JP2002049417A - 設備点検システム - Google Patents

設備点検システム

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JP2002049417A
JP2002049417A JP2000237621A JP2000237621A JP2002049417A JP 2002049417 A JP2002049417 A JP 2002049417A JP 2000237621 A JP2000237621 A JP 2000237621A JP 2000237621 A JP2000237621 A JP 2000237621A JP 2002049417 A JP2002049417 A JP 2002049417A
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Mamoru Nishiyama
守 西山
Yoichi Adachi
洋一 安達
Takashi Ochiai
隆 落合
Isamu Ueno
勇 上野
Shigetoyo Kiyama
繁豊 木山
Noboru Imasaka
登 今坂
Masatoshi Iwamoto
征敏 岩本
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Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備点検の容易化をはかり、作業性の改善を
はかった設備点検システムを提供する。 【解決手段】 機動性のある携帯端末を利用し、所定の
ルートに沿って携帯端末装置に各設備機器の点検項目が
画面表示され、当該表示された点検項目に従い対話形式
で順次点検入力を行なう。所定のルートは技術的な裏付
けによって、あるいは、設備の動作条件によって、また
は、設備の工程、設備の配置によって決まる。また、点
検の開始から入力までの所要時間が、あらかじめ定めら
れた基準時間を越えた場合にその点検入力を無効にでき
る。更に、設備の点検開始前にあらかじめ休止設備機器
を登録し、当該休止設備機器の点検項目の画面表示なら
びに点検入力をスキップすることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、上水処理、
下水処理、排水処理、汚泥処理プラント等に用いて好適
な、設備点検システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上水処理、下水処理、排水処理、汚泥処
理プロセスは、質・量の両面で安定処理が期待され、こ
れを実現するためには監視が不可欠である。特に、設備
に異常が発生しないように日頃の点検整備が重要にな
る。ところで、上述した上水処理、下水処理、排水処
理、汚泥処理プラント設備に携わる設備点検者は、日常
の点検作業に基づき日常点検報告書を作成するが、マニ
ュアルに従った設備点検を行い、その点検結果を手作業
で報告書に纏め上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】設備機器の運転に関す
るデータは事務所に設置された操作盤に表示され、これ
を機械に取り込むことは比較的容易であっても、日常点
検作業報告書との連携が困難であり、日常点検作業報告
書の作成に手間取り、非常に作業性が悪かった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、機動性の高い携帯端末装置を利用し、所定のルー
トに沿って携帯端末装置に各設備機器の点検項目が画面
表示され、当該表示された点検項目に従い対話形式で順
次点検入力を行なうことにより、設備点検の容易化をは
かり、作業性の改善をはかった設備点検システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定のルートに沿って携帯端末装置に各設備機器の
点検項目が画面表示され、当該表示された点検項目に従
い対話形式で順次点検入力を行なうこととした。このこ
とにより、点検ルートおよび点検項目が携帯端末装置の
画面に表示されるため、設備点検者は、ガイダンスに従
う設備点検が可能となり、設備点検の容易化と作業性の
改善がはかれる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の設備点検システムにおいて、前記点検の開始から終了
までの所要時間が、あらかじめ定められた基準時間を越
えた場合にその点検入力を無効にすることとした。この
ことにより、点検を実施する間の時間を設定することが
できるので、点検実施ごとに点検開始から点検完了まで
の点検時間のばらつきを低減させることができるので、
点検結果となるデータの精度の低減を押さえることがで
きる。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の設
備点検システムにおいて、前記設備点検システムが、さ
らに、前記点検の開始から入力までの所要時間があらか
じめ定められた基準時間を越えた場合に、警報を行うこ
とを特徴とする。このことにより、点検者に事故等が発
生し、所要時間が経過しても起点となる事務所などに戻
ってこない場合に、事務所等に待機している他の作業員
が事故の発生などを把握できるので、点検者における異
常を早期発見でき、安全性を向上させることができる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3記載の設備点検システムにおいて、前記所要時間
のカウントが、点検結果を入力する端末が所定の位置か
ら離れた時点で開始されることを特徴とする。このこと
により、点検者が設備安全システムを所定の位置(例え
ば、実施の形態におけるクレードル)から持ち出すこと
を検出できるので、点検開始時刻を正確に把握できる効
果が得られる。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1の設備
点検システムにおいて、前記所定のルートは、技術的な
裏付けによって決まることとした。請求項6に記載の発
明は、請求項1に記載の設備点検システムにおいて、前
記所定のルートは、設備の動作条件によって決まること
とした。請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の設
備点検システムにおいて、前記所定のルートは、設備の
工程によって決まることとした。請求項8に記載の発明
は、請求項1に記載の設備点検システムにおいて、前記
所定のルートは、設備の配置によって決まることとし
た。これらにより、柔軟性を維持しながら点検ルートを
設定でき、設定された点検ルート順に点検内容が画面表
示され、設備点検者は、ガイダンスに従い設備点検が可
能となるため、設備点検の容易化と作業性の改善がはか
れる。
【0010】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の設備点検システムにおいて、前記所定のルートは、休
止設備機器の点検をスキップすることとした。また、請
求項10に記載の発明は、請求項9に記載の設備点検シ
ステムにおいて、設備の点検開始前にあらかじめ休止設
備機器を登録し、当該休止設備機器の点検項目の画面表
示ならびに点検入力をスキップすることとした。更に、
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の設備点検
システムにおいて、設備の点検開始前にあらかじめ点検
すべき設備機器を登録するにあたり、前回点検時に異常
があった設備機器を強制的に点検項目に登録することと
した。これらにより、柔軟性、拡張性の高い点検設備、
点検項目の設定が可能となり、また、無駄な点検作業を
省略できるため、設備点検者の負担軽減がはかれる。
【0011】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載の設備点検システムにおいて、多重系設備機器におい
て、片系の設備機器を選択して点検を開始したときに、
他系の設備機器の点検項目を入力しても無効とすること
とした。このことにより、誤って他系の点検作業を行な
ってもシステムにより通知されるため、無駄な点検作業
を省略でき、設備点検者の負担軽減がはかれる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の設備点検システ
ムによる設備機器の点検順序を説明するために引用した
図である。ここでは、事務所を点検整備の開始拠点と
し、設備機器として、空気圧縮機、加圧脱水機、汚泥ポ
ンプが例示されている。他に、油圧ポンプ、圧水ポン
プ、コンベア等も考えられる。
【0013】図中、(a)は、スタート地点からの設備
機器の設置状況に応じて設備点検ルートが決まる場合を
例示しており、この場合、事務所を起点に、空気圧縮
機、加圧脱水機、汚泥ポンプ、事務所の順になってい
る。(b)は、設備機器の運転動作順序に応じて決まる
場合を例示しており、この場合、事務所を起点に、空気
圧縮機、汚泥ポンプ、加圧脱水機、事務所の順になって
いる。他に、選択事項として、設備機器の点検順序は、
設備の工程、技術的な裏付け等が考えられる。なお、点
検項目は、空気圧縮機は、電流値、空気圧となり、加圧
脱水機は、電流値、濾布蛇行、濾布しわ、ケーキ剥離状
況、ケーキ脱水状況となり、汚泥ポンプは、電流値、吐
出圧となる。
【0014】図2は、本発明において用いられる携帯端
末装置の内部構成を示すブロック図である。本発明で用
いられる携帯端末装置は、CPU11を制御中枢とし、
プログラムが格納されるROM12、RAM13、表示
入力装置となるタッチパネル14、図示せぬホストパソ
コンとの通信を行なうモデム15、メモリカード等外部
記憶媒体16のそれぞれがシステムバス18を介して共
通接続される。17はビットマツプメモリを含む表示入
力コントローラである。ここで、モデム15は、LAN
コントローラ等であってもよい。
【0015】図3は、本発明において、表示入力装置と
して使用されるタッチパネル14の画面遷移を説明する
ために引用した図である。最初にメニュー画面()が
表示され、点検項目一覧を選択することで点検項目一覧
画面()が表示され、点検項目入力を選択することで
点検項目入力画面()が表示される。なお、点検項目
一覧画面と点検項目入力画面の間はメニュー画面を介さ
ずに対話形式で行き来が可能である。点検項目入力画面
から点検項目一覧画面へ遷移したときは、点検項目入力
画面で表示していた点検項目を選択(反転表示)して表
示し、点検項目一覧画面から点検項目入力画面へ遷移す
るときは、点検項目一覧画面で選択した点検項目を表示
する。なお、メニュー画面から休止機器設定()も可
能である。休止機器の設定については後述する。
【0016】図4(a)にメニュー画面の詳細が示され
ている。ここでは、点検種類として点検種類名が表示さ
れ、「新規」釦を押下することにより、選択した点検種
類の新規入力が行なわれ、「修正」釦押下により、入力
済みデータの修正が行なわれ、「通信」釦の押下により
後述するホストパソコンとの通信が行なわれる。
【0017】図4(b)に点検項目一覧画面の詳細が、
図4(c)に点検項目入力画面の詳細が示されている。
図4(b)においては、点検項目がリスト表示され、図
4(c)においては、データの入力型によって異なるフ
ォームが表示される。ここでは、全型共通のフォームが
示されており、画面上方に、点検項目が、中央近傍に入
力値によって異なる表示が、下方に、前回値、メモ、そ
して、「戻る」、「次へ」、「閉じる」釦が割り付けら
れ表示される。なお、前回値には、同点検箇所の前回測
定値が設定されるものとする。
【0018】図5は、データ入力型によって変わる表示
パターンが示されている。図中、(a)はチェック入
力、(b)は数値入力、(c)は文字入力、(d)は積
算値、(e)はリスト入力を示す。数値入力において、
入力値が上限値または下限値を越えたときにメッセージ
表示や白黒反転等警告表示がなされる。文字入力は、値
がタッチパネル14内蔵の認識ソフトウェアを介して文
字認識されて入力される。積算値は、数値入力同様、入
力値が上限値または下限値を越えたときにメッセージ表
示や白黒反転等警告表示がなされる。リスト入力におい
て、値は、コンボボックスによって選択されるものとす
る。
【0019】図6に上述した休止機器入力画面が示され
ている。この画面には、機器名リストが列挙されてお
り、この中から、休止機器を選択するしくみになってい
る。ここで選択した設備機器の点検項目は表示されな
い。また、休止機器が一つでも選択されていた場合は、
メニュー画面に何らかのマークが表示される。
【0020】図7、図8は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートである。以下、図
7、図8に示すフローチャートを参照しながら本発明実
施形態の動作について詳細に説明する。
【0021】まず、設備点検にあたり、オペレータとな
る点検作業者が事務所をスタートするにあたり、携帯端
末のスタートボタンを押下することによって点検作業が
開始される(ステップS71)。携帯端末の表示画面
に、まずは空気圧縮機の入力項目が表示される(ステッ
プS72)。設備点検者は、そのガイダンスに従い、空
気圧縮機の設置場所へ出向き、電流、圧力の数値を読み
込む(ステップS73)。そして、その数値を画面に入
力する。ここでは、電流、118A、圧力、0.67P
aとする(ステップS74)。
【0022】ここで、空気圧縮機の許容値は、電流12
5A以内、圧力が0.6〜0.7Paであり、従って、
入力データは、許容値以内であるため、異常である表示
はなされない(ステップS75)。次に、表示画面は、
次の点検箇所である加圧脱水機の締め付け装置の入力項
目に変わる(ステップS76)。このことにより、作業
点検者は、加圧脱水機の設置場所に出向き、締め付け装
置を点検する(ステップS77)。このとき、作業点検
者は、汚泥加圧ポンプの設置場所に出向き、汚泥加圧ポ
ンプのデータを入力してもシステムは受け付けない。な
お、点検の開始から入力までの所要時間が、あらかじめ
定められた基準時間を越えた場合にその点検入力を無効
にすることも可能である。
【0023】一方、締め付け装置の点検項目は、電流
値、締め付け角度、締め付け時の動作、減速機、温度、
作動音、軸ピングリス補給の類である(ステップS7
8)。作業点検者は、電流値を読み、その値である“3
5A”を再度画面入力する(ステップS79)。次に、
締め付け角度を測定し、その値“7”を画面入力する
(ステップS80)。いずれも図5(b)の画面に従
う。そして、脱水機の締め付け時の動作を点検して正常
であることを確認し、画面にその旨表示する(ステップ
S81)。
【0024】次に、減速機の温度、作動音を点検し、こ
こで異音を発見したものとする(ステップS82)。こ
のことにより、作業点検者は、表示画面に異常であるこ
とを表示し、所持するディジタルカメラで減速機の状態
を撮影して記録できるデータを収集する(ステップS8
3)。更に、表示画面は、次の点検箇所である汚泥加圧
ポンプの入力項目に切り替る(ステップS84)。そこ
で、作業点検者は、汚泥加圧ポンプの設置場所に出向
き、画面にその値を入力する。ここでは、電流は117
A、圧力は、0.4MPaとする(ステップS85)。
汚泥加圧ポンプの許容値は、電流が137A以内、圧力
が0.4MPa以上であるため、入力データは許容値内
にあるものと判定される(ステップS86)。
【0025】以上により、作業点検者は、日常点検の全
ての項目データを携帯端末に入力し終えたため、事務所
に戻ることができる(ステップS87)。そして、携帯
端末に格納されたデータをホストパソコンに転送する。
更に、終了スイッチを押下することによって全ての操作
が完了する(ステップS88、S89)。
【0026】ホストパソコンは、携帯端末の測定データ
を取り込み、測定データを、例えば、CSV(Comma S
eparated Value)ファイルとして出力し、パソコンが
内蔵する報告書作成ツールに制御を渡す。なお、同一日
に複数の点検種類の測定を行なった場合は、それぞれの
結果を1つのCSVファイルにまとめて出力するものと
する。
【0027】以上説明した実施形態においては、オペレ
ータとなる点検作業者が事務所をスタートするにあた
り、携帯端末のスタートボタンを押下することによって
点検作業が開始され、点検を終えた後、終了スイッチを
押下することによって点検が完了するようにしていた
が、点検作業の開始のトリガをスタートボタンを押下す
る以外に、クレードルから取り外した時点で点検作業を
開始としてもよい。また、所要時間が基準時間を超えた
時点で、事務所内に待機している点検作業員や、他の場
所にいる作業員、携帯端末を所持しているオペレータに
警報を行うようにしてもよい。
【0028】以上説明のように本発明は、機動性の高い
携帯端末装置を利用し、所定のルートに沿って携帯端末
装置に各設備機器の点検項目が画面表示され、当該表示
された点検項目に従い対話形式で順次点検入力を行なう
ことにより、設備点検の容易化をはかり、作業性の改善
をはかったものである。なお、多重系設備機器におい
て、片系の設備機器を選択して点検を開始したときに、
他系の設備機器の点検項目を入力しても無効とすること
により、誤って無駄な点検作業を行なってもシステムに
より通知されるため、無駄な点検作業を省略でき、設備
点検者の設備点検、作業報告書作成にかかる負担軽減が
はかれる。
【0029】また、図2における携帯端末装置の機能を
実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプロ
グラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する
ことにより設備点検管理を行ってもよい。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュー
タシステム」は、WWWシステムを利用している場合で
あれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も
含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な
記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光
磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コ
ンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記
憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可
能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク
や電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する
場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラム
を保持するもの、その場合のサーバやクライアントとな
るコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、
一定時間プログラムを保持しているものも含むものとす
る。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現
するためのものであっても良く、さらに前述した機能を
コンピュータシステムにすでに記録されているプログラ
ムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。以
上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、所定
のルートに沿って携帯端末装置に各設備機器の点検項目
が画面表示され、当該表示された点検項目に従い対話形
式で順次点検入力を行なうことにより、点検ルートおよ
び点検項目が携帯端末装置の画面に表示されるため、設
備点検者は、ガイダンスに従う設備点検が可能となり、
設備点検の容易化と作業性の改善がはかれる。
【0031】また、点検の開始から入力までの所要時間
が、あらかじめ定められた基準時間を越えた場合にその
点検入力を無効にするようにしたので、点検実施ごとに
点検開始から点検完了までの点検時間のばらつきを低減
させることができ、点検結果となるデータの精度の低減
を押さえることができる効果が得られる。
【0032】また、この発明によれば、点検の開始から
入力までの所要時間があらかじめ定められた基準時間を
越えた場合に、警報を行うようにしたので、所要時間が
経過しても起点となる事務所などに戻ってこない場合な
ど、点検者の異常事態の発生が把握でき、点検者におけ
る異常を早期発見でき、安全性を向上させることができ
る効果が得られる。
【0033】また、この発明によれば、所定のルートは
技術的な裏付けによって、あるいは、設備の動作条件に
よって、または、設備の工程、設備の配置によって決ま
るものであり、柔軟性を維持しながら点検ルートを設定
できる。そして、設備の点検開始前にあらかじめ休止設
備機器を登録し、当該休止設備機器の点検項目の画面表
示ならびに点検入力をスキップすることで、柔軟性、拡
張性の高い点検設備、点検項目の設定が可能となり、ま
た、無駄な点検作業を省略できるため設備点検者の負担
軽減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の設備点検システムによる設備機器の
点検順序を説明するために引用した図である。
【図2】 本発明において用いられる携帯端末装置の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明において使用されるタッチパネルの画
面遷移を説明するために引用した図である。
【図4】 本発明において使用されるタッチパネルの画
面構成を説明するために引用した図である。
【図5】 本発明において使用されるタッチパネルの画
面構成を説明するために引用した図である。
【図6】 本発明において使用されるタッチパネルの画
面構成を説明するために引用した図である。
【図7】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図8】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…タ
ッチパネル、15…モデム、16…メモリカード、17
…表示入力コントローラ、18…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 隆 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 上野 勇 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 木山 繁豊 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 今坂 登 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 岩本 征敏 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 CC21 DD01 FF04 GG03 GG04 GG07 5H223 AA01 BB01 DD03 EE06 FF08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のルートに沿って携帯端末装置に各
    設備機器の点検項目が画面表示され、当該表示された点
    検項目に従い、対話形式で順次点検入力を行なうことを
    特徴とする設備点検システム。
  2. 【請求項2】 前記点検の開始から入力までの所要時間
    があらかじめ定められた基準時間を越えた場合に、その
    点検入力を無効にすることを特徴とする請求項1に記載
    の設備点検システム。
  3. 【請求項3】 前記設備点検システムは、さらに、前記
    点検の開始から入力までの所要時間があらかじめ定めら
    れた基準時間を越えた場合に、警報を行うことを特徴と
    する請求項2記載の設備点検システム。
  4. 【請求項4】 前記所要時間のカウントは、点検結果を
    入力する端末が所定の位置から離れた時点で開始される
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の設備点
    検システム。
  5. 【請求項5】 前記所定のルートは、技術的な裏付けに
    よって決まることを特徴とする請求項1に記載の設備点
    検システム。
  6. 【請求項6】 前記所定のルートは、設備の動作条件に
    よって決まることを特徴とする請求項1に記載の設備点
    検システム。
  7. 【請求項7】 前記所定のルートは、設備の工程によっ
    て決まることを特徴とする請求項1に記載の設備点検シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記所定のルートは、設備の配置によっ
    て決まることを特徴とする請求項1に記載の設備点検シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記所定のルートは、休止設備機器の点
    検をスキップすることを特徴とする請求項1に記載の設
    備点検システム。
  10. 【請求項10】 設備の点検開始前にあらかじめ休止設
    備機器を登録し、当該休止設備機器の点検項目の画面表
    示ならびに点検入力をスキップすることを特徴とする請
    求項9に記載の設備点検システム。
  11. 【請求項11】 設備の点検開始前にあらかじめ点検す
    べき設備機器を登録するにあたり、前回点検時に異常が
    あった設備機器を強制的に点検項目に登録することを特
    徴とする請求項9に記載の設備点検システム。
  12. 【請求項12】 多重系設備機器において、片系の設備
    機器を選択して点検を開始したときに、他系の設備機器
    の点検項目を入力しても無効とすることを特徴とする請
    求項1に記載の設備点検システム。
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