JP2002066174A - シート・クッション - Google Patents

シート・クッション

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JP2002066174A
JP2002066174A JP2000267844A JP2000267844A JP2002066174A JP 2002066174 A JP2002066174 A JP 2002066174A JP 2000267844 A JP2000267844 A JP 2000267844A JP 2000267844 A JP2000267844 A JP 2000267844A JP 2002066174 A JP2002066174 A JP 2002066174A
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JP
Japan
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frame
seat
seat cushion
cushion
cushion frame
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Pending
Application number
JP2000267844A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kondo
雄一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下降されて沈んだ状態を取る際、下降デバイ
スやシート・トラックなどに干渉せずに乗り物シートに
大きな下降量を確保する。 【解決手段】 シート・クッション・フレーム11が、
メイン・クッション・フレーム14、そのメイン・クッ
ション・フレーム14から下方に伸びてフレーム厚さを
決定する周囲フレーム15、およびそのメイン・クッシ
ョン・フレーム14に張られる複数のシート・スプリン
グ16などでキャップ状フレームに作られ、シート・ク
ッション・パッド12が、キャップ状に成形され、そし
て、そのシート・クッション・フレーム11に被せて支
持され、そして、表皮13が、そのシート・クッション
・パッド12に被せられて表皮端末25をそのシート・
クッション・フレーム11のその周囲フレーム15に止
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、シート・バックが
シート・クッション上にフォール・ダウンされると、シ
ート全体が下方に沈むところの乗り物シートのシート・
クッションに関する。
【0002】
【背景技術】最近の小型カーゴや小型ワゴンでは、リア
・シートは、シート・バックがシート・クッション上に
フォール・ダウンされると、シート全体が下方に沈んで
荷室の高さを稼ぐところの構造を採る。そのように、そ
のシート・クッションはそのシート・バックのフォール
・ダウンで下方に沈むので、そのシート・クッションが
下降デバイスやシート・トラックなどに干渉することを
避ける必要から下降量がおのずと限定されてしまう。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、下降されて沈んだ状
態を取る際、下降デバイスやシート・トラックなどに干
渉せずに乗り物シートに大きな下降量を確保するところ
のシート・クッションの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
シート・クッション・フレームが、メイン・クッション
・フレーム、そのメイン・クッション・フレームから下
方に伸びてフレーム厚さを決定する周囲フレーム、およ
びそのメイン・クッション・フレームに張られる複数の
シート・スプリングなどでキャップ状フレームに作ら
れ、シート・クッション・パッドが、キャップ状に成形
され、そして、そのシート・クッション・フレームに被
せて支持され、そして、表皮が、そのシート・クッショ
ン・パッドに被せられて表皮端末をそのシート・クッシ
ョン・フレームのその周囲フレームに止め、そして、シ
ート・バックがシート・クッション上にフォール・ダウ
ンされてそのシート・クッションが下降デバイスで下方
に沈む際、そのシート・クッションはへこみ空間によっ
てその下降デバイスやシート・トラックなどに干渉され
ずに大きく下降される。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のシート・クッションを説明する
に、図1ないし図4は、フォール・ダウンおよび沈み可
能な構造を採って小型カーゴのリア・シートに活用され
るところのこの発明のシート・クッションの具体例10
を示し、そして、そのリア・シート30は、下降デバイ
スおよびシート・トラックを組み込み、そして、シート
・バック31がそのシート・クッション10上にフォー
ル・ダウンされてシート全体がその下降デバイスで下方
に沈むところの構造を採用している。
【0006】そのシート・クッション10では、シート
・クッション・フレーム11が、メイン・クッション・
フレーム14、そのメイン・クッション・フレーム14
から下方に伸びてフレーム厚さを決定する周囲フレーム
15、およびそのメイン・クッション・フレーム14に
張られる複数のシート・スプリング16、16、16な
どでキャップ状フレームに作られ、また、シート・クッ
ション・パッド12が、樹脂からキャップ状に発泡成形
され、そして、そのシート・クッション・フレーム11
に被せて支持され、さらに、表皮13が、そのシート・
クッション・パッド12に被せられて表皮端末25をそ
のシート・クッション・フレーム11のその周囲フレー
ム15に止める。
【0007】そのシート・クッション・フレーム11
は、パイプから所定の形状に曲げ加工されるところのそ
のメイン・クッション・フレーム14と、長いワイヤか
ら所定の幅に適宜の間隔で折り曲げられ、さらにそのメ
イン・クッション・フレーム14の形状に合わせて全体
的に曲げ加工され、そして、適宜の長さの短いストレー
ト・ワイヤ17、18、19、20、21、22、23
を溶接するところのその周囲フレーム15とを用い、そ
して、そのメイン・クッション・フレーム14にその周
囲フレーム15をスカート状に組み合わせて溶接で一体
化されたフレーム構造に製造される。
【0008】その表皮13は、その表皮端末25に多数
のフック26を適宜の間隔で縫い付け、その多数のフッ
ク26をその短いストレート・ワイヤ17、18、1
9、20、21、22、23に引っ掛けてその表皮端末
25をその周囲フレーム15に止める。
【0009】また、このシート・クッション10におい
て、24は短いストレート・ワイヤである。そして、こ
のシート・クッション10を活用するそのリア・シート
30において、32はヘッド・レストレイントである。
【0010】したがって、このシート・クッション10
は、図4に示されたように、裏面に大きく開口されるへ
こみ空間27が形成されるので、そのリア・シート30
においてそのシート・バック31がそのシート・クッシ
ョン10上にフォール・ダウンされてそのシート・クッ
ション10がその下降デバイスで下方に沈む際、そのシ
ート・クッション10はそのへこみ空間27によってそ
の下降デバイスやそのシート・トラックなどに干渉され
ずに大きく下降される。そのようにして、そのリア・シ
ート30には大きな下降量が確保され、そして、荷室の
高さを稼ぐ。その結果、その荷室スペースが広げられて
積載量が大きくなるに加えて大きな荷物の積載に有利に
なる。
【0011】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0012】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
シート・クッションは、シート・クッション・フレーム
が、メイン・クッション・フレーム、そのメイン・クッ
ション・フレームから下方に伸びてフレーム厚さを決定
する周囲フレーム、およびそのメイン・クッション・フ
レームに張られる複数のシート・スプリングなどでキャ
ップ状フレームに作られ、シート・クッション・パッド
が、キャップ状に成形され、そして、そのシート・クッ
ション・フレームに被せて支持され、そして、表皮が、
そのシート・クッション・パッドに被せられて表皮端末
をそのシート・クッション・フレームのその周囲フレー
ムに止めるので、この発明のシート・クッションでは、
裏面に大きく開口されるへこみ空間が形成され、シート
・バックのフォール・ダウンでシート全体が下方に沈む
際、そのへこみ空間によって下降デバイスやシート・ト
ラックなどに干渉することが避けられて大きく下降さ
れ、すなわち、大きな下降量が確保され、そして、荷室
に高さが稼がれて荷室スペースが広げられ、そして、積
載量が多くなるに加えて大きな荷物に有利になり、その
結果、小型ワゴンや小型カーゴのリア・シートにとって
非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシート・クッションの具体例を活用
するところの小型カーゴのリア・シートを示した側面図
である。
【図2】そのシート・クッションを示した斜視図であ
る。
【図3】そのシート・クッションに用いられるシート・
クッション・フレームを示した斜視図である。
【図4】図2の4−4線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 シート・クッション・フレーム 12 シート・クッション・パッド 13 表皮 14 メイン・クッション・フレーム 15 周囲フレーム 25 表皮端末 27 へこみ空間 30 リア・シート 31 シート・バック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート・クッション・フレームが、メイ
    ン・クッション・フレーム、そのメイン・クッション・
    フレームから下方に伸びてフレーム厚さを決定する周囲
    フレーム、およびそのメイン・クッション・フレームに
    張られる複数のシート・スプリングなどでキャップ状フ
    レームに作られ、シート・クッション・パッドが、キャ
    ップ状に成形され、そして、そのシート・クッション・
    フレームに被せて支持され、そして、表皮が、そのシー
    ト・クッション・パッドに被せられて表皮端末をそのシ
    ート・クッション・フレームのその周囲フレームに止め
    るところのシート・クッション。
JP2000267844A 2000-09-04 2000-09-04 シート・クッション Pending JP2002066174A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014077346A1 (ja) 2012-11-16 2014-05-22 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
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