JP2017157167A - 高圧ガス設備管理システム、点検管理方法、発注方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

高圧ガス設備管理システム、点検管理方法、発注方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高圧ガスの需給に係る運用負荷を低減させることができる技術を提供すること。【解決手段】実施形態の高圧ガス設備管理システムは、点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムであって、前記端末装置は、自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御部と、自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定部と、自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信部と、を備え、前記管理サーバは、前記端末装置から送信される前記点検情報を記憶する記憶部を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、高圧ガス設備の点検業務ならびに保守業務をスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスを用いて実施する技術に関する。
高圧ガス設備に貯蔵されている高圧ガスは、環境の変化や運転条件の変化によって様々な状態変化を起こす。高圧ガス設備には、低温液化ガス貯槽やシリンダキャビネット(例えば、特許文献1参照。)など様々な種類の設備がある。
このような高圧ガス設備には、使用しているうちに様々な要因で機器に負荷がかかり、何らかの異常が生じたりすることがある。これらの異常を早期に発見するため、高圧ガス設備には定期的な点検が必要となる。このような点検は、その頻度やタイミング、点検項目などの実施要領が関連法規に基づいて定められている。高圧ガス設備の点検には、毎日時間を決めて行なう日常点検と、一定の期間をおいて行なう定期点検とがある。例えば、日常点検においては、各種計器の数値の読取りや外観の異常の有無を、作業者が点検現場にて紙の点検表に手書きで記録を取っていた。そして、作業者は、点検後に点検表を事務所に持ち帰り、台帳に転記したり、コンピュータシステムに入力したりしていた。また、これらの点検表のデータを用いて、報告書や申請書を作成する高圧ガス設備点検管理支援システムも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−28098号公報 特開2015−130101号公報 特開2013−145478号公報
しかしながら、紙の点検表に手書きで記録を取るような従来の点検方法では、点検現場での記載漏れや、点検後の転記ミス等が発生する可能性がある。特に、天候が悪いときなど、点検表の保管状態があまり良くない場合には、記載内容が後から判別不能となってしまう場合がある。
一方で、ガス供給者は、ガス需要者からの発注に基づいてガスを供給する。そのため、ガス需要者は、高圧ガス設備に貯蔵されている高圧ガスの使用状況を把握し、ガス供給者に対して適切な発注を行う必要があった。このようなガス需要者の中には、ガスを常時使用可能な状態にしておく必要のある需要者も存在する。このような需要者にとって、ガスの急激な大量消費によって、ガスが一時的に供給不能となってしまうことは致命的である。そのため、このような需要者は、ガスの安定的な供給を受けるため、ガス供給者に対してガスの定期配送を依頼したり、ガスの消費状況に急激な変化がないかを監視したりする必要があった。
このように、高圧ガスの需給に係る従来の運用では、ガス需要者及びガス供給者の双方において運用負荷が高いという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、高圧ガスの需給に係る運用負荷を低減させることができる技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムであって、前記端末装置は、自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御部と、自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定部と、自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信部と、を備え、前記管理サーバは、前記端末装置から送信される前記点検情報を記憶する記憶部を備える、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記点検情報送信部は、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置する場合に前記入力情報を前記点検情報として確定させる、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内であった場合に、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記点検情報送信部は、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置しない場合において、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置しないことが許容されるのに必要な予め定められた二次情報が入力された場合、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記点検情報送信部は、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内でない場合において、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内でないことが許容されるのに必要な予め定められた二次情報が入力された場合、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記入力判定部は、前記点検結果として入力された入力情報の示す値が、所定の基準値に対して許容範囲内にある場合に前記入力情報が妥当であると判定する、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記基準値は、前記点検対象設備の過去の点検結果に基づいて取得された値である、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記基準値は、前記点検対象設備の前回の点検結果として取得された点検情報が示す値である、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、上記の高圧ガス設備管理システムであって、前記入力判定部は、前記入力情報が妥当でないと判定された場合で、かつ前記入力情報と同じ情報が再度入力された場合、前記入力情報は妥当であると判定して確定させる、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムが行う点検管理方法であって、前記端末装置が、自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御ステップと、自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定ステップと、自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信ステップと、前記管理サーバが、前記端末装置から送信される前記点検情報を記憶する記憶ステップと、を有する点検管理方法である。
本発明の一態様は、点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムにおける前記端末装置として機能するコンピュータに対して、自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御ステップと、自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定ステップと、自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムであって、前記管理サーバは、前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測し、ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注する、高圧ガス設備管理システムである。
本発明の一態様は、高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムが行う発注方法であって、前記管理サーバが、前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測し、ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注するステップを有する、発注方法である。
本発明の一態様は、高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムにおける前記管理サーバとして機能するコンピュータに対して、前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測するステップと、ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、高圧ガス設備の点検業務の効率化が図れるとともに、高圧ガスの残量管理が容易になり、高圧ガスの需給に係る需要者又は供給者の運用負荷を軽減することが可能となる。
高圧ガス設備の点検に係る従来の運用の流れの概要を説明する図である。 高圧ガス設備の点検表の具体例を示す図である。 第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10の構成例を示す概略図である。 入力画面の具体例を示す図である。 第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10における管理サーバ2の機能構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10における点検端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。 入力画面制御処理の具体例を示すフローチャートである。 入力画面制御処理の具体例を示すフローチャートである。 入力判定処理の具体例を示すフローチャートである。 点検情報に基づくガス発注の概略を示す図である。 第2実施形態の高圧ガス設備管理システム10aの構成例を示す概略図である。 第2実施形態の高圧ガス設備管理システム10aにおける管理サーバ2aの機能構成を示す機能ブロック図である。
<第1実施形態>
[概略]
図1は、高圧ガス設備の点検に係る従来の運用の流れの概要を説明する図である。図中の点検作業100は、管理対象の高圧ガス設備の点検作業を表している。点検作業100は、点検対象の高圧ガス設備(以下、「点検対象設備」という。)が設置された現場での作業である。事後作業200は、点検作業100の終了後に、点検作業者が、点検現場から事務所等に戻ってから行う事後作業を表している。
従来の高圧ガス設備の点検は、まず、点検作業者が点検対象の設備が設置された現場に赴き、点検作業100を行う。点検作業100において、点検作業者は、予め設定された点検項目について、現場の点検対象の設備を目視によって確認する。点検作業者は、目視によって確認された点検項目の内容を紙の点検表に記載する。点検作業者は、このような点検対象の目視確認と、点検表への記入とを全ての点検項目について実施する。点検担当者は、現場での点検作業100を終えると事務所に戻り、事後作業200を行う。
図2は、高圧ガス設備の点検表の具体例を示す図である。図2において1〜18の番号が付された各項目が点検項目である。各点検項目の詳細は必要に応じて後述する。点検作業者は、このように多くの項目の点検を管理対象の高圧ガス設備ごとに実施する必要があり、各設備の点検は所定のタイミングで、かつ所定以上の頻度で実行される必要がある。例えば、「CE設置・ローリー運行事業所関係基準(JIGA−T−S/11/04 改訂)」には、CE(Cold Evaporator:超低温液化ガス貯槽)設備の点検は、運転開始直後、運転停止時のほか1日に1回以上実施されるべきとする実施基準が示されている。しかしながら、このような紙の点検表を用いた点検作業では、点検結果の記載漏れや記載ミス、さらには点検対象の取り違えなどの不備が発生する可能性もある。
図1の説明に戻る。事後作業200において、点検作業者は、事務所に持ち帰った点検表の記載内容を台帳に転記したり、管理システムに入力するなどして情報を整理する。しかしながら、点検作業者は、この事後作業200の時点で点検作業100の不備を発見する場合がある。例えば、点検作業100における記載漏れや記載ミスが発覚する。また、点検表の保管状態が悪いと、現場での点検時に記載漏れや記載ミスがなくても、点検表に記載された内容を後から判別することが難しくなってしまう可能性もある。このように、点検作業100に不備があった場合には、点検作業100のやり直しが必要となる。このような不備が現場での点検中に発見された場合は、点検作業者は最初から点検作業をやり直せばよい。しかしながら、現場での点検作業が一旦終了して、点検作業者が事務所等に戻った後で不備が発見された場合には、点検作業者は再度現場に赴いて点検作業をやり直す必要がある。
高圧ガス設備の点検作業は主にガス需要者側が主体となって実施される。そのため、上述したように、人の目視及び手記入のみで現場での点検作業が行われるような従来の運用は、ガス需要者の運用負荷を高める要因となっている。また、点検作業の不備が多く発生してしまうと、管理システムの情報が適切なタイミングで更新されない可能性がある。そして、このような情報更新タイミングの遅れは、ガス需要者の運用負荷を高めてしまう可能性もある。例えば、ガス需要者が、管理システムに蓄積された点検結果に基づいてガスの発注タイミングを判断するような場合である。この場合、点検作業のやり直しが発生すると、管理システムへの直近の点検結果の反映が遅れ、ガスの発注が遅れてしまう可能性がある。
以下、高圧ガス設備の点検作業がより確実に実施されるようにすることができる構成を備えることによって、ガスの需給に係る需要者及び供給者の運用負荷を軽減することを可能とした高圧ガス設備管理システムの実施形態の詳細について説明する。
[詳細]
図3は、第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10の構成例を示す概略図である。高圧ガス設備管理システム10は、点検端末1及び管理サーバ2を備える。点検端末1は、点検作業者が点検現場で点検作業に用いる端末装置である。点検作業者は、各点検項目の点検結果を点検端末1に入力する。例えば、点検作業者は、点検端末1に予めインストールされた所定のアプリケーション(以下、「点検ツール」という。)を起動することによって点検端末1に点検情報を入力するための画面(以下、「入力画面」という。)を表示させる。点検作業者は、点検端末1に表示された入力画面に点検結果を入力する。
点検端末1は、点検作業者によって入力された内容を点検情報として管理サーバ2に送信する。例えば、点検端末1は、移動体通信網4を介して管理サーバ2と通信する。点検端末1は、管理サーバ2と通信可能であればどのような情報処理装置を用いて構成されてもよいが、点検作業に用いることを考えれば、可搬性に優れ、無線通信機能を備えるタブレットやスマートフォン、携帯電話などの携帯端末を用いて構成されるのが一般的である。なお、図3には1台の点検端末1が示されているが、複数であってもよい。
管理サーバ2は、点検端末1から点検情報を取得する。例えば、管理サーバ2は、事務所内に敷設された事務所LAN3に接続され、移動体通信網4を介して点検端末1と通信する。管理サーバ2は、点検端末1から取得した点検情報を点検対象の設備と対応づけて記憶する。
図4は、入力画面の具体例を示す図である。例えば、図4の入力画面300は、第1入力領域310、第2入力領域320及び第3入力領域330を備えている。第1入力領域310、第2入力領域320及び第3入力領域330には、情報の入力を受け付けるテキストボックスやチェックボックス等のオブジェクト(以下、「入力オブジェクト」という。)が表示される。例えば、第1入力領域310は、点検対象設備の入力を受け付ける領域である。図4の例では、第1入力領域310には、点検対象設備の選択の入力を受け付ける入力オブジェクトとしてプルダウンメニュー311が表示されている。
また、例えば、第2入力領域320は、各点検項目の点検結果の入力を受け付ける領域である。図4の例では、第2入力領域320には、文字列として点検結果の入力を受け付ける入力オブジェクトとしてテキストボックス321〜325が表示されている。テキストボックス321〜325は、対応する点検項目ごとの入力オブジェクトである。第3入力領域330は、入力画面に入力された情報を点検情報として管理サーバ2に送信させる指示の入力を受け付ける領域である。図4の例では、点検情報の送信指示の入力を受け付ける入力オブジェクトとして送信ボタン331が表示されている。
例えば、点検作業者は、自身が点検作業を開始しようとしている対象の点検対象設備をプルダウンメニュー311から選択し、テキストボックス321〜325に各点検項目の点検結果を入力する。点検作業者は、全ての点検項目について点検結果を入力し終えると、送信ボタン331を押下して点検情報を管理サーバ2に送信する。
図5は、第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10における管理サーバ2の機能構成を示す機能ブロック図である。管理サーバ2は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、管理サーバプログラムを実行する。管理サーバ2は、管理サーバプログラムの実行によって通信部21、記憶部22、点検情報提供部24及び点検情報取得部23を備える装置として機能する。なお、管理サーバ2の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。管理サーバプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。管理サーバプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部21は、管理サーバ2が事務所LAN3に接続するための通信インターフェースである。通信部21は、事務所LAN3及び移動体通信網4を介して点検端末1と通信する。
記憶部22は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部22は、点検端末1から送信される点検情報と、各点検対象設備の位置情報(以下、「点検対象位置情報」という。)と、を記憶する。
点検情報取得部23は、通信部21を介して点検端末1から点検情報を取得し、記憶部22に記憶させる。なお、点検情報には、点検対象設備の識別情報と、点検対象設備についての点検結果を示す情報とが含まれる。
点検情報提供部24は、通信部21を介して点検端末1の要求を受け付け、受け付けた要求に応じて自装置が記憶する点検情報の一部又は全部を点検端末1に送信する。なお、点検情報提供部24は、自装置が記憶する点検情報を点検端末1以外の装置に送信してもよい。
図6は、第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10における点検端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。点検端末1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、端末プログラムを実行する。点検端末1は、端末プログラムの実行によって通信部11、表示部12、入力部13、位置情報取得部14及び入力画面制御部15を備える装置として機能する。なお、点検端末1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。端末プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。端末プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部11は、点検端末1が移動体通信網4に接続するための通信インターフェースである。通信部11は、移動体通信網4を介して管理サーバ2と通信する。
表示部12は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を用いて構成される。表示部12には、図4に例示したような点検結果の入力画面が表示される。
入力部13は、マウスやキーボード、タッチパネルもしくは音声入力機器等の入力装置を用いて構成される。入力部13は、自装置に対する点検作業者の入力操作を受け付ける。入力部13は、利用者によって入力操作を示す情報を入力画面制御部15に出力する。
位置情報取得部14は、自装置の位置情報(以下、「自装置位置情報」という。)を取得する。例えば、位置情報取得部14は、GPS(Global Positioning System)との無線通信によって位置情報を取得する。位置情報取得部14は、取得した自装置の位置情報を入力画面制御部15に出力する。
入力画面制御部15は、点検ツールが起動されることによって生成される機能部である。点検ツールは、点検ツールのプログラム(以下、「点検ツールプログラム」という。)が実行されることによって起動する。点検ツールプログラムは、例えば上記の補助記憶装置等に予め記憶されている。点検ツールプログラムは、点検作業者が点検ツールの起動操作を行うことによって補助記憶装置から読み出され、実行される。この点検ツールの起動により、図4に例示したような入力画面が表示部12に表示される。
入力画面制御部15は、入力画面の操作に関する点検端末1の動作を制御する。例えば、入力画面制御部15は、入力画面の表示や入力画面に対して入力される情報のチェック、管理サーバ2への点検情報の送信などの処理を制御する。以下では、入力画面制御部15が、入力画面の操作に関する点検端末1の動作を制御する処理を、入力画面制御処理と称する。具体的には、入力画面制御部15は、確定前情報記憶部151、入力制御部152、入力判定部153及び点検情報送信部154を備えることによって、入力画面制御を実現する。
確定前情報記憶部151は磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。確定前情報記憶部151は確定される前の点検結果の入力情報(以下、「確定前情報」という。)を一時記憶する。確定前情報は、入力画面の各項目に対する情報の入力に応じて入力制御部152によって更新される。
入力制御部152は、入力部13を介して入力された情報を入力画面の表示に反映させるとともに、各項目に入力された点検結果を確定前情報として確定前情報記憶部151に記憶させる。また、入力制御部152は、入力画面の各項目に対する情報の入力に応じて、新たな入力情報で確定前情報を更新する。入力制御部152は、点検結果の入力を終了する操作が入力された場合、その旨を点検情報送信部154に通知する。
入力判定部153は、各項目の確定前情報の入力に応じて、入力された確定前情報の妥当性を判定し、その判定結果に基づいて点検作業者に是正を促す表示(以下、「是正通知表示」という。)を行う。この是正通知表示は、入力画面内の所定の領域に表示されてもよいし、ポップアップなどの別画面に表示されてもよい。
点検情報送信部154は、点検結果の入力を終了する操作の入力に応じて、その時点の確定前情報を点検情報として確定し管理サーバ2に送信する。このとき、点検情報送信部154は、確定前情報が所定の条件を満たしているか否かを判定し、確定前情報が所定の条件を満たしていることが判定された場合に確定前情報を点検情報として送信する。
図7及び図8は、入力画面制御処理の具体例を示すフローチャートである。なお、図7では、入力画面制御処理が、点検ツールの起動により、点検端末1の表示部12に初期状態の入力画面が表示された状態で開始される場合を想定している。まず、点検作業者が入力画面に対して自身が点検を開始しようとしている点検対象設備を入力する。具体的には、点検作業者は、プルダウンメニュー311に表示される高圧ガス設備の一覧から点検対象設備を選択する。
入力部13は、点検対象設備の選択の入力を受け付ける(ステップS101)。入力部13は、選択された点検対象設備を示す情報(以下、「選択情報」という。)を入力制御部152に出力する。
入力制御部152は、入力部13から選択情報を取得すると、現在時刻を点検開始時刻として取得する(ステップS102)。入力制御部152は、取得した選択情報が示す点検対象設備の位置情報(点検対象位置情報)を管理サーバ2から取得する(ステップS103)。
入力制御部152は、入力画面に対する点検結果の入力を受け付ける(ステップS104)。入力制御部152は、点検結果の入力を終了する操作が入力されたか否か(例えば、送信ボタン331が押下されたか否か)を判定する(ステップS105)。点検結果の入力を終了する操作が入力されていない場合(ステップS105−NO)、入力判定部153が、入力された情報の入力判定処理を実行する(ステップS106)。この入力判定処理により、入力された情報の妥当性が判定され、判定結果に応じて入力画面に是正通知表示がなされる。入力制御部152は、入力情報を入力画面の表示に反映させるとともに、入力情報を確定前情報として確定前情報記憶部151に保存する(ステップS107)。入力制御部152は、確定前情報を保存すると、処理をステップS104に移し、点検結果の入力の受け付けを繰り返す。
一方、ステップS105において、点検結果の入力を終了する操作が入力された場合(ステップS105−YES)、入力制御部152は、現在時刻を点検終了時刻として取得する(ステップS108)。入力制御部152は、位置情報取得部14から自装置の現在の位置情報を取得する(ステップS109)。入力制御部152は、ステップS103において取得された点検対象設備の位置情報と、自装置の位置情報とに基づいて、自装置が点検対象設備から所定の許容範囲内に位置するか否かを判定する(ステップS110)。
自装置が点検対象設備から所定の許容範囲内に位置しない場合(ステップS110−NO)、入力制御部152は、点検作業者に対して二次情報の入力を要求する表示を行う(ステップS111)。ここでいう二次情報とは、点検端末1が点検対象設備から所定の許容範囲内に位置することを別手段で取得した情報、もしくは所定の許容範囲内に位置しない理由の説明に用いられる情報である。どのような情報を二次情報とするかは任意に決定されてよく、その設定が予め点検端末1に登録されていてもよい。例えば、二次情報は点検対象設備が撮影された写真画像であってもよいし、点検対象設備に貼付されたバーコードを読み取った情報であってもよい。また、二次情報は、点検作業者が入力するテキスト情報であってもよい。このような二次情報を入力させることにより、例えば、点検対象設備又は点検端末1の位置情報が何らかの理由により取得できない場合であっても、その点検結果を有効な点検結果として扱うことが可能となる。
入力制御部152は、二次情報が入力されたか否かを判定する(ステップS112)。二次情報が入力されなかった場合(ステップS112−NO)、入力制御部152は、処理をステップS104に戻し、再度点検作業者に点検結果を入力させる。一方、二次情報が入力された場合(ステップS112−YES)、入力制御部152は、点検開始時刻と点検終了時刻とに基づいて、点検に要した時間(以下、「点検所要時間」という。)が、所定の許容範囲内に収まっているか否かを判定する(ステップS113)。
点検所要時間が所定の許容範囲内に収まっていない場合(ステップS113−NO)、入力制御部152は、点検作業者に対して二次情報の入力を要求する表示を行う(ステップS114)。ここでいう二次情報とは、点検所要時間が所定の許容範囲内に収まっていない理由の説明に用いられる情報である。例えば、二次情報は、点検作業者が入力するテキスト情報であってもよい。このような二次情報を入力させることにより、例えば、何らかの理由により点検作業に長い時間を要した場合であっても、その点検結果を有効な点検結果として扱うことが可能となる。
入力制御部152は、二次情報が入力されたか否かを判定する(ステップS115)。二次情報が入力されなかった場合(ステップS115−NO)、入力制御部152は、処理をステップS104に戻し、再度点検作業者に点検結果を入力させる。一方、二次情報が入力された場合(ステップS115−YES)、入力制御部152は、確定前情報において、点検結果が入力されていない必須項目があるか否かを判定する(ステップS116)。なお、どの項目を必須項目とするかは予め点検端末1に設定されているものとする。
点検結果が入力されていない必須項目がある場合(ステップS116−YES)、入力制御部152は、処理をステップS104に戻し、再度点検作業者に点検結果を入力させる。一方、全ての必須項目に点検結果が入力されている場合(ステップステップS116−NO)、入力制御部152は、確定前情報を点検情報として確定し、管理サーバ2に送信する(ステップS117)。
図9は、入力判定処理の具体例を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、入力画面に各点検項目の点検結果が入力された場合に実行される。入力判定処理には、入力画面に対する点検結果の入力情報が入力される。
まず、入力判定部153は、処理対象となった点検項目(以下、「対象項目」という。)の入力情報を取得する(ステップS201)。入力判定部153は、管理サーバ2から入力情報についての妥当性の判断基準となる情報(以下、「基準情報」という。)を取得する(ステップS202)。例えば、入力判定部153は、当該点検対象設備の前回の点検情報を基準情報として取得する。
入力判定部153は、入力画面に入力された入力情報と、管理サーバ2から取得した基準情報との比較によって、入力情報の妥当性を判定する。ここでは、例えば、ある点検項目の点検結果が数値として入力される場合を例に説明する。入力判定部153は、入力情報が示す数値(以下、「入力値」という。)が、基準情報が示す数値(以下、「基準値」という。)に対して許容範囲内にあるか否かを判定する。例えば、入力判定部153は、入力値と基準値との差が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS203)。
入力値と基準値との差が閾値以下である場合(ステップS203−YES)、入力判定部153は、当該入力値を確定値とする(ステップS204)。一方、入力値と基準値との差が閾値より大きい場合(ステップS203−NO)、入力判定部153は、入力値の確認を促す通知を表示部12に表示させる(ステップS205)。この表示に応じて入力者は、現在の入力値に対する妥当性の判断を示す情報(以下、「判断情報」という。)を入力する。
入力判定部153は、入力された判断情報に基づいて現在の入力値が正しい値であるか否かを判定する(ステップS206)。判断情報が、現在の入力値が正しい値であることを示す場合(ステップS206−YES)、ステップS204に進み、入力判定部153は、現在の入力値を確定値とする。一方、判断情報が、現在の入力値が正しい値でないことを示す場合(ステップS206−NO)、入力判定部153は、対象項目の入力欄を初期化して(ステップS207)、入力判定処理を終了する。
上記の判断情報は、単純に、入力者(点検作業者)による入力値の妥当性の判断(例えば、「YES」又は「NO」など)を示す情報であってもよい。また、例えば、現在の入力値に対する確認の通知を受けて、入力者が再度入力する入力値で表されても良い。例えば、入力判定部153は、判断情報として前回の入力値と同じ値が入力された場合に、その入力値を確定してもよい。
このように構成された第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10は、自装置の位置に応じて点検結果の有効性を判定する点検情報送信部154備える点検端末1を有することにより、点検作業者が間違った点検対象設備の点検を行うことを抑制することができる。
また、第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10は、個々の点検結果の入力情報の妥当性の判定に基づいて入力情報を確定させる入力判定部153を備える点検端末1を有することにより、より正確な点検情報を取得することができる。
また、第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10は、点検結果の入力に要した点検所要時間に基づいて、点検対象設備の点検の有効性を判定する点検情報送信部154を備えることにより、点検情報の信頼性を向上させることができる。
第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10が上述した機能を備えることにより、ガス供給者はより適切に点検情報を収集することが可能となり、その結果、高圧ガスの需給に係る運用負荷を低減させることが可能となる。
<変形例>
上記実施形態では、点検結果が数値として入力される場合を例に入力判定処理の流れを説明したが、入力判定処理の対象は、必ずしも数値として入力された入力情報に限定されない。例えば、入力判定処理の対象となる入力情報は、文章を示す情報であってもよいし、画像を示す情報などであってもよい。例えば、点検結果が文章として入力される場合、入力判定部153は、入力情報に所定のキーワードが含まれるか否かで入力情報の妥当性を判定してもよい。また、点検結果が画像として入力される場合、入力判定部153は、前回の点検において取得された画像の特徴量と、入力情報が示す画像の特徴量とに基づいて、入力情報の妥当性を判定してもよい。このように、入力情報に対して何等かの方法で妥当性の判定が可能であれば、入力判定処理の対象はどのような情報であってもよい。また、入力情報に対する妥当性の判定は、どのような方法で実現されてもよい。例えば、点検結果が数値として入力される場合、入力値と基準値との差ではなく、基準値に対する入力値の割合(すなわち変化率)で妥当性が判定されてもよい。
また、上記実施形態では、入力値の妥当性の判定に用いられる基準値を前回の点検情報が示す値としたが、基準値は前回の点検情報が示す値に限定されない。例えば、基準値は、点検対象設備の過去の点検結果に基づいて取得された値であってもよい。例えば、基準値は、過去の点検結果が示す値の平均値や、最大値又は最小値などの統計値であってもよい。
上記実施形態では、入力判定部153は、点検対象位置情報を管理サーバ2から取得したが、点検対象位置情報の取得は管理サーバ2から取得する方法に限定されない。例えば、全ての点検対象設備の位置情報が予め個々の点検端末1に記憶されてもよい。また、入力判定部153は、各点検対象設備と通信することによって点検対象位置情報を取得してもよい。この場合、例えば、各点検対象設備は、自設備の位置情報を記憶したICタグを備え、点検端末1はICタグリーダを備える。点検端末1は、ICタグリーダによって、各点検対象設備のICタグから点検対象位置情報を取得するように構成されてもよい。
<第2実施形態>
上述のとおり、ガス需要者は自身が運用する高圧ガス設備を定期的に点検する必要がある。ガス需要者は、この定期的な点検により高圧ガスの残量を把握し、自身のガス需要に対して安定的にガスを供給することができるように高圧ガス設備を運用しなければならない。具体的には、ガス需要者は、高圧ガスの残量に対して適切なタイミングでガス供給者に高圧ガスを発注する必要がある。
図10は、点検情報に基づくガス発注の概略を示す図である。例えば、ガス需要者は、事務所LAN3を介して管理サーバ2に接続可能な発注端末5と、ガス供給者に対するガスの発注処理を行う発注システム6とを有する。発注システム6は、例えばインターネット7を介して、ガス供給者側の受注システム8と通信可能である。ガス需要者側の発注担当者は、発注端末5を使用して管理サーバ2から点検情報を取得し、各高圧ガス設備の高圧ガスの残量を定期的に確認する。発注担当者は、高圧ガスの補充が必要な高圧ガス設備が確認された場合には、発注システム6に対して必要な量の高圧ガスの発注指示を入力する。
発注システム6は、発注端末5から入力された発注指示に基づいて、受注システム8に高圧ガスを発注するための発注情報を生成する。発注システム6は、生成した発注情報を、インターネット7を介してガス供給者側の受注システム8に送信することにより、必要な量の高圧ガスをガス供給者に発注する。受注システム8は、発注システム6から送信された発注情報を受信することにより、ガス需要者の高圧ガスの発注を受け付ける。ガス供給者は、ガス需要者の高圧ガスの発注を受け付けると、発注情報が示す量の高圧ガスをガス需要者に対して納品する。
従来、ガス需要者側では、このような点検情報に基づく高圧ガス設備の点検及び発注が行われているが、このような設備管理では、ガス需要者側において、ガス残量に応じて高圧ガスを発注する発注担当者が必要となる。高圧ガスの使用状況は、高圧ガスの用途等に応じて変動する可能性があるため、発注担当者は、高圧ガスが枯渇しない頻度の適切なタイミングで高圧ガスを確認する必要がある。さらに、高圧ガスの使用状況において、一時的な大量消費が発生する可能性もある。このような急激な使用状況の変化があることが想定される場合、発注担当者は十分に短い間隔でガス残量を確認する必要があり、ガス需要者にとって大きな負担となる。そのため、高圧ガスの安定供給のためには、このような急激な使用状況の変化に応じて高圧ガスの発注を適切なタイミングで実施する必要がある。このような理由により、第2実施形態の高圧ガス設備管理システムは、発注システム6に対する高圧ガスの発注指示をガス残量に応じて自動的に行う機能を備える。
図11は、第2実施形態の高圧ガス設備管理システム10aの構成例を示す概略図である。高圧ガス設備管理システム10aは、点検端末1に代えて液面センサ20を備える点、管理サーバ2に代えて管理サーバ2aを備える点で第1実施形態の高圧ガス設備管理システム10と異なる。液面センサ20は、高圧ガス設備(例えば低温液化ガス貯槽)内の液面の位置(以下、「液面値」という。)を計測するセンサである。液面センサ20は、高圧ガス設備の液面値を取得し、取得した液面値の情報(以下、「液面値情報」という。)を外部に通信可能であればどのような態様で備えられても良い。例えば、本実施形態では、液面センサ20は点検端末1と同様に移動体通信網4を介して液面値情報を管理サーバ2aに送信する。管理サーバ2aは、液面センサ20から送信される液面値情報に基づいて高圧ガスの需要予測を行い、発注システム6に対して需要予測に応じた発注指示を行う機能を有する。
図12は、第2実施形態の高圧ガス設備管理システム10aにおける管理サーバ2aの機能構成を示す機能ブロック図である。管理サーバ2aは、点検情報取得部23及び点検情報提供部24を備えない点、液面値情報取得部25、需要予測部26及び自動発注部27をさらに備える点で第1実施形態の管理サーバ2と異なる。
液面値情報取得部25は、通信部21を介して液面センサ20から液面値情報を取得する。液面値情報は所定のタイミング(例えば毎正時)ごとに液面センサ20から送信される。液面値情報取得部25は、取得した液面値情報を記憶部22に記憶させる。具体的には、液面値と、その液面値が計測された時刻とを対応づけた情報が液面値情報として記憶部22に記憶される。
需要予測部26は、記憶部22に記憶された液面値情報に基づいて高圧ガス設備内に残存している高圧ガスの残量を算出し、算出したガス残量に基づいて高圧ガスの需要予測を行う。例えば、液面センサ20が差圧式の計測方法に基づくものである場合、需要予測部26は、気相部と液相部との圧力差を液深に換算することにより高圧ガス設備内の高圧ガスの残量を算出する。需要予測部26は、液面値情報が取得されるごとに高圧ガスの残量を算出し、算出したガス残量を予め設定されたガス残量の閾値αと比較することにより高圧ガスの需要予測を行う。具体的には、需要予測部26は、ガス残量が閾値αを下回った場合に高圧ガスの補充が必要であることを自動発注部27に通知する。以下、この通知を要発注通知という。
なお、管理サーバ2aは、各液面センサ20の識別情報(以下、「センサID」という。)と、液面センサ20が設置された高圧ガス設備の属性情報(例えば上限貯留量など)との対応関係を示す対応情報を予め記憶部22に記憶している。さらに、液面値情報には、センサIDが含まれており、需要予測部26は取得された液面値情報が示すセンサIDと対応情報とに基づいて、液面値情報が取得された高圧ガス設備の属性情報を取得することができる。需要予測部26は、上限貯留量とガス残量との差から、液面値情報が取得された高圧ガス設備に必要な高圧ガスの大凡の補充量を算出する。需要予測部26は、補充対象の高圧ガス設備の識別情報と、その高圧ガス設備に必要な高圧ガスの補充量とを含めた要発注通知を自動発注部27に通知する。
自動発注部27は、需要予測部26から通知される要発注通知に応じて、通知された高圧ガス設備に関する高圧ガスの発注情報を生成する。自動発注部27は、生成した発注情報を発注システム6に送信することにより、ガス供給者側の受注システム8に対して必要な量の高圧ガスの発注指示を行う。
このように構成された第2実施形態の高圧ガス設備管理システム10aは、液面センサ20によって計測される液面値に基づいて、高圧ガスの需要予測を行うとともに需要予測に応じた量の高圧ガスの発注を指示する管理サーバ2aを備える。このような構成を備えることにより、ガス供給者はガス需要者に対して適切なタイミングで高圧ガスを供給することが可能となり、ガス需要者の運用負荷を軽減することが可能となる。
上述した実施形態における高圧ガス設備管理システム10の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10,10a…高圧ガス設備管理システム、1…点検端末、11…通信部、12…表示部、13…入力部、14…位置情報取得部、15…入力画面制御部、151…確定前情報記憶部、152…入力制御部、153…入力判定部、154…点検情報送信部、2,2a…管理サーバ、21…通信部、22…記憶部、23…点検情報取得部、24…点検情報提供部、25…液面値情報取得部、26…需要予測部、27…自動発注部、3…事務所LAN、4…移動体通信網、5…発注端末、6…発注システム、7…インターネット、8…受注システム、20…液面センサ、100…点検作業、200…事後作業、300…入力画面、310…第1入力領域、311…プルダウンメニュー、320…第2入力領域、321…テキストボックス、322…テキストボックス、323…テキストボックス、324…テキストボックス、325…テキストボックス、330…第3入力領域、331…送信ボタン

Claims (14)

  1. 点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムであって、
    前記端末装置は、
    自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御部と、
    自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定部と、
    自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信部と、
    を備え、
    前記管理サーバは、前記端末装置から送信される前記点検情報を記憶する記憶部を備える、
    高圧ガス設備管理システム。
  2. 前記点検情報送信部は、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置する場合に前記入力情報を前記点検情報として確定させる、
    請求項1に記載の高圧ガス設備管理システム。
  3. 前記点検情報送信部は、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内であった場合に、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、
    請求項1又は2に記載の高圧ガス設備管理システム。
  4. 前記点検情報送信部は、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置しない場合において、自装置が前記点検対象設備から所定の範囲内に位置しないことが許容されるのに必要な予め定められた二次情報が入力された場合、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、
    請求項2又は3に記載の高圧ガス設備管理システム。
  5. 前記点検情報送信部は、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内でない場合において、点検作業者が点検結果の入力に要した時間が所定の時間内でないことが許容されるのに必要な予め定められた二次情報が入力された場合、前記入力情報を前記点検情報として確定させる、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の高圧ガス設備管理システム。
  6. 前記入力判定部は、前記点検結果として入力された入力情報の示す値が、所定の基準値に対して許容範囲内にある場合に前記入力情報が妥当であると判定する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の高圧ガス設備管理システム。
  7. 前記基準値は、前記点検対象設備の過去の点検結果に基づいて取得された値である、
    請求項6に記載の高圧ガス設備管理システム。
  8. 前記基準値は、前記点検対象設備の前回の点検結果として取得された点検情報が示す値である、
    請求項6又は7のいずれか一項に記載の高圧ガス設備管理システム。
  9. 前記入力判定部は、前記入力情報が妥当でないと判定された場合で、かつ前記入力情報と同じ情報が再度入力された場合、前記入力情報は妥当であると判定して確定させる、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の高圧ガス設備管理システム。
  10. 点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムが行う点検管理方法であって、
    前記端末装置が、
    自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御ステップと、
    自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定ステップと、
    自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信ステップと、
    前記管理サーバが、
    前記端末装置から送信される前記点検情報を記憶する記憶ステップと、
    を有する点検管理方法。
  11. 点検対象設備の点検結果を示す点検情報を取得する端末装置と、前記端末装置から前記点検情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムにおける前記端末装置として機能するコンピュータに対して、
    自装置に対する前記点検結果の入力を制御する入力制御ステップと、
    自装置に入力された前記点検結果を示す入力情報の妥当性を判定する入力判定ステップと、
    自装置の位置情報と前記点検に要した時間とに基づいて前記入力情報を前記点検情報として確定させ、確定した前記点検情報を前記管理サーバに送信する点検情報送信ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測し、ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注する、
    高圧ガス設備管理システム。
  13. 高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムが行う発注方法であって、
    前記管理サーバが、
    前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測し、ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注するステップを有する、
    発注方法。
  14. 高圧ガス貯蔵設備の液面値を計測するセンサと、前記センサから前記液面値を示す液面値情報を収集する管理サーバと、を備える高圧ガス設備管理システムにおける前記管理サーバとして機能するコンピュータに対して、
    前記液面値情報から算出される前記高圧ガス貯蔵設備内のガス残量に基づいて、前記高圧ガス貯蔵設備のガス需要を予測するステップと、
    ガス供給者に対して前記ガス需要に応じた量の高圧ガスを前記ガス需要の予測結果に基づいて自動的に発注するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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