JP5153217B2 - 空調及び衛生設備の管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、各施設に備え付けられた多くの空調及び衛生設備のメンテナンスを行う際、それぞれの空調及び衛生設備の稼動状態を記録及び点検内容を確認するために作成する点検結果報告書を、電子データとして処理する空調及び衛生設備の管理システムに関する。ここで対象とする空調及び衛生設備とは、空気調和機(以下、空調機)、冷凍機、全熱交換器等であり、そして、それら空調機、冷凍機、全熱交換器等に付属するポンプ、送風機、冷却塔等である。
従来より、空調及び衛生設備は定期的点検のメンテナンス管理が必要であり、メンテナンス作業者は各施設に出向いてこれらの設備を直接点検すると共に稼動記録を紙書式に記入した後、管理センターの中央サーバーにあるデータベースに再記録する煩雑な作業を繰り返している。そして、メンテナンス作業者が各施設に出向いて過去の稼動データと現況状況を紙様式帳票で確認と記録を繰り返している。
ところで、メンテナンス作業者の処理する空調及び衛生設備は非常に多く、また各設備毎に点検項目が異なる上に、同じ設備を同じ作業者が点検するとも限らない。すなわち、多様な設備を複数の作業者が混在する形態でメンテナンス作業を行っている。したがって、前述の如く各設備の稼動記録を紙様式帳票で記録する必要があり、メンテナンス作業者は点検の作業把握や記録の整理をすることに煩雑な作業が必要であった。
そこで、このような観点に立って作業効率を改善するためには電子データ処理が望ましい。この従来技術としては、特許文献1(ビル設備点検作業管理支援装置)が上げられる。この技術は点検作業対象装置としてビル内にあるエレベータ、エスカレータ、空調機器、燃焼器、受変電機器等すべての設備機器を対象にするもので、中央監視室のコンピュータと、点検作業時に点検作業者が携行する携帯情報機器と、個別機器情報を記憶するICカードで構成する。そして、この技術は点検作業計画立案ステップ(S1)後に、ICカード3に書き込み対象機器に出向くステップ(S3、S4、S5、S6、S7、S8)、対象機器から携帯情報機器に対象機器を判別するバーコードと作業者コードの読込むステップ(S9)、作業画面表示ステップ(S10)の後、以下の作業ステップを行う点に特徴がある。点検作業画面表示(S10)、該当項目指定(S11)、作業実績表示(S12)、点検作業実施(S13)、入力ペン操作(S14)、データ入力(S15)、未点検項目判断(S16)、繰り返し(S17)、点検終了(S18)、データのICカードへの読込み(S19)、ICカードの中央監視室コンピュータへのデータ記憶(S20〜S22)、点検作業の完了(S23)の工程処理を行う。そしてさらに、中央監視室コンピュータは、1カ月未満のデータをICカード3に転送せず、点検周期1カ月以上のデータのみをICカードに転送する。1カ月未満のデータは携帯情報機器内の記憶部から読み出して、この携帯情報機器内の表示部で表示する一覧表Tpに割当てる。ここで点検データの6〜7割は1カ月未満のデータなので、実質的なデータ転送量は処理データの3〜4割になり、データ転送時間を短くできる。すなわち、データのICカードへの読込み(S19)と、ICカードの中央監視室コンピュータへのデータ記憶(S20〜S22)のプロセスは、点検データの内3〜4割のデータのみを扱うことになり、その分の処理時間短縮を図る効果を得る発明である。
前述の従来技術によれば、点検作業を電子データ化して中央サーバーでの転送処理を簡便にする技術を開示しているが、一つのICカードを記録媒体として対象設備と中央サーバー間で携帯移送している。しかしながら、周知の電気通信回線を利用すれば、必ずしもICカードの移送は必要ない。このような電気通信回線を利用したメンテナンス作業手段としては、特許文献2(空気調和機のメンテナンスシステム)が上げられる。この技術は、空気調和機と、メンテナンス用サーバーと、携帯情報端末とを含む空気調和機のメンテナンスシステムであって、空気調和機の室内機が、携帯情報端末と通信可能であり、この携帯情報端末がサーバーにアクセスして所定の機種情報をダウンロードし、その機種情報を室内機に送信してメンテナンスするものである。
特開平11−282910号公報 特開2006−132870号公報
しかしながら、特許文献2の開示技術ではメンテナンス作業者が対象設備に出向いて作業する必要はないが、各々の対象設備と中央サーバー間の電気通信回線を固定して必要とし、また、対象設備の詳細な状況把握や緊急の現場処置ができない。したがって、対象機器のメンテナンス作業には専門作業員の立会いが不可欠である。
本発明は以上に説明した点に鑑みてなされたもので、複数遠隔地の空調及び衛生設備の管理システムを提供することにある。本発明の管理システムを構築する上で必要な課題は以下の6つの項目である。
第1の課題は、各設備のセンサーで検知したデータを、メンテナンス作業者が確認した上で、機器毎のRFIDタグにその稼動データを書込むと共に、中央サーバーに転送してその中央サーバーで点検報告書の作成をすることが望ましい。
第2の課題は、各設備のセンサー計測値に異常が見られた場合でも、中央サーバーの監視盤へ送信し、オンタイムの修理活動に繋がる監視装置の提供することにある。
第3の課題は、各設備の故障及び修理履歴並びに直近データをRFIDタグに保存し、機器カルテ機能を充実させることによる機能診断の迅速化と効率化を提供することにある。
第4の課題は、第三者に保守点検を依頼して、RFIDタグの利用により確実な作業実態を掴むことで、作業検収の正確性と信頼性を高める機能を付与することにある。
第5の課題は、修理にかかる費用見積の作成機能を有することが望ましい。
第6の課題は、異常データから故障原因を判定して、そのケースに合った修理方法を決定し、第5の課題の費用計算のみならず同時に部品発注と工事手配を行うことが望ましい。メンテナンス作業者が対象設備に出向いて修理完了時に携帯情報端末で完了処理に伴い請求書が発行され、作業報告書も作成することにある。
請求項1に係る発明は、RFIDリーダライター、RFIDタグ、遠隔監視送信部、中央サーバーから成る構成でRFIDタグを空調及び衛生設備の各々に固定して備えており、各々設備のセンサーデータをRFIDタグに記録してRFIDリーダライターで表示すると共に、中央サーバーでデータを標準帳票に転記して報告書式で作成することを特徴とする空調及び衛生設備の管理システムである。
請求項2に係る発明は、各々の設備に故障診断機能を備え、故障診断機能が故障内容をコード化するものであり、遠隔監視送信部を介して中央サーバーで故障詳細を解析すると共に故障詳細解析結果と修理見積書を作成する請求項1に記載の管理システムである。
請求項に係る発明は、前述の手段に加え、RFIDリーダライターにメンテナンス作業者固有の識別子を読込み、この識別子と認証済み識別子との一致を判定して、この一致の場合にのみ、データ保管部のデータをRFIDリーダライターに取込管理システムである。
請求項に係る発明は、携帯情報端末、RFIDタグ、遠隔監視送信部、中央サーバーから成る構成でRFIDタグを空調及び衛生設備の各々に固定して備えており、各々設備のセンサーデータをRFIDタグに記録して携帯情報端末で表示すると共に、各設備に固有の稼動情報の更新履歴をRFIDタグと中央サーバーに保持すると共に、RFIDタグに記録されたこの固有の稼動情報の更新前記録と更新後記録を同時に携帯情報端末で表示することを特徴とする空調及び衛生設備の管理システムである。
請求項に係る発明は、各々の設備に故障診断機能を備え、故障診断機能が故障内容をコード化するものであり、中央サーバーで故障詳細を解析すると共に故障詳細解析結果と修理見積書を作成する請求項に記載の管理システムである。
請求項に係る発明は、前述の手段に加え、携帯情報端末にメンテナンス作業者固有の識別子を読込み、この識別子と認証済み識別子との一致を判定して、この一致の場合にのみ、設備の稼動情報を携帯情報端末に取込管理システムである。
請求項に係る発明は、データ構造に関する発明であり、RFIDタグには第1〜4記憶部を配して、第1記憶部には、各設備の固定基本情報を基本固定値として記録、第2記憶部には、各設備の固定管理情報を管理固定値として記録、第3記憶部には、各設備の変動管理情報を管理変動値として記録、第4記憶部には、各設備の変動の履歴情報を履歴変動値として記録してあり、携帯情報端末であるPDA(Personal Digital Assistant)で基本固定値を表示する第1表示画面、あるいは、管理固定値と管理変動値と履歴変動値とを表示する第2表示画面の選択が可能であり、第2表示画面でRFIDタグに記録されたデータを表示すると共に、管理固定値の項目毎に管理変動値を表示して、その後に、管理変動値を第2表示画面の管理変動値をスクロールして新たな管理変動値を挿入可能な第3表示画面にすると共に、新たな管理変動値をRFIDタグと中央サーバーに送信して、第3表示画面で表示された情報を各設備のそれぞれに固有の稼動情報とす空調及び衛生設備の管理システムにおいて、携帯情報端末にメンテナンス作業者固有の識別子を読込み、この識別子と認証済み識別子との一致を判定して、この一致の場合にのみ、設備の稼動情報を携帯情報端末に取込む管理システムである。
請求項に係る発明は、PDAである携帯情報端末の表示画面の中で、第1表示部には設備に固有の第1稼動情報及び固有の第1識別子が表示可能であり、この表示画面の中で第2表示部には、その稼動情報とは異なる新たな第2稼動情報が表示可能であり、この新たな第2稼動情報を携帯情報端末に入力する際、携帯情報端末の使用者IDの認証を受けた後に、固有の第1識別子と共に第2稼動情報と、少なくとも一部の第1稼動情報を同時に表示して、且つ第2稼動情報を中央サーバーにダウンロードす空調及び衛生設備の管理システムにおいて、携帯情報端末に使用者のIDを読込み、この使用者のIDと認証済みIDとの一致を判定して、この一致の場合にのみ、設備の稼動情報を携帯情報端末に取込む管理システムである。
請求項に係る発明は、本発明の手段を有効に活用可能な対象機器を明確に定めた請求項1乃至のいずれかに記載の管理システムである。
請求項1に係る発明は、空調及び衛生設備の各々にRFIDタグを固定して備えることで、各々設備のセンサーデータをRFIDタグに記録してRFIDリーダライターで表示、及び中央サーバーでの処理を可能にして、メンテナンス作業者の作業把握や記録整理を容易にすることで第1の課題を解決できる。
請求項2に係る発明は、故障内容をコード化により、メモリ容量の少ないRFIDタグを有効に活用でき、中央サーバーでの故障詳細を自動分析でき且つ修理見積書を作成するので、メンテナンス作業者の作業負担を軽くできるので、第1の課題に加えて第2の課題、第5の課題、第6の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、前述の効果に加え、メンテナンス作業者の識別子を判定するので所定技術を有する作業者であれば第三者であってもメンテナンス作業を可能にしてメンテナンス作業を効率よく実施でき且つ信頼度の高いメンテンスを実現するので、第1の課題に加えて第4の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、設備の各々にRFIDタグを利用する上で汎用のPDAを活用できるので、設備設置現場にいるメンテナンス作業者が来歴稼動記録と現況データを同時に目視可能となるので第3の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、メモリ容量が少ないRFIDタグであってもPDAの機能を利用するので、メンテナンス作業者が設備設置現場で定期的作業のみになるので、第3の課題に加えて第5の課題、第6の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、前述の効果に加え、PDAの機能を利用することで、設備に対してメンテナンス作業者を特定する必要がなく作業ローテーションを容易に組むことができ第3の課題に加えて第4の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、各設備に固有のメーカー名、機器名、型式名、設置年月日、設置会社名、現場名で構成する固定値基本情報と、複数項の点検項目、単位で管理する固定値管理情報と、計測時間、計測値で構成する変動値管理情報と、作業者名、作業日時、任意記入の備考欄で構成する変動値履歴情報とをRFIDタグに記録するので第3の課題と第4の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、PDAの表示画面の中で、来歴データである第1稼動情報及び固有の機器型式名である第1識別子が表示可能であり、この表示画面の中で新たな現況データとしての第2表示部には、この新たな第2稼動情報を携帯情報端末に入力する際、PDAの使用者IDの認証を受けた後に、第1識別子と共に第2稼動情報と、少なくとも一部の第1稼動情報を同時に表示するので、第3の課題と第4の課題を解決できる。
請求項に係る発明は、空調機に限らず冷凍機と全熱交換器、それら空調機と冷凍機と全熱交換器とに付属するポンプと送風機と冷却塔とに対しても、第1の課題〜第6の課題を解決できる。







本発明の最良の形態を以下の実施例で詳細に説明する。
図1、2は本発明の実施一形態として空調機を例として示す管理システムの全体構成概略図である。
空調機本体(10)には冷却コイル(12)、送風機(14)、還気ダクト(16)、給気ダクト(18)、運転及び故障表示パネル(20)を備え、空調機本体(10)の稼動状況を検知する各種センサーが設けてある。これらのセンサーは送風機(14)の回転計センサー(22)と電流計センサー(24)、給気ダクト(18)の送風温度センサー(26)、加湿ノズル(29)に備えた加湿センサー(28)、冷却コイル(12)に設ける冷水往路(30)の冷水流量計センサー(32)である。なお、この冷却コイル(12)の冷水還路(34)には冷却制御弁(36)とポンプ(38)を設けてある。そして、これらのセンサー出力は、流量センサー信号(40)、加湿センサー信号(42)、電流センサー信号(44)、回転センサー信号(46)、送風温度センサー信号(48)としてデータ保管部(50)でデータ保存する。
空調の対象とする室内(54)は、給気ダクト(18)から吹出口(56)を経由して吹出空気流(58)を吹出して、室内空気は吸込空気流(60)として吸込口(62)を経由して還気ダクト(16)に戻す。この室内温度は室内温度検出センサー(64)で検出して室内温度センサー信号(66)としてデータ保管部(50)でデータ保存すると共に分配器(68)を介して冷水制御弁(36)を制御する。また、この室内湿度は室内湿度検出センサー(70)で検出して室内湿度センサー信号(72)としてデータ保管部(50)でデータ保存すると共に分配器(74)を介して加湿ノズル(29)を制御する。
データ保管部(50)に保存した全センサー信号(76)は、空調機本体(10)に接着固定したRFID(Radio Frequency Identification)タグ(80)に、データ表示可能なRFIDリーダライター(82)を経由してRFIDタグ送信データ(84)として記録する。そして、遠隔監視送信部(86)から電気通信回線(88)を経由して遠隔表示部(90)に送信する。なお、対象とする空調機本体が複数ある場合は各々にRFIDタグを取り付ける。
図3はRFIDタグ(80)とRFIDリーダライター(82)と遠隔監視送信部(86)とで構成するRFID処理部(100)と、電気通信回線(88)で通信する中央サーバー(102)との関係を示す。中央サーバー(102)は、故障警報診断処理部(104)、標準帳票に転記する報告書作成処理部(106)、見積計算処理部(108)等から成る情報処理部(110)と、報告書作成記憶部(112)、故障来歴記憶部(114)等から成るサーバー記憶部(116)とで構成する。そして、RFID処理部(100)には、課金処理指示部(118)が有り、その指示情報も電気通信回線(88)を経由して中央サーバー(102)に指示する。なお、このRFID処理部(100)には、携帯情報端末であるPDA(Personal Digital Assistant)を利用して表示及び入力機能を付加できる。
図4は、図3に示すシステムの動作フローを示す。対象設備に固定したRFIDタグ(80)にはメンテナンス作業者ID(Identification)番号を固有の識別子として読込み(ステップS10)、認証済み識別子との一致を判定するID認識の判別(ステップS11)後、識別子が一致して承認された場合に情報書込み可能状態(ステップS12)となり、管理情報書込み(ステップS14)、履歴情報書込み(ステップS15)、基本情報参照(ステップS16)、管理情報参照(ステップS17)、履歴情報参照(ステップS18)を行う。また、ID認識の判別(ステップS11)で非承認の場合には、情報書込み不可(ステップS13)として、基本情報参照(ステップS16)、管理情報参照(ステップS17)、履歴情報参照(ステップS18)を行う。
図5〜13はPDAを用いた実施例である。この実施例ではシステム構成としてPDA用マルチタスク/マルチスレッドオペレーションシステムをOSとして、表示機能を解像度240×320ピクセルにしており、開発環境としてオペレーティングシステムをWindows(登録商標)、統合開発環境(IED:Integrated Development Environment)をVisual C ++として、80×86アーキテクチャCPUを用いている具体例である。
図5は、前述の図4に示すステップでのPDA表示画面であり、アプリケーション起動時に最初に表示される、タグ読込前の画面(300)になる。図4のステップS10(以下、Sを添えた符号は図4に基づく。)でメンテナンス作業者IDを読込む(301)。ステップS11で承認された場合に、メンテナンス作業者IDテキストボックスに承認されたIDあるいは固有名称を表示(302)する。ステップS12の次に基本情報タグ読込ボタン(304)で基本情報を読込み、正常に読込めた場合、基本情報ダイアログが表示される(S16)。そして次に、管理情報タグ読込ボタン(305)で管理情報を読込み、正常に読込めた場合、管理情報(一覧)ダイアログが表示される(S17)。さらに次に、履歴情報タグ読込ボタン(306)で履歴情報を読込み、正常に読込めた場合、履歴情報(一覧)ダイアログが表示される(S18)。そして最後に、終了ボタン(307)でこのアプリケーションを終了させる。
図6は、前述の図4に示すステップS16の基本情報ダイアログの表示である。基本情報ダイアログ(310)は、基本情報表示テキストボックスとしてメーカー名(311)、機器名(312)、型式名(313)、設置年月日(314)、設置会社名(315)、現場名(316)、備考欄(317)で構成する固定値の基本情報、すなわち設備固有の識別子を与える第1表示画面であり、RFIDタグ(80)の第1記憶部に記録してある。この第1記憶部に記録されたデータはメンテナンス作業者による更新はできない。なお、初期画面ボタン(318)は、参照を終了し、初期画面に戻らせるものである。
この第1記憶部のデータ構成は、メーカー名(311)部で2バイト、機器名(312)部で4バイト、型式名(313)で24バイト、設置年月日(314)部で6バイト、設置会社名(315)部で2バイト、現場名(316)で主地点4バイト、副地点4バイト、設置場所として4バイトである。これらの個数は各1個であり、例えば現場数の場合65536箇所に相当する。
図7は、前述の図4に示すステップS17の管理情報参照ダイアログの表示であり、特にメンテナンス作業者情報が承認されていない場合を示す。管理情報ダイアログ(320)は、管理情報表示テキストボックスとして現場名(321)、機種名(322)、点検項目リストボックス(323)を与え、この点検項目リストボックス(323)の中で点検項目(324)、単位(325)、前回1回目(326)、前回2回目(327)を表示する。点検項目(324)は運転電流、運転回数、運転時間、圧力、温度の点検項目であり、それぞれの単位と前回1回目、2回目〜7回目(図示せず)の計測値を表示する。この数値全てが稼動情報である。
これら管理情報のうち点検項目(324)、単位(325)等は固定値の管理情報として第2記憶部に記録してある。また、点検項目(324)の運転電流、運転回数、運転時間、圧力、温度の点検項目毎の計測値は、変動値の管理情報である管理変動値として第3記憶部に記録してある。
この第2記憶部のデータ構成は、点検項目1から3(324)部で各2〜4バイト、単位(325)部で1バイトである。点検項目1〜3(324)部の個数は各36個、調整値として72〜144にしている。
この第3記憶部のデータ構成は、削除番号で1バイト、計測時間で16バイト、計測値で4バイトである。ここで、計測値は個数を288個のフロート型で調整値として1152にしている。
図8は、前述のメンテナンス作業者情報が承認されていない場合と異なり、メンテナンス作業者情報が承認されている場合を示す。管理情報ダイアログ(330)は、管理情報表示テキストボックスとして作業者名(331)、現場名(332)、機種名(333)、点検項目リストボックス(334)を与え、点検項目(335)、単位(336)、今回(337)前回1回目〜前回7回目(338)で構成する管理情報を与える。この今回(337)に現状計測値が入力される。この時、全項目が入力されていない場合は、“確認”のダイアログを表示する。これらの計測値は過去8回分まで保持でき、それを超えたデータは古いデータから順に上書きする。したがって、現状のセンサー検出値は今回の点検データとして書き換える。そこで、前回1回目〜前回7回目の記録数値が稼動情報の更新前記録に相当し、現状の計測値が稼動情報の更新後記録になる。
このモードにおいても、これら管理情報のうち点検項目(335)、単位(336)等は固定値の管理情報である管理固定値として第2記憶部に記録してある。また、点検項目(335)の各諸元データは、変動値の管理情報である管理変動値として第3記憶部に記録する。
図7、8の表示画面には、初期画面に戻す初期画面ボタン(328)があり、またメンテナンス作業者情報が承認されている場合の図8では、RFID書込ボタン(339)を表示してあり、今回の点検データ入力後にRFID書込ボタン(339)でRFIDタグへのデータ送信(図1の84)を行う。
図7に示す表示画面は、前回計測時の記録数値(323)が第1稼動情報として表示され、同時に機種名(322)も表示される第2表示画面とする。そして、図8に示す表示画面は、この第1稼動情報と異なる第2稼動情報を現況データとして新たな数値を挿入表示(334)できる第3表示画面になる。そして図8に示す画面では今回計測値と前回までのデータを同時に表示できる。この表示はメンテナンス作業者が設備状態を把握し易くなる
図9の表示画面(340)は、メンテナンス作業者が携帯情報端末であるPDAを使用して、設備の表示パネル(図1の20)から数値を読み取って手動入力する例を示す。
PDAの表示画面には、作業員情報テキストボックス(341)、時刻テキストボックス(342)、機器名テキストボックス(343)、点検項目テキストボックス(344)、数値入力テキストボックス(345)、単位テキストボックス(346)、数値入力ボタン(347)、キャンセルボタン(348)、確定ボタン(349)を設ける。ここで、作業員情報テキストボックス(341)は承認された作業員名称を表示する。時刻テキストボックス(342)は現在時刻を表示する。機器名テキストボックス(343)は機器名を表示する。点検項目テキストボックス(344)は点検項目を表示する。数値入力テキストボックス(345)は計測値を表示する。単位テキストボックス(346)は点検項目の単位を表示する。数値入力ボタン(347)は計測値を入力するキーボードである。キャンセルボタン(348)と確定ボタン(349)はそれぞれ数値入力をキャンセルし、あるいは 数値入力を確定して管理情報(一覧)画面に戻すものである。
図10、11の表示画面(350、360)は、RFIDタグの履歴情報を読込み、過去の内容を参照するものであり、正常に読込めた場合にメンテナンス作業名情報が承認されている場合の画面(360)と、されていない場合の画面(350)で、2種類の画面を表示する。これらの表示画面(350、360)は、初期画面ボタン(351、361)、機器名テキストボックス(352、362)、現場名テキストボックス(353、363)、履歴テキストボックス(354、364)であり、特に、メンテナンス作業者IDが承認されている場合の画面(362)には、入力画面ボタン(365)を表示する。ここで、初期画面ボタン(351、361)は初期画面に戻る。機器名テキストボックス(352、362)は機器名を表示する。現場名テキストボックス(353、363)は、現場名を表示する。履歴テキストボックス(354、364)はメモリーの許容範囲分の履歴を表示する。また、入力画面ボタン(365)は履歴テキストボックスへの書込みを可能にする。
図12の表示画面(370)は、履歴情報を入力するものであり、前述の入力画面ボタン(365)を押したときに表示される画面である。この画面(370)の構成は、作業員名称テキストボックス(371)、機器名テキストボックス(372)、履歴情報選択リスト(373)、備考入力ボタン(374)、時刻テキストボックス(375)、RFID書込ボタン(376)で構成する。ここで、作業員名称テキストボックス(371)はメンテナンス作業者を表示する。機器名テキストボックス(372)は機器名を表示する。履歴情報選択リスト(373)はよく使用される項目一覧を表示する。備考入力ボタン(374)は押下することにより履歴情報備考入力ダイアログを表示する。時刻テキストボックス(375)は現在時刻を表示する。RFID書込ボタン(376)はRFIDタグにデータを書き込むためのものであり、メモリーの許容範囲分まで保持可能でそれを超えたデータは上書きする。また、確認画面ボタン(377)は履歴情報(一覧)画面に戻るものである。
図13の表示画面(380)は、前述の備考入力ボタン(374)が押された時に履歴情報の備考を入力するものである。この画面(380)の構成は、備考テキストボックス(381)、テンキー(382)、戻るボタン(383)で構成する。ここで、備考テキストボックス(381)はテンキー(382)を使用して入力する。戻るボタン(383)は入力された情報をRFIDタグに記憶し、履歴情報(入力)ダイアログに戻す。
変動値の履歴情報である履歴変動値は、メンテナンス作業者名、日時、備考、備考一覧の項目で構成して、そのデータ構造はメンテナンス作業者名で8バイト、日時で16バイト、備考で32バイト、備考一覧で8バイトとして、各個数を4個である。例えば、作業者名数では1670万になる。
表1は上記のデータ構造をまとめて示すものである。




Figure 0005153217
メンテナンス作業者は非常に多いのでRFIDタグの記憶部には項目としてメンテナンス作業者名、会社名、部署名、管理番号、有効期限に対して、それぞれ16バイト、48バイト、32バイト、4バイト、8バイトを固定値として割り振りをしている。
そして、このようなRFIDタグとRFIDリーダライターとを応用して、より優れた管理システムを提供する。この例として設備故障を迅速に判断して、設備現場にいるメンテナンス作業者が事態を容易に把握できるシステムを提供できる。図14は、センサーからのデータを処理してエラーコード化する手順を示す例である。これは故障診断機能をデータ保管部(50)に付加して、得たデータのうち異常データから故障内容を判断するもので、該当するエラーコードを遠隔監視送信部(86)から中央サーバーに送信する。このエラーコードを利用することで故障の詳細分析が可能であり、RFIDタグの記憶容量の有効利用になる。
図14を用いて、例として送風温度異常が発生した場合について説明する。温度データ(S50)が入力すると、設定値範囲内かの判断(S51)を行い、NOと判断した場合は制御弁全開かの判断(S52)を行い、エラーコード001あるいは002を与える(S53、S55)。ステップS51でYESの場合は冷水制御弁全開かの判断(S54)を行い、NOと判断した場合はエラーコード002を与える(S55)。ステップS54でYESと判断した場合は冷水温度8℃以下かの判断(S56)を行い、NOと判断した場合は更に冷水温度が設定温度以下かの判断(S57)を行い、エラーコード003を与える(S58)か、あるいはステップS59に進む。ステップS56あるいはステップS57でYESと判断した場合は冷却コイル入口温度30℃以下かの判断(S59)を行いエラーコード004あるいは005(S60、S62)を与える。これらのエラーコードは遠隔監視送信部(86)に送り、中央サーバーで詳細分析をする。例えば、エラーコード001では“送風温度センサー故障”、002以下順次“送風温度サーモまたは制御弁異常”、“冷凍機設定温度チェックまたは冷凍機故障”、“外気温度が設計条件以上”、“送風温度センサー異常”である。これらは中央サーバーで分析し、設備現場にいるメンテナンス作業者にも直ちに状況を知らせることができる。
本発明の管理システムは、PDAの機能を利用することで、メンテナンス作業者のローテーションを容易に組むために、個々の設備に対して作業者を特定することなくする応用も可能である。すなわち、設備に特定するメンテナンス作業者でない第三者であっても認証IDを有する者であればメンテナンス作業を可能にする。また、仮にメンテナンス技術レベルの低い担当者であれば設備情報を参照させることに作業限定も可能にできる。図15、16はこのような第三者のランク分けとそれに応じた本発明の管理システムでの動作フローの説明である。
作業者がPDAを持参(S70)して、電源ON(S71)でRFIDリーダライターを認識すると前述の操作画面(図5)に入る(S73)。ここで作業者を認識するために認証IDを判別(S74)し、正常認識すると情報参照と書込み可能モード(S76)になる。もし、メンテナンス技術レベルの低い担当者IDであれば、情報参照のみモード(S75)になる。このステップS74で第三者の判別が可能である。正常認識の場合は、書込み可能モード(S76)から設備用RFIDタグを読取りデータ転送(S77)に進む。そこで、対応する設備に特定の計測項目フォーマットがPDAに表示(図7)(S78)されて図8に示すデータ入力モードになり入力(S79)後、警告表示で項目漏れチェック(S80)を行う。警告表示の判定(S83)後、NOであれば前のステップS79に戻り、OKであればRFIDタグに現況データを保存(S81)して終了(S82)する。
前述ステップS74での参照データは作業員情報として固定値であり、このデータ構造は、メンテナンス作業者名16バイト、所属会社名48バイト、部署名32バイト、管理番号4バイト、有効期限8バイトである。なおメンテナンス作業者名と所属会社名と部署名は冗長バイトで構成している。
本発明の第1実施例で説明した中央サーバーを含めたデータ処理を、より具体的に図17を用いて説明する。
RFID処理部(図3の100)の現地データ(S90)は、遠隔監視送信部を介してデータ転送(S91)し中央サーバー(102)の情報処理部(110)に転送(S92)する。次に故障判別(S93)を行い、異常稼動と判断した場合には故障警報診断処理部(104)で故障診断(S94)する。正常稼動と判断した場合にはデータベースへの書込みで完了する。異常稼動の場合には故障診断(S94)後、故障来歴記憶部(114)への書込み(S95)と故障要因確定判断(S96)を行う。この場合、部品交換修理が発生しない時は報告書フォーマットへ“交換部品なし点検修理”を印刷する。部品交換修理が発生する場合は見積計算処理部(108)で見積書作成(S98)を行い客先への送信(S99)、補修部品リスト作成(S100)を行いメーカーへ送信(S101)、工事手配依頼書作成(S102)を行い工事部署へ送信(S103)と共に報告書フォーマットへ“部品修理”を印刷する。これらの報告書は報告書作成記憶部(112)に書込む。例えば、図14に示すエラーコード001ならば“送風温度センサー故障”を故障警報診断処理部(104)で判断して“温度センサー”交換に伴う交換作業見積書作成(S98)、センサー部品リスト作成(S100)、センサー交換手配依頼書作成(S102)になる。
以上の実施例では空調及び衛生設備として空調機を例にして説明したが、本発明は空調機に限るものではなく、冷凍機と全熱交換器、及びそれら空調機、冷凍機、全熱交換器等に付属するポンプ、送風機、冷却塔等であっても、上記実施例で示したセンサーを有し定期的なメンテナンス作業を要する機器全てに適応可能である。
本発明の管理システムの実施態様を示す全体構成概略図である。 図1に続く図である。 本発明の管理システムで適用するRFIDタグと中央サーバーとの連携図である。 本発明の第1の実施例の動作説明図である。 本発明の第2の実施例のアプリケーション起動画面である。 本発明の第2の実施例の基本情報ダイアログの表示画面である。 本発明の第2の実施例の管理情報参照ダイアログの表示画面である。 本発明の第2の実施例の管理情報参照ダイアログの他の表示画面である。 本発明の第2の実施例の手動入力する例の表示画面である。 本発明の第2の実施例の履歴情報を読込みと参照画面である。 本発明の第2の実施例の履歴情報を読込みと参照画面する他の例である。 本発明の第2の実施例の履歴情報の入力画面である。 本発明の第2の実施例の履歴情報の備考入力画面である。 本発明の第3の実施例でのエラーコード化手順である。 本発明の第4の実施例の動作説明図である。 図15に続く図である。 本発明の第5の実施例の動作説明図である。
符号の説明
10 空調機の本体
12 冷却コイル
14 送風機
16 還気ダクト
18 給気ダクト
20 運転及び故障表示パネル
22 回転計センサー
24 電流計センサー
26 送風温度センサー
28 加湿センサー
29 加湿ノズル
30 冷水往路
32 冷水流量計センサー
34 冷水還路
36 冷却制御弁
38 ポンプ
40 流量センサー信号
42 加湿センサー信号
44 電流センサー信号
46 回転センサー信号
48 送風温度センサー信号
50 データ保管部
52 運転及び故障表示パネル信号
54 室内
56 吹出口
58 吹出空気流
60 吸込空気流
62 吸込口
64 室内温度検出センサー
66 室内温度センサー信号
68 分配器
70 室内湿度検出センサー
72 室内湿度センサー信号
74 分配器
76 全センサー信号
80 RFIDリーダライター
82 RFIDタグ
84 RFIDタグ送信データ
86 遠隔監視送信部
88 電気通信回線
90 遠隔表示部
100 RFID処理部
102 中央サーバー

Claims (7)

  1. 複数のセンサーと、前記センサーの検知した検出値を記憶するデータ保管部と、前記記憶されたデータを表示する送出部を備えた空調及び衛生設備と、
    前記データを取込むRFIDリーダライターと、
    前記データを記録するRFIDタグと、
    前記データを電気通信回線で転送する遠隔監視送信部と、
    前記データを記録する中央サーバーとを有しており、
    さらに、前記RFIDタグを前記空調及び衛生設備の各々に固定して備えており、
    前記RFIDタグに記録されたデータをRFIDリーダライターに読込み、前記RFIDリーダライターで表示すると共に、前記中央サーバーで前記データを標準帳票に転記して報告書式で作成する空調及び衛生設備の管理システムにおいて、
    前記RFIDリーダライターにメンテナンス作業者の固有の識別子を読込み、前記識別子と認証済み識別子との一致を判定して、
    前記一致の場合、前記RFIDリーダライターの前記表示される画面が、前記メンテナンス作業者及び前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示し、そして、前記点検項目毎の新規データ入力を可能とし、
    前記一致でない場合、前記RFIDリーダライターの前記表示される画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示し、そして、前記メンテナンス作業者の非表示且つ前記点検項目毎の新規データ入力を不可能とし、
    前記一致の場合のみ、前記データ保管部のデータを前記RFIDリーダライターに取込むことを特徴とする空調及び衛生設備の管理システム。
  2. 前記データ保管部に故障診断機能を備え、前記故障診断機能が前記データから故障内容をコード化するものであり、前記遠隔監視送信部を介して前記中央サーバーで故障詳細を解析すると共に故障詳細解析結果と修理見積書を作成する請求項1に記載の管理システム。
  3. 複数の空調及び衛生設備と、複数のRFIDタグと、前記複数の空調及び衛生設備のそれぞれに固有の稼動情報及び固有の識別子を前記複数のRFIDタグに記録する携帯情報端末と、前記RFIDタグに記憶された前記固有の稼動情報及び前記識別子を受信してダウンロードする中央サーバーとを含み、
    さらに、前記RFIDタグを前記空調及び衛生設備の各々に固定して備えており、
    前記固有の稼動情報の更新履歴を前記RFIDタグと前記中央サーバーに保持すると共に、前記RFIDタグに記録された前記固有の稼動情報の更新前記録と更新後記録を同時に携帯情報端末で表示する空調及び衛生設備の管理システムにおいて、
    前記携帯情報端末にメンテナンス作業者の固有の識別子を読込み、メンテナンス作業者の該識別子と認証済み識別子との一致を判定して、
    前記一致の場合、前記携帯情報端末の前記表示される画面が、前記メンテナンス作業者及び前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示し、そして、前記点検項目毎の新規データ入力を可能とし、
    前記一致でない場合、前記携帯情報端末の前記表示される画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示し、そして、前記メンテナンス作業者の非表示且つ前記点検項目毎の新規データ入力を不可能とし、
    前記一致の場合のみ、前記空調及び衛生設備の稼動情報を前記携帯情報端末に取込むことを特徴とする空調及び衛生設備の管理システム。
  4. 前記空調及び衛生設備に故障診断機能を備え、前記故障診断機能が前記稼動情報から故障内容をコード化するものであり、前記中央サーバーで故障詳細を解析すると共に故障詳細解析結果と修理見積書を作成する請求項に記載の管理システム。
  5. 複数の空調及び衛生設備と、複数のRFIDタグとを有し、前記複数の空調及び衛生設備のそれぞれに固有の稼動情報及び固有の識別子を前記複数のRFIDタグに記録する携帯情報端末と、前記RFIDタグに記憶された前記固有の稼動情報及び前記識別子を受信してダウンロードする中央サーバーとを含む空調及び衛生設備の管理システムであって
    前記空調及び衛生設備の各々に前記RFIDタグを取り付けてあり、
    前記RFIDタグの第1記憶部には、前記空調及び衛生設備各々で異なる固定値の基本情報が基本固定値として記録してあり、
    前記RFIDタグの第2記憶部には、前記空調及び衛生設備各々で異なる固定値の管理情報が管理固定値として記録してあり、
    前記RFIDタグの第3記憶部には、前記空調及び衛生設備各々で異なる変動値の管理情報が管理変動値として記録してあり、
    前記RFIDタグの第4記憶部には、前記空調及び衛生設備各々で異なる変動値の履歴情報が履歴変動値として記録してあり、
    前記携帯情報端末の表示部で前記基本固定値を表示する第1表示画面、あるいは、前記管理固定値と前記管理変動値と前記履歴変動値とを表示する第2表示画面の選択が可能であり、
    前記第2表示画面で前記RFIDタグに記録されたデータを表示すると共に、前記管理固定値の項目毎に前記管理変動値を表示して、その後に、
    前記表示された管理変動値を前記第2表示画面の前記管理変動値をスクロールして新たな管理変動値を挿入可能な第3表示画面にすると共に、前記新たな管理変動値を前記RFIDタグと前記中央サーバーに送信して、
    前記第3表示画面で表示された情報を前記複数の空調及び衛生設備のそれぞれに固有の稼動情報とする空調及び衛生設備の管理システムにおいて
    前記携帯情報端末にメンテナンス作業者の固有の識別子を読込み、前記メンテナンス作業者の該識別子と認証済み識別子との一致を判定して、
    前記一致の場合、前記携帯情報端末の画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示する前記第2表示画面となり、そして、前記メンテナンス作業者の表示且つ前記点検項目毎の前記新たな管理変動値の挿入を可能にする前記第3表示画面を表示とし、
    前記一致でない場合、前記携帯情報端末の画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示する前記第2表示画面となり、そして、前記メンテナンス作業者の非表示且つ前記点検項目毎の前記新たな管理変動値の挿入を可能にする前記第3表示画面を非表示とし、
    前記一致の場合のみ、前記空調及び衛生設備の稼動情報を前記携帯情報端末に取込むことを特徴とする空調及び衛生設備の管理システム。
  6. 複数の空調及び衛生設備と、複数のRFIDタグとを有し、前記複数の空調及び衛生設備それぞれに固有の稼動情報及び固有の識別子を前記複数のRFIDタグに記録する携帯情報端末と、前記RFIDタグに記憶された前記固有の稼動情報及び前記識別子を受信してダウンロードする中央サーバーとを含む空調及び衛生設備の管理システムであって
    前記携帯情報端末の表示画面の第1表示部には、前記固有の第1稼動情報及び固有の設備識別子のうち少なくとも一部の識別子が表示可能であり、
    前記表示画面の第2表示部には、前記第1稼動情報とは異なる新たな第2稼動情報が表示可能であり、
    前記新たな第2稼動情報を前記携帯情報端末に入力する際、前記携帯情報端末の使用者ID証を受けた後に、前記固有の設備識別子と共に前記第2稼動情報と、少なくとも一部の前記第1稼動情報を同時に前記表示画面に表示して、且つ前記第2稼動情報を前記中央サーバーにダウンロードする空調及び衛生設備の管理システムにおいて、
    前記携帯情報端末に前記使用者のIDを読込み、前記IDと認証済みIDとの一致を判定して、
    前記一致の場合、前記携帯情報端末の画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示する前記第1稼動情報となり、そして、前記使用者の表示且つ前記点検項目毎の新規データ入力を可能にする前記第2稼動情報を表示とし、
    前記一致でない場合、前記携帯情報端末の画面が、前記空調及び衛生設備の点検項目並びに前記点検項目毎の過去データを表示する前記第1稼動情報となり、そして、前記使用者の非表示且つ前記点検項目毎の新規データ入力を可能にする前記第2稼動情報を非表示とし、
    前記一致の場合のみ、前記空調及び衛生設備の稼動情報を前記携帯情報端末に取込むことを特徴とする空調及び衛生設備の管理システム。
  7. 前記空調及び衛生設備が、空気調和機、冷凍機、全熱交換器の少なくともいずれか1つ、あるいは、それらに付属するポンプ、送風機、冷却塔の少なくともいずれか1つを含む請求項1乃至のいずれかに記載の管理システム。
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