JP2002061373A - 外装材の取り付け構造 - Google Patents

外装材の取り付け構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け金具を所定位置に取り付けて外装材
を安定よく取り付けることができる外装材の取り付け構
造を提供する。 【解決手段】 取り付け金具1を外壁本体12の外面側
に装着する。取り付け金具1から突設した突片4の上下
に上係止片5と下係止片6とを設ける。外壁本体12の
外面側に通気隙間Sを介して複数枚の外装材7を上下に
並べる。上下に隣り合う外装材7間で上に位置する外装
材7の下部の裏面を取り付け金具1の両側の側片3の前
端縁に沿わせると共にこの外装材7の下端を上係止片5
に係止する。上下に隣り合う外装材7間で下に位置する
外装材7の上部の裏面を取り付け金具1の両側の側片3
の前端縁に沿わせると共にこの外装材7の上端を下係止
片6に係止する。側片3の前端縁に上記突片4より下方
の位置で前方に突出するずれ止め突起15を突設すると
共に上記の下に位置する外装材7の上部の裏面にずれ止
め突起15を食い込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁の外面側に外
装材を取り付ける構造に関し、詳しくは外装材の裏面側
に通気隙間を形成するように外装材を取り付ける構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外壁本体の外面側に通気隙間を介
して外装材を取り付ける場合、図9のような構造を採用
していた。取り付け金具1は底片2と両側の側片3とで
平面から見て略コ字状に形成されており、底片2の上下
方向の略中央から前方に向けて水平に突出するように突
片4を突設してあり、突片4の先端には上係止片5と下
係止片6を折曲形成してある。外装材7の下部の裏面側
に凹部8を設けてあると共に凹部8の表面側に下方に突
出する突出部9を設けてあり、凹部8の上の隅部に係止
溝10を形成してある。外装材7の上部の裏面側には上
記凹部8に嵌合し得る突片部11を設けてあり、突片部
11の下部の表面側には段部12を設けてある。外壁本
体12は縦胴縁間にグラスウールのような断熱材を充填
し、外面側に通気性防水シートを貼って形成されてい
る。
【0003】外壁本体12の外面側には通気隙間Sを介
して複数枚の外装材7が上下方向に並べられ、上下に隣
り合う外装材7間では上に位置する外装材7の下部の凹
部8に下に位置する外装材7の上部の突片部9を嵌合す
るように接続されるのであるが、上下に隣り合う外装材
7を接続する部分では上記外装材7が外壁本体12に次
のように取り付けられている。外壁本体12の外面側に
は上記取り付け金具1を沿わせて配置され、ビス等の固
着具の打入にて取り付け金具1が外壁本体12の外面に
取り付けられる。上下に隣り合う外装材7を接続する部
分では外装材7の裏面が取り付け金具1の両側の側片3
の前端縁に沿わせられて外装材7の裏面と外壁本体1の
外面との間に通気隙間Sが形成され、上に位置する外装
材7の下部の係止溝10に上係止片5が係止され、下に
位置する外装材7の上部の突片部11に下係止片6が係
止される。
【0004】実際の施工では下に位置する外装材7の上
部に取り付け金具1が配置され、下係止片6と側片3の
前端縁との間に突片部9が挿入されるように取り付け金
具1が下に位置する外装材7の上部に被せられ、この状
態でビス等の固着具を打入して取り付け金具1が外壁本
体12に固定され、次いで上に位置する外装材7の下部
が取り付け金具1を介して下に位置する外装材7の上端
上に被せられ、係止溝10に上係止片5が係止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では下に位置する外装材7の上部に取り付け金具1を被
せた状態で取り付け金具1を外壁本体12に固着具にて
固定するが、このとき下係止片6と側片3の前端縁との
間に突片部9が挿入された状態になっているだけである
ために取り付け金具1が水平方向にずれたり上下方向に
ずれたりしやすくて取り付け金具1を所定位置に固定で
きないという問題があり、外装材7の取り付けが安定し
ないという問題がある。
【0006】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、外装材の裏面にずれ止め突起を食い込ませるこ
とによりずれないように位置決めでき、取り付け金具を
所定位置に取り付けて外装材を安定よく取り付けること
ができる外装材の取り付け構造を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の外装材の取り付け構造は、底片2と両側の側片
3とで平面から見て略コ字状になる取り付け金具1を外
壁本体12の外面側に装着し、取り付け金具1から水平
方向に突出するように突設した突片4の上下に上係止片
5と下係止片6とを設け、外壁本体12の外面側に通気
隙間Sを介して複数枚の外装材7を上下に並べ、上下に
隣り合う外装材7間で上に位置する外装材7の下部の裏
面を取り付け金具1の両側の側片3の前端縁に沿わせる
と共にこの外装材7の下端を上係止片5に係止し、上下
に隣り合う外装材7間で下に位置する外装材7の上部の
裏面を取り付け金具1の両側の側片3の前端縁に沿わせ
ると共にこの外装材7の上端を下係止片6に係止し、取
り付け金具1の両側の側片3の前端縁に上記突片4より
下方の位置で前方に突出するずれ止め突起15を突設す
ると共に上記の下に位置する外装材7の上部の裏面にず
れ止め突起15を食い込ませて成ることを特徴とする。
下に位置する外装材7の裏面にずれ止め突起15を食い
込ませることにより下の外装材7に対して取り付け金具
1がずれないように位置決めでき、取り付け金具1を所
定位置に位置決めして外壁本体12に取り付けることが
できて外装材7を安定よく取り付けることができる。
【0008】また取り付け金具1の突片4を上記底片2
から切り起こすことで形成し、取り付け金具1の両側の
側片3の前端縁に下がり止め突起16を設けると共に突
片4を上記下がり止め突起16に係止して成ることを特
徴とすることも好ましい。上係止片5や下係止片6を設
けるための突片4を切り起こしで形成してあっても突片
4が下がり止め突起16に係止することで外装材7の荷
重で突片4が下に下がるのを防止できるものであって、
外装材7を所定位置に安定よく取り付けることができ
る。
【0009】また取り付け金具1の両側の側片3の上縁
を前に行く程下がる傾斜を有するようにしたことを特徴
とすることも好ましい。外装材7の下端を取り付け金具
1の上係止片5に係止するために上から載せるとき側片
3の上縁の傾斜にてガイドして外装材7をスムーズに載
せることができると共に外装材7が傷付くのを防止でき
る。
【0010】また取り付け金具1の底片2に取り付け金
具1を外壁本体12に固定するときビス等の固着具18
を打入する固着用孔19を設け、この固着用孔19の部
分を前面側に突曲させて固着具18を斜め下方に向けて
打入し得るようにしたことを特徴とすることも好まし
い。固着具18を打入して外装材7を取り付けるとき取
り付け金具1を下に押し下げるように固定できて取り付
け金具1にて外装材7が締まるように取り付けることが
できる。
【0011】また取り付け金具1の底片2の下端を前方
に突出するように曲げたことを特徴とすることも好まし
い。外壁本体12の外面に通気性防水シート20が貼ら
れても、取り付け金具1を取り付けるとき、底片2の下
端が通気性防水シート20に引っ掛かって通気性防水シ
ート20を破ったりするおそれがない。
【0012】
【発明の実施の形態】先ず、図1及び図2に示す実施の
形態の例から述べる。取り付け金具1は図2に示すよう
に金属板を板金加工することで形成されるものであっ
て、底片2と底片2の両側から底片2に対して垂直に立
設した側片3とで平面から見て略コ字状になるように形
成されている。側片3の前端縁には断面略円弧状になる
ように折り返した端縁3aが設けられている。取り付け
金具1の底片2の上下方向の略中央には前方に突出する
ように突片4が突設してあり、突片4には補強リブ21
を設けてある。この突片4は底片2を切り起こすことで
形成されており、両側の側片3間の幅方向に亙るように
突設してある。突片4の先端には突片4の幅方向の中央
の位置で斜め上方に突出する上係止片5を折曲形成して
あり、突片4の先端には突片4の幅方向の両側の位置で
下方に突出する下係止片6を折曲形成してある。底片2
の上部には断面円弧状の凸曲部22を幅方向の全長に亙
るように設けてあり、この凸曲部22にはビス、釘等の
固着具18を打入するための固着用孔19を貫通するよ
うに穿孔してある。また底片2の下部にも断面円弧状の
凸曲部23を幅方向の全長に亙るように設けてある。ま
た両側の側片3の前端縁である端縁3aには突片4より
下方の位置で前方に突出するずれ止め突起15を突設し
てある。
【0013】外装材7は窯業系材料にて形成されてお
り、外装材7の下部の裏面側に凹部8を設けてあると共
に凹部8の表面側に下方に突出する突出部9を設けてあ
り、凹部8の上の隅部に係止溝10を形成してある。外
装材7の上部の裏面側には上記凹部8に嵌合し得る突片
部11を設けてあり、突片部11の下部の表面側には段
部12を設けてある。外壁本体12は縦胴縁間にグラス
ウールのような断熱材を充填し、外面側に通気性防水シ
ート20を貼って形成されている。
【0014】外壁本体12の外面側には通気隙間Sを介
して複数枚の外装材7が上下方向に並べられ、上下に隣
り合う外装材7間では上に位置する外装材7の下部の凹
部8に下に位置する外装材7の上部の突片部9を嵌合す
るように接続されるのであるが、上下に隣り合う外装材
7を接続する部分では上記外装材7が外壁本体12に次
のように取り付けられている。図1に示すように外壁本
体12の外面側には上記取り付け金具1を沿わせて配置
され、ビス等の固着具18の打入にて取り付け金具1が
外壁本体12の外面に取り付けられる。上下に隣り合う
外装材7を接続する部分では外装材7の裏面が取り付け
金具1の両側の側片3の前端縁である端縁3aに沿わせ
られて外装材7の裏面と外壁本体12の外面との間に通
気隙間Sが形成され、上に位置する外装材7の下部の係
止溝10に上係止片5が係止され、下に位置する外装材
7の上部の突片部11に下係止片6が係止される。下に
位置する外装材7の上部の裏面が取り付け金具1の両側
の側片3の前端縁である端縁3aに沿わせられるが、こ
のときずれ止め突起15が外装材7の裏面に食い込んで
ずれ止めされる。
【0015】実際の施工では下に位置する外装材7の上
部に取り付け金具1が配置され、下係止片6と側片3の
端縁3aとの間に突片部9が挿入されるように取り付け
金具1が下に位置する外装材7の上部に被せられ、この
状態でビス等の固着具18を打入して取り付け金具1が
外壁本体12に固定され、次いで上に位置する外装材7
の下部が取り付け金具1を介して下の位置する外装材7
の上端上に被せられ、係止溝10に上係止片5が係止さ
れる。下係止片6と側片3の端縁3aとの間に突片部9
が挿入されるように取り付け金具1が下に位置する外装
材7の上部に被せられたとき、下に位置する外装材7の
裏面にずれ止め突起15が食い込む。このために取り付
け金具1が上下左右にずれるのが防止され、取り付け金
具1を所定位置に位置決めして固着具18で固着でき、
取り付け金具1を所定位置に位置決めして取り付けるこ
とにより、外装材7を確実且つ安定よく取り付けること
ができる。また外装材7の裏面にずれ止め突起15が食
い込むことにより外装材7が外装材7の厚み方向にがた
ついたりしないように取り付けることができる。
【0016】次に図3乃至図5に示す実施の形態の例に
ついて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異
なる点だけを主に述べる。取り付け金具1に上記例と同
様に突片4、上係止片5、下係止片6、ずれ止め突起1
5等を設けてある。取り付け金具1の底片2の上部には
断面円弧状の凸曲部22を幅方向の全長に亙るように設
けてあり、この凸曲部22にはビス、釘等の固着具18
を打入するための固着用孔19を貫通するように穿孔し
てあるが、本例の場合、凸曲部22の上下方向の中心位
置より上方に偏らせて固着用孔19を穿孔してある。こ
の凸曲部22には凸曲部22を補強する補強リブ25を
設けてある。また底片2の下部にも断面円弧状の凸曲部
23を幅方向の全長に亙るように設けてあるが、この凸
曲部23の下方で底片2の下端には前方に向けて屈曲す
る屈曲部24を設けてある。
【0017】外装材7を外壁本体12の外面側に貼ると
きは上記例と同様に施工される。下係止片6と側片3の
前端縁である端縁3aとの突片部9が挿入されるように
取り付け金具1が下に位置する外装材7の上部に被せら
れた状態で固着具18を固着用孔19から外壁本体12
に打入することで取り付け金具1が外壁本体12に固定
されるのであるが、このとき断面円弧状の凸曲部22の
上部に偏った位置に固着用孔19を設けてあるために図
4に示すように斜め下方に向けて固着具18を打入する
ことができ、取り付け金具1を下方に向けて押し下げる
ことができて取り付け金具1にて外装材7が締まるよう
に取り付けることができる。また取り付け金具1の底片
2の下端に屈曲部25を設けてあるため、係止片6と側
片3の端縁3aとの間に突片部9が挿入されるように取
り付け金具1が下に位置する外装材7の上部に被せられ
るとき、底片1の下端が通気性防水シート20に引っ掛
かるのを防止でき、通気性防水シート20が破れたりす
るのを防止できる。
【0018】次に図6、図7に示す実施の形態の例につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを主に述べる。この例の場合も図7に示すよう
な取り付け金具1を用いて上記と同様に施工されるもの
であり、図6に示すように施工される。取り付け金具1
の底片2には底片2を切り起こすことにより突片4が形
成されるが、本例の場合、底片2だけでなく側片3の一
部も切り起こして突片4を形成してある。これにより突
片4の幅方向の両端に側片3の端縁の前方まで延びる延
出片26を形成してある。また側片3の端縁3aには上
記突片4と略同じレベルで前方に突出する下がり止め突
起16を突設してあり、上記延出片26が下がり止め突
起16の上に引っ掛かって係止している。これにより切
り起こしで形成した突片4でも下方に変形するのを防止
でき、外装材7を施工したとき外装材7の荷重がかかっ
て変形したりせず、外装材7を安定よく取り付け施工で
きる。また取り付け金具1の両側の側片3の上縁には前
方に向けて斜め下方に下がる傾斜縁27を設けてある。
このようにすると外装材7の下端を取り付け金具1の上
係止片5に係止するために上から載せるとき側片3の傾
斜縁27にてガイドして外装材7をスムーズに載せるこ
とができると共に外装材7が傷付くのを防止できる。
【0019】次に図8に示す実施の形態の例について述
べる。本例も上記例と基本的に同じあり、異なる点だけ
を主に述べる。この例の取り付け金具1は図7の取り付
け金具1と基本的に同じ構造であるが、側片3の上縁に
傾斜縁27を設ける代わりに円弧状の弧状縁28を設け
てある。このようにした場合も、外装材7の下端を取り
付け金具1の上係止片5に係止するために上から載せる
とき側片3の弧状縁28にてガイドして外装材7をスム
ーズに載せることができると共に外装材7が傷付くのを
防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、取り付け金
具の両側の側片の前端縁に突片より下方の位置で前方に
突出するずれ止め突起を突設すると共に下に位置する外
装材の上部の裏面にずれ止め突起を食い込ませているの
で、下に位置する外装材の裏面にずれ止め突起を食い込
ませることにより下に位置する外装材に対して取り付け
金具がずれないように位置決めでき、取り付け金具を所
定位置に位置決めして外壁本体に取り付けることができ
て外装材を安定よく取り付けることができるものであ
る。
【0021】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、取り付け金具の突片を上記底片から切り起こ
すことで形成し、取り付け金具の両側の側片の前端縁に
下がり止め突起を設けると共に突片を上記下がり止め突
起に係止しているので、上係止片や下係止片を設けるた
めの突片を切り起こしで形成してあっても突片が下がり
止め突起に係止することで外装材の荷重で突片が下に下
がるのを防止できるものであって、外装材を所定位置に
安定よく取り付けることができるものである。
【0022】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、取り付け金具の両側の側片の
上縁を前に行く程下がる傾斜を有するようにしたので、
外装材の下端を取り付け金具の上係止片に係止するため
に上から載せるとき側片の上縁の傾斜にてガイドして外
装材をスムーズに載せることができると共に外装材が傷
付くのを防止できるものである。
【0023】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
乃至請求項3において、取り付け金具の底片に取り付け
金具を外壁本体に固定するときビス等の固着具を打入す
る固着用孔を設け、この固着用孔の部分を前面側に突曲
させて固着具を斜め下方に向けて打入し得るようにした
ので、固着具を打入して外装材を取り付けるとき取り付
け金具を下に押し下げるように固定できて取り付け金具
にて外装材が締まるように取り付けることができるもの
である。
【0024】また本発明の請求項5の発明は、請求項1
乃至請求項4において、取り付け金具の底片の下端を前
方に突出するように曲げたので、外壁本体の外面に通気
性防水シートが貼られても、取り付け金具を取り付ける
とき、底片の下端が通気性防水シートに引っ掛かって通
気性防水シートを破ったりするおそれがないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の外装材の取り付け
状態の断面図である。
【図2】同上の取り付け金具を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は底面図である。
【図3】同上の他の例の取り付け金具を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
【図4】同上の固着具を打入する状態を説明する断面図
である。
【図5】同上の取り付け金具の底片の下端の部分を拡大
せる断面図である。
【図6】同上の他の例の外装材の取り付け状態を示す断
面図である。
【図7】同上の取り付け金具を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は底面図である。
【図8】同上の他の例の取り付け金具を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
【図9】(a)は従来例の外装材の取り付け状態の断面
図、(b)は取り付け金具の正面図である。
【符号の説明】
1 取り付け金具 2 底片 3 側片 4 突片 5 上係止片 6 下係止片 12 外壁本体 15 ずれ止め突起 S 通気隙間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底片と両側の側片とで平面から見て略コ
    字状になる取り付け金具を外壁本体の外面側に装着し、
    取り付け金具から水平方向に突出するように突設した突
    片の上下に上係止片と下係止片とを設け、外壁本体の外
    面側に通気隙間を介して複数枚の外装材を上下に並べ、
    上下に隣り合う外装材間で上に位置する外装材の下部の
    裏面を取り付け金具の両側の側片の前端縁に沿わせると
    共にこの外装材の下端を上係止片に係止し、上下に隣り
    合う外装材間で下に位置する外装材の上部の裏面を取り
    付け金具の両側の側片の前端縁に沿わせると共にこの外
    装材の上端を下係止片に係止し、取り付け金具の両側の
    側片の前端縁に上記突片より下方の位置で前方に突出す
    るずれ止め突起を突設すると共に上記の下に位置する外
    装材の上部の裏面にずれ止め突起を食い込ませて成るこ
    とを特徴とする外装材の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 取り付け金具の突片を上記底片から切り
    起こすことで形成し、取り付け金具の両側の側片の前端
    縁に下がり止め突起を設けると共に突片を上記下がり止
    め突起に係止して成ることを特徴とする請求項1記載の
    外装材の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 取り付け金具の両側の側片の上縁を前に
    行く程下がる傾斜を有するようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の外装材の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 取り付け金具の底片に取り付け金具を外
    壁本体に固定するときビス等の固着具を打入する固着用
    孔を設け、この固着用孔の部分を前面側に突曲させて固
    着具を斜め下方に向けて打入し得るようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の外装
    材の取り付け構造。
  5. 【請求項5】 取り付け金具の底片の下端を前方に突出
    するように曲げたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載の外装材の取り付け構造。
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