶部58に記憶されるようになっている。ま
た、音声情報切換スイッチ57がc接点に接続している
場合には、音声信号記憶部58に予め登録されている応
答メッセージが応答再生部56に取り出されて相手側電
話機に向けて送出されるようになっている。尚、上記音
声信号記憶部58としては、磁気テープや揮発性メモリ
(所謂フラッシュメモリ)が採用されている。
【0028】上記音声信号記憶部58には、ミュートス
イッチ59a及びD/A変換器59bを介して発声手段
としてのスピーカ59が接続されている。このミュート
スイッチ59aは、音声信号記憶部58に記憶されてい
る用件メッセージ及び音声関連情報に基づく音声信号の
供給及び非供給を切り換えるものであって、このミュー
トスイッチ59aがONされた場合に上記音声信号がD
/A変換器59bによってアナログ音声信号に変換され
てスピーカ59により音声として外部に放音されるよう
になっている。
【0029】(ファクシミリ通信ユニット6の説明)フ
ァクシミリ通信ユニット6は、FAX通信における送受
信に関する通信プロトコル、画像情報の圧縮と伸張、ま
たは変復調等を行うFAX通信回路61を備えている。
このFAX通信回路61には、画像出力切換スイッチ6
2を介して記録紙印字部63及びA/D変換器64が選
択的に切り換え可能に接続している。つまり、画像出力
切換スイッチ62には、a接点、b接点、c接点が備え
られ、a接点には記録紙印字部63が、b接点にはA/
D変換器64がそれぞれ接続されている。また、c接点
は短絡されている。このため、画像出力切換スイッチ6
2がa接点に接続している場合には、FAX通信回路6
1で伸張された画像情報に基づいて記録用紙への画像形
成が行われ、画像出力切換スイッチ62がb接点に接続
している場合には、画像情報がA/D変換器64によっ
てデジタル変換されるようになっている。
【0030】このA/D変換器64には、画像情報用ア
ンプ65及び関連情報用アンプ66が接続されている。
画像情報用アンプ65は、FAX通信回路61で伸張さ
れると共にデジタル変換された画像情報を増幅するもの
である。関連情報用アンプ66は、ファクシミリ受信時
に通信経路を用いて受信される相手側ファクシミリから
の発呼側情報等の信号である画像情報に関連する情報を
増幅するものである。この関連情報としては、送信者の
氏名、送信者のファクシミリ番号、受信時刻、ファクシ
ミリ受信枚数等が挙げられる。
【0031】これら画像情報用アンプ65及び関連情報
用アンプ66には画像情報切換スイッチ67を介して情
報記憶手段としての画像信号記憶部68が接続してい
る。つまり、画像情報切換スイッチ67には、a接点、
b接点、c接点が備えられ、a接点には画像情報用アン
プ65が、b接点には関連情報用アンプ66がそれぞれ
接続されている。また、c接点は短絡されている。この
ため、画像情報切換スイッチ67がa接点に接続してい
る場合には、画像情報用アンプ65で増幅された画像情
報が画像信号記憶部68に記憶され、画像情報切換スイ
ッチ67がb接点に接続している場合には、関連情報用
アンプ66で増幅された画像関連情報が画像信号記憶部
68に記憶されるようになっている。尚、上記画像信号
記憶部68としては揮発性メモリが採用されている。ま
た、この画像信号記憶部68は、記録紙印字部63に接
続されており、ユーザによるファクシミリ出力操作によ
って、記憶されている画像情報及びその関連情報を記録
紙印字部63に出力することで記録紙への印字動作が行
われるようになっている。
【0032】また、上記FAX通信回路61には原稿読
取部69が接続されている。この原稿読取部69は、図
示しない原稿トレイにセットされたFAX原稿を順に読
み込んで電気信号に変換してFAX通信回路61に送信
するものである。
【0033】(情報変換構成の説明)本電話機1の特徴
は、上記各記憶部58,68に記憶されている音声情報
や画像情報を変換するための変換手段としての画像変換
部7及び音声変換部8を備えていることにある。以下、
これらの構成について説明する。
【0034】画像変換部7は、画像変換スイッチ71を
介して音声信号記憶部58に接続している。そして、こ
の画像変換部7は、画像変換スイッチ71がONされた
際、音声信号記憶部58に記憶されている用件メッセー
ジ及び音声関連情報を取り出して文字情報に変換するよ
うになっている。また、この画像変換部7は、上記記録
紙印字部63に接続されており、文字情報に変換した用
件メッセージ及び音声関連情報を記録紙印字部63に送
信することで、この文字情報を記録紙に印字させるよう
になっている。
【0035】以下、上記画像変換部7の構成について説
明する。図2は、画像変換部7の構成を示すブロック図
である。この画像変換部7は、音声入力部72、音声認
識部73、音声辞書74、読み辞書75、得点付与部7
6、文字候補記憶部77、入力制御部78及び文字候補
選択部79を備えている。
【0036】音声入力部72は、音声信号記憶部58か
ら受けた音声信号を処理できる形に変換する。音声認識
部73は、音声入力部72から受け取った音声信号を分
析し、音響パラメータを求めた後、音声辞書74を照合
しながら入力音声を1文字の読みとして認識し、その認
識の結果、N位までの読みの候補とそれぞれの尤度を出
力する。上記音声辞書74には、漢字や仮名、記号など
が如何に発音されるかについて、音声認識部73が認識
する音声の基本単位を使って記述されている。例えば音
素を単位として認識する場合は音素列として記述する。
これにより、実際には漢字の第2水準まで含めた音読
み、訓読みを全てあわせると3千から5千の読みとな
る。
【0037】読み辞書75の構成法は文字に対して複数
の読みを定義してもよいし、読みに対して複数の文字を
定義してもよい。また実際には文字や読みそのものでは
なく、文字や読みに対応するメモリー上のポインタを格
納してもよい。
【0038】得点付与部76は、上記読み辞書75を参
照し、読みの候補に対応する文字候補に対してそれぞれ
の尤度をもとに得点を付与する。文字候補記憶部77
は、音声認識部73から受け取った読み候補の履歴を得
点とともに記憶している。
【0039】入力制御部78は、文字候補選択部79に
記憶された文字の候補の得点を考慮し、順序を決めて文
字候補を選出するようになっている。
【0040】一方、音声変換部8は、音声変換スイッチ
81を介して画像信号記憶部68に接続している。そし
て、この音声変換部8は、音声変換スイッチ81がON
された際、画像信号記憶部68に記憶されている画像関
連情報を取り出して音声情報に変換するようになってい
る。また、この音声変換部8は、音声信号記憶部58に
接続されており、音声情報に変換された画像関連情報を
音声信号記憶部58に出力して記憶させるようになって
いる。
【0041】(中央処理装置の説明)図1の如く、本電
話機1の中央処理装置9には、各回路51,61やアン
プ54,55,65,66等の制御や各スイッチ4,5
7,59a,62,67,71,81の切換制御を行う
制御部91を備えている。
【0042】また、この中央処理装置9は、音声信号記
憶部58に記憶された情報を所定時間毎に画像変換部7
に出力して記録紙印字部63による印字動作を行わせる
と共に、画像信号記憶部68に記憶された画像情報を音
声変換部8に出力して音声関連情報の音声信号記憶部5
8への記憶動作を行わせる出力手段92を備えている。
つまり、この出力手段92による出力動作の実行によ
り、音声信号記憶部58に記憶された音声情報の画像情
報への変換及び印字が行われると共に、画像信号記憶部
68に記憶された画像関連情報の音声情報への変換及び
記憶動作が行われるようになっている。
【0043】更に、この中央処理装置9は、音声信号記
憶部58に記憶された情報を消去するための消去手段9
3を備えている。つまり、上述した出力手段92による
出力動作の実行の後、この出力が行われた情報を音声信
号記憶部58から消去できるようになっている。また、
この出力後の消去動作を行うか否かの設定は、ユーザが
電話機1の操作部(図示省略)を操作することにより行
えるようになっている。
【0044】−電話機1の動作説明− 次に、上述の如く構成された電話機1の動作について説
明する。以下、本電話機1の基本動作である留守番電話
受信動作、ファクシミリ受信動作、ファクシミリメモリ
受信動作について説明した後、本形態の特徴とする動作
である記憶情報取り出し動作(留守番電話メッセージ及
びファクシミリメモリ受信情報の出力動作)について説
明する。
【0045】(留守番電話受信動作)ユーザによる操作
部の操作によって留守番電話受信可能状態に設定された
状態で相手側電話機からの電話発呼信号を受けた場合、
選択スイッチ4がa接点接続状態に切り換わり、音声情
報切換スイッチ57がc接点接続状態に切り換わる。そ
して、音声信号記憶部58に予め登録されている応答メ
ッセージが応答再生部56によって取り出されて再生さ
れ、D/A変換器53によってデジタル音声信号がアナ
ログ音声信号に変換された後、留守番電話回路51に送
られる。これによって応答メッセージが相手側電話機に
向けて送出される。
【0046】その後、音声情報切換スイッチ57はb接
点接続状態に切り換わる。これにより、相手側電話機か
らの音声関連情報が、留守番電話回路51及びA/D変
換器52を経た後、関連情報用アンプ55で増幅されて
音声信号記憶部58に記憶される。つまり、音声信号記
憶部58に、送信者の氏名、送信者の電話番号、受信時
刻等が音声情報として記憶される。
【0047】次に、音声情報切換スイッチ57はa接点
接続状態に切り換わる。これにより、相手側電話機から
の用件メッセージの音声信号が、留守番電話回路51及
びA/D変換器52を経た後、音声情報用アンプ54で
増幅されて音声信号記憶部58に記憶される。
【0048】(ファクシミリ受信動作)ファクシミリの
受信時には、選択スイッチ4がb接点接続状態に切り換
わり、画像出力切換スイッチ62がa接点接続状態に切
り換わる。これにより、受信したファクシミリ画像情報
が、FAX通信回路61を経た後、記録紙印字部63に
送信され、この記録紙印字部63において記録紙への画
像形成動作が実行される。つまり、ファクシミリ受信と
同時にファクシミリ出力が行われる。
【0049】(ファクシミリメモリ受信動作)電話機1
内に用紙切れが生じている際にファクシミリを受信した
場合には、選択スイッチ4がb接点接続状態となり、画
像出力切換スイッチ62がb接点接続状態に切り換わ
る。また、画像情報切換スイッチ67がb接点接続状態
に切り換わる。これにより、相手側ファクシミリから受
けたファクシミリ関連情報が、FAX通信回路61及び
A/D変換器64を経た後、関連情報用アンプ66で増
幅されて画像信号記憶部68に記憶される。つまり、画
像信号記憶部68に、送信者の氏名、送信者のファクシ
ミリ番号、受信時刻、ファクシミリ受信枚数等が画像情
報として記憶される。
【0050】次に、画像情報切換スイッチ67がa接点
接続状態に切り換わる。これにより、相手側ファクシミ
リからの画像情報が、FAX通信回路61及びA/D変
換器64を経た後、画像情報用アンプ65で増幅されて
画像信号記憶部68に記憶される。
【0051】(記憶情報取り出し動作)上述した留守番
電話受信動作及びファクシミリメモリ受信動作が行われ
ている際、以下の述べる記憶情報取り出し動作が行われ
る。以下、この記憶情報取り出し動作を図3のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0052】先ず、留守番電話受信動作及びファクシミ
リメモリ受信動作が行われている待機中において、ステ
ップST1で所定時間(例えば12時間)が経過したか
否かが判定される。尚、この所定時間は任意に設定可能
である。また、この所定時間は、上記中央処理装置9内
に備えられたタイマにより計時される。未だ、この所定
時間が経過していないNOに判定された場合にはステッ
プST2に移って、ユーザの操作によって記憶部58,
68内の情報の出力操作がなされたか否かを判定する。
この出力操作がなされるか、または上記ステップST1
の判定において所定時間が経過したYES判定が行われ
た場合には、ステップST3に移って、音声信号記憶部
58内に音声情報が存在するか否かを判定する。この判
定がYESの場合にはステップST4に移り、出力手段
92により画像変換部7の変換動作を実行させる。つま
り、画像変換スイッチ71をONさせ、音声信号記憶部
58に記憶されている用件メッセージ及び音声関連情報
を画像変換部7に送信して文字情報に変換する。ステッ
プST5では、上記音声関連情報の確認動作を行い、そ
の後、ステップST6において、上記変換された文字情
報が画像変換部7から記録紙印字部63に送信されて、
この記録紙印字部63により用件メッセージ及び音声関
連情報が記録紙に印字される。つまり、記録紙に、送信
者の氏名、送信者の電話番号、受信時刻、用件メッセー
ジの内容がそれぞれ文字として印字されることになる。
【0053】その後、ステップST7に移り、音声信号
記憶部58内の音声情報を消去するか否かの判定が行わ
れる。つまり、ユーザによる操作部の操作によって、出
力後の音声情報を消去する設定がなされているか否かを
判定する。この判定がYESの場合にはステップST8
において、音声信号記憶部58内に記憶されていた音声
情報のうち上記印字された文字情報に関連する音声情報
を消去する。
【0054】その後、ステップST9に移り、音声信号
記憶部58内に他の音声情報が存在するか否かを判定
し、この判定がYESの場合にはステップST4に移っ
て上記と同様の動作を繰り返す一方、この判定がNOの
場合にはステップST10に移る。尚、上記ステップS
T3でNOに判定された場合にもステップST10に移
る。
【0055】このステップST10では、画像信号記憶
部68内に画像情報があるか否かを判定する。この判定
がYESの場合にはステップST11に移り、出力手段
92により音声変換部8の変換動作を実行させる。つま
り、音声変換スイッチ81をONさせ、画像信号記憶部
68に記憶されている画像関連情報を音声変換部8に送
信して音声情報に変換する。その後、ステップST12
において、上記変換された音声情報を音声信号記憶部5
8に送信して記憶させる。つまり、受信したファクシミ
リ画像情報に関連する情報(送信者のファクシミリ番号
など)を音声信号記憶部58に記憶させる。これによ
り、ユーザは、必要に応じて、音声信号記憶部58に記
憶されている情報をスピーカ59からの音声出力により
取り出し、ファクシミリ画像情報に関連する情報を取り
出すことができる。
【0056】その後、ステップST13に移り、画像信
号記憶部68内に他の画像情報が存在するか否かを判定
し、この判定がYESの場合にはステップST11に移
って上記と同様の動作を繰り返す一方、この判定がNO
の場合には上記タイマをリセットした後、待機状態に戻
る。
【0057】−実施形態の効果− 以上、説明したように、本形態では、音声信号記憶部5
8に記憶された情報(音声情報及び音声関連情報)を画
像変換部7で文字情報に変換してその印字動作を行わせ
る一方、画像信号記憶部68に記憶された画像関連情報
を音声変換部8で音声情報に変換して音声信号記憶部5
8に記憶させるようにしている。このため、音声情報量
が音声信号記憶部58の容量を越えた場合に、既に蓄積
されている音声情報の一部に対して新たな音声情報が上
書きされる状況が生じても、それ以前に音声情報を文字
情報として記録紙に印字して出力しておくことができ
る。また、用紙切れの状態が長期間に亘って継続し、画
像情報量が画像信号記憶部68の容量を越えた場合に、
既に蓄積されている画像情報の一部に対して新たな画像
情報が上書きされる状況が生じても、それに関連する情
報を音声信号記憶部58から取り出して容易に確認する
ことができる。つまり、ファクシミリ受信内容が上書き
により消去されても、ユーザは、発信者情報等の関連情
報を音声によって確認することが可能であり、この発信
者に対して再度のファクシミリ送信を要求するなどの手
段を採ることによりファクシミリ画像情報を確保するこ
とが可能になる。
【0058】また、本発明では、音声信号記憶部58に
記憶された音声情報の内容を文字情報として取り出すこ
とができる。従来の留守番電話機能では、音声情報の再
生時の音量や音質によってはその内容が十分に把握でき
ない可能性があった。本形態では、文字情報として正確
に出力することができるので、音声信号記憶部58に記
憶されている情報を正確にユーザに把握させることがで
きる。
【0059】更に、本形態に係る電話機では、音声信号
記憶部58に記憶された音声情報を文字情報として取り
出すことができるので、耳の不自由なユーザにおいても
留守番電話機能を有効に利用することができる。同様
に、画像信号記憶部68に記憶された画像関連情報を音
声情報として取り出すことができるので、目の不自由な
ユーザにおいてもファクシミリメモリ受信機能を有効に
利用することができる。
【0060】(変形例)上述した実施形態では、画像関
連情報から変換された音声情報を音声信号記憶部58に
記憶させるようにしたが、ユーザの要求に応じて、この
音声情報を音声信号記憶部58に記憶させることなしに
音声として発声させるようにしてもよい。尚、このよう
に画像関連情報から変換された音声情報を音声として発
声させる場合、ユーザが電話機の付近に存在して音声を
聞き取れる状態にあることが必要である。このため、こ
の音声情報の発声動作は、ユーザからの出力要求(操作
部の操作)があった場合に行われるようにしておくこと
が好ましい。この場合の動作を図4のフローチャートに
沿って説明する。尚、本動作にあっては、上述した実施
形態の場合と同様の動作についてはフローチャートに同
一のステップ番号を付して説明を省略する。つまり、図
4のフローチャートにおけるステップST1〜ステップ
ST11までは上述した実施形態のものと同様である。
【0061】ステップST11において関連情報を音声
情報に変換した後、ステップST20において、上記変
換された音声情報が音声変換部8からD/A変換回路5
9bを経てスピーカ59に送信されて、このスピーカ5
9より上記関連情報が音声出力される。つまり、送信者
の氏名、送信者のファクシミリ番号、受信時刻、ファク
シミリ受信枚数等がそれぞれスピーカ59から発声され
ることになる。
【0062】その後、ステップST21に移り、画像信
号記憶部68の残り記憶容量は僅かであるか否かが判定
される。例えば、新たにファクシミリメモリ受信を行っ
た場合に、既に記憶されている画像情報の一部に対して
この新たな画像情報が上書きされてしまう状況にあるか
否かを判定する。この判定がYESの場合には、ステッ
プST22において、画像信号記憶部68内に記憶され
ていた画像情報のうち上記音声出力された画像情報を消
去する。
【0063】その後、ステップST23に移り、画像信
号記憶部68内に他の画像情報が存在するか否かを判定
し、この判定がYESの場合にはステップST11に移
って上記と同様の動作を繰り返す一方、この判定がNO
の場合には上記タイマをリセットした後、待機状態に戻
る。
【0064】これにより、画像信号記憶部68内の記憶
容量を常に確保しながら関連情報をユーザに確認させる
ことができる。
【0065】−その他の実施形態− 上述した実施形態では、ファクシミリ機能付き留守番電
話機に本発明を適用した場合について説明した。本発明
は、これに限らず、上記留守番電話ユニット5を備えた
留守番電話機能付き電話機や、上記ファクシミリ通信ユ
ニット6を備えたファクシミリ装置として適用すること
も可能である。
【0066】また、本発明は、家庭用やオフィス用の電
話機やファクシミリ装置に限らず、モバイル機器その他
の通信装置にも適用可能である。
【0067】また、上記実施形態では、ファクシミリメ
モリ受信時における変換動作としては画像関連情報のみ
を音声情報に変換するようにした。本発明は、これに限
らず、ファクシミリの送信内容が文字情報である場合に
は、この文字情報を音声情報に変換し、この変換後の音
声情報を音声信号記憶部58に記憶させたり、スピーカ
59から出力させるようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明では、情報記憶手
段に記憶された音声情報の内容を文字情報に変換して記
録媒体上に印字を行うようにしている。また、他の発明
では、情報記憶手段に記憶された画像情報の内容を音声
情報に変換して音声を発するようにしている。このた
め、既に蓄積されている情報の一部に対して新たな情報
が上書きされる状況にあっても、出力形態を変換して予
め情報を出力させておくことができ、情報を受信したこ
との確認を、全ての情報に対してユーザに確実に行わせ
ることが可能になる。その結果、通信動作の信頼性の高
い通信装置を提供することができる。
【0069】また、従来の留守番電話機能では、音声情
報の再生時の音量や音質によってはその内容が十分に把
握できない可能性があったが、本発明では、音声情報の
内容を文字情報として取り出すことができるので、記憶
されている情報を正確にユーザに提供することが可能に
なる。
【0070】更に、本発明では、音声情報を文字情報と
して取り出すことができるので、耳の不自由なユーザに
おいても情報の有効利用を図ることができる。同様に、
画像情報を音声情報として取り出すことができるので、
目の不自由なユーザにおいても情報の有効利用を図るこ
とができる。その結果、身障者や老人であっても使用可
能な通信装置を提供することができる。
【0071】加えて、情報記憶手段に記憶された画像関
連情報を音声情報に変換して音声記憶手段に記憶させる
ようにした場合には、画像情報が上書きにより消去され
た後であっても、ユーザは画像情報を受信していたこと
を音声情報から容易に確認することができる。
【0072】更に、情報記憶手段に記憶された情報を所
定時間毎に変換手段に出力して印字手段による印字動作
を行わせるようにした場合には、音声情報やこれに関連
する関連情報が上書きにより消去される前に、この情報
を記録用紙上の文字として出力しておくことができる。
このため、これら情報の確保を自動的に且つ確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るファクシミリ機能付き留守番電
話機の電気的構成の概略を示すブロック図である。
【図2】画像変換部の構成を示すブロック図である。
【図3】記憶情報取り出し動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【図4】変形例における記憶情報取り出し動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 電話機(通信装置) 58 音声信号記憶部(情報記憶手段、音声記憶
手段) 59 スピーカ(発声手段) 63 記録紙印字部(印字手段) 68 画像信号記憶部(情報記憶手段) 7 画像変換部(変換手段) 8 音声変換部(変換手段) 92 出力手段 L 通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 隆照 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AB22 AB26 AC23 AC29 AC60 AE08 AE11 AF01 AF03 AF06 AF07 BA00 5C075 BB06 CE03 CE14 FF02 FF03 FF90 5K036 AA01 AA15 BB01 BB11 JJ05 JJ12 JJ13 5K039 AA02 CC01 CC06 HH12 HH17 JJ03 JJ10 KK07 5K101 KK01 KK06 LL01 NN07 NN13 NN21 PP03 PP05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を経て受信した音声情報の内容
    を記憶する情報記憶手段を備えた通信装置において、 上記情報記憶手段に記憶された音声情報の内容を文字情
    報に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された文字情報に基づいて記
    録媒体上に印字を行う印字手段とを備えていることを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を経て受信した画像情報の内容
    を記憶する情報記憶手段を備えた通信装置において、 上記情報記憶手段に記憶された画像情報の内容を音声情
    報に変換する変換手段と、 この変換手段によって変換された音声情報に基づいて音
    声を発する発声手段とを備えていることを特徴とする通
    信装置。
  3. 【請求項3】 通信回線を経て音声情報を受信した際、
    その音声情報に関連する関連情報を記憶する情報記憶手
    段を備えた通信装置において、 上記情報記憶手段に記憶された関連情報を文字情報に変
    換する変換手段と、 この変換手段によって変換された文字情報に基づいて記
    録媒体上に印字を行う印字手段とを備えていることを特
    徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を経て画像情報を受信した際、
    その画像情報に関連する関連情報を記憶する情報記憶手
    段を備えた通信装置において、 上記情報記憶手段に記憶された関連情報を音声情報に変
    換する変換手段と、 この変換手段によって変換された音声情報に基づいて音
    声を発する発声手段とを備えていることを特徴とする通
    信装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を経て画像情報を受信した際、
    その画像情報に関連する関連情報を記憶する情報記憶手
    段を備えた通信装置において、 上記情報記憶手段に記憶された関連情報を音声情報に変
    換する変換手段と、 この変換手段によって変換された音声情報を記憶する音
    声記憶手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または3記載の通信装置におい
    て、 情報記憶手段に記憶された情報を所定時間毎に変換手段
    に出力して印字手段による印字動作を行わせる出力手段
    を備えていることを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の通信装置において、 留守番電話機能付き電話機として構成されており、 関連情報は、送信者の氏名、送信者の電話番号、受信時
    刻のうち少なくとも何れか一つを含んでいることを特徴
    とする通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項4または5記載の通信装置におい
    て、 ファクシミリ機能付き電話機として構成されており、 関連情報は、送信者の氏名、送信者のファクシミリ番
    号、受信時刻、受信枚数のうち少なくとも何れか一つを
    含んでいることを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、3、6または7記載の通信装
    置において、 変換手段によって変換された文字情報に基づいて印字手
    段が記録媒体上に印字を行った際、情報記憶手段に記憶
    されていた情報のうち上記印字された文字情報に関連す
    る情報を消去可能な構成とされていることを特徴とする
    通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項2、4、5または8記載の通信
    装置において、 変換手段によって変換された音声情報に基づいて音声出
    力がなされた際、情報記憶手段に記憶されていた情報の
    うち上記音声出力された音声情報に関連する情報を消去
    可能な構成とされていることを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040001360A (ko) * 2002-06-27 2004-01-07 삼성전자주식회사 음향출력 제어 기능을 갖는 팩시밀리 및 그의 음향출력제어방법
US7373141B2 (en) 2004-05-11 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd Mobile communication terminal and method for converting voice message to text message

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040001360A (ko) * 2002-06-27 2004-01-07 삼성전자주식회사 음향출력 제어 기능을 갖는 팩시밀리 및 그의 음향출력제어방법
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