JPH10336157A - 受信データ処理回路 - Google Patents

受信データ処理回路

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JPH10336157A
JPH10336157A JP13963297A JP13963297A JPH10336157A JP H10336157 A JPH10336157 A JP H10336157A JP 13963297 A JP13963297 A JP 13963297A JP 13963297 A JP13963297 A JP 13963297A JP H10336157 A JPH10336157 A JP H10336157A
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JP
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data
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word
circuit
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Application number
JP13963297A
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English (en)
Inventor
Naoki Sugiyama
直樹 杉山
Kazuhiro Hashimoto
一浩 橋本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データ処理回路の全体構成を簡易、小型
なものとする。受信データのデインターリーブ処理及び
誤り検出訂正処理に要する時間をごく短いものとする。 【解決手段】 デインターリーブ手段は、デインターリ
ーブ処理後の全ビットがそろったワードのデータを、次
のブロックのデインターリーブ処理に影響を与えないタ
イミングで出力する。誤り検出訂正手段、ワードデータ
保持手段、及び、訂正実行手段が、デインターリーブ手
段からの同一ブロック内の相前後するワードのデータの
出力周期の1倍若しくは小さな整数倍の期間で、1ワー
ドデータに対する誤り検出、訂正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信データに対し
てデインターリーブ処理と誤り検出訂正処理とを実行す
る受信データ処理回路に関し、例えば、ページャ端末装
置のようなRCR−STD43方式(財団法人電波シス
テム開発センターによる無線呼出システムに関する標準
規格)に基づく受信データを処理するデータ受信装置に
適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、RCR−STD43方式に従う
無線呼出システムの基地局が送出する1ブロック分のデ
ータ構成を示すものである。
【0003】基地局では、送出すべき1ワードの情報ビ
ット(21ビット)に対し、誤り訂正用(誤り訂正方式
としてはBCH方式を採用している)のチェックビット
(10ビット)を付加した後、さらに、偶数パリティビ
ットを追加することにより32ビットで1ワードを構成
する。
【0004】基地局は、8ワードを1ブロックとし、図
2の折れ線矢印に示すように、ブロック単位で、各ワー
ドの1ビットずつを巡回的に選択することによりインタ
ーリーブして電波を利用した無線で送信する。
【0005】受信側(ページャ端末装置)では、送信電
波を受信して、それを復調した後のシリアルデータをデ
インターリーブしながらワード単位に格納する。また、
このワード単位のデータに対して、BCH誤り検出訂正
回路が誤り検出処理を行い、誤りがあれば、誤りデータ
を訂正し、その後、入力シリアルデータに同期したクロ
ックを使って誤りを訂正後のデータをワード単位でシリ
アル出力する。
【0006】図3は、デインターリーブ処理及びBCH
誤り検出訂正処理を行う従来の受信データ処理回路の全
体構成を示すブロック図である。
【0007】図3において、従来の受信データ処理回路
は、2面のデインターリーブ回路1A及び1Bと、2面
のBCH誤り検出訂正回路(以下、単に誤り検出訂正回
路と呼ぶ)2A及び2Bとを備えている。
【0008】A面のデインターリーブ回路1A及び誤り
検出訂正回路2Aと、B面のデインターリーブ回路1B
及び誤り検出訂正回路2Bとに、第1の制御回路4の制
御下で、再生されたデータDATA-INが再生クロックCLK1
と共に、ブロック単位で交互に入力されるものである。
第1の制御回路4は、再生クロックCLK1に基づいて、デ
ータの入力面を切り替えると共に、現在到来しているデ
ータ(ビット値)がブロック内の何ワード目の何ビット
かを指示する格納制御信号を、A面のデインターリーブ
回路1A及び誤り検出訂正回路2A、又は、B面のデイ
ンターリーブ回路1B及び誤り検出訂正回路2Bに出力
する。
【0009】各デインターリーブ回路1A、1Bは、自
己が入力対象のときには、格納制御信号に基づいて、入
力データの格納場所を切り替えることを通じてデインタ
ーリーブを行う。
【0010】また、各誤り検出訂正回路2A、2Bは、
自己が入力対象のときには、格納制御信号に基づいて、
入力データの格納場所を切り替えることを通じてデイン
ターリーブを行い、その後、第2の制御回路5が再生ク
ロックCLK1に基づいて形成した演算制御信号に基づい
て、誤り検出訂正のための演算を行うものである。
【0011】第2の制御回路5は、誤り検出訂正回路2
A、2Bが誤り検出訂正のための演算を終了した後のタ
イミングで、誤り検出訂正演算が終了した面のデインタ
ーリーブ回路1A及び誤り検出訂正回路2A、又は、デ
インターリーブ回路1B及び誤り検出訂正回路2Bに、
ブロック内の何ワード目の何ビット目を出力するかを指
示する訂正制御信号を与える。
【0012】各デインターリーブ回路1A、1Bは、訂
正制御信号に基づいて、デインターリーブした再生デー
タをシリアルに出力し、各誤り検出訂正回路2A、2B
は、訂正制御信号に基づいて、同一面のデインターリー
ブ回路1A、1Bから誤っているデータが出力されてい
るときに「1」で、正しいデータが出力されているとき
に「0」をとる訂正用データをシリアルに出力する。
【0013】これにより、訂正実行回路(例えば、イク
スクルーシブオア回路でなる)3A、3Bは、デインタ
ーリーブ回路1A、1Bからシリアルに出力されたデー
タのうち、誤っているデータの論理レベルを反転して、
誤り訂正を実行し、このような誤り実行後のしかもデイ
ンターリーブされている再生データDATA-A、DATA-Bが面
セレクタ3に入力される。そして、面セレクタ3がその
時点で有効な出力面のデータDATA-A又はDATA-Bを選択し
て、出力データDATA-OUTとする。
【0014】図4は、上述したデインターリーブ回路1
A、1Bの詳細構成を示すブロック図である。
【0015】デインターリーブ回路1A、1Bは、1ブ
ロック内の各ワード用の8個の32ビットシフトレジス
タ10−0〜10−7と、第1の制御回路4からの格納
制御信号又は第2の制御回路5からの訂正制御信号を選
択して、シフトレジスタ群10−0〜10−7に与え
て、シフトレジスタ群10−0〜10−7に入力データ
DATA-INの書込み(デインターリーブ処理)又は格納デ
ータの各ワード毎の読出しを実行させるセレクタ11
と、第2の制御回路5からの訂正制御信号に基づいて、
シフトレジスタ群10−0〜10−7から順次出力され
る各ワードのシリアルデータをワード単位に選択するワ
ードセレクタ12から構成されている。
【0016】なお、詳細構成の図示は省略するが、各誤
り検出訂正回路2A、2Bも、1ブロック内の各ワード
用の8個の32ビットシフトレジスタを内蔵している。
【0017】ここで、BCH誤り検出訂正においては、
図2から明らかなように、1ワード分のデータが格納さ
れるまでは誤り検出訂正演算を実行できない。すなわ
ち、デインターリーブ処理と、誤り検出訂正を伴った出
力処理とを同時に行なうことができない。そのため、従
来回路では、デインターリーブ回路とBCH誤り検出訂
正回路とを2面構成とし、再生データの入力処理(デイ
ンターリーブ処理)と再生データの出力処理(誤り訂正
処理を含む)とを各面で並行的にかつ交互に実行させる
ようにしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題の説明】しかしながら、
従来の受信データ処理回路においては、デインターリー
ブ回路1A、1Bと、BCH誤り検出訂正回路2A、2
Bとが2面必要であって、しかも、これら各回路1A、
1B、2A、2Bがそれぞれ1ブロック分のデータを格
納するシフトレジスタを有するので、受信データ処理回
路全体が複雑、大型化するという課題がある。
【0019】ページャー端末装置の場合には、装置を小
型にすることが求められ、多くの回路を集積回路で実現
することが考えられるが、上述した理由により、ゲート
規模が膨大となり、1個の集積回路で受信データ処理回
路を形成できないか、又は、形成してもかなり大きな集
積回路チップとなって、装置の全体を小型化する制約と
なる。
【0020】また、従来の受信データ処理回路において
は、受信データを、1ブロック(8ワード)分だけ格納
した後に受信データのシンボルレートと同一クロックを
使って訂正処理するため、受信データに対して、1ブロ
ック分の格納時間だけ遅れて訂正処理後のデータが出力
される。すなわち、受信データのリアルタイム処理がで
きないという課題がある。ページャー端末装置におい
て、できるだけ速く、受信した内容をユーザに提示する
ことは望ましいことである。
【0021】そのため、受信データに対するデインター
リーブ処理及び誤り検出訂正処理をほぼリアルタイムで
実行できる、しかも、全体構成が小型な受信データ処理
回路が望まれている。
【0022】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、1ワードが誤り検出訂正用ビットを含め
てNビットでなり、インターリーブの単位である1ブロ
ックがMワードで構成されているインターリーブされて
いる受信データに対して、デインターリーブ処理及び誤
り検出訂正処理を行う受信データ処理回路において、
(1)入力されてきた受信データに対して、内蔵するメ
モリへの格納、読出しを通じてデインターリーブを行う
と共に、全Nビットがそろったワードのデータを、次の
ブロックのデインターリーブ処理に影響を与えないタイ
ミングで次々と出力する1個のデインターリーブ手段
と、(2)このデインターリーブ手段から出力されたワ
ードデータに対して、誤り検出訂正演算処理を実行し、
その後、訂正用データを出力する誤り検出訂正手段と、
(3)デインターリーブ手段から出力されたワードデー
タを、誤り検出訂正手段が誤り検出訂正演算処理を実行
している期間だけ保持すると共に、その保持しているワ
ードデータを、誤り検出訂正手段からの訂正用データの
出力と同期して出力するワードデータ保持手段と、
(4)このワードデータ保持手段から出力されたワード
データに対して、誤り検出訂正手段から出力された訂正
用データに基づいた誤り訂正を実行する訂正実行手段と
を備え、(5)誤り検出訂正手段、ワードデータ保持手
段、及び、訂正実行手段による1ワードデータに対する
処理時間が、デインターリーブ手段からの同一ブロック
内の相前後するワードのデータの出力周期の1倍若しく
は小さな整数倍に選定されていることを特徴とする。
【0023】本発明の受信データ処理回路においては、
デインターリーブ手段を1個設けても、誤り検出訂正手
段、ワードデータ保持手段、及び、訂正実行手段がワー
ド単位に高速処理するものであるので、受信データ処理
回路の全体構成を簡易、小型なものとすることができる
と共に、受信データのデインターリーブ処理及び誤り検
出訂正処理に要する時間をごく短いものとすることがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による受信データ処
理回路の一実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0025】ここで、図1が、この実施形態の受信デー
タ処理回路の全体構成を示すブロック図であり、図5
が、そのデインターリーブ回路の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【0026】図1において、この実施形態の受信データ
処理回路は、デインターリーブ回路21、デインターリ
ーブ制御回路22、誤り検出訂正起動回路23、BCH
誤り検出訂正回路24、誤り検出訂正ワード用のシフト
レジスタ25、誤り検出訂正制御回路26及び訂正実行
回路27から構成されている。
【0027】デインターリーブ制御回路22には、図示
しないデータ再生回路によって再生された受信データDA
TA-INに同期したクロック(以下、第1のクロックと呼
ぶ)CLK1が入力され、デインターリーブ制御回路22
は、この第1のクロックCLK1に基づいて、今、入力され
てきている受信データDATA-INが、ブロック内の何ワー
ド目であるかを指示する(何ビット目かも指示するもの
であっても良い)格納制御信号(タイミング信号)を形
成してデインターリーブ回路21に与えるものである。
【0028】デインターリーブ回路21には、受信デー
タDATA-INと、この受信データDATA-INに同期した第1の
クロックCLK1と、デインターリーブ制御回路22が出力
した格納制御信号とが与えられる。
【0029】デインターリーブ回路21は、第1のクロ
ックCLK1に基づいて、到来した受信データDATA1を取り
込み、格納制御信号によって定まる内部の格納位置にそ
の受信データを格納させることを通じて、図2に示すよ
うにインターリーブされている受信データをデインター
リーブするものである。
【0030】また、デインターリーブ回路21は、格納
制御信号に基づいて、32ビット全てが完結したワード
の32ビットデータを、完結した次の第1のクロックCL
K1の周期でパラレルに出力するものである。
【0031】デインターリーブ回路21は、詳細には、
図5に示すように、1ブロック内の各ワード用の8個の
32ビットシフトレジスタ30−0〜30−7と、デイ
ンターリーブ制御回路22からの格納制御信号に基づい
て、シフトレジスタ群30−0〜30−7から順次出力
される各ワードのパラレルデータをワード単位に選択す
るワードセレクタ31とから構成されている。
【0032】例えば、1ブロック内の最初のデータが入
力されたときには、ワード0用のシフトレジスタ30−
0に入力させ、2番目のデータが入力されたときには、
ワード1用のシフトレジスタ30−1に入力させ、以下
同様に、入力されるデータが切り替わることに格納する
シフトレジスタを、ワード0用のものからワード7用の
ものまでの間で巡回させることを通じて、デインターリ
ーブを行う。
【0033】そして、1ブロック内のワード0の32ビ
ット目がシフトレジスタ30−0に入力された次のタイ
ミングでは、そのときの入力データをワード1用のシフ
トレジスタ30−1に入力させると共に、そのとき、ワ
ード0用のシフトレジスタ30−0に格納されているワ
ード0の32ビットのデータをパラレルに出力させる。
さらに、次のタイミングでは、そのときの入力データを
ワード2用のシフトレジスタ30−2に入力させると共
に、そのとき、ワード1用のシフトレジスタ30−1に
格納されているワード1の32ビットのデータをパラレ
ルに出力させる。
【0034】以下同様にして、あるワードの32ビット
が全てそろった次のタイミングにおいて、そのワードの
32ビットのデータがパラレルに出力される。なお、最
終ワード7の32ビットがパラレルに出力されるのは、
次のブロックのワード0の1ビット目が入力されたタイ
ミングである。
【0035】誤り検出訂正起動回路23には第1のクロ
ックCLK1が与えられ、誤り検出訂正起動回路23は、デ
インターリーブ回路21から各ワードの32ビットがパ
ラレルに出力される毎に、誤り検出訂正制御回路26に
対して起動信号を与えるものである。
【0036】誤り検出訂正制御回路26には、このよう
な起動信号に加えて、第1のクロックCLK1より高速なク
ロック(以下、第2のクロックと呼ぶ)CLK2が入力さ
れ、誤り検出訂正制御回路26は、起動信号が与えられ
た以降、現時点でのワードに対する誤り検出訂正処理が
終了するまでの間で、演算制御信号及び訂正制御信号を
この順に形成し、演算制御信号をBCH誤り検出訂正回
路24に与えると共に、訂正制御信号をBCH誤り検出
訂正回路24及びシフトレジスタ25に与えるものであ
る。
【0037】BCH誤り検出訂正回路24は、誤り検出
訂正制御回路26から演算制御信号が与えられたとき、
第2のクロックCLK2に同期して、その時点でのワード
(32ビット)に対して、誤り検出訂正のための演算を
行うものである。また、BCH誤り検出訂正回路24
は、訂正制御信号に基づいて、シフトレジスタ25から
誤っているデータが出力されているときに「1」で、正
しいデータが出力されているときに「0」をとる訂正用
データをシリアルに出力するものである。
【0038】シフトレジスタ25は、デインターリーブ
回路21から出力された32ビットのパラレルデータを
取り込んでシリアルに出力するものである。ここで、パ
ラレルデータの取り込みは、第2のクロックCLK2に基づ
いて、出力された時点で行う。これに対して、シリアル
出力は、訂正制御信号が与えられている期間において、
第2のクロックCLK2に同期して行われる。すなわち、シ
フトレジスタ25は、BCH誤り検出訂正回路24が誤
り検出訂正のための演算を実行している際には、出力動
作を実行しないで、パラレル入力された32ビットをそ
のまま保持しており、その後、シリアル出力するもので
ある。
【0039】訂正実行回路(例えば、イクスクルーシブ
オア回路でなる)27は、BCH誤り検出訂正回路24
からシリアル出力された訂正用データに基づいて、シフ
トレジスタ25からシリアルに出力されたデータのう
ち、誤っているデータの論理レベルを反転して誤り訂正
を実行し、このような誤り実行後のしかもデインターリ
ーブされている受信データDATA-OUTを出力するものであ
る。
【0040】ここで、上述した第2のクロックCLK2の周
期は、デインターリーブ回路21から出力された1ワー
ド分の32ビットデータに対して、第1のクロックCLK1
の1周期で誤り検出訂正処理が終了して、出力データDA
TA-OUTが出力し終わる程度の周期に選定されている。
【0041】次に、以上のような各部からなるこの実施
形態の受信データ処理回路の動作を説明する。
【0042】デインターリーブ制御回路22において、
第1のクロックCLK1をカウントすることにより、現在、
当該受信データ処理回路に入力されてきたデータDATA-I
Nがブロック内の何ワード目(かつ何ビット目)かを指
示する格納制御信号が形成され、この格納制御信号がデ
インターリーブ回路21に与えられる。
【0043】入力されてきた受信データDATA-INは、こ
の格納制御信号によって定まるデインターリーブ回路2
1内のシフトレジスタ30−i(iは0〜7)に入力さ
れ、このような入力させるシフトレジスタ30−iの切
換を通じて、インターリーブされている受信データDATA
-INがデインターリーブされる。
【0044】デインターリーブ回路21内のワード0用
のシフトレジスタ30−0に、そのブロックにおけるワ
ード0の全てのビットが格納された、第1のクロックCL
K1で規定される次のタイミングでは、そのワード0の3
2ビットがデインターリーブ回路21からパラレルに出
力され、シフトレジスタ32にロードされると共に、B
CH誤り検出訂正回路24に入力される。なお、実際
上、BCH誤り検出訂正回路24内にも、32ビットの
パラレルデータをラッチするためのメモリ(例えばシフ
トレジスタ)が設けられている。
【0045】一方、誤り検出訂正起動回路23も、第1
のクロックCLK1をカウントすることによってタイミング
を監視しており、ワード0の32ビットがデインターリ
ーブ回路21からパラレルに出力されたタイミングで、
起動信号を誤り検出訂正制御回路26に出力する。
【0046】誤り検出訂正制御回路26においては、こ
の起動信号が入力されることにより、まず、演算制御信
号が形成されてBCH誤り検出訂正回路24に与えら
れ、ワード0の32ビットに対して誤り検出訂正演算を
実行する。
【0047】このようなBCH誤り検出訂正回路24に
おける誤り検出訂正演算の実行終了後に、誤り検出訂正
制御回路26によって、訂正制御信号が形成されてシフ
トレジスタ27及びBCH誤り検出訂正回路24に与え
られる。
【0048】この訂正制御信号の入力により、シフトレ
ジスタ25から保持されていたワード0の32ビットが
第2のクロックCLK2に同期して出力され、また、BCH
誤り検出訂正回路24からは、シフトレジスタ25から
誤っているデータが出力されているときに「1」で、正
しいデータが出力されているときに「0」をとる訂正用
データがシリアルに出力される。
【0049】これにより、訂正実行回路27において、
シフトレジスタ25からシリアルに出力されたワード0
のデータのうち、誤っているデータ(ビット)の論理レ
ベルが反転されて、誤り訂正が実行され、このような誤
り実行後のしかもデインターリーブされているワード0
の再生データDATA-OUTが次段の回路に引き渡される。
【0050】また、デインターリーブ回路21内のワー
ド1用のシフトレジスタ30−1に、そのブロックにお
けるワード1の全てのビットが格納された、第1のクロ
ックCLK1で規定される次のタイミングでは、そのワード
1の32ビットがデインターリーブ回路21からパラレ
ルに出力され、シフトレジスタ32にロードされると共
に、BCH誤り検出訂正回路24に入力される。
【0051】このワード1の32ビットに対しても、上
述と同様な処理により、誤り検出訂正動作が実行され
る。他のワードの32ビットについても、上述と同様に
してデインターリーブ回路21から出力されて誤り検出
訂正処理が実行される。
【0052】上記実施形態によれば、1ブロック分のデ
ータを格納処理する1個のデインターリーブ回路と、1
ワード分の処理能力を有する1個のBCH誤り検出訂正
回路とを備える構成であるので、従来の受信データ処理
回路に比較して、構成を大幅に小型、簡単なものとする
ことができる。
【0053】例えば、この受信データ処理回路を、集積
回路で構成するとしても、ゲート規模を、従来回路に比
較して、大幅に削減でき、1チップ化が可能となると共
に、チップサイズを小さなものとすることができる。
【0054】また、上記実施形態によれば、高速な第2
のクロックCLK2を用いて、デインターリーブされたパラ
レル出力の受信データ1ワード分の出力時間内で誤り検
出訂正処理を実行するようにしたので、従来に比較し
て、高速に、言い換えると、ほぼリアルタイムでデイン
ターリーブ処理及び誤り検出訂正処理を実行することが
できる。
【0055】なお、上記実施形態においては、RCR−
STD43方式に基づく受信データを処理するデータ受
信装置を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、チェックビットを有するしかもインターリーブさ
れている受信データを処理する受信データ処理回路に広
く適用することができるものである。
【0056】従って、本発明の受信データ処理回路の適
用装置は、ページャー端末装置に限定されるものではな
い。また、誤り検出訂正方式もBCH方式に限定される
ものではない。
【0057】上記実施形態においては、パラレル/シリ
アル変換用のシフトレジスタ25と、BCH誤り検出訂
正回路とが1個のものを示したが、ここの部分を多面構
成にしても良い。このようにしても、例えば、2面構成
であれば、シフトレジスタ部分の容量は2ワード分であ
り、BCH誤り検出訂正回路としての2ワード対応であ
るので、従来回路より、構成は小型、簡単なものとな
る。
【0058】また、上記実施形態においては、デインタ
ーリーブ回路として、受信データの取込み時に、デイン
ターリーブを実行するものを示したが、シフトレジスタ
以外のメモリを用いて構成するものであれば、取り込み
時にはそのまま格納して読出しアドレスを制御すること
でデインターリーブを行うものであっても良い。
【0059】さらに、上記実施形態においては、デイン
ターリーブ回路から1ワード分のデータをパラレルに出
力するものを示したが、上述した第2のクロックCLK2以
上に高速なクロックを用いてシリアルに出力するように
しても良い。要は、後段の誤り検出訂正処理構成で、1
ワード分の処理を、入力される受信データにおける1ビ
ット分の期間で実行できるように、デインターリーブ回
路から読み出せれば良いものである。
【0060】さらにまた、上記実施形態においては、デ
インターリーブ回路において、32ビットのデータがそ
ろったワードのデータを、そのそろった直後の第1のク
ロックCLK1の周期で読み出すものを示したが、それよ
り、遅く読み出すものであっても良い。要は、次のブロ
ックのデインターリーブ処理に影響を与えずに読み出せ
るタイミングで読み出せば良い。
【0061】また、上記実施形態においては、最終的な
出力データDATA-OUTがシリアルなものを示したが、パラ
レル出力であっても良い。この場合、シフトレジスタ2
5やBCH誤り検出訂正回路24からもパラレルに出力
し、誤り訂正の実行もパラレルに行うようにしても良
い。逆に、デインターリーブ回路への入力データDATA-I
Nもパラレルなものであっても良い。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の受信データ処理
回路によれば、デインターリーブ手段が、デインターリ
ーブ処理後の全ビットがそろったワードのデータを、次
のブロックのデインターリーブ処理に影響を与えないタ
イミングで出力し、誤り検出訂正手段、ワードデータ保
持手段、及び、訂正実行手段が、デインターリーブ手段
からの同一ブロック内の相前後するワードのデータの出
力周期の1倍若しくは小さな整数倍の期間で、1ワード
データに対する誤り検出、訂正を行うようにしたので、
受信データ処理回路の全体構成を簡易、小型なものとす
ることができると共に、受信データのデインターリーブ
処理及び誤り検出訂正処理に要する時間をごく短いもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】RCR−STD43方式に従う送信データのフ
ォーマット図である。
【図3】従来の受信データ処理回路の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図4】従来の受信データ処理回路のデインターリーブ
回路の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態の受信データ処理回路のデインターリ
ーブ回路の詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
21…デインターリーブ回路、22…デインターリーブ
制御回路、23…誤り検出訂正起動回路、24…BCH
誤り検出訂正回路、25…シフトレジスタ、26…誤り
検出訂正制御回路、27…訂正実行回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ワードが誤り検出訂正用ビットを含め
    てNビットでなり、インターリーブの単位である1ブロ
    ックがMワードで構成されているインターリーブされて
    いる受信データに対して、デインターリーブ処理及び誤
    り検出訂正処理を行う受信データ処理回路において、 入力されてきた受信データに対して、内蔵するメモリへ
    の格納、読出しを通じてデインターリーブを行うと共
    に、全Nビットがそろったワードのデータを、次のブロ
    ックのデインターリーブ処理に影響を与えないタイミン
    グで次々と出力する1個のデインターリーブ手段と、 このデインターリーブ手段から出力されたワードデータ
    に対して、誤り検出訂正演算処理を実行し、その後、訂
    正用データを出力する誤り検出訂正手段と、上記デイン
    ターリーブ手段から出力されたワードデータを、上記誤
    り検出訂正手段が誤り検出訂正演算処理を実行している
    期間だけ保持すると共に、その保持しているワードデー
    タを、上記誤り検出訂正手段からの訂正用データの出力
    と同期して出力するワードデータ保持手段と、 このワードデータ保持手段から出力されたワードデータ
    に対して、上記誤り検出訂正手段から出力された訂正用
    データに基づいた誤り訂正を実行する訂正実行手段とを
    備え、 上記誤り検出訂正手段、上記ワードデータ保持手段、及
    び、上記訂正実行手段による1ワードデータに対する処
    理時間が、上記デインターリーブ手段からの同一ブロッ
    ク内の相前後するワードのデータの出力周期の1倍若し
    くは小さな整数倍に選定されていることを特徴とする受
    信データ処理回路。
  2. 【請求項2】 上記デインターリーブ手段からのワード
    データの出力がパラレル出力であり、 上記ワードデータ保持手段がパラレル/シリアル変換機
    能をも担うものであり 、 上記誤り検出訂正手段が訂正用データをシリアル出力す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の受信デ
    ータ処理装置。
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