JP2008120544A - 紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法 - Google Patents

紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】紙葉類の座屈を回避しつつその先端を所定位置に揃えることができ、重送を防止することができる紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法を提供する。
【解決手段】集積された紙葉類Pを1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置であって、紙葉類Pの搬送方向に回転する送出ローラ2と、送出ローラ2に対向する位置に設けられ、紙葉類Pの搬送方向とは反対方向に回転する分離ローラ4と、第1繰出ゴム部9及び第2繰出ゴム部10を有する繰出ローラ6と、偏心ローラ12とを備える。繰出ローラ4の第1繰出ゴム部9で紙葉類Pを繰り出し、送出ローラ2と分離ローラ4との間に挿入する。その後、偏心ローラ12が分離ローラ4に近接することによって紙葉類Pの先端を所定位置に戻す。そして、戻された紙葉類Pを繰出ローラ4の第2繰出ゴム部10で繰り出し、送出ローラ2と分離ローラ4との間に再挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙幣等の紙葉類を取り扱う装置に係わり、詳しくは、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法に関する。
集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置は、一般に、紙葉類の搬送方向に回転する送出ローラと、この送出ローラに対向する位置に配置された分離ローラと、集積された紙葉類から分離するように最上位の紙葉類を繰り出し、送出ローラと分離ローラとの間に挿入する繰出ローラとを備えている。このような紙葉類搬送装置には、大別して、圧接方式とオーバラップ方式とがある。圧接方式は、送出ローラの外周面と分離ローラの外周面とを近接するように配置したものであり、送出ローラ及び分離ローラによって紙葉類を圧接して送り出すようになっている。一方、オーバラップ方式は、送出ローラの外周面と分離ローラの外周面とを入れ子状に配置したものであり、送出ローラ及び分離ローラによって紙葉類をやや波状に変形させつつ送り出すようになっている。
そして、例えば繰出ローラによって1枚目の紙葉類を繰り出す際、何らかの理由で2枚目の紙葉類を同時に連れ出してしまうことがあるが、1枚目及び2枚目の紙葉類の先端位置が揃った状態で繰り出された場合(若しくは、1枚目の紙葉類の先端が2枚目の紙葉類の先端より先となるように繰り出された場合)は、送出ローラの摩擦力>分離ローラの摩擦力となっているため、送出ローラ側にある1枚目の紙葉類だけが送出ローラと分離ローラとの間に挿入されるようになっている。ところが、例えば集積された紙葉類の長さがそれぞれ異なる等の理由により、2枚目の紙葉類の先端が1枚目の紙葉類の先端より先となるように繰り出された場合は、それら2枚の紙葉類が送出ローラと分離ローラとの間に同時に挿入されて送り出される重送の問題が生じる。
そこで、これに対応するため、例えばオーバラップ方式の紙葉類搬送装置において、集積された紙葉類から分離するように紙葉類を繰り出し、その紙葉類の先端を送出ローラ(フィードローラ)の低摩擦面及び両側のストッパローラの周面に突き当てる羽根車と、この羽根車で繰り出された紙葉類をさらに繰り出し、送出ローラ及び分離ローラ(逆転ローラ)の間に挿入するキッカローラとを備えた構成が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。羽根車は、加撓性に富む複数枚の羽根を有する構成とすることで、紙葉類を弱い力で繰り出すようになっている。そして、この羽根車で繰り出すことによって紙葉類の先端を所定位置(詳細には、送出ローラの低摩擦面等に突き当たる位置)に揃えるので、重送を防止するようになっている。
特開2002−347961号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような改善の余地があった。
すなわち、上記従来技術では、羽根車による繰り出し力が弱いものの、紙葉類を送出ローラの低摩擦面等に突き当てることにより、紙葉類の先端位置を揃えるようになっている。そのため、特に剛性が極端に低い紙葉類は座屈してしまい、万が一でも損傷する可能性が生じていた。
本発明の目的は、紙葉類の座屈を回避しつつその先端を所定位置に揃えることができ、重送を防止することができる紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送方法を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置であって、紙葉類の搬送方向に回転する送出ローラと、前記送出ローラに対向する位置に設けられ、前記紙葉類の搬送方向とは反対方向に回転する分離ローラと、集積された紙葉類から分離するように紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入する第1繰出手段と、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入された紙葉類の先端を所定位置に戻すため、前記分離ローラの外周面に近接するように可動するローラ近接手段と、前記所定位置に戻された紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に再挿入する第2繰出手段とを備える。
本発明においては、第1繰出手段が紙葉類を繰り出して送出ローラと分離ローラとの間に挿入する。その後、ローラ近接手段が分離ローラに近接することによって分離ローラが紙葉類を戻し、その紙葉類の先端を所定位置(詳細には、分離ローラとローラ近接手段による圧接が及ばなくなる上流側位置)に揃える。そして、戻された紙葉類を第2繰出手段が送出ローラと分離ローラとの間に再挿入し、送出ローラが紙葉類を送り出す。
このように本発明においては、送出ローラと分離ローラとの間に紙葉類を一旦挿入した後、ローラ近接手段が分離ローラに近接することによって分離ローラが紙葉類を戻し、その紙葉類の先端を所定位置に揃えることができる。すなわち、例えば第1繰出手段で1枚目の紙葉類を繰り出す際に2枚目の紙葉類が連れ出され、2枚目の紙葉類の先端が1枚目の紙葉類の先端より先となるように繰り出された場合、2枚の紙葉類が送出ローラと分離ローラとの間に同時に挿入されてしまうが、それら2枚の紙葉類を戻して先端位置を揃えることができる。これにより、その後、第2繰出手段で送出ローラと分離ローラとの間に挿入する紙葉類が1枚となり、重送を防止することができる。また、例えば上記特許文献1に記載の従来技術とは異なり、紙葉類の先端をローラ等に突き当てて揃えていないため、紙葉類の座屈を回避することができる。したがって本発明においては、紙葉類の座屈を回避しつつその先端位置を揃えることができ、重送を防止することができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記送出ローラは、その外周面の一部に高摩擦となる送出部を設けており、前記送出ローラの送出部による紙葉類の送り出しと前記第2繰出手段による紙葉類の繰り出しとが同期する。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記ローラ近接手段は、前記送出ローラの回転軸に対し偏心して設けた偏心ローラであり、前記第1繰出手段による紙葉類の繰り出し後かつ前記第2繰出手段による紙葉類の繰り出し前に、前記偏心ローラの外周面が前記分離ローラの外周面に近接する。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記第1繰出手段及び前記第2繰出手段は、同一の繰出ローラの外周面に設ける。
(5)上記(4)において、好ましくは、前記繰出ローラは、前記分離ローラ及び前記ローラ近接手段によって戻される紙葉類に接触しない構造である。
(6)上記目的を達成するために、また本発明は、紙葉類の搬送方向に回転する送出ローラと前記送出ローラに対向する位置に設けた分離ローラとを用い、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送方法であって、集積された紙葉類から分離するように紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入する手順と、紙葉類の搬送方向とは反対方向に回転する前記分離ローラの外周面にローラ近接手段が近接するように可動し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入された紙葉類の先端を所定位置に戻す手順と、前記所定位置に戻された紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に再挿入する手順とを有する。
本発明によれば、紙葉類の座屈を回避しつつその先端を所定位置に揃えることができ、紙葉類の重送を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態の概略構造を表す側面図であり、図2は、上面図である。また、図3は、図1中矢印A方向から見た送出ローラ及び分離ローラの側面図である。
これら図1〜図3において、紙葉類搬送装置は、集積された紙葉類(図1中上側から順にP1,P2,…、これらを総称してPという)を1枚ずつ分離して搬送するものである。この紙葉類搬送装置は、回転軸1の回転によって紙葉類Pの搬送方向(すなわち、図1中左廻り)に回転する例えば2つの送出ローラ2(フィードローラ)と、これら送出ローラ2に対向するように配置され、回転軸3の回転によって紙葉類Pの搬送方向とは反対方向(すなわち、図1中左廻り)に回転する例えば2つの分離ローラ4(ゲートローラ)と、回転軸5の回転によって紙葉類Pの搬送方向(すなわち、図1中左廻り)に回転し、紙葉類Pを搬送方向(図1中右方向)に繰り出す例えば2つの繰出ローラ6(ピックアップローラ)と、集積された紙葉類Pを繰出ローラ6に押し付けるための押板7と、集積された紙葉類Pが搬送方向に移動しないように規制するガイド8とを備えている。送出ローラ2の回転軸1、分離ローラ4の回転軸3、及び繰出ローラ6の回転軸5は、詳細は図示しないが、タイミングベルトやギヤ等で互いに連結され駆動モータで回転するようになっており、相対速度が調整されつつ同期回転するようになっている。
略円柱構造の繰出ローラ6は、外周面の一部分(例えば60度程度の部分)に摩擦係数が高い第1繰出ゴム部9(第1繰出手段)が設けられ、外周面の他の部分(例えば第1繰出ゴム部9の反対側に位置し、90度程度の部分)にも同様に摩擦係数が高い第2繰出ゴム部10(第2繰出手段)が設けられており、それら以外の部分は摩擦係数が十分低い金属や樹脂等で形成されている。そして、繰出ローラ6の第1繰出ゴム部9又は第2繰出ゴム部10によって紙葉類Pを繰り出し、送出ローラ2と分離ローラ4との間に挿入するようになっている。
送出ローラ2は、軸方向中央部及び両側部が大径に形成され、それらの間が小径に形成されたローラであり、分離ローラ4は、軸方向両側部が大径に形成され、それらの間が小径に形成されたローラである。そして、送出ローラ2及び分離ローラ4は、オーバラップ量δだけ入れ子状に配置されている(いわゆるオーバラップ方式)。送出ローラ2の大径部の外周面の一部分(例えば90度程度の部分)には摩擦係数が高い送出ゴム部11(送出部)が設けられており、それ以外の部分は摩擦係数が十分低い金属や樹脂等で形成されている。なお、送出ローラ2の送出ゴム部11の位相は、繰出ローラ6の第2繰出ゴム部10の位相と同じになっている。また、分離ローラ4は、例えばゴム材で構成されており、その摩擦係数は送出ローラ2の送出ゴム部11の摩擦係数より小さく、かつ送出ローラ2の他の部分(後述する偏心ローラ12も含め)の摩擦係数より大きくなっている。このような構成により、送出ローラ2と分離ローラ4との間に挿入された紙葉類Pはやや波状に変形され、送出ローラ2の送出ゴム部11によって送り出されるようになっている。
また、本実施形態の最も大きな特徴として、送出ローラ2の小径部は、偏心ローラ12として形成されている。図4は、偏心ローラ12の詳細構造を表す側断面図である。
この図4及び前述の図1において、軸心Oを中心とし分離ローラ4の大径部の外周面に当接する仮想ローラSを想定した場合、偏心ローラ12は、仮想ローラSの半径rより小さい半径を有し、軸心Oに対し偏心量eだけ偏心するように設けられている。そして、偏心ローラ12の外周面は、引込位相θ1における軸心Oからの距離dが仮想ローラSの半径rより小さく、突出位相θ2における軸心Oからの距離dが仮想ローラSの半径rより大きくなっている。また、偏心ローラ12の突出位相θ2は、繰出ローラ6の第1繰出ゴム部9の位相よりも後、かつ第2繰出ゴム部10の位相よりも前(言い換えれば、送出ローラ2の送出ゴム部11よりも前)となるように位置づけられている。
そして、例えば分離ローラ4に対して偏心ローラ12が引込位相θ1にある場合は、分離ローラ4の大径部の外周面と偏心ローラ12の外周面との間に空間が形成されるようになっている。一方、例えば分離ローラ4に対して偏心ローラ12が突出位相θ2にある場合は、分離ローラ4の大径部の外周面と偏心ローラ12の外周面とが近接するようになっている。このとき、偏心ローラ12の摩擦係数は分離ローラ4の摩擦係数より小さくなっているので、送出ローラ2と分離ローラ4との間に挿入された紙葉類Pを分離ローラ4によって戻し、その紙葉類Pの先端を所定位置(詳細には、分離ローラ4と偏心ローラ12による圧接が及ばなくなる上流側位置)に揃えるようになっている。
次に、本実施形態による紙葉類搬送装置の動作を説明する。前述の図1に示すように、集積された紙葉類Pの長さがそれぞれ異なり、2枚目の紙葉類P2の先端位置が1枚目の紙葉類P1の先端位置より搬送方向に距離Xずれている場合の動作について、図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)、図7(a)、及び図7(b)を用いて説明する。
まず、繰出ローラ6の第1繰出ゴム部9は、集積された紙葉類Pから分離するように1枚目の紙葉類P1を繰り出す。このとき、2枚目の紙葉類P2が連れ出されてしまうと、2枚目の紙葉類P2の先端が1枚目の紙葉類P1の先端より先に繰り出される。一方、分離ローラ4に対して偏心ローラ12が引込位相θ1にあり、分離ローラ4と偏心ローラ12との間には空間が形成される(図5(b)参照)。そのため、送出ローラ2と分離ローラ4との間に2枚の紙葉類P1,P2が同時に挿入される(図5(a)参照)。
その後、分離ローラ4に対して偏心ローラ12が突出位相θ2になり、分離ローラ4と偏心ローラ12とが近接する(図6(b)参照)。これにより、分離ローラ4が2枚の紙葉類P1,P2を戻し、それら紙葉類P1,P2の先端を所定位置に揃える(図6(a)参照)。
そして、紙葉類P1,P2の先端位置が揃っている状態なので、繰出ローラ6の第2繰出ゴム部10が1枚目の紙葉類P1だけを繰り出す。一方、分離ローラ4に対して偏心ローラ12が引込位相θ1にあり、分離ローラ4と偏心ローラ12との間には空間が形成される(図7(b)参照)。そのため、送出ローラ2と分離ローラ4との間に紙葉類P1が再挿入される。そして、送出ローラ2の送出部11が紙葉類P1を送り出し、例えば下流側の搬送ローラ等(図示せず)に受け渡す(図7(a)参照)。
このようにして本実施形態においては、送出ローラ2と分離ローラ4との間に紙葉類P1,P2を一旦挿入した後、偏心ローラ12が分離ローラ4に近接することによって分離ローラ4が紙葉類P1,P2を戻し、それら紙葉類P1,P2の先端を所定位置に揃えることができる。これにより、その後、繰出ローラ6の第2繰出ゴム部10によって送出ローラ2と分離ローラ4との間に1枚目の紙葉類だけを挿入することができ、重送を防止することができる。また、例えば上記特許文献1に記載の従来技術とは異なり、紙葉類Pの先端をローラ等に突き当てて揃えていないため、紙葉類Pの座屈を回避することができる。したがって本実施形態においては、紙葉類Pの座屈を回避しつつその先端位置を抑えることができ、重送を防止することができる。
また、本実施形態では、上述したタイミングで紙葉類Pを戻す動作を行わせているものの、分離ローラ4及び偏心ローラ12等を常時回転させる、すなわち間欠駆動させない構成としているため、高速駆動が可能である。また、間欠駆動させるための駆動モータを不要とし、安価に実現することができる。
なお、上記一実施形態においては、繰出ローラ6を略円柱構造とする場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば図8に示すように、分離ローラ4及び偏心ローラ12によって戻される紙葉類Pと接触しないように、繰出ローラ6の一部を切り欠くようにしてもよい。このような変形例では、分離ローラ4及び偏心ローラ12によって戻されるときに生じる可能性がある紙葉類Pの座屈を回避することができる。
また、上記一実施形態においては、第1繰出ゴム部9及び第2繰出ゴム部10を有する繰出ローラ6を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られず、第1繰出ゴム部9を有する繰出ローラと第2繰出ゴム部10を有する繰出ローラとを別々に設けてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、送出ローラ2の小径部として偏心ローラ12を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、偏心ローラ12に代えて、例えば図9に示すように、偏心ローラ12の突出位相θ2における外周部に相当する円弧部材13を設けてもよい。また、図示しないが、例えば分離ローラ4に近接するように可動する可動ローラを設けてもよい。このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、オーバラップ方式の紙葉類搬送装置に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、圧接方式の紙葉類搬送装置に適用してもよい。すなわち、例えば紙葉類を圧接して送り出す送出ローラ及び分離ローラとは異なる軸方向位置に、別の分離ローラ及びこの分離ローラの外周面に近接するように可動するローラ近接手段(偏心ローラ等)を設けてもよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態の概略構造を表す側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態の概略構造を表す上面図である。 図1中矢印A方向から見た送出ローラ及び分離ローラの側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態における偏心ローラの詳細構造を表す送出ローラ及び分離ローラの側断面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態における動作を説明するための側面図及び矢印B方向から見た側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態における動作を説明するための側面図及び矢印C方向から見た側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一実施形態における動作を説明するための側面図及び矢印D方向から見た側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の一変形例の概略構造を表す側面図である。 本発明の紙葉類搬送装置の他の変形例における円弧部材の詳細構造を表す送出ローラの側断面図である。
符号の説明
2 送出ローラ
4 分離ローラ
6 繰出ローラ
9 第1繰出ゴム部(第1繰出手段)
10 第2繰出ゴム部(第2繰出手段)
11 送出ゴム部(送出部)
12 偏心ローラ(ローラ近接手段)
13 円弧部材(ローラ近接手段)

Claims (6)

  1. 集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置であって、
    紙葉類の搬送方向に回転する送出ローラと、
    前記送出ローラに対向する位置に設けられ、前記紙葉類の搬送方向とは反対方向に回転する分離ローラと、
    集積された紙葉類から分離するように紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入する第1繰出手段と、
    前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入された紙葉類の先端を所定位置に戻すため、前記分離ローラの外周面に近接するように可動するローラ近接手段と、
    前記所定位置に戻された紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に再挿入する第2繰出手段とを備えたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類搬送装置において、前記送出ローラは、その外周面の一部に高摩擦となる送出部を設けており、前記送出ローラの送出部による紙葉類の送り出しと前記第2繰出手段による紙葉類の繰り出しとが同期することを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 請求項1記載の紙葉類搬送装置において、前記ローラ近接手段は、前記送出ローラの回転軸に対し偏心して設けた偏心ローラであり、前記第1繰出手段による紙葉類の繰り出し後かつ前記第2繰出手段による紙葉類の繰り出し前に、前記偏心ローラの外周面が前記分離ローラの外周面に近接することを特徴とする紙葉類搬送装置。
  4. 請求項1記載の紙葉類搬送装置において、前記第1繰出手段及び前記第2繰出手段は、同一の繰出ローラの外周面に設けたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  5. 請求項4記載の紙葉類搬送装置において、前記繰出ローラは、前記分離ローラ及び前記ローラ近接手段によって戻される紙葉類に接触しない構造であることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  6. 紙葉類の搬送方向に回転する送出ローラと前記送出ローラに対向する位置に設けた分離ローラとを用い、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送方法であって、
    集積された紙葉類から分離するように紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入する手順と、
    紙葉類の搬送方向とは反対方向に回転する前記分離ローラの外周面にローラ近接手段が近接するように可動し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に挿入された紙葉類の先端を所定位置に戻す手順と、
    前記所定位置に戻された紙葉類を繰り出し、前記送出ローラと前記分離ローラとの間に再挿入する手順とを有することを特徴とする紙葉類搬送方法。
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