JP3472348B2 - 録音機能付電話機 - Google Patents
録音機能付電話機Info
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- JP3472348B2 JP3472348B2 JP16502294A JP16502294A JP3472348B2 JP 3472348 B2 JP3472348 B2 JP 3472348B2 JP 16502294 A JP16502294 A JP 16502294A JP 16502294 A JP16502294 A JP 16502294A JP 3472348 B2 JP3472348 B2 JP 3472348B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、録音機能付の留守番電
話機に関し、特に無効メッセージの履歴を残すものに関
する。 【０００２】 【従来の技術】従来の録音機能付き電話機では、着信を
確認し、相手に録音開始を通知して録音を開始し、相手
方が電話を切ることで録音を終了する。この動作を着信
が１件あったと認識して不在着信として表示装置に表示
する。 【０００３】上記のような録音機能付き電話機では、相
手が留守番電話であることを認識するとメッセージを言
うことなしに電話を切った場合には、電話を切ってから
ビジートーンを検出するまでの数秒間が録音装置に録音
されてしまう欠点があった。この解決策として特開平４
−２８０１５１号公報に開示された留守番電話装置があ
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】かかる技術は、録音時
間とメッセージのレベルを検出して無効メッセージを削
除することで上記問題点を解決するものである。しかし
ながら、本技術では、無効メッセージの履歴を残してい
ないため、緊急電話等を受けメッセージがないため無効
として削除してしまった場合は、対応することができな
いという欠点があった。 【０００５】本発明の目的は、かかる問題点を解決し、
メッセージを無効として削除してしまう場合でも消去し
たメッセージの件数と時間帯を履歴として残すことによ
って、緊急のメッセージを推測し電話を架ける等の対応
を可能にする事にある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は外部との通信を行う無線装置と、応答メッ
セージの音声を録音する録音装置と、音声認識装置とを
有する録音機能付電話機において、前記無線装置を介し
て外部から送られたデータにより着信を判定する手段
と、前記音声認識装置により無音を認識する手段と、信
号処理装置を設け、前記無線装置を介して外部から受信
した信号の中から前記信号処理装置が取り出す音声の録
音を前記録音装置によって開始し、相手がメッセージを
送らなかったことを検知した場合、録音停止及び録音の
自動消去を行うとともにメッセージの着信時刻の履歴を
残し、相手がメッセージを送ったことを検知した場合、
不在着信表示をするようにしたことを特徴とした。 【０００７】 【作用】本発明の構成によれば、録音が開始されてから
ビジートーンを検出して録音を終了するまでの間に音声
のない無音の状態が続いた場合には、メッセージがなか
ったと認識して、不在着信表示をせず、録音装置もその
メッセージの最初に戻って、次のメッセージがきた場合
には、そこから録音することで録音時間を節約し、無駄
な録音をしない。また、この動作を行うかどうかのモー
ド切り換えスイッチを設けることによりユーザーの使い
勝手は良くなる。さらに無効メッセージの履歴と件数と
時間を残すことにより相手を予測することが出来、大事
な用件を逃すことを防ぐことができる。 【０００８】 【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 【０００９】図１は、本発明にかかわる留守番機能付携
帯電話の一実施例を示すブロック図、図２は本発明の動
作を示すフローチャートである。 【００１０】図１において、１は信号処理装置２から得
るデータにより着信を判定する手段および信号処理装置
２から得るデータによりビジートーンを認識する手段お
よび音声認識装置５により無音を認識する手段およびユ
ーザにより入力装置６で本発明の動作を実行するモード
を選択する手段であるＣＰＵである。２は無線装置３か
ら送られる信号をＣＰＵ１にデジタル変換して送り、Ｃ
ＰＵ１から送られるデータを無線装置３にアナログ変換
して送り、無線装置３から送られる信号から音声を取り
出し録音装置４または送受話器８に送り、録音装置４ま
たは送受話器８から送られる信号を無線装置３に送る信
号処理装置である。３は外部との通信を行う無線装置、
４はＣＰＵ１の命令を受けて、無線装置３により受信さ
れた信号から信号処理装置２より得られる音声の録音を
開始し、ＣＰＵ１の命令により録音を停止するとともに
応答メッセージの音声の録音や無効メッセージの記録を
する録音装置である。５は音声を認識するための音声認
識装置、６はモードを選択するための入力装置、７は不
在着信を表示するための表示装置、８は音声の入出力を
行う送受話器である。 【００１１】つぎに、図２を参照して実施例の動作につ
いて説明する。 【００１２】ステップ（以下ＳＴと省略）１において、
基地局より無線装置３で着信メッセージを受信し、信号
処理装置２を介してＣＰＵ１が着信があったことを認識
する。ＳＴ２で呼び出し音が鳴り、呼がきたことを着呼
側に知らせる。ＳＴ３で呼び出し音の回数を数えて着呼
側が留守かどうか判定する。 【００１３】ＳＴ４で例えば、呼び出し音が４回以内で
着呼側が応答した場合は、在宅と判定して、通話の処理
を行って呼を接続する。５回以上の場合は、留守と判定
して、ＳＴ５の留守番モードに入る。 【００１４】ＳＴ１からＳＴ４までの動作が、着信判定
の処理となる。次に、ＳＴ６では、「ただいま留守にし
ています。ピーと鳴ったらメッセージをお話し下さ
い。」という応答メッセージを送出する。 【００１５】次に、ＳＴ７で録音を開始し、ＳＴ８でビ
ジートーンを検出する。次にビジートーンが検出される
までに音声が入力されていたかを音声認識装置５とＣＰ
Ｕ１で判定する。音声が入力されていた場合は、ＳＴ１
３で録音を終了し、ＳＴ１４で不在着信があったことを
表示装置７に表示する。音声入力がなかった場合には、
ＳＴ１０で録音を終了し、無効メッセージを１件とし
て、録音時刻とともに記録する。ステップ１１で録音装
置４からこの録音を消去する。 【００１６】 【効果】以上説明したように、本発明の構成ならびに方
法によれば、録音機能付き電話機に相手がメッセージを
送らなかったことを検出して、自動的に録音を消去する
モードを持つことで録音時間を節約することが出来る。
また、このとき消去したメッセージの件数とメッセージ
がきた時間を残すことで相手が予測できる可能性があ
り、大事な用件を逃すことを防ぐことが出来る。
話機に関し、特に無効メッセージの履歴を残すものに関
する。 【０００２】 【従来の技術】従来の録音機能付き電話機では、着信を
確認し、相手に録音開始を通知して録音を開始し、相手
方が電話を切ることで録音を終了する。この動作を着信
が１件あったと認識して不在着信として表示装置に表示
する。 【０００３】上記のような録音機能付き電話機では、相
手が留守番電話であることを認識するとメッセージを言
うことなしに電話を切った場合には、電話を切ってから
ビジートーンを検出するまでの数秒間が録音装置に録音
されてしまう欠点があった。この解決策として特開平４
−２８０１５１号公報に開示された留守番電話装置があ
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】かかる技術は、録音時
間とメッセージのレベルを検出して無効メッセージを削
除することで上記問題点を解決するものである。しかし
ながら、本技術では、無効メッセージの履歴を残してい
ないため、緊急電話等を受けメッセージがないため無効
として削除してしまった場合は、対応することができな
いという欠点があった。 【０００５】本発明の目的は、かかる問題点を解決し、
メッセージを無効として削除してしまう場合でも消去し
たメッセージの件数と時間帯を履歴として残すことによ
って、緊急のメッセージを推測し電話を架ける等の対応
を可能にする事にある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は外部との通信を行う無線装置と、応答メッ
セージの音声を録音する録音装置と、音声認識装置とを
有する録音機能付電話機において、前記無線装置を介し
て外部から送られたデータにより着信を判定する手段
と、前記音声認識装置により無音を認識する手段と、信
号処理装置を設け、前記無線装置を介して外部から受信
した信号の中から前記信号処理装置が取り出す音声の録
音を前記録音装置によって開始し、相手がメッセージを
送らなかったことを検知した場合、録音停止及び録音の
自動消去を行うとともにメッセージの着信時刻の履歴を
残し、相手がメッセージを送ったことを検知した場合、
不在着信表示をするようにしたことを特徴とした。 【０００７】 【作用】本発明の構成によれば、録音が開始されてから
ビジートーンを検出して録音を終了するまでの間に音声
のない無音の状態が続いた場合には、メッセージがなか
ったと認識して、不在着信表示をせず、録音装置もその
メッセージの最初に戻って、次のメッセージがきた場合
には、そこから録音することで録音時間を節約し、無駄
な録音をしない。また、この動作を行うかどうかのモー
ド切り換えスイッチを設けることによりユーザーの使い
勝手は良くなる。さらに無効メッセージの履歴と件数と
時間を残すことにより相手を予測することが出来、大事
な用件を逃すことを防ぐことができる。 【０００８】 【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 【０００９】図１は、本発明にかかわる留守番機能付携
帯電話の一実施例を示すブロック図、図２は本発明の動
作を示すフローチャートである。 【００１０】図１において、１は信号処理装置２から得
るデータにより着信を判定する手段および信号処理装置
２から得るデータによりビジートーンを認識する手段お
よび音声認識装置５により無音を認識する手段およびユ
ーザにより入力装置６で本発明の動作を実行するモード
を選択する手段であるＣＰＵである。２は無線装置３か
ら送られる信号をＣＰＵ１にデジタル変換して送り、Ｃ
ＰＵ１から送られるデータを無線装置３にアナログ変換
して送り、無線装置３から送られる信号から音声を取り
出し録音装置４または送受話器８に送り、録音装置４ま
たは送受話器８から送られる信号を無線装置３に送る信
号処理装置である。３は外部との通信を行う無線装置、
４はＣＰＵ１の命令を受けて、無線装置３により受信さ
れた信号から信号処理装置２より得られる音声の録音を
開始し、ＣＰＵ１の命令により録音を停止するとともに
応答メッセージの音声の録音や無効メッセージの記録を
する録音装置である。５は音声を認識するための音声認
識装置、６はモードを選択するための入力装置、７は不
在着信を表示するための表示装置、８は音声の入出力を
行う送受話器である。 【００１１】つぎに、図２を参照して実施例の動作につ
いて説明する。 【００１２】ステップ（以下ＳＴと省略）１において、
基地局より無線装置３で着信メッセージを受信し、信号
処理装置２を介してＣＰＵ１が着信があったことを認識
する。ＳＴ２で呼び出し音が鳴り、呼がきたことを着呼
側に知らせる。ＳＴ３で呼び出し音の回数を数えて着呼
側が留守かどうか判定する。 【００１３】ＳＴ４で例えば、呼び出し音が４回以内で
着呼側が応答した場合は、在宅と判定して、通話の処理
を行って呼を接続する。５回以上の場合は、留守と判定
して、ＳＴ５の留守番モードに入る。 【００１４】ＳＴ１からＳＴ４までの動作が、着信判定
の処理となる。次に、ＳＴ６では、「ただいま留守にし
ています。ピーと鳴ったらメッセージをお話し下さ
い。」という応答メッセージを送出する。 【００１５】次に、ＳＴ７で録音を開始し、ＳＴ８でビ
ジートーンを検出する。次にビジートーンが検出される
までに音声が入力されていたかを音声認識装置５とＣＰ
Ｕ１で判定する。音声が入力されていた場合は、ＳＴ１
３で録音を終了し、ＳＴ１４で不在着信があったことを
表示装置７に表示する。音声入力がなかった場合には、
ＳＴ１０で録音を終了し、無効メッセージを１件とし
て、録音時刻とともに記録する。ステップ１１で録音装
置４からこの録音を消去する。 【００１６】 【効果】以上説明したように、本発明の構成ならびに方
法によれば、録音機能付き電話機に相手がメッセージを
送らなかったことを検出して、自動的に録音を消去する
モードを持つことで録音時間を節約することが出来る。
また、このとき消去したメッセージの件数とメッセージ
がきた時間を残すことで相手が予測できる可能性があ
り、大事な用件を逃すことを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかわる録音機能付電話機の一実施例
を示すブロック図。 【図２】図２は本発明の動作を示すフローチャートであ
る。 【符号の説明】 １ ＣＰＵ ２ 信号処理装置 ３ 無線
装置 ４ 録音装置 ５ 音声認識装置 ６ 入力
装置 ７ 表示装置 ８ 送受話器
を示すブロック図。 【図２】図２は本発明の動作を示すフローチャートであ
る。 【符号の説明】 １ ＣＰＵ ２ 信号処理装置 ３ 無線
装置 ４ 録音装置 ５ 音声認識装置 ６ 入力
装置 ７ 表示装置 ８ 送受話器
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】外部との通信を行う無線装置と、応答メッ
セージの音声を録音する録音装置と、音声認識装置とを
有する録音機能付電話機において、前記無線装置を介し
て外部から送られたデータにより着信を判定する手段
と、前記音声認識装置により無音を認識する手段と、信
号処理装置を設け、前記無線装置を介して外部から受信
した信号の中から前記信号処理装置が取り出す音声の録
音を前記録音装置によって開始し、相手がメッセージを
送らなかったことを検知した場合、録音停止及び録音の
自動消去を行うとともにメッセージの着信時刻の履歴を
残し、相手がメッセージを送ったことを検知した場合、
不在着信表示をするようにしたことを特徴とする録音機
能付電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16502294A JP3472348B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 録音機能付電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16502294A JP3472348B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 録音機能付電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832673A JPH0832673A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3472348B2 true JP3472348B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15804362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16502294A Expired - Fee Related JP3472348B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 録音機能付電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3472348B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6767005B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2020-10-14 | 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 | 通話ログ取得方法 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16502294A patent/JP3472348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0832673A (ja) | 1996-02-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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