JP2001159916A - 設備管理支援システム - Google Patents

設備管理支援システム

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JP2001159916A
JP2001159916A JP34303099A JP34303099A JP2001159916A JP 2001159916 A JP2001159916 A JP 2001159916A JP 34303099 A JP34303099 A JP 34303099A JP 34303099 A JP34303099 A JP 34303099A JP 2001159916 A JP2001159916 A JP 2001159916A
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JP
Japan
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output device
input
data management
portable input
management device
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JP34303099A
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English (en)
Inventor
Masamochi Kobata
真望 木幡
Kazuo Ukita
和男 浮田
Tatsuhiko Taniguchi
辰彦 谷口
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Yamatake Industrial Systems Co Ltd
Original Assignee
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯入出力装置を用いて、作業員の熟練度に
依存することなく、効率よくかつ確実に設備の点検を行
う。 【解決手段】 データ管理装置1の記憶手段1−2に巡
回順序を含む設備点検情報(データベースA〜F)を記
憶させる。データ管理装置1から通信インターフェイス
装置2を介して携帯入出力装置3へ設備点検情報を転送
する(データベースA〜F→データベースa〜f)。携
帯入出力装置3の画面上で「次ポイント」がタッチされ
る毎に、設備点検情報(データベースa〜f)に含まれ
ている巡回順序に基づいて、巡回対象を順次表示させて
行く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯入出力装置
を用いた設備管理支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラントなどでは、作業員が
現場を巡回して、設備の保全や管理データの収集を行っ
ている。この場合、作業員は、点検対象を巡回して、管
理データや保全記録を紙に記録する。この記録は、巡回
終了後に、そのままの形で保管したり、電子データに変
えて保管したりする。
【0003】紙のまま保管する方法では、操業改善や予
防保全を目的とした解析を行うことが困難である。これ
に対し、電子データに変えて保管する方法では、パソコ
ンなどで処理することによって、操業改善や予防保全を
目的とした解析を簡単に行うことが可能となる。しか
し、電子データに変えて保管する方法では、紙に記入さ
れたデータを電子データに変えることから、誤入力の虞
れがある。
【0004】この誤入力の問題などに着目して、特開平
6−241953号公報に示された「多機能型携帯入出
力装置による設備保全の方法」では、携帯入出力装置を
用いて点検現場で指標情報(設備点検情報:例えば、点
検場所や範囲に相当する設備機器コード、点検内容、点
検作業手順、点検上の留意点および前回までの過去の点
検データなど)に従って対話形式で設備を点検し、点検
結果を携帯入出力装置に入力するようにしている。携帯
入出力装置に入力された点検結果は、携帯入出力装置を
通信インターフェイス装置にセットしてのスイッチ操作
により、制御システムの処理装置(データ管理装置)に
転送される。携帯入出力装置への指標情報は制御システ
ム側から通信インターフェイス装置を介して与えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平6−2
41953号公報に示された方法では、点検に必要な指
標情報を制御システム側から通信インターフェイス装置
を介して携帯入出力装置へ転送するようにしているが、
その指標情報には巡回順序は含まれていない。すなわ
ち、指標情報には点検場所や範囲に相当する設備機器コ
ードは含まれているが、それは巡回先を特定する情報で
あり、複数ある巡回先にどのような順序で行くかは作業
員の判断に任されている。このため、巡回順序が後先に
なるなどして効率よく設備の点検を行うことができなか
ったり、必要な巡回先を飛ばしてしまい設備の点検が不
確実になるなどの虞れがあり、作業員の熟練度に依存す
るところが大きかった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、携帯入出力
装置を用いて、作業員の熟練度に依存することなく、効
率よくかつ確実に設備の点検を行うことのできる設備管
理支援システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、データ管理装置に各種設備を巡回点
検する際の巡回順序を含む設備点検情報を記憶させ、こ
のデータ管理装置に記憶されている設備点検情報を通信
インターフェイス装置を介して携帯入出力装置に送り、
設備点検情報に含まれている巡回順序に基づいて所定操
作毎に巡回対象を携帯入出力装置の画面上に順次表示さ
せて行くようにしたものである。この発明によれば、携
帯入出力装置において所定操作を行うと(例えば、携帯
入出力装置の画面上で「次ポイント」をタッチする
と)、その画面上に次の巡回対象(例えば、設備/地点
名やポイント名称)が表示される。点検が終了する毎に
この操作を行うことにより、次の巡回先が画面上で指し
示され、データ管理装置で決められた巡回順序通りに設
備の点検を進めて行くことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明に係る設備管理支援
システムの要部を示すシステム構成図である。同図にお
いて、1はデータ管理装置、2は通信インターフェイス
装置、3は携帯入出力装置であり、データ管理装置1と
通信インターフェイス装置2とは通信線L1により接続
されている。携帯入出力装置3は、通信インターフェイ
ス装置2に必要に応じてセットされ、データ管理装置1
との間でデータの送受を行う。
【0009】データ管理装置1は、通信ネットワークL
2を介してプラント監視装置4やプロセス制御コントロ
ーラ5にも接続されており、プラント監視装置4やプロ
セス制御コントローラ5との間でデータの送受を行う。
プラント監視装置4は、各種指令を通信ネットワークL
2を介してプロセス制御コントローラ5へ送り、プラン
トの機器類を制御したり監視する。
【0010】図1(a)はデータ管理装置1の要部を示
すブロック図である。データ管理装置1は、中央演算手
段1−1と、記憶手段1−2と、表示手段1−3と、デ
ータ入力手段1−4と、送受信手段1−5とを備えてお
り、表示手段1−3には表示装置1−6が接続され、デ
ータ入力手段1−4にはデータ入力装置(キーボード、
マウス、タッチスクリーンなど)1−7が接続されてい
る。
【0011】データ管理装置1において、その記憶手段
1−2には、データ管理装置用巡回ポイントデータベー
スAと、データ管理装置用点検予定データベースBと、
データ管理装置用引継データベースCと、データ管理装
置用保全履歴データベースDと、データ管理装置用予備
品データベースEと、データ管理装置用巡回データベー
スFとが設けられている。
【0012】図1(c)は携帯入出力装置3の要部を示
すブロック図である。携帯入出力装置3は、中央演算手
段3−1と、記憶手段3−2と、表示手段3−3と、デ
ータ入力手段3−4と、バーコード入力手段3−5と、
センサ入力手段3−6と、送受信手段3−7とを備えて
おり、データ入力手段3−4にはタッチペン3−8が接
続され、バーコード入力手段3−5にはバーコードリー
ダ3−9が接続され、センサ入力手段3−6には熱電対
や測温抵抗体,電流計,電圧計,振動測定器などのセン
サ3−10が接続されている。
【0013】携帯入出力装置3において、その記憶手段
3−2には、携帯入出力装置用巡回ポイントデータベー
スaと、携帯入出力装置用点検予定データベースbと、
携帯入出力装置用引継データベースcと、携帯入出力装
置用保全履歴データベースdと、携帯入出力装置用予備
品データベースeと、携帯入出力装置用巡回データベー
スfとが設けられている。
【0014】図1(b)は通信インターフェイス装置2
の要部を示すブロック図である。通信インターフェイス
装置2は送受信手段2−1を備えている。図1は通信イ
ンターフェイス装置2に携帯入出力装置3がセットされ
ている場合の接続状態を示している。
【0015】〔データ管理装置から携帯入出力装置への
設備点検情報の転送〕データ管理装置1の記憶手段1−
2内のデータ管理装置用巡回ポイントデータベースAや
データ管理装置用点検予定データベースB、データ管理
装置用引継データベースC、データ管理装置用保全履歴
データベースD、データ管理装置用予備品データベース
E、データ管理装置用巡回データベースFには各種の設
備点検情報が格納されている。データ管理装置1におい
て、点検スケジュールを作成すると(図5に示すステッ
プ501)、その点検スケジュールに応じて対応するデ
ータベース内の記憶内容が書き替えられる。
【0016】例えば、「熱交換機1(差圧)の点検」を
巡回順序1番、「送風機1(電流)の点検」を巡回順序
2番、「送風機1(振動)の点検」を巡回順序3番とい
うような点検スケジュールを作成すると、データ管理装
置用巡回ポイントデータベースAの記憶内容が図4
(a)に示すように書き替えられる。すなわち、データ
管理装置用巡回ポイントデータベースAには、設備点検
情報として、エリア区分、設備/地点名、ポイント名
称、巡回番号、単位、基準値、偏差、ガイダンス、バー
コードの各情報が格納されており、作成された点検スケ
ジュールに合わせて巡回番号が書き替えられる。
【0017】なお、ガイダンスはその巡回ポイントにお
ける具体的な点検手順や留意点を示し、バーコードはそ
の巡回ポイントを認識するための位置情報を示し、基準
値および偏差は点検データの評価を行うための比較値を
示す。このデータ管理装置用巡回ポイントデータベース
Aの各内容は、データ管理装置1の画面上に読み出して
修正することができる。また、新規の巡回ポイントを追
加したり、削除したりすることもできる。
【0018】図4(b)はデータ管理装置用点検予定デ
ータベースBへの設備点検情報の格納状況を示し、定期
的な点検が必要な巡回ポイントに対して、点検項目、点
検予定日、点検周期が書き込まれている。このデータ管
理装置用点検予定データベースBの各内容も、データ管
理装置1の画面上に読み出して修正することができる。
また、新規の巡回ポイントを追加したり、削除したりす
ることもできる。
【0019】図4(c)はデータ管理装置用引継データ
ベースCへの設備点検情報の格納状況を示し、過去の点
検された巡回ポイントに対して、巡回者、巡回年月日、
コメントが書き込まれている。図4(d)はデータ管理
装置用保全履歴データベースDへの設備点検情報の格納
状況を示し、過去の点検された巡回ポイントに対して、
保全年月日、保全措置の内容が書き込まれている。図4
(e)はデータ管理装置用予備品データベースEへの設
備点検情報の格納状況を示し、予備品の名称、仕様、在
庫数、置き場が書き込まれている。図4(f)はデータ
管理装置用巡回データベースFへの設備点検情報の格納
状況を示し、過去の点検された巡回ポイントに対して、
点検データの入力年月日、点検データ、点検結果が書き
込まれている。
【0020】点検スケジュールを作成した後(ステップ
501)、携帯入出力装置3を通信インターフェイス装
置2にセットし(ステップ502)、所定の操作を行う
と、データ管理装置1における記憶手段1−2内の設備
点検情報が携帯入出力装置3へ転送され(ステップ50
3)、携帯入出力装置3における記憶手段3−2内の設
備点検情報が更新される(ステップ504)。
【0021】すなわち、データ管理装置1におけるデー
タ管理装置用巡回ポイントデータベースA、データ管理
装置用点検予定データベースB、データ管理装置用引継
データベースC、データ管理装置用保全履歴データベー
スD、データ管理装置用予備品データベースE、データ
管理装置用巡回データベースFが携帯入出力装置3へ転
送され、携帯入出力装置3における携帯入出力装置用巡
回ポイントデータベースa、携帯入出力装置用点検予定
データベースb、携帯入出力装置用引継データベース
c、携帯入出力装置用保全履歴データベースd、携帯入
出力装置用予備品データベースe、携帯入出力装置用巡
回データベースfの記憶内容がそれぞれ対応するデータ
ベースA、B、C、D、E、Fの記憶内容に書き替えら
れる。
【0022】〔携帯入出力装置の操作手順〕巡回する場
合、作業員は、通信インターフェイス装置2から携帯入
出力装置3を取り外し、画面上でのタッチ操作により、
巡回開始を中央演算手段3−1へ知らせる。中央演算手
段3−1は、作業員からの巡回開始の知らせを受けて、
データ管理装置用巡回ポイントデータベースaにアクセ
スし、巡回番号1番の巡回対象(設備/地点名およびポ
イント名称)を画面上に表示する(図3に示すステップ
301)。この場合、「熱交換機1(差圧)」が巡回対
象として表示される。
【0023】作業員は、この携帯入出力装置3の画面上
に表示された設備/地点名およびポイント名称から最初
の巡回対象を特定し、この特定された巡回対象のある現
場へ移動する(ステップ302)。そして、その現場に
貼られているバーコードシールからバーコードを読み取
り(ステップ302)、すなわちバーコードリーダ3−
9を用いてバーコードシールをスキャンし、中央演算手
段3−1へ与える。中央演算手段3−1は、読み取られ
たバーコードと携帯入出力装置用巡回ポイントデータベ
ースaに書き込まれている巡回番号1番のバーコードと
を比較照合し(ステップ304)、両者が一致すれば、
巡回番号1番の点検場所に来ていることを認識する。
【0024】認識された巡回番号1番の点検場所におい
て、携帯入出力装置3の画面上の「点検情報」をタッチ
すると(ステップ305)、中央演算手段3−1は、携
帯入出力装置用巡回ポイントデータベースa中の巡回番
号1番の「熱交換機1(差圧)」の点検情報(基準値、
偏差、ガイダンス)を表示する。これにより、作業員
は、画面上でこれから行おうとする点検情報を知ること
ができ、その点検情報を参照しながら熟練度に依存しな
い均一の点検を行うことができる。
【0025】携帯入出力装置3の画面上の「引継ぎ情
報」をタッチすると(ステップ307)、中央演算手段
3−1は、携帯入出力装置用引継データベースc中の巡
回番号1番の「熱交換機1」の引継ぎ情報(巡回者、巡
回年月日、コメント)を表示する(ステップ308)。
これにより、作業員は、画面上で前回の巡回者からのコ
メントを得ることができ、そのコメントを参照しながら
確実に点検を行うことができる。
【0026】携帯入出力装置3の画面上の「点検予定情
報」をタッチすると(ステップ309)、中央演算手段
3−1は、携帯入出力装置用点検予定データベースb中
の巡回番号1番の「熱交換機1」の点検予定情報(点検
項目、点検予定日、点検周期)を表示する(ステップ3
10)。これにより、作業員は、画面上で定期的な点検
予定日を知ることができ、その点検予定日に何が行われ
るかを知ることができる。
【0027】携帯入出力装置3の画面上の「保全履歴」
をタッチすると(ステップ311)、中央演算手段3−
1は、携帯入出力装置用保全履歴データベースd中の巡
回番号1番の「熱交換機1」の保全履歴(保全年月日、
保全措置の内容)を表示する(ステップ312)。これ
により、作業員は、画面上で前回の保全措置の内容を知
ることができ、保全措置を行った場所を重点的に点検す
るなど、効率的に点検を行うことができる。
【0028】携帯入出力装置3の画面上の「予備品」を
タッチすると(ステップ313)、中央演算手段3−1
は、携帯入出力装置用予備品データベースe中の予備品
の一覧(予備品の名称、仕様、在庫数、置き場)を表示
する(ステップ314)。これにより、作業員は、画面
上で予備品の具体的内容を知ることができ、保全措置が
必要な場合に交換部品を予備品から調達できるか、外部
へ発注しなければならないかをその場で知ることが可能
となり、迅速に対応することができるようになる。
【0029】携帯入出力装置3の画面上から点検データ
を入力すると、すなわち巡回番号1番の「熱交換機1」
の差圧を検出し、その検出データを点検データとして入
力すると(ステップ315のYES)、中央演算手段3
−1は、その点検データを入力年月日と合わせて携帯入
出力装置用巡回データベースfに書き込む(ステップ3
16)。また、中央演算手段3−1は、点検データが入
力されると、携帯入出力装置用巡回ポイントデータベー
スa中の巡回番号1番の「熱交換機1」の基準値および
偏差に基づいて、入力された点検データがこの基準値を
中心とする偏差内に入っているか否かをチェックし(ス
テップ317)、そのチェック結果を携帯入出力装置用
巡回データベースfに書き込む。点検データが偏差内に
入っていない場合、中央演算手段3−1は、予め登録さ
れているガイダンスを画面上に表示する(ステップ31
8)。この画面上に表示されるガイダンスに従って、作
業員は、熟練度に依存することなく、適切な保全措置を
施すことができる。
【0030】携帯入出力装置3の画面上からは保全措置
の内容や引継ぎ情報の入力も可能である。保全措置の内
容を入力すると(ステップ319)、中央演算手段3−
1は、その保全措置の内容および保全年月日を携帯入出
力装置用保全履歴データベースdの巡回番号1番の「熱
交換機1」に対応する箇所に書き込む(ステップ32
0)。引継ぎ情報を入力すると(ステップ321)、中
央演算手段3−1は、その引継ぎ情報および巡回年月日
を携帯入出力装置用引継データベースcの巡回番号1番
の「熱交換機1」に対応する箇所に書き込む(ステップ
322)。
【0031】巡回番号1番の点検が完了すれば(ステッ
プ323のYES)、作業員は、携帯入出力装置3の画
面上の「次ポイント」をタッチする(ステップ32
5)。すると、中央演算手段3−1は、携帯入出力装置
用巡回ポイントデータベースaにアクセスし、巡回番号
2番の設備/地点名およびポイント名称を巡回対象とし
て画面上に表示する(ステップ326)。この場合、
「送風機1(電流)」が巡回対象として表示される。
【0032】作業員は、この携帯入出力装置3の画面上
に表示された設備/地点名およびポイント名称から2番
目の巡回対象を特定し、この特定された巡回対象のある
現場へ移動する(ステップ302)。そして、その現場
に貼られているバーコードシールからバーコードを読み
取り、中央演算手段3−1へ与える。中央演算手段3−
1は、読み取られたバーコードと携帯入出力装置用巡回
ポイントデータベースa中の巡回番号2番のバーコード
とを比較照合し(ステップ304)、両者が一致すれ
ば、巡回番号2番の点検場所に来ていることを認識す
る。
【0033】以下、巡回番号1番の場合と同様にして、
巡回番号2番の巡回対象についても点検を行う。巡回番
号2番の点検が終了すれば(ステップ323のYE
S)、作業員は、携帯入出力装置3の画面上の「次ポイ
ント」をタッチする(ステップ325)。すると、中央
演算手段3−1は、携帯入出力装置用巡回ポイントデー
タベースaにアクセスし、巡回番号3番の設備/地点名
およびポイント名称を巡回対象として画面上に表示する
(ステップ326)。この場合、「送風機1(振動)」
が巡回対象として表示される。
【0034】作業員は、この携帯入出力装置3の画面上
に表示された設備/地点名およびポイント名称から3番
目の巡回対象を特定し、この特定された巡回対象のある
現場へ移動する(ステップ302)。そして、その現場
に貼られているバーコードシールからバーコードを読み
取り、中央演算手段3−1へ与える。中央演算手段3−
1は、読み取られたバーコードと携帯入出力装置用巡回
ポイントデータベースa中の巡回番号3番のバーコード
とを比較照合し(ステップ304)、両者が一致すれ
ば、巡回番号3番の点検場所に来ていることを認識す
る。巡回番号3番の巡回対象についても巡回番号2番の
場合と同様にして点検を行う。
【0035】このように、本実施の形態では、携帯入出
力装置3の画面上で「次ポイント」をタッチすると、そ
の画面上に次の巡回対象が表示されるので、点検が終了
する毎にこの操作を行うことにより、次の巡回先が画面
上で指し示され、データ管理装置1で決められた順序
(点検スケジュール)通りに設備の点検を進めて行くこ
とが可能となる。これにより、作業員の熟練度に依存す
ることなく、効率よくかつ確実に設備の点検を行うこと
ができるようになる。
【0036】〔携帯入出力装置からデータ管理装置への
設備点検情報の転送〕全ての巡回対象の点検が完了した
後(ステップ324のYES)、携帯入出力装置3を通
信インターフェイス装置2にセットし(図6に示すステ
ップ601)、所定の操作を行うと、携帯入出力装置3
における記憶手段3−2内の設備点検情報がデータ管理
装置1へ転送され(ステッ602)、データ管理装置1
における記憶手段1−2内の設備点検情報が更新される
(ステップ603)。
【0037】すなわち、携帯入出力装置3における携帯
入出力装置用巡回ポイントデータベースa、携帯入出力
装置用点検予定データベースb、携帯入出力装置用引継
データベースc、携帯入出力装置用保全履歴データベー
スd、携帯入出力装置用予備品データベースe、携帯入
出力装置用巡回データベースfがデータ管理装置1へ転
送され、データ管理装置1におけるデータ管理装置用巡
回ポイントデータベースA、データ管理装置用点検予定
データベースB、データ管理装置用引継データベース
C、データ管理装置用保全履歴データベースD、データ
管理装置用予備品データベースE、データ管理装置用巡
回データベースFの記憶内容がそれぞれ対応するデータ
ベースa、b、c、d、e、fの記憶内容に書き替えら
れる。
【0038】これにより、携帯入出力装置3における記
憶手段3−2中の設備点検情報が全て電子データとして
データ管理装置1に吸い上げられるものとなり、この吸
い上げた設備点検情報に基づきデータ管理装置1におい
て操業改善や予防保全を目的とした解析を簡単に行うこ
とが可能となる。また、紙に記入されたデータを電子デ
ータに変えて再入力することが不要となるので、誤入力
が低減され、作業時間の短縮が図られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、携帯入出力装置において所定操作を行う
と(例えば、携帯入出力装置の画面上で「次ポイント」
をタッチすると)、その画面上に次の巡回対象(例え
ば、設備/地点名やポイント名称)が表示され、点検が
終了する毎にこの操作を行うことにより、次の巡回先が
画面上で指し示され、データ管理装置で決められた巡回
順序通りに設備の点検を進めて行くことが可能となり、
携帯入出力装置を用いて、作業員の熟練度に依存するこ
となく、効率よくかつ確実に設備の点検を行うことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示した設備管理支援システムにおける
データ管理装置、通信インターフェイスおよび携帯入出
力装置の要部を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る設備管理支援システムの要部を
示すシステム構成図である。
【図3】 図1に示した携帯入出力装置の操作手順を説
明するフローチャートである。
【図4】 データ管理装置用巡回ポイントデータベース
A(携帯入出力装置用巡回ポイントデータベースa)、
データ管理装置用点検予定データベースB(携帯入出力
装置用点検予定データベースb)、データ管理装置用引
継データベースC(携帯入出力装置用引継データベース
c)、データ管理装置用保全履歴データベースD(携帯
入出力装置用保全履歴データベースd)、データ管理装
置用予備品データベースE(携帯入出力装置用予備品デ
ータベースe)、データ管理装置用巡回データベースF
(携帯入出力装置用巡回データベースf)の記憶内容を
例示する図である。
【図5】 データ管理装置から携帯入出力装置への設備
点検情報の転送を説明するフローチャートである。
【図6】 携帯入出力装置からデータ管理装置への設備
点検情報の転送を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…データ管理装置、1−1…中央演算手段、1−2…
記憶手段、1−3…表示手段、1−4…データ入力手
段、1−5…送受信手段、1−6…表示装置、1−7…
データ入力装置、2…通信インターフェイス装置、2−
1…送受信手段、3…携帯入出力装置、3−1…中央演
算手段、3−2…記憶手段、3−3…表示手段、3−4
…データ入力手段、3−5…バーコード入力手段、3−
6…センサ入力手段、3−7…送受信手段、3−8…タ
ッチペン、3−9…バーコードリーダ、3−10…セン
サ、A…データ管理装置用巡回ポイントデータベース、
B…データ管理装置用点検予定データベース、C…デー
タ管理装置用引継データベース、D…データ管理装置用
保全履歴データベース、E…データ管理装置用予備品デ
ータベース、F…データ管理装置用巡回データベース、
a…携帯入出力装置用巡回ポイントデータベース、b…
携帯入出力装置用点検予定データベース、c…携帯入出
力装置用引継データベース、d…携帯入出力装置用保全
履歴データベース、e…携帯入出力装置用予備品データ
ベース、f…携帯入出力装置用巡回データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 辰彦 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目1 番地32 山武産業システム株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC03 CC23 CC32 DD01 DD02 EE05 EE56 EE59 FF03 FF04 GG06 GG07 5H223 AA15 CC08 DD03 EE06 EE08 EE30 9A001 JJ61 LL05 LZ09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種設備の設備点検情報を管理するデー
    タ管理装置と、このデータ管理装置と通信インターフェ
    イス装置を介して接続され前記データ管理装置との間で
    データの送受を行う携帯入出力装置とを備えた設備管理
    支援システムにおいて、 前記データ管理装置は各種設備を巡回点検する際の巡回
    順序を含む設備点検情報を記憶する管理装置側記憶手段
    を備え、 前記携帯入出力装置は、前記通信インターフェイス装置
    を介して取り込まれる前記データ管理装置からの設備点
    検情報を記憶する入出力装置側記憶手段と、この入出力
    装置側記憶手段が記憶している設備点検情報に含まれて
    いる巡回順序に基づいて所定操作毎に巡回対象を画面上
    に順次表示して行く巡回対象表示手段とを備えたことを
    特徴とする設備管理支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、バーコード読取装置と、このバーコード読取装置に
    よって読み取った現場に設けられたバーコードから巡回
    対象を認識する巡回対象認識手段とを備えたことを特徴
    とする設備管理支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、巡回対象についての引継ぎ情報を表示する引継ぎ情
    報表示手段を備えたことを特徴とする設備管理支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、巡回対象についての保全履歴情報を表示する保全履
    歴情報表示手段を備えたことを特徴とする設備管理支援
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、予備品情報を表示する予備品情報表示手段を備えた
    ことを特徴とする設備管理支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、入力される点検データに基づいて評価を行い、その
    評価結果が悪い場合にはガイダンスを表示するガイダン
    ス表示手段を備えたことを特徴とする設備管理支援シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記携帯入出力装置
    は、入力されるデータを処理してその情報を前記入出力
    装置側記憶手段が記憶している設備点検情報に追加する
    情報追加手段と、前記入出力装置側記憶手段が記憶して
    いる設備点検情報を前記通信インターフェイス装置を介
    して前記データ管理装置へ転送し、このデータ管理装置
    における管理装置側記憶手段が記憶している設備点検情
    報を更新する設備点検情報更新手段とを備えたことを特
    徴とする設備管理支援システム。
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