JP2006244215A - 携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法 - Google Patents

携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コストで正確な携帯端末の故障診断を行えるようにした上に、迅速な修理を可能にする。
【解決手段】 販売店に設置されている販売店端末は、携帯電話機に直接接続された、携帯電話機から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信する。故障診断サーバは、販売店端末から受信した情報にもとづいて故障診断を実行して、診断結果を販売店端末に送信する。販売店端末は、故障診断サーバから診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯電話機などの携帯端末の故障の修理を効率的実行させるための携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法に関する。
携帯電話機のユーザは、携帯電話機に故障が生じたと判断すると、一般に、携帯電話機を販売店に持ち込んで修理を依頼する。販売店の店員は、携帯電話機が持ち込まれると、携帯電話網運営会社や携帯電話機製造会社からあらかじめ支給されているマニュアルに従って、持ち込まれた携帯電話機が本当に故障しているか否か判断する。判断の結果が、ユーザの操作誤りなど、故障ではない原因によってユーザが不具合を感じているにすぎない場合には、その旨をユーザに説明して携帯電話機をユーザに返却する。判断の結果が、本当に故障しているということであれば、店員は、携帯電話機を引き取って、修理センタに携帯電話機を送付する。また、販売店に故障診断用の端末装置が設置され、その端末装置と修理センタの診断用サーバとが専用回線で接続されていることもある。その場合、携帯電話機が販売店に持ち込まれると、販売店の店員は、専用回線を介して診断用サーバから診断のための情報を故障診断用の端末装置にダウンロードし、ダウンロードした情報を用いて診断を行う。
しかしながら、ユーザが携帯電話機に故障が生じたと判断して携帯電話機を販売店に持ち込んだ場合に、販売店の店員が本当に故障しているか否か判断する場合には、判断にばらつきが生ずる可能性がある。その結果、店員が故障であると判断して修理センタに携帯電話機を送付した場合に、修理センタでは故障が再現しないということも生じ、不要な修理費用が発生するという問題がある。また、店員が専用回線を介して診断用サーバから診断のための情報をダウンロードするように構成されている場合には、新たな販売店を開くときに、一々専用回線を設置するといった設備費用がかかるという問題がある。
そのような問題を解決するために、販売店の端末装置と修理センタのサーバとをインターネットで通信可能に接続した故障診断システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。そのようなシステムでは、携帯電話機が販売店に持ち込まれると、修理センタの技術者がインターネットを介して販売店の端末装置に対して指示を出力する。そして、販売店の店員は、指示に従って診断作業を遂行する。
また、機器の故障を診断するために、故障した機器と診断用端末とを接続し、さらに、診断用端末と診断用サーバ(支援サーバ)とをインターネットで通信可能に接続した故障診断システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。そのようなシステムでは、診断用サーバは、診断用端末およびインターネットを介して機器からデータを吸い上げ、吸い上げたデータにもとづいて故障の診断を実行する。
特開2004−166115号公報(段落0003−0008、図1) 特開2004−287908号公報(段落0006−0007、図1)
ところが、携帯電話機などユーザが日常的に使用する携帯端末の場合には、正確な故障診断を行うとともに、迅速な修理を行って、修理後の携帯電話機をできるだけ早くユーザに返却することが重要である。迅速な修理を行ってユーザに携帯端末を早く返却しないと、ユーザが日常生活に支障を来す場合もあるからである。
そこで、本発明は、低コストで正確な携帯端末の故障診断を行える上に、迅速な修理を可能にすることができる携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法を提供することを目的とする。
本発明による携帯端末の故障修理支援方法は、携帯端末に故障が生じているか否か判断するとともに、故障が生じていると判断した場合には修理を行うための支援を行う方法であって、携帯端末に直接接続された販売店端末が、携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信し、故障診断サーバが、販売店端末から受信した情報にもとづいて故障診断を実行して、診断結果を販売店端末に送信し、販売店端末が、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信することを特徴とする。
販売店端末が、入力部から不具合内容が入力された場合には、その不具合内容も故障診断サーバに送信し、故障診断サーバは、販売店端末から受信した情報および不具合内容にもとづいて故障診断を実行するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、故障診断の精度がより向上する。
携帯端末が、不具合が発生する度に、通信ネットワークを介して不具合内容を故障診断サーバに送信し、故障診断サーバが、受信した不具合内容を蓄積し、故障診断サーバが、販売店端末から受信した情報および不具合内容にもとづいて故障診断を実行するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、故障診断の精度がさらに向上する。
本発明による携帯端末の故障修理支援システムは、携帯端末に故障が生じているか否か判断するとともに、故障が生じていると判断した場合には修理を行うための支援を行う携帯端末の故障修理支援システムであって、通信ネットワークを介して受信した情報にもとづいて故障診断を実行する故障診断サーバと、携帯端末に直接接続され、携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信する販売店端末と、修理センタに設置された修理センタ端末とを備え、故障診断サーバは、診断結果を通信ネットワークを介して販売店端末に送信する通信部を含み、販売店端末は、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する通信部を含むことを特徴とする。
販売店端末が、入力部を備え、入力部から不具合内容が入力された場合には、その不具合内容も故障診断サーバに送信し、故障診断サーバが、販売店端末から受信した情報および不具合内容にもとづいて故障診断を実行するように構成されていてもよい。
携帯端末が、不具合が発生する度に、通信ネットワークを介して不具合内容を故障診断サーバに送信し、故障診断サーバが、携帯端末から受信した不具合内容を蓄積するデータベースを有し、販売店端末から受信した情報およびデータベースに蓄積されている不具合内容にもとづいて故障診断を実行するように構成されていてもよい。
本発明による故障修理支援プログラムは、コンピュータ(例えば、販売店端末を実現するパーソナルコンピュータ)に、携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信する処理と、故障診断サーバから診断結果を受信する処理と、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する処理とを実行させるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の故障修理支援システムおよび故障修理支援方法が、故障診断サーバが、販売店端末から受信した情報にもとづいて故障診断を実行して、診断結果を販売店端末に送信し、販売店端末が、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信するように構成されているので、販売店において携帯端末を受け付けたときに確実な故障診断がなされる上に、修理も迅速に終了させることができる。また、販売店端末が携帯端末に直接接続されるように構成されているので、販売店の店員がユーザから直接状況を聞き取ることができるようになり、故障診断の精度は高くなる。さらに、修理センタ端末が、診断結果も入手することができるので、修理の精度も向上する。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による携帯端末の故障修理支援システムの構成例を示すシステム構成図である。なお、以下の説明では、携帯端末として携帯電話機を例にするが、本発明は、携帯電話機に限らず、通信機能を搭載したPDAその他の携帯型の通信端末に広く適用することができる。
図1に示すシステムには、携帯電話機の販売店に設置されている販売店端末200、診断センタに設置されている故障診断サーバ300、および修理センタに設置されている修理センタ端末400が存在する。販売店端末200、故障診断サーバ300および修理センタ端末400は、相互に、インターネットなどの通信ネットワーク500を介して通信可能である。
図2は、販売店端末200の構成例を示すブロック図である。図2に示す例では、販売店端末200は、携帯電話機100のデータ入力用のコネクタと接続可能であって、そのコネクタを介して携帯電話機100とデータの送受信を行う携帯電話インタフェース21、販売店の店員等が入力操作を行うためのキーボードなどの入力部22、携帯電話機100から故障診断のための情報を受信する処理を行う故障状況診断制御部23、通信ネットワーク500を介して他の装置と通信を行う通信部24、CRTやLCDによる表示部25、および携帯電話機100から受信した情報を一時記憶する記憶部26を含む。なお、携帯電話機100のデータ入力用のコネクタは、一般に、充電器接続用のコネクタと兼用されている。また、販売店端末200は、例えば、携帯電話インタフェース21が付加されたパーソナルコンピュータで実現可能である。その場合、故障状況診断制御部23は、携帯電話機100から故障診断のための情報を受信する処理を実行するためのプログラムとCPUとで実現される。
図3は、故障診断サーバ300の構成例を示すブロック図である。図3に示す例では、通信ネットワーク500を介して他の装置と通信を行う通信部31、故障診断を実行する故障診断部32、故障診断を実行する者が入力操作を行うためのキーボードなどの入力部33、CRTやLCDによる表示部34、および診断結果等を記憶するデータベース35を含む。なお、故障診断部32は、故障診断を実行するための故障診断プログラムと、サーバ装置のCPUとで実現される。
次に、図4のシーケンス図を参照して、故障修理支援システムを利用した故障修理支援方法について説明する。
ユーザは、携帯電話機100が故障が生じていると自己判断したときなどに、携帯電話機100を販売店に持ち込む。販売店の店員は、ユーザの自己判断が誤りであって、単なる操作ミス等を故障と誤判断していることが明らかである場合には、その旨をユーザに説明して携帯電話機100をユーザに返却する。
販売店の店員は、故障の可能性があると判断した場合に、携帯電話機100を販売店端末200に接続する(ステップS101)。その際に、販売店の店員は、ユーザから聴取した不具合内容(例えば、電源が入らないとか、通話ができないとか)を入力部22から入力してもよい。そして、入力部22から、診断要求を行う旨を入力する。故障状況診断制御部23は、診断要求を行う旨の入力に応じて、通信部24および通信ネットワーク500を介して、故障診断サーバ300に診断要求を送信する(ステップS102)。不具合内容が入力された場合には、それも故障診断サーバ300に送信される。なお、不具合内容は、あらかじめ用意され表示部25に表示される例えばチェックシートにおける項目にチェック(該当不具合項目にチェック)することによって入力されることが好ましい。また、販売店の店員から診断要求を行う旨が入力されなくても、故障状況診断制御部23は、携帯電話機100が接続されたことが検知されると、故障診断サーバ300に診断要求を送信するようにしてもよい。
故障診断サーバ300において、診断要求が受信されると、故障診断プログラムが起動する(ステップS103)。故障診断プログラムに従って動作する故障診断部32は、まず、故障診断に必要な情報の要求を、通信部31および通信ネットワーク500を介して、販売店端末200に送信する(ステップS104)。
販売店端末200において、情報要求が受信されると(ステップS105)、故障状況診断制御部23は、携帯電話インタフェース21を介して、携帯電話機100に、情報要求を送信する(ステップS106)。携帯電話機100には、少なくとも、コネクタを介して情報要求が受信されると故障診断に必要な情報をコネクタを介して送信するプログラムが搭載されている。
故障診断に必要な情報として、例えば、以下のようなデータがある。
(1)携帯電話機100に搭載されているソフトウェアのバージョン。
(2)携帯電話機100にログ記憶機能が搭載されている場合には、不揮発性記憶手段に記憶されているログデータ。ログデータとして、例えば、正常動作している場合にはあり得ない状態に陥ったことを示すデータ、フリーズ状態が発生したときのアドレスや時刻等がある。フリーズ状態の発生は、例えば、携帯電話機100に搭載されているOSがアプリケーションソフトウェア等の状態を監視してアプリケーションソフトウェア等が停止してしまっていることを検知することによって検出される。
(3)電源電圧値。
(4)電流値。
(5)通信履歴。ただし、ユーザが提出に同意したときにのみに収集される。
(6)電子メールの履歴。ただし、ユーザが提出に同意したときにのみに収集される。
なお、上記の(1)〜(6)は例示であって、故障診断に必要な情報として、他の情報を用いたり、上記の(1)〜(6)に他の情報が追加されてもよい。
携帯電話機100が情報要求を受信すると、故障診断に必要な情報を収集して(ステップS107)、収集した情報を販売店端末200に送信する(ステップS108)。販売店端末200において、故障診断に必要な情報が受信されると、故障状況診断制御部23は、その情報を、記憶部26に記憶させるとともに、通信部24および通信ネットワーク500を介して故障診断サーバ300に送信する(ステップS109,S110)。
故障診断サーバ300において、故障診断に必要な情報が受信されると、故障診断部32は、故障診断プログラムに従って故障診断を実施する(ステップS111)。なお、故障診断の専門家が、販売店端末200から送信された情報にもとづいて故障が生じているか否かと故障が発生している可能性がある箇所を判断するようにしてもよい。
故障診断プログラムに従って自動的に故障診断を実施する場合には、例えば、(if 現象 then どの故障)のようにルール化されたプログラムがあらかじめ作成され、故障診断部32が、故障診断に必要な情報から把握される現象にもとづいて、どの故障が生じているのか判断する。なお、販売店端末200から、店員が入力した不具合内容も送信された場合には、それも利用する。例えば、把握される現象の一つに加える。
故障診断部32は、故障診断が終了すると、診断結果(例えば、故障なしを意味する情報、またはどの部分に故障の可能性があるかを示す情報)を、通信部31および通信ネットワーク500を介して、販売店端末200に送信する(ステップS112)。
販売店端末200において、診断結果が受信されると(ステップS113)、故障状況診断制御部23は、表示部25に診断結果を表示する。販売店の店員は、表示部25に故障の可能性がある旨の表示がなされたら、入力部22から、修理依頼を行う旨を入力する。故障状況診断制御部23は、診断要求を行う旨の入力に応じて、通信部24および通信ネットワーク500を介して、修理センタ端末400に修理依頼を送信する(ステップS114)。このとき、診断結果も修理センタ端末400に送信する。また、携帯電話機100から端末IDを受信したり、端末IDがバーコードとして印刷されている箇所を販売店の店員が読み取ったりして端末IDが取得され、端末IDも修理センタ端末400に送信される。そして、販売店の店員は、ユーザから携帯電話機100を預かり、それを修理センタに発送する。
故障診断サーバ300から診断結果として故障なしを意味する情報が送信された場合には、販売店の店員は、その旨をユーザに伝えて、携帯電話機100をユーザに返却する。
修理センタ端末400において、修理依頼が受信されると、例えば、その旨が修理センタ端末400の表示部に表示される(ステップS115)。そして、修理センタの修理担当者は、販売店から携帯電話機100が到着すると、修理を実行し、修理が完了したら、修理担当者は、修理結果(修理箇所を示す情報等)を販売店端末200に送信する(ステップS117)。また、修理後の携帯電話機100販売店に発送する。販売店端末200では、修理結果が受信されたら、例えば表示部25に修理結果が表示される(ステップS118)。
以上のように、この実施の形態では、販売店端末200が自動的に携帯電話機100から故障診断に必要な情報を収集し、また、故障診断サーバ300側で集中的に故障診断が実施される。さらに、修理センタには、故障診断サーバ300側の診断結果が送信されてくるので、修理担当者は、故障診断サーバ300側と連携して修理を実行することができる。その結果、販売店において携帯電話機100を受け付けたときに確実な故障診断がなされる上に、修理も迅速に終了させることができる。また、販売店端末200が携帯電話機100に直接接続されるように構成されているので、ユーザは、販売店に赴く必要がある。よって、例えば、通信ネットワーク500を介して販売店端末200が携帯電話機100に接続される場合と比較すると、この実施の形態では、販売店の店員がユーザから直接状況を聞き取ることができ、故障診断の精度は高くなる。
実施の形態2.
上記の実施の形態(第1の実施の形態)では、ユーザが携帯電話機100が故障が生じていると自己判断したときなどに携帯電話機100を販売店に持ち込むことを想定したが、さらに、携帯電話機100に、不具合が生じたか否か判定するプログラム(例えば、ログ収集プログラム)とともに、不具合が生じたと判定したときに故障診断サーバ300に不具合報告を送信するプログラムを搭載してもよい。その場合、携帯電話機100は、例えば通信ネットワーク500を介する電子メールで不具合報告を故障診断サーバ300に送信する(図5参照)。
図6は、携帯電話機100が不具合報告を故障診断サーバ300に送信するように構成された場合の故障修理支援方法を示すフローチャートである。図6に示すように、携帯電話機100は、不具合が生じたと判定したときに、その状況(例えば、ログデータ)を示す情報と端末IDとを故障診断サーバ300に送信する(ステップS201,S202)。
故障診断サーバ300において、不具合状況を示す情報と端末IDとが受信されると、故障診断部32は、不具合状況を示す情報を端末IDに対応させてデータベース35に記憶する(ステップS203)。携帯電話機100は、不具合が生じたと判定する度に、その都度、不具合状況を示す情報と端末IDとを故障診断サーバ300に送信する。従って、同一の携帯電話機100から複数回不具合状況を示す情報が送信された場合に、それらは、データベース35に蓄積される。
ユーザが、携帯電話機100が故障が生じていると自己判断したときなどに携帯電話機100を販売店に持ち込み、販売店の店員が故障の可能性があると判断して携帯電話機100を販売店端末200に接続したときに、販売店端末200は、まず、携帯電話機100に端末IDを送信させる(ステップS204,S205)。なお、端末IDがバーコードとして印刷されている箇所を販売店の店員が読み取ったりして端末IDを取得してもよい。そして、この実施の形態では、販売店端末200は、診断要求とともに端末IDを故障診断サーバ300に送信する(ステップS206)。
故障診断サーバ300は、第1の実施の形態と同様に故障診断を実行するのであるが、この実施の形態では、データベース35に蓄積されている不具合状況を示す情報も使用して故障診断を実行する(ステップS211)。例えば、故障診断プログラムが(if 現象 then どの故障)のようにルール化されたプログラムで構成されている場合には、「現象」の部分に、不具合状況も含めることができる。なお、故障診断サーバ300は、ステップS207において端末IDも受信しているので、そこで受信した端末IDにもとづいて、データベース35から不具合状況を示す情報を抽出する。
図6に示すステップS201〜S207,S211以外の処理は、第1の実施の形態の場合と同様である。従って、第1の実施の形態の場合と同様に、この実施の形態でも、販売店において携帯電話機100を受け付けたときに確実な故障診断がなされる上に、修理も迅速に終了させることができる。しかも、この実施の形態では、データベース35に蓄積されている不具合状況を示す情報も使用して故障診断を実行するので、より確実な故障診断がなされる。
なお、この実施の形態では、不具合状況を示す情報と携帯電話機100から販売店端末200を介して故障診断サーバ300に送信された情報との双方を利用して故障診断を行っているが、不具合状況を示す情報のみを利用して故障診断を行ってもよい。
実施の形態3.
第1および第2の実施の形態では、修理センタ端末400には、販売店端末200から、診断結果が供給されたが、その情報を、故障診断サーバ300から修理センタ端末400に送信するようにしてもよい。
例えば、図7のシーケンス図に示すように、販売店端末200は、故障診断サーバ300が送信した診断結果を受信すると(ステップS312,S313)、修理依頼のみを修理センタ端末400に送信する(ステップS314)。修理センタ端末400は、修理依頼を受信すると(ステップS315)、故障診断サーバ300に診断結果を要求する(ステップS316)。故障診断サーバ300は、要求に応じて、診断結果を修理センタ端末400に送信する(ステップS317,S318)。その後、第1および第2の実施の形態と同様に修理が実行される。
また、第2の実施の形態では、故障診断サーバ300においてデータベース35に不具合状況を示す情報が蓄積されているので、その場合には、故障診断サーバ300は、不具合状況を示す情報も修理センタ端末400に送信するようにしてもよい。修理担当者は、不具合状況を示す情報も参考にすることによって、例えば診断結果には現れていないような箇所も念のためチェックするといったことができる。
本発明は、携帯電話機などの携帯端末の修理の受付を販売店などで行うようなシステムに有効に適用可能である。
故障修理支援システムの構成例を示すシステム構成図である。 販売店端末の構成例を示すブロック図である。 故障診断サーバの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の故障修理支援方法を示すシーケンス図である。 故障修理支援システムの構成例を示すシステム構成図である。 第2の実施の形態の故障修理支援方法を示すシーケンス図である。 第3の実施の形態の故障修理支援方法を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 携帯電話機
200 販売店端末
300 故障診断サーバ
400 修理センタ端末
500 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 携帯端末に故障が生じているか否か判断するとともに、故障が生じていると判断した場合には修理を行うための支援を行う携帯端末の故障修理支援方法において、
    携帯端末に直接接続された販売店端末が、携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信し、
    前記故障診断サーバが、前記販売店端末から受信した情報にもとづいて故障診断を実行して、診断結果を前記販売店端末に送信し、
    前記販売店端末が、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する
    ことを特徴とする携帯端末の故障修理支援方法。
  2. 販売店端末が、入力部から不具合内容が入力された場合には、その不具合内容も故障診断サーバに送信し、
    故障診断サーバは、前記販売店端末から受信した情報および前記不具合内容にもとづいて故障診断を実行する
    請求項1記載の携帯端末の故障修理支援方法。
  3. 携帯端末が、不具合が発生する度に、通信ネットワークを介して不具合内容を故障診断サーバに送信し、
    前記故障診断サーバが、受信した不具合内容を蓄積し、
    前記故障診断サーバが、前記販売店端末から受信した情報および前記不具合内容にもとづいて故障診断を実行する
    請求項1または請求項2記載の携帯端末の故障修理支援方法。
  4. 携帯端末に故障が生じているか否か判断するとともに、故障が生じていると判断した場合には修理を行うための支援を行う携帯端末の故障修理支援システムにおいて、
    通信ネットワークを介して受信した情報にもとづいて故障診断を実行する故障診断サーバと、
    携帯端末に直接接続され、携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して前記故障診断サーバに送信する販売店端末と、
    修理センタに設置された修理センタ端末とを備え、
    前記故障診断サーバは、診断結果を通信ネットワークを介して前記販売店端末に送信する通信部を含み、
    前記販売店端末は、診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する通信部を含む
    ことを特徴とする携帯端末の故障修理支援システム。
  5. 販売店端末は、入力部を備え、入力部から不具合内容が入力された場合には、その不具合内容も故障診断サーバに送信し、
    故障診断サーバは、前記販売店端末から受信した情報および前記不具合内容にもとづいて故障診断を実行する
    請求項1記載の携帯端末の故障修理支援システム。
  6. 携帯端末は、不具合が発生する度に、通信ネットワークを介して不具合内容を故障診断サーバに送信し、
    前記故障診断サーバは、携帯端末から受信した不具合内容を蓄積するデータベースを有し、前記販売店端末から受信した情報およびデータベースに蓄積されている前記不具合内容にもとづいて故障診断を実行する
    請求項4または請求項5記載の携帯端末の故障修理支援システム。
  7. 携帯端末に故障が生じていると判断された場合に修理を行うための支援を行う携帯端末の故障修理支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    携帯端末から、故障診断に必要な情報を受信して、受信した情報を、通信ネットワークを介して故障診断サーバに送信する処理と、
    前記故障診断サーバから診断結果を受信する処理と、
    診断結果を受信すると、その診断結果および故障依頼を、通信ネットワークを介して修理センタ端末に送信する処理と
    を実行させるための故障修理支援プログラム。
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