JP2002057419A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002057419A JP2000246007A JP2000246007A JP2002057419A JP 2002057419 A JP2002057419 A JP 2002057419A JP 2000246007 A JP2000246007 A JP 2000246007A JP 2000246007 A JP2000246007 A JP 2000246007A JP 2002057419 A JP2002057419 A JP 2002057419A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は二つのバックパネルに情報処理を行
う半導体素子が実装してある複数のマザーボードがコネ
クタ接続している構成の情報処理装置において、情報の
処理の高速化を実現することを課題とする。 【解決手段】 水平の姿勢で縦に並んでいる複数のクロ
スバーボードユニット60と、このクロスバーボードユ
ニットの両側の縁にコネクタ接続してある第1及び第2
のバックパネル70、80と、夫々情報処理を行う半導
体素子が実装してあり、垂直の姿勢で、第1及び第2の
バックパネルにコネクタによって接続してある複数のマ
ザーボード51とを有する。各クロスバーボードユニッ
トは、スイッチング素子が実装してあり、且つ縁に沿っ
てコネクタが複数実装してあり、スイッチング素子と各
コネクタとを結ぶ配線パターンが長さが等しいように形
成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置の構造
に係り、特にサーバに組み込まれるマルチプロセッサ装
置に関する。
【0002】近年のインターネットの急速な普及によ
り、電子商取引が急激に拡大している。電子商取引で
は、ネットを通じてアクセスしてくる不特定多数の相手
と多種多様な情報を交換し処理するため、情報の処理を
高速で行うことが可能であるサーバが必要とされてい
る。また、サーバとしては、信頼性が高く、更には小型
であることが必要とされている。
【0003】サーバは、マルチプロセッサ装置が組み込
まれている構造である。よって、マルチプロセッサ装置
は、情報の処理を高速で行うことが可能であること、信
頼性が高いこと、更には小型であることが必要とされて
いる。
【0004】なお、マルチプロセッサ装置の一つのタイ
プに、個々のCPUが全部のメモリをお互いに共有して
おり、且つ、個々のCPUが個々のメモリへアクセスす
る速度が等しくされているSMP(Symmetric
multi−processor)がある。
【0005】また、SMPは、バス型とクロスバーイン
ターコネクト型とに分類される。バス型は、全てのCP
Uが一本のバスを共有するシステムである。クロスバー
インターコネクト型は、全部のCPUと全部のメモリと
をクロスバー接続するシステムであり、複数のCPUが
同時に異なるメモリをアクセスすることが可能であり、
バス型に比較して高いアクセス性能を有する。
【0006】
【従来の技術】図1は、従来の一例のマルチプロセッサ
装置10であり、クロスバーインターコネクト型であ
る。
【0007】一般に、マルチプロセッサ装置の基本的な
構造は、一つのバックボードを有し、このバックボード
の背面に、複数のクロスバーボードユニットがコネクタ
で接続されており、バックボードの前面に、複数のマザ
ーボードユニットがプラグインされてコネクタで接続さ
れている構成である。バックボードは製造工程上、サイ
ズに限度があり、バックボードに接続されるマザーボー
ドユニットの最大の数は、例えば「8」である。
【0008】上記のマルチプロセッサ装置10は、大量
の情報を処理する能力を備えたものであり、例えば16
枚のマザーボードユニットが必要とされるものである。
そこで、マルチプロセッサ装置10は、適当なサイズの
バックボードを備えたユニットを二つ用意し、この二つ
のユニット11,21が多数本のケーブル30でもって
接続されている構成である。
【0009】ユニット11は、一つのバックボード12
の背面に、複数のクロスバーボードユニット13がコネ
クタで接続されており、バックボード12の前面に、8
枚のマザーボードユニット14がプラグインされてコネ
クタで接続されている構成である。別のユニット21
も、上記のユニット11と同じく、バックボード22を
挟むように、複数のクロスバーボードユニット23と8
枚のマザーボードユニット24がコネクタで接続されて
いる構成である。マザーボードユニット14、24は、
マザーボード上に、CPU15及びメモリモジュール1
6が実装してある構造である。クロスバーボードユニッ
ト13、23は、ボード上にスイッチング素子17が実
装してある構造である。
【0010】二つのユニット11,21は、一つのユニ
ット11のクロスバーボードユニット13と別のユニッ
ト21のクロスバーボードユニット23との間が、多数
本のケーブル30で接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一のユニット11の異
なる二つのマザーボードユニット14のCPUの間の接
続は、クロスバーボードユニット13上の配線パターン
を通してなされ、二つのマザーボードユニット14間の
信号の伝送距離は短い。しかし、一のユニット11の一
つのマザーボードユニット14のCPUと別のユニット
21の一つのマザーボードユニット24のCPUとの間
の接続は、クロスバーボードユニット13上の配線パタ
ーン―ケーブル30―クロスバーボードユニット23上
の配線パターンを通してなされ、二つのマザーボードユ
ニット13、14間の信号の伝送距離は長くなり、信号
の伝送ひずみが発生しやすくなる。信号の伝送ひずみ
は、信号の転送レートを上げた場合に、エラーの発生と
して現れる。そこで、信号の転送レートを上げることが
困難となり、信号の伝送ひずみによるエラーが発生しな
いように、信号の転送レートを低く抑えることを余儀な
くされていた。よって、上記のマルチプロセッサ装置1
0は、情報の処理を高速で行う点で制限を受けていた。
【0012】また、上記のマルチプロセッサ装置10
は、二つのユニット11,21の間が多数本のケーブル
30でもって接続されている構成であり、多数本のケー
ブル30を1本づつ接続する作業が必要となり、作業が
面倒となり、且つ、接続の誤りを起こす危険もあった。
また、多数本のケーブル30のうち1本のケーブルの接
続状態が不具合を起こすと、マルチプロセッサ装置10
は正常に動作しなくなり、信頼性の点でも問題があっ
た。
【0013】また、上記のマルチプロセッサ装置10
は、二つのユニット11,21の間がケーブル30でも
って接続されている構成であるため、サイズが大きくな
ってしまっていた。マルチプロセッサ装置10のサイズ
が大きいと、サーバのサイズも大きくなってしまう。
【0014】そこで、本発明は、上記課題を解決した情
報処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数のバックパネルが、信号を
制御するためのスイッチング素子が実装されているクロ
スバーボードユニットの異なる縁に、コネクタによって
接続してあり、前記複数のバックパネルの夫々に、情報
処理を行う半導体素子が実装されているマザーボード
が、コネクタによって接続してある構成としたものであ
る。
【0016】ケーブルを使用していないため、信号の伝
送距離が、従来に比べてケーブルの長さ分短くなり、よ
って、信号の伝送ひずみが発生しにくくなり、よって、
信号の転送レートを低く抑えなければならないという従
来の制限が緩和され、従来に比べて信号の転送レートを
上げることが可能となる。この結果、従来に比べて情報
の処理を高速で行うことが可能となる。また、ケーブル
が使用されていないため、情報処理装置を小型に構成す
ることが可能となる。更には、ケーブルの接続不良に伴
う故障がないため、信頼性の向上を図ることが可能とな
る。
【0017】請求項2の発明は、夫々にスイッチング素
子が実装してある複数のクロスバーボードユニットと、
各クロスバーボードユニットの異なる縁にコネクタによ
って接続してある複数のバックパネルとよりなる構成の
クロスバーボードユニット・バックパネル組立体と、情
報処理を行う半導体素子が実装してあり、該クロスバー
ボードユニット・バックパネル組立体の各バックパネル
にコネクタによって接続されて整列してある複数のマザ
ーボードとよりなる構成としたものである。
【0018】従来に比べて情報の処理を高速で行うこと
が可能となり、且つ、情報処理装置を小型に構成出来、
更には信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0019】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、該クロスバーボードユニ
ットは、上記スイッチング素子と各コネクタとを結ぶ配
線パターンを有し、該配線パターンは、各配線パターン
の長さが等しいように形成してある構成としたものであ
る。
【0020】異なるマザーボード間の信号の伝送距離が
等しくなり、よって、マルチプロセッサの場合には、理
想的なSMPを実現することが可能となる。
【0021】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記クロスバーボードユ
ニットは、長方形状を有し、上記バックパネルが、上記
クロスバーボードユニットの長手方向の縁にコネクタに
よって接続してあり、対向している構成としたものであ
る。
【0022】情報処理装置を小型に構成することが可能
となる。
【0023】請求項5の発明は、請求項4記載の情報処
理装置において、上記クロスバーボードユニットは、接
続される面を該クロスバーボードユニットの面の側に有
するコネクタを有し、上記バックパネルは、接続される
面を該バックパネルの面に垂直の面の側に有するコネク
タを有し、該クロスバーボードユニットがその面に垂直
の方向に移動されて、コネクタが接続される構成とした
ものである。
【0024】クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体を分解せずに、クロスバーボードユニットの交換
を行うことが可能となり、保守性の向上を図ることが可
能となる。
【0025】請求項6の発明は、請求項4記載の情報処
理装置において、上記クロスバーボードユニットの長手
方向上の端側に、拡張クロスバーボードを有する構成と
したものである。
【0026】特別に長いクロスバーボードユニットを製
造するためには特別の設備が必要となるけれども、拡張
クロスバーボードを追加して設けることによって、クロ
スバーボードユニットの製造設備については、既存の設
備をそのまま使用することが可能となる。
【0027】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記クロスバーボードユ
ニットは、多角形状を有し、バックパネルがクロスバー
ボードユニットの異なる縁にコネクタによって接続して
あり、三つ以上である構成としたものである。
【0028】小型化を維持しつつ、マザーボードの総数
を増やすことが可能となり、よって、小型であって情報
処理の能力を向上を図ることが可能となる。
【0029】請求項8の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記各バックパネルは、
マザーボードに対応して複数に分割されている複数の細
長いパネルが並んだ構成であり、各細長いパネルが複数
のクロスバーボードユニットを跨いでいる構成としたも
のである。
【0030】細長いパネルのクロスバーボードユニット
へのコネクタによる接続を円滑に行うことが可能とな
り、よって、情報処理装置の組立てを円滑に行うことが
可能となる。
【0031】請求項9の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記バックパネルは、ク
ロスバーボードユニットに対応して複数に分割されてい
る複数の細長いパネルが並んだ構成であり、上記各マザ
ーボードが、上記複数の細長いパネルを跨いでいる構成
としたものである。
【0032】細長いパネルのクロスバーボードユニット
へのコネクタによる接続を円滑に行うことが可能とな
り、よって、情報処理装置の組立てを円滑に行うことが
可能となる。
【0033】請求項10の発明は、整列している複数の
クロスバーボードユニットと、各クロスバーボードユニ
ットの異なる縁にコネクタによって接続してある複数の
バックパネルとよりなる構成のクロスバーボードユニッ
ト・バックパネル組立体と、情報処理を行う半導体素子
が実装してあり、該クロスバーボードユニット・バック
パネル組立体の各バックパネルにコネクタによって接続
されて整列してある複数のマザーボードとよりなる構成
の情報処理装置のクロスバーボードユニット・バックパ
ネル組立体を製造する方法において、該バックパネルを
その面方向に少しの自由度を有して保持する手段を有
し、該バックパネルを該手段により保持しつつ、上記ク
ロスバーボードユニットの縁に押し付けて該バックパネ
ル上のコネクタと該クロスバーボードユニットの縁のコ
ネクタとを接続させるようにしたものである。
【0034】バックパネルはその面方向に少しの自由度
を有して保持されているため、バックパネル上のコネク
タとクロスバーボードユニットの縁のコネクタとの接続
を円滑に行うことが可能となる。よって、クロスバーボ
ードユニット・バックパネル組立体の製造を円滑に行う
ことが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図2及び図3は本
発明の第1実施例になるマルチプロセッサ装置50を示
す。このマルチプロセッサ装置50は、クロスバーイン
ターコネクト型のSMPである。また、このマルチプロ
セッサ装置50は、16枚のマザーボードユニット51
−1〜51−16を有し、大量の情報を処理する能力を
備えている。マルチプロセッサ装置50は、16枚のマ
ザーボードユニット51−1〜51−16から選択され
た2枚のマザーボードユニット51の間の接続を切り換
えることが可能となっている。サーバ90は、マルチプ
ロセッサ装置50が、二点鎖線で示すシェルフ91内に
収められた構成である。
【0036】X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き
方向、Z1−Z2は高さ方向である。X−Y面が水平
面、X−Z面及びY−Z面が垂直面である。また、同じ
構成部品でも、区別するためには、添え字を付してあ
る。区別しない場合には、添え字を付さない符号で示
す。
【0037】このマルチプロセッサ装置50は、8枚の
クロスバーボードユニット60−1〜60−8と、第1
のバックパネル70と、第2のバックパネル80と、1
6枚のマザーボードユニット51−1〜51−16とよ
りなる。
【0038】8枚のクロスバーボードユニット60−1
〜60−8は、長方形状であり、水平の姿勢で、Z1−
Z2方向に等間隔で並んでいる。なお、バックパネル上
のコネクタの配置によっては、クロスバーボードユニッ
トは等間隔とならない場合もある。これは、他の実施例
でも同じである。
【0039】第1のバックパネル70は、垂直の姿勢と
されて、クロスバーボードユニット60−1〜60−8
の両側の長手方向の二つの辺61,62のうち一方の辺
61にコネクタで接続してある。
【0040】第2のバックパネル80は、垂直の姿勢と
されて、クロスバーボードユニット60−1〜60−8
の反対側の辺62にコネクタで接続してある。
【0041】8枚のマザーボードユニット51−1〜5
1−8は、夫々が垂直の姿勢で、第1のバックパネル7
0に対して矢印Y1方向に挿入されてプラグインされて
コネクタ接続されて、X1−X2方向に等間隔で並んで
いる。
【0042】残りの8枚のマザーボードユニット51−
9〜51−16は、夫々が垂直の姿勢で、第2のバック
パネル80に対して矢印Y2方向に挿入されてプラグイ
ンされてコネクタ接続されて、X1−X2方向に等間隔
で並んでいる。
【0043】マザーボードユニット51は、マザーボー
ド52上に、CPU53とメモリモジュール54とが実
装してあり、マザーボード51の挿入方向の先端の縁に
沿って、複数のジャックコネクタ55が固定してある。
【0044】第1のバックパネル70には、マザーボー
ド51が接続される面71に、複数のプラグコネクタ7
2が実装してあり、クロスバーボードユニット60と接
続される面73に、複数のプラグコネクタ74が実装し
てある。
【0045】面71上の複数のプラグコネクタ72は、
マザーボード51の接続のためのものであり、Z1−Z
2方向に一列に並んで、且つ、この一列に並んだものが
X1−X2方向に等間隔で8列を形成している。面73
上の複数のプラグコネクタ74は、クロスバーボードユ
ニット60との接続のためのものであり、X1−X2方
向に一列に並んで、且つ、この一列に並んだものがZ1
−Z2方向に等間隔で8行を形成している。
【0046】図4に拡大して示すように、プラグコネク
タ72のピン75aa〜75adは、第1のバックパネ
ル70に設置されたスルーホール70a〜70dに半田
付けもしくは圧入により電気的・機繊的に接続・保持さ
れている。また、プラグコネクタ72の反対面に設置さ
れたプラグコネクタ74のピン75ba〜75bdもバ
ックパネル70に設置されたスルーホール70a〜70
dに同様の方法で接続・保持されている。なお、本実施
例ではプラグコネクタ実装方式として半田付けまたは圧
入タイプで例示するが、このプラグコネクタ72及びプ
ラグコネクタ74は表面実装タイプのものを使用しても
良い。
【0047】また、プラグコネクタ72と嵌合するマザ
ーボードユニット51に設置されたジャックコネクタ5
5にはピン75aa〜75adに対応する接続ピン55
a〜55dが設置してある。プラグコネクタ74と嵌合
するクロスバーボードユニット60に設置されたジャッ
クコネクタ84にはピン75ba〜75bdに対応する
接続ピン84a〜84dが設置してある。
【0048】プラグコネクタ72の各ピン75aa〜7
5adは等しい長さを持つが、ジャクコネクタのピン5
5a〜55dは等しい長さになっていない。プラグコネ
クタ74とジャックコネクタ84においても同様であ
る。
【0049】各ピンの長さの関係を以下に表す。説明の
便宜上、以下の式では、ピンを表す符号をピン長さを表
す符号として表現する。
【0050】75aa=75ba=75ab=75bb
=75ac=75bc=75ad=75bd (55a=84a)>(55b=84b)>(55c=
84c)>(55d=84d) バックパネル70にはプラグコネクタ72とプラグコネ
クタ74とを接続する配線パターンa〜dが設置してあ
る。配線aはジャックコネクタ55の最長ピン55aに
接続するプラグピン75aaと、ジャックコネンクタ8
4の最短ピン84dと接続するプラグピン75bdを接
続する配線パターンとなっている。続いて、配線bはジ
ャックコネクタ55の2番目に長いピン55bに接続す
るプラグピン75abと、ジャックコネクタ84の2番
目に短いピン75bcを接続する配線パターンである。
以下同様にジャックコネクタ55〜84までの接続経路
をピンの符号を用いて表すと、配線パターンcの接続経
路は、ピン55c→ピン75ac→配線パターンc→ピ
ン75bc→ピン84bとなっている。配線パターンd
の接続経路は、ピン55d→ピン75ad→配線パター
ンd→ピン75ba→ピン84aとなっている。
【0051】ここで、ジャックコネクタ55と84のピ
ンの長さに以下の関係 (55a+84d)=(55b+84c)=(55c=
84b)=(55d=84a)=同一長さ。 が成り立場合に、バックパネル上の配線パターンa〜d
を等しい長さで配線すれば、ジャックコネクタ55のマ
ザーボードユニット上の接続点55aa〜55adと、
ジャックコネクタ84のクロスバーボードユニット上の
接続点84aa〜84adの接続距離を全て等長で接続
できる。この方式と後述の図3及び図7で説明するクロ
スバーボード上の、等長配線を組み合わせることで、マ
ザーボードユニットからクロスバーボードユニット上の
スイッチング素子63(または101、102)までを
等長に接続できる。
【0052】更に、マザーボード内でCPU素子・ME
M素子との接続線長を考慮することにより、マザーボー
ド上のCPU〜バックパネル〜クロスバーボード〜クロ
スバーボード上のスイッチング素子までの接続を等長に
でき、信号伝送時間を同じにできる。これにより理想的
なSMPが実現できる。
【0053】更に、先に述べたジャックコネクタにおい
て前述の式が成立しない場合においても、バックパネル
内の配線a〜dの長さを調整し、マザーボードユニット
からクロスバーボードユニットまでの接続長さを等しく
することにより、同様の効果がある。
【0054】例えば、以下、ジャックコネクタの各ピン
の長さを仮に下記の値に置き換えて説明する。
【0055】55a=84a=5mm、55b=84b
=4mm、55c=84c=3.5mm、55d=84
d=3mm。 (55a+84d)=8mm、(55b+84c)=
7.5mm。 (55c+84b)=7.5mm、(55d+84a)
=8mm。 前述の(55a+84d)〜(55d+・84a)まで
全てが同一長さの式が成立しない。
【0056】しかし、バックパネル上の配線長さを以下
の関係にすることにより等長配線が可能である。 (配線a長さ)=(配線b長さ)+((55a+84
d)−(55b+84c)) (配線d長さ)=(配線c長さ)+((55d+84
a)一(55c+84b)) つまり,ジャックコネクタのピン長さの違いをバックパ
ネルや配線の長さを調整することで、すべての接続経路
が等長になることを意味する。
【0057】この方法は、図4に例示した通りの、対応
するピン間を接続しない場合でも有効である。
【0058】方法としては、先ずバックパネル上で接続
する必要のあるピン間を、接続し得る最短で全て配線す
る。次に、接続したすべての配線長さとジャックコネク
タのピン長さを含めた接続の長さを算出する。この算出
された接続長さのうち一番長い接続長さを基準とし、そ
れ以外のもの接続長さと先の基準とした接続長さとの差
を各々求め、その差の長さを各々のバックパネル上の配
線の長さに加えれば良い。
【0059】また、プラグコネクタ、ジャックコネクタ
として図5に示すものを用いても良い。
【0060】図5に拡大して示すように、プラグコネク
タ72は、第1のバックパネル70を貫通している長い
ピン端子75の一端側75aがシュラウド76内に突き
出ている構成であり、プラグコネクタ74は、この長い
ピン端子75の反対側75bがシュラウド77内に突き
出ている構成である。
【0061】また、図5に示すように、第1のバックパ
ネル70の面71には、スイッチング機能を有する電子
部品78a、受動・駆動機能を有する電子部品78b、
メモリ又はバッファ機能を有する電子部品78c、抵抗
部品78d、コンデンサ部品78eが実装してある。
【0062】この場合、図5の接続においてはバックパ
ネル上の配線が存在しない。従って等長配線を行うため
には、マザーボードユニット上のジャックコネクタのボ
ード実装部からクロスバーボードユニット上のジャック
コネクタのボード実装部までの接続距離を求め,その一
番長い接続長さを基準とし、クロスバーボードユニット
上の配線により先の基準とする接続長さとそれ以外の各
々の接続長との差をクロスバーボード上の配線長さで調
整することにより、接続経路の等長化が実現できる。
【0063】第2のバックパネル80は、上記の第1の
バックパネル70と同じ構成である。マザーボード51
が接続される面81上の複数のプラグコネクタ82は、
Z1−Z2方向に一列に並んで、且つ、この一列に並ん
だものがX1−X2方向に等間隔で8列を形成してい
る。クロスバーボードユニット60と接続される面83
上の複数のプラグコネクタ84は、X1−X2方向に一
列に並んで、且つ、この一列に並んだものがZ1−Z2
方向に等間隔で8行を形成している。プラグコネクタ8
2、84は、夫々、上記のプラグコネクタ82、84と
同じ構成である。
【0064】図3に示すように、クロスバーボードユニ
ット60は、ボード61の上面の中央に一つのスイッチ
ング素子63が実装してあり、一つの長手方向の辺62
aに沿って、8つのジャックコネクタ64が、上記の第
1のバックパネル70上のプラグコネクタ74に対応し
た配置で実装してあり、別の長手方向の辺62bに沿っ
て、8つのジャックコネクタ65が、上記の第2のバッ
クパネル80上のプラグコネクタ84に対応した配置で
実装してある。また、ボード61には、個々のジャック
コネクタ64とスイッチング素子63の対応する端子と
の間を接続する配線パターン66が複数本形成してあ
り、且つ、個々のジャックコネクタ65とスイッチング
素子63の対応する端子との間を接続する配線パターン
67が複数本形成してある。配線パターン66及び配線
パターン67は適宜屈曲してあり、個々の配線パターン
66の長さ及び個々の配線パターン67の長さは等し
い。即ち、クロスバーボードユニット60は、スイッチ
ング素子63と各ジャックコネクタ64、65との間の
配線パターン66、67の長さが全て等しい、所謂、等
長配線の構造となっている。
【0065】クロスバーボードユニット60の8つのジ
ャックコネクタ64には、第1のバックパネル70のピ
ンコネクタ74が接続してある。クロスバーボードユニ
ット60の別の8つのジャックコネクタ65には、第2
のバックパネル80のピンコネクタ84が接続してあ
る。よって、第1のバックパネル70と第2のバックパ
ネル80とは、クロスバーボードユニット60を両側か
ら挟む位置関係にある。
【0066】ここで、ジャックコネクタ55―プラグコ
ネクタ72―プラグコネクタ74−ジャックコネクタ6
4の部分を第1のコネクタ接続部分95という。ジャッ
クコネクタ55―プラグコネクタ82―プラグコネクタ
84−ジャックコネクタ65の部分を第2のコネクタ接
続部分96という。
【0067】上記構成になるマルチプロセッサ装置50
において、マザーボードユニット51−1〜51−16
のうちの任意の異なる二つのマザーボードユニットを接
続する態様は、以下の三つに大別される。なお、二つの
マザーボードユニットの間の接続とは、説明の便宜上一
のマザーボードユニットのCPU53と別のマザーボー
ドユニットのメモリモジュール54との間の接続を意味
する。更に説明の便宜上、接続の対象は、二つのマザー
ボードユニットとして説明する。 (1)第1のバックパネル70にプラグイン接続してあ
るマザーボードユニット51−1〜51−8のうちの任
意の異なる二つのマザーボードユニットの間の接続 例えば、マザーボードユニット51−1とマザーボード
ユニット51−7との間は、第1のコネクタ接続部分9
5−1―配線パターン66−1−スイッチング素子63
―配線パターン66−7−第1のコネクタ接続部分95
−7を経て接続される。 (2)第2のバックパネル80にプラグイン接続してあ
るマザーボードユニット51−9〜51−16のうちの
任意の異なる二つのマザーボードユニットの間の接続 例えば、マザーボードユニット51−11とマザーボー
ドユニット51−14との間は、第2のコネクタ接続部
分95−3―配線パターン67−3−スイッチング素子
63―配線パターン66−6−第2のコネクタ接続部分
95−6を経て接続される。 (3)第1のバックパネル70にプラグイン接続してあ
るマザーボードユニット51−1〜51−8のうちの任
意の一つのマザーボードユニットと第2のバックパネル
80にプラグイン接続してあるマザーボードユニット5
1−9〜51−16のうちの任意の一つのマザーボード
ユニットの間の接続 例えば、マザーボードユニット51−1とマザーボード
ユニット51−11との間は、第1のコネクタ接続部分
95−1―配線パターン66−1−スイッチング素子6
3―配線パターン67−3−第2のコネクタ接続部分9
6−3を経て接続される。
【0068】なお、同じマザーボードユニット51内に
おけるCPU53のメモリモジュール54への信号の伝
送は、クロスバーボードユニット60のスイッチング素
子63を通って、スイッチング素子63で折り返される
経路を経てなされ、信号の伝送距離は、上記(1)、
(2)、(3)の接続態様の場合と同じである。よっ
て、同じマザーボードユニット51におけるCPU53
のメモリモジュール54に対するアクセス速度は、上記
(1)、(2)、(3)の接続態様の場合と同じであ
る。
【0069】上記のマルチプロセッサ装置50は、以下
の特長を有する。
【0070】1 従来に比べて情報の処理を高速で行う
ことが可能である。
【0071】上記(1)、(2)、(3)の接続態様に
おいて、接続の経路の長さが長くなり易いのは、(3)
の接続態様である。この(3)の接続態様における接続
の経路の長さは、図1に示す従来例に比べて、ケーブル
30の長さ分短くなっている。
【0072】よって、信号の伝送距離は短くなり、これ
によって、信号の伝送ひずみが発生しにくくなり、よっ
て、信号の転送レートを低く抑えなければならないとい
う従来の制限が緩和され、従来に比べて信号の転送レー
トを上げることが出来、よって、従来に比べて情報の処
理を高速で行うことが出来る。
【0073】2 SMPが理想的に実現できる。
【0074】接続の経路の長さは、上記(1)、
(2)、(3)の接続態様において等しいので、接続態
様がどのように変更されても、信号の伝送距離は変化せ
ずに同じであり、各CPU53の各メモリモジュール5
4に対するアクセス速度は等しい。よって、SMPが理
想的に実現できる。
【0075】3 従来に比べて小型に構成することが可
能である。
【0076】従来のマルチプロセッサ装置10において
使用されているケーブル30が使用されていないため、
マルチプロセッサ装置50は小型に構成出来る。
【0077】マルチプロセッサ装置50が小型であるた
め、サーバ90も高さが例えば1800mm、幅が例え
ば1000mm、奥行きが例えば1000mmと、小型
に構成出来る。
【0078】4 従来に比べて信頼性を向上することが
可能である。
【0079】ケーブルの接続がなく、ケーブルの接続不
良に伴う故障が起きないからである。
【0080】なお、図2中、88はクロスバーボードユ
ニット・バックパネル組立体であり、8枚のクロスバー
ボードユニット60−1〜60−8と、第1のバックパ
ネル70と、第2のバックパネル80とよりなる構造で
ある。
【0081】図6は、上記のマルチプロセッサ装置50
を構成するクロスバーボードユニット60の変形例であ
るクロスバーボードユニット60Aを、第1のバックパ
ネル70及び第2のバックパネル80と併せて示す。
【0082】クロスバーボードユニット60Aは、ボー
ド61Aの上面のX2側寄りの部位に第1スイッチング
素子101が実装してあり、X1側寄りの部位に第2ス
イッチング素子102が実装してある。ジャックコネク
タ64A、65Aは、図3のジャックコネクタ64、6
5と対応した配置で設けてある。ボード61Aには、個
々のジャックコネクタ64Aと第1スイッチング素子1
01の対応する端子との間を接続する複数の配線パター
ン103と、個々のジャックコネクタ65Aと第2スイ
ッチング素子102の対応する端子との間を接続する複
数の配線パターン104と、第1スイッチング素子10
1と第2スイッチング素子102との間を接続する複数
の配線パターン105とが形成してある。個々の配線パ
ターン103は適宜屈曲してあり、個々の配線パターン
103の長さは等しい。同じく、個々の配線パターン1
04は適宜屈曲してあり、個々の配線パターン104の
長さは等しい。個々の配線パターン105の長さは等し
い。ここで、個々の配線パターン103の長さと個々の
配線パターン104の長さとは等しい。クロスバーボー
ドユニット60Aも、所謂、等長配線の構成となってい
る。
【0083】マザーボードユニット51−1〜51−1
6のうちの任意の異なる二つのマザーボードユニット
は、接続の経路の長さが変わらない状態で、接続され
る。
【0084】〔第2実施例〕図7は本発明の第2実施例
になるマルチプロセッサ装置50Bを示す。このマルチ
プロセッサ装置50Bは、クロスバーインターコネクト
型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ装置5
0のマザーボードユニット51の数より更に8枚多い、
合計24枚のマザーボードユニットを有する構成であ
る。
【0085】このマルチプロセッサ装置50Bは、図2
に示すマルチプロセッサ装置50を基本とし、このY2
方向側に、マザーボードユニット51−17〜51−2
4等が増設された構造である。増設されたボードユニッ
ト及びパネルには、「拡張」を付す。
【0086】マルチプロセッサ装置50Bは、図2に示
すマルチプロセッサ装置50と、マザーボードユニット
51−1〜51−8のY2方向端にコネクタ接続されて
いる第1の拡張バックパネル110と、第1の拡張バッ
クパネル110のY2方向の面にコネクタ接続されて、
水平の姿勢で、Z1−Z2方向に等間隔で並んでいる8
枚の拡張クロスバーボードユニット120−1〜120
−8と、拡張クロスバーボードユニット120−1〜1
20−8のY2方向端にコネクタ接続されている第2の
拡張バックパネル130と、第2の拡張バックパネル1
30のY2方向の面にコネクタ接続されて、垂直の姿勢
で、X1−X2方向に等間隔で並んでいる8枚の拡張マ
ザーボードユニット51−17〜51−24とよりなる
構造である。
【0087】同様にして、Y1−Y2方向に更に拡張し
て、マザーボードユニット51を更に増設した構成とす
ることも可能である。
【0088】このマルチプロセッサ装置50Bは、前記
のマルチプロセッサ装置50と同様の効果を有する。
【0089】〔第3実施例〕図8は本発明の第3実施例
になるマルチプロセッサ装置50Cを示す。このマルチ
プロセッサ装置50Cは、クロスバーインターコネクト
型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ装置5
0のマザーボードユニット51の数より更に16枚多
い、合計32枚のマザーボードユニットを有する構成で
ある。
【0090】このマルチプロセッサ装置50Cは、大
略、図2に示すマルチプロセッサ装置50の上側に同じ
マルチプロセッサ装置50を積み重ねた構造である。換
言すれば、図2に示すマルチプロセッサ装置50のZ1
方向側に、マザーボードユニット51−17〜51−3
2等が増設された構造である。増設されたボードユニッ
ト及びパネルには、「拡張」を付す。
【0091】マルチプロセッサ装置50Cは、図2に示
すマルチプロセッサ装置50と、第1のバックパネル7
0のZ1方向の端にコネクタ170によって接続され
て、Z1方向に張り出している第1の拡張バックパネル
140と、第2のバックパネル80のZ1方向の端にコ
ネクタ180によって接続されて、Z1方向に張り出し
ている第2の拡張バックパネル150と、第1の拡張バ
ックパネル140と第2の拡張バックパネル150との
対向する面にコネクタ接続されて、水平の姿勢で、Z1
−Z2方向に等間隔で並んでいる8枚の拡張クロスバー
ボードユニット180−1〜180−8と、第1の拡張
バックパネル140のY2方向の面にコネクタ接続され
て、垂直の姿勢で、X1−X2方向に等間隔で並んでい
る8枚の拡張マザーボードユニット51−17〜51−
24と、第2の拡張バックパネル150のY2方向の面
にコネクタ接続されて、垂直の姿勢で、X1−X2方向
に等間隔で並んでいる8枚の拡張マザーボードユニット
51−25〜51−32とよりなる構造である。
【0092】同様にして、Z1−Z2方向に更に拡張し
て、マザーボードユニット51を更に増設した構成とす
ることも可能である。
【0093】このマルチプロセッサ装置50Cは、前記
のマルチプロセッサ装置50と同様の効果を有する。
【0094】〔第4実施例〕図9 は本発明の第4
実施例になるマルチプロセッサ装置50Dを示す。この
マルチプロセッサ装置50Dは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ
装置50のマザーボードユニット51の数より更に8枚
多い、合計24枚のマザーボードユニットを有する構成
であり、柱状である構造に特徴がある。
【0095】このマルチプロセッサ装置50Dは、8枚
のクロスバーボードユニット190−1〜190−8
と、第1のバックパネル70と、第2のバックパネル8
0と、第3のバックパネル180と、16枚のマザーボ
ードユニット51−1〜51−24とよりなる。
【0096】各クロスバーボードユニット190−1〜
190−8は、正三角形であり、三つの辺に沿って複数
のコネクタ191が実装してあり、且つ、上面にスイッ
チング素子192、193が実装してあり、水平の姿勢
で、Z1−Z2方向に等間隔で並んでいる。
【0097】第1のバックパネル70、第2のバックパ
ネル80、第3のバックパネル180は、垂直の姿勢と
されて、クロスバーボードユニット190−1〜190
−8の三つの辺にコネクタで接続してあり、正三角柱状
をなしている。
【0098】第1のバックパネル70にはマザーボード
ユニット51−1〜51−8が、第2のバックパネル8
0にはマザーボードユニット51−9〜51−16が、
第3のバックパネル200にはマザーボードユニット5
1−17〜51−24が、コネクタ接続されて、垂直の
姿勢で、各バックパネルの幅方向に等間隔で並んでい
る。
【0099】このマルチプロセッサ装置50Dは、前記
のマルチプロセッサ装置50と同様の効果を有する。
【0100】クロスバーボードユニットとして、正方
形、正五角形、正六角形等、又は、正のつかない三角
形、四角形、五角形、六角形等を使用してもよい。マル
チプロセッサ装置は、クロスバーボードユニットの形状
に対応した柱形状となる。
【0101】〔第5実施例〕図10及び図11は本発明
の第5実施例になるマルチプロセッサ装置50Eを示
す。このマルチプロセッサ装置50Eは、クロスバーイ
ンターコネクト型のSMPであり、図2に示すマルチプ
ロセッサ装置50とは、クロスバーボードユニットのバ
ックパネルに対するコネクタ接続の方向を異にする。
【0102】このマルチプロセッサ装置50Eは、8枚
のクロスバーボードユニット60E−1〜60E−8
と、第1のバックパネル70Eと、第2のバックパネル
80Eと、16枚のマザーボードユニット51−1〜5
1−16とよりなる。
【0103】クロスバーボードユニット60E−1〜6
0E−8は、ボード61の上面61aの中央に一つのス
イッチング素子63が実装してあり、図11に拡大して
示すように、下面61bのうち長手方向の辺に沿う場所
に、ジャックコネクタ200、201が、接続口側がZ
2方向を向く姿勢で実装してある。
【0104】第1のバックパネル70Eの面73Eに
は、プラグコネクタ202がそのピンがZ2方向を向く
姿勢で実装してある。第2のバックパネル80Eの面8
3Eには、プラグコネクタ203がそのピンがZ2方向
を向く姿勢で実装してある。
【0105】8枚のクロスバーボードユニット60E−
1〜60E−8は、水平の姿勢で、Z1−Z2方向に等
間隔で並んでいる。
【0106】第1のバックパネル70E及び第2のバッ
クパネル80Eは、垂直の姿勢とされて対向している。
クロスバーボードユニット60E−1〜60E−8上の
ジャックコネクタ200、201が夫々第1のバックパ
ネル70E上のプラグコネクタ202及び第2のバック
パネル80E上のプラグコネクタ203と接続してあ
る。マザーボードユニット51−1〜51−8、51−
9〜51−16は、夫々が垂直の姿勢で、第1のバック
パネル70E及び第2のバックパネル80Eにコネクタ
接続されて、X1−X2方向に等間隔で並んでいる。
【0107】ジャックコネクタ200、201のプラグ
コネクタ202、203への接続は、クロスバーボード
ユニット60E−1〜60E−8を矢印C2で示すよう
に、Z2の方向に押し下げることによってなされてい
る。また、ジャックコネクタ200、201のプラグコ
ネクタ202、203からの接続の解除は、クロスバー
ボードユニット60E−1〜60E−8を矢印C1で示
すように、Z1の方向に押し上げることによってなされ
る。
【0108】例えばクロスバーボードユニット60E−
5は、最初に、図11に示すように、矢印C1で示すよ
うにZ1の方向に押し上げて、ジャックコネクタ20
0、201をプラグコネクタ202、203から抜き、
次いで、図10に示すように、矢印D2で示すようにX
2の方向に引き抜くことによって、マルチプロセッサ装
置50Eより取り外される。新たなクロスバーボードユ
ニット60Eは、上記の取り外しとは逆の操作、即ち、
マルチプロセッサ装置50Eの側面側より矢印D2で示
すように挿入し、次いで、矢印C2で示すように押し下
げることによって、取り付けられる。
【0109】よって、クロスバーボードユニット60E
−1〜60E−8のうちの一つのクロスバーボードユニ
ットが故障した場合には、マルチプロセッサ装置50E
を分解せずに、即ち、対向している第1のバックパネル
70E及び第2のバックパネル80Eを移動させたり、
取り外したりせずに、垂直の姿勢とされて対向してい
る。故障したクロスバーボードユニットを新しいクロス
バーボードユニットと交換することが可能となる。よっ
て、マルチプロセッサ装置50Eは、保守作業を少ない
工数で行うことが可能であり、良好な保守性を有する。
【0110】〔第6実施例〕図12は本発明の第6実施
例になるマルチプロセッサ装置50Fを示す。このマル
チプロセッサ装置50Fは、クロスバーインターコネク
ト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ装置
50に、放熱部品210が追加されている構造である。
【0111】放熱部品210は、アルミニウム製であ
り、断面が長方形である中空部211を有する中空状の
部品であり、各クロスバーボードユニット60−1〜6
0−8毎に、その上面に、水平の姿勢で、スイッチング
素子63の上面に接触して設けてある。各放熱部品21
0は、隣り合うクロスバーボードユニット60の間の空
間内に収まっている。中空部211の大きさは、冷却風
の風量と風速の関係により、最適に定めてある。
【0112】マルチプロセッサ装置50Fが組み込まれ
たサーバ内には、冷却ファンが設けてあり、冷却風が符
号212で示すようにX1方向に流れる。よって、冷却
風は、放熱部品210の外周の面及び内周の面に接触し
て流れる。よって、各クロスバーボードユニット60−
1〜60−8上のスイッチング素子63で発生した熱が
効率良く奪われ、スイッチング素子63が効率良く強制
空冷される。
【0113】〔第7実施例〕図13は本発明の第7実施
例になるマルチプロセッサ装置50Gを示す。このマル
チプロセッサ装置50Gは、クロスバーインターコネク
ト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ装置
50に、電源の供給を行う第1の電源ユニット221及
び第2の電源ユニット222を追加して設けてある構成
である。第1の電源ユニット221と第2の電源ユニッ
ト222とは夫々独立しており、第1の電源ユニット2
21は第1のバックパネル70と接続してあり、第2の
電源ユニット222は第1のバックパネル70と接続し
てある。第1の電源ユニット221と第2の電源ユニッ
ト222とは並列に接続されている。また、第1の電源
ユニット221及び第2の電源ユニット222は、一台
でも、マルチプロセッサ装置50G全体を消費電力をま
かなうことが可能である容量を有する。
【0114】第1のバックパネル70、8枚のマザーボ
ードユニット51−1〜51−8、クロスバーボードユ
ニット60−1〜60−8は、第1の電源ユニット22
1から電源を供給されている。第2のバックパネル8
0、8枚のマザーボードユニット51−9〜51−16
は、第2の電源ユニット222から電源を供給されてい
る。ここで、第1の電源ユニット221が故障した場合
には、第1のバックパネル70、8枚のマザーボードユ
ニット51−1〜51−8、クロスバーボードユニット
60−1〜60−8は、第2の電源ユニット222から
電源を供給され、マルチプロセッサ装置50Gは正常に
動作し続ける。第2の電源ユニット222が故障した場
合には、第2のバックパネル80、8枚のマザーボード
ユニット51−9〜51−16は、第1の電源ユニット
221のみから電源を供給され、マルチプロセッサ装置
50Gは正常に動作し続ける。
【0115】〔第8実施例〕図14は本発明の第8実施
例になるマルチプロセッサ装置50Hを示す。このマル
チプロセッサ装置50Hは、クロスバーインターコネク
ト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ装置
50と実質的に同じ構造であり、X1−X2方向の寸法
の大きさが図2に示すマルチプロセッサ装置50より大
きい。
【0116】第1のバックパネル70H及び第2のバッ
クパネル80Hは、X1−X2方向の寸法が図2中のバ
ックパネル70、80より長い。第1のバックパネル7
0Hには、12枚のマザーボードユニット51−1〜5
1−12が垂直の姿勢でコネクタ接続されて、X1−X
2方向に等間隔で並んでいる。第2のバックパネル80
Hには、12枚のマザーボードユニット51−13〜5
1−24が垂直の姿勢でコネクタ接続されて、X1−X
2方向に等間隔で並んでいる。
【0117】8枚のクロスバーボードユニット組立体2
30−1〜230−8は、長方形状であり、水平の姿勢
で、Z1−Z2方向に等間隔で並んでいる。第1のバッ
クパネル70H及び第2のバックパネル80Hは、8枚
のクロスバーボードユニット組立体230−1〜230
−8の両側からコネクタ接続してあり、対向している。
【0118】クロスバーボードユニット組立体230−
1は、図2中のクロスバーボードユニット60−1の長
手方向の両側に、拡張クロスバーボード231,232
を接続して設けた構成である。クロスバーボードユニッ
ト60−1のボード61は、拡張クロスバーボード23
1,232を考慮した配線パターンを有し、拡張クロス
バーボード231,232は、ボード61と似た配線パ
ターンを有する。
【0119】図15に併せて示すように、拡張クロスバ
ーボード231とクロスバーボードユニット60−1と
は、電気的には、平行ボード接続コネクタ装置(スタッ
キングコネクタ装置)240によって接続してあり、機
械的には、上下面より板状の補強金具250、251で
挟んで、ねじ252、253でねじ止めされて接続して
ある。図14は、補強金具250を取り外した状態で示
す。
【0120】スタッキングコネクタ装置240は、フラ
ットケーブル部241と、このフラットケーブル部24
1の両端側の下面に取り付けてあるスタッキング雄コネ
クタ242,243と、拡張クロスバーボード231の
端の上面に固定してあるスタッキング雌コネクタ244
と、ボード61の端の上面に固定してあるスタッキング
雌コネクタ245とよりなる。スタッキング雄コネクタ
242,243が夫々スタッキング雌コネクタ244、
245に接続されている。
【0121】拡張クロスバーボード232とクロスバー
ボードユニット60−1との接続も、上記と同じく、ス
タッキングコネクタ装置240及び補強金具250aに
よってなされている。
【0122】即ち、クロスバーボードユニット組立体2
30−1は、クロスバーボードユニット60−1が長手
方向に、拡張された構造となっている。他のクロスバー
ボードユニット組立体230−2〜230−8も、上記
のクロスバーボードユニット組立体230−1と同じ構
造である。よって、既存のリフロー炉を使用して、X1
−X2方向の寸法が通常より長いバックパネル70H、
80Hに対応したクロスバーボードユニット組立体23
0を製造することが可能である。
【0123】〔第9実施例〕図16は本発明の第9実施
例になるマルチプロセッサ装置50Iを示す。マルチプ
ロセッサ装置50Iは、図14に示すマルチプロセッサ
装置50Hとは、各クロスバーボードユニット60−1
〜60−8の長手方向の片側に配されている拡張クロス
バーボード255が、各クロスバーボードユニット60
−1〜60−8と同じくバックパネル70I、80Iと
コネクタ接続されており、且つ、フレキシブル基板の両
端にコネクタを有するフレキシブルケーブルコネクタ装
置256によって、拡張クロスバーボード255の端部
とバックパネル80Iとコネクタ接続されている構成が
相違する。
【0124】フレキシブルケーブルコネクタ装置256
を利用することによって、拡張クロスバーボード255
のバックパネル80Iとの接続の箇所が通常より一つ多
くなっている。
【0125】〔第10実施例〕図17は本発明の第10
実施例になるマルチプロセッサ装置50Jを示す。この
マルチプロセッサ装置50Jは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ
装置50とは、マザーボードユニット及びバックパネル
が相違する構成である。
【0126】このマルチプロセッサ装置50Jは、8枚
のクロスバーボードユニット60−1〜60−8と、1
6枚のマザーボードユニット51J−1〜51J−16
とよりなる。
【0127】マザーボードユニット51Jは、図2中の
一つのマザーボードユニット51に、短冊状のパネル2
60又は261が接続してある構成である。短冊状のパ
ネル260、261は、図2中の一つのマザーボードユ
ニット51に対応する幅Wを有する。例えば、マザーボ
ードユニット51J−8は、図2中の一つのマザーボー
ドユニット51のY1方向の端に短冊状のパネル260
−8が接続されている構成である。マザーボードユニッ
ト51J−9は、図2中の一つのマザーボードユニット
51のY2方向の端に短冊状のパネル261−9が接続
されている構成である。
【0128】8枚のマザーボードユニット51J−1〜
51J−8は、夫々が垂直の姿勢で、クロスバーボード
ユニット60−1〜60−8に対して矢印Y1方向に挿
入されてプラグインされてコネクタ接続されて、X1−
X2方向に等間隔で並んでいる。残りの8枚のマザーボ
ードユニット51J−9〜51J−16は、夫々が垂直
の姿勢で、クロスバーボードユニット60−1〜60−
8に対して矢印Y2方向に挿入されてプラグインされて
コネクタ接続されて、X1−X2方向に等間隔で並んで
いる。
【0129】並んでいる短冊状のパネル260−1〜2
60−8が、第1のバックパネル70Jを形成してい
る。並んでいる短冊状のパネル261−9〜261−1
6が、第2のバックパネル80Jを形成している。
【0130】このマルチプロセッサ装置50Jは、バッ
クパネル70J、80Jがマザーボードユニットの単位
で短冊状に分割されている構成であり、大型化が容易で
ある。
【0131】また、バックパネルが一枚の構成である場
合は、工場内でのマルチプロセッサ装置の組立ては、図
18に示すように、バックパネル265をその周囲をラ
ックのフレーム266に固定し、クロスバーボードユニ
ット60−1〜60−8を一つずつ矢印E1で示すよう
押して、バックパネル265の面にコネクタ接続させて
行う。ここで、一つのクロスバーボードユニット60に
コネクタが複数あり、全部のコネクタを同時に接続させ
るために、クロスバーボードユニット60−1〜60−
8を強く押す必要がある。このため、この組立て工程に
おいて、バックパネル265が、二点鎖線で示すように
反ってしまう場合がある。よって、場合によっては、こ
の後に、マザーボードユニット51を矢印E2で示すよ
うにプラグイン接続した場合に、マザーボードユニット
51のバックパネル265に対する接続が不完全となる
虞れがあった。
【0132】しかし、本実施例のようにバックパネル7
0J、80Jがマザーボードユニットの単位で短冊状に
分割されている構成である場合には、先ず、8枚のクロ
スバーボードユニット60−1〜60−8をラックのフ
レーム(図示せず)に固定し、この固定してある8枚の
クロスバーボードユニット60−1〜60−8に対して
短冊状のパネル付きのマザーボードユニット51Jをプ
ラグイン接続するため、短冊状のパネルが反ることは起
きない。よって、マザーボードユニット51Jの8枚の
クロスバーボードユニット60−1〜60−8に対する
コネクタ接続は良好になされる。
【0133】〔第11実施例〕図19は本発明の第11
実施例になるマルチプロセッサ装置50Kを示す。この
マルチプロセッサ装置50Kは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、図17に示すマルチプロセッ
サ装置50Kと略同じ構造であり、図2に示すマルチプ
ロセッサ装置50とはバックパネルの構造が相違する構
造である。
【0134】このマルチプロセッサ装置50Kは、8枚
のクロスバーボードユニット60−1〜60−8と、第
1のバックパネル70Kと、第2のバックパネル80K
と、16枚のマザーボードユニット51−1〜51−1
6とよりなる。
【0135】第1のバックパネル70Kは、図17に示
す短冊状のパネル260−1〜260−8よりなり、各
短冊状のパネル260−1〜260−8が独立にクロス
バーボードユニット60−1〜60−8にコネクタ接続
されて、X1−X2方向に並んだ構造である。同じく、
第2のバックパネル80Kは、図16に示す短冊状のパ
ネル261−9〜261−16よりなり、各短冊状のパ
ネル261−9〜261−16が独立にクロスバーボー
ドユニット60−1〜60−8にコネクタ接続されて、
X1−X2方向に並んだ構造である。
【0136】このマルチプロセッサ装置50Kは、バッ
クパネル70K、80Kがマザーボードユニット51の
単位で短冊状に分割されている構成であり、大型化が容
易である。
【0137】また、このマルチプロセッサ装置50Kの
組立ては、先ず、8枚のクロスバーボードユニット60
−1〜60−8をラックのフレーム(図示せず)に固定
し、この固定してある8枚のクロスバーボードユニット
60−1〜60−8に対して短冊状のパネル260−1
〜260−8、261−9〜261−16を1枚ずつコ
ネクタ接続する。よって、完成した第1のバックパネル
70K及び第2のバックパネル80Kは、反りの無い状
態となる。よって、マザーボードユニット51の第1の
バックパネル70K及び第2のバックパネル80Kに対
するコネクタ接続は良好になされる。
【0138】〔第12実施例〕図20は本発明の第12
実施例になるマルチプロセッサ装置50Lを示す。この
マルチプロセッサ装置50Lは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ
装置50とはバックパネルの構造が相違する構造であ
る。
【0139】このマルチプロセッサ装置50Lは、8枚
のクロスバーボードユニット60−1〜60−8と、第
1のバックパネル70Lと、第2のバックパネル80L
と、16枚のマザーボードユニット51−1〜51−1
6とよりなる。
【0140】第1のバックパネル70Lは、一つのクロ
スバーボードユニット60に対応するX1−X2方向に
長い短冊状のパネル270−1〜270−8が独立にク
ロスバーボードユニット60−1〜60−8にコネクタ
接続されて、Z1−Z2方向に並んだ構造である。第2
のバックパネル80Lは、一つのクロスバーボードユニ
ット60に対応するX1−X2方向に長い短冊状のパネ
ル280−1〜280−8が独立にクロスバーボードユ
ニット60−1〜60−8にコネクタ接続されて、Z1
−Z2方向に並んだ構造である。
【0141】各マザーボードユニット51−1〜51−
8は、短冊状のパネル270−1〜270−8を跨いで
いる。各マザーボードユニット51−9〜51−16
は、短冊状のパネル280−1〜280−8を跨いでい
る。
【0142】このマルチプロセッサ装置50Lは、バッ
クパネル70L、80Lがクロスバーボードユニット6
0の単位で短冊状に分割されている構成であり、大型化
が容易である。
【0143】クロスバーボードユニット60−1〜60
−8と、第1のバックパネル70Lと、第2のバックパ
ネル80Lとが、マルチプロセッサ装置50Lの芯の部
分を形成するクロスバーボードユニット・バックパネル
組立体300を構成する。
【0144】また、電圧V1を出力する電源ユニット2
90と、電圧V2を出力する電源ユニット291とが設
けてある。電源ユニット290は、偶数番の短冊状のパ
ネル270−2、270−4、270−6、270−
8、280−2、280−4、280−6、280−8
に接続してある。電源ユニット291は、奇数番の短冊
状のパネル270−1、270−3、270−5、27
0−7、280−1、280−3、280−5、280
−7に接続してある。また、各マザーボードユニット5
1−1〜51−16は、電源層を二つ有する構成であ
る。
【0145】各マザーボードユニット51−1〜51−
16には、その一の電源層には電圧V1が加えられ、別
の電源層には電圧V2が加えられる。即ち、各マザーボ
ードユニット51−1〜51−16には、異なる二つの
電圧が加えられる。よって、各マザーボードユニット5
1−1〜51−16には、動作電圧がV1である半導体
素子と動作電圧がV2である半導体素子とが混在して実
装される。
【0146】次に、上記のクロスバーボードユニット・
バックパネル組立体300の変形例について説明する。
【0147】図21は、第1の変形例になるクロスバー
ボードユニット・バックパネル組立体300Aを示す。
このクロスバーボードユニット・バックパネル組立体3
00Aは、クロスバーボード・短冊状パネル組立体30
1−8〜301−1が、そのクロスバーボード60の四
隅の孔302を四方に配されたガイドポール303−1
〜303−4に嵌合させて積み重ねられており、ガイド
ポール303−1〜303−4によって積み重ねられた
状態に固定されている構造である。
【0148】クロスバーボード・短冊状パネル組立体3
01−1は、クロスバーボードユニット60−1と、こ
れを両側に挟むようにコネクタ接続してある短冊状のパ
ネル270−1及び280−1とよりなる構造である。
他のクロスバーボード・パネル組立体301−2〜30
1−8も同様の構成である。
【0149】また、ガイドポール303−1〜303−
4はアルミニウム製であり、電源ユニット304がガイ
ドポール303−1〜303−4に接続してある。クロ
スバーボード60には、孔302に臨む部位に端子部材
305が設けてあり、積み重ねられた状態では、端子部
材305がガイドポール303−1〜303−4と接触
してある。よって、電源ユニット304からの電圧が、
全部のクロスバーボードユニット60−1〜60−8に
ガイドポール303−1〜303−4を介して効率的に
加えられ、更には、バックパネル70L、80Lに効率
的に加えられる。このため、この構成は、クロスバーボ
ードユニット60−1〜60−8への供給電力が大きい
ものである場合、及び、バックパネル70L、80Lへ
の供給電力が大きいものである場合に適用して有効であ
る。即ち、クロスバーボードユニット60−1〜60−
8上での電圧降下、及びバックパネル70L、80L上
での電圧降下を抑制することが可能である。
【0150】図22は、第2の変形例になるクロスバー
ボードユニット・バックパネル組立体300Bを示す。
複数のガイドレール310が、クロスバーボード・短冊
状パネル組立体301に対応した配置で固定してある。
クロスバーボード・短冊状パネル組立体301−1〜3
01−8は、その両側の短冊状のパネル270−1〜2
70−8及び280−1〜280−8の上下の縁を、ガ
イドレール310に嵌合されて支持されて、積み重ねら
れた状態に配置されている構造である。
【0151】短冊状のパネル270−1〜270−8
は、平面状に並んで、第1のバックパネル70Lを形成
する。短冊状のパネル280−1〜280−8は、平面
状に並んで、第2のバックパネル80Lを形成する。
【0152】各ガイドレール310には、ばね性を有す
る電源供給端子311が組み込まれており、電源ユニッ
ト312が電源供給端子311に接続されている。よっ
て、電源ユニット312からの電圧が、ガイドレール3
10内の電源供給端子311を通して全部の短冊状のパ
ネル270−1〜270−8及び280−1〜280−
8に加えられており、バックパネル70L、80L上で
の電圧降下の発生が抑制できるようになっている。
【0153】また、矢印G2方向に引くことによって、
クロスバーボード・短冊状パネル組立体301−1〜3
01−8のうち任意のクロスバーボード・短冊状パネル
組立体301だけを引き出すことが可能である。よっ
て、故障した場合に、故障したクロスバーボード・短冊
状パネル組立体の交換を容易に行うことが可能であり、
クロスバーボードユニット・バックパネル組立体300
Bは保守が容易である。
【0154】〔第13実施例〕図23は本発明の第13
実施例になるマルチプロセッサ装置50Mを示す。この
マルチプロセッサ装置50Mは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、図2に示すマルチプロセッサ
装置50とはバックパネルが相違する。
【0155】第1のバックパネル70Mは、格子状のフ
レーム320に、第1のバックパネル70Mの1/4の
大きさである小パネル321を、X1−X2方向及びZ
1−Z2方向に2つづつ並べて配されている構成であ
る。第2のバックパネル80Mは、格子状のフレーム3
30に、第2のバックパネル80Mの1/4の大きさで
ある小パネル331を、X1−X2方向及びZ1−Z2
方向に2つづつ並べて配されている構成である。
【0156】第1のバックパネル70Mを構成する各小
パネル321には、フレーム320を通して電圧が供給
される。第2のバックパネル80Mを構成する各小パネ
ル331には、フレーム330を通して電圧が供給され
る。
【0157】小パネル321、331をX1−X2方向
及びZ1−Z2方向に並べる数を多くすることで、第1
のバックパネル70M、第2のバックパネル80Mの大
きさを大きくすることが可能である。
【0158】なお、小パネル321、331は、マザー
ボードユニットとクロスバーボードユニットを接続する
コネクタを1つ搭載した最小の大きさとすることも可能
である。
【0159】図24は小パネル321上の第1のコネク
タ接続部分95Mの構造を示す。小パネル321は、フ
レーム320に対してX−Z面内で少し変位可能である
状態、即ち、フロウティング状態で支持されている。面
321aには、マザーボード51−1が接続されるプラ
グコネクタ72Mが実装してあり、面321bには、ク
ロスバーボードユニット60−1が接続されるプラグコ
ネクタ74Mが実装してある。プラグコネクタ72Mと
プラグコネクタ74Mとの間は、小パネル321内の配
線パターンによって接続されている。
【0160】340はガイドピンであり、小パネル32
1のうちプラグコネクタ72Mとプラグコネクタ74M
との間の位置にこれを貫通して固定してある。340a
は、Y2方向に突き出しているガイドピン部であり、3
40bは、Y1方向に突き出しているガイドピン部であ
る。プラグコネクタ72Mの隣にガイド筒部341が設
けてある。プラグコネクタ74Mの隣にガイド筒部34
2が設けてある。ガイドピン部340aとガイド筒部3
41とは、Z1−Z2方向上、プラグコネクタ72Mの
両側に配されている。ガイドピン部340bとガイド筒
部342とは、X1−X2方向上、プラグコネクタ74
Mの両側に配されている。
【0161】マザーボード51−1の端のジャックコネ
クタ55Mは、Z1−Z2方向上の両側に、ガイド筒部
343とガイドピン344とを有する。クロスバーボー
ドユニット60−1上のジャックコネクタ64Mは、X
1−X2方向上の両側に、ガイド筒部345とガイドピ
ン346とを有する。
【0162】マルチプロセッサ装置50Mを組立てる作
業において、クロスバーボードユニット60−1をB方
向に移動させて第1のバックパネル70Mにコネクタ接
続させるとき、最初にガイドピン346がガイド筒部3
42に嵌合し、続いてガイド筒部345がガイドピン部
340bと嵌合して、小パネル321がX−Z面内で適
宜動かされて、プラグコネクタ74Mがジャックコネク
タ64Mに正しく対向する。よって、ジャックコネクタ
64Mがプラグコネクタ74Mに正常に接続される。
【0163】また、マザーボード51−1をプラグイン
接続をする場合には、ガイドピン344がガイド筒部3
41に嵌合し、且つガイド筒部343がガイドピン部3
40aと嵌合して、小パネル321がX−Z面内で適宜
動かされて、プラグコネクタ72Mがジャックコネクタ
554Mに正しく対向する。よって、ジャックコネクタ
55Mがプラグコネクタ72Mに正常に接続される。
【0164】よって、小パネル321のフレーム320
上の位置を精度良く定める必要がなく、よって、第1の
バックパネル70Mは組立てがし易い。同じく、第2の
バックパネル80Mも組立てがし易い。
【0165】図25は、第1の変形例になる第1のコネ
クタ接続部分95M−1の構造を示す。小パネル321
上のプラグコネクタ72M、74Mは、夫々一対のガイ
ドピン347a,348aを有し、クロスバーボードユ
ニット60−1上のジャックコネクタ64Mは一対のガ
イド筒部348bを有し、マザーボード51−1上のジ
ャックコネクタ64Mは一対のガイド筒部347bを有
する。ガイド筒部348bがガイドピン348aと嵌合
して、ジャックコネクタ64Mとプラグコネクタ74M
とが位置合わせされる。ガイド筒部347bがガイドピ
ン347aと嵌合して、ジャックコネクタ55Mとプラ
グコネクタ72Mとが位置合わせされる。
【0166】図26は、第2の変形例になる第1のコネ
クタ接続部分95M−2の構造を示す。小パネル321
上のプラグコネクタ72Mに関連して一対のガイド筒部
350が設けてあり、及びプラグコネクタ74Mに関連
して一対のガイド筒部351が設けてある。ガイド筒部
350は、プラグコネクタ72Mが実装してある面32
1aとは反対側の面321b上に設けてある。ガイド筒
部351は、プラグコネクタ74Mが実装してある面3
21bとは反対側の面321a上に設けてある。クロス
バーボードユニット60−1上のジャックコネクタ64
Mは一対のガイドピン352を有し、マザーボード51
−1上のジャックコネクタ64Mは一対のガイドピン3
53を有する。ガイドピン352、353は、小パネル
321を貫通するだけの長さを有する。
【0167】ガイドピン352が小パネル321を貫通
してガイド筒部351と嵌合して、ジャックコネクタ6
4Mとプラグコネクタ74Mとが位置合わせされる。ま
た、ガイドピン353が小パネル321を貫通してガイ
ド筒部350と嵌合して、ジャックコネクタ55Mとプ
ラグコネクタ72Mとが位置合わせされる。
【0168】〔第14実施例〕図27は本発明の第14
実施例になるマルチプロセッサ装置50Nを示す。この
マルチプロセッサ装置50Nは、図23に示すマルチプ
ロセッサ装置50Mと略同じ構造であり、隣合う小パネ
ル321a,321b間がフレキシブルコネクタ360
によって接続してあり、X2方向端側の小パネル321
のX2方向端に電源供給用コネクタ361が実装してあ
る構成である。各小パネル321a,321bには、電
源供給用パターン362a、362bが形成してある。
【0169】電源は、コネクタ361に入り、電源供給
用パターン362a、フレキシブルコネクタ360、電
源供給用パターン362bを経て、供給先に供給され
る。
【0170】上記のマルチプロセッサ装置50Nは、電
源をX2方向端側から供給される構成である。
【0171】〔第15実施例〕図28は本発明の第15
実施例になるマルチプロセッサ装置50Pを示す。この
マルチプロセッサ装置50Pは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、二つの格子状の電源供給フレ
ーム370、371と、2枚のクロスバーボードユニッ
ト60−1、60−2と、4つのマザーボードユニット
51−1〜51−4とを有する。電源供給フレーム37
0、371には、クロスバーボードユニット用のコネク
タ372及びマザーボードユニット用のコネクタ373
が設けてある。
【0172】電源供給フレーム370、371が対向し
て配置してあり、2枚のクロスバーボードユニット60
−1、60−2はそのコネクタ375をコネクタ372
に接続されて二つの格子状のフレーム370、371の
間に水平の姿勢で設けてあり、マザーボードユニット5
1−1、51−2はそのコネクタ376をコネクタ37
3に接続されて垂直の姿勢で格子状のフレーム370に
支持されており、マザーボードユニット51−3、51
−4は同じくそのコネクタ376をコネクタ373に接
続されて垂直の姿勢で格子状のフレーム371に支持さ
れている。マザーボードユニット51−1〜51−4と
クロスバーボードユニット60−1、60−2との間
が、フレキシブルケーブルの両端にコネクタを有するフ
レキシブルケーブルコネクタ378によって接続されて
いる。このマルチプロセッサ装置50Pはバックパネル
を有しない。
【0173】このマルチプロセッサ装置50Pでは、各
マザーボードユニット51−1〜51−4とクロスバー
ボードユニット60−1、60−2との間に延在してい
る全部の信号線の長さが等しい。よって、クロスバーボ
ードユニット60の等長構造の効果は少しも損なわれ
ず、よって、マルチプロセッサ装置50Pは理想的なS
MPとなっている。
【0174】また、モータ駆動ファン380、381
が、マルチプロセッサ装置50PのY1−Y2方向上の
両側に設けてある。ファン380は、符号382で示す
ようにマルチプロセッサ装置50P内に送風し、ファン
381はマルチプロセッサ装置50Pの内部の空気を吸
い出して外に吐き出す。バックパネルが存在しないた
め、空気は、符号382で示すようにクロスバーボード
ユニット60−1、60−2上も流れ、マルチプロセッ
サ装置50Nは効率良く強制空冷される。
【0175】〔第16実施例〕図29は本発明の第16
実施例になるマルチプロセッサ装置50Qを示す。この
マルチプロセッサ装置50Qは、クロスバーインターコ
ネクト型のSMPであり、マザーボードユニットが片面
側にだけプラグインコネクトしてある構成である。図2
9中、図2に示す構成と対応する部分には、同じ符号を
付す。
【0176】このマルチプロセッサ装置50Qは、8枚
のクロスバーボードユニット60−1〜60−8と、各
クロスバーボードユニット60−1〜60−8の一の辺
61にコネクタによって接続してある第1のバックパネ
ル70と、この第1のバックパネル70と対向して、各
クロスバーボードユニット60−1〜60−8の一の辺
61にコネクタによって接続してある第2のバックパネ
ル80Qと、第1のバックパネル70にコネクタによっ
て接続してある8枚のマザーボードユニット51−1〜
51−8とよりなる。
【0177】第2のバックパネル80Qには、マザーボ
ードユニットは接続されていない。第2のバックパネル
80Qは、縦及び斜めに延在する配線パターンを有し、
専ら異なるクロスバーボードユニット60−1〜60−
8間を接続する役割を有する。
【0178】上記の第2のバックパネル80Pを有しな
い従来の構造にあっては、異なるクロスバーボードユニ
ット60−1〜60−8間の接続は、マザーボードユニ
ット51によってなされており、マザーボード51の配
線パターンの数が多くなっていた。そこで、上記実施例
のように、第2のバックパネル80Qを設けて、この第
2のバックパネル80Qによってクロスバーボードユニ
ット60−1〜60−8間を接続するようにすることに
よって、各マザーボード51については、配線パターン
の数が減らされている。
【0179】第2のバックパネル80P上にマザーボー
ドユニットは接続されていない構造のマルチプロセッサ
装置50Pにおいても、先に説明した第2のバックパネ
ルにマザーボードユニットがプラグイン接続されている
構成の各種の構造は適用可能である。
【0180】〔第17実施例〕図30は本発明の第17
実施例になるマルチプロセッサ装置50Rを示す。この
マルチプロセッサ装置50Rは、図19に示すマルチプ
ロセッサ装置50Kより、第2のバックパネル80Kと
マザーボードユニット51−9〜51−16とが取り除
かれている構成である。
【0181】マルチプロセッサ装置50Rは、8枚のク
ロスバーボードユニット60−1〜60−8と、一つバ
ックパネル70Kと、8枚のマザーボードユニット51
−1〜51−8とよりなる。第1のバックパネル70K
は、短冊状のパネル260−1〜260−8よりなる。
【0182】上記のマルチプロセッサ装置50Rは、バ
ックパネルが一つであるマルチプロセッサ装置に、図1
9に示すクロスバーボードユニットの両側にバックパネ
ルを有する構造のマルチプロセッサ装置50Kの構造を
適用した実施例である。
【0183】バックパネルが一つであるマルチプロセッ
サ装置は、図8から図28に示すマルチプロセッサ装置
の構造を適用して構成することも可能である。
【0184】次に、図2に示すマルチプロセッサ装置5
0の中心の骨組み部分を構成するクロスバーボードユニ
ット・バックパネル組立体88を組立てる複数の方法に
ついて説明する。
【0185】〔第1の組立て方法〕図31(A)、
(B)は、第1の組立て方法を示す。固定台401と可
動台402とを有する組立て装置400を使用する。先
ず、第1のバックパネル70にクロスバーボードユニッ
ト60−1〜60−5をコネクタ接続し、クロスバーボ
ードユニット60−1〜60−5がコネクタ接続された
第1のバックパネル70を、固定台400にセットして
固定する。次いで、第2のバックパネル80をX−Z面
内で可動台402にセットし、第1のバックパネル70
と対向させて支持する。次いで、第2のバックパネル8
0を可動台402と共に矢印403の方向に移動させ
て、第2のバックパネル80を第1のバックパネル70
に近づけ、第2のバックパネル80をクロスバーボード
ユニット60−1〜60−5とコネクタ接続させる。
【0186】ここで、第2のバックパネル80には弾性
物質製の枠部材410が取り付けてあり、第2のバック
パネル80の周囲は弾性物質製の枠部材410によって
囲まれている。
【0187】第2のバックパネル80は、枠部材410
を支持されて可動台402に取り付けてある。よって、
弾性物質製の枠部材410が適宜変形することによっ
て、第2のバックパネル80は可動台402に対してX
1−X2方向及びZ1−Z2方向に少し変位しうる状
態、即ち、少しの自由度を有している状態にある。
【0188】よって、第2のバックパネル80上のコネ
クタがクロスバーボードユニット60−1〜60−5の
端のコネクタに接続される過程で、第2のバックパネル
80は、第2のバックパネル80上のコネクタとクロス
バーボードユニット60−1〜60−5の端のコネクタ
との位置のずれに応じてX−Z面内で適宜動かされて、
第2のバックパネル80上のコネクタがクロスバーボー
ドユニット60−1〜60−5の端のコネクタに円滑に
嵌合して、正常に接続される。
【0189】なお、第2のバックパネル80の重量は枠
部材410を介して可動台402によって支えられてい
る。よって、第2のバックパネル80の重量は枠部材4
10によって受けられており、接続されるコネクタに
は、第2のバックパネル80の重量が作用せず、コネク
タは破損しない。
【0190】〔第2の組立て方法〕図32(A)、
(B)は、第2の組立て方法を示す。第2のバックパネ
ル80はフロート410に固定してあり、フロート41
0は水412が入っている浅い広い水槽411内に入っ
ている。第2のバックパネル80をフロート410と共
に矢印413の方向に移動させて、第2のバックパネル
80をクロスバーボードユニット60−1〜60−5と
コネクタ接続させる。
【0191】ここで、第2のバックパネル80の重量は
フロート410が受ける浮力の分軽くなっており、第2
のバックパネル80がX1−X2方向及びZ1−Z2方
向に適宜変位されて、第2のバックパネル80上のコネ
クタがクロスバーボードユニット60−1〜60−5の
端のコネクタと円滑に嵌合して接続される。
【0192】上記の浮力を空気圧により得るようにして
もよい。
【0193】次に、クロスバーボードユニット・バック
パネル組立体88の変形例について説明する。
【0194】〔第1の変形例〕図33は第1の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−1を示す。同図に示すように、クロスバーボードユ
ニット・バックパネル組立体88−1は、台420上
に、第1のバックパネル70とこれにコネクタ接続して
あるクロスバーボードユニット60−1〜60−5とが
収められているシェルフ419、及び駆動ベルト機構4
21を有し、且つ、第2のバックパネル80が駆動ベル
ト機構421に取り付けてある構成である。
【0195】駆動ベルト機構421は、モータ422が
ベルト423を駆動する構成である。第2のバックパネ
ル80は、その下端をベルト423に固定されており、
垂直の姿勢となっている。
【0196】組立体88−1の組立ては、モータの駆動
力を利用してなされる。即ち、駆動ベルト機構421が
動作され、ベルト423が駆動され、第2のバックパネ
ル80がY1方向に移動され、クロスバーボードユニッ
ト60とコネクタ接続され、組立体88−1が組立てら
れて完成する。
【0197】マルチプロセッサ装置の保守を行うときに
は、駆動ベルト機構421を動作させベルト423を第
2のバックパネル80をY2方向に移動させるように駆
動させる。これによって、第2のバックパネル80のク
ロスバーボードユニット60に対するコネクタ接続が解
除され、第2のバックパネル80がクロスバーボードユ
ニット60から離され、保守が可能となる。
【0198】〔第2の変形例〕図34は第2の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−2を示す。同図に示すように、クロスバーボードユ
ニット・バックパネル組立体88−2は、台430上
に、第1のバックパネル70とこれにコネクタ接続して
あるクロスバーボードユニット60−1〜60−5とが
収められているシェルフ419、及び駆動台車431を
有し、且つ、第2のバックパネル80が駆動台車431
に取り付けてある構成である。
【0199】駆動台車431は、車体432の下側のモ
ータ433が車輪434を駆動する構成である。第2の
バックパネル80は、その下端を車体432に固定され
ており、垂直の姿勢となっている。
【0200】駆動台車431が駆動され、第2のバック
パネル80がY1方向に移動され、クロスバーボードユ
ニット60とコネクタ接続され、組立体88−2が組立
てられて完成する。
【0201】マルチプロセッサ装置の保守を行うときに
は、駆動台車431が駆動され、第2のバックパネル8
0がY2方向に移動され、第2のバックパネル80のク
ロスバーボードユニット60に対するコネクタ接続が解
除され、第2のバックパネル80がクロスバーボードユ
ニット60から離され、保守が可能となる。
【0202】〔第3の変形例〕図35(A)は第3の変
形例になるクロスバーボードユニット・バックパネル組
立体88−3を示す。クロスバーボードユニット・バッ
クパネル組立体88−3は、キャスタ440付きの台座
441上に、クロスバーボードユニット60−1〜60
−5とコネクタ接続された第1のバックパネル70及び
第2のバックパネル80とが収められているシェルフ4
19が搭載してある構造である。
【0203】クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体88−3をキャスタ付きの構造としたことにとも
なって、サーバ450は、図35(B)に示すように、
筐体が二つに分割されており、二つの筐体451、45
2が合わさっている構成であり、筐体452は、その下
部に、上記の組立体88−3に対応した大きさの空間部
453を有する。
【0204】組立体88−3は、図35(C)に示すよ
うに空間部453の内部に収められて固定してある。こ
の組立体88−3に対して、マザーボードユニット51
がプラグイン実装してあり、マルチプロセッサ装置50
が構成されている。
【0205】マルチプロセッサ装置50の保守は、筐体
452を動かし、マザーボードユニット51を抜き取
り、キャスタ440を床面を転がして、クロスバーボー
ドユニット・バックパネル組立体88−3を空間部45
3から取り出して行う。
【0206】組立体88−3のサーバ450からの取り
出しは、キャスタ440を利用して作業性良く行われ
る。また、点検を完了した後の、組立体88−3のサー
バ450への取り付けも、キャスタ440を利用して作
業性良く行われる。
【0207】〔第4の変形例〕図36(A)は第4の変
形例になるクロスバーボードユニット・バックパネル組
立体88−4のうちのクロスバーボードユニット60と
第1のバックパネル70とのコネクタ接続部分を示す。
クロスバーボードユニット60には、形状記憶合金製の
連結用ピン460がY2方向に突き出して固定してあ
る。この連結用ピン460には、マルチプロセッサ装置
が動作することによって上昇した温度T1℃において、
先端が上方(Z1方向)に屈曲するように形状が記憶さ
れている。連結用ピン460は、常温では真っ直ぐであ
り、温度が上昇してT1℃となると、図36(D)に符
号462で示すように、先端が上方に屈曲する。連結用
ピン460に対応して、第1のバックパネル70上に
は、連結用ブロック461が固定してある。この連結用
ブロック461は、図36(B)に併せて示すように、
連結用ピン460が挿入される孔461aと、孔461
aの奥の係止部461bとを有する。
【0208】組立体88−4は、クロスバーボードユニ
ット60と第1のバックパネル70とが、ジャックコネ
クタ64とプラグコネクタ74とを接続されて、且つ、
図36(C)に示すように、連結用ピン460が連結用
ブロック461の孔461a内に挿入されて組み合わさ
れて、組立てられる。
【0209】組立てした後に、マルチプロセッサ装置が
最初に動作され、温度が上昇してT1℃に到ると、連結
用ピン460は、図36(D)に符号462で示すよう
に、先端が上方に屈曲して係止部461bを係止する。
この後は、連結用ピン460はこの形状を保ち、クロス
バーボードユニット60と第1のバックパネル70とは
しっかりと連結される。
【0210】〔第5の変形例〕図37は第5の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−5を示す。組立体88−5は、シェルフ419のY
2方向の面に第1のバックパネル70が取り付けてあ
り、クロスバーボードユニット60−1〜60−5がこ
の第1のバックパネル70にコネクタ接続されてシェル
フ419内に収まっており、第2のバックパネル80
が、クロスバーボードユニット60−1〜60−5とコ
ネクタ接続されてシェルフ419のY2方向の面に取り
付けてある構成である。
【0211】組立体88−5は、第1のバックパネル7
0及びクロスバーボードユニット60−1〜60−5が
取り付けてあるシェルフ419に対して、最後に第2の
バックパネル80を取り付けて製造される。
【0212】シェルフ419の4つのコーナ部には、発
光体470が取り付けてある。第2のバックパネル80
には、4つのコーナ部に、受光体471が取り付けてあ
る。第2のバックパネル80は、各受光体471が発光
体470からの光を等しく受光している状態に位置を調
整されて取り付けられる。よって、第2のバックパネル
80は、クロスバーボードユニット60−1〜60−5
と円滑にコネクタ接続される。
【0213】〔第6の変形例〕図38は第6の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−6のうちのクロスバーボードユニット60と第1の
バックパネル70とのコネクタ接続部分を示す。クロス
バーボードユニット60には、ピン480がクロスバー
ボードユニット60のY2方向の縁よりY2方向に所定
寸法L10突き出して設けてある。第1のバックパネル
70には、ピン480に対応する箇所に貫通孔481が
形成してある。
【0214】クロスバーボードユニット60は、Y2方
向に押して、ジャックコネクタ64をプラグコネクタ7
4に接続させて、第1のバックパネル70と接続され
る。このとき、ピン480は、貫通孔481を通って第
1のバックパネル70のY2方向の面に突き出す。
【0215】ジャックコネクタ64及びプラグコネクタ
74は第1のバックパネル70の裏側に位置しており、
外部からは見えず、ジャックコネクタ64のプラグコネ
クタ74への接続を目視で確認することは困難である。
しかし、ピン480の第1のバックパネル70からの突
き出し長さL11を確認することによって、ジャックコ
ネクタ64がプラグコネクタ74と正常に接続されてい
ることが間接的に確認出来る。突き出し長さL11を確
認し易いように、ピン480に目盛りをつけてもよい。
【0216】また、ピン480は、ジャックコネクタ6
4がプラグコネクタ74に接続を開始する前に、貫通孔
481に嵌合して、ジャックコネクタ64をプラグコネ
クタ74の位置に合わせるガイドの役割も有する。
【0217】〔第7の変形例〕図39は第7の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−7のうちのクロスバーボードユニット60と第1の
バックパネル70とのコネクタ接続部分を示す。この組
立体88−7は、図38に示す第6の変形例になる組立
体88−6の変形例的なものである。
【0218】クロスバーボードユニット60には、所定
位置にピン490が立ててある。シェルフ419には、
目盛り板491が設けてある。
【0219】クロスバーボードユニット60が第1のバ
ックパネル70と接続された状態で、ピン490の目盛
り板491上の位置を確認することによって、ジャック
コネクタ64のプラグコネクタ74への接続状態が間接
的に確認される。
【0220】〔第8の変形例〕図40は第8の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−8を示す。組立体88−8は、第1のバックパネル
70と、クロスバーボードユニット60−1〜60−5
と、第2のバックパネル80とを有する構成である。
【0221】第2のバックパネル80には、複数のロー
ドセル500が、面全体にマトリクス状に分散して設け
てある。各ロードセル500は、第2のバックパネル8
0がクロスバーボードユニット60−1〜60−5にコ
ネクタ接続されるときに受ける抵抗力を検知する。各ロ
ードセル500は荷重制御装置510に接続してある。
【0222】520は加圧装置であり、油圧式の押し部
521が複数設けてある。この油圧式の押し部521
は、荷重制御装置510によって独立に制御される。
【0223】組立体88−8を組立てるときに、第2の
バックパネル80は、複数の油圧式の押し部521によ
って、複数の箇所を押されて、クロスバーボードユニッ
ト60−1〜60−5とコネクタ接続される。加圧装置
520は、高い抵抗力を検知しているロードセル500
の付近(例えば、第2のバックパネル80の中央部分)
を押している押し部521は、他の部分を押している押
し部521より強い押し力を発生するように動作する。
これによって、第2のバックパネル80の全部のコネク
タがクロスバーボードユニット60−1〜60−5と正
常にコネクタ接続される。
【0224】なお、押し部521は、空気圧式でもよ
い。
【0225】〔第9の変形例〕図41は第9の変形例に
なるクロスバーボードユニット・バックパネル組立体8
8−9を示す。組立体88−8は、第1のバックパネル
70と、クロスバーボードユニット60−1〜60−3
と、第2のバックパネル80とを有する構成である。
【0226】クロスバーボードユニット60−1〜60
−3の長手方向の両端の上下面には、整列用コネクタ5
30が実装してある。540はクロスバーボードユニッ
ト組立体であり、クロスバーボードユニット60−1〜
60−3がその整列用コネクタ530を接続させて重な
っている構成である。クロスバーボードユニット60−
1〜60−3は、その長手方向の両端側をコネクタ接続
されており、Z方向の間隔の寸法S、及び相互の位置関
係は、精度良く定まっている。
【0227】組立体88−8は、クロスバーボードユニ
ット組立体540に対して、この両側から、第1のバッ
クパネル70と第2のバックパネル80とがコネクタ接
続された構成である。
【0228】ここで、組立体540は、その両側のジャ
ックコネクタ64、65が精度良く配置されている。よ
って、第1のバックパネル70を組立体540に取り付
けるとき、プラグコネクタ74はジャックコネクタ64
に円滑に嵌合する。同じく、第2のバックパネル80を
組立体540に取り付けるとき、バックパネル上のプラ
グコネクタはジャックコネクタ65に円滑に嵌合する。
【0229】本発明は、 更に、本実施の形態は、以下
の付記1乃至21の発明も開示するものである。
【0230】(付記1) 複数のバックパネルが、信号
を制御するためのスイッチング素子が実装されているク
ロスバーボードユニットの異なる縁に、コネクタによっ
て接続してあり、前記複数のバックパネルの夫々に、情
報処理を行う半導体素子が実装されているマザーボード
が、コネクタによって接続してある構成としたことを特
徴とした情報処理装置。
【0231】信号の伝送距離が、従来に比べてケーブル
の長さ分短くなり、よって、信号の伝送ひずみが発生し
にくくなり、よって、信号の転送レートを低く抑えなけ
ればならないという従来の制限が緩和され、従来に比べ
て信号の転送レートを上げることが出来、この結果、従
来に比べて情報の処理を高速で行うことが出来る。ま
た、ケーブルが使用されていないため、情報処理装置を
小型に構成出来る。さらには、ケーブルの接続不良に伴
う故障がないため、信頼性の向上を図ることが出来る。
【0232】(付記2) 夫々にスイッチング素子が実
装してある複数のクロスバーボードユニットと、各クロ
スバーボードユニットの異なる縁にコネクタによって接
続してある複数のバックパネルとよりなる構成のクロス
バーボードユニット・バックパネル組立体と、情報処理
を行う半導体素子が実装してあり、該クロスバーボード
ユニット・バックパネル組立体の各バックパネルにコネ
クタによって接続されて整列してある複数のマザーボー
ドとよりなる構成としたことを特徴とした情報処理装
置。
【0233】従来に比べて情報の処理を高速で行うこと
が出来、且つ、情報処理装置を小型に構成出来、更には
信頼性の向上を図ることが出来る。
【0234】(付記3) 付記1又は付記2記載の情報
処理装置において、該クロスバーボードユニットは、上
記スイッチング素子と各コネクタとを結ぶ配線パターン
を有し、該配線パターンは、各配線パターンの長さが等
しいように形成してある構成としたことを特徴とした情
報処理装置。
【0235】異なるマザーボード間の信号の伝送距離が
等しくなり、よって、マルチプロセッサの場合には、理
想的なSMPが実現できる。
【0236】(付記4) 付記1又は付記2記載の情報
処理装置において、上記クロスバーボードユニットは、
長方形状を有し、上記バックパネルが、上記クロスバー
ボードユニットの長手方向の縁にコネクタによって接続
してあり、対向している構成としたことを特徴とした情
報処理装置。
【0237】情報処理装置を小型に構成することが出来
る。
【0238】(付記5) 付記4記載の情報処理装置に
おいて、上記クロスバーボードユニットは、接続される
面を該クロスバーボードユニットの面の側に有するコネ
クタを有し、上記バックパネルは、接続される面を該バ
ックパネルの面に垂直の面の側に有するコネクタを有
し、該クロスバーボードユニットがその面に垂直の方向
に移動されて、コネクタが接続される構成としたことを
特徴とした情報処理装置。
【0239】クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体を分解せずに、クロスバーボードユニットの交換
を行うことが出来、保守性の向上を図ることが出来る。
【0240】(付記6) 付記4記載の情報処理装置に
おいて、上記クロスバーボードユニットの長手方向上の
端側に、拡張クロスバーボードを有する構成としたこと
を特徴とした情報処理装置。
【0241】特別に長いクロスバーボードユニットを製
造するためには特別の設備が必要となるけれども、拡張
クロスバーボードを追加して設けることによって、クロ
スバーボードユニットの製造設備については、既存の設
備をそのまま使用することが出来る。
【0242】(付記7) 付記1又は付記2記載の情報
処理装置において、上記クロスバーボードユニットは、
多角形状を有し、バックパネルがクロスバーボードユニ
ットの異なる縁にコネクタによって接続してあり、三つ
以上である構成としたことを特徴とした情報処理装置。
【0243】小型化を維持しつつ、マザーボードの総数
を増やすことが出来、情報処理の能力を向上を図ること
が出来る。
【0244】(付記8) 付記1又は付記2記載の情報
処理装置において、上記各バックパネルは、マザーボー
ドに対応して複数に分割されている複数の細長いパネル
が並んだ構成であり、各細長いパネルが複数のクロスバ
ーボードユニットを跨いでいる構成としたことを特徴と
した情報処理装置。
【0245】細長いパネルのクロスバーボードユニット
へのコネクタによる接続を円滑に行うことが出来、よっ
て、情報処理装置の組立てを円滑に行うことが出来る。
【0246】(付記9) 付記1又は付記2記載の情報
処理装置において、上記バックパネルは、クロスバーボ
ードユニットに対応して複数に分割されている複数の細
長いパネルが並んだ構成であり、上記各マザーボード
が、上記複数の細長いパネルを跨いでいる構成としたこ
とを特徴とした情報処理装置。
【0247】細長いパネルのクロスバーボードユニット
へのコネクタによる接続を円滑に行うことが出来、よっ
て、情報処理装置の組立てを円滑に行うことが出来る。
【0248】(付記10) 整列している複数のクロス
バーボードユニットと、各クロスバーボードユニットの
異なる縁にコネクタによって接続してある複数のバック
パネルとよりなる構成のクロスバーボードユニット・バ
ックパネル組立体と、情報処理を行う半導体素子が実装
してあり、該クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体の各バックパネルにコネクタによって接続されて
整列してある複数のマザーボードとよりなる構成の情報
処理装置のクロスバーボードユニット・バックパネル組
立体を製造する方法において、該バックパネルをその面
方向に少しの自由度を有して保持する手段を有し、該バ
ックパネルを該手段により保持しつつ、上記クロスバー
ボードユニットの縁に押し付けて該バックパネル上のコ
ネクタと該クロスバーボードユニットの縁のコネクタと
を接続させるクロスバーボードユニット・バックパネル
組立体の製造方法。
【0249】バックパネルはその面方向に少しの自由度
を有して保持されているため、バックパネル上のコネク
タとクロスバーボードユニットの縁のコネクタとの接続
を円滑に行うことが出来る。よって、クロスバーボード
ユニット・バックパネル組立体の製造を円滑に行うこと
が出来る。
【0250】(付記11) 付記9記載の情報処理装置
において、上記複数の細長いパネルのうちの異なる細長
いパネルに、異なる電圧を供給する構成としたことを特
徴とした情報処理装置。
【0251】各マザーボードに異なる電圧を供給するこ
とが簡単に出来る。
【0252】(付記12) 整列している複数の長方形
状のクロスバーボードユニットと、各クロスバーボード
ユニットの両側の長い縁にコネクタによって接続してあ
り、背面が対向している二つのバックパネルとよりなる
構成のクロスバーボードユニット・バックパネル組立体
と、情報処理を行う半導体素子が実装してあり、該クロ
スバーボードユニット・バックパネル組立体の各バック
パネルにコネクタによって接続されて整列してある複数
のマザーボードとよりなる構成の情報処理装置におい
て、上記バックパネルは、クロスバーボードユニットに
対応して複数に分割されている複数の短冊状パネルが並
んだ構成であり、上記クロスバーボードユニット・バッ
クパネル組立体は、クロスバーボード・短冊状パネル組
立体が、複数積み重ねられた構成であり、各クロスバー
ボードユニット・バックパネル組立体は、一のクロスバ
ーボードユニットと、このクロスバーボードユニットの
両側の長い縁にコネクタによって接続してあり、背面が
対向している二つの短冊状パネルとよりなる構成である
ことを特徴とする情報処理装置。
【0253】複数のクロスバーボード・短冊状パネル組
立体を積み重ねるだけで、クロスバーボードユニット・
バックパネル組立体を容易に組立てることが出来る。
【0254】(付記13) 付記12に記載の情報処理
装置において、上記クロスバーボード・短冊状パネル組
立体は、該クロスバーボードに形成してある孔を、立っ
ているガイドポールに嵌合させて積み重ねられており、
且つ、上記クロスバーボード・短冊状パネル組立体が、
上記ガイドポールを介して電圧を供給される構成である
ことを特徴とする情報処理装置。
【0255】くずれないしっかりした構造で且つ電圧を
各短冊状パネルと各クロスバーボードとに容易に供給す
ることができるクロスバーボードユニット・バックパネ
ル組立体を実現することが出来る。
【0256】(付記14) 付記12に記載の情報処理
装置において、上記クロスバーボード・短冊状パネル組
立体は、その短冊状パネルの縁をガイドレールに嵌合さ
せて積み重ねられており、且つ、上記クロスバーボード
・短冊状パネル組立体が、上記ガイドレールを介して電
圧を供給される構成であることを特徴とする情報処理装
置。
【0257】くずれないしっかりした構造で且つ電圧を
各短冊状パネルと各クロスバーボードとに容易に供給す
ることができるクロスバーボードユニット・バックパネ
ル組立体を実現することが出来る。
【0258】(付記15) 付記2に記載の情報処理装
置において、各クロスバーボードユニット毎に、内部を
空気が通る中空状の放熱部品が設けてあり、該放熱部品
が、隣り合うクロスバーボードユニットの間に配置して
ある構成としたことを特徴とする情報処理装置。
【0259】強制空冷が効果的になされる情報処理装置
を実現することが出来る。
【0260】(付記16) 付記1に記載の情報処理装
置において、上記バックパネルは、該バックパネルより
小さい小パネルが、格子状のフレームに取り付けられ
て、並んでいる構成としたことを特徴とする情報処理装
置。
【0261】バックパネルの大型化を簡単に実現出来
る。
【0262】(付記17) 付記16に記載の情報処理
装置において、上記並んでいる小パネルは、格子状のフ
レームを介して電圧を供給される構成であることを特徴
とする情報処理装置。
【0263】並んでいる各小パネルへの電圧を供給を容
易に行うことが出来る。
【0264】(付記18) 付記1に記載の情報処理装
置において、上記バックパネルは、該バックパネルより
小さい複数の小パネルがコネクタによって接続されて並
んでおり、一端側から電圧を供給される構成であること
を特徴とする情報処理装置。
【0265】並んでいる各小パネルへの電圧を供給を容
易に行うことが出来る。
【0266】(付記19) 対向して配置してある二つ
の格子状のフレームと、該二つの格子状のフレームに固
定されて、該二つの格子状のフレームの間に配置してあ
る複数のクロスバーボードユニットと、情報処理を行う
半導体素子が実装してあり、上記格子状のフレームの夫
々に固定されているマザーボードと、該マザーボードと
クロスバーボードユニットとを接続するフレキシブルコ
ネクタとよりなることを特徴とする情報処理装置。
【0267】空気流が格子状のフレームを通って吹き抜
けるため、マザーボードとクロスバーボードユニットと
を効率良く強制空冷することが出来る。また、フレキシ
ブルコネクタを使用しているため、クロスバーボードユ
ニットの等長構造の効果を維持できる。
【0268】(付記20) 整列している複数のクロス
バーボードユニットと、各クロスバーボードユニットの
異なる縁にコネクタによって接続してある複数のバック
パネルとよりなる構成のクロスバーボードユニット・バ
ックパネル組立体と、情報処理を行う半導体素子が実装
してあり、該クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体の各バックパネルにコネクタによって接続されて
整列してある複数のマザーボードとよりなる構成の情報
処理装置において、上記クロスバーボードユニット・バ
ックパネル組立体は、キャスタを有する構成とした情報
処理装置。
【0269】キャスタを利用することによって、クロス
バーボードユニット・バックパネル組立体の移動を容易
に行うことが出来る。
【0270】(付記21) その下部に、付記20に記
載のキャスタを有するクロスバーボードユニット・バッ
クパネル組立体を収容する収容部を有する筐体を有し、
該筐体に形成してある収容部内にキャスタを有するクロ
スバーボードユニット・バックパネル組立体が収容され
た構成としたことを特徴とするサーバ。
【0271】クロスバーボードユニット・バックパネル
組立体のサーバ内へのセット及びクロスバーボードユニ
ット・バックパネル組立体のサーバからの取り外しを作
業性良く行うことが出来る。よって、保守性の良いサー
バを実現出来る。
【0272】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、複数のバックパネルが、信号を制御するためのスイ
ッチング素子が実装されているクロスバーボードユニッ
トの異なる縁に、コネクタによって接続してあり、前記
複数のバックパネルの夫々に、情報処理を行う半導体素
子が実装されているマザーボードが、コネクタによって
接続してある構成としたため、信号の伝送距離が、従来
に比べてケーブルの長さ分短くなり、よって、信号の伝
送ひずみが発生しにくくなり、よって、信号の転送レー
トを低く抑えなければならないという従来の制限が緩和
され、従来に比べて信号の転送レートを上げることが出
来、この結果、従来に比べて情報の処理を高速で行うこ
とが出来る。また、ケーブルが使用されていないため、
情報処理装置を小型に構成出来る。更には、ケーブルの
接続不良に伴う故障がないため、信頼性の向上を図るこ
とが出来る。
【0273】請求項2の発明は、夫々にスイッチング素
子が実装してある複数のクロスバーボードユニットと、
各クロスバーボードユニットの異なる縁にコネクタによ
って接続してある複数のバックパネルとよりなる構成の
クロスバーボードユニット・バックパネル組立体と、情
報処理を行う半導体素子が実装してあり、該クロスバー
ボードユニット・バックパネル組立体の各バックパネル
にコネクタによって接続されて整列してある複数のマザ
ーボードとよりなる構成としたため、従来に比べて情報
の処理を高速で行うことが出来、且つ、情報処理装置を
小型に構成出来、更には信頼性の向上を図ることが出来
る。
【0274】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、該クロスバーボードユニ
ットは、上記スイッチング素子と各コネクタとを結ぶ配
線パターンを有し、該配線パターンは、各配線パターン
の長さが等しいように形成してある構成としたため、異
なるマザーボード間の信号の伝送距離が等しくなり、よ
って、マルチプロセッサの場合には、理想的なSMPが
実現できる。
【0275】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記クロスバーボードユ
ニットは、長方形状を有し、上記バックパネルが、上記
クロスバーボードユニットの長手方向の縁にコネクタに
よって接続してあり、対向している構成としたため、情
報処理装置を小型に構成出来る。
【0276】請求項5の発明は、請求項4記載の情報処
理装置において、上記クロスバーボードユニットは、接
続される面を該クロスバーボードユニットの面の側に有
するコネクタを有し、上記バックパネルは、接続される
面を該バックパネルの面に垂直の面の側に有するコネク
タを有し、該クロスバーボードユニットがその面に垂直
の方向に移動されて、コネクタが接続される構成とした
ため、クロスバーボードユニット・バックパネル組立体
を分解せずに、クロスバーボードユニットの交換を行う
ことが出来、保守性の向上を図ることが出来る。
【0277】請求項6の発明は、請求項4記載の情報処
理装置において、上記クロスバーボードユニットの長手
方向上の端側に、拡張クロスバーボードを有する構成と
したため、特別に長いクロスバーボードユニットを製造
するためには特別の設備が必要となるけれども、拡張ク
ロスバーボードを追加して設けることによって、クロス
バーボードユニットの製造設備については、既存の設備
をそのまま使用することが出来る。
【0278】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記クロスバーボードユ
ニットは、多角形状を有し、バックパネルがクロスバー
ボードユニットの異なる縁にコネクタによって接続して
あり、三つ以上である構成としたため、小型化を維持し
つつ、マザーボードの総数を増やすことが出来、よっ
て、小型であって情報処理の能力を向上を図ることが出
来る。
【0279】請求項8の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記各バックパネルは、
マザーボードに対応して複数に分割されている複数の細
長いパネルが並んだ構成であり、各細長いパネルが複数
のクロスバーボードユニットを跨いでいる構成としたた
め、細長いパネルのクロスバーボードユニットへのコネ
クタによる接続を円滑に行うことが出来、よって、情報
処理装置の組立てを円滑に行うことが出来る。
【0280】請求項9の発明は、請求項1又は請求項2
記載の情報処理装置において、上記バックパネルは、ク
ロスバーボードユニットに対応して複数に分割されてい
る複数の細長いパネルが並んだ構成であり、上記各マザ
ーボードが、上記複数の細長いパネルを跨いでいる構成
としたものであるため、細長いパネルのクロスバーボー
ドユニットへのコネクタによる接続を円滑に行うことが
出来、よって、情報処理装置の組立てを円滑に行うこと
が出来る。
【0281】請求項10の発明は、整列している複数の
クロスバーボードユニットと、各クロスバーボードユニ
ットの異なる縁にコネクタによって接続してある複数の
バックパネルとよりなる構成のクロスバーボードユニッ
ト・バックパネル組立体と、情報処理を行う半導体素子
が実装してあり、該クロスバーボードユニット・バック
パネル組立体の各バックパネルにコネクタによって接続
されて整列してある複数のマザーボードとよりなる構成
の情報処理装置のクロスバーボードユニット・バックパ
ネル組立体を製造する方法において、該バックパネルを
その面方向に少しの自由度を有して保持する手段を有
し、該バックパネルを該手段により保持しつつ、上記ク
ロスバーボードユニットの縁に押し付けて該バックパネ
ル上のコネクタと該クロスバーボードユニットの縁のコ
ネクタとを接続させるようにしたものであるため、バッ
クパネルはその面方向に少しの自由度を有して保持され
ているため、バックパネル上のコネクタとクロスバーボ
ードユニットの縁のコネクタとの接続を円滑に行うこと
が出来る。よって、クロスバーボードユニット・バック
パネル組立体の製造を円滑に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマルチプロセッサ装置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例のマルチプロセッサ装置を
示す図である。
【図3】図2のマルチプロセッサ装置の平面図である。
【図4】図2中、第1のバックパネルユニットの構造を
示す図である。
【図5】第1のバックパネルの変形例を示す図である。
【図6】クロスバーボードの変形例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例のマルチプロセッサ装置を
示す図である。
【図8】本発明の第3実施例のマルチプロセッサ装置を
示す図である。
【図9】本発明の第4実施例のマルチプロセッサ装置を
示す図である。
【図10】本発明の第5実施例のマルチプロセッサ装置
を示す図である。
【図11】図10の装置の側面図である。
【図12】本発明の第6実施例のマルチプロセッサ装置
を示す図である。
【図13】本発明の第7実施例のマルチプロセッサ装置
を示す図である。
【図14】本発明の第8実施例のマルチプロセッサ装置
を示す図である。
【図15】図14中、拡張クロスバーボードのボードへ
の接続部分を拡大して示す図である。
【図16】本発明の第9実施例のマルチプロセッサ装置
を示す図である。
【図17】本発明の第10実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図18】バックパネルが一枚の構成である場合におけ
るマルチプロセッサ装置の組立てを説明する図である。
【図19】本発明の第11実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図20】本発明の第12実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図21】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第1の変形例を示す図である。
【図22】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第2の変形例を示す図である。
【図23】本発明の第13実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図24】小パネル上の第1のコネクタ接続部分の構造
を示す図である。
【図25】第1のコネクタ接続部分の第1の変形例を示
す図である。
【図26】第1のコネクタ接続部分の第2の変形例を示
す図である。
【図27】本発明の第14実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図28】本発明の第15実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図29】本発明の第16実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図30】本発明の第17実施例のマルチプロセッサ装
置を示す図である。
【図31】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第1の組立て方法を示す図である。
【図32】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第2の組立て方法を示す図である。
【図33】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第1の変形例を示す図である。
【図34】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第2の変形例を示す図である。
【図35】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第3の変形例を示す図である。
【図36】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第4の変形例を示す図である。
【図37】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第5の変形例を示す図である。
【図38】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第6の変形例を示す図である。
【図39】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第7の変形例を示す図である。
【図40】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第8の変形例を示す図である。
【図41】クロスバーボードユニット・バックパネル組
立体の第9の変形例を示す図である。
【符号の説明】
50、50A〜50R マルチプロセッサ装置 51−1〜51−16 マザーボードユニット 52 マザーボード 53 CPU 54 メモリモジュール 55 ジャックコネクタ 60−1〜60−8 クロスバーボードユニット 63 スイッチング素子 66,67 配線パターン 64 ジャックコネクタ 70 第1のバックパネル 72、74、82,84 プラグコネクタ 80 第2のバックパネル 88 クロスバーボードユニット・バックパネル組立体 90 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/14 G06F 1/00 320F H01R 9/09 C (72)発明者 花田 浩二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村上 肇 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 増田 泰志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB11 BB16 KK06 5E077 BB05 BB23 BB33 CC01 CC10 CC15 CC22 CC26 DD01 DD12 FF11 JJ15 5E338 AA00 BB75 CC01 CD12 EE11 5E344 AA08 BB06 CD18 EE06 5E348 AA38 EE29 EF16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバックパネルが、信号を制御する
    ためのスイッチング素子が実装されているクロスバーボ
    ードユニットの異なる縁に、コネクタによって接続して
    あり、 前記複数のバックパネルの夫々に、情報処理を行う半導
    体素子が実装されているマザーボードが、コネクタによ
    って接続してある構成としたことを特徴とした情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 夫々にスイッチング素子が実装してある
    複数のクロスバーボードユニットと、各クロスバーボー
    ドユニットの異なる縁にコネクタによって接続してある
    複数のバックパネルとよりなる構成のクロスバーボード
    ユニット・バックパネル組立体と、 情報処理を行う半導体素子が実装してあり、該クロスバ
    ーボードユニット・バックパネル組立体の各バックパネ
    ルにコネクタによって接続されて整列してある複数のマ
    ザーボードとよりなる構成としたことを特徴とした情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の情報処理装
    置において、 該クロスバーボードユニットは、上記スイッチング素子
    と各コネクタとを結ぶ配線パターンを有し、該配線パタ
    ーンは、各配線パターンの長さが等しいように形成して
    ある構成としたことを特徴とした情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の情報処理装
    置において、 上記クロスバーボードユニットは、長方形状を有し、 上記バックパネルが、上記クロスバーボードユニットの
    長手方向の縁にコネクタによって接続してあり、対向し
    ている構成としたことを特徴とした情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報処理装置において、 上記クロスバーボードユニットは、接続される面を該ク
    ロスバーボードユニットの面の側に有するコネクタを有
    し、 上記バックパネルは、接続される面を該バックパネルの
    面に垂直の面の側に有するコネクタを有し、 該クロスバーボードユニットがその面に垂直の方向に移
    動されて、コネクタが接続される構成としたことを特徴
    とした情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の情報処理装置において、 上記クロスバーボードユニットの長手方向上の端側に、
    拡張クロスバーボードを有する構成としたことを特徴と
    した情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2記載の情報処理装
    置において、 上記クロスバーボードユニットは、多角形状を有し、 バックパネルがクロスバーボードユニットの異なる縁に
    コネクタによって接続してあり、三つ以上である構成と
    したことを特徴とした情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2記載の情報処理装
    置において、 上記各バックパネルは、マザーボードに対応して複数に
    分割されている複数の細長いパネルが並んだ構成であ
    り、 各細長いパネルが複数のクロスバーボードユニットを跨
    いでいる構成としたことを特徴とした情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項2記載の情報処理装
    置において、 上記バックパネルは、クロスバーボードユニットに対応
    して複数に分割されている複数の細長いパネルが並んだ
    構成であり、 上記各マザーボードが、上記複数の細長いパネルを跨い
    でいる構成としたことを特徴とした情報処理装置。
  10. 【請求項10】 整列している複数のクロスバーボード
    ユニットと、各クロスバーボードユニットの異なる縁に
    コネクタによって接続してある複数のバックパネルとよ
    りなる構成のクロスバーボードユニット・バックパネル
    組立体と、情報処理を行う半導体素子が実装してあり、
    該クロスバーボードユニット・バックパネル組立体の各
    バックパネルにコネクタによって接続されて整列してあ
    る複数のマザーボードとよりなる構成の情報処理装置の
    クロスバーボードユニット・バックパネル組立体を製造
    する方法において、 該バックパネルをその面方向に少しの自由度を有して保
    持する手段を有し、 該バックパネルを該手段により保持しつつ、上記クロス
    バーボードユニットの縁に押し付けて該バックパネル上
    のコネクタと該クロスバーボードユニットの縁のコネク
    タとを接続させるクロスバーボードユニット・バックパ
    ネル組立体の製造方法。
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