JP4237039B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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本発明は、車両のシートベルト装置に関するものである。
自動車の例えばセンタピラーには、車室内側から内装トリムとしてのピラーガーニッシュが取付けられている。このピラーガーニッシュは合成樹脂製で、その車室内側には、3個所の固定部を有する、所謂3点式のシートベルトの一部が上下方向に沿った状態で位置している。このシートベルトには、タングプレートが挿通状態で設けられ、該タングプレートはシートベルトに形成された突起部との係合により、所定高さ位置に保持される。従って、乗員は使用時にこのタングプレートを手で持って車室内側に引き出しやすく、シート側のバックルに係合させやすい(例えば、特許文献1。)。
実開平5−75007号公報
しかしながら、このような従来のシートベルト装置にあっては、シートベルトの非使用時に、タングプレートがピラーガーニッシュに直接対向した位置に保持配されているため、車両走行時に発生する振動でシートベルトが揺れた際に、タングプレートがピラーガーニッシュに当たり、不快な音を発生させるおそれがあると共に、ピラーガーニッシュの表面を傷つけるおそれがある。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、タングプレートが内装トリム側に当たっても、音が発生せず且つ内装トリムを傷つけるおそれのないシートベルト装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、非使用時に車体の内装トリムの車室内側に位置するシートベルトに、タングプレートを挿通状態で設けると共に、該タングプレートがシートベルトに設けられた突起部との係合により所定の高さ位置に保持されるシートベルト装置であって、前記内装トリムに、シートベルトのタングプレート保持部付近を掛止するベルトフックが固定され、該ベルトフック部分を含めた状態で内装トリムのタングプレートに対応する部位に吸音シートを設けると共に、吸音シートの一部をベルトフックと内装トリムとの間に挟持したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートベルト装置であって、前記内装トリムのタングプレートに対応する部位に、吸音シートを設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置であって、前記吸音シートが内装トリムの凹部内に設けられ、該吸音シートの表面が内装トリムの一般表面と略連続した状態になっていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸音シートの一部をベルトフックと内装トリムとの間に挟持するため、吸音シートの取付けが確実になり、容易に外れない。
請求項2に記載の発明によれば、内装トリムのタングプレートに対応する部位に、吸音シートが設けられているため、タングプレートが当たっても、音の発生が抑止され、内装トリムの傷つきのおそれがない。
請求項3に記載の発明によれば、吸音シートが内装トリムの凹部内に設けられ、該吸音シートの表面が内装トリムの一般表面と略連続した状態になっているため、見映えがよい。
吸音シートの取付けが確実になり、容易に外れないシートベルト装置を提供する、という目的を、内装トリムに、シートベルトのタングプレート保持部付近を掛止するベルトフックが固定され、該ベルトフック部分を含めた状態で内装トリムのタングプレートに対応する部位に吸音シートを設けると共に、吸音シートの一部をベルトフックと内装トリムとの間に挟持したことにより実現したもので、以下、本発明の最良の実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の各実施例において共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1及び図2は、本発明の第1実施例を示す図である。図1は、助手席側のシート1と、車体のセンタピラー2を示している。センタピラー2には、車室内R側から「内装トリム」としてのピラーガーニッシュ3が取付けられている。ピラーガーニッシュ3は、合成樹脂製で、アッパガーニッシュ4とロアガーニッシュ5との端部同士を重合して上下で接続した構造になっており、その接続部には隙間Sが形成されている。
センタピラー2の下部には、図示せぬリトラクタが固定され、該リトラクタから上側に引き出されたシートベルト6が、アッパガーニッシュ4とロアガーニッシュ5との隙間Sから車室内R側に出て、センタピラー2の上部に設けられたスルーアンカ7に通されている。スルーアンカ7を通過したシートベルト6は下側へ折り返され、先端がセンタピラー2の下部にリトラクタとは別に固定されたフロアアンカ8に支持されている。従って、シートベルト6は、スルーアンカ7とフロアアンカ8との間で、ピラーガーニッシュ3の車室内R側に近接した状態で、上下方向に沿っている。
シートベルト6には、タングプレート9が挿通状態で設けられている。シートベルト6は、タングプレート9の挿通孔9aを通過しており、基本的に、タングプレート9はシートベルト6に対して移動自在になっている。しかし、それでは、非使用時にタングプレート9がシートベルト6の下端部まで落ちてしまい、使用しづらくなるため、シートベルト6の途中高さ位置に突起部10(図2)を形成して、この突起部10との係合により、タングプレート9が所定の高さ位置に保持されるようにしている。
具体的には、タングプレート9は、ロアガーニッシュ5の上部付近に位置し、乗員は使用時に、このタングプレート9を手で持って車室内R側に引き出し、シート1に固定されたバックル11にタングプレート9を係合させる。
シートベルト6の非使用時には、前述のように、タングプレート9は突起部10との係合位置に保持されるため、助手席側のシート1に誰も着座していない場合には、車両走行振動により、シートベルト6がタングプレート9ごと揺れて、ピラーガーニッシュ3に当たるおそれがある。
そのため、この実施例では、タングプレート9の当たるおそれがあるロアガーニッシュ5の上部にラバー製の吸音シート12(図1の斜線図示部分)を設けている。この吸音シート12は、ロアガーニッシュ5と同じ色で、且つロアガーニッシュ5に形成された凹部13内に取付けられており、その表面はロアガーニッシュ5の一般表面と連続した面一状態になっている。
タングプレート9に対応するロアガーニッシュ5に、このような吸音シート12を設けたため、非使用状態のシートベルト6がタングプレート9ごと揺れても、タングプレート9が当たるのは吸音シート12だけで、樹脂製のロアガーニッシュ5には当たらない。従って、不快な音が発生することもなく、ロアガーニッシュ5が傷つくこともない。
また、吸音シート12の表面がロアガーニッシュ5と同じ色で、且つロアガーニッシュ5の一般表面と連続した面一状態になっているため、見映えの点でも良い。
図3及び図4は、本発明の第2実施例を示す。この第2実施例のピラーガーニッシュ14におけるロアガーニッシュ15には、シートベルト6をロアガーニッシュ15側に引き込んだ状態で掛止して、シートベルト6の揺れを防止するベルトフック16が固定されている。タングプレート9は、シートベルト6の突起部10により、このベルトフック16の真下位置に保持されている。
吸音シート17は、このベルトブック16部分を含むタングプレート9の対応部位に設けられている。吸音シート17は上部がベルトフック16とロアガーニッシュ15との間に挟持され、ベルトフック16の裏面に形成された複数のボルト18が吸音シート17及びロアガーニッシュ15を貫通している。ボルト18の先端にはロアガーニッシュ15の裏側からプッシュナット19が締結されている。吸音シート17の下部は両面接着テープ20により、ロアガーニッシュ15に表面に貼着されている。
この第2実施例では、シートベルト6がベルトフック16に掛止されているため、揺れることはないが、シートベルト6をベルトフック16によりロアガーニッシュ15側へ引き込んでいるため、タングプレート9は常時吸音シート17に接触した状態となる。吸音シート17が無いと、タングプレート9が合成樹脂製のロアガーニッシュ15に接触して、擦れ音が発生したり、ロアガーニッシュ15を傷付けたりすることになるが、吸音シート17を設けたことにより、そのようなことが防止される。
また、吸音シート17の上部をベルトフック16とロアガーニッシュ15との間に挟持しているため、吸音シート17の取付けが確実になり、吸音シート17が容易に外れない。
以上の実施例では、ラバー製の吸音シート12、17を例にしたが、革製或いはフエルト製等でも良く、要はタングプレート9と接触して、不快な音が発生せず、傷つかない材質であれば何でも良い。
また、内装トリムとして、センタピラー2のピラーガーニッシュ3、14を例にしたが、リヤピラーのピラーガーニッシュや、ラゲッジルームのサイドトリムなど、シートベルト6が適用される内装トリムであれば何でも良い。
本発明の第1実施例に係るシートベルト装置を示す車室内斜視図。 図1の要部の縦断面図。 本発明の第2実施例に係るシートベルト装置を示す斜視図。 図3の要部の縦断面図。
符号の説明
1 シート
2 センタピラー(車体)
3、14 ピラーガーニッシュ(内装トリム)
4 アッパガーニッシュ(内装トリム)
5、15 ロアガーニッシュ(内装トリム)
6 シートベルト
9 タングプレート
10 突起部
12、17 吸音シート
13 凹部
16 ベルトフック
R 車室内
S 隙間

Claims (3)

  1. 非使用時に車体の内装トリムの車室内側に位置するシートベルトに、タングプレートを挿通状態で設けると共に、該タングプレートがシートベルトに設けられた突起部との係合により所定の高さ位置に保持されるシートベルト装置であって、
    前記内装トリムに、シートベルトのタングプレート保持部付近を掛止するベルトフックが固定され、
    該ベルトフック部分を含めた状態で内装トリムのタングプレートに対応する部位に吸音シートを設けると共に、吸音シートの一部をベルトフックと内装トリムとの間に挟持したことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 請求項1に記載のシートベルト装置であって、
    前記内装トリムのタングプレートに対応する部位に、吸音シートを設けたことを特徴とするシートベルト装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置であって、
    前記吸音シートが内装トリムの凹部内に設けられ、
    該吸音シートの表面が内装トリムの一般表面と略連続した状態になっていることを特徴とするシートベルト装置。
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