JP2007070009A - 中間バッファ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送されてきた方向に対して直交する方向へ、用紙を、斜行させることなく、安定して再給紙することができる中間バッファ装置を提供すること。
【解決手段】 一次処理装置8から第1方向に搬送されてきた用紙10を、受け入れて積載しながら一時貯留し、二次処理装置9に向けて、第1方向に対して略直交する第2方向へ、1枚ずつ搬出する、中間バッファ装置1であって、積載面11上に用紙を受け入れるようになっており、積載面11を囲むガイド板が、用紙10の前縁101が当接するよう位置する、第1サイドガイド板2と、後縁102が当接するよう位置する、第2サイドガイド板3と、前縁103が当接するよう位置する、突き当てガイド板4と、後縁104が当接するよう位置する、後端ガイド板5と、であり、後端ガイド板5が、後縁104を間欠的に叩くよう、往復動作を行うようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理速度が異なる一次処理装置と二次処理装置との間に設けられ、一次処理装置から搬送されてきた用紙を、受け入れて積載しながら一時貯留し、二次処理装置の処理タイミングに合わせて再給紙する、中間バッファ装置、に関するものである。
特許文献1には、搬送されてきた用紙を受け入れて一時貯留し再給紙する装置が、示されている。また、特許文献1には、再給紙する方向に対して両側のガイド板が往復動作する構成が、示されている。一方、特許文献2には、受け入れた用紙の後縁を間欠的に叩くよう往復動作を行う後端ガイド板、を備えた排紙装置が、示されている。
特開昭60−26544号公報 特開昭57−151560号公報
ところで、一次処理装置から連続して第1方向に搬送されてきた用紙を、二次処理装置に向けて、第1方向に対して略直交する第2方向へ、再給紙する際においては、用紙が斜行しないように、再給紙を行う前に用紙を整える必要がある。
しかるに、特許文献1の装置は、搬送方向に対して略直交する方向に用紙を再給紙するものではなく、また、特許文献2の装置は、排紙装置であり、再給紙を行う装置ではないので、これらの装置の構成を採用して、上記必要性を満たすのは困難である。
本発明は、搬送されてきた方向に対して略直交する方向へ、用紙を、斜行させることなく、安定して再給紙することができる中間バッファ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、一次処理装置から連続して第1方向に搬送されてきた用紙を、受け入れて積載しながら一時貯留し、二次処理装置に向けて、第1方向に対して略直交する第2方向へ、最下層の用紙から1枚ずつ搬出する、中間バッファ装置であって、四方に位置するガイド板で囲まれた積載面上に用紙を受け入れるようになっており、四方に位置するガイド板が、用紙の第1方向の前縁が当接するよう位置する、第1サイドガイド板と、用紙の第1方向の後縁が当接するよう位置する、第2サイドガイド板と、用紙の第2方向の前縁が当接するよう位置する、突き当てガイド板と、用紙の第2方向の後縁が当接するよう位置する、後端ガイド板と、であり、後端ガイド板が、用紙の第2方向の後縁を間欠的に叩くよう、第2方向に往復動作を行うようになっていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第2サイドガイド板が、用紙の第1方向の後縁を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっているものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、後端ガイド板の上部が、第2方向の後方に向けて傾斜しており、後端ガイド板の上縁が、後端ガイド板が往動作した時でも搬送されてきた用紙の第1方向の後縁より常に第2方向の後方に位置しているものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、第1サイドガイド板が、用紙の第1方向の前縁を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっているものである。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、又は4に記載の発明において、上記ガイド板が、板バネからなっており、膨出部と偏部とを有する偏心ローラーを背部に備えており、上記ガイド板が、偏心ローラーの回転に伴って、偏心ローラーの膨出部がガイド板の背面に当接するたびに用紙の縁に向かって往動作し、膨出部がガイド板の背面から離れるたびに用紙の縁から離れる方向に復動作するようになっているものである。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、一次処理装置が、バースターであり、二次処理装置が、折り機又はシーラーであるものである。
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)一次処理装置から搬送されてきた用紙を、略直角に方向を変えて、二次処理装置へ再給紙できる。
(2)二次処理装置の処理速度に合わせたタイミングで再給紙させることにより、処理速度が異なる一次処理装置と二次処理装置との間において、一次処理装置の処理速度を維持したまま、二次処理装置の処理速度も維持できる。したがって、一次処理装置の処理速度が二次処理装置に比してかなり速い場合でも、二次処理装置に合わせて一次処理装置の処理効率を低減させる必要が無く、よって、一次処理装置を有効に使用できる。
(3)後端ガイド板が用紙の第2方向の後縁を間欠的に叩くよう第2方向に往復動作を行うので、用紙の第2方向の前縁を突き当てガイド板に突き当てて、用紙を突き当てガイド板に対して揃え、用紙が第2方向に対して斜めの状態となるのを防止できる。これにより、用紙が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙の斜行を防止できる。したがって、用紙を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)用紙の第1方向の前縁を第1サイドガイド板に突き当てて、用紙を第1サイドガイド板に対して揃え、用紙が第1方向に対して斜めの状態となるのを防止できる。これにより、用紙が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙の斜行を防止できる。したがって、用紙を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。
(2)用紙の第1方向の後縁が第2サイドガイド板に擦れることによって後縁側の落下が遅延するのを、防止できる。したがって、用紙の落下の遅延によって用紙が搬送されない事態が生じるのを、防止できる。
請求項3記載の発明によれば、積載面上に落下していく用紙の第2方向の後縁が、後端ガイド板の上縁に引っ掛かることはない。したがって、用紙を、円滑に落下させることができる。また、後端ガイド板の往復動作の周期を、後端ガイド板の上縁に用紙の上記後縁が引っ掛かることを考慮することなく、任意に設定できる。
請求項4記載の発明によれば、用紙の第1方向の前縁を第2サイドガイド板に突き当てて、用紙を第2サイドガイド板に対して揃え、用紙が第1方向に対して斜めの状態となるのを防止できる。これにより、用紙が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙の斜行を防止できる。したがって、用紙を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。
請求項5記載の発明によれば、極めて簡単且つ安価な構成によって、第1サイドガイド板、第2サイドガイド板、又は後端ガイド板を、往復動作させることができる。
請求項6記載の発明によれば、折り機やシーラーよりも処理速度がかなり速いバースターを、処理効率を低減させることなく、有効に使用できる。
図1は本発明の中間バッファ装置が一次処理装置と二次処理装置との間に設けられた状態を示す平面図である。一次処理装置8は、例えばバースターであり、二次処理装置9は、例えば折り機又はシーラーである。一次処理装置8と二次処理装置9とは処理速度が異なっている。
一次処理装置8には、搬送路81が連結されており、搬送路81は、一次処理装置8で処理された用紙を連続して第1方向(矢印X方向)へ搬送する。搬送路81は、複数本の搬送ベルト811上に用紙を載せて搬送するようになっている。各搬送ベルト811上には、用紙を押さえるための押さえローラー812が上方から載せられている。
中間バッファ装置1は、搬送路81の第1方向の前方に設けられている。中間バッファ装置1は、四方に位置するガイド板2、3、4、5で囲まれた積載面11上に用紙を受け入れて積載しながら一時貯留し、最下層の用紙から1枚ずつ第2方向(矢印Y方向)へ搬出するようになっている。第2方向は第1方向に対して略直交している。なお、略直交とは、90度はもちろん、80度や70度などの直角に近い斜めの角度も、含む概念である。
四方に位置するガイド板2、3、4、5は、用紙10の第1方向の前縁101に当接するよう位置する、第1サイドガイド板2と、用紙10の第1方向の後縁102に当接するよう位置する、第2サイドガイド板3と、用紙10の第2方向の前縁103に当接するよう位置する、突き当てガイド板4と、用紙10の第2方向の後縁104に当接するよう位置する、後端ガイド板5と、である。
図2は図1のII−II断面図である。中間バッファ装置1の積載面11は、補助ローラー111、底ガイド板112、及び複数の搬送ベルト113で、構成されている。搬送ベルト113は、端部ローラー114、115及び中間ローラー116に巻回されている。底ガイド板112と搬送ベルト113とは、略同じ高さに位置している。補助ローラー111は、底ガイド板112及び搬送ベルト113よりも少し高い位置にある。
突き当てガイド板4は、端部ローラー115に対向した給紙ローラー117の直前の位置に、立設されている。
後端ガイド板5は、板バネからなっており、下端51を支点として第2方向の前後方向に(矢印Y1に示すように)変位可能な状態で設けられている。そして、後端ガイド板5の背部には、偏心ローラー55が配設されている。偏心ローラー55は、図2のIII−III断面図に示すように、膨出部551及び偏部552を有している。後端ガイド板5は、偏心ローラー55の回転に伴って、図3の一点鎖線で示すように膨出部551が後端ガイド板5の背面に当接するたびに第2方向の前方に向かって往動作し、図3の実線で示すように膨出部551が後端ガイド板5の背面から離れるたびに第2方向の後方に向かって復動作するようになっている。往動作した後端ガイド板5の位置は、積載面11上に落下していく用紙10の後縁104に強く当接する位置に、設定されている。したがって、後端ガイド板5は、搬送されてきた用紙10の後縁104を間欠的に叩くよう、第2方向に往復動作を行うようになっている。
そして、後端ガイド板5の上部52は、第2方向の後方に傾斜している。この傾斜によって、後端ガイド板5の上縁521は、往復動作を行っている間においても、搬送されてくる用紙10の後縁104よりも平面視において常に後方に位置している。
図4は図1のIV−IV断面図である。第1サイドガイド板2及び第2サイドガイド板3は、第2方向に沿って立設されている。
第2サイドガイド板3は、板バネからなっており、図4のV−V断面図である図5に示すように、前端31を支点として第1方向の前後方向に(矢印X1に示すように)変位可能な状態で設けられている。第2サイドガイド板3は、凹部32を有しており、凹部32の前方には固定サイドガイド板33が配設されている。固定サイドガイド板33の前面331は、変位前の第2サイドガイド板3の凹部32以外の前面30と、同一面を構成している。
第2サイドガイド板3の背部には、偏心ローラー57が配設されている。偏心ローラー57は、図5に示すように、膨出部571及び偏部572を有している。第2サイドガイド板3は、偏心ローラー57の回転に伴って、膨出部571が第2サイドガイド板3の背面に当接するたびに第1方向の前方に向かって往動作し、膨出部571が第2サイドガイド板3の背面から離れるたびに第1方向の後方に向かって復動作するようになっている。往動作した第2サイドガイド板3の位置は、積載面11上に落下していく用紙10の後縁102に強く当接する位置に、設定されている。したがって、第2サイドガイド板3は、搬送されてきた用紙10の後縁102を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっている。
なお、後端ガイド板5の背部の偏心ローラー55と、第2サイドガイド板3の背部の偏心ローラー57とは、1つの駆動モータ(図示せず)に連結したプーリー56、58(図2、図4)を介して、同時に駆動されるようになっている。
更に、搬送ベルト113の上方には、用紙10の積載量の上限を検知する上限センサー71が設けられている。また、給紙ローラー117と二次処理装置9との間には、用紙10の通過を検知する通過センサー72が設けられている。なお、二次処理装置9内には、中間バッファ装置1から送り出されてきた用紙10を搬送する各一対の搬送ローラー95、96や、用紙10の通過を検知する通過センサー97が、設けられている。
なお、偏心ローラー55、後端ガイド板5、補助ローラー111、及び底ガイド板112は、用紙10の、厚さ、大きさ等に応じて、それぞれ、上下方向や第2方向の前後方向に、位置調節可能となっている。
上記構成の中間バッファ装置1は、次のように作動する。
一次処理装置8で処理された用紙10が、図1に示すように、搬送路81上に載って第1方向(矢印X方向)へ搬送され、搬送路81の第1方向の前端を過ぎると、用紙10は、図4に示すように、中間バッファ装置1の積載面11上に落下していく。用紙10が連続して搬送されてくると、用紙10は、積載面11上に連続して落下していき、積載されていく。そして、用紙10は、積載されながら積載面11上に一時貯留され、最下層の用紙10が、搬送ベルト113によって、第2方向(矢印Y方向)へ搬送される。すなわち、用紙10は、二次処理装置9へ再給紙される。
したがって、中間バッファ装置1によれば、一次処理装置8から搬送されてきた用紙10を、略直角に方向を変えて、二次処理装置9へ再給紙できる。
また、中間バッファ装置1においては、搬送ベルト113が、二次処理装置9の処理速度に合わせたタイミングで、作動するようになっている。したがって、中間バッファ装置1によれば、処理速度が異なる一次処理装置8と二次処理装置9との間において、一次処理装置8の処理速度を維持したまま、二次処理装置9の処理速度も維持できる。
特に、一次処理装置8がバースターである場合には、一次処理装置8において速い処理速度で用紙が処理され、用紙10は、搬送路81上で部分的に重なるような状態で次々と搬送されていく。一方、二次処理装置9が折り機である場合には、二次処理装置9の処理速度は、折り数が多いほど遅くなり、バースターに比べれば、一般にかなり遅い。二次処理装置9がシーラーである場合も、同様である。しかるに、上記構成の中間バッファ装置1によれば、一次処理装置8の処理速度を維持したまま、二次処理装置9の処理速度に合ったタイミングで、用紙10を再給紙できるので、二次処理装置9に合わせて一次処理装置8の処理効率を低減させる必要が無い。したがって、特にバースターのような高い処理効率を有する装置を有効に使用できる。
また、上記作動において、用紙10が積載面11上に落下していく際には、図3に示すように、後端ガイド板5が、偏心ローラー55の回転によって、往復動作している。このため、落下途中の用紙10の後縁104が、後端ガイド板5によって叩かれる。これにより、図2に示すように、用紙10の前縁103が、突き当てガイド板4に突き当てられる。したがって、用紙10は、突き当てガイド板4に対して揃えられることとなり、第2方向に対して斜めの状態となるのが防止される。これにより、用紙10が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙10の斜行を防止できる。したがって、用紙10を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。
しかも、後端ガイド板5の上縁521が、後端ガイド板5が往復動作を行っている間においても、搬送されてくる用紙10の後縁104よりも平面視において常に後方に位置しているので、積載面11上に落下していく用紙10の後縁104が、後端ガイド板5の上縁521に引っ掛かることはない。したがって、用紙10を、円滑に落下させることができる。また、後端ガイド板5の往復動作の周期を、後端ガイド板5の上縁521に用紙10の後縁104が引っ掛かることを考慮することなく、任意に設定できる。
なお、後端ガイド板5の往復動作の周期は、用紙10が積載面11上にて落下を始めて積載面11上に積載されて搬出されるまでの間に、少なくとも1回は往復動作するよう、設定されている。
また、上記作動において、用紙10が積載面11上に落下していく際には、用紙10は、図4に示すように、前縁101側が斜め下向きになって、前縁101が第1サイドガイド板2に当接し、後縁102が第2サイドガイド板3に擦れながら、落下していく。このとき、中間バッファ装置1においては、第2サイドガイド板3が、偏心ローラー57の回転によって、往復動作している。このため、落下途中の用紙10の後縁102が、第2サイドガイド板3によって叩かれる。
これにより、用紙10の前縁101が、第1サイドガイド板2に突き当てられる。したがって、用紙10は、第1サイドガイド板2に対して揃えられることとなり、第1方向に対して斜めの状態となるのが防止される。これにより、この点からも、用紙10が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙10の斜行を防止できる。したがって、用紙10を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。
しかも、第2サイドガイド板3は、往復動作によって、用紙10の後縁102を叩くので、用紙10の後縁102が第2サイドガイド板3に擦れることによって後縁102側の落下が遅延するのを、防止できる。したがって、用紙10の落下の遅延によって用紙10が搬送されない事態が生じるのを、防止できる。
なお、第2サイドガイド板3の往復動作の周期は、用紙10が積載面11上にて落下を始めて積載面11上に積載されるまでの間に、少なくとも1回は往復動作するよう、設定されている。
また、上記構成の中間バッファ装置1によれば、第2サイドガイド板3や後端ガイド板5を往復動作させる構成として、第2サイドガイド板3や後端ガイド板5を板バネとし且つ偏心ローラー55、57を用いるだけであるので、極めて簡単且つ安価な構成によって、第2サイドガイド板3や後端ガイド板5を往復動作させることができる。
また、上記構成の中間バッファ装置1においては、補助ローラー111が底ガイド板112及び搬送ベルト113よりも少し高い位置に設けられているので、図2に示すように、積載面11上に落下した用紙10は、第2方向の後部が補助ローラー111によって持ち上げられて搬送ベルト113に向かって下がるように傾斜した状態となる。このため、用紙10は、搬送ベルト113上にしっかりと載ることとなり、また、第2方向の前方へ付勢された状態となる。したがって、中間バッファ装置1によれば、用紙10を搬送ベルト113によって確実に搬送できる。
なお、上記作動において、用紙10が積載面11上に次々と積載されていき、用紙10の積載量が予め設定した上限に到達すると、上限センサー71がそれを検知し、一次処理装置8の作動が停止させられる。また、通過センサー72、97が、用紙10の通過を所定時間以上検知しなくなると、用紙10のジャムが発生したものとみなして、中間バッファ装置1及び二次処理装置9が停止させられる。
なお、上記構成の中間バッファ装置1は、次のような変形構造を任意に採用できる。
(1)第1サイドガイド板2を、第2サイドガイド板3の場合と同様の構成によって往復動作するように、設定する。すなわち、第1サイドガイド板2が、用紙10の第1方向の前縁101を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっている。これによれば、用紙10の後縁102が、第2サイドガイド板3に突き当てられる。したがって、用紙10は、第2サイドガイド板3に対して揃えられることとなり、第1方向に対して斜めの状態となるのが防止される。これにより、この点からも、用紙10が斜めの状態で再給紙されること、すなわち、用紙10の斜行を防止できる。したがって、用紙10を、ジャムを生じさせることなく、安定して再給紙できる。なお、この場合、第2サイドガイド板3は、往復動作するように設定されていなくてもよい。
(2)用紙10を搬送ベルト113の表面に吸着するための、吸引機構を設ける。これによっても、用紙10を搬送ベルト113によって確実に搬送できる。なお、この場合は、補助ローラー111は設けなくてもよい。
(3)第1サイドガイド板2と第2サイドガイド板3との間の距離は、一方又は両方を互いに対して可動とすることによって、調節可能である。これによれば、一次処理装置8から搬送されてくる用紙10の第1方向の寸法が変更されても、対応することができる。
(4)突き当てガイド板4と後端ガイド板5との間の距離は、一方又は両方を互いに対して可動とすることによって、調節可能である。これによれば、一次処理装置8から搬送されてくる用紙10の第2方向の寸法が変更されても、対応することができる。
(5)後端ガイド板5が往復動作するものであれば、第1サイドガイド板2及び第2サイドガイド板3は往復動作するものでなくてもよい。
(6)中間バッファ装置1を、一列に並んだ一次処理装置8と二次処理装置9との間に、それらと一列に並ぶよう設けた場合でも、再給紙の方向を変えることができないこと以外は、上記構成の中間バッファ装置1と同様の効果を発揮できる。
本発明の中間バッファ装置は、搬送されてきた方向に対して略直交する方向へ、用紙を、斜行させることなく、安定して再給紙することができるので、印刷業界などにおいて利用価値が大である。
本発明の中間バッファ装置が一次処理装置と二次処理装置との間に設けられた状態を示す平面図である。 図1のII−II断面図である。 図2のIII−III断面図である。 図1のIV−IV断面図である。 図4のV−V断面図である。
符号の説明
1 中間バッファ装置 10 用紙 101、103 前縁 102、104 後縁 11 積載面 2 第1サイドガイド板 3 第2サイドガイド板 4 突き当てガイド板 5 後端ガイド板 52 (後端ガイド板の)上部 521 上縁 55、57 偏心ローラー 551、571 膨出部 552、572 偏部

Claims (6)

  1. 一次処理装置から連続して第1方向に搬送されてきた用紙を、受け入れて積載しながら一時貯留し、二次処理装置に向けて、第1方向に対して略直交する第2方向へ、最下層の用紙から1枚ずつ搬出する、中間バッファ装置であって、
    四方に位置するガイド板で囲まれた積載面上に用紙を受け入れるようになっており、
    四方に位置するガイド板が、
    用紙の第1方向の前縁が当接するよう位置する、第1サイドガイド板と、
    用紙の第1方向の後縁が当接するよう位置する、第2サイドガイド板と、
    用紙の第2方向の前縁が当接するよう位置する、突き当てガイド板と、
    用紙の第2方向の後縁が当接するよう位置する、後端ガイド板と、であり、
    後端ガイド板が、用紙の第2方向の後縁を間欠的に叩くよう、第2方向に往復動作を行うようになっていることを特徴とする中間バッファ装置。
  2. 第2サイドガイド板が、用紙の第1方向の後縁を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっている、請求項1記載の中間バッファ装置。
  3. 後端ガイド板の上部が、第2方向の後方に向けて傾斜しており、後端ガイド板の上縁が、後端ガイド板が往動作した時でも搬送されてきた用紙の第1方向の後縁より常に第2方向の後方に位置している、請求項1記載の中間バッファ装置。
  4. 第1サイドガイド板が、用紙の第1方向の前縁を間欠的に叩くよう、第1方向に往復動作を行うようになっている、請求項1記載の中間バッファ装置。
  5. 上記ガイド板が、板バネからなっており、膨出部と偏部とを有する偏心ローラーを背部に備えており、
    上記ガイド板が、偏心ローラーの回転に伴って、偏心ローラーの膨出部がガイド板の背面に当接するたびに用紙の縁に向かって往動作し、膨出部がガイド板の背面から離れるたびに用紙の縁から離れる方向に復動作するようになっている、請求項1、2、又は4に記載の中間バッファ装置。
  6. 一次処理装置が、バースターであり、二次処理装置が、折り機又はシーラーである、請求項1記載の中間バッファ装置。
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