JP2002046872A - 紙葉繰り出し機構 - Google Patents

紙葉繰り出し機構

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JP2002046872A
JP2002046872A JP2000232682A JP2000232682A JP2002046872A JP 2002046872 A JP2002046872 A JP 2002046872A JP 2000232682 A JP2000232682 A JP 2000232682A JP 2000232682 A JP2000232682 A JP 2000232682A JP 2002046872 A JP2002046872 A JP 2002046872A
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JP
Japan
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roller
feed roller
paper sheet
stopper
sheets
Prior art date
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Application number
JP2000232682A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kinoshita
仁 木下
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣等の一括投入機構において、紙幣を揃え
るためのストッパーを不要にし、機構の簡略化と低コス
ト化を図る。 【解決手段】 キッカーローラ3との協同動作にて紙葉
7を1枚ずつ繰り出すためのフィードローラ1に段差部
11を形成し、ここで一旦紙葉7を揃えるようにするこ
とで、従来必要とされたストッパーを省略可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM(現金預
払機)などで一括入金された紙幣(以下、紙葉ともい
う)等を処理部に移送するための繰り出し機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置では一括入金された紙幣等
の紙葉を揃えるために、ストッパー(札当て)を用いる
のが一般的である。その従来例を図3に示す。なお、同
図(a)は平面図、同(b)は側面図で、1,1a,1
bはフィードローラ、2,2a,2bは阻止ローラ、
3,3a,3bはキッカーローラ、6は搬送台、7は紙
幣(紙葉)、8はストッパーである。
【0003】すなわち、フィードローラおよびキッカー
ローラを紙葉7の搬送方向に対して左右に1対設けると
ともに、搬送台6に一括入金された紙葉7を揃えるため
に、図示されないソレノイド等のアクチュエータによ
り、ストッパー8を搬送路面に対して同(b)の如く突
出させ、繰り出しのタイミングで搬送路面より下げるよ
うにしている。なお、ストッパー8は同(b)のよう
に、矢印方向の動作を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
ような構成では、一括投入された紙葉の押し圧等でスト
ッパー8を下げる負荷が増加し、動作しない場合があり
紙葉繰り出し時のスキュー(斜行搬送)などの原因とな
っていた。したがって、この発明の課題は、構造を簡単
にしコストダウンを図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、搬送台に一括投入された
紙葉をフィードローラとキッカーローラとの協同動作に
より1枚ずつ分離して繰り出す紙葉繰り出し機構におい
て、前記フィードローラの円周上に段差部を形成し、こ
の段差部で紙葉を一旦揃えた後1枚ずつ繰り出すことを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す説明図である。図1からも明らかなように、図3に示
すものからストッパを省略した点が特徴である。その代
わり、フィードローラ(形が蝸牛に類似していることか
ら、エスカルゴローラとも呼ぶ)1には段差部11を設
け、ここで紙葉7を揃えるようにしている。
【0007】図1(a)は各ローラ1,3の待機位置
と、紙葉が一括投入された場合の状態を示しており、各
ローラ1,3は図3の場合と同様に通常は1対設けられ
る。この状態で、阻止ローラ2はフィードローラ1の段
差部付近を圧縮バネ5により加圧されている。図1
(b)は阻止ローラ2が、フィードローラ1の段差部1
1の低い部分を抑えている状態を示し、このとき紙葉7
の先端は図示のように阻止ローラ2に沿って押さえられ
ている。
【0008】図1(c)は紙葉7の繰り出し状態を示
し、ボトムの紙葉7がフィードローラ1と同期し、1回
転毎に紙葉7が1枚ずつ繰り出される。このとき、紙葉
7はフィードローラ1の高摩擦係数部材(ゴムなど)1
2で繰り出される。繰り出された紙葉7は、フィードロ
ーラ1の先にある引き込みローラ(図示なし)に取り込
まれる。図1(d)はフィードローラ1の高摩擦係数部
材12を抜けて、キッカーローラ3の高摩擦係数部材部
31で繰り出される状態を示す。
【0009】図2にフィードローラの斜視図を示す。フ
ィードローラの中心部が一部外形よりも凹んでいるの
は、阻止ローラをスムーズにフィードローラと接触させ
るためである。これにより、紙葉7は図1(b)のよう
に阻止ローラ2の外形に沿うことになる。なお、上記の
ような凹みがないと、図1(a)から図1(b)の状態
に移るときに、阻止ローラがフィードローラ1の段差部
11で跳ねてしまい、阻止ローラ2の外形に紙葉を揃え
ることが難しくなる。
【0010】
【発明の効果】従来は、紙葉の一括投入による押し圧に
よってストッパーが正常動作せず、繰り出しが不安定と
なる場合があったが、この発明によればソレノイド等で
動作するアクチュエータが不要となるため故障率も低下
し、如何なる場合でも安定した繰り出しが可能となる利
点が得られる。また、ソレノイド等で動作するアクチュ
エータが不要となるため、これを制御するハードも不要
となりコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明する説明図であ
る。
【図2】フィードローラを示す斜視図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b…フィードローラ(エスカルゴロー
ラ)、2,2a,2b…阻止ローラ、3,3a,3b…
キッカーローラ、4…押さえローラ、5…圧縮バネ、6
…搬送台、7…紙幣(紙葉)、8…ストッパー、11…
段差部、12,31…高摩擦係数部材(ゴム部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台に一括投入された紙葉をフィード
    ローラとキッカーローラとの協同動作により1枚ずつ分
    離して繰り出す紙葉繰り出し機構において、 前記フィードローラの円周上に段差部を形成し、この段
    差部で紙葉を一旦揃えた後1枚ずつ繰り出すことを特徴
    とする紙葉繰り出し機構。
JP2000232682A 2000-08-01 2000-08-01 紙葉繰り出し機構 Pending JP2002046872A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120544A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008120544A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法
JP4579221B2 (ja) * 2006-11-14 2010-11-10 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法

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