JP5961905B2 - 点検システム及び点検方法 - Google Patents

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本発明は、機械設備の点検を行うための点検システム及び点検方法に関する。
水処理設備、プラント設備、発電設備などの機械設備をスムーズかつ安全に稼働させるためには、機械設備に設置される多数の機器を定期的に点検し、点検結果を正確に記録する必要がある。
機械設備の点検を行う際、従来は、点検者が点検対象を目視で確認し、点検記録票に手書きで機器の検出値などを書き込み、点検終了後にExcel(登録商標)などを用いて転記し、データの蓄積を行っていた。このような流れで点検を行うと、点検記録票への記入ミスや、データの転記ミスなどのヒューマンエラーを起こす可能性があった。
特許文献1には、点検対象となる複数の機器にそれぞれ取り付けられたRFID(Radio Frequency IDentification)タグと、RFIDタグとの間でデータを非接触方式で送受信可能な携帯情報端末と、携帯情報端末の点検データを蓄積可能な管理用PCと、を備える巡視点検方法について記載されている。
なお、前記巡視点検方法において点検者は、目視で読み取った機器の点検値を携帯情報端末に書き込む際、当該機器の特定情報と照合して最新の点検値をRFIDタグにも書き込む。
特許文献2には、管理サーバから携帯情報端末に設備の点検作業を指示し、当該指示に従った点検作業を行うことで得られた情報を、携帯情報端末を介してプラントサーバに送信する設備管理方法について記載されている。
特許文献2に記載の設備管理方法において前記管理サーバは、点検結果に異常があった場合、予め定められた原因究明手順に沿って携帯情報端末に点検指示を送信する。
特開2010−61262号公報 特開2002−189513号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、RFIDタグを用いることによって、点検対象と、点検値を書き込む記入欄との対応関係の誤りを防止できるものの、点検すべき点検対象とは異なる機器を点検してしまう可能性や、点検値の読み間違い・記入値の書き間違いなどのヒューマンエラーを起こす可能性がある。
また、特許文献2に記載の技術は、点検者が、携帯情報端末に表示される点検項目などを参照しつつ点検作業を行うものであり、前記したものと同様のヒューマンエラーを起こす可能性がある。
そこで本発明は、機械設備の点検に伴うヒューマンエラーを低減させる点検システム及び点検方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る点検システムは、1つ又は複数の拠点に設置され、拠点毎に少なくとも1つ存在する機械設備の稼働情報を含む監視情報を、第1ネットワークを介して取得する監視情報取得手段を有する稼働監視サーバと、点検対象となる機械設備が有する機器毎の前記監視情報と、前記機器毎の形状情報と、前記機器毎の識別情報と、を含むデータを、予め設定された点検スケジュールに従って、前記機械設備に対応する点検用端末に第2ネットワークを介して送信するデータ提供手段を有する点検用サーバと、を備えるとともに、点検対象を撮像する撮像手段と、前記データが格納される点検対象ナビデータベースと、前記データ提供手段によって提供される前記形状情報を用いて、前記撮像手段から入力される画像情報に対応する機器を特定する点検対象特定手段と、前記点検対象特定手段によって特定される前記機器の前記監視情報を前記点検対象ナビデータベースから取得し、表示手段において当該機器が表示されている箇所に重なるように前記監視情報を表示させる表示制御手段と、点検者の操作に応じて、前記表示手段に表示される前記機器の点検結果を当該機器の識別情報と対応付けて、点検履歴情報として登録する登録手段と、を有する前記点検用端末と、を備えることを特徴とする。
なお、詳細については、発明を実施するための形態において説明する。
本発明により、機械設備の点検に伴うヒューマンエラーを低減させる点検システム及び点検方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る点検システムを含む構成図である。 点検システムの構成図であり、統括管理センタの詳細な構成を示す図である。 (a)は稼働情報記憶手段に格納される稼働情報テーブルの説明図であり、(b)は警報情報記憶手段に格納される警報情報テーブルの説明図である。 (a)は機器情報記憶手段に格納される機器情報テーブルの説明図であり、(b)は運用情報記憶手段に格納される運用情報テーブルの説明図であり、(c)は点検履歴記憶手段に格納される点検履歴テーブルの説明図である。 (a)は機器形状DBに格納される機器形状テーブルの説明図であり、(b)は点検ナビDBに格納される点検ナビテーブルの説明図である。 点検対象ナビDB取得手段の処理の流れを示すフローチャートである。 点検対象ナビDBに格納される点検対象ナビテーブルの説明図である。 点検者が点検用端末を用いて機器の点検を行う様子を示す説明図である。 点検システムの構成図であり、点検用端末の詳細な構成を示す図である。 点検用端末の制御手段が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 点検用端末の制御手段が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 点検用端末の表示手段に表示される画像の説明図であり、(a)は撮像時の説明図であり、(b)は点検者が点検対象を選択する際の説明図であり、(c)は点検者がOKボタンに触れる際の説明図であり、(d)は点検者が次の点検対象を選択する際の説明図であり、(e)は機械設備の地図の表示例である。 点検用端末に表示される履歴情報の説明図である。
本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
図1は、本実施形態に係る点検システムを含む構成図である。点検システムAの構成を説明する前に、その前提について説明する。
点検システムAは、機械設備(例えば、図1に示す機械設備211a)の巡回点検を担当する点検者(図8参照)が、適切に点検業務を遂行するためのシステムである。点検システムAは、ネットワーク上に存在するサーバ群が提供するサービスを、それらのサーバ群を意識することなしに利用できるクラウド・コンピューティングのシステムとなっている。
点検者は、点検用端末4を携帯し、予め定められた点検スケジュールに従って機械設備が有する複数の機器を巡回点検し、その点検結果を記録する。なお、点検用端末4を用いた点検業務の流れについては、後記する。
拠点21には、機械設備211a,211bと、インタフェース212a,212bと、制御装置213a,213bと、通信手段214と、が設置されている。
機械設備211aは、例えば水処理設備であり、複数の機器(ポンプ、タンク、検出器、制御盤など:図示せず)を有している。
制御装置213aは、インタフェース212aを介して所定の指令信号を各機器(ポンプなど:図示せず)に出力し、機械設備211aを稼働させる。また、制御装置213aには、所定時間毎に検出器(圧力計など:図示せず)から検出信号が入力される。
そして、制御装置213aは、前記した指令信号や検出信号に関する情報(以下、稼働情報という)を、通信手段214及びネットワークN1を介して所定時間毎に統括管理センタ1に送信する。つまり、制御装置213aから統括管理センタ1に対して、機械設備の稼働情報が時々刻々と送信される。
また、機械設備211aには、インターロック(図示せず)などの安全装置が設置されている。インターロックから警報情報が入力された場合、制御装置213aは当該警報情報を通信手段214及びネットワークN1を介して統括管理センタ1に出力する。
ちなみに、前記した稼働情報及び警報情報には、対応する機器の識別情報と、前記情報が取得された時刻を示す時刻情報と、が含まれている。
機械設備211bも、拠点21に設置されている。機械設備211b、インタフェース212b、制御装置213bの構成については、前記と同様であるから説明を省略する。また、拠点22,23については、前記した拠点21と同様であるから説明を省略する。
なお、図1は一例であり、1つの拠点に存在する機械設備の数や拠点数に制限はない。
以下では、任意の拠点、機械設備、制御装置、通信手段などに関して言及する場合、符号を付さずに、単に「拠点」などと記す。
各拠点の通信手段214,224,234から送信される情報は暗号化され、ネットワークN1を介して統括管理センタ1に送信される。当該情報は、統括管理センタ1が備える通信手段114(図2参照)によって復号処理がなされる。
ユーザPC3は、各拠点の中央操作室(図示せず)などに設置され、ネットワークN3を介して統括管理センタ1と通信可能となっている。ユーザPC3の入力手段(図示せず)を介した操作によってユーザID及びパスワードが入力され、認証サーバ(図示せず)で認証されることによって、ユーザは統括管理センタ1に蓄積された各種情報を閲覧できる。
なお、図1(及び図2)では、ユーザPC3を1つだけ図示しているが、実際には、各拠点の中央操作室に設置されたパソコンや、無線の通信カードを用いて使用するパソコンなど、複数個存在する。
<点検システムの構成>
図1に示すように、点検システムAは、稼働監視サーバ11と、設備管理サーバ12と、点検用サーバ13と、点検用端末4と、を備えている。稼働監視サーバ11、設備管理サーバ12、及び点検用サーバ13は、統括管理センタ1に設置されている。
統括管理センタ1は、予めユーザPC3から入力される各機械設備の機器情報、各拠点から受信する稼働情報及び警報情報、点検用端末4から入力される点検履歴情報などを一括管理する。なお、統括管理センタ1の詳細については後記する。
点検用端末4は、点検者が機械設備を点検する際に携帯する情報端末であり、ネットワークN2を介して統括管理センタ1と通信可能である。ちなみに、図1では、1個の点検用端末4を図示しているが、実際にはそれぞれの機械設備に対応して複数の点検用端末4が存在する。
なお、点検用端末4の詳細については後記する。
図2は、点検システムの構成図であり、統括管理センタの詳細な構成を示す図である。前記したように、統括管理センタ1には、稼働監視サーバ11と、設備管理サーバ12と、点検用サーバ13と、が設置されている。
<稼働監視サーバ>
稼働監視サーバ11は、稼働情報記憶手段111と、警報情報記憶手段112と、監視情報管理手段113と、を備えている。
図3(a)に示すように、稼働情報記憶手段111には、制御装置から出力される稼働情報が、各機器の識別情報(機器ID)と、前記稼働情報が出力された日付時刻と、に対応付けて格納されている。
また、図3(b)に示すように、警報情報記憶手段112には、制御装置から出力される警報情報が、各機器の識別情報(機器ID)と、前記警報情報が出力された日付時刻と、に対応付けて格納されている。
監視情報管理手段113は、監視情報取得部113aと、監視情報公開部113bと、を有している。
監視情報取得部113aは、ネットワークN1を介して各機械設備の制御装置から監視情報を取得する(監視情報取得処理)。ここで、「監視情報」には、前記した稼働情報と、警報情報と、が含まれる。監視情報取得部113aは、取得した監視情報のうち、稼働情報を稼働情報記憶手段111に格納し、警報情報を警報情報記憶手段112に格納する。
監視情報公開部113bは、認証サーバ(図示せず)によって正当性が確認されたユーザのユーザPC3に対し、機械設備の監視情報を公開する。すなわち、ユーザPC3からネットワークN3を介して機械設備の監視情報を取得する指令信号を受信した場合、監視情報公開部113bは、ユーザIDに対応する機械設備の監視情報を稼働情報記憶手段111及び警報情報記憶手段112から読み出す。そして、監視情報公開部113bは、読み出した監視情報(稼働情報、警報情報)を、ネットワークN3を介してユーザPC3に送信する。
これによって、ユーザは、自身が管理する機械設備の監視情報をリアルタイムで閲覧することができる。
また、図2に示す通信手段114は、各拠点21,22,23の通信手段214,224,234(図1参照)から暗号化された監視情報を受信し、当該情報を復号化する。
F/W(Fire Wall)115,116は、統括管理センタ1の各記憶手段に格納されているデータを、第三者に不正に取得されないようにするためのセキュリティ機能を果たしている。
<設備管理サーバ>
設備管理サーバ12は、機器情報記憶手段121と、運用情報記憶手段122と、点検履歴記憶手段123と、設備情報管理手段124と、制御手段125と、を備えている。
図4(a)に示すように、機器情報記憶手段121には、機器ID、機器名称、機器コード、型式、機器仕様に関する情報などが格納されている。ちなみに、図4(a)では図示を省略したが、拠点と、拠点に設置される機械設備と、機械設備が備える機器とに関する情報が、データベースとして階層的に管理されている。
また、図4(b)に示すように、運用情報記憶手段122には、機器ID、情報更新時の日付時刻、機器の稼働時間(稼働回数)、寿命時間(寿命回数)、警報履歴、前回交換日、次回交換予定日、在庫数などが格納されている。ちなみに、前記した項目のうち寿命時間は、予めユーザPC3から送信される。また、前回交換日は、機器の交換作業を行う度にユーザPC3又は点検用端末4から取得される。その他の項目については、制御手段125の説明と併せて後記する。
また、図4(c)に示すように、点検履歴記憶手段123には、点検用端末4から送信される点検履歴情報が、機器ID及び点検日時と対応付けて格納されている。なお、点検履歴情報には、点検対象である機器の点検値(検出値や指令値)が含まれる。
設備情報管理手段124は、設備情報取得部124aと、設備情報公開部124bと、を有している。ここで、「設備情報」には、前記した機器情報と、運用情報と、点検履歴情報と、が含まれる。
設備情報取得部124aは、情報閲覧サービスの登録時などにおいてユーザPC3から送信される機器情報を、ネットワークN3を介して取得し、機器IDと対応付けて機器情報記憶手段121に格納する。
また、設備情報取得部124aは、機械設備の点検終了時などにおいて点検用端末4から送信される点検履歴情報を、ネットワークN2を介して取得し、機器IDと対応付けて点検履歴記憶手段123に格納する。
設備情報公開部124bは、認証サーバ(図示せず)によって正当性が確認されたユーザのユーザPC3又は点検用端末4に対し、機械設備の機器情報、運用情報、及び点検履歴情報を公開する。
例えば、ユーザPC3から機械設備の点検履歴情報を取得する指令信号を受信した場合、設備情報公開部124bは、ユーザIDに対応する機械設備の点検履歴情報を点検履歴記憶手段123から読み出す。そして、設備情報公開部124bは、読み出した点検履歴情報を、ネットワークN3を介してユーザPC3に送信する。これによって、ユーザは、自身が管理する機械設備の点検履歴を閲覧することができる。
また、点検用端末4から機械設備の運用情報を取得する指令信号を受信した場合、設備情報公開部124bは、当該点検用端末4のIDに対応する機械設備の運用情報を、運用情報記憶手段122から読み出す。そして、設備情報公開部124bは、読み出した運用情報を、ネットワークN2を介して点検用端末4に送信する。これによって点検者は、必要に応じて、点検対象となる機器に関する情報(稼働時間、寿命時間、前回交換日、次回交換予定日、在庫数など)を閲覧することができる。
制御手段125は、稼働監視サーバ11及び設備管理サーバ12が有する各記憶手段に格納されている情報に基づいて運用情報を生成し、運用情報記憶手段122に格納する。
例えば、制御手段125は、機器の稼働情報を稼働情報記憶手段111から読み出し、当該稼働情報に基づいて稼働時間(稼働回数)を算出する。そして、制御手段125は、算出した稼働時間を、機器の識別情報及び更新時の日付時刻と対応付けて運用情報記憶手段122に格納する(図4(b)参照)。
その他、制御手段125は、警報情報記憶手段112からの警報情報の取得処理、機器が交換される際の在庫数の更新処理、機器の前回交換日・稼働時間・寿命時間に基づく次回交換予定日の算出処理などを実行し、運用情報記憶手段122に格納する(図4(b)参照)。
また、図2に示すフロントサーバ126は、ユーザPC3のモニタ(図示せず)に表示されたボタンなどをマウス等の入力手段(図示せず)を介して選択した場合、その選択情報を監視情報公開部113b又は設備情報公開部124bに出力する。
通信手段127、F/W128,129は、前記した稼働監視サーバ11が備える通信手段114、F/W115,116と同様であるから説明を省略する。
<点検用サーバ>
点検用サーバ13は、機器形状DB(Data Base)131と、点検ナビDB132と、点検スケジュール記憶手段133と、点検対象ナビDB取得手段134と、点検対象ナビDB135と、通信制御手段136と、を備えている。
図5(a)に示すように、機器形状DB131には、機械設備が有する機器を特定するための形状情報が、当該機器の識別情報と対応付けて格納されている。なお、前記した「形状情報」とは、例えば、CADデータや点群データ(機器表面を特定する多数の位置座標に関するデータであり、予めレーザを用いた3次元スキャナによって取得される。)である。ちなみに、図5(a)に示す形状情報1〜nは、n個の点群データで表される形状情報を示している。
また、機器形状DB131には、機器名称が機器IDと対応付けて格納されている。
点検ナビDB132には、以下の(1)〜(4)に示す点検ナビ情報(図5(b)参照)が、機器IDと対応付けて格納されている。
(1)点検対象ナビDB取得手段134が、点検対象となる機器の監視情報を、稼働情報記憶手段111及び警報情報記憶手段112から取得する際の参照先を示す情報。
(2)点検対象ナビDB取得手段134が、点検対象となる機器の形状情報を機器形状DB131から取得する際の参照先を示す情報。
(3)点検対象となる機器の位置を特定する位置情報。
(4)機械設備が有する複数の機器を点検する際の点検順序を特定する点検順序情報。
ちなみに、点検ナビDB132には、各拠点に設置されている機械設備(つまり、機械設備211a,211b、221,231)が有する機器のうち、点検対象となる全ての機器に関する点検ナビ情報が格納されている。
図2に示す点検スケジュール記憶手段133には、点検すべき機械設備(又は機械設備のうち一部のエリア)及び点検予定日が、機械設備の識別情報と対応付けて格納されている。
点検対象ナビDB取得手段134は、点検スケジュール記憶手段133に格納されている点検スケジュールに従って、点検対象ナビDB135に格納すべき情報を取得する。
図6は、点検対象ナビDB取得手段の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101において点検対象ナビDB取得手段134は、次回の点検対象を検索する。すなわち、点検対象ナビDB135は、点検スケジュール記憶手段133を参照し、次回に点検すべき機械設備を特定する。
ステップS102において点検対象ナビDB取得手段134は、ステップS101で特定した機械設備に含まれる機器の識別情報を参照し、稼働情報記憶手段111及び警報情報記憶手段112から監視情報を取得する。ちなみに、点検対象ナビDB取得手段134は、統括管理センタ1が備える各記憶手段にバスBを介して接続されている。
ステップS103において点検対象ナビDB取得手段134は、機器ごとの識別情報を参照し、機器形状DB131から機器の形状情報等を取得する。ちなみに、形状情報等とは、機器の形状情報と機器名称とを含んでいる。
ステップS104において点検対象ナビDB取得手段134は、機器ごとの識別情報を参照し、点検ナビDB132から前記機器の位置情報を取得する。なお、前記した位置情報には、機械設備に設置されている各機器の相対的な位置関係を示す情報が含まれる。
ステップS105において点検対象ナビDB取得手段134は、点検対象となる機械設備の識別情報を参照し、当該機械設備に含まれる機器の点検順序情報を点検ナビDB132から取得する。機器の点検順序は、例えば、次に点検すべき機器のIDによって特定できる。
このようにして取得される点検対象ナビDB135は、図7に示すように、機器ごとの識別情報(機器ID)、機器名称、監視情報、形状情報、位置情報、及び点検順序情報、が互いに対応付けられている。
図2に示す通信制御手段136は、点検対象ナビDB135の情報を、ネットワークN2を介して点検用端末4に送信する際の通信制御を行う。当該情報は、前記した機器を含む機械設備に対応する点検用端末4に送信される(データ提供処理)。
なお、ネットワークN2を介して点検用端末4に点検対象ナビDB135の情報を送信する「データ提供手段」は、点検対象ナビDB取得手段134と、通信制御手段136と、通信手段137と、を含んで構成される。
<点検用端末>
図8は、点検者が点検用端末を用いて機器の点検を行う様子を示す説明図である。図8では、一例として、点検対象が、水処理設備の稼働状態を表示する表示盤210である場合を示している。
本実施形態では、点検用端末4として、タッチパネル式の携帯情報端末を用いる。点検用端末4には、点検対象を撮像するための撮像手段41(例えば、CCDカメラ:図9参照)が設置されている。
点検者は、撮像手段41によって点検対象が撮像されるように点検用端末4の向きを合わせ、必要に応じて画像を拡大又は縮小する。このとき、点検用端末4の画面には、撮像手段41によって撮像された点検対象が表示される(図8の部分拡大図を参照)。
点検者は、点検用端末4に表示される撮影ボタンに触れることによって点検対象を撮像する。ちなみに、図8に示す例では、表示盤210の圧力計211、温度計212、稼働ランプ213などが撮像され、それぞれ圧力計画像211p、温度計画像212p、稼働ランプ画像213pとして点検用端末4に表示される。
図9は、点検システムの構成図であり、点検用端末の詳細な構成を示す説明図である。
点検用端末4は、撮像手段41と、操作手段42と、表示手段43と、制御手段44と、を備えている。
撮像手段41は、前記したように、点検対象を撮像するCCDカメラなどであり、点検者が表示手段43に表示される画像を見つつ点検対象を撮像できる所定位置に設置されている。
操作手段42は、点検用端末4がタッチパネル式である場合、タッチ検出用のセンサである。
表示手段43は、撮像手段41による撮像結果や点検用の画面を表示するためのもの(例えば、液晶ディスプレイ)である。
制御手段44は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェースなどの電子回路(図示せず)を含んで構成され、設定されたプログラムに従って各種処理を実行する。
(制御手段の構成)
次に、制御手段44の構成について詳細に説明する。
操作制御手段441は、操作手段42を介したユーザの操作に従って、通信制御手段443、表示制御手段450、及び点検結果登録手段451の動作を制御する。
通信手段442は、統括管理センタ1の設備管理サーバ12又は点検用サーバ13との間で無線通信を行う。
通信制御手段443は、通信手段442を介した情報の入出力を制御する。
前記したように、点検用サーバ13(図2参照)では、点検スケジュール記憶手段133に格納される点検スケジュールに従って、点検対象となる機器の点検対象ナビDB135(図2参照)が取得される。そして、点検用サーバ13では、当該機器に対応する点検用端末4に対して点検対象ナビDB135の情報を送信し、同期処理を実行する。
図9に示す通信制御手段443は、点検用サーバ13からの同期処理を受け付け、点検用端末4が備える点検対象ナビDB444の内容を更新する。
点検対象ナビDB444は、前記したように、点検対象となる機械設備に含まれる機器の機器ID、機器名称、監視情報、形状情報、位置情報、及び点検順序情報が対応付けられたデータベースである(図7参照)。
画像情報取込手段445は、撮像手段41から入力されるVGA画像の情報を、ピクセル数で特定される位置情報(画像内でのX座標、Y座標)と、画素値とを含む画像情報に変換し、画像情報記憶手段446に格納する。
画像情報記憶手段446には、撮像手段41による撮像が実行される度に、当該撮像によって取得される画像情報が格納される。
比較手段447は、画像情報記憶手段446に格納される画像情報と、点検対象ナビDB444に格納される形状情報とを逐次比較し、比較結果を点検対象指定手段448に出力する。なお、点検ナビDB132に格納される形状情報は、点検対象となる機械設備が有する複数の機器の点群データなどである。
点検対象指定手段448は、比較手段447による比較結果に基づいて点検対象である機器を特定し、当該機器のIDと、表示手段43のうち当該機器が表示されている位置を特定する座標値とを対応付けて、監視情報取得手段449及び表示制御手段450に出力する。
監視情報取得手段449は、点検対象指定手段448によって指定された点検対象の監視情報を点検対象ナビDB444から取得し、表示制御手段450に出力する。前記したように、当該監視情報には、点検対象である機器の稼働情報が含まれている。
このように本実施形態では、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)、つまり、コンピュータによるシステム監視及びプロセス制御の技術を用いて点検対象の監視情報を取得する。
なお、撮像手段41から入力される画像情報に対応する機器を特定する「点検対象特定手段」は、比較手段447と、点検対象指定手段448と、監視情報取得手段449と、を含んで構成される。
表示制御手段450は、点検対象の監視情報などを表示手段43に表示するための制御を実行する。例えば、表示制御手段450は、点検対象指定手段448によって指定される機器の監視情報を点検対象ナビDB444から取得し、表示手段43において当該機器が撮像されている箇所に重なるように表示させる(図12(b)参照)。
このように、本実施形態では、AR(Augmented Reality:拡張現実)の技術を用いることによって実世界の画像に仮想的な情報を付加し、点検業務を支援する。
点検結果登録手段451は、操作手段42を介した操作に応じて点検結果を機器IDと対応付け、点検履歴情報として点検結果記憶手段452に格納する。なお、点検者による操作の流れについては後記する。
検出値等読取手段453は、点検対象ナビDB444に監視情報が格納されていない場合、画像情報記憶手段446に格納される画像情報を用いて、検出値等(機器の検出値及び状態)を自動的に読み取る。なお、検出値読取手段の詳細については、後記する。
(制御手段による処理)
次に、制御手段44の処理の流れを、図10〜図12を参照しつつ説明する。図10、図11は、点検用端末の制御手段が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図10に示す「START」において、点検者は点検用端末に表示される地図(図12(e)参照)に従って移動し、点検対象となる表示盤210(図8参照)の前に到着しているものとする。
図10のステップS201において制御手段44(図9参照)は、撮像手段41から画像情報が入力されたか否かを判定する。図12(a)に示すように、撮像手段41による撮像処理は、例えば、点検者が表示手段43(つまり、画面)に表示される撮影ボタンに触れることによって実行される。
撮像手段41によって撮像処理が実行され画像情報が入力された場合(S201→Yes)、制御手段44の処理はステップS202に進む。一方、撮像手段41から画像情報が入力されない場合(S201→No)、制御手段44はステップS201の処理を繰り返す。
ステップS202において制御手段44は、撮像手段41から入力された画像情報を画像情報記憶手段446に格納する。
ステップS203において制御手段44は、ステップS202において画像情報記憶手段446に格納した画像情報と、点検対象ナビDB444に格納されている複数の機器の形状情報と、の比較処理を実行する。
ステップS204において制御手段44は、点検対象ナビDB444に格納されている複数の機器のうち、撮像手段41によって取得された画像情報に対応する(形状が類似又は一致する)機器が存在するか否かを判定する(点検対象特定処理)。図12(a)に示す例では、前記機器が表示盤210(図8参照)である場合を示している。
撮像手段41によって取得された画像情報に対応する機器が存在する場合(S204→Yes)、制御手段44の処理はステップS205に進む。
ステップS205において制御手段44は、点検対象指定処理を実行する。すなわち、制御手段44は、撮像手段41によって取得された画像情報に対応する機器の識別情報及び機器名称を点検対象ナビDB444から取得する。図12(b)に示す例において前記機器とは、圧力計211、温度計212、及び稼働ランプ213である。
次に、ステップS206において制御手段44は、点検対象表示処理を実行する。つまり、制御手段44は、表示手段43において当該機器が表示されている箇所に重なるように機器の名称を表示させる。
ここで、「当該機器が表示されている箇所に重なるように」表示させるとは、機器の近傍(図12(b)では機器の下側)に文字、記号、又は数字を表示する場合を含んでいる。
図12(b)に示す例では、圧力計画像211pの下側に「圧力計」と表示され、温度計画像212pの下側に「温度計」と表示され、稼働ランプ画像213pの下側に「稼働ランプ」と表示されている。
また、制御手段44は、点検対象ナビDB444に格納されている点検順序情報を参照し、最初に点検すべき機器を表示手段43に表示させる。例えば、制御手段44は、図12(b)に示すように、最初に点検すべき機器である「圧力計」の文字を太枠線で囲むように表示制御を行う。これによって点検者は、表示盤210に含まれる複数の機器のうち、最初に圧力計211を点検すべきことを把握できる。
なお、点検すべき機器の表示は前記した方法に限定されず、他の機器と区別できるように表示できればよい。
また、ステップS204において画像情報に対応する機器が存在しない場合(S204→No)、制御手段44の処理はステップS207に進む。ステップS207において制御手段44は、エラー表示処理を実行する。例えば、制御手段44は、点検対象を撮りなおすことを促すメッセージを表示手段43に表示させる。
ステップS208において制御手段44は、操作手段42を介した選択操作があったか否かを判定する。なお、前記した選択操作とは、点検対象となる複数の機器画像のうち、太枠線で囲まれた機器画像(図12(b)では、圧力計画像211p)を選択する操作を意味している。
操作手段42を介した選択操作があった場合(S208→Yes)、制御手段44の処理はステップS209に進む。一方、操作手段42を介した選択操作がない場合(S208→No)、制御手段44はステップS208の処理を繰り返す。ステップS209において制御手段44は、ステップS208で選択された機器に対応する監視情報が、点検対象ナビDB444に存在するか否かを判定する。
ちなみに、点検対象となる全ての機器の稼働情報が、前記した稼働監視サーバ11(図2参照)によって取得されるとは限らない。
稼働情報が取得されない機器を点検する場合については、撮像手段41から入力された画像情報に基づいて自動的に検出値などを読み取る(後記するステップS212)。
選択された機器に対応する監視情報が点検対象ナビDB444に存在する場合(S209→Yes)、制御手段44の処理はステップS210に進む。
ステップS210において制御手段44は、監視情報取得処理を実行する。すなわち、制御手段44は、ステップS208で選択された機器の識別情報を参照し、点検対象ナビDB444から前記機器の監視情報を読み出す。
例えば、図12(b)で圧力計画像211pが選択されると、制御手段44は圧力計211の監視情報(圧力12.3MPa)を点検対象ナビDB444から読み出す。
次に、ステップS211において制御手段44は、ステップS210で取得した監視情報が、表示手段43において前記機器が表示されている箇所に重なるように(近傍に)表示させる。図12(c)に示す例では、圧力計の名称「圧力計」の下側に監視情報である「12.3MPa」が表示されている。
なお、図12(c)に示すように、選択された機器である圧力計を部分的に拡大して表示することが好ましい。これによって、点検者は、表示画面に表示された画像を用いて点検対象の数値などを容易に読み取る(確認する)ことができる。
ステップS209において、選択された機器に対応する監視情報が点検対象ナビDB444に存在しない場合(S209→No)、制御手段44の処理はステップS212に進む。
ステップ212において制御手段44は、検出値等読取処理を実行する。すなわち、制御手段44は、撮像手段41によって取得された画像情報に基づいて、アナログ計器又はデジタル計器の検出値、表示ランプの点灯/消灯などの状態を自動的に読み取る。当該読取処理は、エッジ抽出やパターンマッチングによって実行できる。
なお、点検対象ナビDB444には、監視情報が取得されない機器に関して、当該機器の検出値又は状態(検出値等)の表示位置と、検出値等の読取方法と、を含む読取情報が、当該機器の識別情報と対応付けて格納されている。
ステップS213において制御手段44は、検出値等表示処理を実行する。すなわち、制御手段44は、自動的に読み取った検出値等が、表示手段43において前記機器が表示されている箇所に重なるように(近傍に)表示させる。
このように、監視情報が取得されない機器については点検用端末4で自動的に読み取ることによって、点検者による計器等の読み間違いや、読み取り誤差をなくすことができる。
次に、図11のステップS214において制御手段44は、操作手段42を介して一致入力があったか否かを判定する。ここで、「一致入力」とは、以下に示す(A)又は(B)の検出値等が、点検者が目視で読み取った検出値等と一致している場合、点検者によって選択操作されるものである。
(A)前記したステップS210の処理によって取得された監視情報。つまり、ネットワークN1を介して稼働監視サーバ11(図2参照)により取得され、その後、点検対象ナビDB取得手段134によって選択的に取得された監視情報。
(B)前記したステップS212の処理によって読み取られた検出値等。つまり、点検用端末4の検出値等読取手段453によって自動的に読み取られた検出値等。
操作手段42を介して一致入力があった場合(S214→Yes)、制御手段44の処理はステップS215に進む。一方、操作手段42を介して一致入力がない場合(S214→No)、制御手段44の処理はステップS216に進む。
なお、図12(c)に示す例では、ユーザが表示手段43に表示される「OK」ボタンに触れることが、前記した一致入力に相当する。また、前記した「一致」とは、ユーザが読み取った検出値等と、表示手段43に表示された値とが完全に一致している場合の他、所定範囲内での誤差を有する場合も含んでいる。
図11のステップS215において制御手段44は、点検結果登録処理を実行する。すなわち、制御手段44は、ユーザの操作に応じて、表示手段43に表示された機器の点検結果を当該機器の識別情報と対応付けて点検結果記憶手段452(図9参照)に格納する。
ステップS216において制御手段44は、コメント入力が完了したか否かを判定する。例えば、ユーザが読み取った圧力計の値が、圧力計の監視情報(図12(b)では、12.3MPa)と大きく異なる場合があり得る。
このような場合、点検者は、例えば図12(c)に示す「コメント」を選択し、ユーザが目視で読み取った検出値等をコメント欄(図示せず)の所定箇所に入力するとともに、必要であればユーザ自身のコメントを入力し、完了ボタン(図示せず)を選択する。
ちなみに、コメント欄に入力する前に、図12(c)に示す「履歴表示」を選択し、当該機器の点検履歴、警報履歴、使用時間などを参照することが好ましい。
ユーザによって「履歴表示」が選択された場合、制御手段44は、ネットワークN2を介して設備管理サーバ12に履歴情報の取得指令信号を送信する。なお、前記指令信号は、点検対象である機器の識別情報(機器ID)と、点検用端末4の識別情報と、を含んでいる。
前記指令信号を受信すると、図2に示す設備管理サーバ12の設備情報公開部124bは、機器情報記憶手段121、運用情報記憶手段122、及び点検履歴記憶手段123から、前記機器の機器情報、運用情報、及び点検履歴情報を読み出す。
図13は、点検用端末に表示される履歴情報の説明図である。例えば、設備情報公開部124bは機器IDを参照し、機器情報記憶手段121から前記機器の機器名称、機器コード、型式を読み出す。同様に、設備情報公開部124bは、運用情報記憶手段122から前記機器の使用時間、寿命時間、警報履歴、前回交換日、次回交換予定日、在庫数を読み出す。また、設備情報公開部124bは、点検履歴記憶手段123から前回点検日、前回点検結果を読み出す。
これらの情報は、点検用端末4に表示させる際の画像情報も含めて、ネットワークN2を介して点検用端末4に送信される。これによって、ユーザは、点検対象である機器の点検履歴、警報履歴、使用時間などを参照した上で、コメント欄(図示せず)に記入することができる。
ちなみに、図13を用いて説明した履歴情報はこれに限定されず、適宜変更することができる。
再び、図11に戻って説明を続ける。ステップS215の点検結果登録処理が終了すると、制御手段44は、ステップS217において他の点検対象が存在するか否かを判定する。例えば、図12(d)に示す例では、圧力計211の他に温度計212や稼働ランプ213も点検する必要がある。ステップS217において他の点検対象が存在する場合(S217→Yes)、制御手段44の処理は図10のステップS204に戻る。
この場合、制御手段44は、点検対象ナビDB444に格納される点検順序情報を参照し、点検結果の登録対象となった機器の次に点検を行うべき機器を明示するように表示手段43に表示させる。例えば、図12(d)に示すように、既に点検を終えた圧力計211に対応する「圧力計」の文字を二重枠で囲む。
これによって、点検者は、点検対象となる機器(太枠:温度計)と、点検が完了した機器(二重枠:圧力計)と、点検が完了していない機器(機器名称のみ:稼働ランプ)と、を容易に把握することができる。制御手段44は、このような表示制御処理を、点検対象である機器について一致入力がある度に実行する。
図11のステップS217において他の点検対象が存在しない場合(S217→No)、制御手段44の処理はステップS218に進む。ステップS218において制御手段44は、地図情報表示処理を実行する。
例えば、制御手段44は、図12(e)に示すように、水処理設備(機械設備)に設置されている複数の機器の配置、点検順序(矢印を参照)、及び点検者の現在位置(▲印を参照)を示す地図を点検用端末4の表示手段43に表示させる。これによって、点検者は、次に点検すべき機器を容易に把握することができる。なお、当該地図情報は、点検対象ナビDB444に格納される機器の位置情報に含まれる。
ちなみに、例えば表示盤210において1回目に撮像されなかった点検対象が存在する場合、次の点検対象は表示盤210のままとなる(図12(e)に示す▲印を参照)。
このように点検者は、点検用端末4に表示される地図に従って移動し、表示手段43に表示される点検順序(図12(b)の太枠線を参照)に従って点検作業を進めていく。
そして、機械設備の点検終了後、点検者は点検用端末4のデータ送信ボタン(図示せず)を選択し、ネットワークN2を介して点検履歴情報を統括管理センタ1に送信する(図2参照)。当該点検履歴情報は、設備情報取得部124aによって取得され、機器毎の識別情報及び点検日時と対応付けて、点検履歴記憶手段123に格納される。
このように、本実施形態では、EAM(Enterprise Asset Management)、つまり、コンピュータを利用した設備情報の一元管理を行うことによってセキュリティ対策を行いつつ、低コストで設備情報を管理できる。
<効果>
本実施形態に係る点検システムAによれば、点検すべき機器とは異なる機器を点検することや、点検値の読み間違い・記入値の書き間違いなどのヒューマンエラーを確実に防止できる。
機械設備の巡回点検を行う際、従来は、点検者が点検対象を目視で確認し、点検記録票に手書きで数値や状態を書き込み、点検終了時には事務所にてExcel(登録商標)などのソフトウェアを用いて転記し、データの集計及び蓄積を行っていた。
前記した流れで点検を行うと、以下のようなヒューマンエラーが生じる可能性があった。
(1)点検者が点検対象を目視で確認する際、点検すべき機器とは異なる機器を点検してしまう。
(2)点検者が、点検対象である機器の検出値等を読み間違える。
(3)点検者が、読み取った検出値等を点検記録票に記入する際、誤った値を記入してしまう。
(4)点検者が、読み取った検出値等を点検記録票に記入する際、記入欄を間違える。
(5)点検終了時にデータの転記を行う際、転記を行う者が、誤った値を転記してしまう。
本実施形態では、撮像手段41によって取得される画像情報と、点検対象ナビDB444に格納されている各機器の形状情報と、を比較手段447が逐次比較することによって、点検対象を特定する。
したがって、点検すべき機器とは異なる機器を点検してしまうこと(前記(1)を参照)を確実に防止できる。
また、本実施形態では、撮像手段41によって撮像された各機器(つまり、点検対象)の監視情報を、点検対象ナビDB444から取得する。ちなみに、点検対象ナビDB444に格納されている監視情報は、機械設備に設置される制御手段(図1参照)から稼働監視サーバ11に送信されたものである。したがって、通常、それぞれの点検対象において前記した監視情報と、実際の検出値等とは略一致している。
点検者は、点検用端末4の表示手段43のうち点検対象である機器に重なるように表示される監視情報と、目視で確認した検出値等とが一致しているかを確認しさえすればよい。したがって、本実施形態によれば、検出値等の読み間違い(前記(2)を参照)を確実に防止できる。また、点検者が、点検業務に熟練していない場合でも、ヒューマンエラーを生じることなくスムーズかつ正確に点検作業を進めることができる。
なお、点検対象ナビDB444に監視情報が格納されていない場合でも、点検用端末4によって自動的に点検対象の検出値等を読み取る。したがって、この場合においても検出値等の読み間違いを確実に防止できる。
また、本実施形態では、点検者によって一致入力がなされた場合、点検結果が機器IDと対応付けて自動的に点検結果記憶手段452に格納される。したがって、記入値の誤りや記入欄の誤りを確実に防止できる(前記(3)、(4)を参照)。
また、本実施形態では、点検用端末4から設備管理サーバ12に点検履歴情報が送信されると、点検対象である機器ごとの識別情報と対応付けて点検履歴記憶手段123(図2参照)に格納される。したがって、点検結果を転記する際の誤り(前記(5)を参照)を確実に防止できる。
このように、本実施形態によれば、機械設備の点検に伴うヒューマンエラーを、従来と比較して大幅に低減することができる。また、点検者が非熟練者であっても点検作業をスムーズかつ正確に遂行できる。
また、本実施形態では、撮像手段41から入力される画像情報を用いて点検対象を特定する。すなわち、前記した特許文献1に記載の技術のように、点検対象となる各機器にRFIDタグを設置する必要がない。
したがって、本実施形態によれば、既存の機械設備に大きな変更を加えることなく、低コストで点検作業を行うことができる。
また、本実施形態では、点検作業が終了した後、点検用端末4からネットワークN2を介して統括管理センタ1に点検履歴情報が送信される。当該情報は、設備管理サーバ12の点検履歴記憶手段123に格納される。このように、点検履歴情報を統一管理センタで一括して管理するため、セキュリティ対策を行えるとともに、機械設備の管理者の負担を大幅に軽減できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る点検システムAについて前記実施形態により説明したが、本発明の実施態様はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、前記実施形態では、点検用端末4に撮像手段41を設置し、点検対象ナビDB444から読みされる監視情報などを点検用端末4に表示する場合について説明したが、これに限らない。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ(図示せず)を点検者の頭部に装着し、このヘッドマウントディスプレイに設置される撮像手段(図示せず)によって点検対象を撮像してもよい。
この場合、撮像手段から入力される画像情報は、例えば点検者の腰に装着される点検用端末(図示せず)に入力される。そして、点検用端末に格納されている点検対象ナビDB444を用いて点検対象である機器を特定し、当該機器の監視情報をヘッドマウントディスプレイ(図示せず)に表示させる。ここで、点検者による入力操作(選択操作など)は、前記した点検用端末4を用いる。
ちなみに、点検者の指先にマーカ(図示せず))を付け、ヘッドマウントディスプレイに各種選択ボタンを表示させ、点検者の視界における前記マーカの位置に応じて選択操作の有無を判定してもよい。
また、前記実施形態では、点検者が撮影ボタン(図12(a)参照)に触れることによって静止画の画像情報を取り込む場合について説明したが、これに限らない。すなわち、動画の画像情報を所定のサイクルタイムごとに取り込むことによって、点検対象の特定などを行ってもよい。
また、前記実施形態では、点検対象となる機器がアナログ計器や表示ランプである場合について説明したが、検出対象がデジタル計器やスイッチ類である場合でも同様の方法で対応できる。
また、前記実施形態では、点検用端末4の表示手段43に監視情報を表示させた後、点検者が目視で検出値等を読み取って確認する場合について説明したが、これに限らない。例えば、点検用端末4に監視情報を表示させた後、さらに検出値等読取手段453(図9参照)を用いて自動的に検出値等を読み取ってもよい。この場合、点検者は表示手段43に表示される監視情報と検出値等とを比較することで、点検(確認)作業を進める。
また、前記実施形態では、稼働監視サーバ11と、設備管理サーバ12と、点検用サーバ13とが統括管理センタ1に設置される場合について説明したが、これに限らない。すなわち、稼働監視サーバ11と、設備管理サーバ12と、点検用サーバ13と、が分散するように設置し、互いに情報を送受信する構成としてもよい。
また、前記実施形態では、点検対象である機械設備が水処理設備である場合について説明したが、これに限らない。すなわち、例えば、統括管理センタ1は、プラント設備、発電設備、空調設備など、さまざまな機械設備を前記と同様の方法で点検することができる。
A 点検システム
1 統括管理センタ
11 稼働監視サーバ
111 稼働情報記憶手段
112 警報情報記憶手段
113 監視情報管理手段
113a 監視情報取得部(監視情報取得手段)
113b 監視情報公開部
12 設備管理サーバ
121 運用情報記憶手段(設備情報記憶手段)
122 機器情報記憶手段(設備情報記憶手段)
123 点検履歴記憶手段(設備情報記憶手段)
124 設備情報管理手段
124a 設備情報取得部(点検履歴情報取得手段)
124b 設備情報公開部(点検履歴情報公開手段、設備情報公開手段)
13 点検用サーバ
131 機器形状DB
132 点検ナビDB
133 点検スケジュール記憶手段
134 点検対象ナビDB取得手段(点検対象ナビデータベース提供手段)
135 点検対象ナビDB(点検対象ナビデータベース)
136 通信制御手段(点検対象ナビデータベース提供手段)
137 通信手段(点検対象ナビデータベース提供手段)
21,22,23 拠点
211a,211b,221,231 機械設備
3 ユーザPC(ユーザのコンピュータ)
4 点検用端末
41 撮像手段
42 操作手段
43 表示手段
44 制御手段
444 点検対象ナビDB(点検対象ナビデータベース)
445 画像情報取込手段
446 画像情報記憶手段
447 比較手段(点検対象特定手段)
448 点検対象指定手段(点検対象特定手段)
449 監視情報取得手段(点検対象特定手段)
450 表示制御手段
451 点検結果登録手段(登録手段)
452 点検結果記憶手段
453 検出値等読取手段
N1 ネットワーク(第1ネットワーク)
N2 ネットワーク(第2ネットワーク)
N3 ネットワーク(第3ネットワーク)

Claims (6)

  1. 1つ又は複数の拠点に設置され、拠点毎に少なくとも1つ存在する機械設備の稼働情報を含む監視情報を、第1ネットワークを介して取得する監視情報取得手段を有する稼働監視サーバと、
    点検対象となる機械設備が有する機器毎の前記監視情報と、前記機器毎の形状情報と、前記機器毎の識別情報と、を含むデータを、予め設定された点検スケジュールに従って、前記機械設備に対応する点検用端末に第2ネットワークを介して送信するデータ提供手段有する点検用サーバと、を備えるとともに、
    点検対象を撮像する撮像手段と、
    前記データが格納される点検対象ナビデータベースと、
    前記データ提供手段によって提供される前記形状情報を用いて、前記撮像手段から入力される画像情報に対応する機器を特定する点検対象特定手段と、
    前記点検対象特定手段によって特定される前記機器の前記監視情報を前記点検対象ナビデータベースから取得し、表示手段において当該機器が表示されている箇所に重なるように前記監視情報を表示させる表示制御手段と、
    点検者の操作に応じて、前記表示手段に表示される前記機器の点検結果を当該機器の識別情報と対応付けて、点検履歴情報として登録する登録手段と、
    を有する前記点検用端末と、
    を備えることを特徴とする点検システム。
  2. 前記点検用端末が有する前記点検対象ナビデータベースには、点検対象となる前記機械設備が有する機器のうち、前記監視情報取得手段によって前記監視情報が取得されない機器に関して、当該機器の検出値又は状態の表示位置と、前記検出値又は状態の読取方法と、を含む読取情報が、当該機器の識別情報と対応付けて格納され、
    前記点検対象特定手段によって特定される機器が、前記監視情報が取得されない機器である場合、前記点検対象ナビデータベースに格納されている前記読取情報に基づいて、当該機器の検出値又は状態を読み取る検出値等読取手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記検出値等読取手段によって読み取られる前記機器の検出値又は状態を、前記表示手段において当該機器が表示されている箇所に重なるように表示させること
    を特徴とする請求項1に記載の点検システム。
  3. 前記点検用端末が有する前記点検対象ナビデータベースには、点検対象となる前記機械設備が有する機器の点検順序を示す点検順序情報が、それぞれの機器の識別情報に対応付けて格納され、
    前記表示制御手段は、前記登録手段が点検結果を登録する度に、前記点検対象ナビデータベースに格納されている前記点検順序情報を参照し、点検結果の登録対象となった機器の次に点検を行うべき機器を明示するように前記表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の点検システム。
  4. 前記点検用端末から、点検対象となった機械設備が有する機器の前記点検履歴情報が前記第2ネットワークを介して送信され場合、当該点検履歴情報を受信し、前記機器の識別情報及び点検日時と対応付けて点検履歴記憶手段に格納する点検履歴情報取得手段と、
    ユーザのコンピュータから第3ネットワークを介して前記機器前記点検履歴情報を取得する指令信号を受信した場合、当該指令信号に応じて前記点検履歴記憶手段から前記点検履歴情報を読み出し、前記第3ネットワークを介して前記ユーザのコンピュータに送信する点検履歴公開手段と、
    を有する設備管理サーバを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の点検システム。
  5. 前記設備管理サーバは、
    前記機械設備が有する前記機器の使用時間、前回交換日、次回交換予定日、在庫数、及び前記点検履歴情報を含む設備情報を格納する設備情報記憶手段と、
    前記点検用端末から前記設備情報の送信指令信号を受信した場合、前記点検用端末の点検対象である前記機器の識別情報を参照し、当該機器に対応する前記設備情報を前記設備情報記憶手段から読み出し、前記第2ネットワークを介して前記点検用端末に送信する設備情報公開手段と、を備え、
    前記点検用端末が有する前記表示制御手段は、
    前記設備管理サーバから受信する前記設備情報を前記表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項4に記載の点検システム。
  6. つ又は複数の拠点に設置され、拠点毎に少なくとも1つ存在する機械設備の稼働情報を含む監視情報を、稼働監視サーバが、第1ネットワークを介して取得する監視情報取得処理と、
    点検対象となる機械設備の前記監視情報と、当該機械設備が有する機器毎の形状情報と、前記機器毎の識別情報と、を含むデータを、点検用サーバが、予め設定された点検スケジュールに従って、前記機械設備に対応する点検用端末に第2ネットワークを介して送信するデータ提供処理と、を実行し、
    点検用端末が、
    点検対象を撮像する撮像処理と、
    前記データを点検対象ナビデータベースに格納する処理と、
    前記データ提供処理によって提供される前記形状情報を用いて、前記撮像処理によって取得される画像情報に対応する機器を特定する点検対象特定処理と、
    前記点検対象特定処理によって特定される前記機器の前記監視情報を前記点検対象ナビデータベースから取得し、表示手段において当該機器が表示されている箇所に重なるように前記監視情報を表示させる表示制御処理と、
    点検者の操作に応じて、前記表示手段に表示される前記機器の点検結果を当該機器の識別情報と対応付けて、点検履歴情報として登録する登録処理と、を実行すること
    を特徴とする点検方法。
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