JP2000207669A - 巡回監視システム - Google Patents

巡回監視システム

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JP2000207669A
JP2000207669A JP11011097A JP1109799A JP2000207669A JP 2000207669 A JP2000207669 A JP 2000207669A JP 11011097 A JP11011097 A JP 11011097A JP 1109799 A JP1109799 A JP 1109799A JP 2000207669 A JP2000207669 A JP 2000207669A
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JP11011097A
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Kohei Iba
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中監視室において巡回点検作業の停滞を自
動的に発見してアラームを出力し、確認を促すことがで
きるようにした巡回監視システムを構築する。 【解決手段】 携帯端末1により複数箇所の現場点検を
行い、電話回線網3を用いて点検データを集中監視室4
に送信する。集中監視室4では、各現場の点検データを
収集するにおいて、携帯端末1からの各現場ごとの点検
データを点検データ整列処理部7で編集して表示装置8
によって表示するのと並行して、受信した点検データに
基づき、当該点検データが発信された点検場所を位置認
識処理部9が特定し、ある点検場所の点検データを受信
した後に、予め決められている次の点検現場へ移動して
点検データを送信するまでにかかる移動見込み時間が経
過してもその点検場所からの点検データを受信しない場
合、点検作業の停滞を知らせるアラームを表示装置8に
出力して監視員に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巡回監視システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、点検員が携帯端末を所持して複数
の現場を巡回しながら、現場ごとに点検データを収集し
て無線通信回線を通じて集中監視室に送信し、集中監視
室側で各点検場所ごとの点検データを収集する巡回監視
システムでは、受信した検定データと点検フォーマット
ファイルより点検結果を編集、表示する機能と点検位置
情報と地図データとに基づいて点検場所を特定する位置
認識機能とを具備したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
巡回監視システムでは、点検データの収集・表示と点検
場所の特定はなされるが、点検作業自体の進捗状況の管
理はなされておらず、そのために、巡回点検が停滞した
場合に集中監視室側で停滞発生の判断が遅れることがあ
る問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、巡回点検停滞時に集中監視室におい
てその停滞を自動的に発見してアラームを出力し、確認
を促すことができるようにした巡回監視システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、携帯
端末により複数箇所の現場点検を行い、無線通信回線を
用いて点検データを集中監視室に送信し、当該集中監視
室にて各現場の点検データを収集する巡回監視システム
において、前記集中監視室に、前記複数箇所の現場の点
検順序と、ある現場から次の現場までの移動所要時間と
を記憶する巡回ルート記憶部と、前記無線通信回線を通
じて受信した前記携帯端末からの前記各現場ごとの点検
データを編集する点検データ編集部と、前記受信した点
検データに基づき、当該点検データが発信された点検場
所を特定する位置認識部と、前記点検データ編集部があ
る点検場所の点検データを受信した後に、前記巡回ルー
ト記憶部の記憶する前記移動所要時間を経過しても、次
の点検場所の点検データを受信しない場合にアラームを
出力する警報出力部とを備えたものである。
【0006】請求項1の発明の巡回監視システムでは、
携帯端末により複数箇所の現場点検を行い、無線通信回
線を用いて点検データを集中監視室に送信し、当該集中
監視室にて各現場の点検データを収集するにおいて、無
線通信回線を通じて受信した携帯端末からの各現場ごと
の点検データを点検データ編集部で編集し、また受信し
た点検データに基づき、当該点検データが発信された点
検場所を位置認識部が特定する。そして、点検データ編
集部がある点検場所の点検データを受信した後に、巡回
ルート記憶部が記憶している次の点検現場へ移動して点
検データを送信するまでに掛かる移動見込み時間を経過
してもその点検場所からの点検データを受信しない場
合、警報出力部が点検作業の停滞を知らせるアラームを
出力して監視員に知らせる。
【0007】これにより、事故、事件その他の原因で巡
回ルート上のある点検場所から次の点検場所に移動する
までの間に点検作業が停滞した場合、その移動見込み時
間をオーバーしたのをみて点検作業の停滞を自動的に発
見して警報し、遅滞なく監視員に知らせることができ、
また停滞発生場所も容易に特定することができる。
【0008】請求項2の発明は、携帯端末により複数箇
所の現場点検を行い、無線通信回線を用いて点検データ
を集中監視室に送信し、当該集中監視室にて各現場の点
検データを収集する巡回監視システムにおいて、前記集
中監視室に、前記無線通信回線を通じて受信した前記携
帯端末からの前記各現場ごとの点検データを編集する点
検データ編集部と、前記点検データ編集部がある点検場
所の点検データを受信した後に、所定時間以上経過して
も、他の点検場所の点検データを受信しない場合にアラ
ームを出力する警報出力部とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明の巡回監視システムでは、
携帯端末により複数箇所の現場点検を行い、無線通信回
線を用いて点検データを集中監視室に送信し、当該集中
監視室にて各現場の点検データを収集するにおいて、無
線通信回線を通じて受信した携帯端末からの各現場ごと
の点検データを点検データ編集部で編集する。そして、
点検データ編集部がある点検場所の点検データを受信し
た後に、所定時間以上経過しても、他の点検場所の点検
データを受信しない場合、警報出力部が点検作業の停滞
を知らせるアラームを出力して監視員に知らせる。
【0010】これにより、事故、事件その他の原因で点
検作業が停滞した場合、直前の現場の点検データの送信
を受けた後に次の現場に移動するまでの時間が予め設定
した所定時間をオーバーしたのをみて点検作業の停滞を
自動的に発見して警報し、遅滞なく監視員に知らせるこ
とができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の巡回監視シ
ステムにおいて、さらに、前記受信した点検データに基
づき、当該点検データが発信された点検場所を特定する
位置認識部を備えたものであり、停滞の発生と共にその
発生場所の特定ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
システム構成を示している。この実施の形態の巡回監視
システムは、点検員各自が携帯する、例えば、PHSデ
ータ通信端末のような携帯端末1と、この携帯端末1か
ら発信される点検データの無線信号を受信する各地に設
置されているPHS受信機2と、この受信機2が受信し
た点検データを集中監視室に送信するためのPHS電話
回線網3と、このPHS電話回線網3に接続されている
集中監視室4から構成されている。
【0013】集中監視室4には、携帯端末1から送られ
てきた点検データを保存する点検データファイル5、点
検データフォーマットデータベース6、点検データファ
イル5に保持された点検データを点検データフォーマッ
トデータベース6のフォーマット情報に基づいて編集
し、表示する点検データ整列処理部7、そして、点検デ
ータ整列処理部7が編集した点検データを表示するCR
Tのような表示装置8が設けられている。
【0014】集中監視室4にはさらに、携帯端末1から
送られてくる点検データに含まれている、例えばメータ
ー番号のような地点を示す情報を地図データと照合して
点検データが送られてきた点検場所を特定する位置認識
処理部9、点検場所各所の位置情報を保持し、位置認識
処理部9に参照させる地図データファイル10、そして
位置認識処理部9が特定した点検場所の情報に基づき、
後述する処理によって点検進捗状況を判断する点検状況
判定処理部11が設けられている。
【0015】次に、上記の実施の形態の巡回監視システ
ムの動作を説明する。各点検員は携帯端末1を携帯し
て、自分の受け持ち区域内の各地に散在する点検現場そ
れぞれを定められた順番で順次訪れ、メータのような点
検器具を点検し、その点検データを携帯端末1によって
自動的に読み込み、あるいは点検員が自ら携帯端末1に
入力し、無線信号によって点検場所ごとの点検データを
送信する。この携帯端末1が発信する点検データの無線
信号は、近くの受信機2によって受信され、電話回線網
3を通じて集中監視室4に送られる。
【0016】集中監視室4では、点検データファイル5
に受信した点検データを保存し、点検データ整列処理部
7が、この点検データファイル5に保存された点検デー
タを点検フォーマットデータベース6の情報を参照し
て、例えば、予め登録されている順序に並べ替えるなど
の編集を行い、表データにして表示装置8に出力して表
示させる。
【0017】また、位置認識処理部9は、送られてきた
点検データに含まれている点検場所を示す情報、例え
ば、メータ番号のような情報を抽出し、地図データファ
イル10を参照して該当する点検場所を特定し、これを
点検状況判定処理部11に渡す。
【0018】点検状況判定処理部11では、図2に示す
フローチャートの処理により、点検作業の進捗状況を判
断し、異常がある場合にはアラームを表示装置8に出力
し、図1に示しているように点検異常を表示させ、また
必要に応じてスピーカからアラーム音を出力させ、監視
員に知らせる。
【0019】点検状況判定処理部11には、あらかじ
め、各点検員ごとにその日に点検作業を行う区域とその
区域内の点検場所、点検順路、各点検場所Nから次の点
検場所(N+1)まで移動するのに掛かる移動所要時間
Lnの情報が登録されている。
【0020】そして位置認識処理部9が携帯端末1から
ある点検場所Nの点検データを受信し、その位置認識を
行えば(ステップS1)、この点検状況判定処理部11
はその点検場所Nの到達時刻Tnを記録し(ステップS
2)、位置認識処理部9が次の点検場所(N+1)の位
置認識処理を行うまでに移動所要時間Lnが経過してい
ないかどうか監視する(ステップS3,S6)。
【0021】移動所要時間Lnが経過するまでに、次の
点検場所(N+1)の点検データを受信し、その点検場
所が位置認識処理部9によって特定されると(ステップ
S3でYESに分岐)、この新たな点検場所(N+1)
がその日の点検予定順路の最終地点であるかどうか判断
し、最終地点でなければ、ステップS2からの処理を繰
り返す(ステップS4,S5)。
【0022】いま、ある点検場所Nでの点検データの受
信後に、次の点検場所(N+1)からの点検データを受
信する予定時刻、つまり、予め登録されている移動所要
時間Lnが経過しても次の点検予定場所(N+1)から
点検データが送られてこない場合(ステップS6でYE
Sに分岐)、点検作業に何らかのトラブルが発生したも
のと見なし、点検状況判定処理部11は点検データ整列
処理部7に「点検異常」のアラームを出力する指示を与
え、点検データ整列処理部7は表示装置8に点検異常の
アラームを出力させ、またスピーカからアラーム音を出
力させる(ステップS7)。これにより、監視員は表示
装置8のアラーム出力を見て直ちに点検作業停滞の発生
を認知することができることになる。
【0023】なお、この点検異常のアラーム出力の際、
その発生場所から点検員を特定することもできるので、
点検異常のアラームには、発生場所、点検員名も含める
ことができ、これによって、特に携帯端末1が電話機能
を備えたものであれば、集中監視室4側から該当する携
帯端末1の電話番号にダイヤルして直接、理由を問い合
わせることができるようになる。
【0024】このようにして、本発明の第1の実施の形
態の巡回監視システムでは、携帯端末1により複数箇所
の現場点検を行い、電話回線網3を用いて点検データを
集中監視室4に送信し、集中監視室4にて各現場の点検
データを収集するにおいて、携帯端末1からの各現場ご
との点検データを点検データ整列処理部7で編集して表
示装置8によって表示するのと並行して、また受信した
点検データに基づき、当該点検データが発信された点検
場所を位置認識処理部9が特定し、ある点検場所Nの点
検データを受信した後に、予め決められている次の点検
現場(N+1)へ移動して点検データを送信するまでに
かかる移動所要時間Lnが経過してもその点検場所(N
+1)からの点検データを受信しない場合、点検作業の
停滞を知らせるアラームを表示装置8に出力して監視員
に知らせることができるので、事故、事件その他の原因
で巡回ルート上のある点検場所から次の点検場所に移動
するまでの間に点検作業が停滞した場合に遅滞なく監視
員に知らせることができ、また停滞発生場所も容易に特
定することができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態を図3に
基づいて説明する。第2の実施の形態の巡回監視システ
ムの機能的な構成は、図1に示した第1の実施の形態と
共通する。ただし、集中監視室4における点検状況判定
処理部11は、第1の実施の形態のように予め設定され
た点検ルート上のある点検場所から次の点検場所までの
移動所要時間を点検場所ごとに設定するのではなく、地
点を問わずに、1つの点検場所から別の点検場所まで移
動する時間として、一律の「規定時間」が設定されてい
る。そして点検状況判定処理部11は、位置認識処理部
9がある点検場所を認識した後、次の点検場所を認識す
るまでにこの「規定時間」が経過した場合に点検異常と
判断し、アラームを出力することを特徴とする。
【0026】以下、第2の実施の形態の動作を、図1及
び図3に基づいて説明する。携帯端末1を携帯した点検
員が自分の受け持ち区域内に散在する各点検場所を巡回
し、メータその他の点検器具を点検し、点検データを順
次、集中監視室4に送信する動作は、第1の実施の形態
と同じである。また、集中監視室4における点検データ
の受信、編集、表示処理も第1の実施の形態と同様であ
る。ただし、第2の実施の形態の場合、点検員がその日
に点検すべき点検場所の点検順序は固定されておらず、
点検員の恣意によって行える。
【0027】次に、点検状況判定処理部11による点検
作業の進捗状況の判定処理について説明する。第2の実
施の形態における点検状況判定処理部11では、図3に
示すフローチャートの処理により、第1の実施の形態と
は異なり、任意の点検場所から次の点検場所までの移動
所要時間が一律に「規定時間」(例えば、10分間、あ
るいは15分間)として固定されており、ある点検場所
での点検データを受信した後、規定時間を経過しても、
次の点検場所の点検データを受信しない場合に点検異常
と判定し、アラームを表示装置8に出力し、図1に示し
ているような点検異常を表示させ、また必要に応じてス
ピーカからアラーム音を出力させ、監視員に知らせる。
【0028】そこでまず、位置認識処理部9が携帯端末
1から第N番目の点検場所の点検データを受信し、その
位置認識を行えば(ステップS1)、点検状況判定処理
部11はその第N番目の点検場所の到達時刻Tnを記録
し(ステップS2)、位置認識処理部9が次の第(N+
1)番目の点検場所の位置認識処理を行うまでに規定時
間を経過していないかどうか監視する(ステップS3,
S60)。
【0029】規定時間を経過するまでに、第(N+1)
番目の点検場所の点検データを受信し、その点検場所が
位置認識処理部9によって特定されると(ステップS3
でYESに分岐)、この(N+1)の数値がその日の点
検予定総数に一致したかどうか判断し、一致しなけれ
ば、ステップS2からの処理を繰り返す(ステップS
4,S5)。
【0030】いま、第N番目の点検場所での点検データ
の受信後に、次の第(N+1)番目の点検場所からの点
検データを受信する予定時刻、つまり、(Tn+規定時
間)が経過しても第(N+1)番目の点検場所から点検
データが送られてこない場合(ステップS60でYES
に分岐)、点検作業に何らかのトラブルが発生したもの
と見なし、点検状況判定処理部11は第1の実施の形態
と同様に、点検データ整列処理部7に「点検異常」のア
ラームを出力する指示を与え、点検データ整列処理部7
は表示装置8に点検異常のアラームを出力させ、またス
ピーカからアラーム音を出力させる(ステップS7)。
これにより、監視員は表示装置8のアラーム出力を見て
直ちに点検作業の停滞発生を認知することができること
になる。
【0031】なお、この点検異常のアラーム出力の際に
も第1の実施の形態と同様に、その作業停滞の発生場所
から点検員を特定することもできるので、点検異常のア
ラームには、発生場所、点検員名も含めることができ、
これによって、特に携帯端末1が電話機能を備えたもの
であれば、集中監視室4側から該当する携帯端末1の電
話番号にダイヤルして直接、理由を問い合わせることが
できるようになる。
【0032】このようにして、本発明の第2の実施の形
態の巡回監視システムでも、点検員の現場巡回作業中に
何らかの異常が発生して点検データが規定時間を過ぎて
も送られてこなくなれば、点検作業の停滞を知らせるア
ラームを表示装置8に出力して監視員に知らせることが
できるので、事故、事件その他の原因で巡回点検中に点
検作業が停滞した場合に遅滞なく監視員に知らせること
ができ、また停滞発生場所も容易に特定することができ
る。
【0033】なお、第2の実施の形態の場合、通常、点
検員ごとに受け持ち区域が設定されており、また点検デ
ータも点検員の受け持ち区域ごとに分類して整列表示さ
れるので、ある点検場所から次の点検場所に移動する間
に規定時間が経過した場合、直前に点検データが送られ
てきた点検場所を強調表示すると共に、点検異常のアラ
ームを出力する単純な機能にすることもできる。
【0034】また、上記の両実施の形態では、点検器具
としてメータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、宅配員に対してその
日のうちに訪問する家々の情報を持たせ、また点検状況
判定処理部11にはその訪問順序と、ある家から次の家
までの移動所要時間を登録しておき、宅配員が1軒の宅
配を終了するたびに携帯端末1によって終了を知らせる
データを入力させるという利用方法もある。これによ
り、特に、代引き宅配の従事者の安全確保に役立てるこ
とができる。さらには、銀行その他の金融機関の現金集
配作業員に対しても同様の携帯端末1を携帯させれば、
その安全確保に役立てることができる。
【0035】またさらに、上記の両実施の形態では通信
回線にPHS電話回線網を利用したが、これに限定され
ることはなく、移動電話回線網や専用回線網を利用する
こともできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
事故、事件その他の原因で巡回ルート上のある点検場所
から次の点検場所に移動するまでの間に点検作業が停滞
した場合、その移動見込み時間をオーバーしたのをみて
点検作業の停滞を自動的に発見して警報し、遅滞なく監
視員に知らせることができ、また停滞発生場所も容易に
特定することができる。
【0037】請求項2の発明によれば、事故、事件その
他の原因で点検作業が停滞した場合、直前の現場の点検
データの送信を受けた後に次の現場に移動するまでの時
間が予め設定した所定時間をオーバーしたのをみて点検
作業の停滞を自動的に発見して警報し、遅滞なく監視員
に知らせることができる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項2の巡回
監視システムにおいてさらに、受信した点検データに基
づき、当該点検データが発信された点検場所を特定する
位置認識部を備えたので、停滞の発生と共にその発生場
所の特定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】上記の実施の形態における点検状況判定処理部
が実行する処理のフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態における点検状況判
定処理部が実行する処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 受信機 3 電話回線網 4 集中監視室 5 点検データファイル 6 点検フォーマットデータベース 7 点検データ整列処理部 8 表示装置 9 位置認識処理部 10 地図データ 11 点検状況判定処理部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA24 AA32 AA44 BB03 BB12 BB20 BB46 BB74 DD08 DD14 DD33 EE05 EE18 FF01 FF02 FF17 FF23 GG18 GG23 GG30 GG81 5K048 AA06 BA13 BA41 DB01 DC01 DC03 FA07 5K101 KK14 LL01 LL12 MM07 NN18 NN21 PP03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末により複数箇所の現場点検を行
    い、無線通信回線を用いて点検データを集中監視室に送
    信し、当該集中監視室にて各現場の点検データを収集す
    る巡回監視システムにおいて、 前記集中監視室に、 前記複数箇所の現場の点検順序と、ある現場から次の現
    場までの移動所要時間とを記憶する巡回ルート記憶部
    と、 前記無線通信回線を通じて受信した前記携帯端末からの
    前記各現場ごとの点検データを編集する点検データ編集
    部と、 前記受信した点検データに基づき、当該点検データが発
    信された点検場所を特定する位置認識部と、 前記点検データ編集部がある点検場所の点検データを受
    信した後に、前記巡回ルート記憶部の記憶する前記移動
    所要時間を経過しても、次の点検場所の点検データを受
    信しない場合にアラームを出力する警報出力部とを備え
    て成る巡回監視システム。
  2. 【請求項2】 携帯端末により複数箇所の現場点検を行
    い、無線通信回線を用いて点検データを集中監視室に送
    信し、当該集中監視室にて各現場の点検データを収集す
    る巡回監視システムにおいて、 前記集中監視室に、 前記無線通信回線を通じて受信した前記携帯端末からの
    前記各現場ごとの点検データを編集する点検データ編集
    部と、 前記点検データ編集部がある点検場所の点検データを受
    信した後に、所定時間以上経過しても、他の点検場所の
    点検データを受信しない場合にアラームを出力する警報
    出力部とを備えて成る巡回監視システム。
  3. 【請求項3】 前記受信した点検データに基づき、当該
    点検データが発信された点検場所を特定する位置認識部
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の巡回監視シ
    ステム。
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