JP2002073406A - メモリアクセス制御装置 - Google Patents

メモリアクセス制御装置

Info

Publication number
JP2002073406A
JP2002073406A JP2000261817A JP2000261817A JP2002073406A JP 2002073406 A JP2002073406 A JP 2002073406A JP 2000261817 A JP2000261817 A JP 2000261817A JP 2000261817 A JP2000261817 A JP 2000261817A JP 2002073406 A JP2002073406 A JP 2002073406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
clock
access
processor
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000261817A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Ikeda
徹哉 池田
Hisatsugu Sawai
寿承 澤井
Minoru Okamoto
稔 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000261817A priority Critical patent/JP2002073406A/ja
Priority to CN01802556.0A priority patent/CN1388928A/zh
Priority to AU2001276732A priority patent/AU2001276732A1/en
Priority to PCT/JP2001/006720 priority patent/WO2002019113A1/ja
Priority to EP01954446A priority patent/EP1315090A1/en
Priority to US10/111,810 priority patent/US20020174312A1/en
Publication of JP2002073406A publication Critical patent/JP2002073406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/1668Details of memory controller
    • G06F13/1689Synchronisation and timing concerns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Advance Control (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサからメモリにライトアクセ
スを行う場合に、プロセッサの動作クロックを停止させ
ることなくライトアクセスを行うことができるメモリア
クセス制御装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、プロセッサ10からメモリ
17に対するアクセス要求が書き込み要求か読み出し要
求かを検出し、アクセス要求がメモリ17に対する読み
出し要求を示す場合にはプロセッサ10の動作クロック
を所定のクロックサイクル数停止し、クロック制御要求
信号がプロセッサ10からメモリ17に対する書き込み
要求を示す場合にはプロセッサ17の動作クロックを停
止させないようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサなどの
処理装置から、プロセッサ内部のクロックを停止させて
メモリへのアクセス行う際のメモリアクセス制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プロセッサがメモリにアクセ
スを行う場合、プロセッサ内部のクロックを停止してい
る。これは、図9(a)に示すようにメモリへのリード
アクセスにおいては、クロックパルスをトリガとしアク
セスを開始してからプロセッサ内部にメモリからのリー
ドデータが取り込まれるまでに数クロック分の時間が必
要だからである。つまり、パイプラインを備えるプロセ
ッサ内部では、メモリアクセスステージにおいて、メモ
リからデータが取り込まれるまで動作クロックを停止さ
せる制御が必要であるからである。
【0003】また、プロセッサの動作クロックを停止さ
せるサイクル数は、メモリへのリードアクセス、ライト
アクセスの区別なく同様のサイクル数が設定されてい
る。このため、図9(b)に示すように、プロセッサ
は、メモリへのライトアクセスにおいてもリードアクセ
スの場合と同様のサイクル数にしたがって動作を停止し
てメモリアクセスを行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロセ
ッサからメモリへのライトアクセスにおいては、プロセ
ッサ内部からライトデータ、アクセスアドレスおよび制
御信号を出力すればメモリへの書き込みが可能である。
つまり、プロセッサは、ライトアクセスにおいては、動
作クロックを停止させることなくメモリへの書き込みが
可能である。
【0005】しかし、上記のメモリアクセス方法では、
プロセッサがメモリにリードアクセスするときだけでな
く、ライトアクセスする場合においても、プロセッサの
動作クロックを停止させてしまう。このために、プロセ
ッサがメモリにライトアクセスする場合にプロセッサの
処理能力が低下するという問題がある。
【0006】そこで、本発明はかかる点に鑑みてなされ
たものであり、プロセッサからメモリにライトアクセス
を行う場合に、プロセッサの動作クロックを停止させる
ことなくライトアクセスを行うことができるメモリアク
セス制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアクセス
制御装置は、プロセッサからメモリに対するアクセス要
求が書き込み要求か読み出し要求かを検出し、この検出
結果に応じたクロック制御要求信号を出力する検出手段
と、前記クロック制御要求信号が前記メモリに対する読
み出し要求を示す場合には前記プロセッサの動作クロッ
クを所定のクロックサイクル数停止し、前記クロック制
御要求信号が前記プロセッサから前記メモリに対する書
き込み要求を示す場合には前記プロセッサの動作クロッ
クを停止させないようにするクロック制御手段と、を具
備し、前記プロセッサが前記メモリにアクセスする際
に、前記プロセッサは前記クロック制御手段により制御
された動作クロックで動作する構成を採る。
【0008】この構成により、プロセッサからメモリへ
ライトアクセスする場合に、プロセッサの動作クロック
を停止することなくアクセスすることが可能となるため
に、プロセッサの処理能力を向上させることができる。
【0009】また、本発明のメモリアクセス制御装置
は、プロセッサからメモリに対するアクセス要求が書き
込み要求か読み出し要求かを検出し、この検出結果に応
じたクロック制御要求信号を出力する検出手段と、前記
クロック制御要求信号が前記メモリに対する読み出し要
求を示す場合か前記クロック制御要求信号が前記プロセ
ッサから前記メモリに対する書き込み要求を示す場合か
に応じて、前記プロセッサの動作クロックを個別に設定
した所定のクロックサイクル数停止させるクロック制御
手段と、を具備し、前記プロセッサが前記メモリにアク
セスする際に、前記プロセッサは前記クロック制御手段
により制御された動作クロックで動作する構成を採る。
【0010】この構成により、プロセッサからメモリへ
のリードアクセス時とライトアクセス時で、クロック動
作を停止するサイクル数を別々に設定できる。したがっ
て、ライトアクセス時にプロセッサの動作クロックを停
止させることなくアクセスすることが可能となるため
に、プロセッサの処理能力を向上させることができる。
【0011】また、本発明のメモリアクセス制御装置
は、前記プロセッサの動作クロックを停止させるクロッ
クサイクル数を任意に設定するクロック停止サイクル設
定手段を具備し、前記クロック制御手段は、前記動作ク
ロックを前記クロック停止サイクル設定手段に設定され
た前記停止させるクロックサイクル数停止させる構成を
採る。
【0012】この構成によれば、プロセッサの周辺に配
置されたメモリに対して、メモリアクセスするために停
止する必要のあるクロックサイクル数を効率的に設定す
ることができる。このため、プロセッサの処理能力を向
上させることができる。
【0013】本発明のメモリアクセス制御装置は、前記
プロセッサから出力される、前記メモリに対するアクセ
スに必要な制御信号と前記メモリへのアクセスアドレス
と前記メモリへの書き込みデータをそれぞれに同じ段数
保持し、前記メモリに出力するフリップフロップを具備
した構成を採る。
【0014】この構成によれば、プロセッサから遠くに
配置されたメモリに対してのライトアクセスに関して、
プロセッサのクロック動作を停止させることなくメモリ
へのアクセスが可能となるために、プロセッサの処理能
力を向上させることができる。
【0015】本発明の移動局装置は、上記メモリアクセ
ス制御装置を具備した構成を採る。
【0016】この構成に高速にメモリアクセスできるプ
ロセッサを備えることにより、効率良く通信することが
できる移動局装置を提供することができる。
【0017】また、本発明のメモリアクセス制御方法
は、前記プロセッサが前記メモリにアクセスする際に、
プロセッサからメモリに対するアクセス要求が書き込み
要求か読み出し要求かを検出し、前記アクセス要求が前
記メモリに対する読み出し要求を示す場合には前記プロ
セッサの動作クロックを所定のクロックサイクル数停止
し、前記クロック制御要求信号が前記プロセッサから前
記メモリに対する書き込み要求を示す場合には前記プロ
セッサの動作クロックを停止させないようにし、前記プ
ロセッサは前記クロック制御手段により制御された動作
クロックで動作する構成を採る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のメモリアクセス制御装置
は、プロセッサがメモリにライトアクセスする場合に
は、動作クロックを停止させることなくメモリへの書き
込みが可能であるということに着目してなされたもので
あり、プロセッサがメモリにライトアクセスする場合は
プロセッサの動作クロックを停止させないようにしたも
のである。具体的には、本発明のメモリアクセス制御装
置は、ライトアクセス時とリードアクセス時で、プロセ
ッサの動作クロックを停止させるサイクル数を個別に設
定した形態を採っている。これにより、ライトアクセス
時にプロセッサの動作クロックを停止させることなくア
クセスすることが可能になり、プロセッサの処理能力を
向上させている。
【0019】以下、本発明のメモリアクセス制御装置の
実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0020】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の
実施の形態1に係るメモリアクセス制御装置を示すブロ
ック図である。
【0021】図からもわかるように、プロセッサ10は
内部には、命令デコード部11が設けられている。命令
デコード部11は、入力された命令コード110をデコ
ードしてメモリ17へのライトアクセス信号111とリ
ードアクセス信号112をリード/ライト検出部12に
出力する。
【0022】リード/ライト検出部12は、命令デコー
ド部11から出力されたライトアクセス信号111とリ
ードアクセス信号112を基に、メモリ17へのアクセ
スがライトアクセスかもしくはリードアクセスかを判断
し、ライトアクセスかリードアクセスかを示すクロック
制御要求信号113を出力する。クロック制御要求信号
113は、プロセッサ10のメモリ17へのライトアク
セスかリードアクセスかによって、メモリアクセス時に
停止させるサイクル数を決めるための信号である。
【0023】アドレスデコード部13は、命令コード1
10に含まれるアクセスアドレスをデコードして、アク
セスするメモリ17に対応するメモリセレクト信号11
4を出力する。
【0024】クロック発生部14は、プロセッサ10の
システムクロック(CLK)115を出力する。システ
ムクロック(CLK)115は、停止しないクロックで
ある。
【0025】クロック制御部15は、リード/ライト検
出部12から出力されたクロック制御要求信号113と
アドレスデコード部13から出力されたメモリセレクト
信号114を基に、クロック115を制御してプロセッ
サ10の動作クロック(PLCK)116を出力する。
クロック制御部15は、動作クロック(PLCK)を停
止させる必要がある場合には、クロック発生部14から
のクロック115に対して、設定されたサイクル数停止
させたクロック116を出力する。このサイクル数は、
プロセッサ10とメモリ間のパイプラインのメモリアク
セスステージの長さに対応している。
【0026】アクセス制御部16は、命令デコード部1
1から出力されたライトアクセス信号111もしくはリ
ードアクセス信号112、およびアドレスデコード部1
3から出力されるメモリセレクト信号114を基に、メ
モリアクセスに必要なライトイネーブル信号{WE}1
17とリードイネーブル信号{RE}118とチップセ
レクト信号{CS}119をパイプラインのメモリアク
セスステージで出力する。なお、{ }で括られた信号
はローアクティブの信号を示している。以下、{ }で
括られた信号は、ローアクティブの信号を示す。
【0027】そして、プロセッサ10は、ライトイネー
ブル信号{WE}117、リードイネーブル信号{R
E}118、チップセレクト信号{CS}119、アド
レス(AD)120、およびライトデータ(DO)12
1をメモリ17に出力することにより、パイプラインの
メモリアクセスステージでメモリ17にアクセスをす
る。
【0028】次に、上記構成のメモリアクセス制御装置
に関して、ライトアクセス時にクロックを停止させるサ
イクル数を0、また、リードアクセス時にクロックを停
止させるサイクル数を3サイクルとしてメモリアクセス
を行う場合の動作について図1、図2(a)、図2
(b)を用いて説明する。
【0029】なお、実施の形態1では、ライトアクセス
時にクロックを停止させるサイクル数を0、また、リー
ドアクセス時にクロックを停止させるサイクル数を3サ
イクルとしてデフォルトで設定した形態で説明するが、
これ以外のサイクル数にデフォルトで設定してもよい。
停止させるサイクル数は、プロセッサ10とメモリ17
との距離に応じて設定するのが好ましい。例えば、プロ
セッサ10とメモリ17との距離が大きい場合は、停止
させるサイクル数を多くする。これは、プロセッサ10
とメモリ17との距離が離れていると、プロセッサ10
からメモリ17にアクセスし、メモリ17からプロセッ
サ10にデータが帰ってくるまでの時間が長くなるから
である。
【0030】図2(a)は実施の形態1のライトアクセ
ス時の動作を示すタイミングチャートである。図2
(a)は実施の形態1のリードアクセス時の動作を示す
タイミングチャートであるまた、図2(a)、(b)に
は、それぞれライトアクセス動作およびリードアクセス
動作に対する命令のパイプライン構成も同時に示す。図
2(a)は4連続でライトアクセス命令が続いた時のパ
イブラインのタイミングであり、最初のライトアクセス
命令に対応するパイプラインステージは、それぞれF
(0)、D(0),MA(0),EX(0)で示してい
る。各パイプラインステージはそれぞれ、Fは命令コー
ド110をフェッチする命令フェッチステージ、Dは命
令コード110をデコードする命令デコードステージ、
MAはデコードした命令コード110に従ってメモリ1
7にアクセスするメモリアクセスステージ、EXはメモ
リにアクセスした後各種処理を実行する実行ステージで
ある。
【0031】以後、連続するライトアクセス命令に対応
するパイプラインステージも同様にF(1)…EX
(1)、F(2)…EX(2)、F(3)…EX(3)
となる。一方、図2(b)に示すリードアクセス命令に
関するパイプラインステージも同様に、F(0)、D
(0)、MA(0),EX(0)で示している。
【0032】命令デコード部11は、パイプラインの命
令デコードステージで、命令コード110をデコードし
てメモリ17へのライトアクセス信号111とリードア
クセス信号112を出力する。リード/ライト検出部1
2では、命令デコード11から出力されたライトアクセ
ス信号111及びリードアクセス信号112を基に、ク
ロック制御要求信号113を出力する。クロック制御要
求信号113は、メモリ17へのライトアクセスがある
場合には“Low”レベルであり、リードアクセスがあ
る場合には“High”レベルとする。
【0033】アドレスデコード部13は、パイプライン
の命令デコードステージで、命令コード110に含まれ
るアクセスアドレスをデコードして、アクセスするメモ
リに対応するメモリセレクト信号114出力する。アク
セス対象となるメモリがメモリ17である場合、メモリ
17に対するメモリセレクト信号113は“High”
レベルであり、アクセス対象となるメモリがメモリ17
以外の場合はメモリ17に対するメモリセレクト信号1
13は“Low”レベルとする。
【0034】これにより、クロック制御部15は、クロ
ック制御要求信号113の出力が“Low”レベル、か
つメモリセレクト信号114が“High”レベルの状
態であれば、プロセッサ10がメモリ17へライトアク
セスする場合であると判断できる。このライトアクセス
の場合、パイプラインの命令デコードステージで、クロ
ック制御部15は、クロック発生部14から出力される
停止しないクロック115に対して、プロセッサの動作
クロックに停止制御をかけることなくプロセッサの動作
クロック116を出力する。これは、ライトアクセス時
にクロックを停止させるサイクル数が0であるからであ
る。
【0035】また、クロック制御部15は、クロック制
御要求信号113の出力が“High”レベル、かつメ
モリセレクト信号114が“High”レベルの状態で
あれば、プロセッサ10がメモリ17にリードアクセス
する場合であると判断できる。このリードアクセスの場
合、クロック制御部15はクロック発生部14から出力
される停止しないクロック115に対して、パイプライ
ンのメモリアクセスステージでクロック115の3サイ
クル分クロックを停止させたクロック116を出力す
る。これは、リードアクセス時にクロックを停止させる
サイクル数が3であるからである。このようにして、リ
ードアクセス時には、メモリアクセスステージにプロセ
ッサ内部の動作を止めてメモリアクセスを行う。
【0036】一方、アクセス制御部16は、命令デコー
ド部11からのライトアクセス信号111とリードアク
セス信号112、および、アドレスデコード部13から
出力されるメモリセレクト信号113から、メモリアク
セスに必要なライトイネーブル信号{WE}117とリ
ードイネーブル信号{RE}118とチップセレクト信
号{CS}119を出力する。
【0037】図2(a)からもわかるように、メモリ1
7へのライトアクセスの時、ライトイネーブル信号11
7とチップセレクト信号119は共にメモリアクセスス
テージの間“Low”レベルとなる信号である。メモリ
アクセスステージ中において、メモリ17は、クロック
発生部14から出力されるクロック115の変化をトリ
ガとして、アクセスアドレス(AD)120にライトデ
ータ(DO)121を書き込む。なお、図2(a)にお
いては、ライト動作を4回行う処理を行っているため、
ライトイネーブル信号117は、4クロック分“Lo
w”レベルになっている。
【0038】また、図2(b)からわかるように、リー
ドアクセスの時、リードネーブル信号118とチップセ
レクト信号119は共にメモリアクセスステージの間
“Low”となる信号である。メモリ17は、クロック
制御部15によってプロセッサの動作クロックが停止さ
れたために、延びたメモリアクセスステージ中において
クロック発生部14から出力されるクロック115の変
化をトリガとして、メモリ17からアドレス(AD)1
20で指定する番地からリードデータ(DI)122を
プロセッサ内部に読み込む。
【0039】このように、実施の形態1に係るメモリア
クセス制御装置は、メモリへのリードアクセス時とライ
トアクセス時で、パイプラインのメモリアクセスステー
ジにおいてクロックを停止させるサイクル数を別々に設
定できる。したがって、ライトアクセス時にプロセッサ
の動作クロックを停止させることなくアクセスすること
が可能となるために、プロセッサの処理能力を向上させ
ることができる。
【0040】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、実施の形態1に係るメモリアクセス制御装置を有し
て、さらに、動作クロックを停止させるサイクル数を任
意に設定できる手段を備えたものである。
【0041】以下、実施の形態2にかかるメモリアクセ
ス制御装置について、図3を用いて説明する。図3は、
実施の形態2にかかるメモリアクセス制御装置を示すブ
ロック図である。
【0042】図からもわかるように、プロセッサ20は
内部には、命令デコード部21が設けられている。命令
デコード部21は、入力された命令コード210をデコ
ードしてメモリ27へのライトアクセス信号211とリ
ードアクセス信号212をリード/ライト検出部22に
出力する。
【0043】リード/ライト検出部22は、命令デコー
ド部21から出力されたライトアクセス信号211とリ
ードアクセス信号212を基に、メモリ27へのアクセ
スがライトアクセスかもしくはリードアクセスかを判断
し、ライトアクセスかリードアクセスかを示すクロック
制御要求信号213を出力する。クロック制御要求信号
213は、プロセッサ20のメモリ27へのライトアク
セスかリードアクセスかによって、メモリアクセス時に
停止させるサイクル数を決めるための信号である。
【0044】アドレスデコード部23は、命令コード2
10に含まれるアクセスアドレスをデコードして、アク
セスするメモリ27に対応するメモリセレクト信号21
4を出力する。
【0045】クロック発生部24は、プロセッサ20の
システムクロック(CLK)215を出力する。システ
ムクロック(CLK)215は、停止しないクロックで
ある。
【0046】クロック制御部25は、リード/ライト検
出部22から出力されたクロック制御要求信号213と
アドレスデコード部23から出力されたメモリセレクト
信号214を基に、クロック215を制御してプロセッ
サ20の動作クロック(PLCK)216を出力する。
クロック制御部25は、動作クロック(PLCK)21
6を停止させる必要がある場合には、クロック発生部2
4からのクロック215に対して、設定されたサイクル
数停止させたクロック216を出力する。このサイクル
数は、プロセッサ20とメモリ間のパイプラインのメモ
リアクセスステージの長さに対応している。
【0047】クロック停止サイクル設定部27は、メモ
リアクセス時にクロックを停止させる時のサイクル数を
設定する手段である。クロック停止サイクル設定部27
は、ユーザーが外部から任意のサイクル数を設定できる
ようになっている。よって、停止させるサイクル数を、
プロセッサ10とメモリ17との距離に応じて任意に設
定できる。例えば、プロセッサ10とメモリ17との距
離が大きい場合は、停止させるサイクル数を多くするこ
となどができる。
【0048】したがって、クロック制御部25はクロッ
クを停止させる必要がある場合に、クロック発生部24
からのクロック215に対して、クロック停止サイクル
設定部28で設定された停止サイクル数に応じてパイプ
ラインのメモリアクセスステージの間クロック停止させ
た動作クロック216を出力する。
【0049】アクセス制御部26は、命令デコード部2
1からライトアクセス信号211とリードアクセス信号
212、また、アドレスデコード部23から出力される
メモリセレクト信号214を基に、メモリアクセスに必
要なライトイネーブル信号{WE}217とリードイネ
ーブル信号{RE}218とチップセレクト信号{C
S}220をパイプラインのメモリアクセスステージで
出力する。
【0050】そして、プロセッサ20から出力される、
ライトイネーブル信号{WE}217、リードイネーブ
ル信号{RE}218、チップセレクト信号(CS)2
19、アドレス(AD)220、およびライトデータ
(DO)221をメモリ27に出力することにより、パ
イプラインのメモリアクセスステージでメモリ27にア
クセスをする。
【0051】次に、実施の形態2にかかるメモリアクセ
ス制御装置の動作について、図3を用いて説明する。
【0052】命令デコード部21は、パイプラインの命
令デコードステージで、命令コード210をデコードし
てメモリ27へのライトアクセス信号211とリードア
クセス信号212を出力する。リード/ライト検出部2
2では、命令デコード21から出力されたライトアクセ
ス信号211及びリードアクセス信号212を基に、ク
ロック制御要求信号213を出力する。クロック制御要
求信号213は、メモリ27へのライトアクセスがある
場合には“Low”レベルであり、リードアクセスがあ
る場合には“High”レベルとする。
【0053】アドレスデコード部23は、パイプライン
の命令デコードステージで、命令コード210に含まれ
るアクセスアドレスをデコードして、アクセスするメモ
リに対応するメモリセレクト信号214出力する。アク
セス対象となるメモリがメモリ27である場合、メモリ
27に対するメモリセレクト信号213は“High”
レベルであり、アクセス対象となるメモリがメモリ27
以外の場合はメモリ27に対するメモリセレクト信号2
13は“Low”レベルとする。
【0054】これにより、クロック制御部25は、クロ
ック制御要求信号213の出力が“Low”レベル、か
つメモリセレクト信号214が“High”レベルの状
態であれば、プロセッサ20がメモリ27へライトアク
セスする場合であると判断できる。このライトアクセス
の場合、パイプラインの命令デコードステージで、クロ
ック制御部25は、クロック停止サイクル設定部27に
よって設定されているライトアクセス時に必要なクロッ
クを停止させるサイクル数によって、クロック発生部2
4から出力される停止しないクロック215に対してク
ロック停止制御をかけたプロセッサの動作クロック21
6を出力する。
【0055】また、クロック制御部25は、クロック制
御要求信号213の出力が“High”レベル、かつメ
モリセレクト信号214が“High”レベルの状態で
あれば、プロセッサ20がメモリ27にリードアクセス
する場合であると判断できる。このリードアクセスの場
合、クロック制御部15は、クロック停止サイクル設定
部27によって設定されている、リードアクセス時に必
要なクロックを停止させるサイクル数によって、クロッ
ク発生部24から出力される停止しないクロック215
に対して、クロック停止制御をかけたプロセッサの動作
クロック216を出力する。
【0056】一方、アクセス制御部26は、命令デコー
ド部21からのライトアクセス信号211とリードアク
セス信号212、および、アドレスデコード部23から
出力されるメモリセレクト信号213から、メモリアク
セスに必要なライトイネーブル信号{WE}217とリ
ードイネーブル信号{RE}218とチップセレクト信
号{CS}219を出力する。
【0057】また、メモリ27へのライトアクセスの
時、ライトイネーブル信号217とチップセレクト信号
219は共にメモリアクセスステージの間“Low”レ
ベルとなる信号である。メモリアクセスステージ中にお
いて、メモリ27は、クロック発生部24から出力され
るクロック215の変化をトリガとして、アクセスアド
レス(AD)220にライトデータ(DO)221をメ
モリ26に書き込む。
【0058】また、リードアクセスの時、リードネーブ
ル信号218とチップセレクト信219号は共にメモリ
アクセスステージの間“Low”となる信号である。ク
ロック制御部25によって、プロセッサの動作クロック
が停止したために、延びたメモリアクセスステージ中に
おいてクロック発生部24から出力されるクロック21
5の変化をトリガとして、メモリ26からアドレス(A
D)220で指定する番地からリードデータ(DI)2
22をプロセッサ内部に読み込み。
【0059】このように、実施の形態2に係るメモリア
クセス制御装置は、メモリアクセスするために必要なク
ロックサイクル数をユーザーによって任意に効率的に設
定することができるために、プロセッサの処理能力を向
上させることができる。
【0060】さらに、メモリへのリードアクセス時とラ
イトアクセス時で、パイプラインのメモリアクセスステ
ージにおいてクロックを停止させるサイクル数を別々に
設定できるので、プロセッサの処理能力を向上させるこ
とができる。
【0061】また、実施の形態2によれば、ユーザー操
作により停止させるクロック数を任意に変えられるの
で、プロセッサとその周辺に配置されたメモリとの位置
関係などにより、メモリアクセスするために停止する必
要のある動作クロックのクロックサイクル数を効率的に
設定することができる。このため、ハードウェアの設計
に関わらずプロセッサの処理能力を向上させることがで
きる。よって、メモリアクセス制御装置の汎用性が増
す。
【0062】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
は、実施の形態1もしくは実施の形態2のプロセッサと
メモリとの間をフリップフロップを介して接続するよう
にしたものである。これにより、プロセッサからのアク
セス時間が相当必要なメモリに対するライトアクセスに
関して、常に制御信号とアクセスデータ、およライトデ
ータが同じタイミングで出力されるようになっている。
【0063】以下、実施の形態3にかかるメモリアクセ
ス制御装置について図4を用いて説明する。図4は、実
施の形態3に係るメモリアクセス制御装置を示すブロッ
ク図である。
【0064】図からもわかるように、プロセッサ30は
内部には、命令デコード部31が設けられている。命令
デコード部31は、入力された命令コード310をデコ
ードしてメモリ37へのライトアクセス信号311とリ
ードアクセス信号312をリード/ライト検出部32に
出力する。
【0065】リード/ライト検出部32は、命令デコー
ド部31から出力されたライトアクセス信号311とリ
ードアクセス信号312を基に、メモリ37へのアクセ
スがライトアクセスかもしくはリードアクセスかを判断
し、ライトアクセスかリードアクセスかを示すクロック
制御要求信号313を出力する。クロック制御要求信号
313は、プロセッサ30のメモリ37へのライトアク
セスかリードアクセスかによって、メモリアクセス時に
停止させるサイクル数を決めるための信号である。
【0066】アドレスデコード部33は、命令コード3
10に含まれるアクセスアドレスをデコードして、アク
セスするメモリ37に対応するメモリセレクト信号31
4を出力する。
【0067】クロック発生部34は、プロセッサ30の
システムクロック(CLK)315を出力する。システ
ムクロック(CLK)315は、停止しないクロックで
ある。
【0068】クロック制御部35は、リード/ライト検
出部32から出力されたクロック制御要求信号313と
アドレスデコード部33から出力されたメモリセレクト
信号314を基に、クロック315を制御してプロセッ
サ30の動作クロック(PLCK)316を出力する。
クロック制御部35は、動作クロック(PLCK)を停
止させる必要がある場合には、クロック発生部34から
のクロック315に対して、設定されたサイクル数停止
させたクロック316を出力する。
【0069】アクセス制御部36は、命令デコード部3
1から出力されたライトアクセス信号311もしくはリ
ードアクセス信号312、およびアドレスデコード部3
3から出力されるメモリセレクト信号314を基に、メ
モリアクセスに必要なライトイネーブル信号{WE}3
17とリードイネーブル信号{RE}318とチップセ
レクト信号{CS}319をパイプラインのメモリアク
セスステージで出力する。
【0070】プロセッサ30から出力されるライトイネ
ーブル信号317、リードイネーブル信号318、チッ
プセレクト信号319、アクセスアドレス(AD)32
0、ライトデータ321(DO)とメモリ37の間は、
それぞれ同じ段数だけ保持するフリップフロップ38を
介して接続する。そして、フリップフロップ38は、ク
ロック発生部から出力されるクロック315をトリガと
して、ライトイネーブル信号{WE_Q}323、リー
ドイネーブル信号{RE_Q}324、チップセレクト
信号{CS_Q}325、アドレス(AD_Q)32
6、ライトデータ(DO_Q)327を出力する。
【0071】そして、メモリ37へのライトアクセスの
時、フリップフロップ30から出力されるライトイネー
ブル信号{WE_Q}323、リードイネーブル信号
{RE_Q}324、チップセレクト信号{CS_Q}
325、アドレス(AD_Q)326、ライトデータ
(DO_Q)327によりメモリ37にアクセスする。
そして、メモリ37は、クロック発生部34から出力さ
れるクロック315の変化をトリガとして、アクセスア
ドレス(AD_Q)326にライトデータ(DO_Q)
327を書きこむ。
【0072】次に、上記構成のメモリアクセス制御装置
に関して、リードアクセス時にクロックを停止させるサ
イクル数を0、リードアクセス時にクロックを停止させ
るサイクル数を3サイクルとして、フロップフリップの
段数が1段である形態におけるメモリアクセスを行う場
合の動作について図5、図6、図7を用いて説明する。
【0073】図5は、実施の形態3にかかるメモリアク
セス制御装置の一例を示す図である。図5の例では、プ
ロセッサ30とメモリ37の間に1段のフリップフロッ
プ48が接続されている。なお、図5において、図4で
説明した部分と同一の部分については、同一の符号をつ
けて、説明を省略する。
【0074】図6、図7は本発明の実施の形態3の動作
を示すタイミングチャートである。また、図6、図7に
はプロセッサが備えるパイプラインも示す。Fは命令フ
ェッチステージ、Dは命令デコードステージ、MAはメ
モリアクセスステージ、EXは実行ステージである。
【0075】命令デコード部31は、パイプラインの命
令デコードステージで、命令コード310をデコードし
てメモリ37へのライトアクセス信号311とリードア
クセス信号312を出力する。リード/ライト検出部3
2では、命令デコード31から出力されたライトアクセ
ス信号311及びリードアクセス信号312を基に、ク
ロック制御要求信号313を出力する。クロック制御要
求信号313は、メモリ37へのライトアクセスがある
場合には“Low”レベルであり、リードアクセスがあ
る場合には“High”レベルとする。
【0076】アドレスデコード部33は、パイプライン
の命令デコードステージで、命令コード310に含まれ
るアクセスアドレスをデコードして、アクセスするメモ
リに対応するメモリセレクト信号314出力する。アク
セス対象となるメモリがメモリ37である場合、メモリ
37に対するメモリセレクト信号313は“High”
レベルであり、アクセス対象となるメモリがメモリ37
以外の場合はメモリ37に対するメモリセレクト信号3
13は“Low”レベルとする。
【0077】これにより、クロック制御部35は、クロ
ック制御要求信号313の出力が“Low”レベル、か
つメモリセレクト信号314が“High”レベルの状
態であれば、プロセッサ30がメモリ37へライトアク
セスする場合であると判断できる。このライトアクセス
の場合、パイプラインの命令デコードステージで、クロ
ック制御部35は、クロック発生部34から出力される
停止しないクロック315に対して、プロセッサの動作
クロックに停止制御をかけることなくプロセッサの動作
クロック316を出力する。これは、ライトアクセス時
にクロックを停止させるサイクル数が0であるからであ
る。
【0078】また、クロック制御部35は、クロック制
御要求信号313の出力が“High”レベル、かつメ
モリセレクト信号314が“High”レベルの状態で
あれば、プロセッサ30がメモリ37にリードアクセス
する場合であると判断できる。このリードアクセスの場
合、クロック制御部35はクロック発生部34から出力
される停止しないクロック315に対して、パイプライ
ンのメモリアクセスステージでクロック315の3サイ
クル分クロックを停止させたクロック316を出力す
る。これは、リードアクセス時にクロックを停止させる
サイクル数が3であるからである。このようにして、リ
ードアクセス時には、メモリアクセスステージにプロセ
ッサ内部の動作を止めてメモリアクセスを行う。
【0079】一方、アクセス制御部36は、命令デコー
ド部31からのライトアクセス信号311とリードアク
セス信号312、および、アドレスデコード部33から
出力されるメモリセレクト信号313から、メモリアク
セスに必要なライトイネーブル信号{WE}317とリ
ードイネーブル信号{RE}318とチップセレクト信
号{CS}319を出力する。
【0080】図6に示すように、メモリ37へのライト
アクセスの時、ライトイネーブル信号317とチップセ
レクト信号319は共にメモリアクセスステージの間
“Low”レベルとなる信号である。そして、ライトイ
ネーブル信号317、チップセレクト信号319とアク
セスアドレス(AD)320とライトデータ(DO)3
21は、クロック315の立ち上がりエッジをトリガに
して同じタイミングでフリップフロップ48でラッチさ
れ、出力される。
【0081】図6からわかるように、メモリ37へのラ
イトアクセスの時、ライトイネーブル信号323とチッ
プセレクト信号325は共にメモリアクセスステージの
間“Low”レベルとなる信号である。メモリアクセス
ステージ中において、メモリ37には、フリップフロッ
プ48から出力される、ライトイネーブル信号{WE_
Q}323とチップセレクト信号{CS_Q}325と
見かけ上1サイクルずれたメモリアクセスステージ中の
クロック325の変化とをトリガとして、アクセスアド
レス(AD_Q)326で示される番地にライトデータ
327(DO_Q)が書き込まれる。
【0082】上述した見かけ上1サイクルずれたという
ことについて説明する。図6において、メモリ37とプ
ロセッサ30の間にフリップフロップ48が挿入されて
ない場合、初めのライト動作は通常MA(0)で実行さ
れる。ところが、フリップフロップ48がメモリ37と
プロセッサ30の間に一段挿入される場合、パイプライ
ンのEX(0)で実行される。つまり、プロセッサ30
のパイプラインから見た時、メモリ37へのライト動作
は、実際には1サイクルずれたEX(0)ステージで実
行される。このため、本実施の形態のメモリアクセス
は、本来アクセスするMA(0)ステージに対してずれ
ている。これを、見かけ上1サイクルずれたという。
【0083】また、図7からわかるように、メモリ37
へのリードアクセスの時、クロック制御部35によって
プロセッサの動作クロックが停止されたために延びたメ
モリアクセスステージ中において、リードイネーブル信
号318とチップセレクト信号319は共に“Low”
となる信号である。そして、リードネーブル信号31
8、チップセレクト信号319とアクセスアドレス(A
D)320は、クロック315の立ち上がりエッジをト
リガにして同じタイミングでフリップフロップ48でラ
ッチされる。プロセッサ30は、フリップフロップ48
の出力である、リードイネーブル信号{RE_Q}32
4とチップセレクト信号{CS_Q}325と見かけ上
1サイクルずれたメモリアクセスステージ中のクロック
314の変化をトリガとして、メモリ37からアドレス
(AD_Q)326で示される番地からリードデータ
(DI)327をプロセッサ内部に書き込む。
【0084】このように、本実施の形態に係るメモリア
クセス制御装置は、プロセッサからのアクセス時間が相
当必要なメモリに対するライトアクセスに関して、プロ
セッサとメモリとの間をフリップフロップを介して接続
することで、常に制御信号とアクセスデータ、およライ
トデータが同じタイミングで出力される。そのために、
プロセッサとメモリ間の遅延によって、データと制御信
号のタイミングがずれるためにメモリへの書込みをしそ
こなうといったことを回避でき、なおかつ、プロセッサ
の動作クロックを停止させることなくアクセスすること
が可能となるためにプロセッサの処理能力を向上させる
ことができる。
【0085】特に実施の形態3によれば、プロセッサか
ら遠くに配置されたメモリに対してのライトアクセスに
関しても、プロセッサのクロック動作を停止させること
なくメモリへのアクセスが可能となる。これにより、プ
ロセッサの処理能力を向上させることができる。
【0086】具体的には、プロセッサ30がメモリ37
に対してアクセスするための信号{WE}、{CS}、
(AD)、(DO)等が、それぞれ異なる配線遅延を持
ってメモリ37に到達する場合、例えばメモリ37まで
の(AD)の配線遅延が極端にあって(DO)の配線遅
延がほとんど無かった場合、同じタイミングで(AD)
と(DO)がプロセッサ30から出力された場合でも、
メモリ37に到達した時に(AD)と(DO)のタイミ
ングがずれて意図しないアドレスにデータを書いてしま
う恐れがある。特にプロセッサ30とメモリ37の間の
配線が長いと、このような問題が起こる可能性が高くな
る。しかし、実施の形態3によればフリップフロップ3
8を設けているので、プロセッサ30とメモリ37の間
の配線が長くなっても同じタイミングでプロセッサ30
がメモリ37に対してアクセスするための信号{W
E}、{CS}、(AD)、(DO)等がメモリ37ま
で信号が到達できる。これにより、上述したような問題
が発生することが防げる。
【0087】(実施の形態4)実施の形態4では、実施
の形態1、実施の形態2及び実施の形態3に示すメモリ
アクセス制御装置を含むプロセッサを適応した移動局装
置について説明する。図8は、本実施の形態に係る移動
局装置の構成を示すブロック図である。
【0088】この図に示すように、移動局装置50は、
アンテナ51と、受信部52と、送信部53と、復調部
54と、変調部55と、復号化処理部56と、符号化処
理部57と、音声コーデック部58と、データ入出力部
59と、スピーカ60と、マイク61と、を有して構成
されている。また、復号化処理部56は、プロセッサ5
61と、メモリ562と、信号処理回路563と、を有
して構成されており、符号化処理部57は、プロセッサ
571と、メモリ572と、信号処理回路573と、を
有して構成されている。
【0089】受信部52は、アンテナ装置51を介して
受信した受信信号に対し、ダウンコンバート等の無線受
信処理を行う。復調部54は、受信部52の出力に対し
てCDMA等の所定の変調処理を行う。また、変調部5
5には、拡散装置551が設けられているのでCDMA
通信に適用することができる。
【0090】復号化処理部56においてプロセッサ56
1はメモリ562を介して、信号処理回路との間で復号
化処理が行われる。その際プロセッサ561からメモリ
562へのアクセスは実施の形態1、実施の形態2、ま
たは実施の形態3に示したメモリアクセス制御装置を用
いて行われる。復号化処理部56で復号化されたデータ
は、音声コーデック部58及びデータ入出量装置59に
出力される。
【0091】音声コーデック部58は、復号化処理部5
6の出力のうち音声信号を復号し、スピーカ60から復
号した音声を発生させる。データ入出力部59は、復号
化処理部の出力のうち音声信号以外の信号を復号し、受
信データを得る。
【0092】また、音声コーデック部58は、マイク6
1を介して取り込んだ音声信号を符号化し、符号化処理
部57に出力する。データ入出力部59は、音声信号以
外の送信信号を取り込み、符号化処理部57に出力す
る。
【0093】符号化処理部57においてプロセッサ57
1はメモリ572を介して、信号処理回路との間で復号
化処理が行われる。その際プロセッサ571からメモリ
572へのアクセスは実施の形態1、実施の形態2、ま
たは実施の形態3に示したメモリアクセス制御装置を用
いて行われる。符号化処理部57で符号化されたデータ
は変調部55に出力される。
【0094】変調部55は、符号化処理部57からの出
力に対してCDMA等の所定の変調処理を行い、送信部
53に出力する。また、復調部54には、逆拡散装置5
41が設けられているのでCDMA通信に適用すること
ができる。
【0095】送信部53は、変調部55の出力信号に対
してアップコンバート等の所定の無線送信処理を行い、
アンテナ51を介して送信する。
【0096】上記のように構成された移動局装置50の
送信時の動作について図8を用いて説明する。音声送信
時は、マイク61から取り込まれた音声信号はAD変換
されて音声コーディック部58に送られる。AD変換さ
れた音声信号は、音声コーデック装置58で符号化さ
れ、その符号化データが符号化処理部57に入力され
る。そして符号化データは、プロセッサ571と信号処
理回路との間で、畳み込み符号化される。さらに、畳み
込み符号化されたデータは、レートマッチマッチング処
理され、レピティション処理又はパンクチュアリング処
理を施される。そして、インターリーブによるデータの
並び替えが行われ、変調部55に出力される。
【0097】このとき、プロセッサ571と信号処理回
路573間のデータ入出力はメモリ572を介して行わ
れる。その際のプロセッサ571からメモリ572への
アクセスにおいては、実施の形態1、実施の形態2、も
しくは実施の形態3に示したメモリアクセス制御装置を
用いて行われる。
【0098】並び替えられたデータは、変調部55でデ
ジタル変調された後、DA変換されて送信部53に出力
される。デジタル変調されたデータは、送信部53にお
いて無線信号に変換されれアンテナ51を介して無線送
信される。
【0099】一方、非音声データの送信時は、データ入
出力部59を介して入力される非音声データは、符号化
処理部57においてデータの転送速度に応じて畳み込み
符号化処理等の誤り訂正符号化処理を施され、また、レ
ートマッチング及びインターリーブされた非音声データ
は上述した音声データの処理と同様の処理がなされ、無
線送信される。
【0100】次に受信時の動作について説明する。アン
テナ51を介して受信された電波は、受信部52でダウ
ンコンバート、AD変換等の所定の無線受信処理を施さ
れ、復調部54に出力される。無線受信処理がなされた
データは、復調部54において復調され、復号化処理部
56に出力される。復調されたデータは、復号化処理部
56ではプロセッサ571と信号処理回路563との間
で、デインターリーブされて送信時のインタリーブと逆
に並び替えられる。さらにはデインターリーブされたデ
ータはレートマッチマッチング処理されて、ビタビ復号
等の誤まり訂正処理が施された後、データが音声データ
の場合は音声コーデック部68に出力される。
【0101】非音声データの場合は、データ入出力部6
9に出力される。このとき、プロセッサ561と信号処
理回路563間のデータ入出力はメモリ562を介して
行われる。その際のプロセッサ561からメモリ562
へのアクセスにおいては、実施の形態1、実施の形態
2、もしくは実施の形態3に示したメモリアクセス制御
装置を用いて行われる。
【0102】そして、音声データは、音声コーデック部
58において復号されてスピーカ60を介して音声が出
力される。非音声データは、データ入出力部59介して
外部に出力される。
【0103】このように実施の形態4に係る移動局装置
50は、非音声データに関して、復号化処理部及び、符
号化処理部に対して、それぞれ、実施の形態1、実施の
形態2及び、実施の形態3のメモリアクセス制御装置を
有するプロセッサを利用することにより、高速なメモリ
アクセスが可能となる。これにより、高速処理が可能な
移動局装置を得ることができる。
【0104】なお、実施の形態4は、変調部55に拡散
装置551を、復調部54に逆拡散装置541を備えて
いるので、CDMA通信に適用することができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセッサ内部でクロックを停止させてメモリアクセス
を行う必要があるメモリとアクセスを行う場合に、ライ
トアクセス時とリードアクセス時で、プロセッサの動作
クロックを停止させるサイクル数を個別に設定してメモ
リアクセスする制御と採ることにより、ライトアクセス
時にプロセッサの動作クロックを停止させることなくア
クセスすることが可能となるために、プロセッサの処理
能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るメモリアクセス制
御装置の構成を示すブロック図
【図2】(a) 実施の形態1に係るライトアクセス動
作を示すタイミングチャート図 (b) 実施の形態1に係るリードアクセス動作を示す
タイミングチャート図
【図3】本発明の実施の形態2に係るメモリアクセス制
御装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係るメモリアクセス制
御装置の構成を示すブロック図
【図5】実施の形態3に係るメモリアクセス制御装置の
構成の一例を示すブロック図
【図6】実施の形態3に係るライトアクセス動作を示す
タイミングチャート図
【図7】実施の形態3に係るリードアクセス動作を示す
タイミングチャート図
【図8】本発明の実施の形態4に係る移動局装置の構成
を示すブロック図
【図9】(a) 従来のメモリへのリードアクセス動作
を示すタイミングチャート図 (b) 従来のメモリへのライトアクセス動作を示すタ
イミングチャート図
【符号の説明】
10、20、30、561、571 プロセッサ 11、21、31 命令デコード部 12、22、32 リード/ライト検出部 13、23、33 アドレスデコード部 14、24、34 クロック発生部 15、25,35 クロック制御部 16、26、36 アクセス制御部 17、27、37、562、572 メモリ 28 クロック停止サイクル設定部 38 複数段のフリップフロップ 48 1段のフリップフロップ 50 移動局装置 51 アンテナ装置 52 受信部 53 送信部 54 復調部 55 変調部 56 復号化処理部 57 符号化処理部 58 音声コーデック部 59 データ入出力部 60 スピーカ 61 マイク 541 逆拡散装置 542 拡散装置 563、573 信号処理回路
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月5日(2001.11.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアクセス
制御装置は、プロセッサからメモリに対するアクセス要
求が書き込み要求か読み出し要求かを検出し、この検出
結果に応じたクロック制御要求信号を出力する検出手段
と、前記クロック制御要求信号が前記メモリに対する読
み出し要求を示す場合には前記プロセッサの動作クロッ
クを予め決められた所定のクロックサイクル数停止し、
前記クロック制御要求信号が前記プロセッサから前記メ
モリに対する書き込み要求を示す場合には前記プロセッ
サの動作クロックを停止させないようにするクロック制
御手段と、を具備し、前記メモリに対して連続的にデー
タの書き込みを行う場合に、前記動作クロックを停止さ
せずに、前記メモリに対して書き込みに必要な制御信号
を継続的に送っている期間中に、前記メモリに対して複
数のアクセスアドレスを連続的に送ると共に前記アクセ
スアドレスを送るのに同期して前記アクセスアドレスに
対応する書き込みデータを連続的に送る構成を採る。ま
た、本発明のメモリアクセス制御装置は、プロセッサか
らメモリに対するアクセス要求が書き込み要求か読み出
し要求かを検出し、この検出結果に応じたクロック制御
要求信号を出力する検出手段と、前記クロック制御要求
信号が前記メモリに対する読み出し要求を示す場合には
前記プロセッサの動作クロックを所定のクロックサイク
ル数停止し、前記クロック制御要求信号が前記プロセッ
サから前記メモリに対する書き込み要求を示す場合には
前記プロセッサの動作クロックを停止させないようにす
るクロック制御手段と、を具備し、前記プロセッサが前
記メモリにアクセスする際に、前記プロセッサは前記ク
ロック制御手段により制御された動作クロックで動作す
る構成を採る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明のメモリアクセス制御装置は、上記
メモリアクセス装置において、前記制御信号、前記アク
セスアドレス、および前記書き込みデータをそれぞれに
同じ段数保持し、前記制御信号、前記アクセスアドレ
ス、および前記書き込みデータを前記メモリの動作クロ
ックに同期して前記メモリに出力するフリップフロップ
を具備した構成を採る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、本発明のメモリアクセス制御方法
は、プロセッサがメモリにアクセスする際に、前記プロ
セッサから前記メモリに対するアクセス要求が書き込み
要求か読み出し要求かを検出し、前記アクセス要求が前
記メモリに対する読み出し要求を示す場合には前記プロ
セッサの動作クロックを予め設定した所定のクロックサ
イクル数停止した状態で前記メモリに対して読み出し処
理をし、前記クロック制御要求信号が前記プロセッサか
ら前記メモリに対する書き込み要求を示す場合であって
さらに前記メモリに対して連続的にデータの書き込みを
行う場合には、前記動作クロックを停止させずに、前記
メモリに対して書き込みに必要な制御信号を継続的に送
っている期間中に、前記メモリに対して複数のアクセス
アドレスを連続的に送ると共に前記アクセスアドレスに
前記アクセスアドレスを送るのに同期して前記アクセス
アドレスに対応する書き込みデータを連続的に送る構成
を採る。また、本発明のメモリアクセス制御方法は、
記プロセッサが前記メモリにアクセスする際に、プロセ
ッサからメモリに対するアクセス要求が書き込み要求か
読み出し要求かを検出し、前記アクセス要求が前記メモ
リに対する読み出し要求を示す場合には前記プロセッサ
の動作クロックを所定のクロックサイクル数停止し、前
記クロック制御要求信号が前記プロセッサから前記メモ
リに対する書き込み要求を示す場合には前記プロセッサ
の動作クロックを停止させないようにし、前記プロセッ
サは前記クロック制御手段により制御された動作クロッ
クで動作する構成を採る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 稔 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B060 CB01 CC03 CC09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサからメモリに対するアクセス
    要求が書き込み要求か読み出し要求かを検出し、この検
    出結果に応じたクロック制御要求信号を出力する検出手
    段と、前記クロック制御要求信号が前記メモリに対する
    読み出し要求を示す場合には前記プロセッサの動作クロ
    ックを所定のクロックサイクル数停止し、前記クロック
    制御要求信号が前記プロセッサから前記メモリに対する
    書き込み要求を示す場合には前記プロセッサの動作クロ
    ックを停止させないようにするクロック制御手段と、を
    具備し、前記プロセッサが前記メモリにアクセスする際
    に、前記プロセッサは前記クロック制御手段により制御
    された動作クロックで動作することを特徴とするメモリ
    アクセス制御装置。
  2. 【請求項2】 プロセッサからメモリに対するアクセス
    要求が書き込み要求か読み出し要求かを検出し、この検
    出結果に応じたクロック制御要求信号を出力する検出手
    段と、前記クロック制御要求信号が前記メモリに対する
    読み出し要求を示す場合か前記クロック制御要求信号が
    前記プロセッサから前記メモリに対する書き込み要求を
    示す場合かに応じて、前記プロセッサの動作クロックを
    個別に設定した所定のクロックサイクル数停止させるク
    ロック制御手段と、を具備し、前記プロセッサが前記メ
    モリにアクセスする際に、前記プロセッサは前記クロッ
    ク制御手段により制御された動作クロックで動作するこ
    とを特徴とするメモリアクセス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサの動作クロックを停止さ
    せるクロックサイクル数を任意に設定するクロック停止
    サイクル設定手段を具備し、前記クロック制御手段は、
    前記動作クロックを前記クロック停止サイクル設定手段
    に設定された前記停止させるクロックサイクル数停止さ
    せることを特徴とする請求項1または請求項2記載のメ
    モリアクセス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサから出力される、前記メ
    モリに対するアクセスに必要な制御信号と前記メモリへ
    のアクセスアドレスと前記メモリへの書き込みデータを
    それぞれに同じ段数保持し、前記メモリに出力するフリ
    ップフロップを具備したことを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれかに記載のメモリアクセス制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のメモリアクセス制御装置を具備したことを特徴とする
    移動局装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサが前記メモリにアクセス
    する際に、プロセッサからメモリに対するアクセス要求
    が書き込み要求か読み出し要求かを検出し、前記アクセ
    ス要求が前記メモリに対する読み出し要求を示す場合に
    は前記プロセッサの動作クロックを所定のクロックサイ
    クル数停止し、前記クロック制御要求信号が前記プロセ
    ッサから前記メモリに対する書き込み要求を示す場合に
    は前記プロセッサの動作クロックを停止させないように
    し、前記プロセッサは前記クロック制御手段により制御
    された動作クロックで動作することを特徴とするメモリ
    アクセス制御方法。
JP2000261817A 2000-08-30 2000-08-30 メモリアクセス制御装置 Pending JP2002073406A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261817A JP2002073406A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 メモリアクセス制御装置
CN01802556.0A CN1388928A (zh) 2000-08-30 2001-08-06 存储器存取控制装置
AU2001276732A AU2001276732A1 (en) 2000-08-30 2001-08-06 Memory access controller
PCT/JP2001/006720 WO2002019113A1 (fr) 2000-08-30 2001-08-06 Controleur d'acces de memoire
EP01954446A EP1315090A1 (en) 2000-08-30 2001-08-06 Memory access controller
US10/111,810 US20020174312A1 (en) 2000-08-30 2001-08-06 Memory access controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261817A JP2002073406A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 メモリアクセス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073406A true JP2002073406A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18749598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261817A Pending JP2002073406A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 メモリアクセス制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20020174312A1 (ja)
EP (1) EP1315090A1 (ja)
JP (1) JP2002073406A (ja)
CN (1) CN1388928A (ja)
AU (1) AU2001276732A1 (ja)
WO (1) WO2002019113A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100782307B1 (ko) * 2006-04-26 2007-12-06 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 동작 클럭 주파수를 제어하는방법, 기록매체, 및 하드 디스크 드라이브
FR2916066A1 (fr) * 2007-05-10 2008-11-14 Samsung Electronics Co Ltd Procede pour faire fonctionner un dispositif a memoire et dispositif electronique
KR100914265B1 (ko) 2007-05-10 2009-08-27 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치, 그것을 포함한 메모리 시스템 및그것의 읽기 방법
TWI361354B (en) 2007-09-11 2012-04-01 Realtek Semiconductor Corp Memory access controlling apparatus and related method
CN101452416B (zh) * 2007-11-28 2012-07-18 瑞昱半导体股份有限公司 存储器存取控制装置与相关方法
CH699207B1 (fr) * 2008-07-25 2013-05-15 Em Microelectronic Marin Sa Circuit processeur à mémoire partagée.
CN104346484A (zh) * 2013-07-31 2015-02-11 上海华虹集成电路有限责任公司 带非易失性存储器的处理器芯片仿真器
CN105242874B (zh) * 2015-09-09 2017-03-08 天津瑞发科半导体技术有限公司 一种闪存存储器控制装置及一种闪存移动存储装置
WO2023155165A1 (en) * 2022-02-18 2023-08-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for performing periodic task

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4588097A (en) * 1984-04-03 1986-05-13 Hauser Ivo J Safety closure cap for containers
JPH02311943A (ja) * 1989-05-29 1990-12-27 Oki Electric Ind Co Ltd Cpuのウエイト動作制御回路
GB9012041D0 (en) * 1990-05-30 1990-07-18 Beeson & Sons Ltd Improvements in or relating to containers
JPH0635839A (ja) * 1992-07-10 1994-02-10 Hitachi Ltd システムコントローラ
JPH0675852A (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 Yaskawa Electric Corp メモリアクセス高速化回路
DE4231703C2 (de) * 1992-09-22 1996-01-11 Siemens Ag Mikroprozessor mit CPU und EEPROM
JPH08147161A (ja) * 1994-11-21 1996-06-07 Nec Corp データ処理装置
US5627835A (en) * 1995-04-04 1997-05-06 Oki Telecom Artificial window size interrupt reduction system for CDMA receiver
JP3562215B2 (ja) * 1997-05-13 2004-09-08 セイコーエプソン株式会社 マイクロコンピュータ及び電子機器
JPH11167515A (ja) * 1997-10-03 1999-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ伝送装置及びデータ伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020174312A1 (en) 2002-11-21
EP1315090A1 (en) 2003-05-28
CN1388928A (zh) 2003-01-01
AU2001276732A1 (en) 2002-03-13
WO2002019113A1 (fr) 2002-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8458380B2 (en) Off-line task list architecture utilizing tightly coupled memory system
JP2018533140A (ja) 高データレートモードを有する無線周波数フロントエンドデバイス
JP2002073406A (ja) メモリアクセス制御装置
US20170116141A1 (en) Radio frequency front end devices with masked write
KR19990006743A (ko) 데이타처리장치 및 이동체통신단말장치
JP2009544224A (ja) シンボルレートハードウェアアクセラレータ
US7003717B2 (en) Decoding apparatus, decoding method, data-receiving apparatus and data-receiving method
KR950016068A (ko) 디지탈 통신 시스템 운영 시스템
US10019406B2 (en) Radio frequency front end devices with masked write
US10496568B2 (en) Technique for RFFE and SPMI register-0 write datagram functional extension
JP2000269826A (ja) 誤り検出装置及び方法
JP2000347899A (ja) マイクロコンピュータ
JPS63245523A (ja) マイクロプログラム処理装置
US20060029167A1 (en) Apparatus and method for sharing viterbi decoder in mobile communication system
KR20060044286A (ko) 디코딩 회로 및 방법 및 전자 디바이스 및 통신 네트워크및 프로그램
US20050102495A1 (en) Microcomputer apparatus for executing a given instruction a number of times
JP2001053624A (ja) 誤り訂正復号器およびこれを用いた携帯電話
KR100306580B1 (ko) 비터비디코더의경로메모리장치
JP2002063792A (ja) 半導体メモリおよびその制御方法
JPH10336157A (ja) 受信データ処理回路
JP2001086033A (ja) 送受信回路及びそれを用いた移動通信端末装置並びにその制御方法及びその制御プログラム記録媒体
KR100223032B1 (ko) 디지털 통신 시스템
KR100262692B1 (ko) 프로세서에서의디바이스제어방법
JP2002208863A (ja) ターボ符号復号装置
JP2003258649A (ja) 復号装置及びその復号方法