JP2002051932A - ウェットティッシュ包装体 - Google Patents

ウェットティッシュ包装体

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JP2002051932A
JP2002051932A JP2000239449A JP2000239449A JP2002051932A JP 2002051932 A JP2002051932 A JP 2002051932A JP 2000239449 A JP2000239449 A JP 2000239449A JP 2000239449 A JP2000239449 A JP 2000239449A JP 2002051932 A JP2002051932 A JP 2002051932A
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JP
Japan
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wet tissue
container body
opening
synthetic resin
water
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JP2000239449A
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English (en)
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Nobutada Hongou
展督 本郷
Isao Iwaya
功男 岩屋
Hiroichi Kamimura
博一 上村
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Toyo Aluminum Foil Products KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙を主体とした容器本体であっても、内面の
耐水性を向上するとともにその内部を封止するためのシ
ートとのシール性が損なわれないウェットティッシュ包
装体を提供する。 【解決手段】 ウェットティッシュ28は合成樹脂フィ
ルムよりなる底面シート19の上に載置され、底面シー
ト19の外周部分には、耐水処理紙を主体とした板紙原
紙をプレス成形することによって形成した容器本体のフ
ランジ部18が接着されている。容器本体の上面16に
は、その中央に開口24が形成され容器内方に凹んだ凹
み部23と容器内方に窪んだ窪み26とが、プレス成形
によって一体的に形成されている。凹み部23の部分及
びその外周を覆うように、粘着シール21が上面16に
剥離、接着自在に貼り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はウェットティッシ
ュ包装体に関し、特に、紙を主体とした構成のウェット
ティッシュ包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ウェットティッシュ包装体は、ウェ
ットティッシュを直接合成樹脂フィルムでピロー包装し
たものや、容器全体を合成樹脂による成形体で構成した
もの等がある。
【0003】しかし、前者にあっては保形性がないため
保管しにくく、しかも使用によってウェットティッシュ
が減ってくると取出しにくくなる。又、内部を封止する
ための粘着シールのシール性も包装体自身に保形性がな
いため低下し易い。
【0004】後者にあっては、前者の問題は解決するも
のの、合成樹脂を主体として構成されているため使用後
の廃棄時に環境問題が残ってしまう。
【0005】このようなことから容器本体を紙材料を主
体として構成したウェットティッシュ包装体が提案され
ている。
【0006】図8はこのようなウェットティッシュ包装
体の断面形状を概略的に示したものであって、特開平1
1−310280号公報にて開示されているものであ
る。
【0007】図を参照して、このウェットティッシュ包
装体は、ウェットティッシュ28を載置する防水加工が
なされた底面シート69と、底面シート69の外周の一
部に接着された紙を主体とした容器本体65と、容器本
体65の上面66に取付けられた取出口ユニット55と
によって構成されている。
【0008】容器本体65は図9に示したようなブラン
クシート71を折りたたむことによって形成され、取出
口ユニット55が取付けられる矩形形状の上面66と、
上面66の外周縁に接続されて立ち下がる側面67と、
側面67の下方端に接続され外方に伸びるフランジ部6
8とから構成されている。尚、容器本体65の内面全面
には、耐水性を確保するために合成樹脂フィルムが固着
されている。
【0009】又、取出口ユニット55は合成樹脂の一体
成形によって形成されており、容器本体65の上面66
に形成された開口73に内面側から取付けられている。
取出口ユニット55は具体的には、その中央に開口59
が形成されているベース体56と、ベース体56の外側
から外方に伸びて容器本体65の上面66の下面側に接
着されるフランジ57と、ベース体56に一体的に接続
され開口59に対して開閉自在とされる蓋体58とから
構成されている。尚、フランジ57の端部と容器本体6
5の上面66との間には接着剤が塗布されてシール性を
確保している。
【0010】このようにして従来のウェットティッシュ
包装体にあっては、内部に収納するウェットティッシュ
28の含浸液に対する耐水処理が施されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の紙
材料を主体としたウェットティッシュ包装体では、容器
本体が紙シートの折り構造であるため、容器内面及びフ
ランジ部の面に折り重ねによる段差が生じている。その
ため、内面に形成された樹脂フィルムの固着性が不充分
となる。更に、フランジ外面にも合成樹脂フィルムが固
着されているが、段差によってその表面がなだらかでな
くなるので、底面シートとの接着による密封性が不十分
となる場合がある。その結果、ウェットティッシュの含
浸液が徐々に蒸発して使用時に含浸液が不十分となり得
る虞がある。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、紙を主体とした容器本体であって
も、内面の耐水処理を十分とするとともにウェットティ
ッシュを密封するためのシートとのシール性が損なわれ
ないウェットティッシュ包装体を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ウェットティッシュと、
ウェットティッシュが載置され、その載置面が耐水性を
有する底面シートと、板紙原紙をプレス成形することに
よってウェットティッシュを収納する大きさに形成さ
れ、上面と、上面の周縁に接続されて立ち下がる側面
と、側面の下方端縁に接続されて水平方向に伸び、且つ
底面シートの外周部分に接着されるフランジ部とからな
り、その内面が耐水処理された容器本体と、容器本体の
上面に形成され、ウェットティッシュを取出すための開
口と、開口を覆うように容器本体の上面に貼り付けら
れ、剥離、接着自在の粘着シールとを備えたものであ
る。
【0014】このように構成すると、底面シートと容器
本体との接着性が向上するとともに、容器本体内面に板
紙原紙の端部が開口を除いて現れない。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、容器本体の上面には、内方に向かっ
て凹んだ凹み部が形成され、開口は凹み部に形成される
とともに、粘着シールは凹み部全体を覆うように貼り付
けられるものである。
【0016】このように構成すると、開口からウェット
ティッシュの一部が外方に出ていても粘着シールによる
封止状態を阻害しない。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成において、開口は、容器本体の上
面から内方に向かって連続的に形成された筒状の立下り
部と、立下り部の下方端が外側に向かって折り曲げられ
た折り曲げ部とから構成されるものである。
【0018】このように構成すると、折り曲げ部の端部
が開口に面しない。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の発明の構成において、容器本体
の上面には、内方に向かって窪んだ窪みが形成され、粘
着シールの外縁の一部が窪みの上方に位置するものであ
る。
【0020】このように構成すると、粘着シールの外縁
の一部は容器本体の上面に貼り付かない。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の発明の構成において、底面シー
トは合成樹脂フィルムよりなり、容器本体の内面には、
耐水コートによる被覆処理、合成樹脂フィルムの貼り合
わせ処理又は合成樹脂の含浸処理による耐水処理がなさ
れるものである。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成において、容器本体の外面には印刷層が形成さ
れ、印刷層の上には防湿コート層が形成されるものであ
る。
【0023】このように構成すると、容器本体の外面に
対する湿気の進入が防止される。
【0024】請求項7記載の発明は、ウェットティッシ
ュと、ウェットティッシュが載置され、その載置面が耐
水性を有する底面シートと、板紙原紙をプレス成形する
ことによってウェットティッシュを収納する大きさに形
成され、上面と、上面の周縁に接続されて立ち下がる側
面と、側面の下方端縁に接続されて水平方向に伸びるフ
ランジ部とからなり、その内面が耐水処理された容器本
体と、容器本体の上面に形成された開口と、開口にその
端部を塞ぐように装着され、開閉自在の蓋体を有する合
成樹脂よりなる取出口ユニットとを備えたものである。
【0025】このように構成すると、底面シートと容器
本体との接着性が向上するとともに容器本体内面に板紙
原紙の端部が現れない。
【0026】請求項8記載の発明は、ウェットティッシ
ュと、ウェットティッシュが収納され、板紙原紙のプレ
ス成形によって形成された底面と、底面の周縁に接続さ
れて立ち上がる側面と、側面の上方端縁に接続されて水
平方向に伸びるフランジ部とを有し、その内面が耐水処
理された容器本体と、容器本体の内部を密封するように
設けられ、且つ容器本体側の面が耐水性を有し、その外
周部分が容器本体のフランジ部の上面に接続される上面
シートと、上面シートに形成されたウェットティッシュ
を取出すための開口と、開口を覆うように上面シートの
上面に貼り付けられ、剥離、接着自在の粘着シールとを
備えたものである。
【0027】このように構成すると上面シートと容器本
体との接着性が向上するとともに容器本体内面に板紙原
紙の端部が現れない。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明の構成において、容器本体の内面には耐水コートによ
る被覆処理、合成樹脂フィルムの貼り合わせ処理又は合
成樹脂の含浸処理による耐水処理がなされ、上面シート
は合成樹脂フィルムよりなるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、底面シートと容器本体との接着性が向上し且つ容
器本体内面に板紙原紙の端部がほとんど現れないため、
容器本体内面の耐水効果が高まり、ウェットティッシュ
の含浸液の蒸発がもたらす湿気による容器本体の膨潤や
変形を生じにくくなる。
【0030】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、粘着シールによる密封効果を保持し
つつ、ウェットティッシュを次々に取出すポップアップ
形式を採用することが容易となる。
【0031】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の効果に加えて、折り曲げ部の端部が開
口に面しないので、ウェットティッシュの取り出し時に
ウェットティッシュが直接端部に接することがなくな
り、容器本体の耐水効果をより高めることができる。
又、ウェットティッシュは表面が円滑でない端面に触れ
ないので、スムーズに取り出すことが可能となる。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、窪みを利
用することによって粘着シールの一部を容易に掴んでこ
れを剥がせるため使い勝手が向上する。
【0033】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて容器本体内
部の耐水性が確実に発揮され、包装体の品質が向上す
る。
【0034】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、印刷層によって容器本体の外面の装
飾を可能とするとともに、包装体の外面も湿気から保護
されるためより安定した品質の包装体となる。
【0035】請求項7記載の発明は、底面シートと容器
本体との接着性が向上し且つ容器本体内面に板紙原紙の
端部が現れないため、容器本体内面の耐水効果が高まり
ウェットティッシュの含浸液の蒸発がもたらす湿気によ
る容器本体の膨潤や変形を生じない。
【0036】請求項8記載の発明は、上面シートと容器
本体との接着性が向上し且つ容器本体内面に板紙原紙の
端部が現れないため、容器本体内面の耐水効果が高まり
ウェットティッシュの含浸液の蒸発がもたらす湿気によ
る容器本体の膨潤や変形を生じない。
【0037】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明の効果に加えて、容器本体の内部の耐水性が確実に発
揮され、包装体の品質が向上する。
【0038】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態によるウェットティッシュ包装体の外観形状を示す斜
視図であり、図2は図1のII−IIラインの断面図で
ある。
【0039】これらの図を参照して、ウェットティッシ
ュ包装体11はウェットティッシュ28が載置される矩
形シート形状の合成樹脂よりなる底面シート19と、耐
水処理されたコートボール紙をプレス成形してウェット
ティッシュ28を囲う大きさに形成された容器本体15
と、容器本体15の上面16上に剥離、接着自在に貼り
付けられた粘着シール21とから構成されている。
【0040】容器本体15は、具体的には矩形平面状の
上面16と、上面16の外縁に接続され下方に立ち下が
る側面17と、側面17の下方端に接続されて水平外方
に伸びるフランジ部18とから構成される。上面16の
中央部には内方に凹みその中心に開口24が形成されて
いる凹み部23と、凹み部23と外周縁との間に内方に
窪んだ窪み26とが容器本体15のプレス成形時におい
て同時に形成されている。粘着シール21は凹み部23
及びその周囲を塞ぐように上面16に貼り付けられ、そ
の外周縁の一部は窪み26の上方に位置している。従っ
てその部分にあっては粘着シール21の外周縁は上面1
6に貼り付けられていないことになる。
【0041】図3は図2で示した容器本体15のフラン
ジ18部分の断面構造と底面シート19の断面構造とを
接着前の状態として詳細に示した図である。
【0042】図を参照して、容器本体15は例えば25
0〜500g/mの耐水処理が施されたコートボール
紙、マニラボール紙、アイボリー厚紙、カップ厚紙、カ
ード紙、クラフトボール紙等よりなる耐水処理紙36を
中心として構成されている。耐水処理紙36の内面側に
は厚さ30〜60μのキャスティングポリプロピレン
(CPP)よりなる合成樹脂フィルム37が全面に形成
されている。合成樹脂フィルム37は耐水処理紙36に
対してポリプロピレン(PP)の押出しコートで形成し
たり、ウレタン系、アクリル系、ビニール系、それらの
共重合体等の接着剤を用いて接着されたり、あるいはポ
リエチレン(PE)やPPを押出しながら合成樹脂フィ
ルム37を積層したものを用いてもよい。
【0043】一方、耐水処理紙36の外面には容器本体
15に装飾効果をもたらすための印刷層35が形成さ
れ、印刷層35の上には外方からの湿気の侵入を阻止す
るための防湿コート層34が全面に形成されている。
尚、防湿コート層34の代わりに合成樹脂フィルム層を
形成しても良い。容器本体15はこのように構成された
板紙原紙をプレス成形することによって、図1及び図2
に示した形状の容器本体15を形成するものである。
【0044】一方、底面シート19は厚さ12〜25μ
のポリエチレンテレフタレート(PET)よりなる合成
樹脂フィルム40の一方面に蒸着アルミ層39が全面的
に形成されたものに、30〜60μのCPPよりなる合
成樹脂フィルム38を押出しコートで形成したり、接着
剤を介して接着したり、あるいはPE若しくはPPを押
出しながら接着してなるものである。尚、底面シート1
9はこれに代えて紙に樹脂やホットメルトをコーティン
グしたり、あるいは紙に合成樹脂フィルムを貼ったもの
を用いることが可能である。
【0045】容器本体15及び底面シート19は上記の
ような構成となっているが、ウェットティッシュ包装体
を製造する際には、底面シート19の合成樹脂フィルム
38側にウェットティッシュ28を載置した状態で底面
シート19の外周部分と容器本体15のフランジ部18
の部分とを密着させる。そして、これらをヒートシール
することによって、底面シート19をフランジ部18に
接着させる。これによって、フランジ部18の合成樹脂
フィルム37と底面シート19の合成樹脂フィルム38
とは互いに溶融して一体となる。このようにしてフラン
ジ部18と底面シート19とは完全にシールされること
になる。
【0046】尚、フランジ部18のコーナー部にあって
はプレス成形時において放射状の皺が生じる場合がある
が、この皺による表面の凹凸は従来例で示したような紙
箱の折りあわせの段差に比べてわずかであるため、フラ
ンジ部18と底面シート19との接着によるシール性を
低下させる虞はない。
【0047】次に、この発明の第1の実施の形態による
ウェットティッシュ包装体の使用状態について説明す
る。
【0048】使用時にあっては、図1及び図2に示され
ているように窪み26の上方には粘着シール21の外周
縁の一部が位置している。従って窪み26に指をいれて
その部分の粘着シール21を掴むことによって、容易に
粘着シール21を図2の二点鎖線で示したような方向に
剥がすことが可能となる。これによって凹み部23に形
成された開口24が外方に露出する。この開口24から
容器本体15内部に収納されているウェットティッシュ
28の最上部のものを摘んで開口24から外方に取出し
て使用する。
【0049】この実施の形態においては、開口24から
ウェットティッシュ28が連続的に取出せる、いわゆる
ポップアップ形式のものを採用しているため、ウェット
ティッシュ28の一部を取出した後も開口24には図2
で二点鎖線で示されているように次のウェットティッシ
ュ28の一部が残った状態となる。しかしこの場合であ
っても、凹み部23は上面16の上面から内方に向かっ
て凹んだように形成されているため、残った次のウェッ
トティッシュ28が、粘着シール21を使用前の接着状
態に戻して凹み部23の周囲に貼り付けることを阻害す
ることはない。
【0050】このようにして凹み部23の周囲を粘着シ
ール21によってシールすることによって、ウェットテ
ィッシュ28の含浸液の開口24を介しての蒸発を防止
することができる。次に使用する際には上記の動作を繰
り返すことによって、いつでも良好な状態でウェットテ
ィッシュ28を容器本体15から取出すことが可能とな
る。
【0051】尚、この実施の形態においては窪み26を
形成しているが必ずしもこの窪み26は必要なものでは
ない。この場合粘着シール21の外周縁の一部に粘着材
を塗布しない部分を設けておけば、その部分から粘着シ
ール21を剥がし易くなり使い勝手が向上する。
【0052】又、凹み部23に形成された開口24には
容器本体15を構成する耐水処理紙36の端面が露出す
ることになるため、この耐水効果をより高めるためにこ
の部分に合成樹脂等を含浸させればより効果を奏するも
のである。
【0053】図4はこの発明の第2の実施の形態による
ウェットティッシュ包装体の断面形状の一部であって、
先の実施の形態の凹み部23に相当する図である。
【0054】図を参照して、容器本体の上面16から立
ち下がって形成される凹み部23の内周端縁から容器内
面に向かう筒状の立下り部27が形成され、更に立下り
部27の下方端部は外方に折り曲げられ、折り曲げ部2
9を形成している。なお、立下り部27及び折り曲げ部
29はいずれも容器本体のプレス成形時に同時に形成さ
れるものである。
【0055】このように開口24は形成されるため、折
り曲げ部29の端部30は引き出されたウェットティッ
シュ28に直接接触することは無い。そのため、先の実
施の形態に比べて端部30に合成樹脂の含浸処理を施せ
ば、その耐水効果がより高まるため、より信頼性が向上
する。
【0056】尚、上記の第2の実施の形態では、立下り
部27を容器本体の内方に向かって形成しているが、こ
れに代えて、立下り部27を容器本体の外方に向かって
立ち上り部として形成し、折り曲げ部29を立ち上り部
の先端を外方に折り曲げるようにして形成しても同様の
効果を奏する。この場合、立ち上り部の高さを凹み部2
3の凹み深さ以下にしておけば、粘着シール21の接着
を阻害することはなく使い勝手が良い。
【0057】図5はこの発明の第3の実施の形態による
ウェットティッシュ包装体の断面形状の一部を示した図
である。
【0058】図を参照して、容器本体15の上面16に
は先の実施の形態によるような凹み部は形成されておら
ずフラットな面となっている。そして上面16には大き
めの開口42が形成されており、開口42を含めその外
周を塞ぐための粘着シール41が剥離、接着自在に上面
16に貼り付けられている。これによって使用時には粘
着シール41を二点鎖線のように一部を剥がし、開口4
2からウェットティッシュ28を一枚ずつ取出すように
して使用するものである。そのため開口42からは先の
第1の実施の形態のように常時ウェットティッシュ28
の一部が出ていることはないため、次の使用時に備えて
粘着シール41を上面16に容易に貼り付けることが可
能となる。
【0059】尚、他の部分の構成等については先の第1
の実施の形態によるものと同一であるためここでの説明
は繰り返さない。
【0060】尚、先の第2の実施の形態のように、開口
42の内周端部に立下り部27及び折り曲げ部29を同
様に形成しておけば、折り曲げ部29の端部からの液体
の侵入を防止する含浸処理効果が同様に高まることにな
る。
【0061】図6はこの発明の第4の実施の形態による
ウェットティッシュ包装体の断面形状の一部を示した図
である。
【0062】図を参照して、この実施の形態においては
上面16はフラットな面となっており、これに形成され
た開口63に合成樹脂の一体成形よりなる取出口ユニッ
ト55が取付けられている。取出口ユニット55は、ポ
ップアップ形式を可能とする開口59が形成されたベー
ス体56と、ベース体56の外方に伸びるフランジ57
と、ベース体56の外方の一部にヒンジ部60を介して
一体的に接続される蓋体58とから構成されている。
【0063】フランジ57は上面16の内面側から取付
けられ、フランジ57の端部には接着剤が塗布されてこ
の部分のシール性を確保する。蓋体58はヒンジ部60
を介して開閉自在とされ、閉鎖時にはベース体56に嵌
合して容器本体15内部と外部とのシールを確保する。
他の部分の構造については第1の実施の形態によるもの
と同一であるためここでの説明は繰り返さない。このよ
うに構成することによって、容器本体15内部にはこれ
を構成する耐水処理紙の端部が全く現れないため耐水効
果がより高まるものである。
【0064】図7はこの発明の第5の実施の形態による
ウェットティッシュ包装体の概略構造を示した断面図で
ある。
【0065】図を参照して、この実施の形態によるウェ
ットティッシュ包装体は、全体的には図4で示した第2
の実施の形態によるものを上下反転にしたものとなって
いる。すなわち、ウェットティッシュ28は、耐水処理
紙を中心としてこれをプレス成形によって形成された容
器本体45内部に収納されている。
【0066】容器本体45は、ウェットティッシュ28
を載置するための底面46と底面46の外周縁から斜め
上方に立ち上がる側面47と、側面47の上方端に接続
され外方に伸びるフランジ部48とから構成されてい
る。
【0067】一方、容器本体45のフランジ部48の上
面に、合成樹脂フィルムを主体とする上面シート49
が、その外周部分においてヒートシールによって接着さ
れている。上面シート49の中央部には開口52が形成
され、開口52を含みその外周部分を覆うように粘着シ
ール51が上面シート49に貼り付けられている。容器
本体45、上面シート49及び粘着シール51の各々の
構成は、先の第1の実施の形態において対応する容器本
体15、底面シート19及び粘着シール21と同一であ
るため、ここでの説明は繰り返さない。
【0068】使用時には粘着シール51を一部剥がして
二点鎖線の状態にし、開口52を介してウェットティッ
シュ28をその上方から取出すことによって行なう。使
用が終わると次の使用に備えて粘着シール51を元の位
置に貼り付けることによって、上面シート49内部を外
部から完全にシールすることが可能となる。この実施の
形態にあっては開口52は、上面シート49に形成され
ているためその端面の耐水処理は特に必要がない。又、
容器本体45の内面にも全く耐水処理紙の端面が現れな
いため耐水効果がより高まるものである。
【0069】尚、上記の実施の形態の各々においては、
容器本体45の外面に防湿コート層を形成しているがこ
れに代えてポリプロピレン(PP)フィルム等の合成樹
脂フィルムを形成して防湿効果を持たせるようにしても
よい。
【0070】又、上記の実施の形態では、容器本体の外
面には印刷層及び防湿コート層若しくは合成樹脂フィル
ムが形成されているが、これらの一方、又はこれらのい
ずれも必ずしも必要なものではない。
【0071】更に、上記の実施の形態では、容器本体は
略直方体形状を有しているが、プレス成形可能なもので
あればこれに限らず円筒形状等の他の形状でもよい。
【0072】更に、上記の実施の形態では、容器本体の
フランジ部と底面シート又は上面シートとはヒートシー
ルで接着しているが、これに代えて耐水性を有する接着
剤を用いてこれらを接着しても良い。
【0073】更に、上記の実施の形態では、容器本体の
内面には耐水コートによる被覆処理、合成樹脂フィルム
の貼り合せ処理、又は合成樹脂の含浸処理による耐水処
理のいずれかを施しているが、合成樹脂の含浸処理を施
した上に更に耐水コートを被覆させたり、合成樹脂フィ
ルムを張り合わせたりしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるウェットテ
ィッシュ包装体の外観形状を示した斜視図である。
【図2】図1のII−IIラインの断面図である。
【図3】図2で示した容器本体の断面構成と底面シート
の断面構成とを、これらを接着する前の状態として示し
た断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態によるウェットテ
ィッシュ包装体の断面形状の一部を示した図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態によるウェットテ
ィッシュ包装体の断面形状の一部を示した図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態によるウェットテ
ィッシュ包装体の断面形状の一部を示した図である。
【図7】この発明の第5の実施の形態によるウェットテ
ィッシュ包装体の断面形状を示した図である。
【図8】従来のウェットティッシュ包装体の断面形状を
示した図である。
【図9】図8で示した容器本体を形成するためのブラン
クシートの形状を示した平面図である。
【符号の説明】
11…ウェットティッシュ包装体 15,45…容器本体 16…上面 17,47…側面 18,48…フランジ部 19…底面シート 21,31,41,51…粘着シール 23…凹み部 24,32,42,52,63…開口 26…窪み 27…立下り部 28…ウェットティッシュ 29…折り曲げ部 30…端部 34…防湿コート層 35…印刷層 36…耐水処理紙 37,38,40…合成樹脂フィルム 46…底面 49…上面シート 55…取出口ユニット 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 上村 博一 大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 東 洋アルミホイルプロダクツ株式会社内 Fターム(参考) 3E014 LB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェットティッシュと、 前記ウェットティッシュが載置され、その載置面が耐水
    性を有する底面シートと、 板紙原紙をプレス成形することによって前記ウェットテ
    ィッシュを収納する大きさに形成され、上面と、前記上
    面の周縁に接続されて立ち下がる側面と、前記側面の下
    方端縁に接続されて水平方向に伸び、且つ前記底面シー
    トの外周部分に接着されるフランジ部とからなり、その
    内面が耐水処理された容器本体と、 前記容器本体の上面に形成され、前記ウェットティッシ
    ュを取出すための開口と、 前記開口を覆うように前記容器本体の上面に貼り付けら
    れ、剥離、接着自在の粘着シールとを備えた、ウェット
    ティッシュ包装体。
  2. 【請求項2】 前記容器本体の上面には、内方に向かっ
    て凹んだ凹み部が形成され、前記開口は前記凹み部に形
    成されるとともに、前記粘着シールは前記凹み部全体を
    覆うように貼り付けられる、請求項1記載のウェットテ
    ィッシュ包装体。
  3. 【請求項3】 前記開口は、前記容器本体の上面から内
    方に向かって連続的に形成された筒状の立下り部と、前
    記立下り部の下方端が外側に向かって折り曲げられた折
    り曲げ部とから構成される、請求項1又は請求項2記載
    のウェットティッシュ包装体。
  4. 【請求項4】 前記容器本体の上面には、内方に向かっ
    て窪んだ窪みが形成され、前記粘着シールの外縁の一部
    が前記窪みの上方に位置する、請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のウェットティッシュ包装体。
  5. 【請求項5】 前記底面シートは合成樹脂フィルムより
    なり、 前記容器本体の内面には、耐水コートによる被覆処理、
    合成樹脂フィルムの貼り合わせ処理又は合成樹脂の含浸
    処理による耐水処理がなされる、請求項1から請求項4
    のいずれかに記載のウェットティッシュ包装体。
  6. 【請求項6】 前記容器本体の外面には、印刷層が形成
    され、前記印刷層の上には防湿コート層が形成される、
    請求項5記載のウェットティッシュ包装体。
  7. 【請求項7】 ウェットティッシュと、 前記ウェットティッシュが載置され、その載置面が耐水
    性を有する底面シートと、 板紙原紙をプレス成形することによって前記ウェットテ
    ィッシュを収納する大きさに形成され、上面と、前記上
    面の周縁に接続されて立ち下がる側面と、前記側面の下
    方端縁に接続されて水平方向に伸び、且つ前記底面シー
    トの外周部分に接着されるフランジ部とからなり、その
    内面が耐水処理された容器本体と、 前記容器本体の上面に形成された開口と、 前記開口にその端部を塞ぐように装着され、開閉自在の
    蓋体を有する合成樹脂よりなる取出口ユニットとを備え
    た、ウェットティッシュ包装体。
  8. 【請求項8】 ウェットティッシュと、 前記ウェットティッシュが収納され、板紙原紙のプレス
    成形によって形成された底面と、前記底面の周縁に接続
    されて立上る側面と、前記側面の上方端縁に接続されて
    水平方向に伸びるフランジ部とを有し、その内面が耐水
    処理された容器本体と、 前記容器本体の内部を密封するように設けられ、且つ前
    記容器本体側の面が耐水性を有し、その外周部分が前記
    容器本体のフランジ部の上面に接着される上面シート
    と、 前記上面シートに形成され、前記ウェットティッシュを
    取出すための開口と、 前記開口を覆うように前記上面シートの上面に貼り付け
    られ、剥離自在の粘着シールとを備えた、ウェットティ
    ッシュ包装体。
  9. 【請求項9】 前記容器本体の内面には、耐水コートに
    よる被覆処理、合成樹脂フィルムの貼付け処理又は合成
    樹脂の含浸処理による耐水処理がなされ、 前記上面シートは合成樹脂フィルムよりなる、請求項8
    記載のウェットティッシュ包装体。
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