JP6417884B2 - 画像データ判定方法、画像データ判定プログラム及び画像データ判定装置 - Google Patents

画像データ判定方法、画像データ判定プログラム及び画像データ判定装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像データ判定方法、画像データ判定プログラム及び画像データ判定装置に関する。
例えば、稼働中のサーバやネットワーク機器(以下、サーバ等)が設置されたサーバルーム等において、サーバ等の稼働状況のチェック作業が行われる場合がある。この場合、サーバ等のチェック作業を行う作業者(以下、単に作業者とも呼ぶ)は、例えば、定期的にサーバ等の異常検出ランプの点灯有無や温度等の確認を行い、確認した内容を作業用端末(例えば、作業者が持ち運び可能なタブレット端末)に入力する。
上記のようなチェック作業において、作業者は、チェック対象のサーバ等の物体認識を行う場合がある(以下、物体認識の対象物を単に物体とも呼ぶ)。この場合、作業用端末は、例えば、チェック対象のサーバ等の形状を認識し、作業用端末に予め記憶しておいたチェック対象のサーバ等の画像データとの照合を行う。これにより、作業用端末は、チェック作業を行うサーバ等と、作業用端末に記憶された各情報とを関連付けることが可能になる。そして、作業者は、例えば、物体認識を行ったサーバ等を作業用端末に表示する際に、そのサーバ等に関連する情報も併せて表示させることが可能になる(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2013−239177号公報 特開2011−061714号公報
上記のようにチェック対象のサーバ等の照合を行う場合、作業者は、照合を行うための画像データを予め作業用端末に記憶させておく。そして、作業用端末は、チェック対象のサーバ等と画像データの照合を行う際に、例えば、記憶された全ての画像データについて照合を行う。そのため、作業用端末に記憶された画像データの量が膨大であった場合、作業者は、チェック対象のサーバ等と画像データとの照合を行うために多大な時間を要することになる。
また、作業用端末は、作業者によって持ち運びができる等、利便性を重視した端末である場合がある。そのため、作業用端末は、画像データを十分に記憶する記憶領域(例えば、メモリ等)を有しておらず、チェック対象のサーバ等との照合を行うために必要な画像データの全てを記憶できない場合がある。
そこで、一つの実施の形態の目的は、対象の物体と画像データとの照合を効率的に行うことができる画像データ判定方法、画像データ判定プログラム及び画像データ判定装置を提供することにある。
実施の形態の一つの側面によれば、撮像装置により撮像された画像データを取得し、
取得した前記画像データに特定の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行い、
前記特定の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する。
一つの側面によれば、対象の物体と画像データとの照合を効率的に行うことができる。
情報処理システムの全体構成を示す図である。 物体認識を説明する図である。 物体認識を説明する図である。 情報処理システムのハードウエア構成を示す図である。 図4の作業用端末の機能ブロック図である。 図4の物理マシンの機能ブロック図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の概略を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。 第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システムの全体構成を示す図である。図1に示す情報処理システム100は、作業用端末1(以下、画像データ判定装置1とも呼ぶ)と、作業用端末1とネットワークを介してアクセス可能な物理マシン2とを有する。
作業用端末1は、図1の例では、チェック対象の物体について物体認識を行い、その物体の画像データを取得する物体認識部13と、物体認識部13が取得した物体の画像データと、照合用の画像データとの照合を行う判定部11と、判定部11が照合を行うための照合用の画像データを記憶する記憶部12とを有する。作業用端末1は、例えば、作業者による持ち運びが可能なタブレット端末等である。具体的に、図1の例において、作業用端末1は、物体認識部13によって、サーバ3A、サーバ3B及びルータ3Cの画像データを取得する。そして、作業用端末1は、物体認識部13が取得した画像データと、記憶部12に記憶された照合用の画像データとの照合を行う。なお、物体認識部13は、例えば、チェック対象の物体を撮像することができる撮像装置(カメラ等)であってよい。また、記憶部12に記憶された照合用の画像データは、例えば、予め撮像装置により撮像されたものであってよい。
物理マシン2は、図1の例では、照合用の画像データを記憶する記憶部22を有する。作業用端末1は、例えば、チェック作業が行われる前に、物理マシン2の記憶部22に記憶された照合用の画像データから、チェック作業に用いられる照合用の画像データを取得し、記憶部12に記憶しておくものであってよい。そのため、記憶部22は、例えば、記憶部12よりも大容量の記憶領域を有するものであってよい。
なお、以下、作業者によるチェック作業は、複数の作業工程からなるものとして説明を行う。この作業工程は、例えば、作業者がチェック作業を行う場所(領域)毎に、区別されるものである。
[作業用端末による物体認識]
次に、作業用端末1による物体認識とこれに伴う処理について説明する。図2に示す作業用端末1は、例えば、画像データを表示するための表示装置3と接続している。
図2に示す記憶部12は、図1で説明した照合用の画像データと関連付けて、それぞれの物体に関連する情報を記憶している。例えば、図2に示す記憶部12は、サーバ3A、サーバ3B及びルータ3Cの照合用の画像データと関連付けて、サーバ3A、サーバ3B及びルータ3Cそれぞれに関連する情報を記憶している。これにより、作業用端末1は、チェック対象の物体の画像データを表示装置3に表示する際に、その物体に関連する情報を併せて表示することが可能になる。
具体的に、図2に示すように、作業用端末1は、物体認識部13がサーバ3Bの画像データを取得し、記憶部12に記憶されている照合用の画像データからサーバ3Bの画像データを特定した場合、物体認識部13が取得したサーバ3Bの画像データを表示装置3に表示する。そして、作業用端末1は、記憶部12に記憶されたサーバ3Bに関する情報(図2に示す例では、チェック作業の結果に基づき、「動作音」及び「温度」の入力を促すための情報)を、サーバ3Bの画像データと併せて表示装置3に表示する。
すなわち、表示装置3は、この場合、作業用端末1が認識した物体の画像データのみではなく、その物体の拡張現実(AR:Augmented Reality)を表示することが可能になる。そのため、作業者は、チェック作業に伴う入力等の作業を容易に行うことができる。
なお、図2の例においては、作業用端末1と表示装置3とを別の装置として説明したが、作業用端末1が表示装置3を有するものであってもよい。
図3は、チェック対象の物体が複数の場所に分かれている場合を説明する図である。図3に示す例は、作業者が、サーバ3A、サーバ3B及びルータ3Cが設置されたサーバルーム30と、パイプ4A及びパイプ4Bが設置された配管室40のチェックを行う場合の例である。すなわち、図3に示す例において、作業者によるチェック作業は、サーバルーム30のチェック作業を行う作業工程と、配管室40のチェック作業を行う作業工程とからなる。
図3に示す例において、例えば、サーバルーム30の物体について照合を行うための照合用の画像データと、配管室40の物体について照合を行うための照合用の画像データとが、区別されていない状態で記憶部12に記憶されている場合がある。この場合、作業者は、サーバルーム30内の物体及び配管室40内の物体について照合を行うための照合用の画像データの全てを記憶部12に記憶する。そのため、作業用端末1は、サーバルーム30内の物体(サーバ3A等)について照合を行う場合に、配管室40内の物体(パイプ4A等)の照合用の画像データとも照合を行うことになり、チェック作業に伴う画像データの照合を効率的に行うことができない。
また、作業用端末1は、作業者によって持ち運びができる等、利便性を重視したものである場合がある。そのため、作業用端末1は、チェック対象のサーバ等の物体認識を行うために十分な記憶領域を有しておらず、サーバルーム30の物体に対応する照合用の画像データと、配管室40の物体に対応する照合用の画像データとを記憶することができない場合がある。
そこで、本実施の形態では、作業用端末1は、記憶部12に記憶した照合用の画像データ(以下、第1の画像データとも呼ぶ)から特定の物体(以下、第1の物体とも呼ぶ)の画像データを特定する作業工程(以下、第1の作業工程とも呼ぶ)を行う際に、順番が規定された複数の作業工程と、複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照する。そして、作業用端末1は、第1の作業工程の後に行われる作業工程(以下、第2の作業工程とも呼ぶ)において物体(以下、第2の物体とも呼ぶ)の画像データと照合を行うための照合用の画像データ(以下、第2の画像データとも呼ぶ)を取得して記憶部12に記憶する。
すなわち、作業者は、画像データの照合を含む作業工程と、その作業工程において特定の物体の画像データと照合を行うために用いる画像データとを対応させた対応情報を予め用意する。また、作業者は、作業工程毎に、物体との照合に用いる画像データを区分けした形で予め記憶部12に記憶する。そして、作業用端末1は、例えば、第1の作業工程を行っている間に、第1の作業工程よりも後に行うことが予定されている第2の作業工程に対応する画像データを取得する。これにより、作業用端末1は、例えば、チェック作業を行う際に、予定されている全ての作業工程に対応する画像データを記憶部12に記憶しておく必要がなくなる。そのため、作業用端末1は、画像データの照合を効率的に行うことが可能になる。
また、例えば、第2の作業工程を行うことができる位置が、画像データを取得することがすることができない位置にある場合であっても、作業者は、事前に取得した画像データによって第2の作業工程を行うことが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム100のハードウエア構成について説明する。図4は、情報処理システムのハードウエア構成を示す図である。作業用端末1は、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、物理マシン2とアクセスするための外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。また、作業用端末1は、チェック対象の物体を認識するための物体認識装置105と、物体認識装置105が認識した物体の画像等を表示する表示装置106とを有する。各部は、バス107を介して互いに接続される。記憶媒体104は、例えば、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、チェック対象の物体の画像データを特定する処理(以下、画像データ特定処理とも呼ぶ)等を行うためのプログラム110(以下、画像データ判定プログラム110とも呼ぶ)を記憶する。そして、CPU101は、図4に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して画像データ特定処理を行う。また、記憶媒体104は、例えば、画像データ特定処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体104は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)や、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)である。また、記憶部130は、例えば、図1で説明した記憶部12に対応し、物体認識装置105は、例えば、図1で説明した物体認識部13に対応し、表示装置106は、例えば、図2で説明した表示装置3に対応する。
また、図4に示す情報処理システム100における物理マシン2は、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、作業用端末1とアクセスするための外部インターフェース(I/Oユニット)203と、記憶媒体204とを有する。各部は、バス207を介して互いに接続される。記憶媒体204は、例えば、記憶媒体204内のプログラム格納領域(図示しない)に、画像データ特定処理等を行うためのプログラム210を記憶する。CPU201は、図4に示すように、プログラム210の実行時に、プログラム210を記憶媒体204からメモリ202にロードし、プログラム210と協働して画像データ特定処理を行う。また、記憶媒体204は、例えば、画像データ特定処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域230(以下、記憶部230とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体204は、例えば、HDDやSSDである。また、記憶部230は、図1で説明した記憶部22に対応する。
[情報処理システムの機能]
図5は、図4の作業用端末の機能ブロック図である。また、図6は、図4の物理マシンの機能ブロック図である。作業用端末1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、例えば、画像取得部111(以下、第1取得部111または第2取得部111とも呼ぶ)と、認識指示部112と、画像特定部113(以下、判定部113とも呼ぶ)として動作する。また、作業用端末1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、例えば、取得判定部114と、情報表示部115と、情報送信部116と、情報受信部117として動作する。また、情報格納領域130には、例えば、チェック作業を行うための画像データを含む物体情報131と、対応情報132と、アクセス情報133とが記憶されている。なお、画像特定部113は、例えば、図1で説明した判定部11に対応する。
さらに、物理マシン2のCPU201は、プログラム210と協働することにより、例えば、情報受信部211と、画像特定部212と、情報送信部213として動作する。また、情報格納領域230には、例えば、チェック作業を行うための画像データを含む物体情報231が記憶されている。
[作業用端末の機能]
初めに、作業用端末1の機能について説明する。作業用端末1の画像取得部111は、例えば、ある作業工程におけるチェック対象の物体について照合を行うための照合用の画像データを取得する。具体的に、画像取得部111は、例えば、ある作業工程におけるチェック作業を行う前に物理マシン2にアクセスし、情報格納領域230に記憶された物体情報231からチェック対象の物体に関する物体情報を取得する。そして、画像取得部111は、例えば、取得した物体情報を物体情報131として情報格納領域130に記憶する。これにより、作業用端末1は、チェック対象の物体の画像データと、物体情報131に含まれる照合用の画像データとの照合を行うことが可能になる。
なお、物体情報131、231は、例えば、ある作業工程において作業者が物体のチェック作業を行う際に、表示装置106に表示するための情報を含むものであってよい。また、画像取得部111は、例えば、ある作業工程においてチェック対象の物体が複数ある場合、その複数の物体との照合を行うために用いる複数の物体情報を物理マシン2から同時に取得するものであってよい。
作業用端末1の認識指示部112は、例えば、物体認識装置105にチェック対象の物体の認識し、チェック対象の物体の画像データを取得するように指示する。具体的に、認識指示部112は、例えば、作業者からチェック作業を開始する旨の入力があった場合に、物体認識装置105に物体の認識を指示するものであってよい。
作業用端末1の画像特定部113は、例えば、画像取得部111が情報格納領域230から取得した物体情報131に含まれる照合用の画像データに、物体認識装置105が認識したチェック対象の物体に対応する画像データが含まれるか否かの判定を行う。そして、画像特定部113は、物体情報131に含まれる照合用の画像データから、チェック対象の物体に対応する画像データを特定する。
具体的に、画像特定部113は、例えば、物体認識装置105が取得したチェック対象の物体の画像データと、物体情報131に含まれる照合用の画像データとを照合することにより、物体認識装置105が認識したチェック対象の物体に対応する画像データを特定する。これにより、作業用端末1は、例えば、物体認識装置105が認識した物体と、認識した物体に対応する物体情報131とを関連付けることが可能になる。そのため、作業用端末1は、例えば、物体認識装置105が認識した物体とともに、認識した物体に対応する物体情報に含まれる情報を表示装置106に表示させることが可能になる。
作業用端末1の取得判定部114は、例えば、ある作業工程を行う場合に、対応情報132を参照する。対応情報132は、例えば、実施する順番が規定された複数の作業工程と、複数の作業工程のそれぞれに対応する照合用の画像データとを対応させた情報である。すなわち、取得判定部114は、対応情報132を参照することにより、実施している作業工程の後に行うべき作業工程と、実施している作業工程の後に行うべき作業工程に対応する照合用の画像データとを特定することが可能になる。なお、取得判定部114は、例えば、ある作業工程において、画像取得部111が取得した物体情報131に含まれる照合用の画像データに、チェック対象の物体に対応する画像データが含まれていた場合に、対応情報132を参照するものであってよい。対応情報132の具体例については後述する。
そして、取得判定部114は、例えば、現在実施している作業工程の後に行うべき作業工程において、物体と照合を行うために用いる物体情報(照合用の画像データ)の取得を画像取得部111に指示する。その後、取得判定部114は、例えば、画像取得部111が取得した物体情報を物体情報131として情報格納領域130に記憶する。これにより、作業用端末1は、実施が予定されている全ての作業工程において用いる照合用の画像データの全てを、予め作業用端末1に記憶しておく必要がなくなる。そのため、作業用端末1は、記憶する情報量を抑えることが可能になる。また、ある作業工程を行うことができる位置が物理マシン2とアクセスができない位置にある場合であっても、作業用端末1は、情報格納領域130に既に記憶されている物体情報131に基づいて、その作業工程を行うことが可能になる。
なお、取得判定部114は、現在実施している作業工程の後に行うべき作業工程を特定する際に、各作業工程を行うことができる位置が物理マシン2とアクセスできる位置であるか否かの情報を有するアクセス情報133を参照するものであってよい。そして、取得判定部114は、現在実施している作業工程の後に行うべき作業工程を行うことができる位置又は範囲が、物理マシン2とアクセスできない位置又は範囲である場合に限り、物体情報の取得を画像取得部111に指示するものであってよい。アクセス情報133の具体例については後述する。
作業用端末1の情報表示部115は、例えば、物体認識装置105が認識した物体に対応する物体情報を表示装置106に表示する。
作業用端末1の情報送信部116は、例えば、チェック対象の物体と画像データとの照合を物理マシン2に指示する場合に、チェック対象の物体の画像データを物理マシン2に送信する。
作業用端末1の情報受信部117は、例えば、情報送信部116が指示した物理マシン2によるチェック対象の物体と画像データとの照合の結果を受信する。チェック対象の物体と画像データとの照合を物理マシン2に指示する場合の詳細については後述する。
[物理マシンの機能]
次に、物理マシン2の機能について説明する。物理マシン2の情報受信部211は、例えば、作業用端末1からチェック対象の物体についての照合を行うべき旨の指示を受信する。
物理マシン2の画像特定部212は、例えば、情報格納領域230に記憶された物体情報231に含まれる画像データに、作業用端末1から送信されたチェック対象の物体の画像データが含まれているか否かを判定する。
物理マシン2の情報送信部213は、例えば、画像特定部212による照合の結果を作業用端末1に送信する。
なお、物体情報131、231に含まれる照合用の画像データは、チェック対象の物体を各方向から撮影した複数の画像データを含むものであってもよい。すなわち、作業者によるチェック対象の物体の物体認識は、常に特定の方向からのみ行われるとは限らない。そのため、チェック対象の物体を各方向から撮影した複数の照合用の画像データを予め用意しておくことにより、作業用端末1は、より確実にチェック対象の物体に対する物体認識を行うことが可能になる。
[第1の実施の形態]
次に、第1の実施の形態について説明する。図7は、第1の実施の形態における画像データ特定処理の概略を示すフローチャート図である。また、図8及び図9は、第1の実施の形態における画像データ特定処理の概略を説明する図である。図8及び図9を参照しながら図7の画像データ特定処理の概略について説明する。なお、図8及び図9は、図1から図3と異なる点についてのみ説明を行う。
初めに、作業用端末1は、図7に示すように、例えば、物体認識タイミングになるまで待機する(S1のNO)。物体認識タイミングは、例えば、チェック作業を行う作業者がチェック作業を開始する旨の入力を作業用端末1に行ったときであってよい。
次に、物体認識タイミングになった場合(S1のYES)、作業用端末1は、第1の物体(チェック対象の物体)の画像データと照合を行うための第1の画像データ(一つ以上の画像データ)が、情報格納領域130に記憶されているか否かの判定を行う(S2)。そして、第1の画像データが情報格納領域130に記憶されていない場合(S2のNO)、作業用端末1は、例えば、物理マシン2の情報格納領域230から第1の画像データを取得する(S3)。具体的に、作業用端末は、対応情報132を参照し、第1の物体の画像データと照合を行うための第1の画像データを特定するものであってよい。これにより、作業用端末1は、第1の物体について照合を行うことが可能になる。
一方、作業用端末1は、第1の画像データが情報格納領域130に記憶されている場合(S2のYES)、情報格納領域230からの第1の画像データの取得を行わない。
次に、作業用端末1は、例えば、物体認識装置105が取得した第1の物体の画像データと第1の画像データとの照合を行い、第1の画像データから第1の物体に対応する画像データを特定する(S4)。具体的に、図8の例において、例えば、作業用端末1は、判定部11において、サーバルーム30に対応する画像データからサーバ3Bに対応する画像データを特定する。これにより、作業用端末1は、例えば、第1の物体に対応する画像データと関連して情報格納領域130に記憶された情報(物体情報)を特定することが可能になる。そのため、作業用端末1は、例えば、認識した第1の物体の画像データとともに、第1の物体に対応する情報を表示装置106に表示させることが可能になる。
そして、作業用端末1は、例えば、S4の作業を行う際に、対応情報132を参照し、第1の物体に対応する第1の作業工程の後に行われる第2の作業工程において、第2の物体の画像データと照合を行うための第2の画像データを取得して情報格納領域130に記憶する。例えば、作業用端末1は、第1の作業工程の次に行われる第2の作業工程に対応する第2の画像データを取得して情報格納領域130に記憶する(S5)。
具体的に、作業用端末1は、図9に示すように、サーバルーム30の物体についての照合の実施に伴って、配管室40の物体に対応する照合用の画像データを取得する。すなわち、作業者は、例えば、物理マシン2の情報格納領域230に記憶された画像データを、それぞれの画像データが用いられる作業工程毎に小分けにする。そして、作業者は、実施する順番が規定された作業工程と、それぞれの作業工程において物体の照合に用いられる画像データとを対応させた対応情報132を予め作成し、情報格納領域130に記憶する。これにより、作業用端末1は、各作業工程において物体との照合を行う際に、それぞれの作業工程毎に小分けされた画像データのみを取得して照合を行うことが可能になる。そのため、作業用端末1は、チェック対象の物体についての照合を効率的に行うことが可能になる。
また、作業用端末1は、第2の作業工程を行うことができる位置(範囲)が物理マシン2にアクセスすることができない位置であって、第2の画像データを取得することができない場合であっても、第2の作業工程を行うことが可能になる。すなわち、作業用端末1は、第2の作業工程を行うことができる位置におけるアクセス状況に依らず、事前に取得した第2の画像データに基づいて、第2の作業工程を行うことができる。
なお、作業用端末1は、必ずしも第1の作業工程の実施中に第2の画像データを取得する必要はなく、第1の作業工程の実施後であってもよい。ただし、第1の作業工程の実施後に第2の画像データを取得する場合、作業用端末1は、物理マシン2とアクセスできる位置において第2の画像データを取得する必要がある。
このように、第1の実施の形態によれば、作業用端末1は、第1の物体の画像データと照合を行うための第1の画像データを取得し、取得した第1の画像データから第1の物体に対応する画像データを特定する。そして、作業用端末1は、第1の物体に対応する画像データを特定する際に、順番が規定された複数の作業工程と、複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照する。さらに、作業用端末1は、第1の物体に対応する第1の作業工程の後に行われる第2の作業工程において第2の物体と照合を行うための第2の画像データを取得して記憶部に記憶する。これにより、作業用端末1は、各作業工程において第1の物体または第2の物体の照合を行う際に、作業工程毎に小分けされた画像データのみと照合を行うことができる。そのため、作業用端末1は、チェック対象の物体と画像データとの照合を効率的に行うことが可能になる。また、作業用端末1は、第2の作業工程を行うことができる位置のアクセス状況に依らず、第2の作業工程を行うことが可能になる。
なお、作業用端末1は、各作業工程が完了したことに応じて、その作業工程において使用した照合用の画像データを記憶部12から削除するものであってもよい。これにより、作業用端末1は、記憶部12に記憶されたデータ量を抑えることが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図10から図13は、第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図14から図21は、第1の実施の形態における画像データ特定処理の詳細を説明する図である。図14から図21を参照しながら、図10から図13の画像データ特定処理の詳細を説明する。なお、図16及び図17については、図8及び図9と異なる点のみを説明する。
初めに、作業用端末1の画像取得部111は、例えば、物体認識タイミングになるまで待機する(S11のNO)。そして、物体認識タイミングになった場合(S11のYES)、作業用端末1の認識指示部112は、例えば、物体認識装置105にチェック対象の第1の物体の認識を指示する。その後、認識指示部112は、例えば、チェック対象の第1の物体の画像データを取得する(S12)。
次に、画像取得部111は、例えば、第1の物体と照合を行うための第1の画像データを含む物体情報131が情報格納領域130に記憶されているか否かの判定を行う(S13)。そして、第1の画像データを含む物体情報131が情報格納領域130に記憶されていない場合(S13のNO)、画像取得部111は、例えば、対応情報132を参照し、物理マシン2の情報格納領域230から第1の画像データを含む物体情報131を取得する(S14)。一方、作業用端末1は、第1の画像データを含む物体情報131が情報格納領域130に記憶されている場合(S13のYES)、物理マシン2の情報格納領域230から物体情報131の取得を行わない。
続いて、作業用端末1の画像特定部113は、例えば、第1の物体と物体情報131に含まれる第1の画像データとの照合を行い、第1の画像データから第1の物体に対応する画像データを特定する(S15)。これにより、作業用端末1は、第1の物体と、第1の画像データに含まれる画像データとを関連付けることができる。そして、作業用端末1の情報表示部115は、例えば、S15における照合結果(特定結果)を表示装置106に表示する(S16)。これにより、作業用端末1は、例えば、作業用端末1が認識したチェック対象の物体とともに、その物体に関連する物体情報を表示装置106に表示させることが可能になる。そのため、作業者は、表示装置106に表示された情報によって、作業用端末1が認識したチェック対象の物体に対応する物体情報を認識することが可能になる。
そして、作業用端末1の取得判定部114は、例えば、対応情報132を参照して、第1の物体に対応する第1の作業工程の後に行われる第2の作業工程を特定する(S17)。以下、対応情報132の具体例を説明する。
[対応情報の具体例(1)]
図14は、対応情報132の具体例を説明する図である。図14に示す対応情報132は、例えば、作業者がチェック作業を行うタイミングを示す「シナリオ」と、作業者が行う作業工程を示す「シーン」と、シナリオ及びシーンの組み合わせに対応する「画像データ」とを項目として有する。図14に示す対応情報132における「シナリオ」には、作業者が平日の朝に行う点検である「平日朝点検」、作業者が平日の夜に行う点検である「平日夜点検」、または、作業者が休日に行う「休日点検」が設定される。そして、図14に示す対応情報132において、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報には、「シーン」として「サーバルーム」と「配管室」とが設定されている。さらに、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報のうち、「シーン」が「サーバルーム」である情報には、「画像データ」として「サーバ筐体」と「ルータ」と「異常通知ランプ」とが設定されている。また、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報のうち、「シーン」が「配管室」である情報には、「空調機」として「操作パネル」と「異常通知ランプ」とが設定されている。すなわち、図14に示す対応情報132のうち、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報には、作業者が平日の朝に点検を行う場合、サーバルーム及び配管室の点検を行う作業工程が存在する旨の情報が設定されている。そして、図14に示す対応情報132のうち、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報には、作業者が平日の朝にサーバルームの点検を行う場合、サーバ筐体、ルータ及び異常通知ランプによって識別される画像データを用いる旨の情報が設定されている。また、図14に示す対応情報132のうち、「シナリオ」が「平日朝点検」である情報には、作業者が平日の夜に配管室の点検を行う場合、空調機、操作パネル及び異常通知ランプによって識別される画像データを用いる旨の情報が設定されている。図14の他の情報については説明を省略する。なお、各シナリオに対応して対応情報132に設定されている各シーンの設定順序は、作業者による作業順を示しているものとする。すなわち、図14に示す例において、作業者は、平日朝の点検を行う場合、対応情報132を参照して、サーバルームの点検を行ってから配管室の点検を行う。
具体的に、画像特定部113は、例えば、作業者が平日の朝にサーバルームの点検を行う前に、図14に示す対応情報132を参照する。そして、画像特定部113は、サーバルームに設置された物体の物体認識を行うために必要な画像データとして、サーバ筐体、ルータ及び異常通知ランプの画像データを特定し、これらの画像データを取得する。これにより、画像特定部113は、全ての画像データを取得することなく、シーン及びシナリオに対応する画像データのみを取得することが可能になる。
また、取得判定部114は、例えば、作業者が平日の朝にサーバルームの点検を行う際に、図14に示す対応情報132を参照する。そして、取得判定部114は、現在点検を行っているサーバルームの次に点検を行うべき場所として配管室を特定する。これにより、取得判定部114は、サーバルームの点検を行う際に、次に点検を行うべき場所である配管室の画像データを取得することが可能になる。
図10に戻り、取得判定部114は、例えば、アクセス情報133を参照し、第2の作業工程を行うことができる位置が物理マシン2とアクセスを行うことができる場所(以下、この状態をオンラインとも呼ぶ)であるか否かを判定する(S18)。以下、アクセス情報133の説明を行う。
図15は、アクセス情報133の具体例を説明する図である。図15の例におけるアクセス情報133は、作業者がチェック作業を行う場所を示す「場所」と、各場所がオンラインであるか否かを示す「アクセス可否」とを項目として有している。そして、図15の例におけるアクセス情報133において、「場所」が「サーバルーム」である情報には、「アクセス可否」として「(アクセス)可能」が設定されており、「場所」が「配管室」である場所には、「アクセス可否」として「(アクセス)不能」が設定されている。また、「場所」が「休憩室」である場所についても、「アクセス可否」として「(アクセス)不能」が設定されている。
具体的に、取得判定部114が次に点検を行うべき場所を配管室と特定した場合(S17)、取得判定部114は、アクセス情報133を参照する。そして、取得判定部114は、次に点検を行う配管室が物理マシン2にアクセスすることができない場所(以下、この状態をオフラインとも呼ぶ)であると判定する(S18のYES)。
図10に戻り、第2の作業工程を行うことができる位置がオフラインであると判定した場合(S19のYES)、取得判定部114は、例えば、物体情報231に含まれる第2の画像データを物理マシン2から取得するように画像取得部111に指示する。そして、画像取得部111は、例えば、物理マシン2の情報格納領域230にアクセスし、第2の物体と照合を行うための第2の画像データを含む物体情報231を取得する。さらに、画像取得部111は、例えば、取得した物体情報231を物体情報131として情報格納領域130に記憶する(S19)。
すなわち、第2の作業工程を行うことができる位置が物理マシン2とアクセスを行うことができない位置である場合がある。具体的に、例えば、図16に示すように、配管室40がオフラインの状況にある場合がある。この場合、例えば、配管室40に入った作業者は、パイプ4A等の照合を行うための画像データを物理マシン2から取得することができない。したがって、作業者は、パイプ4A等の照合を行うために、例えば、オンラインの環境である場所まで移動し、必要な画像データを取得する必要がある。しかし、例えば、配管室40からオンラインの環境である場所まで距離がある場合、作業者は、パイプ4A等の照合を行うために必要な画像データを取得するのが困難になる場合がある。そこで、図17に示すように、作業者がオンラインの環境にあるサーバルーム30において点検を行っている間に、作業用端末1は、例えば、サーバルーム30に次に点検を行う場所である配管室40がオンラインの環境であるか否かの判定を行う(S18)。そして、配管室40がオフラインであると判定した場合、作業用端末1は、例えば、オンラインの環境にある場所(サーバルーム30を含む)にいるうちに、配管室40での照合に用いる画像データを取得しておく。これにより、作業者は、配管室40がオンラインであるか否かに依らず、配管室40に設置された物体の照合を行うことが可能になる。
なお、作業用端末1は、次に点検を行う場所のみでなく、今後点検を行う複数の場所についてオンラインの環境であるか否か判定するものであってよい。具体的に、図15に示すアクセス情報133において、「場所」が「休憩室」である情報には、「アクセス可否」として「不可」が設定されている。すなわち、休憩室は、オフラインの環境にある。したがって、作業用端末1は、図14に示すように、作業者が休日点検を行う場合、サーバルーム30での照合を行っている間に、配管室40での照合に用いる画像データのみでなく、休憩室での照合に用いる画像データを取得するものであってよい。これにより、作業用端末1は、各作業工程において照合を行う際に、照合に用いられる画像データが作業用端末1に記憶されているように画像データを取得することが可能になる。また、作業用端末1は、作業用端末1に記憶する画像データの量を最小限に抑えることが可能になる。そのため、作業用端末1は、チェック対象の物体と画像データとの照合を効率的に行うことが可能になる。
[S1からS15の詳細]
図10において、画像取得部111が取得した第1の画像データと、認識指示部112が取得したチェック対象の物体の画像データとの照合を、作業用端末1が行う場合について説明した。ここで、例えば、作業用端末1がタブレット端末等のように持ち運び可能な端末であった場合、作業用端末1の処理能力の問題から、作業用端末1は、チェック対象の物体と画像データとの照合を十分な処理速度で行うことができない場合がある。そして、この場合、チェック対象の物体と画像データの照合に膨大な時間を要し、チェック作業を行う作業者の負担が増加することになる。そこで、作業用端末1は、チェック対象の物体がオンラインの環境にある場合に、例えば、チェック対象の物体の画像を物理マシン2に送信し、画像データの照合を物理マシン2に実行させるものであってもよい。これにより、物理マシン2の処理能力が作業用端末1の処理能力よりも高い場合に、作業者は、チェック対象の物体と画像データとの照合に要する時間を短縮し、チェック作業に要する作業負担を軽減させることが可能になる。以下、チェック対象の物体と画像データとの照合を物理マシン2に実行させる場合における図10のS13からS15の処理の詳細を説明する。
初めに、画像特定部113は、例えば、図11に示すように、認識指示部112が取得したチェック対象の物体に対応する画像データと、第1の画像データに含まれる画像データとの照合を物理マシン2が実行することができるか否かを判定する(S21)。画像特定部113は、例えば、作業用端末1の現在位置がオンラインの環境であるか否かに従って、画像データの照合を物理マシン2が実行することができるか否かを判定するものであってもよい。
そして、画像データの照合を物理マシン2が実行できると判定した場合(S21のYES)、情報送信部116は、例えば、認識指示部112が認識したチェック対象の物体に対応する画像データを物理マシン2に送信する。さらに、情報送信部116は、例えば、物理マシン2に対して、情報格納領域230に記憶された物体情報231に含まれる第1の画像データから、送信した画像データを特定するように指示を行う(S22)。これにより、物理マシン2は、認識指示部112が認識した物体と、第1の画像データに含まれる画像データとの照合を行うことが可能になる。
その後、情報受信部117は、例えば、物理マシン2からチェック対象の物体と第1の画像データに含まれる画像データとの照合の結果を受信するまで待機する(S23のNO)。そして、情報受信部117が照合の結果を受信した場合(S23のYES)、作業用端末1は、図10のS16以降の処理を行う。
一方、画像データの照合を物理マシン2が実行できないと判定した場合(S21のNO)、画像取得部111は、図10の場合と同様に、例えば、第1の物体と照合を行うための第1の画像データを含む物体情報131が情報格納領域130に記憶されているか否かの判定を行う(S24)。そして、物体情報131が情報格納領域130に記憶されていない場合(S24のNO)、画像取得部111は、例えば、対応情報132を参照して、物理マシン2の情報格納領域230にアクセスし、第1の画像データを含む物体情報231を取得する(S25)。また、作業用端末1は、物体情報131が情報格納領域130に記憶されている場合(S24のYES)、第1の画像データの取得を行わない。
続いて、画像特定部113は、図10の場合と同様に、例えば、画像取得部111が取得した第1の画像データから、認識指示部112が取得した第1の物体の画像データを特定する(S26)。
なお、作業用端末1がオンラインの環境にある場合であっても、作業用端末1と物理マシン2間における画像データや照合結果の通信に要する時間を考慮した場合に、作業用端末1が画像データの照合を行った方が効率的である場合がある。この場合、作業用端末1は、チェック対象の物体と画像データとの照合の実行を物理マシン2に指示することなく、自端末で照合を行うものであってもよい(S21)。
[S16の詳細]
図10で説明したように、作業用端末1がチェック対象の物体と画像データとの照合を行った後、情報表示部115は、画像特定部113による照合結果を表示装置106に表示する(S16)。ここで、画像特定部113は、チェック対象の物体と画像データとの照合を行った結果、チェック対象の物体に対応する画像データを検出することができない可能性がある。この場合、情報表示部115は、チェック対象の物体に対応する画像データを検出できなかった旨の出力を行うものであってよい。以下、図10のS16における処理の詳細を説明する。
図12に示すように、情報表示部115は、例えば、図10のS15の結果、第1の物体に対応する画像データが第1の画像データに含まれるか否かを判定する(S31)。そして、第1の物体に対応する画像データが第1の画像データに含まれる場合(S31のYES)、情報表示部115は、例えば、情報格納領域130に記憶された物体情報131から、第1の物体の画像データに対応する物体情報を特定して表示装置106に出力する(S32)。
一方、第1の物体の画像データが第1の画像データに含まれていない場合(S31のNO)、情報表示部115は、例えば、第1の物体の画像データが第1の画像データに含まれていない旨の情報を出力する(S33)。
[物理マシンにおける画像データ特定処理]
次に、物理マシン2において実行される画像データ特定処理について説明する。すなわち、図11のS22において、作業用端末1から画像データの照合を指示された場合の物理マシン2における処理について説明する。
物理マシン2の情報受信部211は、図13に示すように、例えば、作業用端末1からチェック対象の第1の物体に対応する画像データを受信するまで待機する(S41のNO)。そして、第1の物体に対応する画像データを受信した場合(S41のYES)、物理マシン2の画像特定部212は、例えば、情報受信部211が受信した第1の物体に対応する画像データと、情報格納領域230から取得した第1の画像データに含まれる画像データとの照合を行う(S42)。その後、物理マシン2の情報送信部213は、例えば、S43の照合結果を作業用端末1に送信する(S43)。
[対応情報の具体例(2)]
次に、図14で説明した対応情報132の変形例について説明する。図18は、対応情報132の変形例を説明する図である。図18の対応情報132は、図14で説明した対応情報132の内容を異なる形式で保持したものである。具体的に、図18に示す対応情報132には、シナリオ及びシーンの組み合わせに対応する「画像データ」と、シナリオ及びシーンの組み合わせを示す「シーン及びシナリオ」とを項目として有している。「シーン及びシナリオ」におけるカッコ内の数字のうち、一番目の数字がシーンに対応しており、二番目の数字がシナリオに対応している。すなわち、「シーン及びシナリオ」が「(1、1)」である場合、シーンが「1」であり、シナリオが「1」であることを示している。なお、図18に示す対応情報132において、シナリオの「1」、「2」及び「3」は、それぞれ図14で説明した「平日朝点検」、「平日夜点検」及び「休日点検」に対応している。また、図18に示す対応情報132において、シーンの「1」、「2」及び「3」は、それぞれ図14で説明した「サーバルーム」、「配管室」及び「休憩室」に対応している。
そして、図18の対応情報132において、「画像データ」が「サーバ筐体」である情報は、「シーン及びシナリオ」として「(1、1)」が設定されている。すなわち、「画像データ」が「サーバ筐体」である情報は、作業用端末1がチェック対象の物体の照合を行う際に「サーバ筐体」の画像データを用いるタイミングとして、「平日朝点検」において「サーバルーム」の点検を行うときのみであることを示している。また、図18の対応情報132において、「画像データ」が「空調機」である情報は、「シーン及びシナリオ」として「(1、2)」及び「(2、2)」が設定されている。すなわち、「画像データ」が「空調機」である情報は、作業用端末1がチェック対象の物体の照合を行う際に「空調機」の画像データを用いるタイミングとして、「平日朝点検」及び「平日夜点検」において「配管室」の点検を行うときとであることを示している。
[対応情報の具体例(3)]
次に、対応情報132の別の具体例について説明する。図19は、対応情報132の別の具体例を説明する図である。図19の対応情報132は、図14で説明した対応情報132と異なり、「シナリオ」、「シーン」及び「画像データ」に加え、チェック対象の物体と画像データとの照合が行われた際に、表示装置106に表示する情報を示す「表示情報」とを項目として有する。なお、図19に示す対応情報132は、図14及び図18に示す対応情報132と異なる内容が設定されたものである。具体的に、図19に示す対応情報132のうち、「シナリオ」が「数値監視」であって「シーン」が「配管室」である情報に対応する「画像データ」には、「バルブAの圧力計」、「バルブBの温度計」及び「バルブBの流量計」が設定されている。そして、各情報には、「表示情報」として、それぞれ「数値入力用コンテンツ」が設定されている。
一方、図19に示す対応情報132のうち、「シナリオ」が「状態監視」であって「シーン」が「配管室」である情報に対応する「画像データ」には、「バルブAの圧力計」、「バルブBの温度計」及び「バルブBの流量計」が設定されている。そして、各情報には、「表示情報」として、それぞれ「異常有無入力用コンテンツ」が設定されている。すなわち、対応情報132は、図19に示すように、各画像データに対して複数の表示情報を対応付けるものであってよい。そして、作業用端末1は、シナリオ及びシーンによって使用する表示情報を使い分けるものであってよい。これにより、作業者は、作業用端末1に記憶された画像データを効率的に利用することが可能になる。
[画像データの具体例]
図17等に示すサーバ3A及びサーバ3Bのように、同じ外観(形状)を有する複数の物体が存在する場合がある。この場合、作業用端末1は、各物体の認識を行うことができても、同じ形状を有する複数の物体の区別を行うことができない場合がある。具体的に、作業用端末1は、図17等に示す例においては、サーバ3Aをサーバ3Bとして認識する場合や、サーバ3Bをサーバ3Aとして認識する場合がある。そこで、作業者は、例えば、チェック対象の物体の画像データを作成する際に、チェック対象の物体の周囲の物体(チャック対象の物体とは異なる物体)を含めて画像データを作成する。これにより、作業用端末1は、チェック対象の物体だけでなく、その周囲の物体が含まれる画像データによって照合を行うことができる。そのため、作業用端末1は、チェック対象の物体に同じ形状を有する複数の物体が存在する場合であっても、各物体を区別して認識することが可能になる。以下、チェック対象の物体の周囲の物体を含めて画像データの具体例について説明する。
図20及び図21は、チェック対象の物体の周囲に設置された物体を含めて画像データを説明する具体例である。図20及び図21に示す例は、図17等と同様に、向かって左側からサーバ3A、サーバ3B及びルータ3Cが順番に設定されている。そして、図20及び図21におけるサーバ3Aとサーバ3Bは、同じ形状を有している。
図20に示す例において、サーバ3Aの画像データは、左側に物体が存在せず、右側にサーバ3Bに存在する状態の画像データである。一方、図21に示す例において、サーバ3Bの画像データは、左側にサーバ3Aが存在し、右側にルータ3Cが存在する画像データである。すなわち、図20に示すサーバ3Aの画像データと、図21に示すサーバ3Bの画像データとは、それぞれサーバ3A及びサーバ3Bの周囲の配置された物体が異なっている。そのため、作業用端末1は、図20及び図21に示す例において、サーバ3Aとサーバ3Bとを区別することが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
撮像装置により撮像された画像データを取得し、
取得した前記画像データに特定の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行い、
前記特定の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする画像データ判定方法。
(付記2)
前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する位置又は範囲が前記画像データの取得を行うことができない位置又は範囲である場合、当該作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像データ判定方法。
(付記3)
前記特定の物体の画像データは、前記特定の物体の周囲にある他の物体を含み、
前記特定の物体の画像データが含まれるか否かの判定の際、取得した前記画像データに、前記特定の物体と前記他の物体が含まれるか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像データ判定方法。
(付記4)
前記特定の物体に対応する前記作業工程の実施中または実施後に、当該作業工程後に行われる前記作業工程に対応する画像データを取得する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像データ判定方法。
(付記5)
コンピュータに、
撮像装置により撮像された画像データを取得し、
取得した前記画像データに特定の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行い、
前記特定の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する、
処理を実行させることを特徴とする画像データ判定プログラム。
(付記6)
前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する位置又は範囲が前記画像データの取得を行うことができない位置又は範囲である場合、当該作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する、
ことを特徴とする付記5に記載の画像データ判定プログラム。
(付記7)
撮像装置により撮像された画像データを取得する第1取得部と、
取得した前記画像データに特定の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行う判定部と、
前記特定の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する第2取得部と、を有する、
ことを特徴とする画像データ判定装置。
(付記8)
前記第2取得部は、前記特定の物体に対応する作業工程後に行われる作業工程に対応する位置又は範囲が前記画像データの取得を行うことができない位置又は範囲である場合、当該作業工程後に行われる作業工程に対応する画像データを取得する、
ことを特徴とする付記7に記載の画像データ判定装置。
1:作業用端末 2:物理マシン
3A:サーバ 3B:サーバ
3C:ルータ 4A:パイプ
4B:パイプ 11:判定部
12:記憶部 13:物体認識部
22:記憶部 100:情報処理システム

Claims (6)

  1. 撮像装置により撮像された撮像データを取得し、
    取得した前記撮像データに第1の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行い、
    前記第1の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記第1の物体に対応付けられた第1の作業工程後に行われる第2の作業工程を特定するとともに、特定した前記第2の作業工程に対応付けられた第2の物体の画像データを取得する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする画像データ判定方法。
  2. 前記第2の作業工程に対応する位置又は範囲が前記第2の物体の画像データの取得を行うことができない位置又は範囲である場合、前記第2の物体の画像データを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像データ判定方法。
  3. 前記第1の物体の画像データは、前記第1の物体の周囲にある他の物体を含み、
    前記第1の物体の画像データが含まれるか否かの判定の際、取得した前記撮像データに、前記第1の物体と前記他の物体が含まれるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像データ判定方法。
  4. 前記第1の作業工程の実施中または実施後に、前記第2の物体の画像データを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像データ判定方法。
  5. コンピュータに、
    撮像装置により撮像された撮像データを取得し、
    取得した前記撮像データに第1の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行い、
    前記第1の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記第1の物体に対応付けられた第1の作業工程後に行われる第2の作業工程を特定するとともに、特定した前記第2の作業工程に対応付けられた第2の物体の画像データを取得する、
    処理を実行させることを特徴とする画像データ判定プログラム。
  6. 撮像装置により撮像された撮像データを取得する第1取得部と、
    取得した前記撮像データに第1の物体の画像データが含まれるか否かの判定を行う判定部と、
    前記第1の物体の画像データが含まれる場合、順番が規定された複数の作業工程と、前記複数の作業工程のそれぞれに対応する画像データとの対応情報を参照し、前記第1の物体に対応付けられた第1の作業工程後に行われる第2の作業工程を特定するとともに、特定した前記第2の作業工程に対応付けられた第2の物体の画像データを取得する第2取得部と、
    ことを特徴とする画像データ判定装置。
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