JP2592982B2 - 現場巡視支援装置 - Google Patents

現場巡視支援装置

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JP2592982B2 JP13025390A JP13025390A JP2592982B2 JP 2592982 B2 JP2592982 B2 JP 2592982B2 JP 13025390 A JP13025390 A JP 13025390A JP 13025390 A JP13025390 A JP 13025390A JP 2592982 B2 JP2592982 B2 JP 2592982B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、発電所等の各種プラントの現場巡視点検作
業の省力化を支援する現場巡視支援装置に関する。
(従来の技術) 従来、発電所等の各種プラントにおける機器の運転状
態や異常の有無を確認するための現場巡視作業は、チェ
ック項目の記載された記録用紙による手書き又は、ハン
ディターミナル等の可搬型点検データ入力装置を用いた
データ入力によって行っている。
一般に現場巡視支援装置は、可搬型点検データ入力装
置と現場巡視データ処理装置からなり、現場巡視データ
処理装置は、巡視点検項目名称や巡視点検項目に対する
制限値の設定、変更、巡視点検順序を定義する巡視点検
コースの設定、変更等の巡視点検情報の設定管理機能を
備えると共に、可搬型点検データ入力装置にて収集した
点検データを保存し、その結果の一覧表示点検項目に対
する変化を認識する為の傾向グラフ、散布図等の各種グ
ラフ表示や相関チェックを行う為の相関グラフの表示
等、データの加工管理機能を備えている。
第6図は、現場巡視データ処理装置における点検結果
の一表示例で、点検結果一覧表示画面61と、点検結果傾
向グラフ表示画面62と、点検結果相関グラフ表示画面63
の画面例である。
一方、可搬型点検データ入力装置は、現場巡視データ
処理装置にて設定された巡視点検項目、巡視点検項目に
対する制限値、前回巡視点検結果等を、データ伝送装置
等を使用して受信し、保持する。巡視点検作業時は、上
記のように設定保持された可搬型点検データ入力装置を
携帯して作業を行い、点検結果を入力する。可搬型点検
データ入力装置は、この巡視点検時に点検項目の一次診
断が可能な様に構成されており、点検データを入力した
時点で、点検項目に対する制限値と比較され、その結果
がすぐ判断可能となる機能が装備されている。さらに必
要に応じて前回の巡視点検結果も参照出来る機能も装備
されている。
第7図は、可搬型点検データ入力装置における点検デ
ータ入力画面例で、アナログデータ入力画面74と、状態
項目データ入力画面72の画面例を示したものである。
この中で点検作業の順序については、巡視点検コース
としてあらかじめ複数のコースを準備しておくと共に、
巡視点検コース毎等で巡視点検項目についてもあらかじ
め決めておき、実施する巡視目的により巡視点検コース
の選択を行うことで巡視点検項目を可搬型点検データ入
力装置へ設定し、それに基づいて巡視作業を行ってい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、発電所等における巡視点検作業には、
通常定例的に実施する巡視点検作業、より詳細にプラン
トの状態を点検する詳細点検作業、プラント機器保全管
理の為の機器状態の記録など定期的に実施する巡視点検
作業がある。また、ユニット起動時の点検作業、プラン
ト異常時の点検等、プラントの状態により特別に実施す
る非定例的な巡視点検作業などがある。これら多種多用
な巡視点検作業のための巡視点検コースの数は膨大な数
になる。更に、非定例的な巡視点検作業などは、その目
的に応じて点検項目が決定される為、いろいろな点検項
目の組合せがあり,その多様さをも考慮すると巡視点検
コースを予め設定準備することは、仕事量が膨大な量に
なり、大変な時間と労力を要する問題であった。
そこで、本発明では前記従来技術の問題点を解消すべ
く、巡視点検を実施する目的を与えることにより、その
時の巡視目的に沿った最適な巡視点検項目を抽出し、更
にそれらの効率的な巡視点検ルートとなるような巡視点
検コースを自動的に設定することを可能とした現場巡視
支援装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明では、現場巡視データ処理装置は、巡視点検実
施条件設定手段と、この巡視点検実施条件設定手段にて
設定された巡視点検実施条件を基に巡視点検項目ファイ
ルより対象となる巡視点検項目を抽出する巡視点検項目
抽出手段と、この巡視点検項目抽出手段にて抽出された
巡視点検項目と前記巡視点検実施条件設定手段にて設定
された巡視点検実施条件を基に、巡視点検機器情報ファ
イルより例えば最短の距離、最短の時間で巡視点検作業
が実施できるように編集する為の情報を取り出し、その
情報から巡視条件に沿った巡視ルートとなるように巡視
点検項目抽出手段にて抽出された巡視点検項目を編集す
る巡視点検コース編集手段と、編集保存された巡視点検
コースを送信する巡視点検コース送信手段と、巡視点検
データ結果を受け取る巡視点検データ結果受信手段と、
受け取った巡視点検データを巡視点検結果実績ファイル
へ記憶する巡視点検データ保存手段と、保存した点検デ
ータを表示する巡視点検データ表示手段とを備えるもの
である。一方、可搬型点検データ入力装置は、前記現場
巡視データ処理装置より送信された巡視点検コースを受
け取る巡視点検コース受信手段と、受け取った巡視項目
を順次表示する巡視点検項目表示手段と、表示された巡
視点検項目に関する巡視点検結果を入力する巡視点検結
果データ入力手段と、入力された点検データを点検結果
として前記現場巡視データ処理装置へ送信する巡視点検
データ結果送信手段とを備えるものである。
(作用) 上記の構成で、巡視点検実施条件設定手段にて設定さ
れた巡視目的等の巡視点検実施条件をもとに、巡視点検
項目抽出手段では巡視点検項目ファイルより対象となる
巡視点検項目を抽出する。巡視点検コース編集手段では
巡視点検実施条件設定手段にて設定された巡視点検方法
等の条件をもとに巡視点検機器情報ファイルよりたとえ
ば最短の時間で巡視点検作業が実施できるための条件を
もとめ、それを基に巡視点検項目抽出手段にて抽出され
た巡視点検項目を最適な巡視コース(巡視経路)となる
ように編集し、その結果を巡視点検コース保存ファイル
へ設定する。巡視点検コース送信手段では、前記にて編
集された巡視点検項目を巡視点検情報として可搬型点検
データ入力装置へ伝送装置等を使用して送信する。巡視
点検コース受信手段では現場巡視データ処理装置より送
信された巡視項目を受け取る。巡視点検項目表示手段で
は、受け取った巡視点検項目を表示する。巡視点検結果
データ入力手段では、巡視点検項目表示手段にて表示さ
れた巡視点検項目に従い点検作業を実施し、その結果を
入力する。
全ての巡視点検項目について作業終了した時点で巡視
点検データ結果送信手段では巡視点検結果データを現場
巡視データ処理装置へ伝送装置等を使用して送信する。
巡視点検データ結果受信手段では可搬型点検データ入力
装置より送信された巡視点検結果を受取り、巡視点検デ
ータ保存手段へ渡す。巡視点検データ保存手段では、受
け取った点検結果のデータを点検実績として巡視点検結
果実績ファイルへ保存する。データ保存時は点検結果デ
ータのみでなく巡視点検実施条件等も加味し、データの
検索が容易な様に保存しておく。巡視点検データ表示手
段では、巡視点検結果実績ファイルより点検結果一覧表
示、過去の履歴データから巡視ポイントの変化傾向を見
るための傾向グラフや相関関係を判断するための相関グ
ラフ等の表示を行う。
これにより巡視点検実施条件を選択することで任意の
巡視点検項目を組合せ、巡視点検実施条件に沿った最適
な巡視点検コースを設定することが出来る。
(実施例) 以下添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は本発明の一実施例である現場巡視支援装置の
構成図を示したもので、本実施例の現場巡視支援装置
は、現場巡視データ処理装置1と、伝送装置2を介して
接続される可搬型点検データ入力装置3とから構成され
る。その現場巡視データ処理装置1は、巡視員(オペレ
ータ)等により設定され後述する巡視点検を行う為の実
施条件を入力し、その条件を解析し設定する巡視点検実
施条件設定手段4、この巡視点検実施条件設定手段4に
て設定された巡視点検実施条件から対象となる巡視点検
項目を抽出する巡視点検項目抽出手段5、抽出された巡
視点検項目を最適な巡視点検コースに編集する為の条件
を求める巡視点検コース編集条件判定手段6と抽出され
た巡視点検項目を巡視点検コース編集条件判定手段6に
て判定された編集条件に従い編集する巡視点検項目編集
手段7とからなる巡視点検コース編集手段8、編集され
た巡視点検コース及び前回点検データを可搬型点検デー
タ入力装置3へ伝送装置2を介して送信する巡視点検コ
ース送信手段9、可搬型点検データ入力装置3より伝送
装置2を介して巡視点検結果を受信する巡視点検データ
結果受信手段10、巡視点検結果を実績データとして保存
する巡視点検データ保存手段11、巡視点検結果を表示入
力部12へ一覧表示、グラフ表示等を行う巡視点検データ
表示手段13、巡視点検項目を記憶しておく巡視点検項目
ファイル14、巡視点検機器に関する情報を記憶しておく
巡視点検機器情報ファイル15、編集された巡視点検コー
スを記憶しておく巡視点検コース保存ファイル16、巡視
点検結果を記憶しておく巡視点検結果実績ファイル17と
から構成されている。
その巡視点検機器情報ファイル15は、巡視点検機器の
設置情報を記憶しておく点検機器設置情報ファイル15
a、巡視点検機器の設置建屋の情報を記憶しておく巡視
点検機器設置建屋情報ファイル15b、巡視点検機器の設
置フロアの情報を記憶しておく巡視点検機器設置フロア
情報ファイル15c、巡視点検機器の設置部屋の情報を記
憶しておく巡視点検機器設置部屋情報ファイル15d、巡
視点検機器の設置位置の情報を記憶しておく巡視点検機
器設置位置情報ファイル15eからなる。
一方、可搬型点検データ入力装置3は、現場巡視デー
タ処理装置1より伝送装置2を介して送信された巡視点
検コース及び前回点検データを受け取る巡視点検コース
受信手段18、受信した点検項目、前回値を点検データ入
力装置表示入力部19へ表示する巡視点検項目表示手段2
0、巡視点検結果を点検データ入力装置表示入力部19よ
り入力する巡視点検結果データ入力手段21、巡視点検結
果を現場巡視データ処理装置1へ伝送装置2を介して送
信する巡視点検データ結果送信手段22から構成される。
以上の構成で、巡視点検実施前、巡視点検実施条件設
定手段4は、巡視員等が巡視点検実施条件を設定するた
めの第2図に示す巡視点検実施条件選択画面を表示入力
部12の表示画面に表示する。この表示画面にはユニット
起動、MTS(メインタービンストップ)等のイベント要
因に対する巡視点検すべきプラント構成機器がボイラ燃
焼系、ボイラ通風系等の系統別に一覧表に示される。巡
視員は、この表示画面を見て今回の巡視目的に応じた巡
視点検すべきプラント構成機器系統を設定入力する。例
えば、今回の巡視の目的がMTSの場合は、タービン本体
系とタービン給水系は必ず巡視点検が必要となる。この
ため、巡視点検すべきプラント構成機器系統としてター
ビン本体系およびタービン給水系を設定入力する。この
ときの設定は勿論自動的に行うことができる。同時に上
記系統以外に点検する必要のある系統を経験的に判断し
て手動にて設定入力する。
次いで、巡視条件として巡視距離優先にするのが巡視
時間優先にするのか選択し、更にイベントに応じて系統
内のプラント機器を選択的に重点巡視するか否か選択す
る。もし、重点巡視する場合は巡視レベルをいくつにす
るか設定する。また、可搬型点検データ入力装置3の点
検データ入力装置表示入力部19の表示画面に表示する巡
視支援情報の内容をどの程度詳細に表示するか決めるた
めの巡視員熟練度を設定する。最後に表示画面上の条件
設定エリア12Aをタッチすることにより、設定条件が巡
視点検実施条件設定手段4に保存されると共に、解析の
上、巡視点検項目抽出手段5に渡される。
巡視点検項目抽出手段5では、前記巡視点検実視条件
設定手段4にて設定された巡視目的及びプラント構成機
器より対象となる巡視点検項目をプラント構成機器毎に
独立した項目ファイルを有する巡視点検項目ファイル14
より抽出する。
第3図は、巡視点検項目ファイル14の一例で、タービ
ン本体系について示したものである。この巡視点検項目
ファイル14には、点検項目を識別する為の項目id、点検
項目名称、点検すべく機器を識別する為の点検機器番号
及び、各点検項目がどのイベント要因(巡視目的)にて
必要かを定義したイベント要因及び重要度等の情報が格
納されている。即ち、巡視点検実施条件設定の際、巡視
目的(イベント要因)が“MTS"で、巡視対象(プラント
構成機器系統)として“タービン本体系”が選択される
と、巡視点検項目抽出手段5は、第3図に示すタービン
本体系の巡視点検項目ファイル14よりイベント要因内MT
SフィールドのNUL以外の点検項目のみを抽出する。ここ
でNULとは点検対象外を示すものである。また、巡視点
検実施条件設定時、巡視条件がイベントに応じた重点巡
視の場合で、かつ優先度を指定した場合は指定優先度以
下のもの、及び巡視員熟練度が指定された場合は、指定
熟練度以下のものは抽出対象外とされる。ここで優先度
の判定は、第3図におけるイベント要因内各フィールド
の優先度と巡視員等のオペレータの指定された優先度の
比較により行われる。
例えば、第2図の条件設定の際、重点巡視を設定して
巡視レベルを“1"に設定した場合はT002の“タービン保
護継電器盤状態”を点検するための点検機器番号“3"と
T004の“タービントップの表示状態”を点検するための
点検機器番号“4"等の巡視点検項目が巡視点検項目ファ
イル14から抽出される。
巡視点検コース編集条件判定手段6では、巡視点検項
目抽出手段5にて抽出された巡視点検項目から巡視点検
実施条件設定手段4にて設定された巡視条件に従い巡視
点検機器情報をファイル15を基に最適な巡視点検コース
となるように編集する為の編集条件を判定し、その結果
を基に巡視点検項目編集手段7では巡視点検コースを編
集する。
第4図(a)は点検機器設置情報ファイル15aの構成
例である巡視点検機器設置情報表を、同図(b)および
(c)は点検機器設置位置情報ファイル15eの構成例で
ある巡視点検機器設置位置間距離情報表および巡視点検
機器設置位置間時間情報表を一例として示したものであ
る。
点検機器設置建屋情報ファイル15b、点検機器設置フ
ロア情報ファイル15c、点検機器設置部屋情報ファイル1
5dの構成は、第4図(b)における巡視点検機器設置位
置間距離情報表、及び同図(c)における巡視点検機器
設置位置間時間情報表と同様な構成で記憶されている。
巡視点検実施条件設定で“巡視距離優先”が選択され
たとすると、巡視点検コース編集条件判定手段6では、
巡視点検項目抽出手段5にて抽出された点検項目データ
から、第3図における点検機器番号をすべて取り出し、
対象となる点検機器に関する設置情報を第4図(a)の
巡視点検機器設置情報表から取り出す。その情報をもと
に各建屋間の距離、建屋内各フロア間の距離、各フロア
内各部屋間の距離、各部屋内各点検機器設置位置間の距
離を第4図(b)の巡視点検機器設置位置間距離情報表
他よりもとめ、巡視距離が最短となるように巡視経路を
決定する。
例えば、巡視点検項目抽出手段5で第3図の点検機器
番号1,2,3等の巡視点検項目が取り出されたものとする
と、巡視点検コース編集条件判定手段6は第4図(a)
を基に点検機器を建屋別、フロア別、部屋別に分け、各
建屋間、各フロア間、各部屋間の最短巡視経路を求めた
のち、同じ部屋内の機器については第4図(b)からど
の様な順序で巡回したら最短距離となるか決定する。即
ち、第4図(a)から点検機器番号2と3は3Fの同じ制
御機器室内に設置されていることから一緒にされ、第4
図(b)から各巡回経路の合計距離が計算され、最短距
離となる経路が決定される。
巡視点検項目編集手段7では、前記にて決定した巡視
経路に従い各点検項目を並び替え巡視点検コース保存フ
ァイル16へ保存する。巡視点検コース送信手段9では、
前記にて編集された巡視点検コースを、巡視点検コース
保存ファイル16より取り出す。同時に、巡視点検時異常
判断の目安とする為に今回の巡視目的(イベント要因)
と同じ巡視目的(イベント要因)にて実施した以前の巡
視点検結果(前回異常モード時の値)を巡視点検結果実
績ファイル17より取り出し、可搬型点検データ入力装置
3へ伝送装置2を介して送信する。
一方、可搬型点検データ入力装置3では、この現場巡
視データ処理装置1より伝送装置2を介して送信された
巡視点検コース及び前回の巡視点検結果を巡視点検コー
ス受信手段18で受け取る。巡視点検項目表示手段20で
は、受け取った巡視点検項目を必要に応じて前回点検デ
ータ値と共に点検データ入力装置表示入力部19へ表示す
る。ここで前回値は、点検時の参考データ(前回値との
比較による異常値の判断用)として使用する為のもので
ある。巡視点検結果データ入力手段21では、巡視点検項
目表示手段20にて表示された巡視点検項目に従い点検作
業を実施し、その結果を点検データ入力装置表示入力部
19より入力する。全ての巡視点検項目について点検作業
を終了した時点で巡視点検データ結果送信手段22では巡
視点検結果データを現場巡視データ処理装置1へ伝送装
置2を介して送信する。
巡視点検作業終了後、現場巡視データ処理装置1で
は、可搬型点検データ入力装置3より巡視点検結果のデ
ータを伝送装置2を介して巡視点検データ結果受信手段
10で受け取る。巡視点検データ保存手段1では、受け取
った点検データを巡視点検実績ファイル17へ保存する。
ここで点検結果のデータを保存する場合、データの検索
が容易なように点検結果データのみでなく巡視点検実施
目的等も点検結果データヘッダとして保存する。
第5図は、点検結果データ保存フォーマットの一例で
ある。ここで点検結果データヘッダとして点検データ採
取日、巡視点検目的、点検対象プラント構成機器等を保
存しておくことで、データ検索時それらのフィールドを
検索キィーとして容易に検索可能となる。巡視点検デー
タ表示手段13では、巡視点検実績ファイル17より巡視点
検結果を取り出し、表示、入力部12へ点検結果の一覧表
示、異常項目の一覧表示、履歴データのグラフ表示等を
行う。
このようにして、巡視点検を実施する条件を与えるこ
とにより、その時の巡視目的にもっとも沿った最適な巡
視点検コースとなるように巡視点検項目を選択抽出し、
設定することができるとともに、巡視目的に応じた巡視
点検方法を指定することで巡視距離、時間等に無駄のな
い効率的な巡視点検作業手順となるように巡視経路を考
慮した巡視点検コースを設定することができる。
なお上記実施例では、巡視員の指定による巡視項目の
ダイナミックな設定及び効果的な巡視コースの設定につ
いてのみ記述したが、プラントのイベント発生信号を実
施例の巡視点検実施条件設定手段に取り込むことで、イ
ベント発生(例えばプラント起動時や事故時)を検出す
ることにより、自動的に点検項目を設定することも可能
である。
また、上記実施例ではプラントのイベントによる巡視
点検項目のダイナミックな設定について記述したが、一
般的に実施される定期的な巡視点検についての点検項目
のダイナミックな設定も可能である。
また、巡視点検項目抽出手段5では巡視点検結果実績
ファイル17から前回のデータを取り出し、その結果を加
味して今回点検すべき項目を決定するようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、巡視点検を実
施する条件(例えばプラントイベント要因等の巡視目的
等)を与えることにより、その時の巡視目的にもっとも
沿った最適な巡視点検項目が選択抽出され設定されると
共に、巡視目的に応じた巡視点検方法を指定すること
で、効率的な巡視点検作業手順となるように巡視点検ル
ートが設定されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である現場巡視支援装置の
構成図、第2図は、本発明の一実施例における巡視点検
実施条件設定手段で表示する一例を示す巡視点検実施条
件選択画面図、第3図は、巡視点検項目ファイルの一例
を示す詳細構成図、第4図(a),(b),(c)は、
巡視点検機器情報ファイルの一例を示す詳細構成図、第
5図は、巡視点検結果実績ファイルの一例を示す詳細構
成図、第6図(a),(b),(c)は、従来技術にお
ける現場巡視データ処理装置の一例を示す表示画面図、
第7図(a),(b)は、可搬型点検データ入力装置の
一例を示す表示画面図である。 4……巡視点検実施条件設定手段、5……巡視点検項目
抽出手段、6……巡視点検コース編集条件判定手段、7
……巡視点検項目編集手段、8……巡視点検コース編集
手段、9……巡視点検コース送信手段、10……巡視点検
データ結果受信手段、11……巡視点検データ保存手段、
12……表示、入力部、13……巡視点検データ表示手段、
14……巡視点検項目ファイル、15……巡視点検機器設置
建屋情報ファイル、16……巡視点検コース保存ファイ
ル、17……巡視点検結果実績ファイル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの現場を巡視点検する際の巡視点
    検コースを巡視目的、巡視点検方法等の巡視点検実施条
    件に応じて設定する現場巡視支援装置において、 前記巡視点検実施条件を設定するための巡視点検実施条
    件設定手段と、設定された巡視点検実施条件より対象と
    なる巡視点検項目を巡視点検項目ファイルより抽出する
    巡視点検項目抽出手段と、抽出された巡視点検項目を巡
    視目的に沿った最適な巡視点検コースとして編集し巡視
    点検コース保存ファイルへ保存する巡視点検コース編集
    手段と、編集保存された巡視点検コースを送信する巡視
    点検コース送信手段と、巡視点検データ結果を受け取る
    巡視点検データ結果受信手段と、受け取った巡視点検デ
    ータを巡視点検結果実績ファイルへ記憶する巡視点検デ
    ータ保存手段と、保存した点検データを表示する巡視点
    検データ表示手段とを備えた現場巡視データ処理装置
    と、 前記現場巡視データ処理装置より送信された巡視点検コ
    ースを受け取る巡視点検コース受信手段と、受け取った
    巡視項目を順次表示する巡視点検項目表示手段と、表示
    された巡視点検項目に関する巡視点検結果を入力する巡
    視点検結果データ入力手段と、入力された点検データを
    点検結果として前記現場巡視データ処理装置へ送信する
    巡視点検データ結果送信手段とを備えた可搬型点検デー
    タ入力装置とを具備することを特徴とする現場巡視支援
    装置。
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