JP2002271516A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002271516A
JP2002271516A JP2001063574A JP2001063574A JP2002271516A JP 2002271516 A JP2002271516 A JP 2002271516A JP 2001063574 A JP2001063574 A JP 2001063574A JP 2001063574 A JP2001063574 A JP 2001063574A JP 2002271516 A JP2002271516 A JP 2002271516A
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JP2001063574A
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Keisuke Tateishi
敬輔 立石
Yoshiko Mitani
佳子 三谷
Masashi Tanimoto
昌史 谷本
Koji Yakushiji
厚二 薬師寺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声情報や画像情報を記憶可能な電話機に代
表される通信装置において、情報を転送可能とする端末
装置を有効利用し、通信装置の実用性を高める。 【解決手段】 受信した音声情報を画像情報に変換する
画像変換部7と、画像情報を記憶する画像情報記憶部68
と、受信した画像情報を音声情報に変換する音声変換部
8と、音声情報を記憶する音声情報記憶部58と、記憶し
た情報中の用件内容の要約を作成する要約作成手段94
と、情報に対応する宛先としてパーソナルコンピュータ
及び携帯電話のメールアドレスや電話番号を登録する登
録手段92と、転送対象を選択して特定する選択手段93
と、転送対象に対し情報の要約を無線で転送する無線転
送手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番電話機能や
ファクシミリメモリ受信機能などを備えた電話機に代表
される通信装置に係る。特に、本発明は、情報(音声情
報や画像情報)を他の情報形態に変換する機能を備えた
通信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−2902
84号公報に開示されているように、留守番電話機能及
びファクシミリメモリ受信機能を備えた電話機が知られ
ている。この種の電話機は、磁気テープや揮発性メモリ
などの記憶媒体を備えており、ユーザの不在時に電話を
受信した場合や、用紙切れの状態でファクシミリを受信
した場合に、その音声情報や画像情報を記憶媒体に蓄積
できるようになっている。また、この蓄積された情報を
ユーザが確認した後には、ユーザの要求に応じてその情
報を記憶媒体から消去できるようにもなっている。つま
り、留守番電話機能によって記憶媒体に音声情報が蓄積
されている場合、ユーザは、この音声を再生させると共
に音声情報を記憶媒体から消去できる。また、ファクシ
ミリメモリ受信機能によって記憶媒体に画像情報が蓄積
されている場合、ユーザは、この画像情報を記録紙に印
字させると共に画像情報を記憶媒体から消去できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電話機
に備えられている記憶媒体の容量には制限があるため、
蓄積可能な音声情報量及び画像情報量には限界がある。
そして、この記憶媒体に蓄積されている情報の消去が行
われることなしに、受信情報量が記憶媒体の容量を越え
た場合には、既に蓄積されている情報の一部に対して新
たな情報が上書きされ、情報の一部が欠落するといった
事態を招いてしまう。
【0004】例えば、ユーザが長期間に亘って不在であ
った場合において、電話の受信件数が多数に及び、音声
情報量が記憶媒体の容量を越えた場合には、既に蓄積さ
れている音声情報の一部に対して新たな音声情報が上書
きされてしまって、ユーザは、この欠落した音声情報の
存在を認識することができなくなる。同様に、用紙切れ
の状態が長期間に亘って継続した場合において、ファク
シミリの受信情報量が多量に及び、画像情報量が記憶媒
体の容量を越えた場合には、既に蓄積されている画像情
報の一部に対して新たな画像情報が上書きされてしまっ
て、ユーザは、この欠落した画像情報の存在を認識する
ことができなくなる。
【0005】このように従来の電話機にあっては、情報
(音声情報や画像情報)を受信したことの確認を、全て
の情報に対してユーザに確実に行わせることができない
可能性があった。
【0006】この点に鑑み、本発明の発明者らは、受信
した音声の内容に係る情報(実際に送信者が発声した音
声の内容;用件メッセージ)やその音声情報に関連する
関連情報(送信者の氏名、送信者の電話番号、受信時刻
等のデータ)を画像情報に変換して記録紙上に印字を行
うようにしたり、受信した画像の内容に係る情報(実際
に送信者から送られた画像の内容;ファクシミリ内容)
やその画像情報に関連する関連情報(送信者の氏名、送
信者のファクシミリ番号、受信時刻、ファクシミリ受信
枚数等のデータ)を音声情報に変換して音声を発するよ
うにした通信装置について既に提案している(特願20
00−265611号)。つまり、蓄積されている情報
の一部に対して新たな情報が上書きされる状況であって
も、情報の出力形態を変換して予めその情報を出力させ
ておくことができるようにし(ユーザが不在であっても
用件メッセージ等を印字出力できるようにしたり、用紙
切れの状態であってもファクシミリの内容等を音声出力
できるようにし)、情報を受信したことの確認を、全て
の情報に対してユーザに確実に行わせることを可能にす
るものである。
【0007】そして、本発明の発明者らは、この種の通
信装置の実用性を高めるために更なる改良について考察
を行った。例えば、記憶媒体に記憶されている情報を端
末装置に対し無線で転送し、その転送された情報を端末
装置で確認できるようにすれば、この種の通信装置の実
用性をいっそう高めることができることに着目した。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、音声情報を画像情報
に変換して出力したり、または画像情報を音声情報に変
換して出力したりする通信装置に対し、情報を転送可能
とする端末装置を有効に利用して、この種の通信装置の
実用性を高めることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、通信装置として、通信回線を経て受
信した送信者からの音声情報を画像情報に変換する画像
変換手段と、この画像変換手段により変換された画像情
報を記憶する情報記憶手段と、この情報記憶手段に記憶
した情報が転送先となる端末装置に対し無線で転送可能
となるように、該端末装置の宛先を登録する登録手段
と、この登録手段により登録された宛先の端末装置に対
し情報を無線で転送する無線転送手段とを備えさせてい
る。
【0010】また、他の発明は、通信装置として、通信
回線を経て受信した送信者からの画像情報を音声情報に
変換する音声変換手段と、この音声変換手段により変換
された音声情報を記憶する情報記憶手段と、この情報記
憶手段に記憶した情報が転送先となる端末装置に対し無
線で転送可能となるように、該端末装置の宛先を登録す
る登録手段と、この登録手段により登録された宛先の端
末装置に対し情報を無線で転送する無線転送手段とを備
えさせている。
【0011】これらの特定事項により、通信回線を経て
受信した情報(音声情報または画像情報)が変換されて
情報記憶手段に記憶されると、その情報が登録手段によ
り登録した宛先の端末装置に対し無線で転送され、情報
の確認が転送先の端末装置で迅速かつ確実に行えること
になる。
【0012】この情報を転送する場合の具体的な処理動
作を実行するための構成として以下のものが挙げられ
る。
【0013】先ず、転送手段により転送される宛先を保
有している端末装置を対象としている場合には、パーソ
ナルコンピュータや携帯電話のメールアドレスなどによ
って転送対象を間違えることなく情報を確実に転送する
ことが可能となる。
【0014】また、複数の端末装置の中から転送対象と
なる端末装置を選択する選択手段を備えている場合に
は、選択手段により特定された端末装置にのみ情報を転
送することが可能となるのはもちろんのこと、複数の端
末装置に対し同じ情報をそれぞれに転送することも可能
となる。
【0015】そして、情報記憶手段に記憶した情報中の
用件内容を端末装置に対し無線転送手段によって無線で
転送するようにしている場合には、用件内容の確認が転
送先の端末装置で迅速かつ確実に行えることになる。
【0016】更に、情報記憶手段に記憶した情報中の用
件内容の要約を作成する要約作成手段を備え、この要約
作成手段により作成した要約を端末装置に対し無線転送
手段によって無線で転送するようにしている場合には、
用件内容(音声内容または画像内容)の確認が転送先の
端末装置で明確かつ容易に行える上、転送された情報の
受信可能な文字数などに限度がある端末装置においても
情報の確認が安心して行えることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、通信装置としてファ
クシミリ機能付き留守番電話機に本発明を適用した場合
について説明する。
【0018】−電話機の構成説明− 図1は、本形態に係る電話機1の電気的構成の概略を示
すブロック図である。この図1に示すように、本電話機
1は、図示しない交換機を介して相手側電話機に接続さ
れる通信回線Lに回線インターフェース2により接続さ
れている。この回線インターフェース2は、通信回線L
の捕捉及び解放を行うと共に、この捕捉した通信回線L
を介して相手側電話機との通信経路を形成するようにな
っている。また、この回線インターフェース2にはハン
ドセット3が接続されており、通常の通話時には、この
ハンドセット3と相手側電話機との間で上記通信経路を
用いて通話が行われるようになっている。
【0019】上記回線インターフェース2には、選択ス
イッチ4を介して留守番電話ユニット5及びファクシミ
リ通信ユニット6が選択的に接続可能となっている。つ
まり、選択スイッチ4には、接点a、接点b、接点cが
備えられ、接点aには留守番電話ユニット5が、接点b
にはファクシミリ通信ユニット6がそれぞれ接続されて
いる。また、接点cは短絡されている。このため、選択
スイッチ4が接点aに接続している場合には、留守番電
話ユニット5が通信経路に接続され、選択スイッチ4が
接点bに接続している場合には、ファクシミリ通信ユニ
ット6が通信経路に接続される構成となっている。以
下、各ユニット5,6について説明する。
【0020】(留守番電話ユニット5の説明)留守番電
話ユニット5は、予め録音された応答メッセージの通信
経路への送信または相手側電話機からの音声情報の記憶
等の制御を行うための留守番電話回路51を備えてい
る。この留守番電話回路51には、アナログ音声情報を
デジタル音声情報に変換するA/D変換器52及びデジ
タル音声情報をアナログ音声情報に変換するD/A変換
器53を介して、音声情報用アンプ54、関連情報用ア
ンプ55及び応答再生部56が接続されている。音声情
報用アンプ54は、通信経路を経て受信される相手側電
話機からの用件メッセージ等の音声情報(音声内容情
報)を増幅するものである。関連情報用アンプ55は、
通信経路を経て受信される相手側電話機からの発呼側情
報等の信号である音声内容情報に関連する情報を増幅す
るものである。この関連情報としては、「送信者(相手
側)の氏名」、「送信者の電話番号」、「受信時刻」等
のデータが挙げられる。応答再生部56は、後述する音
声情報記憶部58に予め記憶されている応答メッセージ
を取り出して留守番電話回路51に送り、これによって
応答メッセージを相手側電話機に向けて送出するもので
ある。
【0021】これら音声情報用アンプ54、関連情報用
アンプ55及び応答再生部56には、音声情報切換スイ
ッチ57を介して音声情報記憶手段としての音声情報記
憶部58が接続されている。つまり、音声情報切換スイ
ッチ57には、接点a、接点b、接点c、接点dが備え
られ、接点aには音声情報用アンプ54が、接点bには
関連情報用アンプ55が、接点cには応答再生部56が
それぞれ接続されている。また、接点dは短絡されてい
る。このため、音声情報切換スイッチ57が接点aに接
続している場合には、音声情報用アンプ54で増幅され
た相手側電話機からの用件メッセージ等の音声内容情報
が音声情報記憶部58に記憶され、音声情報切換スイッ
チ57が接点bに接続している場合には、関連情報用ア
ンプ55で増幅された相手側電話機からの音声関連情報
が音声情報記憶部58に記憶されるようになっている。
また、音声情報切換スイッチ57が接点cに接続してい
る場合には、音声情報記憶部58に予め記憶されている
応答メッセージが応答再生部56に取り出されて相手側
電話機に向けて送出されるようになっている。尚、上記
音声情報記憶部58としては、磁気テープや揮発性メモ
リ(所謂フラッシュメモリ)が採用されている。
【0022】上記音声情報記憶部58には、ミュートス
イッチ59a及びD/A変換器59bを介して発声手段
としてのスピーカ59が接続されている。このミュート
スイッチ59aは、音声情報記憶部58に記憶されてい
る用件メッセージ(音声内容情報)及び音声関連情報に
基づく音声情報の供給及び非供給を切り換えるものであ
って、このミュートスイッチ59aがONされた場合に
上記音声情報がD/A変換器59bによってアナログ音
声情報に変換されてスピーカ59により音声として外部
に放音されるようになっている。
【0023】(ファクシミリ通信ユニット6の説明)フ
ァクシミリ通信ユニット6は、FAX通信における送受
信に関する通信プロトコル、画像情報の圧縮と伸張、ま
たは変復調等を行うFAX通信回路61を備えている。
このFAX通信回路61には、画像出力切換スイッチ6
2を介して印字手段としての記録紙印字部63及びA/
D変換器64が選択的に切り換え可能に接続している。
つまり、画像出力切換スイッチ62には、接点a、接点
b、接点cが備えられ、接点aには記録紙印字部63
が、接点bにはA/D変換器64がそれぞれ接続されて
いる。また、接点cは短絡されている。このため、画像
出力切換スイッチ62が接点aに接続している場合に
は、FAX通信回路61で伸張された画像情報に基づい
て記録紙への画像形成が行われ、画像出力切換スイッチ
62が接点bに接続している場合には、画像情報がA/
D変換器64によってデジタル変換されるようになって
いる。
【0024】このA/D変換器64には、画像情報用ア
ンプ65及び関連情報用アンプ66が接続されている。
画像情報用アンプ65は、FAX通信回路61で伸張さ
れると共にデジタル変換された画像内容情報を増幅する
ものである。関連情報用アンプ66は、ファクシミリ受
信時に通信経路を用いて受信される相手側ファクシミリ
からの発呼側情報等の信号である画像内容情報に関連す
る情報を増幅するものである。この関連情報としては、
「送信者の氏名」、「送信者のファクシミリ番号」、
「受信時刻」、「ファクシミリ受信枚数」等のデータが
挙げられる。
【0025】これら画像情報用アンプ65及び関連情報
用アンプ66には画像情報切換スイッチ67を介して画
像情報記憶手段としての画像情報記憶部68が接続して
いる。つまり、画像情報切換スイッチ67には、接点
a、接点b、接点cが備えられ、接点aには画像情報用
アンプ65が、接点bには関連情報用アンプ66がそれ
ぞれ接続されている。また、接点cは短絡されている。
このため、画像情報切換スイッチ67が接点aに接続し
ている場合には、画像情報用アンプ65で増幅された画
像情報が画像情報記憶部68に記憶され、画像情報切換
スイッチ67が接点bに接続している場合には、関連情
報用アンプ66で増幅された画像関連情報が画像情報記
憶部68に記憶されるようになっている。尚、上記画像
情報記憶部68としては揮発性メモリが採用されてい
る。また、この画像情報記憶部68は、記録紙印字部6
3に接続されており、ユーザによるファクシミリ出力操
作によって、記憶されている画像情報及びその関連情報
を記録紙印字部63に出力することで記録紙への印字動
作が行われるようになっている。
【0026】また、上記FAX通信回路61には原稿読
取部69が接続されている。この原稿読取部69は、図
示しない原稿トレイにセットされたFAX原稿を順に読
み込んで電気信号に変換してFAX通信回路61に送信
するものである。
【0027】(情報変換のための構成説明)本電話機1
は、上記各記憶部58,68に記憶されている音声情報
や画像情報を変換するための変換手段としての画像変換
部7及び音声変換部8を備えている。以下、これらの構
成について説明する。
【0028】画像変換部7は、画像変換スイッチ71を
介して音声情報記憶部58に接続している。そして、こ
の画像変換部7は、画像変換スイッチ71がONされた
際、音声情報記憶部58に記憶されている用件メッセー
ジ(音声内容情報)及び音声関連情報を取り出して画像
情報に変換するようになっている。また、この画像変換
部7は、画像情報記憶部68に接続されており、変換後
の画像情報を画像情報記憶部68に出力して記憶させる
ようになっている。つまり、本形態では、画像情報記憶
部68が、変換前の画像情報(通信回線Lから受信した
画像情報)と音声情報が変換されることにより作成され
た画像情報との双方を記憶可能となっており、本発明で
いう情報記憶手段と記憶手段とを兼用している。尚、こ
の変換前の画像情報を記憶する手段と音声情報が変換さ
れることにより作成された画像情報を記憶する手段とは
異なる記憶手段(メモリ)であってもよい。
【0029】以下、上記画像変換部7の構成について説
明する。図2は、画像変換部7の構成を示すブロック図
である。この画像変換部7は、音声入力部72、音声認
識部73、音声辞書74、読み辞書75、得点付与部7
6、文字候補記憶部77、入力制御部78及び文字候補
選択部79を備えている。
【0030】音声入力部72は、音声情報記憶部58か
ら受けた音声情報を処理できる形に変換する。音声認識
部73は、音声入力部72から受け取った音声情報を分
析し、音響パラメータを求めた後、音声辞書74を照合
しながら入力音声を1文字の読みとして認識し、その認
識の結果、N位までの読みの候補とそれぞれの尤度を出
力する。上記音声辞書74には、漢字や仮名、記号など
が如何に発音されるかについて、音声認識部73が認識
する音声の基本単位を使って記述されている。例えば音
素を単位として認識する場合は音素列として記述する。
これにより、実際には、漢字の第2水準まで含めた音読
み、訓読みを全てあわせると3千から5千の読みとな
る。
【0031】読み辞書75の構成法は文字に対して複数
の読みを定義してもよいし、読みに対して複数の文字を
定義してもよい。また実際には文字や読みそのものでは
なく、文字や読みに対応するメモリー上のポインタを格
納してもよい。
【0032】得点付与部76は、上記読み辞書75を参
照し、読みの候補に対応する文字候補に対してそれぞれ
の尤度をもとに得点を付与する。文字候補記憶部77
は、音声認識部73から受け取った読み候補の履歴を得
点とともに記憶している。
【0033】入力制御部78は、文字候補選択部79に
記憶された文字の候補の得点を考慮し、順序を決めて文
字候補を選出するようになっている。
【0034】次に、音声変換部8について説明する。こ
の音声変換部8は、音声変換スイッチ81を介して画像
情報記憶部68に接続している。そして、この音声変換
部8は、音声変換スイッチ81がONされた際、画像情
報記憶部68に記憶されている画像内容情報や画像関連
情報を取り出して音声情報に変換するようになってい
る。また、この音声変換部8は、音声情報記憶部58に
接続されており、変換後の音声情報を音声情報記憶部5
8に出力して記憶させるようになっている。つまり、本
形態では、音声情報記憶部58が、変換前の音声情報
(通信回線Lから受信した音声情報)と画像情報が変換
されることにより作成された音声情報との双方を記憶可
能となっており、本発明でいう情報記憶手段と記憶手段
とを兼用している。尚、この変換前の音声情報を記憶す
る手段と画像情報が変換されることにより作成された音
声情報を記憶する手段とは異なる記憶手段(メモリ)で
あってもよい。
【0035】(中央処理装置の説明)図1の如く、本電
話機1の中央処理装置9は、各回路51,61やアンプ
54,55,65,66等の制御や各スイッチ4,5
7,59a,62,67,71,81の切換制御を行う
制御部91を備えている。
【0036】また、この中央処理装置9は、情報記憶部
58,68に記憶した情報(音声内容情報及び音声関連
情報、並びに画像内容情報および画像関連情報)が転送
先となる端末装置としての複数のパーソナルコンピュー
タ(図示せず)および携帯電話(図示せず)に対し無線
で転送可能となるように、該各パーソナルコンピュータ
のメールアドレス(宛先)、並びに各携帯電話のメール
アドレスおよび電話番号(宛先)を予めユーザが登録す
るための登録手段92を備えている。そして、中央処理
装置9は、情報記憶部58,68に記憶した音声関連情
報または画像関連情報の中に含まれる「送信者の名
前」、「送信者の送信元電話番号」または「送信者の送
信元ファクシミリ番号」に基づいて複数のパーソナルコ
ンピュータおよび携帯電話の中から転送対象を選択して
特定する選択手段93を備えている。この選択手段93
による転送対象の選択は、情報記憶部58,68に記憶
した音声関連情報または画像関連情報の中に含まれる
「送信者の名前」、「送信者の送信元電話番号」および
「送信者の送信元ファクシミリ番号」と対応する宛先を
各パーソナルコンピュータおよび各携帯電話のメールア
ドレスの中から照らし合わせることによって行われる。
【0037】また、中央処理装置9は、情報記憶部5
8,68に記憶した情報中の内容情報(音声内容または
文字内容)の要約を作成する要約作成手段94を備えて
いる。この要約作成手段94は、変換後の用件内容から
その要約を作成するものである。なお、要約を作成する
ための具体的な手法としては、例えば特開平8−212
228号公報に開示されているものなどが流用可能であ
る。更に、中央処理装置9は、選択手段93によって宛
先を特定した転送対象(パーソナルコンピュータおよび
携帯電話)に対し要約作成手段94により作成した要約
(用件内容)を無線で転送する無線転送手段95を備え
ている。また、中央処理装置9は、無線転送手段95に
よって転送対象に要約が転送されたときには、その転送
した要約並びにその要約に対応する情報(音声内容情報
および音声関連情報、または画像内容情報および画像関
連情報)を情報記憶部58,68から廃棄する情報廃棄
手段96を備えている。
【0038】−電話機1の動作説明− 次に、上述の如く構成された電話機1への電話モードの
受信動作およびファクシミリモードの受信動作を図3〜
図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0039】(電話モードの受信動作)先ず、電話機1
への電話モードの受信動作について説明するに、図3の
フローチャートに示すように、受信動作を待ち受けてい
る電話機1の待機中において、ステップSD1で相手側
電話機からの電話発呼信号を受けて電話モードの着信を
確認する。次いで、ステップSD2において、相手側電
話機からの電話発呼信号の回数(例えば10回)をカウ
ントし、このカウント回数を終えるまでに回線インター
フェース2のハンドセット3が取られるか否か、つまり
即通話可能な状態であるか否かを判定する。
【0040】このステップSD2の判定が、即通話可能
な状態であるYESの場合には、ステップSD3におい
て、回線インターフェース2により通信回線Lを捕捉
し、この捕捉した通信回線Lを介して相手側電話機との
通信経路を閉成(形成)する。それから、ステップSD
4において、ハンドセット3と相手側電話機との間で通
信経路を介して通話を行い、ステップSD5で通話が終
了するまで待機する。その後、ステップSD6におい
て、回線インターフェース2により通信回線Lを解放し
て、通信回線Lを介した相手側電話機との通信経路を開
成してから、待機状態に戻す。
【0041】これに対し、上記ステップ2の判定が、相
手側電話機からの電話発呼信号の回数(例えば10回)
をカウントし終えてもハンドセット3が取られない状
態、つまり即通話不可能な状態であるNOの場合には、
留守番電話動作に切り換えられる。
【0042】すなわち、図4に示すように、図3のステ
ップSD2の判定が即通話不可能な状態であるNOの場
合には、図4のステップSD11において、回線インタ
ーフェース2の選択スイッチ4を接点a接続状態に切り
換えて、通信回線Lを留守番電話回路に接続し、この接
続した通信回線Lを介して相手側電話機との通信経路を
閉成する。それから、ステップSD12において、音声
情報切換スイッチ57を接点c接続状態に切り換え、音
声情報記憶部58に予め記憶されている応答メッセージ
を応答再生部56により取り出して再生し、D/A変換
器53によってデジタル音声情報をアナログ音声情報に
変換してから留守番電話回路51に送ることによって、
応答メッセージを相手側電話機に向けて送出する。
【0043】次いで、ステップSD13において、音声
情報切換スイッチ57を接点b接続状態に切り換えてお
き、相手側電話機からの音声関連情報(送信者の氏名、
送信者の電話番号、受信時刻等)が、留守番電話回路5
1及びA/D変換器52を経て関連情報用アンプ55で
増幅されて音声情報記憶部58に記憶された後で、音声
情報切換スイッチ57を接点a接続状態に切り換え、相
手側電話機からの用件メッセージなどの音声内容情報
が、留守番電話回路51及びA/D変換器52を経て音
声情報用アンプ54で増幅されて音声情報記憶部58に
記憶されるまで待機する。
【0044】それから、ステップSD14において、画
像変換スイッチ71をONし、音声情報記憶部58に記
憶されている音声内容情報および音声関連情報を取り出
して画像変換部7により画像内容情報および画像関連情
報に変換処理した後、ステップSD15で、画像変換部
7により変換された画像内容情報および画像関連情報を
画像情報記憶部68に記憶する。
【0045】そして、ステップSD16において、画像
情報記憶部68から画像内容情報を取り出し、この取り
出した画像内容情報(文字内容)の要約を要約作成手段
94により作成する。この場合、要約としては、携帯電
話など表示文字数に制限がある場合を考慮して2000
文字以内のものとされている。
【0046】その後、ステップSD17で、要約作成手
段94により作成した要約を画像情報記憶部68に記憶
する。それから、ステップSD18において、上記ステ
ップSD15で画像情報記憶部68に記憶された画像関
連情報より送信者の特定を行う。具体的には、画像情報
記憶部68に記憶された相手側電話機からの画像関連情
報の中に含まれる「送信者の名前」または「送信者の送
信元電話番号」と対応する宛先と、登録手段92により
予め登録しておいた各パーソナルコンピュータおよび各
携帯電話のメールアドレスとを照らし合わせ、この複数
のパーソナルコンピュータおよび携帯電話の中から転送
対象を選択して特定する。
【0047】そして、ステップSD19において、転送
対象を特定できたか否かを判定する。具体的には、画像
情報記憶部68に記憶された相手側電話機からの画像関
連情報の中に含まれる「送信者の名前」または「送信者
の送信元電話番号」と対応する宛先が、各パーソナルコ
ンピュータおよび各携帯電話のメールアドレスの中にあ
るか否かを判定する。
【0048】このステップSD19の判定が、転送対象
を特定できたYESの場合には、ステップSD20に進
んで、上記ステップSD17で画像情報記憶部68に記
憶した要約を転送対象に対し無線転送手段95により無
線で転送する。
【0049】しかる後、ステップSD21において、上
記ステップSD20で無線転送手段95により転送対象
に転送した要約およびこれに対応する情報(画像内容情
報および画像関連情報)を情報廃棄手段96によって画
像情報記憶部68から廃棄した後、上記ステップSD6
に進む。
【0050】一方、上記ステップSD19の判定が、転
送対象を特定できなかったNOの場合には、ステップS
D22に進んで、上記ステップSD17で画像情報記憶
部68に記憶した要約を全ての転送対象(パーソナルコ
ンピュータおよび携帯電話)に対し無線転送手段95に
より転送した後、上記ステップSD21に進む。
【0051】(ファクシミリモードの受信動作)次に、
電話機1へのファクシミリモードの受信動作について説
明するに、図5のフローチャートに示すように、受信動
作を待ち受けている電話機1の待機中において、ステッ
プSF1で相手側ファクシミリ機からのファックス信号
を受けてファクシミリモードの着信を確認すると、ステ
ップSF2において、選択スイッチ4を接点b接続状態
に切り換えて、ファクシミリ受信と同時にファクシミリ
出力可能な状態であるか否かを判定する。このステップ
SF2の判定が、ファクシミリ受信と同時にファクシミ
リ出力可能な状態であるYESの場合には、ステップS
F3で、画像出力切換スイッチ62を接点a接続状態に
切り換えて、回線インターフェース2により通信回線L
を捕捉し、この捕捉した通信回線Lを介して相手側ファ
クシミリ機との通信経路を閉成(形成)する。それか
ら、ステップSF4において、受信したファクシミリ画
像情報をFAX通信回路61を介して記録紙印字部63
に送信し、この記録紙印字部63により記録紙への画像
形成動作を実行する。つまり、ファクシミリ受信と同時
にファクシミリ出力を行う。
【0052】それから、ステップSF5において、相手
側ファクシミリ機からのファクシミリ信号が終了するま
で待機した後、ステップSF6で、回線インターフェー
ス2により通信回線Lを解放して、通信回線Lを介した
相手側ファクシミリ機との通信経路を開成してから、待
機状態に戻す。
【0053】これに対し、上記ステップSF2の判定
が、電話機1の記録紙切れなどにより、ファクシミリ受
信と同時にファクシミリ出力不可能な状態であるNOの
場合には、図7に示すように、ファクシミリメモリ受信
動作に切り換えられる。
【0054】すなわち、図6に示すように、ステップS
F11において、画像出力切換スイッチ62を接点b接
続状態に切り換えるとともに、画像情報切換スイッチ6
7を接点b接続状態に切り換え、相手側ファクシミリ機
をFAX通信回路61、A/D変換器64、および関連
情報用アンプ66および画像情報記憶部68に対し通信
回路Lを介して閉成(接続)し、相手側ファクシミリ機
から受けた画像関連情報(送信者の氏名、送信者のファ
クシミリ番号、受信時刻、ファクシミリ受信枚数等のフ
ァクシミリ関連情報)を、FAX通信回路61及びA/
D変換器64を経た後、関連情報用アンプ66で増幅さ
せて画像情報記憶部68に記憶する。
【0055】次いで、ステップSF12において、画像
情報切換スイッチ67を接点a接続状態に切り換え、相
手側ファクシミリ機をFAX通信回路61、A/D変換
器64、および画像情報用アンプ66および画像情報記
憶部68に通信回路Lを介して接続し、相手側ファクシ
ミリ機から受けた画像関連情報(送信者の氏名、送信者
のファクシミリ番号、受信時刻、ファクシミリ受信枚数
等のファクシミリ関連情報)が、FAX通信回路61及
びA/D変換器64を経た後、関連情報用アンプ66で
増幅されて画像情報記憶部68に記憶されるまで待機す
る。
【0056】それから、ステップSF13において、音
声変換スイッチ81をONし、画像情報記憶部68に記
憶されている画像内容情報および画像関連情報を取り出
して音声変換部8により音声内容情報および音声関連情
報に変換処理した後、ステップSF14で、音声変換部
8により変換された音声内容情報および音声関連情報を
音声情報記憶部58に記憶する。
【0057】その後、ステップSF15において、音声
情報記憶部58から音声内容情報を取り出し、この取り
出した音声内容情報(音声内容)の要約を要約作成手段
94により作成する。
【0058】その後、ステップSF16で、要約作成手
段94により作成した要約を音声情報記憶部58に記憶
する。それから、ステップSF17において、上記ステ
ップSF14で音声情報記憶部58に記憶された音声関
連情報より送信者の特定を行う。具体的には、音声情報
記憶部58に記憶された相手側ファクシミリ機からの音
声関連情報の中に含まれる「送信者の名前」または「送
信者の送信元ファクシミリ番号」に対応する宛先と、登
録手段92により予め登録しておいた各パーソナルコン
ピュータのメールアドレスおよび各携帯電話の電話番号
と照らし合わせ、この複数のパーソナルコンピュータお
よび携帯電話の中から転送対象を選択して特定する。
【0059】そして、ステップSF18において、転送
対象が特定できたか否かを判定する。具体的には、音声
情報記憶部58に記憶された相手側ファクシミリ機から
の音声関連情報の中に含まれる「送信者の名前」および
「送信者の送信元ファクシミリ番号」と対応する宛先
が、各パーソナルコンピュータのメールアドレスおよび
各携帯電話の電話番号の中にあるか否かを判定する。
【0060】このステップSF18の判定が、転送対象
が特定できたYESの場合には、ステップSF19に進
んで、上記ステップSF16で音声情報記憶部58に記
憶した要約を送信対象に対し無線転送手段95により無
線で転送する。
【0061】しかる後、ステップSF20において、上
記ステップSF19で無線転送手段95により転送対象
に転送した要約およびこれに対応する情報(音声内容情
報および音声関連情報)を情報廃棄手段96によって音
声情報記憶部58から廃棄した後、上記ステップSF6
に進む。
【0062】一方、上記ステップSF18の判定が、転
送対象が特定できなかったNOの場合には、ステップS
F21に進んで、上記ステップSF16で音声情報記憶
部58に記憶した要約を全ての転送対象(パーソナルコ
ンピュータおよび携帯電話)に対し無線転送手段95に
より転送した後、上記ステップSF20に進む。
【0063】−実施形態の効果− 以上説明したように、本形態では、通信経路Lを経て受
信した情報(音声内容情報および音声関連情報、または
画像内容情報および画像関連情報)を変換して情報記憶
手段58,68に記憶されると、その情報から要約作成
手段94によって要約が作成され、この要約が、関連情
報の中に含まれる「送信者の名前」、「送信者の送信元
電話番号」および「送信者の送信元ファクシミリ番号」
に対応する宛先と、登録手段92により予め登録してお
いた各パーソナルコンピュータのメールアドレスおよび
各携帯電話の電話番号とを照らし合わせることによって
特定した転送対象に対し無線転送され、情報の確認を転
送先のパーソナルコンピュータおよび携帯電話で迅速か
つ確実に行うことができる。しかも、要約を転送するこ
とで、用件内容(音声内容または画像内容)の確認を転
送先の端末装置で明確かつ容易に行うことができる上、
転送された情報の受信可能な文字数などに限度がある端
末装置においても情報の確認を安心して行うことができ
る。
【0064】また、無線転送手段により転送される宛先
(メールアドレスおよび電話番号)を保有しているパー
ソナルコンピュータおよび携帯電話を対象としているの
で、パーソナルコンピュータや携帯電話のメールアドレ
スなどによって転送対象を間違えることなく情報を確実
に転送することができる。
【0065】そして、転送対象が特定できなかった場合
には、全てのパーソナルコンピュータおよび携帯電話に
対し要約が転送されるので、情報をもれなく確認するこ
とができる。
【0066】更に、パーソナルコンピュータおよび携帯
電話に転送した要約、およびこれに対応する情報(画像
内容情報および画像関連情報、並びに音声内容情報およ
び音声関連情報)が音声情報記憶部58または画像情報
記憶部68から廃棄されるので、情報記憶部58,68
に記憶した要約および情報は、パーソナルコンピュータ
および携帯電話での情報の確認によって不要となるの
で、情報記憶部58,68の情報を廃棄してもよく、情
報記憶部58,68の空き容量が不要な情報によって制
約されてしまうといったことが回避でき、情報記憶部5
8,68の記憶容量を確保することができる。
【0067】−その他の実施形態− 尚、上述した実施形態では、「送信者の名前」、「送信
者の送信元電話番号」や「送信者の送信元ファクシミリ
番号」と対応する宛先と、各パーソナルコンピュータの
メールアドレス並びに各携帯電話のメールアドレスおよ
び電話番号とを照らし合わせて転送対象を特定するよう
にしたが、本発明は、これに限らず、その他のフレーズ
同士を照らし合わせて転送対象を特定することも可能で
ある。
【0068】また、上記実施形態では、内容情報から作
成した要約を転送対象に対し転送する用にしたが、内容
情報をそのまま転送したり、関連情報と合わせて転送す
るようにしてもよい。
【0069】加えて、上述した実施形態では、ファクシ
ミリ機能付き留守番電話機に本発明を適用した場合につ
いて説明した。本発明は、これに限らず、上記留守番電
話ユニット5を備えた留守番電話機能付き電話機(ファ
クシミリ機能を備えないもの)や、上記ファクシミリ通
信ユニット6を備えたファクシミリ装置(留守番電話機
能を備えないもの)に対して適用することも可能であ
る。
【0070】更に、本発明は、家庭用やオフィス用の電
話機やファクシミリ装置に限らず、モバイル機器その他
の通信装置にも適用可能である。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明では、受信した音
声情報または画像情報を画像情報または音声情報に変換
して情報記憶手段に記憶し、その記憶した情報を特定の
宛先の端末装置に対し無線で転送することで、情報の確
認を転送先の端末装置で迅速かつ確実に行うことがで
き、通信装置の実用性を高めることができる。
【0072】特に、転送手段による転送の宛先を保有し
ている端末装置を対象とすることで、転送対象を間違え
ることなく情報を確実に転送することができる。
【0073】また、複数の端末装置の中から転送対象と
なる端末装置を選択することで、選択手段により特定し
た端末装置にのみ情報を転送することができるのはもち
ろんのこと、複数の端末装置に対し同じ情報をそれぞれ
に転送することもできる。
【0074】そして、情報記憶手段に記憶した情報中の
用件内容を端末装置に対し転送することで、用件内容の
確認を転送先の端末装置で迅速かつ確実に行うことがで
きる。
【0075】更に、情報中の用件内容を要約作成手段に
より作成した要約を端末装置に対し転送することで、用
件内容の確認を転送先の端末装置で明確かつ容易に行う
ことができる上、受信可能な文字数などに限度がある端
末装置においても情報の確認を安心して行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ機能付き
留守番電話機の電気的構成の概略を示すブロック図であ
る。
【図2】画像変換部の構成を示すブロック図である。
【図3】電話モードでの基本的な受信動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図4】電話モードでの留守番受信動作を説明するため
のフローチャート図である。
【図5】ファクシミリモードでの基本的な受信動作を説
明するためのフローチャート図である。
【図6】ファクシミリモードでのファクシミリメモリ受
信動作を説明するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 電話機(通信装置) 58 音声情報記憶部(情報記憶手段) 68 画像情報記憶部(情報記憶手段) 7 画像変換部(画像変換手段) 8 音声変換部(音声変換手段) 92 登録手段 93 選択手段 94 要約作成手段 95 無線転送手段 L 通信回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 F Z (72)発明者 谷本 昌史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 薬師寺 厚二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA37 AB42 AB46 AC29 AC43 AE02 AE11 AF02 BA00 BA02 5C075 AB06 BA05 BB04 BB14 CA14 CD07 FF02 FF90 5K015 HA05 HA06 5K036 AA02 AA07 DD32 JJ03 JJ05 5K101 KK01 KK02 KK06 LL12 NN06 NN07 NN16 NN21 PP03 QQ05 RR19 UU19 UU20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を経て受信した送信者からの音
    声情報を画像情報に変換する画像変換手段と、 この画像変換手段により変換された画像情報を記憶する
    情報記憶手段と、 この情報記憶手段に記憶した情報が転送先となる端末装
    置に対し無線で転送可能となるように、該端末装置の宛
    先を登録する登録手段と、 この登録手段により登録された宛先の端末装置に対し情
    報を無線で転送する無線転送手段とを備えていることを
    特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を経て受信した送信者からの画
    像情報を音声情報に変換する音声変換手段と、 この音声変換手段により変換された音声情報を記憶する
    情報記憶手段と、 この情報記憶手段に記憶した情報が転送先となる端末装
    置に対し無線で転送可能となるように、該端末装置の宛
    先を登録する登録手段と、 この登録手段により登録された宛先の端末装置に対し情
    報を無線で転送する無線転送手段とを備えていることを
    特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の通
    信装置において、 端末装置は、転送手段により転送される宛先を保有して
    いるものが対象とされていることを特徴とする通信装
    置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1または請求項2に記載の通
    信装置において、 複数の端末装置の中から転送対象となる端末装置を選択
    する選択手段を備えていることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1または請求項2に記載の通
    信装置において、 無線転送手段は、情報記憶手段に記憶した情報中の用件
    内容を端末装置に対し無線で転送するようになされてい
    ることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1または請求項2に記載の通
    信装置において、 情報記憶手段に記憶した情報中の用件内容の要約を作成
    する要約作成手段を備え、 無線転送手段は、上記要約作成手段により作成した要約
    を端末装置に対し無線で転送するようになされているこ
    とを特徴とする通信装置。
JP2001063574A 2001-03-07 2001-03-07 通信装置 Pending JP2002271516A (ja)

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