JP2002061591A - スクリュ圧縮機の遠隔診断システム - Google Patents

スクリュ圧縮機の遠隔診断システム

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JP2002061591A
JP2002061591A JP2000248267A JP2000248267A JP2002061591A JP 2002061591 A JP2002061591 A JP 2002061591A JP 2000248267 A JP2000248267 A JP 2000248267A JP 2000248267 A JP2000248267 A JP 2000248267A JP 2002061591 A JP2002061591 A JP 2002061591A
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computer
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screw
vibration
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Seiji Yoshimura
省二 吉村
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Kobe Steel Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/90Remote control, e.g. wireless, via LAN, by radio, or by a wired connection from a central computer

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のスクリュ圧縮機の遠隔診断において、
個々のスクリュ圧縮機ごとの機差、様々な運転状況に左
右されず、均等に信頼性の高い診断を実施しうるスクリ
ュ圧縮機の遠隔診断システムを提供する。 【解決手段】 少なくとも1つ以上のスクリュ圧縮機1
と、該スクリュ圧縮機1と遠隔に配されたコンピュータ
6とがネットワーク7で接続され、上記スクリュ圧縮機
1の運転状態を診断可能に構成されたスクリュ圧縮機1
の遠隔診断システムであって、上記スクリュ圧縮機1に
その振動状態を測定する振動測定手段3が付設され、上
記コンピュータ6は上記スクリュ圧縮機1より送られた
上記振動測定手段3からの測定値に基づく実運転データ
を受信し、更に該実運転データと予め保持された正常時
運転の正運転データとを比較処理して、上記比較処理の
結果を上記スクリュ圧縮機1に送信可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つ以
上のスクリュ圧縮機と、該スクリュ圧縮機と遠隔に配さ
れたコンピュータとがネットワークで接続され、上記ネ
ットワークを介して上記スクリュ圧縮機の運転状態を診
断可能に構成されたスクリュ圧縮機の遠隔診断システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、容積型の圧縮機として、スク
リュ圧縮機がその代表的なものとして広範に使用されて
いる。図3にスクリュ圧縮機の概略的な構成を示す。ス
クリュ圧縮機は、ケーシング20内に雌雄一対の螺旋状
歯型のスクリュロータ21が噛み合って収容されてお
り、この雌雄一対のスクリュロータ21でもって、スク
リュ圧縮機の本体を構成している。上記スクリュロータ
21はその長尺方向に延長されているロータ軸22にア
ンギュラ軸受け等の軸受け部23が配設され、その軸受
け部でもって、上記スクリュロータ21が回転可能に支
持されている。ここでは、無給油型スクリュ圧縮機の場
合を示しており、その雄ロータのロータ軸の端部には駆
動装置である電動機24が接続されている。この電動機
の駆動により、直接的に雄ロータが回転するとともに、
歯車装置25を介して、上記電動機の駆動力が雌ロータ
にも伝播され、雌ロータも上記雄ロータの回転と同期し
て回転し、両者が噛み合いながら、定められた方向に回
転することとなる。この雌雄一対のスクリュロータ21
の回転により、スクリュロータ21間、およびスクリュ
ロータ21とその周囲のケーシング20との間に形成さ
れる圧縮空間の体積が、吸込口から吐出口に向かうにつ
れ、小さくされていき、所定の圧縮比により圧縮された
圧縮ガスが上記吐出口より吐出されることとなる。
【0003】ところで、なるべく無駄な動力のロスもな
く、上記のような圧縮ガスの形成を為すならば、スクリ
ュロータ同志の間隙、スクリュロータとその周囲のケー
シングの間隙を極力狭め、上記圧縮空間からの圧縮ガス
の漏れを防止するよう構成することが望まれる。また、
回転時のがたつきのないよう、ロータ軸に配設される軸
受け部はその内部のころとロータ軸の間隙の少ない構成
のもの、各部材が、その表面が滑らかに加工され、耐磨
耗性にすぐれた材質のものであることが望まれる。さら
には、歯車装置にはいわゆるバックラッシュのない構成
のもの、またやはり、耐磨耗性にすぐれた材質のもので
あることが望まれる。
【0004】しかしながら、部材同志が接触して動作す
る構成を含んでいる以上、長時間の運転に伴い、磨耗等
により、種々のがたつきが生じてくるのは避けられな
い。その一方で、ここで示した無給油型スクリュ圧縮機
などでは、そのスクリュロータ同志は極めて狭い間隙を
維持しながらも、両者の接触が発生しないようにするこ
とが必須となっている。上記のような、がたつきを看過
してしまうと、スクリュロータの破損などの重大な不具
合にも繋がりかねない。よって、各部材の経時変化をい
かに敏速に検出し、部材の交換など、相応のメンテナン
ス等を実施しうるかがスクリュ圧縮機の安定的な運転に
とって、大変重要となっている。
【0005】このため、従来では、スクリュ圧縮機の振
動状態を検知するための振動計が設けられ、上記振動計
によるスクリュ圧縮機の振動の測定値が所定の振幅以上
となった場合、それを判定して、当該スクリュ圧縮機の
使用者に対してその状況を認知させるため、付設された
液晶ディスプレイ等の表示装置に所定のアラーム表示を
するような機能を有するスクリュ圧縮機が提供されてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】適正なメンテナンスを
実行するためには、長期に渡ってスクリュ圧縮機の運転
状態のデータ収集とその解析を行ない、最も適当なスク
リュ圧縮機の正常・異常の判定の閾値(上記の「所定の
振幅」)を見出して、該閾値の設定を個々のスクリュ圧
縮機ごとに変更してやる必要が生じてくる。ところが、
従来ではスクリュ圧縮機の正常・異常の判定は個々のス
クリュ圧縮機ごとに行われており、またそのスクリュ圧
縮機は広範な地域で多数、使用されているがゆえに、上
記のような閾値の設定変更には非常な手間と時間を要す
るという問題があった。
【0007】また、振動状態に基づくスクリュ圧縮機の
アラームを表示すべき状態というのは必ずしも画一的に
は定まらない。また、同一の仕様のスクリュ圧縮機であ
っても個々のスクリュ圧縮機ごとの相違、すなわちいわ
ゆる機差もある。スクリュ圧縮機の振動の測定値が所定
の振幅以上であればアラームを発生させるといった絶対
値を利用した従来の診断では、そのような機差に対応す
ることが難しい。すなわち、スクリュ圧縮機の正常・異
常の判定のための絶対値の閾値を一概に決定することが
難しいという問題があった。
【0008】本発明は、斯る従来の問題点をなくすこと
を課題として為されたもので、個々のスクリュ圧縮機ご
との機差、様々な運転状況に左右されず、均等に信頼性
の高い診断を実施しうるスクリュ圧縮機の遠隔診断シス
テムを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、少なくとも1つ以上のスク
リュ圧縮機と、該スクリュ圧縮機と遠隔に配されたコン
ピュータとがネットワークで接続され、上記スクリュ圧
縮機の運転状態を診断可能に構成されたスクリュ圧縮機
の遠隔診断システムであって、上記スクリュ圧縮機にそ
の振動状態を測定する振動測定手段が付設され、上記コ
ンピュータは上記スクリュ圧縮機より送られた上記振動
測定手段からの測定値に基づく実運転データを受信し、
更に該実運転データと予め保持された正常時運転の正運
転データとを比較処理して、上記比較処理の結果を上記
スクリュ圧縮機に送信可能に構成した。
【0010】また本発明の第2発明では、本発明の第1
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルと、上記正運転データに基づく周波数
スペクトルとの比較処理であることとした。
【0011】また本発明の第3発明では、本発明の第2
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルでのピークの数が、上記正運転データ
に基づく周波数スペクトルのピークの数より所定数以上
多くなっているか否かを判別し、所定数以上の場合、ア
ラームをその比較処理の結果とする処理であるよう構成
した。
【0012】また本発明の第4発明では、本発明の第2
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルでの所定周波数帯域の積算値が、上記
正運転データに基づく周波数スペクトルの所定周波数帯
域の積算値と相違するか否かを判別し、相違している場
合、アラームをその比較処理の結果とする処理であるよ
う構成した。
【0013】また本発明の第5発明では、本発明の第1
乃至第4発明において、上記スクリュ圧縮機に入力端末
装置が付設されてなり、上記スクリュ圧縮機と上記コン
ピュータとのデータの送受信が、上記スクリュ圧縮機を
利用する者による上記入力端末装置への入力があったと
きに為されるように構成されてなることとした。
【0014】また本発明の第6発明では、本発明の第1
乃至第4発明において、上記スクリュ圧縮機に、上記振
動測定手段での測定値の絶対値が所定値以上であること
を検知する制御装置が付設され、上記制御装置が上記振
動測定手段での測定値の絶対値が所定値以上となったこ
とを検知したときに、上記スクリュ圧縮機と上記コンピ
ュータとのデータの送受信が為されるように構成されて
なることとした。
【0015】また本発明の第7発明では、本発明の第1
乃至第6発明において、上記コンピュータは、上記スク
リュ圧縮機の初動時に該スクリュ圧縮機より送られた上
記振動測定手段からの測定値に基づく実運転データを、
正常時運転の正運転データとして設定するよう構成され
てなることとした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面にしたがって説明する。図1は、本発明に係るスクリ
ュ圧縮機の遠隔診断システムの一例を示している。
【0017】ここでは複数のスクリュ圧縮機が各々互い
に離れた遠隔地に配され、それぞれのスクリュ圧縮機1
(1a、1b、1c…)と、ネットワーク7を介して、
コンピュータ6とが接続されている構成が示されてい
る。更に、スクリュ圧縮機1aには、主に、ケーシング
とそのケーシング内に収容された雌雄一対のスクリュロ
ータにより構成されるスクリュ圧縮機本体2を内蔵して
いる。なお、ここでは上記のケーシング、スクリュロー
タの他、スクリュロータのロータ軸、歯車装置、駆動装
置である電動機などの細かな構成品についての図示は割
愛している。
【0018】上記スクリュ圧縮機本体2には、振動ピッ
クアップ部3が添設されている。一般に振動を検知する
ピックアップ部には感圧型、歪み型、或いは共振型等、
種々の方式があるが、本発明は特にいずれの方式のもの
にも限定するものではない。更に振動ピックアップ部3
は振動計本体部4に接続されている。振動計本体部4
は、振動ピックアップ部3にて取得されたスクリュ圧縮
機本体2の振動を直接的に示す信号を受け、内蔵された
フィルター、アンプ、A/D変換器によって、所定量の
増幅、さらにはアナログ値であった上記電子信号をデジ
タル値に変換したうえ、外部に出力する機能を有してい
る。振動計本体部4にて、上記のような変換を施された
スクリュ圧縮機本体2の振動状態を示す信号は、データ
送信部5より、スクリュ圧縮機1aを出てネットワーク
7上を伝播する。このネットワーク7にて伝播された信
号は、コンピュータ6に到達する。詳細な図示は割愛し
ているが、ネットワーク7に接続された他のスクリュ圧
縮機1b、1c…についても、上記スクリュ圧縮機1a
同様の構成が装備されてなり、各スクリュ圧縮機本体の
振動状態を示す信号が、このコンピュータ6に集約され
うるように構成されている。
【0019】コンピュータ6には、ネットワーク7を介
して取り込んだ各スクリュ圧縮機の振動状態を示す信号
をもとに、該スクリュ圧縮機の正常・異常の判定を行な
う機能が備えられている。後述する処理に従い、各スク
リュ圧縮機の正常・異常の判定を実施したうえ、その判
定結果に該当する信号を再び、ネットワーク7を介して
各スクリュ圧縮機に向け送信する。スクリュ圧縮機は判
定結果に該当する信号を受信し、その信号(判定結果)
に基づいて、その内容を付設された液晶ディスプレイ等
の表示装置に表示するように構成されている。図示した
スクリュ圧縮機1aでは、データ受信部8、更に表示装
置9が設けられている。
【0020】続いて、コンピュータ6にて行われる、ス
クリュ圧縮機の正常・異常の判定を行なう処理のフロー
を図2に示す。
【0021】まず、コンピュータ6に取り込まれたスク
リュ圧縮機本体2の振動を示す信号を、後述する周波数
スペクトルの「スペクトル比較処理」に適用させるた
め、FFT(高速フーリエ変換)を実施し、時間軸に対
する量を指し示す信号から、周波数軸に対する量を指し
示す信号に変換する。コンピュータ6に採り込まれたス
クリュ圧縮機本体2の振動を示す信号そのもの、すなわ
ち時間軸に対する量を指し示す信号と、ここで変換され
た周波数軸に対する量を指し示す信号とは、それぞれ、
コンピュータ6内部のバッファに保持され、後述する
「絶対値判定処理」「スペクトル比較処理」に供され
る。
【0022】次いで、コンピュータ6に採り込まれたス
クリュ圧縮機本体2の振動を示す信号そのものを用い
て、その信号が所定の閾値の値より低いものであるかど
うかを判定する「絶対値判定処理」を実行する(ステッ
プ2)。ここで、低い値であれば、振動状態は「正常
(安定)」と判定する。
【0023】ここで、上記の信号が所定の閾値より高い
ものである場合、次の判定に移行して周波数軸に対する
量を指し示す信号を用いて、周波数スペクトルの波形の
「スペクトル比較処理」を実行する(ステップ3)。す
なわち、スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基
づく周波数スペクトルと、予め、コンピュータ上に保持
された正運転データに基づく周波数スペクトルとの比較
を行ない、上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転デー
タに基づく周波数スペクトルでのピークの数が、上記正
運転データに基づく周波数スペクトルのピークの数より
所定数以上多くなっているか否かを判別し、ここで、所
定数以上多ければ、振動状態は「異常」と判定する。そ
うでなければ、振動状態は「正常(ただし要注意)」と
判定する。この「異常」「正常(ただし要注意)」とい
った判定結果は、当該のスクリュ圧縮機にとって、何ら
かのメンテナンス等の処置を施す必要性を意味するアラ
ームとなる。
【0024】なお、振動状態を「異常」と判定された場
合においては、そのピーク数やピーク形状を認知のう
え、予めコンピュータ6上に保持されている異常状態デ
ータのデータベースの中から近しいものを検索する。そ
して、該当する異常状態データに付随する原因対処方法
のデータを抽出する(ステップ4。図示せず。)。通
常、軸受け部の磨耗や、ロータ軸の磨耗など、その異常
が発生する箇所や程度により、上記の周波数スペクトル
の形状などは一概に決定されてくるものであり、上記異
常状態データはそのような特質を利用して、長期の運転
状態の監視、解析などを経て、取り纏められたものであ
る。
【0025】そして、ネットワーク7を介して、振動状
態の判定結果、すなわち「正常(安定)」「正常(ただ
し要注意)」「異常」のいずれか、更には上記判定結果
が「異常」の場合にあっては、その原因対処方法のデー
タを、該当するスクリュ圧縮機に送信する。例えば、ス
クリュ圧縮機1aでは、データ受信部8、表示装置9が
設けられているので、各データをデータ受信部8で受信
して、相応の内容の表示を表示装置9にて行ない、スク
リュ圧縮機1aの使用者に知らしめることが可能となっ
ている。図示は省略しているが、これは他のスクリュ圧
縮機1b、1c…でも同様であって、各々のスクリュ圧
縮機はそれぞれの振動状態の判定結果を表示可能なよう
に構成されている。
【0026】このように、本発明では、各スクリュ圧縮
機の振動状態の判定自体は、遠隔地に配されたコンピュ
ータ6で一括して行なうように構成してある。このた
め、正常、異常の閾値などの判定に係る重要な種々の設
定は、このコンピュータ6で一括して行なえばよく、随
時変更することも容易である。また、コンピュータ6に
付帯している記憶装置で、送られてくる各スクリュ圧縮
機の振動状態のデータを記録することで、様々な条件下
で運転されている各スクリュ圧縮機の解析を進めること
ができる。その解析を元に、適正な閾値のデータを探る
ことも可能となり、ひいては、より適正な各スクリュ圧
縮機の振動状態の正常・異常の判定を実現することが可
能となる。
【0027】また、ここでは、各スクリュ圧縮機の振動
状態の正常・異常の判定に、周波数スペクトルの比較処
理を利用している。異常時に見られる周波数スペクトル
のピークは、異常の種別ごとに特有のものであり、個々
のスクリュ圧縮機ごとに見られる機差や、振動ピックア
ップ部の反応性などにあまり依存しない。よって、従来
の絶対値のみを利用した診断の際に見られたような不具
合がなくなり、個々のスクリュ圧縮機ごとに見られる機
差などに依らない、安定した判定が可能となる。
【0028】また、上記の例では、正常・異常の判定を
周波数スペクトルのピーク数の比較で行なったが、それ
に替わり、ある所定の周波数領域の周波数スペクトルの
積分値の比較で行なっても構わない。上記のある所定の
周波数領域とは、正常時にピークがたたず、特定の異常
状態において、ピークのたつ領域であって、事前の異常
状態の解析により、経験的に得られるものである。
【0029】なお、ネットワーク7を介しての情報交換
の速度は、そのネットワーク7上につながるスクリュ圧
縮機の数量や、ネットワーク7自体の通信回線としての
性能に多いに依存する。特に1個のコンピュータ6に対
し、かなり多数のスクリュ圧縮機が接続されてなる状況
下では、ネットワーク7にかかる負荷は極めて大きい。
このネットワーク7にかかる負荷を減らすためには、送
受信する信号(情報)の選別が必要となる。そのため、
各スクリュ圧縮機に入力端末装置を付設し、スクリュ圧
縮機の振動状態の正常・異常を判定したいとき、上記入
力端末装置にて、その判定を求める旨の信号とともに、
そのスクリュ圧縮機の振動状態を示す信号を送るように
してもよい。コンピュータ6はこの判定を求める旨の信
号を受信したときにのみ、上記のような処理に基づく判
定を行ない、その判定結果をスクリュ圧縮機に返すよう
にすれば、使用者が要求するときにのみ、スクリュ圧縮
機の振動に係る判定の信号を送受信させることとなるの
で、ネットワーク7の負荷はかなり低減される。
【0030】しかしながら、上記のように使用者が要求
するときにのみ、ネットワーク7上の情報の送受信を行
なうようにさせると、スクリュ圧縮機自体の破損に結び
つくような重大な異常状態を使用者に知らしめることが
できない。そのような事態を防ぎつつ、ネットワーク7
の負荷を低減させるには、スクリュ圧縮機の振動状態を
示す信号については常に、或いは一定間隔でコンピュー
タ6に送信するようにしたうえ、スクリュ圧縮機自体の
破損に結びつくような重大な異常状態が判定結果として
得られた場合は、使用者からの判定を求める旨の信号の
有無に関係なく、強制的にコンピュータ6からスクリュ
圧縮機に対してその判定結果を送信するように構成する
ことで対処できる。なお、上記のようなスクリュ圧縮機
自体の破損に結びつくような重大な異常状態が判定結果
として得られた場合以外については、判定を求める旨の
信号を送信してきたときにのみ、判定結果をスクリュ圧
縮機に返すような構成とする。
【0031】また、ネットワーク7の負荷を低減するた
めに、各スクリュ圧縮機に、上記振動ピックアップ部か
らの測定値の絶対値が所定値以上となることを検知する
制御装置10を付設し、上記制御装置10が上記振動ピ
ックアップ部での測定値の絶対値が所定値以上となった
ことを検知したときに、上記スクリュ圧縮機と上記コン
ピュータとのデータの送受信が為されるように構成して
もよい。このような構成とすれば、各スクリュ圧縮機の
振動に係る信号を常にコンピュータ6に送信することが
必要なくなり、より一層のネットワーク7にかかる負荷
の低減が図れる。
【0032】なお、上記では、コンピュータ6に保持さ
れた正運転データをどのように設定するかについては特
に言及していないが、これをスクリュ圧縮機の初動時に
取得される実運転データがそれに自動的に設定されるよ
う構成していてもよい。
【0033】通常、初動時は各部材の磨耗などもなく、
その運転は正常なものがほぼ期待できる。このときの実
運転データを正運転データとすれば、機差によらない、
そのスクリュ圧縮機固有の適正な正運転データを容易に
設定できる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の第1発明では、少なくとも1つ以上のスクリュ圧縮機
と、該スクリュ圧縮機と遠隔に配されたコンピュータと
がネットワークで接続され、上記スクリュ圧縮機の運転
状態を診断可能に構成されたスクリュ圧縮機の遠隔診断
システムであって、上記スクリュ圧縮機にその振動状態
を測定する振動測定手段が付設され、上記コンピュータ
は上記スクリュ圧縮機より送られた上記振動測定手段か
らの測定値に基づく実運転データを受信し、更に該実運
転データと予め保持された正常時運転の正運転データと
を比較処理して、上記比較処理の結果を上記スクリュ圧
縮機に送信可能に構成してある。
【0035】このため、正常、異常の閾値などの判定に
係る重要な種々の設定は、このコンピュータで一括して
行なえばよく、随時変更することも容易である。また、
コンピュータに付帯している記憶装置で、送られてくる
各スクリュ圧縮機の振動状態のデータを記録すること
で、様々な条件下で運転されている各スクリュ圧縮機の
解析を進めることができる。その解析を元に、適正な閾
値のデータを探ることも可能となり、ひいては、より適
正な各スクリュ圧縮機の振動状態の正常・異常の判定を
実現することが可能となる。
【0036】また本発明の第2発明では、本発明の第1
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルと、上記正運転データに基づく周波数
スペクトルとの比較処理としてある。
【0037】また本発明の第3発明では、本発明の第2
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルでのピークの数が、上記正運転データ
に基づく周波数スペクトルのピークの数より所定数以上
多くなっているか否かを判別し、所定数以上の場合、ア
ラームをその比較処理の結果とする処理であるよう構成
してある。
【0038】また本発明の第4発明では、本発明の第2
発明において、上記コンピュータでの上記比較処理が、
上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
周波数スペクトルでの所定周波数帯域の積算値が、上記
正運転データに基づく周波数スペクトルの所定周波数帯
域の積算値と相違するか否かを判別し、相違している場
合、アラームをその比較処理の結果とする処理であるよ
う構成してある。
【0039】よって、各スクリュ圧縮機の振動状態の正
常・異常の判定に、周波数スペクトルの比較処理を利用
しているので、個々のスクリュ圧縮機ごとに見られる機
差や、振動ピックアップ部の反応性などにあまり依存し
ない安定した判定が可能となる。
【0040】また本発明の第5発明では、本発明の第1
乃至第4発明において、上記スクリュ圧縮機に入力端末
装置が付設されてなり、上記スクリュ圧縮機と上記コン
ピュータとのデータの送受信が、上記スクリュ圧縮機を
利用する者による上記入力端末装置への入力があったと
きに為されるよう構成してある。
【0041】また本発明の第6発明では、本発明の第1
乃至第4発明において、上記スクリュ圧縮機に、上記振
動測定手段での測定値の絶対値が所定値以上であること
を検知する制御装置が付設され、上記制御装置が上記振
動測定手段での測定値の絶対値が所定値以上となったこ
とを検知したときに、上記スクリュ圧縮機と上記コンピ
ュータとのデータの送受信が為されるように構成してあ
る。
【0042】これにより、スクリュ圧縮機とコンピュー
タ間を結ぶ通信手段の負荷を低減し、安定的なデータの
やり取りを実現することができる。
【0043】また本発明の第7発明では、本発明の第1
乃至第6発明において、上記コンピュータは、上記スク
リュ圧縮機の初動時に該スクリュ圧縮機より送られた上
記振動測定手段からの測定値に基づく実運転データを、
正常時運転の正運転データとして設定するよう構成して
ある
【0044】これにより、機差によらない、そのスクリ
ュ圧縮機固有の適正な正運転データを容易に設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリュ圧縮機の遠隔診断システ
ムの一例を示す図である。
【図2】本発明のスクリュ圧縮機の正常・異常の判定を
行なう処理のフローを示す図である。
【図3】スクリュ圧縮機の概略的な構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…スクリュ圧縮機 2…スクリュ圧縮機本体 3…振
動ピックアップ部 4…振動計本体部 5…データ送信
部 6…コンピュータ 7…ネットワーク 8…データ
受信部 9…表示装置 10…制御装置 20…ケーシ
ング 21…スクリュロータ 22…ロータ軸 23…
軸受け部 24…電動機 25…歯車装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 1/047 F25B 1/047 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上のスクリュ圧縮機
    と、該スクリュ圧縮機と遠隔に配されたコンピュータと
    がネットワークで接続され、上記スクリュ圧縮機の運転
    状態を診断可能に構成されたスクリュ圧縮機の遠隔診断
    システムであって、上記スクリュ圧縮機にその振動状態
    を測定する振動測定手段が付設され、上記コンピュータ
    は上記スクリュ圧縮機より送られた上記振動測定手段か
    らの測定値に基づく実運転データを受信し、更に該実運
    転データと予め保持された正常時運転の正運転データと
    を比較処理して、上記比較処理の結果を上記スクリュ圧
    縮機に送信可能に構成されてなることを特徴とするスク
    リュ圧縮機の遠隔診断システム。
  2. 【請求項2】 上記コンピュータでの上記比較処理が、
    上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
    周波数スペクトルと、上記正運転データに基づく周波数
    スペクトルとの比較処理であることを特徴とする請求項
    1に記載のスクリュ圧縮機の遠隔診断システム。
  3. 【請求項3】 上記コンピュータでの上記比較処理が、
    上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
    周波数スペクトルでのピークの数が、上記正運転データ
    に基づく周波数スペクトルのピークの数より所定数以上
    多くなっているか否かを判別し、所定数以上の場合、ア
    ラームをその比較処理の結果とする処理であるよう構成
    したことを特徴とする請求項2に記載のスクリュ圧縮機
    の遠隔診断システム。
  4. 【請求項4】 上記コンピュータでの上記比較処理が、
    上記スクリュ圧縮機の振動の上記実運転データに基づく
    周波数スペクトルでの所定周波数帯域の積算値が、上記
    正運転データに基づく周波数スペクトルの所定周波数帯
    域の積算値と相違するか否かを判別し、相違している場
    合、アラームをその比較処理の結果とする処理であるよ
    う構成したことを特徴とする請求項2に記載のスクリュ
    圧縮機の遠隔診断システム。
  5. 【請求項5】 上記スクリュ圧縮機に入力端末装置が付
    設されてなり、上記スクリュ圧縮機と上記コンピュータ
    とのデータの送受信が、上記スクリュ圧縮機を利用する
    者による上記入力端末装置への入力があったときに、為
    されるように構成されてなることを特徴とする請求項1
    乃至4に記載のスクリュ圧縮機の遠隔診断システム。
  6. 【請求項6】 上記スクリュ圧縮機に、上記振動測定手
    段での測定値の絶対値が所定値以上であることを検知す
    る制御装置が付設され、上記制御装置が上記振動測定手
    段での測定値の絶対値が所定値以上となったことを検知
    したときに、上記スクリュ圧縮機と上記コンピュータと
    のデータの送受信が為されるように構成されてなること
    を特徴とする請求項1乃至4に記載のスクリュ圧縮機の
    遠隔診断システム。
  7. 【請求項7】 上記コンピュータは、上記スクリュ圧縮
    機の初動時に該スクリュ圧縮機より送られた上記振動測
    定手段からの測定値に基づく実運転データを、正常時運
    転の正運転データとして設定するよう構成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6に記載のスクリュ圧縮機
    の遠隔診断システム。
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